JPH02190810A - 投写用光学系及びこれを用いた投写形テレビ - Google Patents

投写用光学系及びこれを用いた投写形テレビ

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JPH02190810A
JPH02190810A JP970589A JP970589A JPH02190810A JP H02190810 A JPH02190810 A JP H02190810A JP 970589 A JP970589 A JP 970589A JP 970589 A JP970589 A JP 970589A JP H02190810 A JPH02190810 A JP H02190810A
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博樹 吉川
Kyohei Fukuda
京平 福田
Koji Hirata
浩二 平田
Takahiko Yoshida
隆彦 吉田
Toru Numata
徹 沼田
Masayuki Muranaka
昌幸 村中
Isao Yoshizaki
吉崎 功
Shigeru Inaoka
滋 稲岡
Shigeru Mori
森 繁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、投写形テレビジ薗ン装置に適した投写レンズ
に関する。
〔従来の技術〕
投写形テレビの画質は、種々の改良により数年前と比べ
大きな進歩があり直視形に近ずきつつある。特に、画質
を決めるキーデバイスである投写レンズの進歩は目ざま
しいものがある。このような状況下で、我々は画質の向
上、セットのコンパクト化が同時に達成できる投写距離
の短い投写レンズを使用したセットを開発している。こ
の種の投写レンズとして関連するものには、例えば、特
開昭60−200215号、特開昭60−200216
号、特開昭62−71915号、特開昭62−1747
11号が挙げられる。
第3図、第4図は投写形テレビの一般的な光学部品の配
置を示す図であり、−光学部品はそれぞれ折返しミラー
18.19、ブラウン管11、投写レンズ12、スクリ
ーン15である。スクリーン、投写レンズ間隔(投写距
離)の長いレンズにおいては、第4図に示すように折返
しミラーを2枚配置してセットのコンパクト化をはかっ
ている。これに対し、−上記した投写距離の短い投写レ
ンズを使用した場合には第3図に示すように折返しミラ
ー1枚でセットのコンパクト化が達成できる。ミラーは
、明るさ、フォーカス、コントラストの劣化要因上なる
ため、投写距離を短かくシミラーを1枚とすることは、
画質の向上にもつながる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、フォーカス性能、コンパクト性におい
て優れたレンズである。
コントラスト性能に関しても、特開昭62−17471
1号公報に示されているように、ブラウン管の管面とそ
の前面に位置する凹レンズとの間に、屈折率が凹レンズ
並びにブラウン管ガラスに近い値をもつ媒質で満たすこ
とによって、凹レンズのブラウン管側の界面での反射を
減らし加善を図っている。
しかしながら、本実施例では、凹レンズの空気側界面で
の反射光は考慮されておらず、その為蛍光面に戻るレン
ズ界面での反射光は十分には取り除かれていなかった。
以下、第5図、第6図により詳細に説明する。
第5図、第6図はブラウン管、投写レンズの一部である
凹レンズ、媒質の位置関係を示す縦断面図である。図に
おいて10はブラウン管、6は該ブラウン管10のブラ
ウン管パネル、14は該ブラウン管パネル6の蛍光面P
Iに塗付された蛍光体、15は蛍光体14に上に蒸着さ
れたアルミニウムのメタルバック、4は投写レンズの一
部であり最もブラウン管側に位置する凹レンズ、8は凹
レンズ4とブラウン管10を接続するとともに、凹レン
ズ4とブラウン管パネル6の間に媒質5を封止するブラ
