JPH02191971A - デジタルカラー複写機 - Google Patents

デジタルカラー複写機

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JPH02191971A
JPH02191971A JP1274427A JP27442789A JPH02191971A JP H02191971 A JPH02191971 A JP H02191971A JP 1274427 A JP1274427 A JP 1274427A JP 27442789 A JP27442789 A JP 27442789A JP H02191971 A JPH02191971 A JP H02191971A
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JP
Japan
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image
memory
mosaic monitor
mode
mosaic
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Pending
Application number
JP1274427A
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English (en)
Inventor
Toshio Tsuboi
壺井 俊雄
Shigeru Moriya
茂 守家
Keiji Nakatani
中谷 啓二
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モザイクモニタ機能を有するデジタルカラー
複写機に関する。
(従来の技術) デジタルカラー複写機は、カラー撮像素子を用いて原稿
を読み取り印字出力信号に変換する読取部と、この印字
出力信号に対応してペーパーに電子写真法により画像を
印字するプリンタ部とからなり、複数色の印字出力を行
う場合、読取部による原稿の読み取りと同一のペーパー
へのプリンタ部による画像の印字を各色ごとに面順次で
行う。
読取部は、一般にマスキング回路を備えており、出力装
置(プリンタ等)の印字特性に合わせて色補正された信
号を生成する。
この様Iこして色補正された画像が印字されるわけであ
るが、マスキング回路は原稿上の全ての色について、原
稿とコピーの間の色差を非常に小さく抑えることは困難
である。従ってコピーを原稿として複写した場合には原
稿と著しく色調が変わってしまう場合がある。
ところが、ある限られた色範囲においては、色調整(カ
ラーバランス)を行えば比較的色調変化が小さく抑えら
れる。
しかし、従来は色調整ご七にコピーをとってみてカット
アンドトライにより色調整が行われており、調整回数×
印字色数分のスキャンを繰り返すことになり、時間的に
も、コスト的にも無駄があった。
そこで、本出願人は、先の出願において色補正に要する
時間とコストを低減させるための色調整選択方式(以下
、モザイクモニタと呼ぶ)を提案した。この方式では、
特定領域を設定する手段によって、使用者が特に色再現
を重視したい部分(たとえば顔)を含む領域(注目領域
)が設定され、注目領域の画像データは画像メモリ手段
に記憶される。
次に、画像メモリ手段から読み出された画像データに対
して所定の種々の異なる色補正レベルで色補正が行われ
、これらが同一用紙上の異なる位置に1印字工程で印字
される。使用者は1枚の用紙に複写された互いに異なる
色調の複数の注目領域の画像(モザイクモニタ画像)の
中から、最も原稿画像の色に近い画像、又は使用者の好
みの色の画像を選択する。次に、選択された画像の色補
正レベル値に基づき原稿全体のコピーが行われる。こう
して、使用者の希望する色調整を施したコピーが容易に
得られることになる。
(発明が解決しようとする課題) モザイクモニタにより使用者の希望する色調整のコピー
が容易にとれるようになった。
しかし、希望する色調の画像をモザイクモニタ画像の中
から選択することは、時によって時間がかかるものであ
る。そのような場合、選択の前に他の原稿の複写を行う
ため、単にオートクリアによりモザイクモニタモードを
クリアして初期モードに戻すようにすると、その後に希
望の画像を選択するためには結局モザイクモニタモード
の設定を最初から行わなければならず、モザイクモニタ
モードの使用者に不便である。また、選択があるまで複
写機の使用を禁止するき、他の使用者にとって不便であ
る。
本発明の目的は、使い勝手のよいモザイクモニタモード
を備えたデジタルカラー複写機を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るデジタルカラー複写機は、原稿画像の中の
ある領域の画像データを記憶し、この画像データに対し
それぞれ異なる色補正演算を施して複数の画像を同一紙
上の異なる位置に印字し、この複数の画像の中から使用
者が希望画像を選択するモザイクモニタモードを備えた
デジタルカラー複写機において、モザイクモニタモード
の各設定値を記憶する記憶手段と、モザイクモニタモー
ドへの復帰を指示する復帰指示手段と、所定の信号を入
力すると、モザイクモニタモードの各設定値を記憶手段
に退避させ、復帰指示手段による復帰指示の入力がある
と、記憶手段から設定値を読出しモザイクモニタモード
に復帰し、希望画像を選択可能にするモザイクモニタ出
力制御手段と、記憶手段に設定値が記憶されている状態
でモザイクモニタモードを選択する入力があったときに
モザイクモニタモードの選択を禁止する選択禁止手段と
、上記の複数画像の同一紙上への印字の後に所定のキー
人力があるとき、記憶手段の記憶内容をクリアするメモ
リクリア手段を備えることを特徴とする。
(作 用) モザイクモニタ出力制御手段は、所定の信号を入力した
ときは、記憶手段にモザイクモニタモードの各設定値を
退避した後、モザイクモニタモードをクリアする。希望
画像の選択を行わない場合は、記憶手段の内容を消去で
きる。記憶手段に設定値が記憶されている場合は、選択
禁止手段により新たなモザイクモニタモードの選択を受
は付けない。モザイクモニタ出力制御手段は、希望画像
の選択の際には、記憶手段の記憶内容を読み出してモザ
イクモニタモードに復帰し、直ちに希望画像の選択を可
能にする。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を次の順序
で説明する。
(a)デジタルカラー複写機の構成 (b)モザイクモニタ (c)画調設定回路 (d)登録画像メモリ回路 (e)モザイクモニタにおける設定値記憶と希望画像選
択 (f)モザイクモニタモードに係る複写機制御のフロー 本発明に特に関連するのは、(e)節及び関連する説明
である。
(a)デジタルカラー複写機の構成 本発明に係るデジタルカラー複写機は撮像素子を用いて
原稿を読み取り2値の印字出力信号に変換する読取部と
、この印字出力信号に対応してペーパーに電子写真法に
