JPH02191679A - 結露防止用塗料 - Google Patents

結露防止用塗料

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JPH02191679A
JPH02191679A JP26822889A JP26822889A JPH02191679A JP H02191679 A JPH02191679 A JP H02191679A JP 26822889 A JP26822889 A JP 26822889A JP 26822889 A JP26822889 A JP 26822889A JP H02191679 A JPH02191679 A JP H02191679A
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JP
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unsaturated monomer
polymer
water
ethylenically unsaturated
condensation
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JP26822889A
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English (en)
Inventor
Yoshio Irie
好夫 入江
Shigeyasu Morihiro
重保 森広
Teruaki Fujiwara
藤原 晃明
Masazumi Sasabe
昌純 笹部
Kaoru Iwasaki
薫 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕
本発明は結露防止用塗料に関する。更に詳しくは、吸水
速度が早くしかも吸水−放湿の繰り返しにJ:る破損の
無い塗膜を形成でき、よって結露の発生し2易い箇所、
例えば、建築物の北側壁面、天井、屋根裏、配管等の塗
装に好適に使用できる結露防止用塗料に関する。 【従来の技術及び問題点〕 従来の結露防止用塗料Iこは、合成樹shエマルション
、着色顔料、顔料分散剤、増粘側4防パイ剤、防腐側等
の一般的塗料成分の他に2吸水性のある体質顔料である
ゲイソウ土、パーライト、ゼオライト等を添加し吸水性
を付与したものがあるが(特開昭57−151661)
、吸水能力が十分でないために、結露防止性能が十分で
ない。吸水能を向上させるために吸水性のある体質顔料
を多量に使用すると、強度のある塗膜が形成されなくな
る。 この様な吸水性のある体質顔料を用いた結露防止用塗料
の欠点を改善するために、高吸水性樹脂を配合しでなる
結露防止用塗料も提案されている(特開昭62−205
171 、特開昭62−265364)、高吸水性樹脂
を配合した結露防止用塗料は、吸水能力は向上しでおり
、そのため結露防止性能は向上している。しかし、かか
る提案で用いる高吸水性樹脂は吸水量が自重の50・〜
1000倍と大きく、1、; +22過度傘吸収するために、放湿に長時間を要”5る
。 また、吸水による膨潤も大きいために、少量の添加によ
っても塗膜の平滑性がそこなわれ、吸水−放湿のくり返
しに43ける膨潤−収縮の差が大きいので塗膜がひび割
れたりする。 また、水系塗料の場合、必要な量の高吸水性樹脂を配合
すると、増粘しすぎたり、ゲル化したりするので塗料と
し′C塗布することが困難になる4、〔発明の目的] 本発明の目的は、十分な結露防止性能をもち、ずみやか
な放湿性があり、吸水時にも塗膜の平滑性を保ち、吸水
と放湿のくり返しによってもひび割れが生じることのな
い塗膜を形成し、しかも環境汚染をすることのない水系
の結露防止用塗料な本発明者らは、鋭意研究の結果、合
成樹脂エマルションと特定の吸水倍率および特定の吸湿
率を有する吸湿性ポリマーを組み合わせることにより、
前記目的を達成しつることを見出し、本発明を完成する
に至った。 あり、且つ吸水倍率が1〜30倍の範囲である吸湿性ポ
リマー[A]および合成樹脂エマルション[Blを必須
成分として含有してなることを特徴とする結露防止用塗
料に関するものである。 本発明に用いる合成樹脂エマルションはO/W型のエマ
ルションであり、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂
、クロロブレンゴム、エチレン酢ピコポリマー、スチレ
ンブタジェンゴム、エポキシ樹脂等のエマルションであ
り、これらのうちの1種もしくは2種以上のブレンド物
として使用することができる。 本発明に用いる吸湿性ポリマー[A1は温度20℃、相
対湿度90%の雰囲気下における吸湿率が30〜130
重量%、好ましくは50〜130重量%であり、且つ、
吸水倍率が1〜30倍、好まが1通常50〜130重量
%の範囲である。吸湿率が30重量%未満であると機構
は明らかではないが、塗膜の吸水速度が小さく、結露防
止性能が十分でない。 本発明における吸湿性ポリマー[A)は、吸湿率及び吸
水倍率が上記規定を満たすものであわば特に制限されな
いが1通常は親水性、好ましくは水溶性のモノマーを必
須成分として含む単量体成分をラジカル重合して得られ
る架橋重合体である。 この様な吸湿性ポリマー[A)の製造方法の具体例とし
ては、例えば、 <1)  ヒドロキシル基含有劇a、β−エチレン性不
飽和単量体(a)2〜25モル%、カルボキシル基含有
α、β〜エチレン性不飽和単量体(b)5−・30モル
%およびカルボン酸塩基含有a、β−エチレン性不飽和
単量体(c)93〜45モル%(ただし、(b)と(e
)の合計は98〜75モル%)を含有する単量体成分を
ラジカ凋し重合して得られる重合体を130〜250℃
の温度で10分〜20時間の条件で熱処理して、該重合
体が有するヒトuQシル基とカルボキシル基との反応に
より架橋構造を形成させる方法、 (2)不飽和酸、不飽和スルホン酸、不飽和アミド、ヒ
ドロキシル基含有単量体及びアミノ基含有単量体からな
る群より選ばれる少なくとも1種の水溶性モノマーを、
架橋性モノマーの存在下にラジカル重合する方法、 等を挙げることができる。 上記h”法のうち、(2)の方法による場合は、畷湿率
及び吸水倍率が前記規定の範囲にある吸湿性ポリマー[
AJを得るには、多量の架橋性子ツマ〜を必要とするの
で(1)の方法によるのが好ましい4.但し、(11の
方法による場合もラジカル重合時Iこ適量の架橋性モノ
マーを併用すると上記規定の吸湿性ポリマーUA)が簡
便に得られるので好ましい。 本発明において使用されるヒドロキシル基含有α、β−
不飽和エチレン性不飽和モノマー(a)r以下、千ツマ
−(a)という】とは、水溶性であり、かつ分子内に単
一ヒドロキシル基を含有する・−官能モノマーでもよく
あるいは分子内↓こ二〇以上のヒドロキシル基を含有゛
する多官能モノマーでもよい0代表例としでは、例えば
アリルアル」−ル;2−ヒドロキシエチルアクリレート
、2−ヒドロキシプロピルアクリレ−・ト、3−ヒドロ
キシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒ
ドロ省ジプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシブロ
ビルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレ
ート等のビニルヵ月ボン酸モノマーのヒドロキシルアル
キル−ステル;ジエチレングリコールモノアクリし・−
ト、トリプロレングリコールモノアクリレート、?プロ
ピレングリコールモノアクリレート、トリプロピレング
リコールモノアクリレ・−ト、ジエチレングリコールモ
ノメタクリレート、トリエチレングリコールモノメタク
リレート、ジエチレングリコールモノメタクリレート、
トリプロピレングリコールモノメタクリレート等のジま
たはトリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト;ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト(ただし、アルキレンの繰り返し単位が4〜50);
グリセロールモノ(メタ)アクリレート、ネオペンチル
グリコール(モノ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルモノ(メタ)アクリレート等の多価アルコールのモノ
(メタ)アクリレート等があり、これらの中から1種ま
たは2種以上が使用できる。また、ビニルアルコールの
よう番ご単独では存在し2得な(でも、酢酸ビニルと重
合したのち、ケン化することによりヒドロキシル基を形
成し得るモノマーも使用できることはもちろんである。 カルボキシル基含有α、β−エチレン性不飽和単量体(
