JPH02190659A - 油圧作動式変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

油圧作動式変速機のライン圧制御装置

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JPH02190659A
JPH02190659A JP1042989A JP1042989A JPH02190659A JP H02190659 A JPH02190659 A JP H02190659A JP 1042989 A JP1042989 A JP 1042989A JP 1042989 A JP1042989 A JP 1042989A JP H02190659 A JPH02190659 A JP H02190659A
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duty
pressure
torque
control
ratio
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Tomotoshi Morishige
智年 森重
Shuichi Kawamura
修一 川村
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H2061/6604Special control features generally applicable to continuously variable gearings
    • F16H2061/6608Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は油圧作動式変速機のデユーティソレノイド制
御装置に関し、詳しくは、ライン圧に存する脈動の低減
の改良に関する。
[従来の技術] 例えば、無段変速機の油圧回路におけるデユーティソレ
ノイド制御に関する従来技術として、特開昭60−53
257がある。
この技術においては、制御弁のパイロット圧ならびにラ
イン圧を制御するのに、周期一定でデユーティ率可変の
デユーティ信号をデユーティソレノイドに印加している
(発明が解決しようとする課題) ところで、油圧回路におけるライン圧の脈動は、それが
、パイロット圧にも影響するので、その低減が強調され
ている。特に、無段式変速機の場合には精度の高い油圧
が要求されるので、脈動の少ない油圧回路の必要性は高
い。
ところが、上記従来技術のように、周期一定でデユーテ
ィ率を可変にして、デユーティ制御を行なう場合には、
なかなか脈動の低減は困難であることを発明者達は見出
した。これは、周期一定とすると、脈動がデユーティの
中央に載り易いこと、そして、脈動の振幅自体は、オイ
ルポンプの吐出量に比例するが、この吐出量の影響を周
期−定のデユーティ制御ではなかなか解消することは困
難であること等の理由による。
そこで本発明はこの問題点に鑑みなされたもので、その
目的は、脈動の少ない油圧作動式変速機のデユーティソ
レノイド制御装置を提案するところにある。
[課題を達成するための手段及び作用]上記課題を達成
するための本発明の構成は、第1A図に示すように、デ
ユーティソレノイドによって制御弁のパイロット圧を制
御するようにした油圧作動式変速機において、このデユ
ーティソレノイドの駆動周波数をデユーティ率に基づい
て変更制御する手段を備えたことを特徴とする。
同課題を達成するための発明の他の構成は、デユーティ
ソレノイドによって制御弁のパイロット圧を制御するよ
うにした油圧作動式変速機において、このデユーティソ
レノイドの駆動周波数を、オイルポンプの吐出量に基づ
いて変更制御する手段を備えたことを特徴とする。
同課題を達成するための発明の他の構成は、デユーティ
ソレノイドによって制御弁のパイロット圧を制御するよ
うにした油圧作動式変速機において、このデユーティソ
レノイドの駆動周波数を、デユーティ率及びオイルポン
プの吐出量に基づいて変更制御する手段を備えたことを
特徴とする。
以下余白 (実施例) 以下に、この発明をベルト式無段変速機のライン圧制御
装置に適用した一実施例を、添付図面を参照して、詳細
に説明する。
(無段変速器の構成〉 先ず、第2図には、無段変速機Zの全体構成を示すスケ
ルトン図が、また、第3図には、第2図に示した無段変
速機2の油圧回路Qが夫々示されている。これらの無段
変速器Z並びに油圧回路Qは、本出願人はよる特願昭6
3−2’13722号に開示されているものと実質的に
同じであるので、変速器Z並びに油圧回路Qの詳細な説