より画像を印字するプリンタ部とからなる。複数色の印
字出力を行う場合、各色ごとに読取部による原稿の読み
取りと同一のペーパーへのプリンタ部による画像の印字
を面順次で行う。
第1図に本発明の実施例に係るデジタルカラー複写機の
全体構成を示す。
スキャナIOは、原稿を照射する露光ランブエ2、原稿
からの反射光を集光するロッドレンズアレー13及び、
集光された光を電気信号に変換する密着型のCCDカラ
ーセンサ(イメージセンサ)14を備えている。スキャ
ナlOは、原稿読取時にはモーター11により駆動され
て矢印方向に移動し、プラテン15上に載置された原稿
を走査する。光源12で照射された原稿面の画像は、C
CDカラーセンサ14で光電変換される。
CCDカラーセンサ14により得られたR、G。
Bの電気信号(多値)は、読取信号処理部20によす、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかの印
字出力信号(2値)に変換され、バッファメモリ30に
記憶される。プリントヘッド部31では、バッファメモ
リ30からの印字信号に従い、LDドライブ回路32が
半導体レーザ(LD)33を点滅させる(第2図参照)
半導体レーザ33の発生するレーザビームは、第1図に
示す様に、反射鏡34を介して、回転駆動される感光体
ドラム41を露光する。これにより感光体ドラム41の
感光体上に原稿の画像が描かれる。感光体ドラム41は
、l複写ごとに露光を受ける前にイレーザランプ42で
照射され、帯電チャージャ43により帯電され、さらに
サプイレーサランプ44で照射されている。この状態で
露光を受けると、感光体ドラム41上に、静電潜像が形
成される。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのト
ナー現像器45a〜45dのうちいずれか一つだけが選
択され、感光体ドラム上の静電潜像を現像する。現像さ
れた像は転写チャージャ46により転写ドラム51上に
巻きつけられたペーパーに転写される。
通常は、この様な印字過程をイエロー、マゼンタ、シア
ン及びブラックについて繰り返す。このとき感光体ドラ
ム41と転写ドラム51の動作に同期してスキャナ10
はスキャン動作を繰り返す。
その後、分離爪47を作動させることによってペーパー
が転写ドラム51から分離され、定着装置48を通って
定着され、排紙トレー49に排紙される。
なお、ペーパーは、用紙カセット50より給紙され、転
写ドラム51上のチャッキング機構52によりその先端
がチャッキングされ、転写時に位置ずれが生じない様に
している。
次に第2図により、CCDカラーセンサ14の出力信号
を処理して2値印字信号を出力する信号処理部20につ
いて説明する。
通常の画像を出力する場合、CCDカラーセンサ14に
より光電変換された画像信号は、ログアンプ21で画像
濃度に変換され、次にA/D変換器22でデジタル値(
多値)に変換される。この多値変換されたR、G、Bの
画像信号は、シェーディング補正回路23で、シェーデ
ィング補正がされる。モザイクモニタモードなとでは、
シェーディング補正された信号は、登録画像メモリ回路
1に記憶される。通常のカラー画像を出力する場合には
、登録画像メモリ回路lはキャンセルされ、シェーディ
ング補正された信号は、マスキング処理回路24に送ら
れる。
以上の処理は、R,G、Bの3色が並列に処理される。
次にマスキング処理回路24は、面順次で印字するため
、3人力信号よりいずれかの印字色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックのいずれか)の信号を印字トナー
の特性にあわせて生成する。いずれの印字色に関する信
号を生成するかは、CPU25からの制御信号により決
定される。マスキング処理回路24内には、下色途去回
路及び墨加刷量発生回路が設けられ、黒スキャンの際は
墨量を発生する。モザイクモニタモードや通常のモード
で色調整を変更する場合は印字信号は画調設定回路2で
色補正が行われる。通常の画像の場合は、画調設定回路
2はキャンセルされ、色補正は行わない。電気変倍回路
26は、マスキング処理回路24又は画調設定回路2か
らの信号を電気的に処理して主走査方向の変倍を電気的
に行うものであり、その手法は、周知であるのでここで
は説明を省略する。一方、副走査方向の変倍は、原稿と
スキャナlOの相対運動の速度を可変にすることによっ
て実現できる。
中間調処理回路27は、電気変倍回路26よりの信号を
2値化処理して2値の擬似中間調信号を生成し、バッフ
ァメモリ30に送る。LDドライブ回路32は、バッフ
ァメモリ30からの擬似中間調信号に対応して半導体レ
ーザ33を駆動してレーザビームを出射させる。
なお、クロック発生器28は、CODカラーセンサ14
の読取りと各回路の画像データ処理の同期をとるための
水平同期信号H5yncとクロック信号CKAを発生す
る。また、変倍用副走査クロック発生器29は、CPU
25からの信号に応じて登録画像メモリ回路lへの割込
信号である変倍用副走査クロックを発生する。
また、CPU25における電子写真プロセス、操作パネ
ル等の制御の入出力については、後に第6図を用いて説
明する。
信号処理部20内において、画像データは第3図の様な
タイミングで処理されている。ここで水平同期信号HA
ync及びクロック信号CKAは、クロック発生器28
にて発生され、CODカラーセンサ14からのR,G、
Bの画像データは、クロックCKAに同期してシリアル
に流れる(図において画像データの数字は主走査方向の
アドレスを示す。)。水平同期信号H5yncが発生す
る度に、主走査方向のラインnが更新される。即ちスキ
ャナlOは副走査方向に単位距離だけ進んだことになる
このデジタルカラー複写機は、モザイクモニタとよばれ
る色調整機能とスーパーインポーズ機能を備えている。
両機能とも画像データを記憶するメモリを必要とし、ま
た、画像処理も共通する点が多いため、画像登録・読出
用の登録画像メモリ回路lと色調整用の画調設定回路2
とを共用し、CPU25により制御して両機能を実現す
る。なお、スーパーインポーズ機能については、本出願
人による別の出願に開示されているので、詳細な説明を
省略する。
第4図は、複写機の上面に設けられた操作パネル70の
各種キーなどの配列を示す図である。
操作パネル70には、複写動作をスタートさせるための
プリント開始キー71、割込複写を指定する割込キー7
2、クリア・ストップキー73、オールリセットキー7
4、テンキー75、セットキー76、キャンセルキー7
7、各種ファンクションキー78〜81、後述する領域
を設定するためのジョグダイアル82,83、領域を設
定するために原稿画像を表示するとともに各種のメツセ
ージを表示する液晶などからなる表示部84が設けられ
ている。ここで、ファンクションキー78゜79.80
.81は、それぞれ、モザイクモニタ選択キー、スーパ
ーインポーズモード選択キー濃度補正キー、モザイクモ
ニタモードメモリ読出キーである。なお、オールリセッ
トキー74は、モードメモリ36の内容の消去にも用い
