JPH02191115A - 硬貨包装機における包装シートの加締装置 - Google Patents

硬貨包装機における包装シートの加締装置

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JPH02191115A
JPH02191115A JP1010761A JP1076189A JPH02191115A JP H02191115 A JPH02191115 A JP H02191115A JP 1010761 A JP1010761 A JP 1010761A JP 1076189 A JP1076189 A JP 1076189A JP H02191115 A JPH02191115 A JP H02191115A
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Japan
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coin
coins
claw
wrapping
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Mitsuyoshi Inoue
井上 光好
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Japan Cash Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動的に所定枚数の硬貨を揃えて積重ねた状
態でこれを包装シートにより包装する硬貨包装機におい
て、硬貨包装部で集積硬貨に巻きつけられた包装シート
の両側の側縁を折込んで加締部分を形成する包装シート
の加締装置に関するものである。
(従来技術) 従来のこの種の硬貨包装機は、例えば実公昭53−36
284号公報等に開示されているように、硬貨O(給部
から送られる所定枚数の硬貨を揃えて積重ねる硬貨集積
部と、この集積部の下方に位置して集積硬貨を包装シー
トで包装する硬貨包装部を備えるとともに、上記硬貨包
装部に、包装シートの上下側縁を折込んで加締部分を形
成する加締装装置を装備している。この加締装置は、水
平移動および上下移動可能な上下各加締爪取付部材に取
付けられた上下一対の加締爪を備え、加締時に、包装シ
ートが巻きつけられた集積硬貨に対してその上下に望む
位置に加締爪を移動させてから、上部加締爪を下降させ
るとともに下部加締爪を上昇させて、包装シートの上下
両側の側縁を折込むようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般的なこの種の硬貨包装機は、一定枚数(通當は金融
業界の要求等に応じて50枚)を包装することができる
ようになっており、このように−定枚数の硬貨を包装す
る場合は、金8(日本の現在の硬貨では1円硬貨から5
00円硬貨までの6金Fl )が変ってもそれによる集
積硬貨の長さ(上ドに積み重ねた場合の高さ)の変化は
比較的小さいため、従来の加締装置においてその加締爪
の上下可動範囲を適度に設定しておくことにより加締処
理を適正に行なうことは可能である。
ところが、例えば流通業界等で硬貨包装機が用いられる
ときに500円硬貨は20枚ずつ包装することも可能に
したいという要求がある。このような要求に対処するた
め硬貨包装機において包装される硬貨の設定枚数を変更
可能とした場合、設定枚数の変更に伴って集積硬貨の長
さが大きく変化する。
この場合に、前記のような従来の加締装置によると、設
定枚数が減少したときにも包装シートの側縁を加締める
位置まで加締爪を移動させるにはその上下移動ストロー
クを大きくしなければならず、とくに硬貨包装部に供給
される包装シートとの関係で集積硬貨の下端位置が規制
されるので、集積硬貨の長さの変化に見合うだけ上部加
締爪の移動スI・ローフを増大させる必要がある。そし
て、加締爪の移動速度は加締に適した程度に保つ必要が
あるので、上記移動ストロークが増大すると、その移動
に要する時間が長くなることにより、処理能率が低下す
るという問題があった。
なお、このような問題の対策として、設定枚数が少ない
場合(20枚の場合)は設定枚数が多い場合(50枚の
場合)よりも低い位置に上部加締爪を取付けるように、
上方側取付部材に対して上部加締爪を付替え可能とした
ものが考えられているが、このようにすると、設定枚数
の変更に応じて使用者が加締爪の付替え作業を行なわな
ければならず、その作業が面倒であるとともに、付替え