明は省略し、本発明と特に関連する部分について説明す
る。
この無段変速機2は、前輪駆動車用の無段変速機であっ
て、エンジンAの出力軸lに連結されたトルクコンバー
タBと前後進切換機構Cとベルト伝動機構りと減速機構
Eと差動機構Fとを基本的に備えている。
トルクコンバータBは、このエンジン出力軸1と一体的
に回転するポンプインペラ3と、このポンプインペラ3
と対向するようにして、ポンプカバー7の内側に形成さ
れるコンバータ室7a内に回転自在に設けられたタービ
ンランナ4と、このポンプインペラ3とタービンランナ
4との間に介設されてトルク増大作用を行なうステータ
5とを有している。また、タービンランナ4は、タービ
ン軸2を介して後述する前後進切換機構Cの入力メンバ
であるキャリア15、また、ステータ5は、ワ″ンウエ
イクラッチ8及ステータ軸9巻介してミッションケース
19に夫々連結されている。
更に、タービンランナ4とポンプカバー7との間には、
ロックアツプピストン6が配置されている。このロック
アツプピストン6は、タービン軸2にスライド可能に取
付られており、ロックアツプ室lO内への油圧の導入あ
るいは排出により、ポンプカバー7と接触して、これと
一体止されるロックアツプ状態と、このポンプカバー7
から離間するコンバータ状態とを選択的に実現するよう
になされている。そして、ロックアツプ状態においては
、エンジン出力軸1とタービン軸2とが、流体を介する
ことなく直結され、コンバータ状態においては、エンジ
ントルクは、エンジン出力軸lから流体を介して、夫々
タービン軸2側に伝達される。
ここで、注意しなくてはならないのは、エンジン出力が
トルクコンバータBを介して前後進切換機構Cに伝達さ
れるトルクは、タービンランナ4を介して伝達されるコ
ンバータ伝達トルクと、ロックアツプピストン6を介し
て伝達されるロックアツプクラッチ伝達トルクの2つが
あるということである。従って、後で詳細に述べるが、
プライマリ軸22に伝達されるタービントルクは、これ
ら2つのトルクを加味して決定されなければならない。
前後進切り換え機構Cは、トルクコンバータBのタービ
ン軸2の回転をそのまま後述のベルト伝動機構り側に伝
達する前進状態と、ベルト伝動機構りに逆転状態で伝達
する後進状態とを選択的に設定するものであり、この一
実施例においては、この前後進切換機構Cを、ダブルビ
ニオン式のプラネタリギヤユニットで構成されており、
クラッチ16とブレーキ17との選択作動により、前後
進の切換が〜実行されるものである。
ベルト伝動機構りは、前後進切換機構Cの後方側に同軸
状に配置された後述するプライマリプーリ21と、この
プライマリプーリ21に対して平行方向に向けて離間配
置された後述するセカンダリプーリ3°lとの間に、ベ
ルト20を張設して構成されている。プライマリプーリ
21は、プライマリ軸22上に、所定径を持つ固定円錐
板23をプライマリ軸22と一体的に、また、可動円錐
板24をプライマリ軸22に対して、その軸方向に移動
可能に、夫々設けて構成されている。また、可動円錐板
24の外側面24a側には、円筒状のシリンダ25が固
定されている。更に、このシリンダ25の内周面側には
、プライマリ軸22側に固定されたピストン26が油密
的に嵌挿されており、このピストン26と上述したシリ
ンダ25と可動円錐板24との三者で、プライマリ室2
7が、構成されている。尚、このプライマリ室27には
、後述する油圧回路Qからライン圧が導入される。そし
て、このプライマリプーリ21は、プライマリ室27に
導入される油圧により、その可動円錐板24を軸方向に
移動させて、固定円錐板23との間隔を増減することに
より、ベルト20に対する有効径が調整されるようなさ
れている。
セカンダリプーリ31は、セカンダリ軸32上に、固定
円錐板33をセカンダリ軸32と一体的に、また、可動
円錐板34をセカンダリ軸32上を移動可能に、夫々設
けて構成されている。更に、可動円錐板34の外側面3
4b側には、略円筒状のシリンダ35が同軸状に固定さ
れている。
また、このシリンダ35の内周面側には、その軸心寄り
部分が、セカンダリ軸32に固定されたピストン36が
油密的に嵌挿されている。このピストン36とシリンダ
35と可動円錐板34の王者で、セカンダリ室37が構
成されている1このセカンダリ室37には、プライマリ
プーリ21側と同様に、油圧回路Qからライン圧が導入
される。
このセカンダリプーリ31も、プライマリプーリ21と
同様に、その可動円錐板34を固定円錐板33に対して
接離させることにより、ベルト20に対する有効径が調
整されるものである。