られる。
後に説明するモザイクモニタモードにおける注目領域な
どの領域の設定は次のように行う。たとえば注目領域の
設定の場合、第5図に示すように、原稿をプラテン15
に載置し、スキャナlOにより予備スキャンを行うこと
によって、操作パネル70の表示部84の原稿領域ED
に原稿画像が大まかに表示される。縦横の指示線LPY
、LPXの交点が領域EAの中心となる。ジョグダイア
ル82.83を操作すると、これらの指示線がそれぞれ
左右又は上下に移動するので、これによって領域EAを
定め、セットキー76を押すことによってその注目領域
が設定される。
画像処理部20を制御するCPU25は、第6図に示す
ように操作パネル70とプリント動作も制御する。CP
U25は、ROM35、モードメモリ(RAM)36、
ワークエリアであるメモリ(RAM)37および操作パ
ネル入出力部38に接続される。モードメモリ36は、
後に説明するように、モザイクモニタモードのオートク
リア時にモザイクモニタモードのデータを記憶する。ま
た、操作パネル入出力部38は、操作パネル70の各種
キー71〜83および表示部84に接続される。さらに
、CPU25は、後に説明するタイマ(T)40からの
タイムアツプ信号を受信する。
なお、CPU25は、入出力部39を介して複写動作の
制御に用いる用紙センサ54、トナーセンサ55および
温度センサ56(A/D変換器57を介して)に接続さ
れ、ドライバ58を介して複写用のモータ59を駆動す
る。
(b)モザイクモニタ モザイクモニタは、注目領域を記憶する登録画像メモリ
回路((d)節参照)■と、印字工程において色調整を
行う画像設定回路((C)節参照)2とによって実現さ
れる。
操作パネル70においてファンクションキー78を押す
とモザイクモニタモードが選択される。
モザイクモニタとは、使用者が色再現を最もよく行いた
い注目領域を指示し、これに応じて注目領域の画像が多
種の色調で同じペーパーに同時に印字され、次に使用者
が各種出力画像(モザイクモニタ画像という)の中から
最適の色調(希望画像)を選択し、こうしてモザイクモ
ニタ画像から最適の色調整が得られるように色調をモニ
タする色調整選択方法である。
モザイクモニタモードにおいては、まず、使用者が、操
作パネル70の表示部84に表示された予備スキャンに
よる原稿画像を見て、色調整を最もよく行いたい注目領
域(たとえば第5図の斜線部EA)を設定する。これに
対応して登録画像メモリ回路lは、次のスキャンにおい
てその注目領域の設定値に対応した画像データIのみを
メモリに記憶する。なお、注目領域の大きさは、このメ
モリの記憶容量に対応して上限が定められている。
次に、画調設定回路2は、登録画像メモリ回路1から読
み出されマスキング処理回路24で印字色のデータとな
った画像データIから各種色調の画像を同じ用紙に印字
させる印字データ1″=kI(k−Ky、Km、Ko)
を発生する。ここに、Ky、Km。
Koはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアンについての
色補正係数にである。第7図に出力フォーマットの一例
を示す。この例では、シアン(C)、マゼンタ(m)、
イエロー(y)の3印字色とも3段階の色補正係数Ky
−y、、に+++=m、、Kc=c、(i=0゜1.2
)を使用し、3X3X3−27種の画像を出力する。こ
こに“l”を付した色補正係数CI+ml+y1は色調
整の標準の係数を表わし、“θ″、“2”を付した色補
正係数06rmO+V6r 02+m2+12は、それ
ぞれ、標準の係数CI + m l + Y Iより小
さい係数と大きい係数を示す。
第7図に示した27種の出力画像から、使用者は最適の
色調を選択する。これによりモザイクモニタモードは終
了する。
ところで、モザイクモニタ画像GMの中から選択したい
画像を使用者が指定するには、例えば、操作パネル70
の表示部84に表示されたメツセージにしたがってファ
ンクションキー78〜81を操作するようにすればよい
あるいは、表示部84に第7図の画像ブロックを表示し
、ファンクションキーあるいはテンキーによりブロック
座標を指定して係数を選択してもよい。
次に原稿が再び読み取られ、設定された色調で画像が印
字される。
(c)画調設定回路 画調設定回路2は、マスキング処理回路24の次段に設
置されたモザイクモニタ画像の色補正(色調整)を行う
ための回路である。
マスキング処理回路24は、R,G、Bの3色の各画像
信号を、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各
印字色に対応する印字のための画像信号(印字信号)Y
、M、C,Kに変換し、変換した画像信号を画調設定回
路2に出力する。
よく知られているように、元の画像信号R,G。
Bから印字信号Y、M、Cに変換するための変換式は次
のように表される。
各変換係数a。。〜a2□は、原稿画像にできるだけ近
い色の画像が印字されるように、理論と実験によって適
切な値にあらかじめ設定されている。
画調設定回路2における色調整は、上述の演算によって
求められた各印字信号(多値)Y、M、Cに対して、 Y、−K、XY M、−KmXM C,〒に0×C の演算を行い、調整済みの印字信号(多値)yi。
M s 、 CIを得ることである。ここで、K、、に
、n、K。
はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアンの色補正係数で
ある。
なお、ブラックの印字信号には、Y、M、Cの3印字色
とも印字される画素でのみ出力される。また、色調整は
不必要である。
モザイクモニタモードでは、第7図に例示するように、
各ブロックごとに異なる色補正係数の組が与えられる。
即ち、P o(Xo+yo)とP +(Xt+7+)で
指定される読出領域は、主走査方向Xに3列、副走査方
向Yに9行のブロックに区分され、各区分けごとに異な
る組合わせが設定される。その場合、イエローの係数に
、は、副走査方向Yには変化せず、主走査方向XにはV
o+Y++Yzと変化し、マゼンタの係数Kmは、主走
査方向Xには変化せず、副走査方向Yの1ブロツク毎に
mll+ ml+ mz1mo+ m。
・・・と順次変化し、シアンの係数K。は、主走査方向
には変化せず、副走査方向の3ブロツク毎にC6゜C1
+C!と変化する。
したがって、画調設定回路2は、モザイクモニタモード
において各印字信号Y、M、Cに対して上述のようにモ
ザイクモニタ画像の各ブロックごとに色補正用の係数を
設定して調整済印字信号を出力する。
第8図に示す画調設定回路2において、乗算器301は
、上述の印字信号Y l、 M l、 Crを得るため
の演算を実行する。ここで、モザイクモニタモードにお
いて主走査方向について3係数を設定するために、3個
のラッチ302,303.304からなるラッチ回路3
05が設けられており、これらのラッチ302〜304
には、CPU25から出力される係数が設定されるよう
になっている。
この3係数はそれぞれ主走査方向の3つのブロックに対
