JPH02192737A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JPH02192737A
JPH02192737A JP1237289A JP1237289A JPH02192737A JP H02192737 A JPH02192737 A JP H02192737A JP 1237289 A JP1237289 A JP 1237289A JP 1237289 A JP1237289 A JP 1237289A JP H02192737 A JPH02192737 A JP H02192737A
Authority
JP
Japan
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layer
substrate
lattice
doped
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP1237289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Toyoshima
豊島 秀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH02192737A publication Critical patent/JPH02192737A/ja
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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高速動作可能な半導体装置、特に電界効果トラ
ンジスタに関する。
〔従来の技術〕
電界効果トランジスタ(FE’l’)の高性能化には、
基本的にゲート長を短縮化することが非常に有効であり
、近年のりソグラフィ技術の進歩とあいまって、今日で
は0.1μm程度のゲート長を有するFETt+試作さ
れるに到っている。しかしながら、ゲート長が1層4μ
m以下になってくると、ゲート長に対するチャンネル厚
みの比が大きくなり、ゲート電圧でチャンネル電荷を制
御できなくなる、いわゆるショートチャンネル効果が顕
著となる。したがって、これを抑制する手段としては、
例えば電子チャンネルに対しては、電子チャンネルを形
成する半導体層よりも電子親和力の小さな半導体層をバ
ッファ層として用いる、いわゆるペテロ構造バフファ層
を用いて電子を層内に閉じ込めることが一般的である。
第2図(a)は、ヘテロ構造バッファ層を用いた電界効
果トランジスクを説明するための主要部の構造断面図を
示し、第2図(b)は、第2図(a)に相当する熱平衡
時のゲート直下のエネルギーバンド図であり、E、はフ
ェルミレベルを示している。
第2図(a)の構造は、例えば分子線エピタキシ法によ
り、(100)半絶縁性1nP基板1上に、Al、−y
In、Asバッファ層2.Ga、−、In、Asチャン
ネル層3.N−Al1−、In、AS層4゜N”−Ga
、、、XI nxAs層5が順次積層されてなる選択ド
ープ構造であり、成長後、ソース電極6゜ドレイン電極
7.ゲート電極8が形成される。
Air−yl n、As、Ga+−,1nxASはIn
Pに格子整合するように、1llJ常InMi成x =
0.53゜y=0.52が用いられることが多い。ここ
ではAir−ylnyAsバッファ層2が、Ga+−x
rnxAsチャンネル層3に対してペテロ構造バッファ
層として用いられている。なお図中、9はアロイ領域を
示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、Aj2.−、In、八Sは、現状技術で
は未だ結晶性が充分でなく、多くの深い単位を含むため
、電界効果トランジスタの不安定な動作を引き起こすこ
とが多い。また一般にAlを含む化合物半導体上のへテ
ロ構造界面、従って従来例の場合では、/Il、−yI
n、Asパンフ1層2上のGa1−XInXAsヂャン
ネル層3の界面は、平坦性が無いことが知られている。
これが走行する電子に対する散乱要因になることが考え
られる。
さらにプロセス的には、オーミック電極を形成する場合
、アロイ領域9がGa+−8InxAsチャンネル層3
を突き抜け、A l +−y I n yA sパフ2
ァ層2まで達し、良好なオーミック性が得られないこと
が多い。
本発明の目的は、従来のこのような問題点を除去し、シ
ョートチャンネル効果の抑制された高性能の半導体装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、化合物半導体基板<111)面上に形成され
ている化合物半導体電界効果トランジスタにおいて、 mm電型チヤンネル層を形成する半導体層中に、少なく
とも一層の、内部応力を有する歪半導3体層を用いるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
m−v族生導体の(111)面上に基板やエビ層と格子
定数の異なる材料を積層した場合、歪によるピエゾ効果
により歪層内に大きな内部電界が生じることが知られて
いる。例えばスミス(Smith)により、「ソリッド
ステート、コミュニイケーションズ、第57巻、ページ
919.1000年、  (Solid 5tate 
Como+unications、 vol、57+ 
p、919+ 1986) Jに報告されている如く、
例えば(111) 8面基板上に、これより格子定数の
大きな材料を積層した場合、この膜厚が格子不整による
転移の発生する臨界膜厚以下ならば、この層には圧縮応
力が働く。この応力によるピエゾ効果により、基板から
表面側に向かう内部電界が生じる。逆に格子定数が小さ
な材料を積層した場合、歪層には引っ張り応力が働き、
内部電界の方向は逆になる。また(111)A面を用い
た時は、(111) 8面を用いた場合と、格子定数と
電界の方向の関係は逆となる。この内部電界は通常用い
られる(100)面上においては生じない。
本発明の主旨は、この原理に基づき、(111)面上に
形成された歪層チャンネルを用いることにより生じる内
部電界により、キャリアを閉じ込めることにある。
〔実施例〕
本発明の実施例における主要部の構造断面図を第1図(
a)に示し、これに対応する熱平衡時のゲート直下のエ
ネルギーバンド図を第1図(b)に示す。
本実施例の構造は、分子線エピタキシ法により以下のよ
うに順次形成される。まず半絶縁性InP基板10の(
111) 8面上に、InP基板10よりも格子定数の
わずかに大きいノンドープG”+−xlngAsをバッ