作業時にセツティング不良や内部機構の損傷等を生じる
おそれもあって、包装機の管理上も好ましくなかった。
本発明はこのような事情に鑑み、包装される硬貨の設定
枚数の変更等によって集積硬貨の長さが大幅に変化して
も能率良く加締処理を行なうことができ、しかも、使用
者に加締爪の付替え等の作業を行なわせる必要がない加
締装置を提0(するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記のような目的を達成するため、多数枚の硬
貨を積み重ねた集積硬貨をシート共給部から供給される
包装シートで包装する硬貨包装部を備えるとともに、こ
の硬貨包装部に一組の加締爪を配設し、この一組の加締
爪により、集積硬貨に巻きつけられた包装シートの両側
の側縁をそれぞれ折込んで環状の加締部分を形成するよ
うにした硬貨包装機において、上記硬貨包装部の側方に
一対の加締爪取付部材を配備し、その一方の加締爪取付
部材に加締爪を取付けるとともに、他方の加締爪取付部
材に、硬貨包装部側へ突出する第1加締爪と、この第1
加締爪よりも上記一方の加締爪取付部材側に位置し、硬
貨包装部側へ突出する状態と加締爪取付部材の内部に没
入する状態とに出没可能な第2加締爪とを取付け、かつ
、この第2加締爪を出没させる駆動装置を設けたもので
ある。
〔作用〕
上記供給によると、包装硬貨の枚数設定等に応じて上記
駆動装置により上記第2加締爪が出没され、第2加締爪
が没入状態とされているときは、上記第1加締爪と一方
の加締爪(上記一方の加締爪取付部材に取付けられた加
締爪)とで包装シートの両側の側縁が加締められ、上記
第2加締爪が突出状態とされたときは、この第2加締爪
と上記一方のとで包装シートの両側の側縁が加締められ
る。
(実施例〕 第1図は本発明の加締装置を備えた硬貨包装機の内部機
構全体の概略構造を示している。この図において、硬貨
包装機の上部にはホッパ1が設けられており、このホッ
パlに投入された硬貨はベルトコンベア2を介して回転
!lt3へ送られ、この回転盤3の遠心力で回転盤3周
縁所定箇所から硬貨通路4に送り出される。そして、硬
貨通路4に対向して設けられた送り出しベルト5により
硬貨が1枚ずつ硬貨通路4を通ってシュート6に送り出
され、硬貨通路4に対して配備された計数機構(図示省
略)によって設定枚数が=1数されたときは硬貨の送り
出しが中断される。
上記硬貨通路4からシュート6を経た設定枚数の硬貨は
集積用の室内で積重ねられ、この集積硬貨が、硬貨包装
部7において、包装シート8で包装される。図に示す例
では、上記硬貨包装部7が硬貨集積部を兼ね、つまり、
硬貨の包装、に先だって設定枚数の硬貨を整列状態に積
重ねる硬貨集積もこの部分で行なわれるようになってい
る。このようにしているのは、硬貨集積部と硬貨包装部
とを個別に設ける場合よりも包装機全体を小形化し、か
つ硬貨の集積から包装への移行時間を短縮して処理能率
を高めるためである。
この硬貨包装部7には、後に詳述するような加締装置2
0が装備されている。また、硬貨包装部7の側方には、
包装シートローラ9から包装シート8を繰出すようにし
た包装シート供給部が装備され、この包装シート供給部
から、包装シート送り機構と包装シート8を所定長さに
切断するカッター(図示省略)とを介し、包装シート8
が硬貨包装部7に送られるようになっている。なお、硬
貨色装部7で包装された後の硬貨4よ図外の導出通路を
介して包装硬貨取出口に送り出されるようになっている
上記の硬貨集積部を兼ねる硬貨包装部7は、第2図およ
び第3図に示すように、一対の主ローラ11.12と適
宜数(図では2個)のガイドローラ13.14とに掛渡
されたベルト15を備え、このベルト15により、硬貨
の集積および包装を行なうための硬貨収容室16を供給
している。上記各ローラ11〜14はそれぞれの軸が垂
直で互いに平行に設けられている。そして、一対の主ロ
ーラ11,12は、硬貨の直径よりも小さい所定間隔で
配置され、上下の支持フレーム17(第4図中に示す)
に回転可能に取りつけられるとともに、図外の駆動装置
により所定時期に回転駆動されるようになっており、ま
た、ガイドローラ13゜14は、主ローラ11,12か
ら適当な距離をおいた位置に回転自在に設けられ、かつ
、1つのガイドローラ13は水平方向に位置変更可能と
なっている。
上記ベルト15は、一対の主ローラ11,12間で内方
に撓んで凹曲する状態とな゛るように、予め所定の周長
に形成されて主ローラ11.12とガイドローラ13.