応する値である。CPU25に変倍用の副走査クロック
が割込信号として入力されるごとに、割込処理(第15
図(a)、(b)参照)がなされ、副走査方向に1ブロ
ック分進むごとにCPU25はラッチ信号を画像設定回
路2に出力し、次のブロックのための新たな3係数をラ
ッチ302,303.304にラッチさせる。
3個のラッチ302〜304からなるラッチ回路305
を設けたのは、主走査方向については係数の変更周期が
短<、CPU25によってリアルタイムに設定すること
は速度的に困難であるからである。なお、色補正係数を
n種類としたい場合には、パラレルにn個のラッチを設
ければよい。
上述の登録画像メモリ回路lにおいて画像メモリ401
の読み出し時に発生した主走査方向のオーバーフロー信
号X(第9図参照)は、第1選損傷号発生回路311に
入力され、第1選択信号発生回路311は、オーバーフ
ロー信号Xが入力される度毎に(各ブロック毎に)、セ
レクタ306が各ラッチ302〜304を順次選択的に
切り替えるための信号を出力する。セレクタ312は、
モザイクモニタモードのときには、第1選損傷号発生回
路311の出力をS21としてセレクタ306に伝える
セレクタ306は、信号S21に対応してラッチ回路3
05にラッチされている各係数を、ブロック毎に乗算器
301に選択的に順次送り込む。
一方、登録画像メモリ回路lにおいて画像メモリ401
の読み出し時に発生した副走査方向のオー、<−フロー
信号Y(第9図参照)は、セレクタ313に入力されて
おり、セレクタ313は、モザイクモニタモードのとき
に、これをラッチ回路305に伝える。これによって、
オーバーフロー信号Yが出力される度毎に、ラッチ回路
302〜304は、CPU25から出力してくる色補正
係数の組をラッチして更新する。したがって、副走査方
向についてブロックが変わると、即座に色補正係数の組
が変更される。
モザイクモニタモードで色補正係数が選択された場合は
、選択された係数をたとえばラッチ302に設定して乗
算器301に出力すればよい。
なお、スーパーインボーズモードでは、セレクタ312
は第2選損傷号発生回路314の出力を選択し、スーパ
ーインポーズする領域と他の領域とで色調を異ならせる
ことが可能であるが説明゛を省略する。
(d)登録画像メモリ回路 登録画像メモリ回路1は、モザイクモニタモードにおけ
る原稿の注目領域の登録画像をメモリ401に登録し、
印字のため用紙上の任意の指定された位置で読み出す回
路である。
第9図は、登録画像メモリ回路1の回路図を示す。ここ
に、メモリ401は、登録画像を記録するRAMである
。セレクタ421は、シェーディング補正された画像デ
ータと′白′データを選択する。モザイクモニタ画像を
読出し印字する場合は、′白″データが選択される。セ
レクタ421の出力信号は、3−ステートバッファ42
2を介して、メモリ401とセレクタ446に送られる
。3−ステートバッファ422は、モザイクモニタ画像
の印字の際にメモリ401が読み出されているときのみ
(OE=″“工“)、ハイインピーダンス状態となる。
その他の場合は、モザイクモニタモードでモザイクモニ
タ画像を印字していないときは、′白′データを出力す
る。また、モザイクモニタモードで画像登録時には、画
像データを出力する。
登録画像がフルカラー画像であった場合、色彩調整が求
められることが多い。そこで、セレクタ446と3−ス
テートバッファ422により、中間旭理前にメモリを介
在させ、多値データをメモリに記憶させる。この登録画
像データを読出すことにより、モザイクモニタ画像が種
々の色調整を施して印字できる。
書込領域判別回路402は、CPU25から設定される
主走査方向(X)と副走査方向(Y)の書込領域設定信
号に基づいて主走査方向または副走査方向に書込領域に
あるか否かを判別する。ANDゲート407は、その判
別結果に基づき、書込領域にある場合にクロックCKA
をメモリ401のWE端子に出力し、メモリ401への
書き込みを可能にする。
同様に、読出領域判別回路408は、CPU25から設
定される主走査方向(X)と副走査方向(Y)の読出領
域設定信号に基づいて主走査方向または副走査方向に続
出領域にあるか否かを判別する(読出領域は出力フォー
マットにより定められている。)。ANDゲート405
は、その判別結果に基づき、読出領域にある場合に、イ
ンバータ423を介して、メモリ401のWE端子に′
0′を出力し、メモリ401を読出可能にする。
メモリ401についての書込みと読出しのアドレスは、
それぞれ、書込アドレス発生カウンタ403と読出アド
レス発生カウンタ409により発生され、セレクタ40
4を介してメモリ401のアドレス端子に出力される。
セレクタ404は、書込みか読出しかに応じて書込アド
レスまたは続出アドレスを選択する。なお、書込アドレ
スと読出アドレスは、いずれも、X方向のアドレスとY
方向のアドレスを基に乗算器と加算器を用いて1次元の
アドレスとして発生される。
なお、セレクタ446とANDゲート448は、スーパ
ーインポーズモードで、原稿画像の印字の際にスーパー
インポーズ画像の部分に゛白″データを出力するために
設けられるが、詳細な説明は省略する。スーパーインポ
ーズモードでトリミング信号が出力された場合を除いて
、セレクタ446は、3−ステートバッファ422また
はメモリ401の出力信号を選択する。
以下では、登録画像メモリ回路lについてさらに詳しく
説明する。
登録画像の書込みにおいては、使用者が注目領域を指定
すると、CPU25はこのエリアは画像先端からみて(
Y方向について)何ラインの範囲の領域か、更に主走査
方向(X方向)について何画素目の範囲にあるかを算出
し、すなわち、このエリアの左上角の座標(xo、yo
)と右下角の座標(x+、y+)を求め、この座標をX
方向とY方向の書込領域を判別するための書込領域設定
信号として書込領域判別回路402のX部402aと7
部402bにそれぞれ設定する。X、Yはそれぞれ、主
走査方向と副走査方向をさす。書込領域判別回路402
のX部402aと7部402bは画像先端信号が入力さ
れると水平同期信号H5ync及びクロックCKAをカ
ウントするとともに、そのカウント値が上記書込領域設
定範囲にあるかどうかを比較する゛。
主走査方向が範囲内(xo≦X≦x+)であればWEX
−’L’を出力し、副走査方向が範囲内(ya≦y≦y
i)であればWEY=’L’を出力する。書込アドレス
発生カウンタ403は、書込領域判別回路402が書込
領域であると判別したときに書込アドレスを発生し、セ
レクタ404を介してメモリ401のアドレス端子に送
る。すなわち、書込アドレス発生カウンタ403のX部
403aではWEX=′L′のときクロックCKAをカ
ウントし、主走査方向に関するアドレスを発生する。な
お、このアドレスは、水平同期信号H5yncでクリア
される。
また、書込アドレス発生カウンタ403の7部403b
はWEY−’L’のとき水平同期信号H5yncをカウ
ントし副走査方向に関するアドレスを発生する。なおこ
