JPH02193116A - 液晶素子の駆動方法 - Google Patents

液晶素子の駆動方法

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JPH02193116A
JPH02193116A JP1365389A JP1365389A JPH02193116A JP H02193116 A JPH02193116 A JP H02193116A JP 1365389 A JP1365389 A JP 1365389A JP 1365389 A JP1365389 A JP 1365389A JP H02193116 A JPH02193116 A JP H02193116A
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JP
Japan
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pulse
liquid crystal
state
selection period
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP1365389A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Kobayashi
英和 小林
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は表示体、ライトバルブ等の駆動方法に関し、詳
しくは双安定性を有する液晶物質、特に強誘電性液晶を
用いた表示体の駆動方法に関する。
[従来の技術] 従来の強誘電性液晶の駆動方法としては、セイコー電子
工業がJapan Display ’86 PP−4
60に報告した駆動方法、東芝が SID ’88ダイ
ジェストで報告した駆動方法、特開昭61−18021
9 (第3図)及び特開昭60−156046 (第4
図)にそれぞれ記載された駆動波形等、数多くの駆動波
形が提案されている。
例えば特開昭 61480219に提示された駆動波形
(第3図)に於いては、走査電極(第3図中301)に
は、選択期間tlO及びt20に双安定液晶の第1の安
定状態に配向させる為の液晶の飽和値よりも絶対値の大
きな第一の電圧パルス(第3図中vi)及び、これと逆
極性で液晶を第2の安定状態に配向させるための飽和値
よりも絶対値の小さな第2の電圧パルス(第3図中V2
)を印加し、非選択期間には零ボルトであり、一方、信
号電極(第3図中302)には、前記第2の電圧パルス
と合成した時、第2の安定状態側の極性での液晶の飽和
値以上番こする事のできる第3の電圧パルス(第3図中
V3)、または同−極性側での液晶のしきい値以下とす
るための、前記第3の電圧パルスと逆極性で直流成分の
等しい第4の電圧パルス(第3図中V4)を印加し、か
つ 前記第1の電圧パルスに対応する期間内にそれぞれ
前記第3、第4の電圧パルスと逆極性で直流成分が等し
くしかも前記第1の電圧パルスと合成した時前記第1の
電圧パルス極性側の液晶の飽和値以上となるような第5
の電圧パルス(第3図中V3)を印加する駆動方法であ
る。この駆動方法は、非選択時に液晶には各画素の選択
内容および多重度に関係なく、液晶のしきい値以下で常
に正負電圧パルスの直流成分の平均値が零となるように
構成されており、また、この電圧パルスは、同一極性方
向に前記第2の電圧パルス幅の2倍よりも長い期間連続
して印加されない事、さらには、液晶のしきい値が印加
パルスのパルス幅で異なる現象及び累積応答効果による
液晶の選択内容変化をある程度防止している事に特徴が
ある。
特開昭 60−156046の駆動方法は、走査電極上
の画素に選択期間(第4図中tlO)内の第1の位相で
液晶を第1の安定状態に配向させる第1の電圧パルスが
印加され、第2の位相で前記画素の内の選択された画素
に液晶を第2の安定状態に配向させる第2の電圧パルス
が印加され前記走査電極上の画素が選択され、さらに第
3の位相を有しており非選択期間内には零ボルトを介し
て交番する電圧パルスを印加する駆動方法である。この
駆動方法は、非選択期間内に印加される電圧パルスが零
ボルトを介することによって、同一極性方向に前記第1
及び第2の電圧パルスのパルス幅の2倍以上の長さで連
続して印加されることのない様にした事を特徴としてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の駆動方法では、例えば第3図、第4図に
示したように、各画素の選択内容によっては非選択期間
内に同一極性方向に連続、あるいは零ボルトを介して同
一極性方向に電圧がそのまま印加される。強誘電性液晶
は累積して応答する事が知られており、見かけ上はぼ2
倍の長さの電圧パルスが印加された場合、前記パルス幅