b)[以下、モノマー(b)という】は、”〜水溶性で
あり、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
イタモノ駿等があり、好ましくはアクリル酸およびメタ
クリル酸であり、これらの中から1種または2種以上が
使用できる。 カルボン酸塩基含有α、β−エチレン牲不飽和モノマー
(C)(以下、七ツマ−(c)というJは、水溶性であ
り、例えば前記カルボキシル基含有α、β−エチレン性
不飽和七ツマ−(b)のアルカリ金属塩およびアンモニ
ウム塩があり、これら千ツマ−の中から1種または2種
以上が使用できる。 また、本発明においては、前記モノマー成分中には、エ
ステル架橋密度および吸水倍率を損なわない範囲で、前
記モノマー成分と共重合し得る他のα9β−エチレン性
不飽和モノマーを配合することができる。このようなモ
ノマーとしては、水溶性のものが好ましく、例えば2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スル
ホエチル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロ
イルエタンスルホン酸、アクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、アクリロニトリル、メチル(メタ)
アクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、ブチルアクリレート、ジメチルマレエート、
ジエチルマレエート、ジブチルマレエート、酢酸ビニル
等がある。そのさらに、前記そツマ−中では、分子中に
2個以上の不飽和基を有する架橋性モノマーを配合する
ことができる。この架橋性モノマーは水溶性であること
が好ましく、例えば、エチレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジア
クリレート、トリエチし・ングリコールJクリレート、
トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエヂレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ボリブロビレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(
メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリ
メチロールプロパンジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ネオベンチルグリコールジ(メタ)ア
クリレート、N、N’−メチレンビスアクリルアミド、
N、N’−メチレンビスメタクリルアミド等がある。 このような架橋性千ツマ−は、これを使用した場合、エ
ステル架橋するための加熱処理時の時間が短かくなり、
高温で長時間加熱に起因するポリマーの劣化を防止でき
、品質の良好なものが得られいが、架橋性モノマーを用
いない場合に比べて容易となるので、好ましく用いられ
るやその量は、モノマー成分に対して0.001〜0.
5モル%、好ましくは0.01〜0.3モル%である。 モノマー成分のラジカル重合は、従来から吸水性ポリマ
ーの重合に採用されている水溶液重合方法はそのまま採
用でき、例えば特公昭48−42466号番こ開示され
ているように、重ね合わせることにより密閉された空洞
部を構成すると同時に重合反応温度調節としての機能を
発揮する伝熱面と内蔵された熱媒体通路を備えた枠を水
平方向に複数個重ね合わせ圧縮することにより構成され
た複数個の空洞部に111あるいは1種以上の単量体ま
たは単量体溶液を装入し、複数個の熱媒体通路に熱媒体
を通して伝熱面を介して重合反応系の温度を所望の範囲
内に保ち重合させ2重合終了後、圧縮を解き生成重合体
を取出すことよりなる重合方法、特開昭57−3410
1号および米国特許第4625001号に開示されてい
るように、含水ポリマーとなるモノマーを複数の回転撹
拌軸を有する容器内で、重合の進行に伴ない生成するポ
リマーを該撹拌軸の回転による剪断力により細分しなが
らラジカル水溶液重合を行なう方法、特公開59−36
003号に開示されているような逆相懸濁重合法等によ
り容易に行なうことができる。 本発明で用いられる重合開始剤は、水溶性のラジカル重