ケットである。また第5図(b)、第6図(b)はブラ
ウン管パネル乙の蛍光面に輝点な出したとき、凹レンズ
4の空気側界面での反射光により生じるゴーストをスク
リーン上で見た図である。
第5図は、輝点Aが、蛍光面P1の中心にある状態を示
す。レンズの瞳(図示せず)の中心付近に向う光線αは
、一部間レンズ4の空気側界面で反射しブラウン管パネ
ル6に戻る。この反射光は蛍光体14を通り抜け、メタ
ルバック15で再反射し、恰も蛍光体14が光っている
かのごとくスクリーン上に現われる(第5図(h)のB
)。
上記光線αより更に外側に向う光線βは、光線αと同様
に回部間レンズ4の空気側界面で反射しブラウン管パネ
ル6に戻るが、ブラウン管パネル6の蛍光面P、で全反
射し蛍光体14には戻らない。
従って、スクリーン上には第5図(6)のCのようなリ
ング状の黒い帯となって現われる。
光線βより更に外側に向う光線γは、凹レンズ4の空気
側界面で全反射しブラウン管パネル6に戻る。該反射光
線は光線βの反射光線同様パネルmp+で全反射するが
、強度が光線βの反射光線に比べ極めて強いため、蛍光
面P、の凹凸(蛍光面P1は蛍光体塗付のため凹凸に粗
しである)で乱反射する成分が無視できずスクリーン上
では第5図(b)のDのようなゴーストとして現われる
次にブラウン管パネル6の蛍光面PIの輝点が中心から
ずれた位置にある場合について第6図(α)。
(A)を使い説明する。基本的な現象は輝点が中心にあ
る場合と同じであるが、凹レンズ4の空気側界面で全反
射する場合において、凹レンズの中心附近で反射する光
線δは、ブラウン管パネル6の蛍光面P、へ入射する角
度θが小さいため、蛍光面P。
で全反射を起こさない。従って第6図(b)のEに示す
ように、丁度ゴーストBとゴーストDが重なった位置に
極めて明るい三日月形のゴーストを生じる。コントラス
ト性能が高い七ット程このゴーストは目立ち、画面の品
位を落としていた。
本発明の目的は、凹レンズの空気側界面で反射し蛍光面
に戻り蛍光面上のコントラストを低下させる反射光線を
低減し、コントラスト性能のよい投写レンズを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕 第6図で説明したブラウン管パネル6の蛍光面P、上の
輝点がパネル中心よりずれた位置にある場合に生じる三
日月形のゴーストは、この種の投写光学系では避けられ
ない、しかし、このゴーストの輝度を従来の半分以下に
できれば通常画像では殆んど目立たなくなる。そこで第
5図(A)の凹レンズの空気側界面の全反射で生じるゴ
ーストDの始まる位置を従来の6倍以上とすることによ
り、ゴースト輝度を半分以下とする。このために凹レン
ズをブラウン管パネルより離し、凹レンズ曲率半径を小
とするとともに、ブラウン管パネルの蛍光面P、と凹レ
ンズ空気側界面までの距離を長くとる。
このとき、凹レンズ4と媒質5で構成されるレンズ系の
負のパワーが小さくなるため、像面わん曲収差を補正す
るためブラウン管パネルの蛍光面を凹レンズ側に凹の球
面もしくは非球面とする。
〔作用〕
凹レンズの空気側界面はブラウン管側から見れば凸形状
であり、光の反射は拡散方向にある。従ってその曲率半
径を小さくすれば拡散はより広がる方向であり反射光の
ブラウン管の蛍光面での照。
度は低くなる。また、凹レンズ空気側界面とブラウン管
パネルの蛍光面11間の距離も同じ理由から長くした方
が反射光のブラウン管の蛍光面での照度は低くなる。従
りて、本発明を実施することにより、ゴーストの目立た
ないコントラスト性能のよい画質とすることができる。
〔実施例〕
以下1本発明及びその実施例について説明する。
前述した従来技術の問題点を解決する為に、篭者らは、
第7図に示すモデルにより、蛍光面p、の中心から発し
た光線のうちで、凹レンズ空気側界面で全反射し、蛍光
面に戻る光線の位置を計算により求めた。以下、その方
法について述べる。図中RDsは凹レンズ空気側面の平
均曲率半径、RDoは蛍光面p、の平均曲率半径、l、
は蛍光面から凹レンズ空気側界面までの距離を示してい