尚、セカンダリブーり側の可動円錐板34の受圧面積A
、は、プライマリプーリ21の可動円錐板24のそれ(
Ap )よりも小さくなるように設定され、略Ap:A
s〜2:1である。後述するように、ブライマリブーり
とセカンダリブーりとを共通の油圧により制御した場合
、この面積差により、両プーリ間で油圧変化による押し
付は力の変化に差がでてきて、特に遠心力補正を行なっ
たときに、ライン圧に不足が出てくるという問題が生じ
てくるので、この実施例では、後述するように、最低必
要ライン圧というものを設定して、この問題に対処しよ
うとしている。
尚、減速機構E及び差動機構Fは、従来公知の構成であ
る。
第3図に示す油圧回路Qは、上述した無段変速機2にお
けるトルクコンバータBのロックアツプ、ピストン6と
、前後進切換機構Cのクラッチ16とブレーキ17と、
ベルト伝動機構りのプライマリプーリ21とセカンダリ
プーリ31の作動を制御するために設けられており、エ
ンジンAにより駆動されるオイルポンプ40を備えてい
る。ここで、このオイルポンプ40は、制御要素として
のプライマリ室27、セカンダリ室37、クラッチ室6
1、ブレーキ室62、ロックアツプ装置等に供給される
共通の(同一の)制御元圧を提供する圧力源として規定
されている。
尚、1つのオイルポンプ40から共通に油圧供給を受け
ているために、ライン圧に脈動がのり易いが、この脈動
発生を抑えるために、ソレノイドの駆動信号の周期を可
変にするようにしている。
この点については後述する。
第3図における油圧回路Qの詳細な構成及び動作説明は
、特願昭63−213722の開示に譲るとして、その
概略構成は以下のようである。
基本ライン圧は、パイロット圧をソレノイド51に制御
されたライン圧制御弁41により制御される。この基本
ライン圧は直にセカンダリ室37に伝達されるので、セ
カンダリ室37の圧力の制御はこの基本ライン圧の制御
が必要となる。基本ライン圧は変速比制御弁43を介し
てプライマリ室27にも伝達される。この制御弁43の
パイロット圧は、ソレノイド52により制御される切り
換え弁44により制御される。
また、ライン圧調整弁41で調圧された作動油は、クラ
ッチ圧調整弁46で所定のクラッチ圧に調圧された後、
ライン109を介してロックアツプ制御弁47に導入さ
れる。そして、このロックアツプ制御弁47に導入され
た作動油は、そのパイロット圧をソレノイド弁53によ
り制御することにより、ロックアツプ締結側(LOCK
)あるいはロックアツプ解除側(UNLOCK)に選択
的に供給される。
くライン圧制御の全体〉 第4図は、制御ユニットに入力される信号と、出力され
る信号を示している。各ソレノイド弁5!、52.53
には、第4図に示すように、制御ユニット78が接続さ
れており、各電磁ソレノイド弁51.52.53はこの
制御ユニット78により、制御要素を制御すべく駆動制
御されるものである。第6図において、この制御ユニッ
ト78には、運転者の操作によるシフト位置(D、1゜
2、R,N、P)を検出するセンサ82からのシフト位
置信号RANGEと、プライマリ軸22の回転数Npを
検出する回転数センサ83からのブライマリブーり回転
数゛信号N、と、セカンダリ軸32の回転数NS  (
もしくは車速)を検出する回転数センサ84からのセカ
ンダリブーり回転数信号Nsと、エンジンAのスロット
ル開度TVOを検出する開度センサ85からのスロット
ル開度信号TVOと、エンジンエンジン回転数Ngを検
出する回転数センサ86からの回転数信号N6と、トル
クコンバータBにおけるタービン軸2の回転数NTを検
出するタービン回転数センサ87からのタービン回転数
信号N7と、油圧回路Qのオイル温度を検出するセンサ
88からの油温度THOが入力されている。
第1B図及び第1C図は、本実施例に係るライン圧制御
の全体ブロック図である。これらの図に示されるように
、本制御は以下の3つのデユーティ信号を出力する。こ
れらの信号とは、ロックアツプ用のピストン6に作用す
る油圧を制御する、即ち制御弁41のパイロット圧を制
御するためのデユーティソレノイド53への信号TLU
Pと、セカンダリ室37に作用する油圧、即ち、基本ラ
イン圧を制御するためのデユーティソレノイド51への
信号TSECと、プライマリ室27に作用する油圧を制
御する、即ち制御弁44のパイロット圧を制御するため
のデユーティソレノイド52への信号TPRMである。
ロックアツブソレノイドビ 第1B図によると、信号TLUPの生成制御は以下のよ
うである。即ち、200により、現在の運転状態がロッ
ク範囲にあると判定されると、201において差圧信号
DPLUPが演算される。