のアドレスはCPU25が発生する画像先端信号により
クリアされる。書込アドレス発生カウンタ403図示し
ないは乗算器と加算器を備え、X方向とY方向の両アド
レスより1次元のアドレスを演算する。
この様にしてアドレスを発生しメモリ401に画像デー
タを書き込む際はさらに、データ保持信号がL′、書込
/読出信号がL′と設定されている。これにより、セレ
クタ404は、ANDゲート405を介して選択信号が
送られるので書込アドレス発生カウンタ403からのア
ドレス信号を選択し、メモリ401のアドレス端子に伝
える。
また、インバータ406とANDゲート407を介して
メモリ401のWE端子にクロックCKAが伝えられ、
メモリへの書込を可能にする。また書込/読出信号がL
″と設定されているので、3−ステートバッファ422
は、原稿画像を書き込んでよい状態でのみANDゲート
405を介して能動状態になり、画像データをメモリ4
01のI10端子に伝える。
これにより書込領域判別回路402が、主副走査ともに
範囲内であると判定した領域についての画像だけをメモ
リ401に記憶させることができる。書込みが終了する
と、CPU25はデータ保持信号をL″とし、ANDゲ
ート407を介して書き込みを禁止し、メモリ401の
内容を保持する。
メモリ401に記憶されたデータを読出す際には、指定
された読出領域に印字するようにデータを読出す必要が
ある。読出に必要な回路構成は、書込用の部分とほぼ同
じである。CPU25は、用紙に対し読出領域を判別す
る読出領域判別回路408のX部408aとY部408
bには、それぞれ、Xll≦X≦X3、y0≦y≦yl
であるとき範囲内であると判別できる設定値を与えてお
く。Xo+Voは読出画像領域の左上角P0のX座標と
Y座標であり、X++3’+は右下角P、のX座標とY
座標である(第7図参照)。読出領域判別回路408は
、スキャンの際に画像先端信号が入力されると、水平同
期信号H5ync及びクロックCKAをカウントすると
ともに、そのカウント値が上記読出領域設定範囲あるか
どうかを比較する。主走査方向が範囲内であれば、RE
X=’L’を出力し、副走査方向が範囲内であればRE
Y−’L’を出力する。
読出アドレス発生カウンタ409は、読出領域判別回路
408が読出領域であると判別したときに読出アドレス
を発生し、このアドレスは、読出時には書込/読出信号
がH°なのでセレクタ404を介してメモリ401のア
ドレス端子に送られる。すなわち、読出アドレス発生カ
ウンタ409のX部409aは、REX=’L’+7)
+!:きクロックCKAをカウントし、主走査方向に関
するアドレスを発生する。なお、このアドレスは水平同
期信号Hsyncでクリアされる。また、読出アドレス
発生カウンタ409の7部409bはREY−’L’の
とき変倍用副走査クロック発生器29からの副走査クロ
ックをカウントし、副走査方向に関するアドレスを発生
する。水平同期信号H5yncではなく副走査クロック
をカウントするのは、変倍を考慮したものである。なお
、このアドレスはCPU25が発生する画像先端信号に
よりクリアされる。
主走査方向と副走査方向のアドレスより1次元のアドレ
スが発生される。
メモリ401をアクセスして読み出されたデータは後段
に伝えられる。このとき、当然読出領域内では読出アド
レスカウンタ409はメモリの最大サイズを越えてもカ
ウント要求がなされるわけであるが、この場合読出アド
レスカウンタのX部409a、7部409bはオーバー
フローするごとにオーバーフロー信号X、Yを出力する
とともに、再び初期値からカウントをはじめる。オーバ
ー70−信号X、Yは、後段に配置される画調設定回路
2に出力される。オーバーフロー信号X、Yは、モザイ
クモニタモードで複数の画像を水平方向に並べて色調を
異ならせて印字する場合に用いる。
なお、読出し時においては書込/読出信号がl HIと
なっているので、読出領域(REX−’L’。
REY=’L″)ではANDゲート405とインバータ
423を介してメモリ401は出力可能状態であり、ま
た、ANDゲート405を介して3−ステートバッファ
422はハイインピーダンス状態となっていて画像デー
タ入力側はメモリ401と切り離されている。
また、セレクタ446は、メモリ401が読出可能であ
る場合は(OE = ’L’)、ANDゲート448を
介した選択信号によりメモリ401の読出データを選択
し、その他の場合は、第7図のフォーマットのような印
字ができるようにデータを読み出す必要があるので、メ
モリからのデータ読出時以外では画像データを1白′に
するため、“白′データを選択する。このとき、読出領
域判別回路408a、408bには、原稿読取の倍率と
、メモリ401の内容の印字倍率との違いを考慮した座
標が設定されている。なお、変倍用副走査クロックは、
原稿読取倍率と一致させておく。
令弟7図を例にとり3×9の画像を出力しだい場合、メ
モリの読み出し方としては、主走査方向に3回同じライ
ンの内容を読出し、副走査方向について全内容を読み出
すと、再び主走査方向を先頭から読み出すことになる。
用紙に対し読出領域を判別する読出領域判別回路のX部
408a、7部408bの出力が可能であるとき(OE
 −’L’)、読出アドレス発生カウンタ(’)Xff
1409a、7部409bによりアドレスを発生させ、
そのアドレスを用いてメモリ401をアクセスし、保持
してあった画像データをセレクタ446を経て後段に伝
える。ここでCPU25は、読出領域判別回路のX部4
08aには、xo≦X≦XIであるとき、7部408b
には、y0≦y≦y8であるとき、読出範囲内であると
判別できる設定値を与えておく。このとき、読出アドレ
ス発生カウンタ409はlブロックの最大サイズ(−(
x、−x−)/3)を越えるとオーバーフロー信号Xを
出力するとともに、再び初期値からカウントをはじめる
そして、同じラインの内容を読み出す。これを3回繰り
返す。副走査方向に(y+  yo)/9だけ進むと水
平方向の3ブロツクの読出が完了し、オーバー70−信
号Yが出力される。こうして、水平方向に3個の画像が
印字される。これを副走査方向に9回繰り返すことによ
り3X9のブロックのモザイクモニタ画像が読出される
なお、画調設定回路2においては、オーバーフロー信号
x、Yに対応してブロックごとに異った色補正係数が設
定されているので(第15図(a)。
(b)参照)、各画像はそれぞれ異った色調整が施され
印字されることになる。
(e)モザイクモニタモードにおける設定値記憶と希望
画像選択 本発明においては、モザイクモニタのモード設定値(た
とえば、用紙サイズ、倍率、濃度、色補正レベル等)が
メモリに記憶されているときは、新たなモザイクモニタ
モードの選択を禁止する。
そして、希望画像の選択を行わず、モザイクモニタモー
ドを解除したい場合は、メモリの内容をクリアできるよ
うにする。
本実施例では、モザイクモニタモードにおいてモザイク
モニタ画像が出力されてから一定時間(たとえば1分間
)経過しても希望画像(色調)の選択がなければ、モザ
イクモニタモードの各設定値を自動的にモードメモリ3
