JPH021921B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH021921B2
JPH021921B2 JP58090048A JP9004883A JPH021921B2 JP H021921 B2 JPH021921 B2 JP H021921B2 JP 58090048 A JP58090048 A JP 58090048A JP 9004883 A JP9004883 A JP 9004883A JP H021921 B2 JPH021921 B2 JP H021921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
road
vehicle body
combustion gas
burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58090048A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59217806A (ja
Inventor
Takafumi Nakahara
Shigemi Bandai
Kenji Shoami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP9004883A priority Critical patent/JPS59217806A/ja
Publication of JPS59217806A publication Critical patent/JPS59217806A/ja
Publication of JPH021921B2 publication Critical patent/JPH021921B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は道路の加熱装置に係るものである。
第1図乃至第4図は従来の道路加熱装置を示
し、走行車体1に搭載されたLPGボンベ2から
燃料ガスを前記車体1の下側に配設されたバーナ
ユニツト3に供給し、ここで高温燃焼ガスを生成
し、同燃焼ガスによつてバーナユニツト3下部の
金網4を加熱し、このように加熱された金網4か
らの輻射熱によつて道路のアスフアルトを加熱す
るように構成されている。なおこの際道路のアス
フアルトは燃焼ガスの対流によつても加熱される
ものである。
このように輻射加熱を主としたヒータでは、例
えば走行車体1が何等かの事情によつて進行せ
ず、或る場所に少し停滞すると、道路のアスフア
ルトが過熱され、劣化したり、或いはアスフアル
トが燃焼するという欠点があり、またこのような
方式ではガス燃料のみしか使用し難いという欠点
がある。
また、バーナ及び温度制御装置を具えた熱風発
生装置と、同熱風発生装置からの熱風を路面に吹
付けるための吹付け孔を有するダクトと、同ダク
トを覆つて設けたフードと、同フード内を前記熱
風発生装置に連通するとともに、循環フアンを内
蔵した接続ダクトとから構成された熱風吹付け加
熱方式の道路加熱装置が、特開昭59―122608号公
報において提案されている。
このような熱風吹付け加熱方式の道路加熱装置
は、熱風吹付け速度及び熱風吹付け温度を加熱道
路面全域に亘つて均一にすることは不可能で、加
熱ムラが発生し、また加熱装置を一定時間停止す
るとダクトの吹付け孔直下の路面が過熱され、ア
スフアルト合材の劣化が著しくなる。
本発明はこのような欠点を除去するために提案
されたもので、走行車体の下側に送風フアンが内
蔵されたスカート部を配設するとともに、同スカ
ート部内空間を供給ダクト及び排気ダクトに夫々
接続し、同供給ダクトは前記走行車体の上部に配
設されたバーナ部に接続されるとともに、前記排
気ダクトに、排気フアンが介装された接続ダクト
を介して接続されてなり、前記スカート部内に供
給された燃焼ガスが、道路面に沿つて高流速で通
過するように構成されたことを特徴とする道路の
加熱装置に係るものである。
本発明に係る道路の加熱装置は前記したよう
に、走行車体の下側に配設されたスカート部の内
部空間が、走行車体の上部に配設されたバーナ部
に供給ダクトを介して接続されているので、バー
ナ部から出た燃焼ガスは供給ダクトによつてスカ
ート部内に供給される。
而して同スカート部には送風フアンが内蔵され
ているので、同フアンによつて、スカート部内に
供給された燃焼ガスが道路表面を高速で流れる。
かくして道路を加熱した後の燃焼ガスは、排気フ
アンによつて前記スカート部内に接続された排気
ダクト及び、同排気グクトと前記供給ダクトとを
連絡する接続ダクトを介してバーナ部に戻り再加
熱される。
このように本発明に係る道路の加熱装置によれ
ば、道路より離隔した走行車体上にバーナ部を設
け、同部で生成された燃焼ガスを走行車体の下部
に配設されたスカート部内との間に循環させて道
路面を加熱するようにしたので、燃焼ガス温度を
従来装置における1000〜1200℃より600〜800℃ま
で低くして路面アスフアルトを加熱できるので、
路面アスフアルトが高温で劣化したり、或いは燃
焼する惧れがない。また道路近傍で燃焼ガスを生
成しているために使用可能な燃料が限定される前
記従来の装置とは相違して、本発明では走行車体
上の1個所にバーナ部を設けているため使用可能
な燃料が限定されない。
更に本発明においては前記スカート部に送風フ
アンが内蔵され、同フアンによつてスカート部内
に供給された燃焼ガスが高速度で道路面上を流れ
るように構成されているので、熱伝達率が高く、
加熱道路面全域に亘つて均一に加熱され、路面ア
スフアルトが効果的に加熱されるものであつて、
