JPH02193504A - 搬送体移送装置 - Google Patents

搬送体移送装置

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JPH02193504A
JPH02193504A JP917089A JP917089A JPH02193504A JP H02193504 A JPH02193504 A JP H02193504A JP 917089 A JP917089 A JP 917089A JP 917089 A JP917089 A JP 917089A JP H02193504 A JPH02193504 A JP H02193504A
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JP
Japan
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shaft
electromagnets
slider
electromagnet
longitudinal direction
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Pending
Application number
JP917089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Iwazawa
岩沢 祥行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH02193504A publication Critical patent/JPH02193504A/ja
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  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、搬送体を所定の場所に移送する搬送体移送
装置に係り、特に、クリーンルーム内において好適に使
用される搬送体移送装置に関するものである。
「従来の技術」 周知の如(、半導体等塵埃を極端に嫌う機器、あるいは
薬品、食物等微生物を極端に嫌う物質は、クリーンルー
ムと呼ばれる空間内で一般的に製造される。クリーンル
ームとは、その領域内を浮遊する塵埃、微生物等の粒子
の径及び個数が一定のレベル内とされた高清浄度な雰囲
気に維持された空間である。
クリーンルーム内を一定の高清浄度な雰囲気に維持する
ためには、空調機等により内部を浮遊する粒子を捕獲す
ることは勿論、クリーンルーム内において可能な限り塵
埃等の発生を抑制することが必要である。従って、クリ
ーンルーム内部に配置される設備等には、このような発
塵対策が施されたものが必要となる。
第6図は、従来のクリーンルーム内に設置される搬送体
移送装置の例を示す図である。この搬送体移送装置は、
半導体製造工程におけるウェハ等の製造物の搬送に使用
されるものであり、図中、符号1は断面路I字状の磁性
体からなる軌道であり、この軌道1上には、これを覆う
ように断面略C字状のスライダ2が配置されている。こ
のスライブ2上には、クリーンルーム内を移送すべき製
造物等が搭載される。スライダ2の両裾部2a、2a内
方には、前記軌道1に相対向する浮上用電磁石3.3が
設けられている。また、スライダ2の両測部内方には、
前記軌道lの両側面に相対向する移動用電磁石4.4が
設けられている。
そして、浮上用電磁石3.3を励磁することで、これら
と軌道1との間の吸引力を利用してスライダ2を浮上さ
せると共に、移動用電磁石4.4により進行磁界を発生
させることで、スライダ2を軌道1に沿って移動させる
。これにより、スライダ2上に搭載された製造物等が所
定の場所に移送される。
この場合、スライダ2上に搭載される製造物等の積載荷
重の変化に対応して、浮上用電磁石3.3による吸引力
の制御を行う必要がある。これは、浮上用電磁石3と軌
道1との間の間隙を測定する位置センサ5.5及びスラ
イダ2上に搭載された制御回路6によって行われる。ま
た、浮上用電磁石3.3への電源供給は、外部から集電
子(ブラシ)等を用いて給電すると発塵の原因となるの
で、スライダ2内に搭載したバッテリー7.7から行う
構成となっている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、前記従来の如(、スライダ2浮上のため
の電源供給をバッテリー7.7に依存した構成とすると
、スライダ2上に搭載しうる)寸・ソテリー7の容量に
限界があるため、その寿命が通常40〜150分程度と
短く、しかも浮上用電磁石3.3による磁力も15kg
程度と小さい。従って、スライダ2上に搭載しうる製造
物等の重量に限界があり、クリーンルーム内での実際の
適用が困難な状況にあった。
この発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、塵埃
の発生を極力抑制した状態での外部からの給電を可能と
することで、クリーンルーム内で十分実用に耐えうる搬
送物移送装置の提供を目的としている。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明は、磁性体からなる軸を有する搬送体と
、この搬送体の軸の長手方向に所定間隔を置いて設けら
れ、この軸を浮上させた状態で保持する浮上用電磁石と