14とに掛渡されており、上記のベルト四曲部分により
、上下両側が開口し、かつ上記両生ローラ11,12間
に包装シート導入用開放部16aを有する欠円筒状の硬
貨収容室16が形成されている。そして、主ローラ11
゜12が回転駆動されたときに、主ローラ11からガイ
ドローラ13.14を経て主ローラ12に至る部分では
ベルト15が緊張して両生ローラ11゜12間では上記
のようにベルト15が凹曲する状態を保ちつつ、主ロー
ラ11,12の回転に伴ってベルト15が周回移動する
ようになっている。
また、上記硬貨収容室16を供給する部分のベルト裏面
側には、ベルト15の凹曲形状を規制する適宜数(例え
ば3本)のバックアップローラ18が配設されている。
上記ガイドローラ13および各バックアップローラ18
は、図外の金種設定用等の操作部に連動する位置調節機
構により、金種設定操作に応じてて移動され、これによ
って硬貨収容室16が拡縮し、直径が異なる各金種の硬
貨に適合するように硬貨収容室16の径が調整される。
さらに硬貨包装時には、上記ガイドローラ13がソレノ
イド等のアクチュエータ(図示せず)によって外方へ移
動されることにより、硬貨収容室16の周壁部分がその
内部の集積硬貨に密接する状態にまで硬貨収容室16が
縮小されるようになっている。
上記硬貨包装部7に装備される加締装置I¥20は、第
4図乃至第8図に示すように、包装シート上部側縁を加
締める上部加締爪としての第1、第2の2つの加締爪2
1,22と、包装シート下部側縁を加締める下部加締爪
23とを有している。すなわち、駿貨包装部7の硬貨収
容室16の側方に上下一対の加締爪取付部材24.25
が配備され、その下方側の取付部材25に下部加締爪2
3が取付けられる一方、上方側の取付部材24に、上部
加締爪として、第1加締爪21と、この第1加締爪21
よりも下方に位置する第2加締爪22とが取付けられて
いる。上記下部加締爪23は、鉤形の先端部23Bが下
方側取付部材25の下端−側部から硬貨収容室16側へ
突出する状態で、軸部23bが下方側取付部材25に固
着されている。
また、上記第1加締爪21は、駒形の先端部21aが上
方側取付部材24の上端−側部から硬貨収容室16側へ
突出する状態で、軸部21bが上方側取付部材24に固
着されている。
上記第2加締爪22は、上方側取付部材24の一側部の
下部に設けられた切欠部26に位置し、基端部か軸27
を介して取付部材24に回動可能に取付けられることに
より、駒形の先端部22aが硬貨収容室16側へ突出す
る状態と上記切欠部26内に没入する状態とに出没rI
j能となっている。
上方側取付部材24の下部の空洞部28には、上記第2
加締爪22を出没させる駆動装置が装備されている。こ
の駆動装置は、例えば、第5図および第6図に示すよう
に、取付部材24に固着されたソレノイド30と、この
ソレノイド゛30の作動を第2加締爪22に伝える可動
片’t tとで溝底されており、上記可動片31は、軸
32を介して取付部材24に回動可能に取付けられると
ともに、9+4がソレノイド30のプランジャ30aの
先端に係合し、他端が第2加締爪22に設けられた突片
22bに当接している。そして、ソレノ・fド30の非
作動時には、復帰ばね33によって第2加締爪22が第
6図に実線で示す没入状態に保たれ、ソレノイド30が
通電によって作動されると、そのプランジャ30aが引
込まれるに伴って可動片31が回動することにより、第
6図に二点鎖線で示すように第2加締爪22が突出状態
に回動されるようになっている。
上記駆動装置は、包装される硬貨の設定枚数の変更に応
じて作動される。つまり、図外の包装機外面に装備され
たダイヤル等からなる設定操作部においては、通常の設
定枚数(50枚)による場合の金種に応じた切替操作の
他に、例えば500円映貨については包装枚数を20枚
に設定することもできるようになっており、このように
設定枚数が20枚に変更されたときに、その設定操作に
応じて上記ソレノイド30に通電されることにより、駆
動装置が作動して自動的に第2加締爪22が突出される
また、上下の加締爪取付部材24.25は、第7図およ
び第8図に示すような作動機構により、硬貨包装処理の
進行に応じて水平方向および上下方向に移動させられる
ようになっている。つまり、上下の加締爪取付部材24
.25は上下の加締爪レバー35.36に取付けられ、
この各レバー35.36はそれぞれ縦軸37の回りに回
IP1.I11能で、かつ縦軸37に沿って上下動可能
となっている。
この谷レバー35.36と、モータで回転駆動される主
軸38に設けられた加締爪水1’移動用および上ド側多
動用の3カム39.40との間には、縦軸41の回りに
回動可能な水平移動用アーム42゜43および横軸44
.45の回りに回動可能な上下移動用アーム46.47
が配設されており、アーム42はアーム43と一体的に
回動し、アーム43.46.47はスプリング48.4
’Jで付勢されてカム39.40に当接している。そし