尚、第5A図にロック範囲の判定用のマツプ特性を示す
、即ち、第5A図に示した論理によりロツ、クアツブ範
囲内にあると判定されると、201は、エンジン出力ト
ルクTQPUMP (後述)から算出されるロックアツ
プ伝達トルク初期値TQINTからロックアツプクラッ
チ差圧DPLUPを算出する。このDPLUPはピスト
ン6の前後の油圧差の目標値というべきものである。即
ち、この油圧差DPLUPはLOCK64とUNLOC
K65 (第3図参照)との油圧差である。
さて、このDPLUPは、202において、第5B図の
(a)のような特性に基づいてリミット補正される。過
度の油圧を印加しないためである。
そして更に、クリップされたDPLUPは、203にお
いて、ライン圧(これは、セカンダリ室37に印加され
る油圧を規定する信号PSECにより規定される)を考
慮して補正される。即ち、第5B図の(C)によれば、
ライン圧PSECによりクラッチ圧の最大値を演算し、
この演算された量を最大クラッチ圧PLUOFFMAX
とする。
そして、第5B図の(b)ように、DPLUPを、この
P L U OF F wAxを最大値としてリミット
制御しながら、DPLUPを第5B図(b)の特性に基
づいてクラッチ圧PLUOFFに変換する。クラッチ圧
PLUOFFは204において、デユーティ比に変換さ
れ、205において電源電圧補正等が施される。さらに
20Bにおいて、補正されたデユーティは周期に変換さ
れて、ソレノイド53に出力される。尚、このデユーテ
ィ変換の詳細については後述する。
プライマ1 圧のビ 第1C図により、プライマリ室の油圧制御の概略につい
て説明する。先ず、220において、シフト信号RAN
GE、スロットルの開度TVO。
運転モードMODE、現在のセカンダリプーリの回転数
Ns等に基づいて、プライマリ回転数の目標値PREV
Tをマツプから読出す。このマツプの特性を第6図に示
す、そして、この目標回転数PREVTと現在のブライ
マリブーりの回転数Npとの差DNPを221により演
算して、このDNPに、周知のフィードバック補正並び
に比フィードバック制御補正を施しながら、ソレノイド
52をデユーティ制御する。ここで、224によりフィ
ードバック制御の実行条件を判定して、セレクタ225
により、実行条件が満足されればフィードバック補正さ
れたものを、満足しなければフィードバック補正されて
いないものを選び、デユーティ変換段226に出力する
デユーティ比への変換等については、前記ロックアツプ
の場合と同じである。
セカン 1 圧のビ セカンダリ室37に印加される油圧(この実施例ではラ
イン圧に相当する)は、その概略を第1B図の(b)に
示され、以下のようにして制御される。
先ず、210でエンジン出力トルクTQPUMPを演算
する。このTQPUMPの演算は第7A図の(a)に示
すように、スロットル開度TVOとエンジン回転数N1
に基づいて演算されたエンジン出力トルクTQENGに
対し、負荷補正TQが人力されている。
第1B図及び第1C図は、本実施例に係るライン圧制御
の全体ブロック図である。これらの図に示されるように
、本制御は以下の3つのデユーティ信号を出力する。こ
れらの信号とは、ロックアツプ用のピストン6に作用す
る油圧を制御する、即ち制御弁41のパイロット圧を制
御するためのデユーティソレノイド53への信号TLU
Pと、セカンダリ室37に作用する油圧、即ち、基本ラ
イン圧を制御す゛るためのデユーティソレノイド51へ
の信号TSECと、プライマリ室27に作用する油圧を
制御する、即ち制御弁44のパイロット圧を制御するた
めのデユーティソレノイド52への信号TPRMである
ロックアツプソレノイド 第1B図によると、信号TLUPの生成制御は以下のよ
うである。即ち、200により、現在の運転状態がロッ
ク範囲にあると判定されると、201において差圧信号
DPLUPが演算される。
尚、第5A図にロック範囲の判定用のマツプ特性を示す
、即ち、第5A図に示した論理によりロッ、クアツブ範
囲内にあると判定されると、201は、エンジン出力ト
ルクTQPUMP (後述)から算出されるロックアツ
プ伝達トルク初期値TQINTからロックアツプクラッ
チ差圧DPLUPを算出する。このDPLUPはピスト
ン6の前後の油圧差の目標値というべきものである。即
ち、この油圧差DPLUPはLOCK64とUNLOC
K65 (第3図参照)との油圧差である。
さて、このDPLUPは、202において、第5B図の
(a)のような特性に基づいてリミット補正される。過
度の油圧を印加しないためである。
そして更に、クリップされたDPLUPは、203にお