合開始剤として公知のものが使用できる0例えば過硫酸
カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の
過硫酸塩、過酸化水素、V−50[和光純薬株式会社製
、2,2゛−アゾビス(2−アミジノプロパン)ハイド
ロクロライド〕等の水溶性アゾ化合物等が挙げられ、ま
たこれらと亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム
等の亜硫酸水素塩、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素カリ
ウム等の亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリ
ウム等のチオ硫酸塩、L−アスコルビン酸、第−鉄塩等
の還元剤との組み合わセによるレドックス系開始剤を使
用してもよい、これら重合開始剤の使用量は、モノマー
の合計量に対して0.001〜0.5重量%、好ましく
は0.002〜0.3重量%である。水溶液重合の反応
温度は10〜120℃、好ましくは30〜100℃であ
り、水溶液中のモノマー成分濃度は10〜70重量%、
好ましくは20〜60重量%である。 このようにして得られるポリマーは、その乾燥中または
乾燥後に130〜250℃、好ましくは150〜250
℃の材料温度で10分〜20時間、好ましくは10分〜
10時間加熱処理して該ポリマーがその分子中に有する
ヒドロキシル基とカルボキシル基とのエステル架橋を形
成させるこし、得られるポリマーを加熱して架橋反応さ
せるために、高いモノマー濃度での水溶液重合が可能で
あり、しかも加熱条件の選択によって架橋の程度を任意
にコントロールして吸水倍率1〜30倍程度の吸湿性ポ
リマーが容易に製造できる。この際、乾燥または加熱処
理時の温度条件は前記のとおりであるが、130℃未満
の温度ではヒドロキい。 本発明に用いる吸湿性ポリマー
【^1は、温度20℃、
相対湿度90%の雰囲気下における吸湿率が30〜13
0重量%、好ましくは50〜130重量%であり、且つ
吸水倍率が1〜30倍、好ましくは2〜20倍の範囲の
ものである。吸湿率が30重量%未満であると機構は明
らかでないが、塗膜の吸水速度が小さく、結露防止性能
が十分でない。 なお、本発明における吸湿率は下記の様にして測定した
。 吸湿率:吸湿性ポリマーの粉体0.2gを直径50膳層
、高さ10+amのアルミカップに入れ、これを温度2
0℃、相対湿度90%に調整した恒温恒温器中に1週間
保持した。吸湿後の粉体の重量を測定し、次式に従って
吸湿率を求めた。 るのが困難であり、一方、250℃を超える場合には吸
湿性ポリマーが劣化するので好ましくな吸湿前の粉体の
重量(g) 吸湿性ポリマー[Alの吸水倍率が1倍未満であると吸
水量が小さすぎて多量添加を必要とするので経済的でな
い、吸水倍率が30倍より高いと、膨潤−収縮のくり返
しによる塗膜のひび割れや塗膜の平滑性に問題が生じる
場合がある。また吸水しすぎて放湿に長時間を要し、か
びが発生しやすくなる。さらに吸水倍率と添加量によっ
ては合成樹脂エマルション塗料の増粘、ゲル化につなが
る。吸湿性ポリマー[Alの粒径には、特に制限はない
が、塗膜の平滑性からは200μ以下が好ましく、10
0μ以下がさらに好ましい6本発明における合成樹脂エ
マルション[B1 と吸湿性ポリマー [Al との比
率は、使用条件、要求物性に応じて適宜決定すわばよい
が、合成樹脂エマルションFB+固形分100重量部に
対し吸湿性ポリマー[Al を10〜200重量部とす
るのが好ましい。 さらに好ましくは20〜100重量部である。 合成樹脂エマルション[B]は、O/W型のエマルショ
ンであり、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、クロ
ロブレンゴム、エチレン酢ピコポリマー、スチレンブタ
ジェンゴム、エポキシ樹脂等のエマルションであり、こ
れらのうちの1種もしくは2種以上のブレンド物として
使用することができる。 本発明の結露防止用塗料は、各種の紙、プラスチックス
、織布、不織布、無機質建材、ALC板2gR板等又は
これらの複合体の片面又は両面に塗布および/又は含浸
することができる。 本発明の結露防止用塗料を調製するには何ら特殊な工程
を必要とするものではなく、ボールミル、サンドミル、
ハイスピードミル等の分散機を使用し各種配合材料を順
