JPH02191141A - 重量物を収容した紙箱連結体 - Google Patents

重量物を収容した紙箱連結体

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JPH02191141A
JPH02191141A JP1309151A JP30915189A JPH02191141A JP H02191141 A JPH02191141 A JP H02191141A JP 1309151 A JP1309151 A JP 1309151A JP 30915189 A JP30915189 A JP 30915189A JP H02191141 A JPH02191141 A JP H02191141A
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JP
Japan
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boxes
flaps
paper
cardboard
paper box
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JP1309151A
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Toshiharu Mizuno
水野 利春
Hiromi Tsuji
辻 洋巳
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、段ポール、ファイバー箱等の紙箱を複数個連
結して成る紙箱連結体に関する。
〔従来の技術〕
複数の紙箱を連結して一つの輸送単位にする方法として
は、−船釣に、複数の箱をバンド掛けによって結束した
り、粘着テープで接着したり、更には箱同士を糊等で接
着する方法等が採られている。
然しなから、重量物を収容した箱の場合、バンド掛けに
よっては箱を傷めることなく固く確実に結束することが
できず、また、粘着テープでは接着強度が弱いため荷重
に耐えられない等の欠点がある。更に箱同士を糊により
接着する方法は、容易に分離できるよう接着する必要が
あるが、そうすると取扱中に箱が分離してしまう。
また、天地両面に厚紙を接着して箱を結合する方法もあ
るが、この方法は、必ずしも強固な結合ができず、例え
ば傾斜した状態で床面に落下させると、上記厚紙が剥が
れ、荷重れが生じてしまうと云う問題があり、結合した
紙箱連結体を一個一個の箱に分離する際には、上面の厚
紙を箱の接合線に沿って切断した後、箱を引っ繰り返し
て底面の厚紙を切断しなければならず、また、解梱にも
手間と時間がか\ると云う問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は救主の観点に立ってなされたものであって、そ
の目的とするところは、段ボール箱等を複数個連結する
際に、内容物が重量物である場合でも充分な強度を育し
、しかも外観を損ねず、使用時に個々の箱を容易に切り
離すことができる紙箱連結体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
而して、上記の目的は、長辺側に内フラップを、短辺側
の長さが紙箱の長辺長さの2分の1以下の外フラップを
有し、少量の重量物が収容される比較的小型の紙箱を複
数長辺側側面が対向接触するよう整列せしめ、それらの
紙箱の外フラップの間の間隔と同等又はそれ以下の幅員
を有する連結用厚紙を上記外フラップ間の間隙部に接着
して成る重量物を収納した紙箱の連結体に於て、紙箱の
各対向面に線状又は点状に糊付けして容易に引き離し得
るよう軽く接合することを特徴とする上記の紙箱の連結
体によって達成し得る。
〔作 用〕
救主の如き構成であると、複数個の箱を確実に、しかも
頑丈に連結することができ、且つ使用時に個々の箱に容
易に切り離すことができる等、多くの利点が得られるも
のである。
その理由は、箱が連結用の厚紙のみでなく、剪断剥離に
対して強い抵抗力のある糊付けが併用されているから、
連結用の厚紙を薄くしても、強力な連結が可能となり、
例えば傾斜した状態で床面に落下させても、荷重れを生
じることがないものである。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明する。
第1図は、本発明にか\る紙箱連結体に利用する紙箱の
一実施例のフラップの組立状態を段階的に示した説明図
、第2図は、第1図に示した紙箱を複数個連結した状態
を示す説明図、第3図は、紙箱を複数個連結し、連結用
厚紙により本発明にか−ろ紙箱連結体を製造した状態を
示す説明図、第4図ないし第6図は、本発明にか\る紙
箱連結体のテストを行なった際の状態を示す説明図であ
る。
而して、第1図ないし第3図に於ては、図面の煩雑化を
防ぐため省略しであるが、容箱の底面も上面と同様に構