走行車体が1個所にしばらく停滞しても路面アス
フアルトが劣化したり、燃焼する惧れがない。
本発明に係る道路加熱装置はこのように簡単な
構成で安価に道路の加熱が行なわれ、装置が1個
所にしばらく停滞したり、或いは燃料ガス温度が
少し高めになつても、アスフアルトが劣化した
り、アスフアルトが燃焼するような惧れがない。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
11は走行車体で、その上部にはバーナ部12
が、下部にはスカート部13が夫々配設され、同
スカート部13は供給ダクト14を介して前記バ
ーナ部12に接続されるとともに、排気ダクト1
5に接続され、更に同排気ダクト15は前記供給
ダクト12に排気フアン16が介装された接続ダ
クト19を介して接続されている。
前記スカート部13は道路面に接するスカート
片17を具え、同スカート片17によつて大気と
シールされている。更にスカート部13内には送
風フアン18が裝架されている。図示の実施例で
は2個のフアン18が裝架されているが、フアン
の数は任意に選定される。
図示の装置は前記のように構成されているの
で、バーナ12から出た燃焼ガスは供給ダクト1
4を通つてスカート部13内に供給され、同スカ
ート部13内の送風フアン18によつて燃焼ガス
は道路面に沿つて高流速で流れることになる。
かくして道路を加熱した後の燃焼ガスは排気ダ
クト15を通して排気フアン16によつて接続ダ
クト19を経てバーナ部12に循環される。
このように図示の実施例では、走行車体11上
のバーナ部12で生成された燃焼ガスを車体下部
のスカート部13において道路面上を流動せしめ
て同面を加熱することによつて、燃料ガス温度を
従来装置における1000〜1200℃より600〜800℃ま
で低減せしめ、従つて路面アスフアルトが劣化し
たり焼焼する惧れがなくなる。また走行車体11
上の1個所にバーナ部12を設けることによつて
各種の燃料の使用を可能ならしめるものである。
更にスカート部13内において燃焼ガスはフア
ン18によつて高速度で道路表面を流れるので、
熱伝達率が高く、アスフアルトが効果的に加熱さ
れ、加熱道路面全域に亘つて均一に加熱される。
また燃料ガスはバーナ部12から道路表面に供給
されて道路を加熱したのち、排気フアン16によ
つて循環するので熱効率が高くなり、更に燃焼ガ
スはバーナ用フアンと排気フアン16との双方で
強制循環されるので、スカート部13の圧力が大
気圧に近いため同部のシールが不十分であつても
燃焼ガスの漏洩量は少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の道路の加熱装置の平面図、第2
図はその側面図、第3図はそのバーナユニツトの
平面図、第4図はその側面図、第5図は本発明に
係る道路の加熱装置の一実施例を示す平面図、第
6図はその側面図、第7図は第6図の矢視―
図である。 11…走行車体、12…バーナ部、13…スカ
ート部、14…供給ダクト、15…排気ダクト、
16…排気フアン、18…送風フアン、19…接
続ダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 走行車体の下側に送風フアンが内蔵されたス
    カート部を配設するとともに、同スカート部内空
    間を供給ダクト及び排気ダクトに夫々接続し、同
    供給ダクトは前記走行車体の上部に配設されたバ
    ーナ部に接続されるとともに、前記排気ダクト
    に、排気フアンが介装された接続ダクトを介して
    接続されてなり、前記スカート部内に供給された
    燃焼ガスが、道路面に沿つて高流速で通過するよ
    うに構成されたことを特徴とする道路の加熱装
    置。
JP9004883A 1983-05-24 1983-05-24 道路の加熱装置 Granted JPS59217806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9004883A JPS59217806A (ja) 1983-05-24 1983-05-24 道路の加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9004883A JPS59217806A (ja) 1983-05-24 1983-05-24 道路の加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59217806A JPS59217806A (ja) 1984-12-08
JPH021921B2 true JPH021921B2 (ja) 1990-01-16

Family

ID=13987729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9004883A Granted JPS59217806A (ja) 1983-05-24 1983-05-24 道路の加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59217806A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59122608U (ja) * 1983-02-07 1984-08-18 富士重工業株式会社 メカニカルガバナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59217806A (ja) 1984-12-08

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