いて、ライン圧(これは、セカンダリ室37に印加され
る油圧を規定する信号PSECにより規定される)を考
慮して補正される。即ち、第5B図の(C)によれば、
ライン圧PSECによりクラッチ圧の最大値を演算し、
この演算された量を最大クラッチ圧PLUOFFMAX
とする。
そして、第5B図の(b)ように、DPLUPを、この
PLUOFFvAxを最大値としてリミット制御しなが
ら、DPLUPを第5B図(b)の特性に基づいてクラ
ッチ圧PLUOFFに変換する。クラッチ圧PLUOF
Fは204において、デユーティ比に変換され、205
において電源電圧補正等が施される。さらに206にお
いて、補正されたデユーティは周期に変換されて、ソレ
ノイド53に出力される。尚、このデユーティ変換の詳
細については後述する。
プライマ1 圧の1′ 第1C図により、プライマリ室の油圧制御の概略につい
て説明する。先ず、220において、シフト信号RAN
GE、スロットルの開度TVO。
運転モードMODE、現在のセカンダリブーりの回転数
Ns等に基づいて、プライマリ回転数の目標値PREV
Tをマツプから読出す、このマツプの特性を第6図に示
す、そして、この目標回転数PREVTと現在のブライ
マリブーりの回転数NFとの差DNPを221により演
算して、このDNPに、周知のフィードバック補正並び
に比フィードバック制御補正を施しながら、ソレノイド
52をデユーティ制御する。ここで、224によりフィ
ードバック制御の実行条件を判定して、セレクタ225
により、実行条件が満足されればフィードバック補正さ
れたものを、満足しなければフィードバック補正されて
いないものを選び、デユーティ変換段226に出力する
デユーティ比への変換等については、前記ロックアツプ
の場合と同じである。
セカンダr ゛ の1 セカンダリ室37に印加される油圧(この実施例ではラ
イン圧に相当する)は、その概略を第1B図の(b)に
示され、以下のようにして制御される。
先ず、210でエンジン出力トルクTQPUMPを演算
する。このTQPUMPの演算は第7A図の(a)に示
すように、スロットル開度TVOとエンジン回転数NK
に基づいて演算されたエンジン出力トルクTQENGに
対し、負荷補正TQ油に粘度(即ち、油の温度)に左右
されるから、第7B図の(b)のような特性に従って、
即ち、油温度THOに応じて、THOが高いほど低目の
トルクがピストン6に伝達されるように、ロックアツプ
伝達比HLL+を設定する。この伝達比Hしυは同図の
(b)に示すように50〜lの量である。
そして、この伝達比)(+、uとエンジントルクTQP
UMPとから、(C)に示すように、ロックアツプピス
トン6に実際に伝達されるトルクTQLUPを、 T Q L U P = T Q P U M P X
 HLSIから求める。従って、エンジン出力のうち、
トルクコンバータ単独に入力されるトルクTQCVDは
、 TQCVD=TQPUMP−TQLUPである。従って
、コンバータ単独から出力されるトルクTQCNVTは
、(e)のトルク比TRを考慮して計算され、 TQCNVT=TQCVDxTR = (TQPUMP−TQLUP)xTRとなる。よっ
て、ロックアツプとコンバータとか、らの合成トルクT
QTRBNは、 TQTRBN=TQLUP+TQCNVTとなる。この
トルクが、切換機構Cに入力され、ブライマリブーりに
伝達されることになる。この切換機構Cにはプラネタリ
機構が装着されているから、この機構による減速比KS
RDCTを考慮して、TQTRBNから、最終トルク値
TQINが計算される。
TQIN=TQTR’BNx減速比 この減速比KSRDCTの値は第7B図の(f)に示さ
れている。
さて、ここで、第7B図の(d)及び(f)を用いて、
トルク比TRの計算について説明する。
トルク比は、入力トルクのうちの、コンバータにより伝
達されるトルクの割合であり、速度比Eから求められる
。この速度比Eは、ブライマリブーりの回転数Npとエ
ンジン回転数Ntとの比(NP /NK )及び変速レ
ンジ(RANGE)とに基づいて決められるもので、第
7B図の(e)のようにして決定される。尚、逆進(R
)時には、KLRRTを前後進切換機構の逆進時の減速
定数であるとすると、速度比EIIはNP /Nl /
KLRRTとなる。RANGEがP、Nにあるときは、
当然、Eは“0”である、トルク比は(d)のような特
性に従って決定される。この特性は、速度比Eが零、即
ち、車両の停止状態において、最大の値「2」に設定さ
れ、速度比Eが零から徐々に大きくなるにつれて、「2
」から徐々に減じられる。そして、速度比Eが゛約0.