る。
今、ブラウン管フェイスパネルの屈折率N、とすれば、
蛍光面P、の中心から発した光線の角度なθとすると、
この光線が凹レンズ空気側界面で全反射する条件は γ−θ+δ−I1m−’ (17N1 )(但し、N、
は凹レンズの屈折率) である。
又、同図中のみは(1)式により求められる。
さらに、 H′−ル+(1t+1+)tu(θ+2a)ここで 2、−Rn、(1−alIgδ) (2)式に+11 、 +31式を代入すれば+(11
+RD3(1−ccxδ))tm(θ+2δ)  (5
)さらに H=H’−Ztu(θ+2δ) (6)式で求まる全反射光線βが蛍光面P1に到達する
高さHと蛍光面P、の有効表示領域L1の比率H7L。
は、現在市場に出まわっている民生用投写形テレビでは
45嗟〜50チである。一部業務用の高精細投写形テレ
ビでは60−を達成したものもあるが一般には第6図(
A)に示した三日月形のゴーストが目立っている。この
三日月形のゴーストを目立たなくするにはゴーストの輝
度を半分以下とする必要がある、従ってH/L、は45
*Xυ−64係以上とすればよい。熱論この値は太きけ
れば大きい程、ゴースト輝度は低くコントラストの劣化
も少ないが、この値を大きくするには、一般に凹レンズ
空気側界面と蛍光面の距離を長くとる必要があり、画角
が30°以上の民生用の投写形テレビでは凹レンズのパ
ワーが小さくなり、像面わん曲収差が大きくなり実用レ
ベルのフォーカス性能が確保できない。
そこで、像面わん曲収差を補正するため本発明では蛍光
面を凹レンズ側に凹形状の球面もしくは非球面としてい
る。
第1図は、本発明の一実施例としての投写形テレビ用光
学系のレンズ主要部を示す断面図である。
同図において、Plはブラウン管蛍光面、6はブラウン
管パネル、5は冷却液、4は第4レンズ群、3は第6レ
ンズ群、2は第2レンズ群、1は第ルンズ群である。第
1図に示した光学系は、ブラウン管蛍光面りl上で5、
フインチの2スターをスクリーン上で59インチ(10
,4倍)に拡大した時に最良性能が得られるように構成
しである。第ルンズ群1からスクリーンまでの距離は、
970.7 wmとなっており、画角は38度である。
第ルンズ群1は、口径に基ずく球面収差を除く為に、非
球面形状となりている。第2レンズ群2は、温度変化に
よるフォーカスドリフトを低減する為にガラスレンズと
し、かつパワーを出来るだけ大きくしている。
第3レンズ群3は、高次のコマ、非点収差を除く為に非
球面構成とし、かつ、パワーは出来るだけ小さくしてい
る。
第4レンズ群4は、像画湾曲補正用のレンズで軸外のサ
ジクル収差を補正する為、空気側界面を非球面としてい
る。
又、前記H/L、を大きくし高コントラスト化を達成す
る為、及び、ブラウン管から発生する熱を対流によって
放熱させる為、冷却液の液厚を十分とっている。
又、ブラウン管蛍光面P、は、像画湾曲を補正する為に
曲率を持たしている。
特に高次の像面湾曲を補正する為に非球面とすれば、さ
らに優れた補正が可能となる。本レンズ系の取り得る具
体的レンズデータな第1表から第3表に示す。全てのレ
ンズのFナンバーは1以下であり非常に明るいレンズを
実現している。又画角は38度である。第1表の読み方
について以下説明する。主に光軸近傍のレンズ領域を扱
う球面系とその外周部についての非球面系とにデータを
分けて示しである。先ずスクリーンは曲率半径がψ(す
なわち平面)であり光学性能的に保証される有効半径(
タラップ半径)が750■、スクリーンから第ルンズ群
1の面SIまでの光軸上の距離(面間隔)が950.7
m、その間の媒質の(空気の)屈折率が1,0であるこ
とが示されている。又、第ルンズ群1の51面の曲率半
径は、−92,857■(曲率中心が蛍光面側)であり
レンズ面S1とS、の光軸上の間隔(面間隔)が9.0
諺であり、その間の媒質の屈折率が1.49345であ
ることが示されている。
以下同様にして最後はブラウン管パネル6の蛍光面P1
の曲率半径が341.28m 、クラップ半径が72.