、軸の長手方向に所定間隔を置いて設けられた磁石と、
これら磁石に相対向して設けられ、前記軸の長手方向に
沿う移動及び制動を行う移動用電磁石とを備えた搬送体
移送装置を構成することで、前記課題を解決せんとして
いる。
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図は、この発明の搬送体移送装置をク
リーンルーム内のロボット移送に用いた一実施例を示す
図である。図中、符号11は磁性体からなる断面円形の
軸であり、この軸11には、その側面下方に断面T字状
のノ)ンガー12が設けられていると共に、このハンガ
ー12には図示されない吊下形のロボットが取り付けら
れている。
そして、これら軸11、ハンガー12及びロボット全体
として、クリーンルーム内を移送すべき搬送物が構成さ
れている。
また、クリーンルームの天井等(図示路)には、軸11
の長手方向に等間隔を置いて浮上用電磁石13.13、
・・・が複数個設けられている。この浮上用電磁石13
は、第2図に示すように、円筒状の磁性体からなるヨー
ク14に6極のポール15.15、・・・が形成され、
かつ、これらポール15、・・・にコイル(図示路)が
巻回されて構成されている。また、ヨーク14は、前記
ハンガー12に対応する部分が切欠かれて形成されてい
る。これら浮上用電磁石13.13、・・・は、前記軸
11の全長が3つの電磁石13.13、・・・間の間隔
より若干長くなるように、その配置間隔が設定されてい
る。
さらに、前記軸11には、第3図に示すように、その全
長を略3等分する位置の両側面に永久磁石16.16、
・・・がそれぞれ嵌め込まれている。この永久磁石16
は、その極が軸11の長手方向に沿って配置され、かつ
、これら全ての永久磁石16.16、・・・の極の方向
が一致されている。
そして、前記浮上用電磁石13.13、・・・の間には
、永久磁石16.16、・・・に相対向する位置に移動
用電磁石17.17、・・・が複数個配置されている。
この移動用電磁石17は、励磁されたときの磁力線の方
向が前記軸11の長手方向に略−致するように、その構
造及び配置方向が決定されている。また、これら移動用
電磁石17、・・・の配置間隔は、永久磁石16、・・
・間の配置間隔と路間−とされている。
そして、以上示した軸11、ノ1ンガー12、浮上用電
磁石13、・・・、永久磁石16、・・・及び移動用電
磁石17、・・・により、この発明の一実施例たる搬送
体移送装置が構成されている。なお、これら浮上用電磁
石13、・・・及び移動用電磁石17、・・・には、ク
リーンルーム内の商用電源から電源が供給される構成と
なっている。
次に、以上のような構成を有する搬送体移送装置の作用
について説明する。
まず、軸11を非接触状態で保持するために、浮上用電
磁石13.13、・・・に電源を供給して励磁する。こ
れにより、電磁石13、・・・のポール16、・・・及
び軸11の周縁部には、第2図に示すような磁力線の閉
回路が形成され、これらの間に吸引力が発生することで
、軸11が電磁石13、・・・の中央部において非接触
状態で(すなわち浮上した状態で)保持される。
次に、吊下形ロボットが取り付けられた軸11をその長
手方向に沿って移動させるには、例えば第1図において
軸11を紙面の左方から右方へ移動させるには、最左端
の移動用電磁石17.17を励磁して、これらと永久磁
石16.16との間に反発力を生じさせる。これにより
、軸11はその長手方向への力を受け、紙面の左方から
右方へと移動する。そして、軸11の最左端の永久磁石
16.16が次の移動用電磁石17.17に相対向する
位置にまで移動したら、第2図に示すように、これら移
動用電磁石17.17を励磁して、さらに軸11を右方
へと移動させる。また、軸11を右方から左方へと移動
させるには、逆に軸11の右端の電磁石との間に反発力
が生じるように移動用電磁石17.17を励磁すればよ
い。
そして、このように移動している軸11を停止させるに
は、軸11の左端の永久磁石16.16が停止箇所付近
の移動用電磁石17.17に相対向する位置まで移動し
た段階で、これら移動用電磁石17.17を励磁するこ
とで、永久磁石16.16との間の吸引力を生じさせる
。これにより、軸11は移動方向と反対の長手方向に沿
う力を受け、励磁された電磁石17.17付近で停止す
ることになる。
従って、この実施例の搬送物移送装置によれば、吊下形
ロボ・7トが取り付けられた軸11を全く非接触状態で
移動、停止させることができるので、移動に伴う発塵の
心配がなく、クリーンルーム内において用いるのに大変
好適である。また、移動する側の軸11には駆動源が付
設されておらず、駆動源たる浮上用電磁石13、・・・
及び移動用電磁石17、−・・は全て固定側に位置され
ているので、これら電磁石13.17、・・・を商用電
源で駆動することが可能となる。これにより、従来の如
くバッテリーの寿命を心配する必要もなくなると共に、
大電力で電磁石13.17、・・・を励磁することが可
能となり、実用上必要とされる50〜100kgの磁力
を発生させることが可能となる。よって、クリーンルー
ム内における各種搬送物移送装置として、十分に実用可
能なものが提供できる。
なお、この発明の搬送物移送装置は、その細部が前記実
施例に限定されず、種々の変形例が可能である。−例と
して、移送すべき搬送物は、前記実施例の如く吊下形ロ