8に至るとトルク比TRは、「1」にサチュレートし、
以後、このrlJに維持されるよう設定されている。
以上のようにして、211において行なわれるブーり入
力トルク演算、即ち、プライマリプーリ軸22に伝達さ
れるトルクTQINが正確に求められた。
〈セカンダリ圧PSEC演算の詳細〉 212〜216で行なわれる制御について詳細に説明す
ることにより、セカンダリ圧PSEC演算の詳細につい
て説明する。
先ず、第1B図の212で行なわれる押し付は力の演算
について第7C図により説明する。この押し付は力は、
ベルトの張力に抗して、プライマリプーリとセカンダリ
ブーりの有効径を必要量に保つようにピストン36に印
加されるべき力である。有効径は変速比に応じて変化す
るから、この押し付は力は変速比RATIOに応じて変
化しなければならない。
変速比RATIOは第7C図に従って次のようにして演
算される。
先ず、第7C図の(b)に示すように、現在のプライマ
リプーリ回転数NFと、220で演算された目標ブーり
回転数PREVTとの大小を比較する。これは、必要押
し付は力を求めるには、現在の変速比を維持するために
必要な押し付は力と、変速後に必要な押し付は力とで大
きな方の押し付は力を発生する必要があるからである。
NPとPREVTとのうち、セレクタ218により選ば
れた大きい方の値をNpとすると、RAT I Oは2
18により、 NP RATIO=− Ns となる。そして、この変速比RATIOと入力トルクT
QINとから、押し付は力FSECを、第7C図の(a
)の特性に従って演算する。この場合、変速比が大のほ
ど、即ち、オーバドライブであるほど、大きい押し付は
力を必要とするようにする。
遠心油圧補正の詳紐の詳細について説明する。
この補正制御の詳細は第7C図の(c)〜(g)の部分
に示されているが、先ず、遠心油圧補正が必要な理由、
そして、この補正を行なうことに伴なう問題点を第8図
により説明する。
第8A図に示すように、有効断面積Apのプライマリプ
ーリとAsのセカンダリプーリがベルトにより回転させ
られている場合において、これらのブーりに共通にかか
るライン圧Pa  (ライン圧はセカンダリ側のソレノ
イド51により規定される)等を考慮すると、各ブーり
に対する押し付は力Fp、Fsは、 Fp  =AP  xp、+Kp  XNp  ”  
 ””  (1)Fs  =As  xPs  +Ks
  xNs  ”+Fs  p・・・ (2) となる。夫々の式において、各には所定の定数であり、
また、第2項が遠心力による力であり、第2式における
第3項はスプリング(第2図の38)による力である。
そして、ブーり間の押し付は力の比H1゛(次式に示さ
れる)を所定値に保つことが適正な変速を行なうための
前提である。この値が適正に設定されなければ、例えば
、プライマリプーリの有効径が小さくなったのにセカン
ダリブーりの有効径が変わりない等といった事態が発生
する虞れがあるからである。
第8B図はFpの、プライマリブーり回転数Npに対す
る変化特性をグラフにしたものである。同じく、第8C
図は、Fsのそれを示したものである。これらの図に示
すように、遠心力にょる押し付は力は回転数Np(Ns
)が高いほど二乗で増大する。この遠心力はプーリを押
し付ける方向に働くから、この分をライン圧から差し引
くと、油圧ポンプの負荷が減り、燃費低減に資する。第
8C図の破線で示したものは、この遠心力による圧力に
よる寄与分だけライン圧P8を低下させた場合の圧力A
 s x P、 Sの変化を示したものである。ところ
で、プーリ間の面積比は、前述したように、 Ap  : As ’F2 : 1 となっているから、遠心補正分だけライン圧P3を低下
させたときに、Fsは略一定に保つことができたとして
も、A、xp、の低下分が大きくなり、押し付は力比H
Fが適正値に保たれなくなる。これは、遠心力による寄
与は回転数の自乗で効くものの、その絶対値自体が小さ
いことに起因する。従って、遠心補正が大になったとき
は、ライン圧がかなり低下してしまうので、かかる場合
は、ライン圧を必要最小隔世未満にまで低下してシマう
(この傾向は、高速運転はど、セカンダリブーりの回転
数Nsが上昇するので大となる)虞れがあるである。即
ち、遠心力補正により、ライン圧Psが△Pだけ低下し
たとすると、これによる押し付は力の変化はA、X△P
となり、この結果Fpはかなり低下してしまうのである
。そこで、この実施例では、Psの低下を監視し、最低
ライン圧未満に低下する場合は、リミット補正を行なう
ようにするのである。このときの下限値PSMINは、
(3)式をPSについて解いた次式により定義される。
・・・ (4) 第7C図に戻って説明を続ける。同図の(c)及び(d
)により、必要押し付は力FSECに対して、遠心力補
正及びスプリング力補正を行なう、そして、ピストン面