次添加し均一に混合分散することによって得られる。I
l)られた結露防止用塗料は吹き付は塗り、刷毛塗り、
ローラー塗り、コテ塗り、フローコーター塗り、ローラ
ーコーター塗りなどの公知の塗装方法で基材面に塗布お
よび/又は含浸することにより、塗膜を形成させること
ができる。 【発明の効果】 本発明の結露防止用塗料は、塗膜にした時優秀な結露防
止用塗1へ有する共に、すみやかな放湿性、吸水時の塗
膜の平滑性、吸水−放湿のくり返しによっても塗膜のひ
び割れがない特徴を有する。 さらに、本発明の塗料は、吸湿性の高いポリマーを含有
するため、倉庫、押入れ、衣裳積等、比較的密閉性の高
い容器の内面に塗布された時、良好な調湿機能をも有す
る。
【実施例】
以下、実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
の範囲がこれらの実施例にのみ限定されるものではない
。 なお、実施例中の配合比はすべて重量によるい〔製造例
〕 吸湿性ポリマーの製造方法 製造例1 内容積2.5 f2、開口部150mmX 150ms
、深さ15C)+m、羽根の回転径90mmのシグマ型
羽根を2本有するジャケット付ステンレス製双腕型ねっ
かtl!に−ジー)にふたを付け、このニーグー中にア
クリル酸ソーダ65.0モル%、アクリル酸20.0モ
ル%、メチレンビスアクリルアミド15゜0モル%とか
らなる単量体成分の水溶液1200g(七ツマー濃度1
5重量%)を入れ窒素ガスを吹き込み反応系内を窒素置
換した0次いで2本のシグマ型羽根をそれぞれ67およ
び56 rpmの速度で回転させ、ジャケットに35℃
の温水を通して加熱しながら重合開始剤を添加して5分
後に重合が開始した0重合開始剤を添加して20分後に
反応系内の温度は83℃に達し、含水ゲル重合体は約5
f寵の径の細粒に細分化され、さらに撹拌を続は重合開
始後60分後にフタをはずし含水ゲル重合体を取り出し
た。この含水ゲル重合体を通常の熱風乾燥器で100℃
で2時間乾燥した後粉砕して粉末状の吸湿性ポリマー(
1)を得た。 得られた吸湿性ポリマー(I)の吸水倍率は17倍、吸
湿率は105重量%であった。 吸水倍率の測定は下記のように行った。 吸水倍率:吸湿性ポリマーの粉体o、 s g i”!
’:織布製のティーバッグ式袋(40ya*x 61)
a+a)に均一に入れたものを脱イオン水に浸漬し、6
0分経過後、ティッシュペーパー(キムワイブワイパー
S−200120+mX200I十条キンバリー製)1
0枚を用いて、余分な水分を除去した後、重量を測定し
次式に従って吸水倍率を測定した。なお、ブランクはテ
ィーバック式袋のみを脱イオン水に浸漬した後の重量で
ある。 吸水前の粉体の重量(g) 製造例2 製造例1において単量体成分の水溶液をアクリル酸ソー
ダ67.5モル%、アクリル酸22.5モル%、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート9.95モル%、メチレン
ビスアクリルアミド0.05モル%の組成の単量体成分
の37重量%モノマー濃度水溶液とする以外は製造例1
と同じ操作をくり返して得られた含水ゲル重合体を通常
の熱風乾燥器で100℃で2時間乾燥した後粉砕して粉
末状にし更に無風の乾燥器中180℃で、3時間加熱処
理゛をし、吸湿性ポリマー(n)を得た。得られた吸湿
性ポリマー(TI)の吸水倍率は5倍、吸湿率は95重
量%であった。 実施例1〜2および比較例1〜3 表1に示す配合割合にしたがって各原料を混合し実施例
、比較例の各塗料を調整する。 本例ではハイスピードミルを用い撹拌しながら原料を順
次混合して各塗料組成物を作成した。 塗料および塗膜の物性を測定し表1に示す。 表1 1)アクリルエマルション:日本触媒化学工業(ハ)製
アクリセッ)・202E 2)分敷削:日本触媒化学工業■製アクアリックL−4
O3 3)高吸水性樹脂A:日本触媒化学工業株製アクアリッ
クCA吸水倍率250倍、吸湿率110重量%4)高吸
水性樹脂B:住注文学工業■製スミカゲルR〜30吸水
倍率25倍、吸湿率6重置%5)ケイソウ土二七うイト
ー281東京興業貿易商会 6)重質炭量カル、シウム=日束粉化工業■NS#3Q
7)二酸化チタン:帝国化工■ JR−70!8)増粘
剤 :ユニオンカーバイド社七ロサイズOP・4400
 2.5%水溶液 9)造膜助剤:長潮産業■ テキサノール10)消泡剤
 :信越シリコン■ シリコンにドア211、1粘 度