依存性の影響で画素の選択内容によっては動作マージン
が狭くなり、光学特性、特にコントラストが低下し、ち
らつき等を生じ易い。また、なんらかの原因により通電
後、及び放N後のしきい値特性が非対称に変化してしま
う。
一方、前述のコントラストの低下、ちらつき等を防止す
るために、非選択期間に例えば高周波信号を重畳した波
形も赤塚らによって特開昭 62−79426に報告さ
れている。しかしながら、このような駆動方法に於いて
は、高周波信号電圧の波高値が高い場合には駆動回路の
消費電力が大きくなるという問題点がある。
また他の問題点として、選択期間が長くなり選択してい
る走査線が見えて画面がちらつく問題点がある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目
的とするところは、選択期間を液晶の応答速度以下に設
定し非選択期間に液晶に印加される電圧パルスによる液
晶の応答を最小に抑えることによって、液晶素子のちら
つきを減らし、コントラストおよび透過率を向上させる
事のできるマルチプレックス駆動方法を提供するところ
にある。
[課題を解決するための手段1 本発明の液晶素子の駆動方法は、上記課題を解決するた
めに、 (1)走査電極を有する基板と信号電極を有する基板の
電極面を対向させた基板間に強誘電性液晶を挟持してな
る液晶素子の駆動方法に於て、選択期間の前に素子を第
一の状態にするパルス(リセットパルス)の一部を印加
し、二分割された選択期間の一番目にはリセットパルス
の残りの一部を印加し、二番目には表示内容により素子
を第二の状態にする実効値を有するパルスの一部あるい
は素子を第二の状態にするしきい値以下のパルスの一部
を印加し、 選択期間直後に素子を第二の状態にするしきい値付近の
パルスを印加し、その後表示状態を反転させるしきい値
以下のパルス群を印加することを特徴とする。
(2)第一項において前記非選択期間内の任意の期間に
、絶対値が前記素子を第一の状態にする電圧パルスと素
子を第二の状態にする電圧パルスの絶対値の差に等しい
電圧パルスを、前記選択期間内に印加された直流成分を
相殺する極性で印加する事を特徴とする。
[作用] 強誘電性液晶を用いた電気光学素子の電圧パルスに対す
る応答特性を第5図に示した。横軸はパルス幅とその波
高値の積(実効値)である。従来の駆動法ではパルス幅
を液晶の応答速度以上として第3図及び第4図のような
選択法、すなわちコモン電極に実効値Vw*Pwのパル
スを印加しこれに同期してセグメント電極に(Vw−V
th)*Pw或は(Vsat−Vth)*Pwなる実効
値のパルスを印加しこれらの波形の合成波形でVth*
Pw以下或はVsat*Pw以上の実効値のパルスを印
加して表示状態を選択していた。本発明の上記の構成に
よれば、セグメント信号の波高値を高くしてその分パル
ス幅を短くし、隅あう各コモン信号を1セグメント信号
単位ずつ位相をずらせることにより、選択期間を液晶の
応答速度よりも短くすることができ、非選択期間で印加
されるパルス群のひとつひとつのパルス幅を従来よりも
短くでき、また駆動波形全体において電荷的に中性を保
つことができるため、高速走査、安定なメモリー動作、
および高コントラストな動作を行うことができる。本発
明では非選択のセグメント信号が波高値Vwの書き込み
パルスに重畳されるため表示が不安定になることが心配
されるがセグメント信号はパルス幅が短く交流バランス
がとれているためそのようなことはない。また非選択期
間に印加されるパルス群が先に述べた高周波重畳法と同
様の効果を持つので更に安定した表示が可能となる。
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
[実施例] (実施例1) 第1図に、本発明による駆動電圧波形を示す。
(101)は走査電極波形、(102)は信号電極波形
、 (103)は実際に液晶層に印加される電圧波形で
あり、 (104)は電圧波形(103)に対する液晶
の光学応答である。第2図に液晶素子の略断面図を示す
。21はガラス基板、22は走査電極、23は信号電極
、24は絶縁層、25は配向膜、26は液晶層、27は
スペーサー 28は偏光板である。また、画素数は40
08600であり、画素サイズは0. 3  xQ、3
mm2である。
液晶材料として、メルク社製ZLI−4237/100
を用い、配向膜としてポリイミドを用いてラビング処理
を施した。そして、PW1=100μsec、  Pw
2=20μsec、V1=12゜5v、V2=−25v
、V3=12.5v、  V4=12.5v  として
、直流成分が0となるようにした。波高値が■3の電圧
パルスは直流成分をOにするための補正パルスであり、
その走査電極が選択される直前に印加される。このよう
な条件で駆動したところ1: 16のコントラスト比と
27%の透過率が得られた。ただし、透過率は2枚の偏