積Asによりセカンダリプーリのピストン36にかかる
圧力PSECOを演算する。即ち、 PSEoo= FSEC(K s・Ns2+Fsp)で
ある。そして、セレクタ219により、PSECOとP
SMINの小さい方を選ぶ、そして、第7C図の(h)
において、この選ばれた方に対して動作の確実さを期す
るための安全係数KSFを乗したものをPSECとする
かくして、変速比、即ち、プーリ回転数Ngがいかなる
ものであっても、変速動作を確実に行なうためのライン
圧PSECが確保できた。
くソレノイド制御〉 次に、ソレノイド51.52.53に対して行なわれる
制御について説明する。このソレノイド制御は、油圧の
脈動の低減とソレノイドの耐久性を確保するために、上
記デユーティソレノイドの駆動周波数を油圧ポンプの吐
出量(即ち、エンジン回転数NE)とデユーティ率とに
基づいて制御するものである。
第9図はこの制御の全体を示したものである。
上記の3つのソレノイドに対する制御は、同じであるた
めに、ソレノイドの代表としてソレノイド52のための
デユーティ変換について説明する。
先ず、第9図の(a)において、信号C5TRKがデユ
ーティに変換される。このとき、油温度THOが高いと
きは、出力DUTYは太き目とする。(b)において、
このデユーティに対してバッテリー電源電圧の補正を行
なう。そして、第9図の(C)で上下限のクリップ処理
を行ない、更に(d)でフェイルセーフ処理を行なう。
ここで、X5FTIFはフェイル状態発生を記憶するフ
ラグである。。
一方、(e)でソレノイドの駆動周期のモードをエンジ
ン回転数NEと(a)で求めたDUTYに基づいて設定
する。この周期モードは、本実施例では、ゾーン判定に
よりLOW、MIDDLE、HIGHの3通りとした。
そして、(f)において、ゾーン判定に基づいて、駆動
周期を10.5m5(LOW)、21.0ms(MID
DLE)、31.5m5(HI GH)のいずれかに決
定する。このように、本実施例のデユーティ制御は、エ
ンジン回転数N、及びDUTY値により駆動周波数制御
を行なうようにしている0周波数制御としたのは、周波
数一定でデユーティ率を可変とした場合において、ポン
プ出力に脈動がのり易いことによる。駆動周波数は、エ
ンジン回転数N、が高いほど、換言すれば、油圧ポンプ
40からの吐出量が大きいほど、高いものとしている。
これは、吐出量が大きいほど油圧脈動の振幅が大きくな
る傾向があるから、駆動周期を短くして、リップルを小
さくするためである。
〈制御手順〉 以上が、ロックアツプを具備したトルクコンバータを備
えた無段変速器の油圧制御装置におけるライン圧制御と
、油圧回路に使われるデユーティソレノイドのデユーテ
ィ制御である。そして、上記の制御は、制御ユニット7
8がデジタルコンピュータでもアナログコンピュータで
も実現可能である。そこで、次に、かかる制御をデジタ
ルコンピュータによって実現した場合の制御手順につい
て第10図に従って説明する。
ステップS2では、センサ82からシフト位置信号RA
NGEを読み込む。シフト位置がP、 Nにあるときは
、変速機は作動しないので、ステップS23でタービン
トルクTQTRBNを“0”として、ステップS24に
進む。
シフト位置がり、1,2.Hにあるときは、ステップS
6に進み、センサ86及び85から夫々、エンジン回転
数N、及びスロットル開度TVOを読み込む。そして、
ステップS7で、このNt及びTVO等に基づいて第7
A図の(a)に従って、工′ンジントル:りT Q E
 N G”を計算する。
ステップS8では、同図の(b)に従って負荷補正を行
ない、ステップSOではオイルポンプによるトルクロス
の補正を行ない、エンジントルク出力TQPUMPを得
る。
次に、ステップSIOで、センサ88から油温度THO
を読み込み、そして、第7B図の(a)に従って、TQ
PUMPに基づいてロックアツプクラッチの差圧の初期
値DPINTを計算する。
このDPINTに基づいて、プライマリ側のデユーティ
を計算する制御で、差圧DPLUPが計算されるのは前
述した通りである。そこで、このDPLUPからロック
アツプクラッチ伝達比HLUが第7B図の(b)に従っ
て計算され、ステップS12で、これらのDPLUP及
び)(t、uに基づいて、ロックアツプクラッチ伝達ト
ルクTQLUPが演算される。即ち1、 T Q L U P = D P L U P X H
LUである。ステップS14では、センサ87から、ト
ルクコンバータのタービン回転数Ntが読み込まれる。
そして、ステップ°S16で、速度比Eが、 より求められる。ここでNTは第7B図の(e)のNP
  (若しくはN、XKLRRT)4m等価である。そ
して、ステップS18でトルク比TRが計算される。こ
れらは、第7B図の(d)及び(e)に関連して説明し
た。次にステップS20で、コンバータ伝達トルクTQ