ボットに限定されず、例えばウェハ等の製作物や扉等の
各種設備であってもよい。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、磁性体
からなる軸を有する搬送体と、この搬送体の軸の長手方
向に所定間隔を置いて設けられ、この軸を浮上させた状
態で保持する浮上用電磁石と、軸の長手方向に所定間隔
を置いて設けられた磁石と、これら磁石に相対向して設
けられ、前記軸の長手方向に沿う移動及び制動を行う移
動用電磁石とを備えた搬送体移送装置を構成したので、
これら浮上用電磁石及び移動用電磁石を励磁することで
搬送体の軸を全く非接触状態で移動、停止させることが
できる。従って、移動に伴って塵埃が発生することがな
(、クリーンルーム内において用いるのに大変好適であ
る。また、移動側の軸には駆動源が付設されておらず、
駆動源たる浮上用電磁石及び移動用電磁石は全て固定側
に位置されているので、これら電磁石を商用電源で駆動
することが可能となる。これにより、従来の如くバッテ
リーの寿命を心配する必要もなくなると共に、大電力で
電磁石を励磁することが可能となり、実用上必要とされ
る大磁力を発生させることが可能となる。よって、この
発明によれば、クリーンルーム内における各種搬送物移
送装置として、十分に実用可能なものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この発明の一実施例である搬送
物移送装置を示す図であって、第1図は全体構成を示す
概略平面図、第2図は第1図の■−■′線に沿う矢視断
面図、第3図は同m−m’線に沿う矢視断面図、第4図
は軸を移動させるための作用を説明するための図、第5
図は軸を停止させるための作用を説明するための図、第
6図は従来の搬送物移送装置を示す断面図である。 11・・・・・・軸、12・・・・・・ハンガー 13
・・・・・・浮上用電磁石、16・・・・・・永久磁石
、17・・・・・・移動用電磁石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁性体からなる軸を有する搬送体と、この搬送体の軸の
    長手方向に所定間隔を置いて設けられ、この軸を浮上さ
    せた状態で保持する浮上用電磁石と、軸の長手方向に所
    定間隔を置いて設けられた磁石と、これら磁石に相対向
    して設けられ、前記軸の長手方向に沿う移動及び制動を
    行う移動用電磁石とを備えた搬送体移送装置。
JP917089A 1989-01-18 1989-01-18 搬送体移送装置 Pending JPH02193504A (ja)

Priority Applications (1)

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JP917089A JPH02193504A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 搬送体移送装置

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JP917089A JPH02193504A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 搬送体移送装置

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JPH02193504A true JPH02193504A (ja) 1990-07-31

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JP917089A Pending JPH02193504A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 搬送体移送装置

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JP (1) JPH02193504A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5476046A (en) * 1994-09-14 1995-12-19 Northrop Grumman Corporation Magnetic suspension and guidance system and method
US5653174A (en) * 1995-07-20 1997-08-05 Halus; William J. Computerized electric cable powered/guided aircraft transportation/power/communication system
RU2722765C1 (ru) * 2019-08-21 2020-06-03 Вячеслав Васильевич Селин Устройство магнитной системы левитации для устойчивого высокоскоростного перемещения грузов

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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