成されている。
而して、第1図ないし第3図中、1は段ボール等で製作
された紙箱、2.2はその内フラップ、3.3は紙箱1
.1のっま面4に取り付けられた外フラップ、5は段ボ
ール等で形成された連結用厚紙、6.6は上記紙箱1,
1の各対向面の上下両端部に線状又は点状に付けた糊で
ある。
而して、第1図に示した紙箱1は、段ボール箱の形式に
関する日本工業規格(JIS)21507に規定された
A−1形(全フラップ同一長す、外フラップ突キ合セ切
込式)の段ボール箱であり、第1図(A)に示す如く、
長さL1幅W、深さD1内フラップ長さFa、外フラッ
プ長さFbを有し、上記A−1形の規定に従いFa= 
Fbとなっている。
また、内フラップ3.3の長さFaと紙箱1の長さ(紙
箱閉鎖時の外フラップ長さ方向の寸法)Lとの関係は2
 Fa< L 、即ちFa<+ALとなっている。
而して、通常の段ボールに於ては、っま面4例のフラッ
プ3,3を先に折り込み(従って、3゜3が内フラップ
となる。)、その上に側面側のフラップ2,2を折り重
ねるものであるが、本発明にか\る紙箱連結体を製造す
る場合には、通常の場合とは逆に、先ず、第1図(B)
に示す如く側面側のフラップ2,2を内フラップとして
折り込み、そのあとで第1図(C)に示す如くつま面4
側のフラップ3,3を外フラップとして折り重ね、上記
内フラップと外フラップをホットメルト糊等で接着して
紙箱lを形成するものである。
次いで、上記の如く成型された紙箱lを第2図に示す如
く、例えば三個、各内フラップ2.2が隣接して平行に
整列するように配置せしめると共に、内容物の重量に応
じて、各対向面の上方又は下方の一端部近傍、又は両端
部に線状、又は点状に糊6.6を付け、各紙箱1.1を
容易に引き離し得るように軽く結合する。
然る後、それらの紙箱1.1の外フラップの間を連結用
厚紙5を、上記外フラップ間の間隙部に接着して固定す
るものである。
而して、上記連結用厚紙5の幅員は、紙箱lの外フラッ
プの間の間隙と同等又はそれ以下の幅員に形成されてお
り、且つ紙箱1.1の対向接触線に対応する部分にはカ
ットテープが設けられている。
而して、上記各箱体1.lの糊6,6による結合部分は
、結合面に垂直な引き剥がしに対しては弱いが、結合面
に平行な剪断引き剥がしには強い抵抗を示すものである
。一方、上記連結用厚紙5は紙箱同士の剪断には弱く、
引き離しには強い抵抗を示す。このため、上記のように
すると乱暴な取扱いを受けても荷重れを生じない強固な
連結ができる反面、必要なときにはカットテープを引い
て連結用厚紙5を切断すれば簡単に各紙箱1. 1を分
離できるものである。
また、糊付けを紙箱の中央部にではなく、端部に施すの
は、分離が容易に行なえるからである。
更に、上記連結用厚紙5の幅員は、紙箱lの外フラップ
の間の間隙と同等、好ましくはそれ以下となるように形
成されているので、−個一個の紙箱1.1に分離した後
、各紙箱1.1を内フラップ開口線の部分に沿って簡単
に開けることができるものである。
而して、上述の如くして作製された本発明にが\る紙箱
連結体に於ては、三箱連結した場合、その紙箱の圧縮強
度は、三箱分の長さを有する連結しない箱に比べて、段
ボールの構成原紙の品質を落としても大幅に向上するも
のである。
次に、本発明にか\る紙箱連結体の具体的な実施結果に
ついて説明する。
連結用厚紙5は、上下(天地)共に使用した。
いずれか一方のみの場合は落下時に分解し易いためであ
る。また、連結用厚紙に対する分割用のミシン目は下側
(地側)の厚紙にだけ入れた。天地両側に入れると落下
時に分解し易いためである。
なお、このため糊付けにおいて、下側の糊付は面積を大
きくした。
次に、糊付けは第4図に示すようにr線付け1で行なっ
た。この紙箱の寸法はa = 280mm、 b =1
401111+1Sh=  390uuaである。高さ
hが350+em以上の場合は、図のように上下合わせ
て6ケ所線付けし、350mm未満の場合は、下側のみ
3ケ所線付けするのがよい。線付は位置は、上面及び下
面がらd = e =40m+aとした。線付けは幅3
IIllIx長さ約6Cffiで、上側は1条、下側は
2条付けした。糊の塗布面の接着後の形状は、上側の1
条付けは幅5〜10mmとなり、下側は2条付けである
が合わさって幅lO〜15mn+となった。
なお、糊付けにはアプリケーションノズルを使用した。
糊剤(ホットメルト接着剤)としては、下記のような市
販のエチレン酢酸ビニル共重合樹脂製のものを使用した
メーカー   商品名    溶融粘度(180”C)
三井東圧化学■ エムティメルトG131 1100c
p積水化学■   ニスダイン8512JS−1148
0cp(但し、溶融粘度はJIS−に−6892に準す
る。)なお、接着強度は紙(段ボールの表紙)の表面強
さより大きいものならばよい。
段ボールの紙質は下記の通り従来よりも薄いものを使用
