JPH02194208A - 潅水制御装置 - Google Patents

潅水制御装置

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Publication number
JPH02194208A
JPH02194208A JP1210489A JP1210489A JPH02194208A JP H02194208 A JPH02194208 A JP H02194208A JP 1210489 A JP1210489 A JP 1210489A JP 1210489 A JP1210489 A JP 1210489A JP H02194208 A JPH02194208 A JP H02194208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
water
float
opening
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP1210489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Shimo
下 嘉男
Mitsuo Yamashita
光男 山下
Murao Arata
村雄 荒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1210489A priority Critical patent/JPH02194208A/ja
Publication of JPH02194208A publication Critical patent/JPH02194208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、灌水制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、用水路から水田内への水の供給と停止を人手
によることなく自動で行なって、常に水田内の水量を一
定に保ち得るようにするとともに、水の浪費等を防止す
るようにした、灌水制御装置の1つをあられしている。
この装置は、内部が空間になっていて水田13内に埋め
込まれる本体1を備えている。同本体lには、側方に向
く取水口2と上方に向く開閉口3の2つの口が開口して
いる。本体lの上側にはフロート4が位置するとともに
、同本体1の内部空間には開閉弁が配置されている。前
記フロート4は、被潅水部たる水田13内の水面18に
浮かび同水位の変動に追従して昇降し得るようになって
いる。このフロート4は球状であるとともに、その中心
には、前記補助弁6を下端に備えた可動軸7が差し込ま
れている。可動軸7は、結合手段8でフロート4に対し
て取付位置を調節し得るようになっている。同フロート
4は外周のガイドピン10.10が本体1の上面から突
出するガイド11,11に案内されることで定位置で垂
直に昇降し得るようになっている。前記開閉弁は主弁5
と補助弁6よりなり、主弁5は水抜き孔9・・・を有し
て補助弁6に単に載り掛かって設けられている。そして
、用水路14内の水位16は高くなっており、同用水路
14の側面から水田13側に通された管の一端部と前記
本体1の取水口2間には、エルボおよび直管でなる他の
管15が接続されている。前記用水路14を流れる用水
は、その水位16と本体1間の高低差によって連通管1
2の一端たる出水口17から流出し、管15を通って取
水口2より本体1内に流れ込む。本体1内の用水の浮力
によりフロート4は上方へ押し上げられ、開閉口3が開
く。この開閉口3からの用水は、水田13へ流入する。
フロート4と補助弁6とが可動軸7に固定されているた
め、フロート4の上昇に伴って補助弁6も上昇する。主
弁5も補助弁6に支持されているので、フロート4の上
昇に連動して上昇する。水田13の水位18が所定の高
さになると、開閉弁3を下方から閉鎖し、水田13への
水の供給は停止する。水田13の水位18の設定は、結
合手段8による可動軸7への固定位置の選択により変更
させることができる。すなわち、フロート4の下面と主
弁5の上面との距離を調節することで、所定の水位に設
定することができる。この状態から水田13の水位18
が下がった場合には、フロート4が下降し、補助弁6も
フロート4に連動して下降する。しかし、主弁5は直ぐ
には下降しない。これは、主弁5下方からの用水の水圧
による。この水圧を低減させるため、前記水抜き孔9が
機能する。補助弁6が下降すると、補助弁6と主弁5間
から水抜き孔9を通して主弁5の上面へ湧出する。
このことにより、主弁5の押し上げ水圧は低減し、主弁
5は、その自重とフロート4の押圧によって下降する。
主弁5の下降によって、再び、開閉口3が開き、用水は
水田13に流入するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記灌水制御装置は、取水口2が本体lの下
側に位置するため、同取水口2と前記連通管12間の高
低差がやや大きくなり、その結果、これらの間は変曲し
た管15で接続されることになって、その接続作業がや
りにくいとともに、管15内に異物が詰まってメンテナ
ンスをする必要がある場合にあっても、前記高低差によ
り作業性が悪かった。同制御装置は、その上面が水田1
3の面とほぼ同一レベルになるように埋め込まれるが、
水面18が上昇したときには水田内の泥や水面に浮かぶ
ゴミ類が開閉口3に流れ込み、これらにより開閉弁の作
動不良を招いて、水田13内の水位18が一定に得られ
なくなる等の支障が生じることがある。前記フロート4
は、一定径をしたものがいずれの装置にも使用されその
後も変更なくそのまま使われるようなものであったので