6(第6図)に記憶してから、初期モードに戻る。この
ため、タイマ(T)を設け(第6図40)、cpu25
がモザイクモニタ画像の出力後にスタートさせる(第1
4図554)。
そして、タイマ(T)がタイムアツプすると、モードメ
モリ36にそのときのモードの設定値を自動的に記憶す
る(同581)。そして、複写機は初期モードに戻る(
同583)。モードメモリ36に記憶するデータは、た
とえば次のような内容である。
・用紙サイズ     A3 ・倍率        等倍 ・コピー枚数     1枚 ・モザイクモニタモードセレクト状態 ・濃度        標準 ・色補正レベル    5,5.5 ・カラー       カラーモード (色補正レベルは、各色の色補正係数をt;とえば1〜
9のレベルに対応させたものである。)希望画像が決ま
ったときは、使用者は操作パネル70のモザイクモニタ
モードメモリ読出キー81を押せばよい。これにより、
初期設定(第1OImS l、第11図)において、モ
ードメモリ36の記憶内容が読み出され(第11図31
2)、複写機はモザイクモニタ画像出力時の状態に戻る
。従って、使用者は直ちに希望画像の選択を行える。
一方、モードメモリ36にモードが記憶されているか否
かを判定するため(第13図820)、モザイクモニタ
メモリフラグを設ける。モザイクモニタモードの選択が
あったときは、モザイクモニタモードメモリフラグによ
りモードメモリ36にモードが記憶されていると判定さ
れると、新たなモザイクモニタモードの選択を受は付け
ない。これにより、モードメモリ36の内容を保護する
とともに、希望画像の画像データもメモリ401に登録
されたままである。従って、希望画像の選択を行うとき
に、直ちに希望の画調に出力が可能である。
モザイクモニタ画像出力後に、それ以上の処理が必要で
ない(希望画像の選択を行わない)と使用者が判断する
ことがある。この場合、モザイクモニタモードメモリ読
出キー81とオールリセットキー74を順次押すという
簡単な消去操作でモードメモリ36の内容がクリアされ
る(第11図Sll、S15,516)。従って、むだ
な希望画像選択などの複雑な操作を行わなくてもよい。
なお、本実施例では、モザイクモニタ画像の出力の後の
タイマによるオートクリアの際にモザイクモニタ設定値
を記憶させるようにしたが、これに限らず、設定値を記
憶させるためのキースイッチ等を設け、その操作に応じ
て記憶させるようにしてもよい。この場合、使用者は希
望画像選択に時間がかかると判断した場合などにキース
イッチ等で設定値を記憶させると、通常の複写等が可能
になる。また、モザイクモニタ画像出力後にメインスイ
ッチをオフする時に記憶するようにしてもよい。
また、モードメモリ36の内容の消去についても、オー
ルリセットキー74の代わりに外のキースイッチ等のキ
ー操作や、メインスイッチのオフ操作を用いてもよい。
以下余白 (f)モザイクモニタモードに係る複写機制御のフロー 第1O図は、デジタルカラー複写機を制御するCPU2
5の複写動作制御のスーパーインポーズ機能とモザイク
モニタモードに係るメイン70−を示す。複写機の電源
が投入されると、CPU25などのイニシャライズ処理
が行われる(図示しない)。
まず、初期設定を行う(ステップSl、第11図、第1
2図参照(以下「ステップ」を省略する))。
すなわち、プリント枚数、倍率、用紙等の複写条件を初
期状態(1枚、等倍、用紙自動選択等)にセットし、濃
度を標準とし、コピー可能状態とする。
また、モザイクモニタモード等の選択も可能である。こ
うして、初期モードが設定される。
次に、各種処理を行うが、通常モザイクモニタモードを
セレクトするということは画像登録要求(S2)、モザ
イクモニタ出力要求(S4)ともに“YES”である。
また、スーパーインポーズモードをセレクトするという
ことは、画像登録要求(S2)、スーパーインポーズモ
ード出力要求(S6)ともにYES”である。
画像登録の要求があれば(ステップS2でYES)、画
像登録処理を行う(S3.第13図参照)。
画像登録とは、指定した領域の画像の内容を登録するこ
とである。画像登録処理(S3)においては、使用者の
希望する領域を設定し、その領域の内容をメモリ401
に登録する。エリア設定は、原稿画像を読取り、表示部
84に読取画像を表示し、希望する領域をジョグダイア
ル82.83とセットキー76で設定する。
モザイクモニタ出力要求があれば(S4でYES)、モ
ザイクモニタ出力処理(S5.第14図参照)を行う。
すなわち、登録した内容を読出し、それに各種色補正を
施してモザイクモニタ画像を出力する。この際、プリン
ト枚数、倍率等の複写条件を初期状態にリセットしくオ
ールリセット)、濃度調整レベルを標準値に設定してお
く。出力されたモザイクモニタ画像の中から使用者の希
望するカラーバランスの画像を選び、コピー要求を行う
と(S8でYES)、コピー動作をスタートさせ(S9
)、コピー終了までコピーを行うと(SIO)、そのカ
ラーバランスで全体の画像が得られる。
スーパーインポーズ出力要求の場合(S6でYES)、
スーパーインポーズ出力設定を行う(S7)。
すなわち、登録画像があるかどうかのチエツクの後、メ
モリからの読出設定を行なう。次にコピー要求を行うと
(S8でYES)、 コピーが行われ(59,510)
、登録画像が原稿画像に重ねて印字される。
画像登録要求、モザイクモニタ出力要求、スーパーイン
ポーズ出力要求がいずれもなければ(S2、S4.S6
でいずれもNo)、通常のコピーを行う(S8〜5IO
)。
第11図では、初期設定(St)のフローを示す。
この70−において、前にも記したように、プリント枚
数、倍率、用紙等の複写条件を初期状態(1枚、等倍、
用紙自動選択等)に設定し、濃度を標準に設定し、第1
2図の画面を表示するが、詳細な図示を省略する。これ
により、コピー可能状態となり、また、モザイクモニタ
モードなどの選択も可能である。すなわち、初期モード
が設定される。図示するように、この70−では、モザ
イクモニタモードメモリ読出キー81のキー人力があれ
ば(Sl lでYEs)、モードメモリ36の内容を読
み出しく512)、操作パネル7oの表示部84にモー
ドメモリ42への退避の直前の表示内容を再び表示しく
513)、モザイクモニタモードメモリフラグを′0′
にする(S14)。次に、オールリセットキー74のキ
ー人力があるか否かを判定する(S15)。ある場合は
、モザイクモニタ画像出力後の処理が不要になったので
(希望画像の選択を行わないので)、モザイクモニタモ
ードメモリ36の内容をクリアしく516)、初期設定
を再び行う(第1O図Sl)。オールリセットキー74
が押されていない場合は(515でNO)、第14図の
571に進む。
なお、オールリセットキー74が押された場合も、初期
設定の70−により、第」2図に示す初期モードの画面
が表示部84に表示される。
M2S図は、画像登録処理(S3)の70−を示す。ま
ず、モードメモリ36にモードが記憶されていることを
示すモザイクモニタモードメモリフラグが立っているか