した。
(数値の単位はg/m”でライナー数値と同じ)上記の
如くして製造した紙箱3個の連結体の落下テストを行な
った。
ホットメルト噴射エアー圧(連結機)は現行では2.5
kg/ cm”であるが、テスト■では3.5kg/a
m’ 、テスト■では2.5kg/ cm″とした。ま
た、ホットメルト噴射時間(連結機)は3段階タイマ−
を用いて現行では0.12秒10.17秒10.17秒
としているが、テスト■では0.12秒10.17秒1
0.17秒、テスト■では0.20秒10.28秒/ 
0.28秒とした。
なお、落下テスト方法は、第5図に示すように紙箱連結
体を地側へりからコンクリート床へ自然落下(落下高さ
f)させた。
また、剥離応力測定では、第6図に示すように連結体の
上面の紙箱同士の当接部分に力を加えて引っ張った。
そのテスト結果は下表の通りである。
この結果から、本発明にか\る紙箱連結体は従来品に比
べて耐衝撃性に優れ、かつ各紙箱への分離を容易に行な
い得るものであることが理解できる。
また、落下衝撃に対する耐久性は、胴の糊塗布面積の寄
与が大きいこと、糊塗布面積と剥離応力とはあまり関係
がないことが判った。
〔発明の効果〕
本発明は救主の如く構成されるので、本発明によるとき
には、複数個の紙箱を確実に、しかも頑丈に連結するこ
とができ、且つ使用時には個々の紙箱に容易に分離でき
る等、多くの利点が得られるものである。
なお、本発明は救主の実施例に限定されるものではない
。即ち、例えば、連結すべき紙箱としては、上記のJI
S規格Z 1507ノA−1形のものに限定されず、同
A−2形、A−5形、B−3形、B−4形、B−6形、
C−3形等々の紙箱を用いることも可能であり、本発明
はその目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり
、本発明は本明細書及び図面の記載から当業者が容易に
想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にか\る紙箱連結体に利用する紙箱の
一実施例のフラップの組立状態を段階的に示した説明図
、第2図は、第1図に示した紙箱を複数個連結した状態
を示す説明図、第3図は、紙箱を複数個連結し、連結用
厚紙により本発明にか\る紙箱連結体を製造した状態を
示す説明図、第4図ないし第6図は、本発明にか\る紙
箱連結体のテストを行なった際の状態を示す説明図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  長辺側に内フラップを、短辺側の長さが紙箱の長辺長
    さの2分の1以下の外フラップを有し、少量の重量物が
    収容される比較的小型の紙箱を複数長辺側側面が対向接
    触するよう整列せしめ、それらの紙箱の外フラップの間
    の間隔と同等又はそれ以下の幅員を有する連結用厚紙を
    上記外フラップ間の間隙部に接着して成る重量物を収納
    した紙箱の連結体に於て、 紙箱の各対向面に線状又は点状に糊付けして容易に引き
    離し得るよう軽く接合することを特徴とする上記の紙箱
    の連結体。
JP1309151A 1986-12-16 1989-11-30 重量物を収容した紙箱連結体 Granted JPH02191141A (ja)

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JP1309151A JPH02191141A (ja) 1986-12-16 1989-11-30 重量物を収容した紙箱連結体

Applications Claiming Priority (3)

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JP29757786 1986-12-16
JP61-297577 1986-12-16
JP1309151A JPH02191141A (ja) 1986-12-16 1989-11-30 重量物を収容した紙箱連結体

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JPH02191141A true JPH02191141A (ja) 1990-07-27
JPH0543585B2 JPH0543585B2 (ja) 1993-07-02

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Cited By (1)

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JP2009502584A (ja) * 2005-08-01 2009-01-29 ストゥラ エンソ アクチボラグ 積層構造

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