、用水路14と水田13の両水位16.18の差が小さ
いときは開閉弁5,6にかかる水圧が余り大きくならず
にフロート4の押下げ力がこれに打ち勝つようになるが
、両水位16.18の差が大きいときには、開閉弁にか
かる水圧が太き(なって同じフロート4では開閉弁5,
6を押し下げ得ないときがある。その結果、作動不良を
招いて、水田13内への水の供給量が不足するようなこ
とがある。
前記事情に鑑みて、この発明の課題とするところは、用
水源と本体との接続作業が簡単に行えるとともにメンテ
ナンスに際しての作業性にも優れるようにし、作動不良
になるのを防止して、装置の設置後に安定して作動でき
るようにするとともに、被灌水部内への水の供給不足が
生じないようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明にかかる灌水制御装
置は、内部が空間になっているとともに用水源からの水
を導く管が接続される取水口と前記内部空間の上方に開
口する開閉口の2つの口を有する本体と、同本体の上方
に位置して被灌水部内の水面に浮かび同水位の変動に追
従して昇降し得るようになっているフロートと、前記本
体内に位置していて前記フロートに連動して昇降し前記
開閉口を開閉し得るようになっている開閉弁を備えてい
る灌水制御装置において、前記取水口の口部は、前記本
体の上位に同本体と一体となるように筒状に突出して設
けられているとともに、前記フロートは、前記開閉弁の
開放力が異なるものになるように大小に変更し得るよう
になっており、かつ、前記本体の上部には、同本体の上
方からみて前記開閉口を囲むように本体と一体の異物排
除手段が設けられている。
〔作   用〕
取水口の口部が、本体の上位に同本体と一体となるよう
に筒状に突出して設けられていると、同口部が上方から
の作業のしやすい位置にくるので、取水口への管の接続
がしやすくなる。前記フロートは、前記開閉弁の開放力
が異なるものになるように大小に変更し得るようになっ
ていると、フロートを大きくした場合は押し下げ力が強
く、小さくした場合には押し下げ力が小さくなり、たと
えば、用水源と被潅水部の水位差が大きくなって開閉弁
に大きな水圧がかかるような場合でも開弁が確実に開か
れるようになる。前記本体の上部には、同本体の上方か
らみて前記開閉口を囲むように異物排除手段が設けられ
ていると、泥等の異物が開閉口に入らないようになり、
開閉弁と開閉口間、ならびにフロートと本体間等への異
物の詰まりがなくなって開弁の閉止ならびにフロートの
昇降動作が確実に得られる。
〔実 施 例〕
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第3図は、この発明にかかる灌水制御装置
の一実施例をあられしている。この灌水制御装置は、こ
れらの図にみるように、内部が空間になっていて水田4
3内に埋め込まれる本体31を備えている。同本体31
はプラスチックあるいは金属材料等からなり、この本体
31には、側方に向く取水口32と上方に向(開閉口3
3の2つの口が開口している。本体31の上側にはフロ
ート34が位置するとともに、同本体31の内部空間に
は開閉弁が配置されている。前記フロート34は、被潅
水部たる水田43内の水面48に浮かび同水位の変動に
追従して昇降し得るようになっている。このフロート3
4の中心には、前記補助弁36を下端に備えた可動軸3
7が差し込まれている。可動軸37は、結合手段38で
フロート34に対して取付位置を調節し得るようになっ
ている。同フロート34は、フロート34の2個所に開
けられた通孔34a、34aに本体34から突出する2
本のガイド41.41が挿通されて摺動することで定位
置で垂直に昇降し得るようになっている。前記開閉弁は
主弁35と補助弁36よりなり、主弁35は水抜き孔3
9・・・を有して補助弁36に単に載り掛かって設けら
れている。そして、前記用水路44を流れる用水は、そ
の水位46と本体31間の高低差によって連通管42の
一端たる出水口47から流出し、管45を通って取水口
32より本体31内に流れ込む。本体31内の用水の浮
力によりフロート34は上方へ押し上げられ、開閉口3
3が開く。この開閉口33からの用水は、水田43へ流
入する。フロート34と補助弁36とが可動軸37に固
定されているため、フロート34の上昇に伴って補助弁
36も上昇する。主弁35も補助弁36に支持されてい
るので、フロート34の上昇に連動して上昇する。水田
43の水位48が所定の高さになると、開閉弁33を下
方から閉鎖し、水田43への水の供給は停止する。水田
43の水位48の設定は、結合手段38による可動軸3
7への固定位置の選択により変更させることができる。
すなわち、フロート34の下面と主弁35の上面との距
離を調節することで、所定の水位に設定することができ
る。この状態から水田43の水位48が下がった場合に
は、フロート34が下降し、補助弁36もフロート34
に連動して下降する。しかし、主弁35は直ぐには下降
しない。これは、主弁35下方からの用水の水圧による
。この水圧を低減させるため、前記水抜き孔39が機能
する。補助弁36が下降すると、補助弁36と主弁35
間から水抜き孔39を通して主弁35の上面へ湧出する
。このことにより、主弁35の押し上げ水圧は低減し、
主弁35は、その自重とフロート34の押圧によって下
降する。主弁35の下降によって、再び、開閉口33が
開き、用水は水田43に流入するようになっている。
ところで、前記取水口32の口部32aは、前記本体3
1の上位に同本体31と一体になるようにしてやや長め
の筒状として突出している。同取水口32の口部32a
と前記連通管42の一端部とを接続する管45は、金属
管、固形樹脂管あるいはフィルム状の管を用いた1本の