否かが判定される(S20)。
立っていれば(第14図377参照)、希望画像の選択
を待つ状態なので表示部84に「モザイクモニタできず
」と表示し、使用者に警告する( S 23)。
そして、S35に進み、画像登録要求をクリアする。す
なわち、新たなモザイクモニタの要求を受は付けない。
モザイクモニタモードメモリフラグが立っていないとき
は、新たにモザイクモニタモードに入り、操作パネル7
0においてセットキー76が押されると、そのときに表
示部84で設定されていた領域設定値を入力する(S2
1)。さらに、その他の各種入力値を設定する(S22
)。
次に、画像登録を開始するか否かが判定される(S31
)。画像登録を開始する場合は、入力された領域設定値
(521)より登録画像領域の頂点(左上角と右下角)
の座標を計算し、その領域の原稿画像を読み取らせ(S
32)、その基本信号をシェーディング補正させて(S
33)、補正値をメモリ401に書き込む(S34)。
そして、画像登録要求をクリアして(S35)、リター
ンする。画像登録を開始しない場合(S31t’NO)
、直ちに画像登録要求をクリアして(S35)、リター
ンする。
第14図は、モザイクモニタ出力処理(S5)のフロー
を示す。まず、注目領域のメモリ401の内容を読出し
く551)、色補正係数3”+m、+C9を画1】1 調設足回路2に出力して色補正を行わせ(S52)、モ
ザイクモニタ画像を印字させる(S53)。そして、タ
イマ(T)40をスタートさせる(S54)。
タイマ(T)40は、本実施例では1分に設定されてい
る。
次に、タイマ(T)40が1分になったか否かが判定さ
れる(S55)。1分に達していない場合は(S55で
NO)、次に、表示部84でモザイクモニタ画像の中か
ら使用者が希望する画像(ブロック)が選択されると(
S71)、選択された画像に応じた色補正係数Ky、に
+、l、Koを設定する( s 72)。
この選択方式は(b)節で述べた通りである。
プリント開始キー71が押されてコピーが要求されると
(S73)、原稿の走査が開始され、設定された色補正
係数y、、m、、c、を用いてコピーをスタ一トさせる
(S74)。そしてコピー終了まで(S75)、コピー
を行い、モザイクモニタ出力要求をクリアして(S76
)、リターンする。
また、プリント開始キーの代わりに(S73でNo)モ
ザイクモニタ選択キー78が押されると(S77でYE
S)、メインルーチンに戻り、再度モザイクモニタの出
力処理が行われる。この時のモザイクモニタでの色補正
は、先に、S71で選択した色補正係数に、、に、a、
Koを標準の係数CIn m+、 ’! lとして色補
正係数を±a変化させる。
なお、コピー要求でもモザイクモニタ要求でもない場合
は(S77でNo)、S73に戻り、コピー要求又はモ
ザイクモニタ要求が入力されるのを待つ。
一方、モザイクモニタ画像が選択されないまま、1分を
経過すると(S55でYES)、現在の複写機のモード
についてのデータをモードメモリ36に記憶する(S8
1)。モードメモリ36に記憶するデータは、たとえば
次のような内容である。
・用紙サイズ     A3 ・倍率        等倍 ・コピー枚数     1枚 ・モザイクモニタモードセレクト状態 ・濃度        標準 ・色補正レベル    5.5.5 ・カラー       カラーモード (色補正レベルは、各色の色補正係数をたとえば1〜9
のレベルに対応させl;ものであり、たとえば、標準の
係数CI+ m l+ Y lをレベル5とすると、係
数C8,me、y、は、レベル4となる。)ここで、記
憶される標準の色補正レベルとは、モザイクモニタを行
うときの標準となる係数CI+ml、y、の値である。
従って、初期においては、標準の色補正レベルは、5.
5.5と設定されるが、ステップS77の処理のように
、2度目、3度目のモザイクモニタでは、選択された画
像に加えられた色補正のレベルが標準の色補正レベルと
して記憶される。また、オペレータのファンクションキ
ー78.79.80.81の操作によって、このレベル
を変えることもできる。
次に、モザイクモニタモードメモリフラグを立てて(S
82)、モザイクモニタモードメモリ36にデータが記
憶されていること(すなわち、希望画像の選択を待って
いること)を示し、新たにモザイクモニタモードに入る
ことを禁止する(第13図S20.S23.S35参照
)。そして、初期モードに戻る(S83)。すなわち、
第12図に示すように表示部84の初期モード表示が行
なわれる。これによりモザイクモニタモードを中断して
複写が可能になる。
なお、タイムアツプ後に、モザイクモニタモードメモリ
読出キー81が押されると(第11図811でYES)
、モードメモリ36の内容を読出した後、モザイクモニ
タモードメモリフラグを“0″として、新たにモードメ
モリ36にデータが退避できるようにする。そして、オ
ールリセットキー74が押されていなければ、このフロ
ーの871に進み、直ちに希望画像の選択が行える。な
お、希望画像の選択を行わない場合はオールリセットキ
ー74を押せばよい。これにより、モザイクモニタモー
ドをクリアし、初期モードに戻る。
第15図(a)、 (b)は、モザイクモニタ画像の印
字における色調整のだめの係数の設定処理を行うフロー
チャートである。
この処理は、水平同期信号H5yncが発生する度毎に
CPU25に割り込みがかかり、これによる割り込みル
ーチンとして実行される。
この中で、カウンタCL、は、プリント用紙Pの先端(
画像先端)から副走査方向への距離をカウントし、モザ
イクモニタ画像GMの印字初め及び印字路わりを検出す
る。カウンタCL、は、副走査方向の距離をカウントし
、モザイクモニタ画像のブロックの変化を検出する。T
は、画像先端からモザイクモニタ画像の印字位置までの
副走査方向の距離を表し、αはlブロックの副走査方向
の距離を表す(第7図参照)。
まず、5300でステートが判断され、その値「0」〜
「4」に応じて分岐する。
ステートが「0」のときには、画像先端(用紙Pの先端
)であるか否かが判断され(5301)、画像先端が通
過したときには、カウンタCLIを初期化しくs 30
2)、ステートをrlJにする(S303)。
ステートがrlJのときには、カウンタCt、がTにな
るのを待ち(5311)、すなわちモザイクモニタ画像
GMの先端である座標y。の位置に達するのを待ち、そ
の後、使用する現像器のトナーの色によって、ステート
「2」、「3」、「4」のいずれかにジャンプする。
すなわち、イエローのとき(5312でYES)はステ
ートを「2」とする(5313)。マゼンタのとき(S
 321でYES)は、カウンタCt、を初期化しくS
 322)、変数iを「0」としく5323)、ステー
トを「3」とする(S324)。シアンのとき(S32
1でNo)は、カウンタCt、を初期化しくS33I)
、変数Jを「0」としくS 332)、ステートを「4
」とする(S333)。
ステートが「2」(イエロー印字)のときには、画調設
定回路2にラッチ信号を出力しラッチ302.303.