 =BL型粘度計 NCL40−ター6rp厘25℃ 各試験項目の測定方法′笈び手順は次のように行った。 (イ)結露防止性 アルミ製ジュース缶に試料を乾燥厚がLl厚になるよう
に塗布し7日間室温乾燥する0次にジェ生する結露現象
を観察する。 0・・・・・・30分間で結露せず ○・・・・・・30分間でわずかに結露する×・・・・
・・30分間で結露が発生し水滴が落下する(口)吸水
速度 塗料からの乾燥シート(2iim厚)を作成しピペット
で水滴を1滴(約Q、 05 cc)滴下し吸水されて
水滴がなくなるまでの時間を測定する。 0・・・・・・ 2分以内 O・・・・・・ 2〜9分 ×・・・・・・ 9分以上 なお、乾燥シートは1M型紙上に乾燥膜厚2tataに
なるように型枠を設は塗料を流し塗りし、表面をガラス
棒でならし、室温で7日間Viすることにより作成した
。 (ハ)吸水率 塗料からの乾燥シーh (2smjii[X 50mm
X 100 mm+)を作成し20℃水中浸漬により3
時間後の吸水率を測定する。 0・・・・・・ 80重量%以上 O・・・・・・ 50〜80重量% ×・・・・・・ 50重重置以下 (ニ)放湿率 測定する。 0・・・・・・ ○・・・・・・ × ・・・・・・ 2重量%以下 2〜10重量% 10重量%以−F 放湿前のシート重量(g)−放湿後のシート重量(g)
(ホ)耐久性 吸水/放湿の10サイクル繰返しを行う、各サイクル毎
に塗膜の表面状態を目視判定し、異常がなければ次のサ
イクルテストを継続する。 0・・・・・・ 10サイクルで異常が認められないO
・・・・・・ 10サイクル後の塗膜軟化、若干の割れ
が発生する ×・・・・・・ 2サイクル目の水中浸漬によりポリマ
ーが脱落する (へ)塗膜の平滑性 スレート板に塗料を乾燥厚がlsi+になるように塗布
し7時間室温乾燥する0次に20℃水中浸漬24時間後
に取り出し塗膜の表面状態を目視判定する。 0・・・・・・ 平滑性良好で割れの発生なし○・・・
・・・ や\平滑性が悪く、小さな割れが若干発生する × 壷・+−・− 平滑性が悪く、大きな割tt懐発生しポリマーが脱落す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、温度20℃、相対湿度90%の雰囲気下における吸
    湿率が30〜130重量%であり、且つ吸水倍率が1〜
    30倍の範囲である吸湿性ポリマー[A]および合成樹
    脂エマルション[B]を必須成分として含有してなるこ
    とを特徴とする結露防止用塗料。 2、吸湿性ポリマー[A]の吸水倍率が2〜20倍であ
    る請求項1記載の結露防止用塗料。 3、吸湿性ポリマー[A]がヒドロキシル基含有α,β
    −エチレン性不飽和単量体(a)2〜25モル%、カル
    ボキシル基含有α,β−エチレン性不飽和単量体(b)
    5〜30モル%およびカルボン酸塩基含有α,β−エチ
    レン性不飽和単量体(c)93〜45モル%(ただし、
    (b)と(c)の合計は98〜75モル%)を含有する
    単量体成分をラジカル重合して得られる重合体を130
    〜250℃の温度で10分〜20時間の条件で熱処理し
    て、該重合体が有するヒドロキシル基とカルボキシル基
    との反応により架橋構造を形成させてなる請求項1記載
    の結露防止用塗料。 4、ヒドロキシル基含有α,β−エチレン性不飽和単量
    体(a)が、ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は
    ヒドロキシエチルメタクリレートである請求項3記載の
    結露防止用塗料。 5、カルボキシル基含有α,β−エチレン性不飽和単量
    体(b)がアクリル酸、メタクリル酸およびマレイン酸
    よりなる群から選ばれた少なくとも1種である請求項3
    記載の結露防止用塗料。 6、カルボン酸塩基含有α,β−エチレン性不飽和単量
    体(c)が(メタ)アクリル酸のアルカリ金属塩または
    アンモニウム塩である請求項3記載の結露防止用塗料。 7、単量体成分が更に架橋性単量体を含有してなる請求
    項3記載の結露防止用塗料。 8、吸湿性ポリマー[A]の吸湿率が50〜130重量
    %である請求項1記載の結露防止用塗料。
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