ものでなっている。前記フロート34は基本フロートと
され、同基本フロート34の両側には、小さい補助フロ
ー)34’、34’が複数の止め具50・・・により同
レベルになるように着脱自在に取付けられるようになっ
ている。これは、前記開閉弁の開放力(押下げ力)を異
なるものにするためである。前記本体の上部には、同本
体31の上方からみて前記開閉口33を囲むように本体
31と一体の立上り部51が設けられている。同立上り
部51は水田43の面から立上るようになる。同立上り
部51の上部からは、上方からみて矩形をした網状のフ
ェンス52が突出している。このフェンス52も補助立
上り部として前記異物排除手段を構成している。なお、
前記連通管42の用水路44例の一端内部にはフィルタ
ー53が着脱自在に設けられている。
前記のように、この発明にかかる灌水制御装置は、取水
口の口部が、本体の上位に同本体と一体となるように筒
状に突出して設けられているので、同口部が上方からの
作業のしやすい位置にくるので、取水口への管の接続が
しやすくなる。これにより、用水源と本体との接続作業
が簡単に行えるとともにメンテナンスに際しての作業性
にも優れるようになる。前記フロートは、前記開閉弁の
開放力が異なるものになるように大小に変更し得るよう
になっているので、フロートを大きくした場合は押し下
げ力が強く、小さくした場合には押し下げ力が小さくな
り、たとえば、用水源と被潅水部の水位差が太き(なっ
て開閉弁に大きな水圧がかかるような場合でも向弁が確
実に開かれるようになる。これにより、作動不良になる
のが防止されて、装置の設置後に開閉弁が安定して作動
できるようになるとともに、前記本体の上部には、同本
体の上方からみて前記開閉口を囲むように異物排除手段
が設けられているので、泥等の異物が開閉口に入らない
ようになり、開閉弁と開閉口間、ならびにフロートと本
体間等への異物の詰まりがなくなって向弁の閉止ならび
にフロートの昇降動作が確実に得られる。これにより、
被灌水部内への水の供給不足が生じないようになる。
なお、前記異物排除手段は立上り部およびフェンスより
なっていたが、立上り部のみで構成されていてもよい。
〔発明の効果〕
この発明にかかる灌水制御装置は、以上のように構成さ
れているため、用水源と本体との接続作業が簡単に行え
るとともにメンテナンスに際しての作業性にも優れるよ
うになり、作動不良になるのが防止されて、装置の設置
後に安定して作動できるようになるとともに、被灌水部
内への水の供給不足が生じないようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる灌水制御装置の一実施例をあ
られす断面図、第2図は同フロートをあられす平面図、
第3図はフェンスをあられす斜視図、第4図は従来の灌
水制御装置の1例をあられす断面図である。 31・・・本体 32・・・取水口 32a・・・口部
 33・・・開閉口 34.34”・・・フロート 4
3・・・水田(被潅水部) 44・・・用水路(用水源
)45・・・管 48・・・水田の水位 51.52・
・・異物排除手段 代理人 弁理士  松 本 武 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部が空間になっているとともに用水源からの水を
    導く管が接続される取水口と前記内部空間の上方に開口
    する開閉口の2つの口を有する本体と、同本体の上方に
    位置して被灌水部内の水面に浮かび同水位の変動に追従
    して昇降し得るようになっているフロートと、前記本体
    内に位置していて前記フロートに連動して昇降し前記開
    閉口を開閉し得るようになっている開閉弁を備えている
    灌水制御装置において、前記取水口の口部は、前記本体
    の上位に同本体と一体となるように筒状に突出して設け
    られているとともに、前記フロートは、前記開閉弁の開
    放力が異なるものになるように大小に変更し得るように
    なっており、かつ、前記本体の上部には、同本体の上方
    からみて前記開閉口を囲むように本体と一体の異物排除
    手段が設けられていることを特徴とする灌水制御装置。
JP1210489A 1989-01-21 1989-01-21 潅水制御装置 Pending JPH02194208A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1210489A JPH02194208A (ja) 1989-01-21 1989-01-21 潅水制御装置

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JP1210489A JPH02194208A (ja) 1989-01-21 1989-01-21 潅水制御装置

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JPH02194208A true JPH02194208A (ja) 1990-07-31

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ID=11796260

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JP1210489A Pending JPH02194208A (ja) 1989-01-21 1989-01-21 潅水制御装置

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JP (1) JPH02194208A (ja)

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