304にそれぞれ設定する係数1〜3としてYo+Y+
+3’*をラッチしく5341)、カウンタCtlが(
T+9a)になるのを待ち、すなわちモザイクモニタ画
像GMの後端である座標y、の位置に達するのを待ち(
S342)、ステートを「0」とする(S 343)。
ステートが[3」 (マゼンタ印字)のときは、ラッチ
302〜304の係数1〜3にm、を代入しく5351
LカウンタCt2がQになるのを待ち、すなわちモザイ
クモニタの1ブロック分が終わるのを待ち(S 352
)、カウンタCt!を初期化しく5353)、変数iを
1つインクリメントする(S354)。次に、モザイク
モニタ画像の後端に達するのを待ち(S 355)、ス
テートを「0」とする(S356)。つまり、ここでは
、係数1〜3には互いに同じ値m、が設定されるととも
に、モザイクモニタ画像が副走査方向に1ブロツク変わ
る毎に、係数1〜3が新しい値m i+ 1に変更され
る。
ステートが「4」 (シアン印字)のときは、ラッチ3
02〜304の係数1〜3にC1を代入しくS」 361)、カウンタCt、が(3Q)になるのを待ち、
すなわちモザイクモニタの3ブロック分が終わるのを待
ち(S 362)、カウンタCt2を初期化しく536
3)、変数jを1つインクリメントする(S364)。
次に、モザイクモニタ画像の後端に達するのを待ち(S
365)、ステートを「0」とする(5366)。つま
り、ここでは、ラッチ302〜304の係数1〜3には
互いに同じ値C6が設定さ」 れるとともに、モザイクモニタ画像が副走査方向に3ブ
ロツク変わる毎に、係数1〜3が新しいcj+1に変更
される。
各ステートでの処理が終わると、カウンタCt、。
CL、をインクリメントする(S371)。
以上の処理によって、各印字色についてブロックごとに
種々の係数が設定され、色調整が行われる。
(発明の効果) モザイクモニタモードの設定値を退避した状態では、新
たなモザイクモニタモードの選択は禁止されるので、従
って、希望画像の選択ができた時点で退避した設定値を
戻して現在のモザイクモニタモードの設定に戻り、直ち
に印字を行えるので、モザイクモニタモードの使用にも
支障がない。こうして、希望画像の選択の時間によらず
、複写機を適切に使用できる。また、希望画像の選択を
行わない場合は、記憶手段に退避したモードを簡単なキ
ー操作等で消去でき、希望画像の選択などの複雑な操作
をしなくてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、デジタルカラー複写機の概略断面図である。 第2図は、信号処理部のブロック図である。 第3図は、画像データ処理のタイミングチャートである
。 第4図は、操作パネルの平面図である。 第5図は、注目領域設定の図である。 第6図は、プリント動作、操作バネエル等の制御の回路
図である。 第7図は、モザイクモニタ画像の出力フォーマットの図
である。 第8図は、画調設定回路の回路図である。 第9図は、登録画像メモリ回路の回路図である。 第1O図は、デジタルカラー複写機のモザイクモニタモ
ードに係るメイン70−の図である。 第11図は、初期設定のフローチャートである。 第12図は、初期モードの画面の図である。 第13図は、画像登録処理のフローチャートである。 第14図は、モザイクモニタ出力設定のフローチャート
である。 第15図(a) 、 (b)は、割込処理のフローチャ
ートである。 1・・・登録画像メモリ回路、2・・・画調設定回路、
20・・・信号処理部、  25・・・CPU。 36・・・モードメモリ、  70・・・操作パネル、
74・・・オールリセットキー 78・・・モザイクモニタ選択キー 81・・・モザイクモニタモードメモリ読出キー84・
・・表示部、    401・・・メモリ。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社代理人 弁理士
  青 山  葆 はか1名一一一−X Mlo 図 第 図 第 図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像の中のある領域の画像データを記憶し、
    この画像データに対しそれぞれ異なる色補正演算を施し
    て複数の画像を同一紙上の異なる位置に印字し、この複
    数の画像の中から使用者が希望画像を選択するモザイク
    モニタモードを備えたデジタルカラー複写機において、 モザイクモニタモードの各設定値を記憶する記憶手段と
    、 モザイクモニタモードへの復帰を指示する復帰指示手段
    と、 所定の信号を入力すると、モザイクモニタモードの各設
    定値を記憶手段に退避させ、復帰指示手段による復帰指
    示の入力があると、記憶手段から設定値を読出しモザイ
    クモニタモードに復帰し、希望画像を選択可能にするモ
    ザイクモニタ出力制御手段と、 記憶手段に設定値が記憶されている状態でモザイクモニ
    タモードを選択する入力があったときにモザイクモニタ
    モードの選択を禁止する選択禁止手段と、 上記の複数画像の同一紙上への印字の後に所定のキー入
    力があるとき、記憶手段の記憶内容をクリアするメモリ
    クリア手段を備えることを特徴とするデジタルカラー複
    写機。
JP1274427A 1988-10-24 1989-10-18 デジタルカラー複写機 Pending JPH02191971A (ja)

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JP1274427A JPH02191971A (ja) 1988-10-24 1989-10-18 デジタルカラー複写機

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JP26921388 1988-10-24
JP63-269213 1988-10-24
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