4■、ブラウン管パネル6の光軸上の厚みが15.4■
−耶折率が1.54994であることが示されている。
次に第ルンズ群1の面S1.St、第3レンズ群3の面
Ss、S6及び第4レンズ群40面S、と蛍光面P1に
ついて非球面係数が示されている。ここで、非球面係数
とは、面形状を次式で表現した時の係数であ但し、Zは
第2図に見られる如く、光軸方向をZ軸にとり、レンズ
の半径方向をr軸にとった時のレンズ面の高さ(rの関
数)を表し、rは半径方向の距離を示し、 Bnは曲率
半径を示している。従って、CC,AE、 AF、 A
G、 AHの各係数が与えられれば、上記式に従ってレ
ンズ面の高さ、つまり形状が定まるわけである。又、第
1表において第ルンズ群1と第4レンズ群40面S6は
、非球面係数が全【零であり数面であることを示してい
る。以上が第1表に示したデータの読み方である。第2
表および第3表は、他のレンズデータの具体例を示して
いる。
第1表から第3表に示した本発明の実施例のレンズデー
タに対し、(6)式で計算されるH/、はそれニぞれ6
6チ、72憾、84チである。
以下、本発明を実施した場合のゴーストの低減効果を第
8図から第10図により説明する。
第8図は、従来レンズ(H/r、 = 45% )を使
用した光学系において、蛍光面の中心より0.”rL(
L’。
最大有効ラスク領域の1/2対角長さ)の位置に輝点を
映出したとき生じる三日月形ゴーストをスクリーン上で
見た図(同図(a))と該スクリーン中心を通る水平線
Xで測ったゴーストの輝度(同図(b)。
輝点輝度はオーバースケールとなるため示していない)
である。従来レンズでは、三日月形ゴーストは、狭い面
積で極めて輝度が高いため非常によく目立つ。第9図は
、第1表にレンズデータを示した投写レンズ(H/L−
66%)の場合であり、同図(α)に示すようにゴース
トの面積は広くなるが同図(h)に示すように輝度は約
1/2となり実用上問題ないレベルとなる。また、第1
0図は第3表にレンズデータを示した投写レンズ(g7
L−84s ) ノ場合であり、同図(h)に示すよう
に輝度は約1/4と殆んど目立たなくなる。
本発明による投写レンズは、以上説明したように蛍光面
から凹レンズ(第4レンズ群)の空気側界面までの距離
と凹レンズ空気側面平均曲率半径及び蛍光面の平均曲率
半径を最適化し、高コントラストな拡大偉をスクリーン
上において得られるばかりでなく、フォーカス性能も向
上している。
次に、以上説明した本発明の投写レンズを用いて、蛍光
面上の5.4インチの画像をスクリーン上に、拡大して
投写した時のMTF (Modulation Tra
nsferFunction )によるフォーカス特性
の評価結果を第11図から第12図に示す。
ここで第11図は第1表に対応した特性図、第12図は
第2表に対応した特性図、第15図は第5表に対応した
特性図である。
尚、スクリーン上での白、黒の縞信号の周波数として5
007V本を取った場合について示している。
第11図から第15図まで良好なMTF特性を示してい
ることが分かる。
次に1本発明の第2の実施例について説明する。
本発明の第1の実施例では、第9図、第10図で説明し
たように、三日月形のゴーストの輝度は大幅に低減でき
目立たなくすることができる。しかし、ゴーストの面積
は広がり目立たないとはいえ望ましくはない。このゴー
ストの面積を輝度を低く保りたまま縮小するためには、
第5図(b)に示したゴーストBの面積を縮小(Cの面
積を広げる)すればよい、Cの面積を広げるには蛍光面
P1での全反射を生じ易くすればよいが、本発明蛍光面
は凹レンズ側に凹の形状であり、蛍光面へ戻ってくる光
線の入射角を緩和する方向にあり望ましくない。そこで
、三日月形ゴーストが発生し易い蛍光面の中心附近(相
対画角で0.4以下)の蛍光面の傾き(平面蛍光面を0
°としたときのレンズ瞳方向を向く角度)を5°以下と
し、全反射を起こし易くすることにより、三日月形ゴー
ストの輝度を上げることなくゴースト面積を低減できる
。第4表に本発明を実施した非球面蛍光面を含むレンズ
データな示す、第14図F(実線)K本発明による非球
面蛍光面の傾きを示す。同図Gは第1表から第5表に示
した非球面蛍光面の傾きであり、本発明による蛍光面の
傾きFは従来に比べ中心附近で20〜40チ低減されて
いることが分る。
第15図は、本発明を実施した蛍光面を含む投写レンズ
を使用した光学系(第4表にレンズデータを示す)にお
いて、蛍光面の中心よりo、5L(L:最大有効ラスク
領域の1/2対角長さ)の位置に輝点を映出したとき生
じる三日月形ゴーストをスクリーン上で見た図(同図(