ファ層11として5000人成長し、次に電子チャンネ
ルとなる、InPFJ板10よりも格子定数のわずかに
小さいノンドープGa、−、In、Asをチャンネル層
として1000人成長し、次にチャンネルへの電子供給
層となる、InPに格子整合するNAlfnAs層13
を250人成長する。この時、ドーピングはStを用い
、その濃度は2X10”cm弓とした。
次にゲート耐圧を増加させるため、InPに格子整合す
るノンドープAlrnAs層14を100人成長し、最
後に4X10”cm弓ドープのInPに格子整合するN
”−Ga InAs層15を500人成長する。その後
、電子ビーム露光法を用い、バタ−ユングを施し、オー
ミック電極であるソース電極6.ドレイン電極7.ゲー
ト電極8を形成し、第1図に示した電界効果トランジス
タが得られる。
なお、ゲート電極直下は、電極形成前にエツチングを施
し、リセス構造とした。
本実施例では、電子チャンネルとなるG a 1−yI
n、As層12のIn組成を例えばy=0.49とした
。この場合、チャンネル層12には格子不整により引っ
張り応力が働き、第1図(b)に示すように成長表面か
ら基板に向かう内部電界が生じ、そのためバンドは、2
次元電子をヘテロ界面に閉じ込める方向に電位差を生じ
る。電界強度は格子不整1%に対し、約100kV/c
mにも達する。従ってチャンネル層にはIJII成y=
0.49に対応するわずかな格子不整Δa / a =
−0,3%にも拘わらす30kV/co+の電界強度を
発生し、1000人のチャンネル層内において約0.3
eνのエネルギー差に相当する電子の閉じ込め効果が得
られる。この値は、2次元電子をヘテロ界面に閉じ込め
、ショートチャンネル効果を抑制するのに充分な値であ
る。
また格子不整Δa / a = −0,3%程度であれ
ば、転移の発生が起こる臨界膜厚は1000Å以上ある
ため、チャンネル層は良好な結晶性が保たれる歪層とな
っている。
またバッファ層となるQa、−、In、As層11のI
ntJ1成はx=0.54とした。これは格子不整Δa
/ a =0.06%に相当し、従って圧縮応力により
約6 kV/co+の内部電界が基板から成長表面方向
に生じ、5000人の膜厚で、電子チャンネル層12に
おける電位勾配を相殺している。またバッファ層の厚さ
も転移の発生ずる臨界膜厚より充分に小さい。
試作した電界効果トランジスタにおいては、1/4μm
以下のゲート長においても、ショートチャンネル効果は
充分に抑制され、I S/mmの良好な伝達特性を示し
た。
なお本実施例では、チャンネル層に引っ張り応力を用い
る場合を述べたが、(111)A面上に素子を形成する
場合は、チャンネル層のInML成をy=0.53より
大きくし、圧縮応力により同様な効果が得られることは
、本発明の原理から容易に理解できる。
また、上記実施例では、InP基板上のA/1n A 
s / G a I n A s系結晶のみを例にとり
説明したが、材料系は、これに限られることはなく、閃
亜鉛鉱構造をとるすべての01−V族化合物半導体に適
用できることは明白である。
また、デバイス構造も、上記実施例の選択ドープ電界効
果トランジスタに限らず、ずべ゛この電界効果トランジ
スタに本発明は適用可能である。
また、チャンネル電荷として電子のみならず正孔を用い
る電界効果トランジスタにおい°Cも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ヘテロ構造バッファ層を用いることな
く、ピエゾ効果による内部電界のみでキャリアの閉じ込
めが可能であるため、ヘテロ構造バッファ層に基因する
種々の問題を回避でき、1/4μm以下のゲート長にお
いても、高性能を発揮できる電界効果トランジスタが得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための主要部の構
造断面図とそれに対応するエネルギーバンド図、 第2図は従来例を説明するための構造断面図とそれに対
応するエネルギーバンド図である。 1・・・・・半絶縁性1nP基板 2・・ ・ ・・All−7■XIVAsバッファ層3
 = ・・−−Ga+−XI nxAsチャンネル層4
・・・・・N−Al1.、、■nyAS層5・・・・・
N9−Ga6.、.1InXAS層6・・・・・ソース
電極 7・・・・・ドレイン電極 8・・・・・ゲート電極 10・・・・・ (111)半絶縁性InP基板1! 
 ・ ・ ・ ・Ga、−、InxAsバッフyN12
・・・・・Ga1−yInyAsチャンネル層13・・
・・・N−へ/rnAs層 14・・・・・A7!InAs層 15・・・・・N+−GaInAs層 ((]) (b) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化合物半導体基板(111)面上に形成されてい
    る化合物半導体電界効果トランジスタにおいて、一導電
    型チャンネル層を形成する半導体層中に、少なくとも一
    層の、内部応力を有する歪半導体層を用いることを特徴
    とする電界効果トランジスタ。
JP1237289A 1989-01-20 1989-01-20 電界効果トランジスタ Pending JPH02192737A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02275619A (ja) * 1989-04-17 1990-11-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体結晶層の形成法
EP0558011A2 (en) * 1992-02-25 1993-09-01 Sony Corporation High electron mobility transistor
JP2001085674A (ja) * 1999-09-03 2001-03-30 Motorola Inc 電子部材とその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6423576A (en) * 1987-07-20 1989-01-26 Nippon Telegraph & Telephone Mis type field-effect transistor
JPH0817240A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Nec Home Electron Ltd コードケース及び吊下げ形照明器具

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