て、川明状態では加締爪取付部材24.25が退避位置
にあり(第7図中の二点鎖線の状態)、包装シート加締
時には先ずカム39の回転に伴うアーム42.43の揺
動によって加締爪取付部材24゜25が硬貨収容室16
に臨む位置まで水平移動しく第7図中の実線の状態)、
さらにカム40の回転に1?うアーム44.45の揺動
によって上方側加締爪取付部材24が下降するとともに
下方側加締部材25が上昇するようになっている。
なお、上記上下加締爪取付部材24.25の間には、包
装シート導入用開放部16aからの硬貨の飛び出しの防
止および包装シート案内のためのセンターガイド51が
配置されている。このセンターガイド51は、硬貨集積
時等には硬貨収容室16の包装シート導入用開放部16
aに臨む位置にあって、加締時には退避位置に移動する
ように、主軸38の回転に伴って図外の作動機構により
作動される。また、硬貨包装部7には、上記加締装置2
0のほかに、第3図に示すように、仙貨収容室1 bの
底部を供給する開閉可能なシャッター52と、硬貨包装
時に集積硬貨を支持する支持ロッド53が装6iiiさ
れている。上記シャッター52は、硬貨集積中は閑じら
れて硬貨包装時に開かれ、また支持ロッド53は、硬貨
の集積から包装に移?jする際に、退避位置から硬貨収
容室16の下方に臨む位置へ移動した後に上昇して硬貨
収容室16内に突入し、集積硬貨を所定高さ位置に支持
するように、それぞれ図外に作動機構によって作動され
る。
以上のような当実施例による場合の硬貨包装処理とこの
処理における加締装置20の動作を、第1〜第8図に加
えて第9図および第10図の動作説明図を参照しつつ、
説明する。
硬貨包装部7においては、硬貨倶給部から送り込まれた
設定枚数の硬貨が集積された後、この集積硬貨A(また
はA’ )が包装シートOt給部から供給される袋シー
ト8(または8′)により包装される。つまり、硬貨包
装時には、硬貨収容室16内の集積硬貨が支持ロッド5
3により所定高さ位置に支持されるとともに硬貨収容室
16の周壁部分のベルト15が集積硬貨Aに密接した状
態でベルト15が周回移動するように駆動されつつ、硬
貨収容室16内に送り込まれた包装シート8が集積硬貨
の周面とベルト15との間に挾み込まれ、集積硬貨Aに
巻きつけられる。そしてこの包装シート巻きつけ処理に
続き、加締装置20の上下加締爪取付部材24.25が
硬貨収容室16に臨んで集積硬貨Aに沿った状態にまで
水平移動してから、上方側加締爪取付部材24が下降す
るとともに1ζノj側加締爪取付部材25か上昇するこ
とにより、集積硬貨Aの上下両側に突出する2!装シー
ト8の側縁が上下の加締爪によって折込まれ、環状の加
>、を部分が形成される。
この際、集積快貨Aの枚数が50枚に設定されているよ
うな場合は、第9図のように、上記第2加締爪22か取
付部材24内に没入した状態で、上記第1加締爪21と
下部加締爪23とがそれぞれド降、上シCに伴って包装
シート8の上下側縁に押し当ることにより、包装シート
8の上下側縁が加締められる。この場合、包装される硬
貨の金種の変更によって集積硬貨の高さが変ったときに
も、加締爪21.22が上下可動範囲内で包装シート8
の上下側縁に押し当るようにしておくことによって加締
が達成され、設定枚数が変らなければ、金種による集積
硬貨Aの上下長さの変化は比較的小さいため、加締爪の
移動ストロークがとしく増大することはない。
一方、包装される硬貨の枚数が20枚に設定された場合
は50枚の場合と比べて集積硬貨A′の長さか大幅に短
くなるが、このような場合は上下幅の狭い包装シート8
′が用いられるとともに、第10図のように、加締装置
20においては枚数設定操作に応じて自動的に上記第2
加締爪22が突出状態に作動される。これにより、取付
部材24.25の下降、上昇に伴って第2加締爪22と
ド部加締爪23とで包装シート8′の上下側縁が加締め
られる。つまり、包装シート8′の上方側縁には、第1
加締爪21よりも下方に位置する第2加締爪22が押し
当るので、この場合も移動ストロークが名しく増大する
ことがなく、能率良く加締動作が行なわれることとなる
また、このような加締装置20は、硬貨色装機を輸出す
るような場合に、厚さが種々異なる各国硬貨に対しても
大幅な設計変更を必要とせずに適用することができ、製
作上も有利である。つまり、従来の加締装置では、輸出
国の硬貨の厚さが日本の硬貨の厚さと大きく相違して日
本の硬貨に適合するように設計されている加締装置をそ
のまま適川できない場合に、加締爪に対する作動機構等
を大幅に設計変更する必要があるが、当実施例の加締装
置によると、上方側加締爪取付部材24に切欠部26を
加工して第2加締爪22を取付ける際に、切欠部26の
加工位置の選定によって第2加締爪22の位置を調整し
ておくことにより、作動機構等の設計変更を必要とせず
に各国硬貨に適用することができる。
なお、本発明の加締装置が装備される硬貨包装部の構造
は上記実施例に示すものに限定されず、例えば従来から