α))と該スクリーン中心を通る水平線Xで測ったゴー
ストの輝度(同図(h)。
輝点はオーバースケールとなるため示していない)であ
る。本図より、本実施例の蛍光面を採用すると、ゴース
トの幅に′が従来蛍光面を使用した場合の第10図のゴ
ースト幅により小さくなっていることが分る。
以    下    余    白 〔発明の効果〕 以上説明したよ5に1本発明によれば、凹レンズの空気
側界面で全反射し、蛍光面に戻り蛍光面上に三日月形の
ゴーストを生じさせる反射光を低減し、該ゴーストの輝
度を低くすることができるので、コントラスト性能のよ
い高画質を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はレン
ズの面形状の定義の説明に用いる説明図。 第3図および第4図は投写形テレビの縦断面図、第5図
および第6図は凹レンズの反射により生じるゴーストの
説明に用いる説明図、第7図はブラウン管蛍光面と凹レ
ンズの間で生じる反射を示した図、第8図から第10図
はスクリーン上の三日月形ゴーストとその輝度を示した
図、第11図から第14図はそれぞれ本発明の実施例に
対するMTF特性を示した特性図、第14図は蛍光面の
傾きを示す図、第15図は本発明による蛍光面を使用し
た場合のスクリーン上の三日月形ゴーストとその輝度を
示し罰1図 1 第1Lレス゛ノ子    4.躬4I/ンズ1子2
・第2Lンズ#    5・1、7ン舌pM丸J−勇弓
51/ンズイγ   G・・7゛ラクン営PI璧光め 7・内j東部 6・アフケフF 9・タトrt簡 た図である。 1・・・・・・・・・・・・第ルンズ群2・・・・・・
・・・・・・第2レンズ群3・・・・・・・・・・・・
第3レンズ群4・・・・・・・・・・・・第4レンズ群
5・・・・・・・・・・・・冷却液 6・・・・・−・・−・・ブラウン管パネル7・・・・
・・・・・・・・内鏡筒 8・・・・・・・・・・・・ブラケット9・・・・・・
・・・・・・外鏡筒 10・・・・・・・・・ブラウン管 11・・・・・・・・・投写レンズ 12・・・・・・・・・キャビネット 15・・・・・・・・・スクリーン 14・・・・・・・・・蛍光体 15・・・・・・・・・メタルバック 18 ・・・・・・・・・  第  1  ミ  ラ 
 −19・・・・・・・・・第2ミラー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蛍光面上の画像をスクリーン上に投写する投写形テ
    レビ用レンズにおいて、少なくとも蛍光面を含むレンズ
    群がスクリーン側より順に、スクリーン側に凹のメニス
    カスレンズ、透明媒体、蛍光面ガラスから構成され、凹
    メニスカスレンズの屈折率N_2、透明媒体の屈折率N
    _1、蛍光面ガラスの屈折率N_3とした時、 N_1≦N_2≦N_3 の関係が成立しかつ前記凹メニスカスレンズの空気側面
    の平均曲率半径R_D__3と蛍光面から凹メニスカス
    レンズの空気側面までの距離l_1蛍光面の平均曲率半
    径R_D__0する。さらに、蛍光面の中心から発した
    光が光軸となす角度をθとし前記、光の凹メニスカスレ
    ンズの空気側面への入射角γとした場合に、以下の式で
    求められる蛍光面での蛍光面中心からの高さHが蛍光面
    の有効表示領域高さL_1に対して次の関係を有するこ
    とを特徴とする投写用レンズ。 H≧0.6L_1 ただし、H=H′−(H′)^2/2R_D__0h=
    R_D__3/tanθ−√[(R_D__3/tan
    θ)^2−2R_D__3l_1]H′=h+(l_1
    +(R_D__3(1−cosδ)))tan(θ+2
    γ)γ=θ+δ=dQsin^−^1(1/N_1),
    δ=sin^−^1(h/R_D__3)2、前記蛍光
    面の形状が、電子銃側に凸面であることを特徴とする請
    求項1記載の投写用レンズ。 5、前記蛍光面の形状が、スクリーン側に曲率中心を持
    ち、曲率半径は中心部よりも周辺部で大きくしたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の投写用レンズ。 4、前記蛍光面の形状が、有効表示領域高さL_1の中
    心から40%以内において、光軸と直交する平面に対し
    5°以内の傾きであることを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3のいずれかに記載の投写用レンズ。 5、蛍光面上の画像をスクリーン上に投写する投写形テ
    レビ用レンズにおいて、少なくとも蛍光面を含むレンズ