光板をその振動方向が平行になるように重ねたときの光
量を基準にしである。比較例として従来一1〇− の駆動方法にしたがって駆動したところ、コントラスト
比は1;8、透過率は15%であった。ここで従来の駆
動方法とは、第3図あるいは第4図に示した駆動方法を
示す。以下の実施例についても同様である。
(実施例2) 液晶材料としてヘキスト社製Fe1ixOO1を用い、
配向膜としてポリイミドを用いてラビング処理を施した
。第1図に示した駆動電圧波形にヨッテ、 V1=17
v、V2=−23v、V3=10v、V4=15v、P
wl=200.czsec、Pw2=40μsecとし
て駆動したところ1;15のコントラスト比と27%の
透過率が得られた。
比較例として従来の駆動方法しご従って駆動したところ
、コントラスト比は1ニア、透過率は18%であった。
(実施例3) 液晶材料としてRODIC社製DOFOOO4を用い、
配向膜としてアミノシランを用いてラビング処理を施し
た。更に、強誘電相において151l− Hz、  ±30Vの方形波を印加して通電処理を施し
た。そして第1図に示した駆動電圧波形によって、 V
1=  12V、  V2=−23v、  V3=11
v、V4=12v 、Pwl=200tzsec、Pw
2=40μsecとして駆動したところに20のコント
ラスト比と81%の透過率が得られた。
比較例として従来の駆動方法に従って駆動したところコ
ントラスト比は1:20、透過率は70%であった。
以上、実施例を述べたが、波高値v1なるパルスの形状
はここに示したものでなくともよい。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、選択期間を液晶の応
答速度よりも短くすることができ、非選択期間で印加さ
れるパルス群のひとつひとつのパルス幅を従来よりも短
くでき、また駆動波形全体において電荷的に中性を保つ
ことができるため、高速走査、安定なメモリー動作、お
よび高コントラストな動作を行うことができる。また非
選択期間に印加されるパルス群が先に述べた高周波重畳
法と同様の効果を持つので更に安定した表示が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による駆動電圧波形を表す図であり、
第2図は実施例で用いたセルの略断面図であり、第3図
及び第4図は従来の駆動電圧波形を表わす図であり、第
5図は強誘電性液晶の電圧パルスに対する光学応答特性
図である。 01.301゜ 02.302゜ 03.303゜ 04 ・ ・ ・ ・ ・ 走査電極波形 信号電極波形 合成波形 光学応答 以  上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 銘木 喜三部(他1名)ガラス基板 走査電極 信号電極 絶縁層 配向膜 液晶層 スペーサー 偏光板 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走査電極を有する基板と信号電極を有する基板の
    電極面を対向させた基板間に強誘電性液晶を挟持してな
    る液晶素子の駆動方法に於て、選択期間の前に素子を第
    一の状態にするパルス(リセットパルス)の一部を印加
    し、二分割された選択期間の一番目にはリセットパルス
    の残りの一部を印加し、二番目には表示内容により素子
    を第二の状態にする実効値を有するパルスの一部あるい
    は素子を第二の状態にするしきい値以下のパルスの一部
    を印加し、 選択期間直後に素子を第二の状態にするしきい値付近の
    パルスを印加し、その後表示状態を反転させるしきい値
    以下のパルス群を印加することを特徴とする液晶素子の
    駆動方法。
  2. (2)非選択期間内の任意の期間に、絶対値が前記素子
    を第一の状態にする電圧パルスと素子を第二の状態にす
    る電圧パルスの絶対値の差に等しい電圧パルスを、前記
    選択期間内に印加された直流成分を相殺する極性で印加
    する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶素
    子の駆動方法。
JP1365389A 1989-01-23 1989-01-23 液晶素子の駆動方法 Pending JPH02193116A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107223278A (zh) * 2015-02-04 2017-09-29 伊英克公司 具有降低的剩余电压的电光显示器以及相关的设备和方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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