知られているように、3本の包装ローラの間に集積硬貨
を保持した状態で包装シートを導入しつつ包装ローラを
回転させるような構造のものでもよく、このような構造
の硬貨包装部による場合はその上方に硬貨集積部を設け
ておけばよい。
また、本発明の加締装置は、上下方向に一組の加締爪が
配設される加締装置だけでなく、左右方向に一組の加締
爪が配設されるような加締装置にも適用することができ
るものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の硬貨包装機における加締装置は、
一方の加締爪取付部材に加締爪を取付けるとともに、他
方の加締爪取付部材に、第1加締爪と、これよりも上記
一方の加締爪取付部材側に位置する第2加締爪とを取付
け、上記第2加締爪を出没可能とし、かつ、この第2加
締爪を出没させる駆動装置を設けているため、硬貨包装
部において集積硬貨に巻きつけられた色装シートの両側
の側縁を加締める際に、その片側の側縁に対して上記一
方の加締爪取付部材に取付けられた加締爪が使用される
とともに、反対側の側縁に対しては上記第1加締爪と第
2加締爪とが選択的に使用され、これにより、設定枚数
の変更等で集積硬貨の長さが大幅に変化しても、加締爪
移動ストロークを増大させることなく能率良く加締処裡
をijなうことができる。しかも、枚数設定等に応じて
上記駆゛動装置により第2加締爪が自動的に出没される
ので、使用者において加締爪の付替え等の作業を行なう
必要がなく、包装機の管理等の面でも好ましいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加締装置が組込まれた硬貨色装機の内
部機構の一例を示す概略図、第2図は映貨色装部の概略
斜視図、第3図は間部のkl? ili平而図面図4図
は本発明の一実施例による加締装置の1に面図、第5図
は上方側加締爪取付部材の拡大背面図、第6図は第5図
のVl −Vl ijに沿った断面図、第7図および第
8図は加締爪取付部材の作動機構を示す平面図および側
面図、第9図および第10図は加締爪取付部材の動作説
明図である。 7・・・硬貨包装部、8.8′・・・包装シート、20
・・・加締装置、21・・・第1加締爪、22・・・第
2加締爪、23・・・下部加締爪、30・・・ソレノイ
ド、A。 A′・・・集積硬貨。 特許出願人      口本金銭機械株式会社代 理 
人      弁理士  小谷 悦司同       
 弁理士  長tll   I同        弁理
士  OI藤 孝夫第 第 図 第 図 図 第 第 図 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、多数枚の硬貨を積み重ねた集積硬貨をシート供給部
    から供給される包装シートで包装する硬貨包装部を備え
    るとともに、この硬貨包装部に一組の加締爪を配設し、
    この一組の加締爪により、集積硬貨に巻きつけられた包
    装シートの両側の側縁をそれぞれ折込んで環状の加締部
    分を形成するようにした硬貨包装機において、上記硬貨
    包装部の側方に一対の加締爪取付部材を配備し、その一
    方の加締爪取付部材に加締爪を取付けるとともに、他方
    の加締爪取付部材に、硬貨包装部側へ突出する第1加締
    爪と、この第1加締爪よりも上記一方の加締爪取付部材
    側に位置し、硬貨包装部側へ突出する状態と加締爪取付
    部材の内部に没入する状態とに出没可能な第2加締爪と
    を取付け、かつ、この第2加締爪を出没させる駆動装置
    を設けたことを特徴とする硬貨包装機における包装シー
    トの加締装置。
JP1010761A 1989-01-18 1989-01-18 硬貨包装機における包装シートの加締装置 Pending JPH02191115A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013065193A1 (ja) * 2011-11-04 2013-05-10 ニプロ株式会社 糸束体の包装方法及び包装装置並びに中空糸束の製造方法及び製造装置

Cited By (3)

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WO2013065193A1 (ja) * 2011-11-04 2013-05-10 ニプロ株式会社 糸束体の包装方法及び包装装置並びに中空糸束の製造方法及び製造装置
CN104039373A (zh) * 2011-11-04 2014-09-10 尼普洛株式会社 纤维束体的包装方法和包装装置以及中空纤维束的制造方法和制造装置
JPWO2013065193A1 (ja) * 2011-11-04 2015-04-02 ニプロ株式会社 糸束体の包装方法及び包装装置並びに中空糸束の製造方法及び製造装置

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