    群がスクリーン側より順に、スクリーン側に凹のメニス
    カスレンズ、透明媒体、蛍光面ガラスから構成され、該
    凹のメニスカスレンズの空気側界面の曲率半径を52m
    m以下とするとともに、ブラウン管蛍光面と凹のメニス
    カスレンズの空気側界面との距離を24mm以上とした
    ことを特徴とする投写用レンズ。 6、投写形テレビ用レンズにより、スクリーン上に画像
    を投写するための原画像をその蛍光面上に映出するブラ
    ウン管において、蛍光面ガラスの前方にスクリーン側に
    凹のメニスカスレンズを配置し該凹メニスカスレンズと
    蛍光面ガラスの間に透明媒体を充填した構成とし、凹メ
    ニスカスレンズの曲折率N_2、透明媒体の屈折率N_
    1、蛍光面ガラスの屈折率N_3とした時、 N_1≦N_2≦N_3 の関係が成立しかつ前記凹メニスカスレンズの空気側面
    の平均曲率半径R_D__3と蛍光面から凹メニスカス
    レンズの空気側面までの距離l_1、蛍光面の平均曲率
    半径R_D__0とする。さらに、蛍光面の中心から発
    した光が光軸となす角度をθとし前記、光の凹メニスカ
    スレンズの空気側面への入射角γとした場合に、以下の
    式で求められる蛍光面での蛍光面中心からの高さHが蛍
    光面の有効表示領域高さL_1に対して次の関係を有す
    ることを特徴とするブラウン管。 H≧0.64L_1 ただし、H=H′−(H′)^2/2R_D__0h=
    R_D__3/tanθ−√[(R_D__3/tan
    θ)^2−2R_D__3l_1]H′=h+(l_1
    +(R_D__3(1−cosδ)))tan(θ+2
    γ)γ=θ+δ=sin^−^1(1/N_1),δ=
    sin^−^1(h/R_D__3)7、前記蛍光面の
    形状が、電子銃側に凸面であることを特徴とする請求項
    6記載のブラウン管。 8、前記蛍光面の形状が、スクリーン側に曲率中心を持
    ち、曲率半径は中心部よりも周辺部で大きくしたことを
    特徴とする請求項7又は請求項8記載のブラウン管。 9、前記蛍光面の形状が、有効表示領域高さL_1の中
    心から40%以内において、光軸と直交する平面に対し
    5°以内の傾きであることを特徴とする請求項6、請求
    項7または請求項8のいずれかに記載のブラウン管。 10、ブラウン管蛍光面上の画像を投写用レンズにおい
    てスクリーン上に投写する投写形テレビにおいて、少な
    くともブラウン管の蛍光面を含むレンズ群がスクリーン
    側より順に、スクリーン側に凹のメニスカスレンズ、透
    明媒体、蛍光面ガラスから構成され、凹メニスカスレン
    ズの屈折率N_2、透明媒体の屈折率N_1、蛍光面ガ
    ラスの屈折率N_3とした時、 N_1≦N_2≦N_3 の関係が成立しかつ前記凹メニスカスレンズの空気側面
    の平均曲率半径R_D__3と蛍光面から凹メニスカス
    レンズの空気側面までの距離l_1、蛍光面の平均曲率
    半径R_D__0とする。さらに、蛍光面の中心から発
    した光が光軸となす角度をθとし前記、光の凹メニスカ
    スレンズの空気側面への入射角γとした場合に、以下の
    式で求められる蛍光面での蛍光面中心からの高さHが蛍
    光面の有効表示領域高さL_1に対して次の関係を有す
    ることを特徴とする投写形テレビ。 H≧0.64L_1 ただし、H=H′−(H′)^2/2R_D__0h=
    R_D__3/tanθ−√[(R_D__3/tan
    θ)^2−2R_D__3l_1]H′=h+(l_1
    +(R_D__3(1−cosδ)))tan(θ+2
    γ)γ=θ+δ=sin^−^1(1/N_1),δ=
    sin^−^1(h/R_D__3)11、前記蛍光面
    の形状が、電子銃側に凸面であることを特徴とする請求
    項10記載の投写形テレビ。 12、前記蛍光面の形状が、スクリーン側に曲率中心を
    持ち、曲率半径は中心部よりも周辺部で大きくしたこと
    を特徴とする請求項10又は請求項11記載の投写形テ
    レビ。 15、前記蛍光面の形状が、有効表示領域高さL_1の
    中心から40%以内において、光軸と直交する平面に対
    し5°以内の傾きであることを特徴とする請求項10、
    請求項11または請求項12のいずれかに記載の投写形
    テレビ。
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