CNV7’が計算される。即ち、 TQCNVT= (TGPUM−PTQLU)XTR である0次に、ステップS22で、ロックアツプクラッ
チを介した伝達トルクT Q L U P、とコンバー
タを介した伝達トルクTQCNVTとの合成トルクTQ
TRBNが演算される。即ち、TQTRBN=TQLU
P+TQCNVTである。これに、プラネタリ減速比の
補正を行なって、TQINとする。
ステップ3.24では、センサ84,83から、セカン
ダリプーリ回転数N8とプライマリプーリ回転数Npと
を読み込み、ステップS26で変速比RATI OC=
Np /N纒)を計算する。そして、ステップ328”
t’、TQINとRATIoとから、ブーりを押し付け
るのに必要な力FSECを計算する。この詳細な説明は
第7C図の(a)に関連して説明した。そして、ステッ
プS30゜S32で、第7C図の(C)及び(d)に従
って、遠心力補正及びスプリング補正を行なって、ライ
ン圧PSEGOを得る。このPSECOが目標ライン圧
、即ち、セカンダリプーリ側のピストン圧になる。
このPSEGOは遠心力補正により、最低ライン圧以下
に低下することがあるので、以下の手順により、そのと
きの変速比等に応じた最低ライン圧PSMINを計算す
る。即ち、ステップS36で、前述の(3)式に従って
、プーリ押し付は力比H2を計算する。そして、ステッ
プS38で、(4)式に従って、変速に必要な最低ライ
ン圧PSMINを計算する0次に、ステップS40で上
記PSECOとPSMINとの大きい方を選択する。ス
テップS42では、第7C図の(h)に従って安全係数
Ksrによる補正を行なう、さらにステップS44では
、PSECをデユーティ率に変換する。ステップS46
では、電源電圧補正を行ない、ステップS48では、デ
ユーティDUTYを駆動周波数に変換する。そして、ス
テップS50でソレノイド51に出力する。
〈変形例〉 本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
例えば、上記実施例では、タービントルクTQTRBN
を求める際に、先ず、ロックアツプクラッチ伝達トルク
を計算し、これをエンジン出力トルクTQPUMPから
減じたものにトルク比TRを加味したものをコンバータ
伝達トルクTQCNVTとした。そこで、次のような変
形例を提案する。即ち、先ず、コンバータ伝達トルクを
計算し、これをエンジン出力トルクTQPUMPから減
じたものに、ロックアツプクラッチ伝達比HLL+を加
味したものをロックアツプクラッチ伝達トルクTQLU
Pとするのである。
また、次のような変形例を提案する。上記実施例では、
ライン圧を求めるのに、タービントルクを計算した。そ
こで、本発明をタービントルク自体の検出にも適用しよ
うとするのである。TQTRBNはトルクコンバータか
らの出力を正確に反映するからである。
また、次のような変形例を提案する。上記実施例では、
DPINTをマツプから読出し、このDPINTからT
QLUPを計算した。その代りに、ロックアツプピスト
ン6の前後の圧力差を直接センサで測定して、これから
TQLUPを計算してもよい。
また、次のような変形例を提案する。上記実施例では、
デユーティソレノイドの駆動周波数制御では、DUTY
とポンプ吐出量の2つを考慮して周波数を決定していた
。しかし、DUTY若しくは吐出量だけを考慮して周波
数を決定しても、同じ効果が得られる。
またさらに、上記実施例に示したデユーティソレノイド
の駆動周波数制御は、第2図、第3図等に示した無段変
速機に限定されるものではなく、油圧作動式であれば、
一般の変速機にも適用可能である。
またさらに、上記実施例に示したところの、ライン圧を
ロックアツプクラッチを介したトルクとコンバータを介
したトルクとに分離して検出した上で調整するという技
術は、第2図、第3図等に示した無段変速機に限定され
るものではなく、油圧作動式であれば、一般の変速機並
びにタービントルク検出装置にも適用可能である。
い。
敗陸白 [発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る油圧作動式変速機
のデユーティソレノイド制御装置は以下の構成を取る。
即ち、 デユーティソレノイドによって制御弁のパイロット圧を
制御するようにした油圧作動式変速機において、このデ
ユーティソレノイドの駆動周波数をデユーティ率に基づ
いて変更制御する手段を備えたことを特徴とする。
または、デユーティソレノイドによって制御弁のパイロ
ット圧を制御するようにした油圧作動式変速機において
、このデユーティソレノイドの駆動周波数を、オイルポ
ンプの吐出量に基づいて変更制御する手段を備えたこと
を特徴とする。
または、デユーティソレノイドによって制御弁のパイロ
ット圧を制御するようにした油圧作動式変速機において
、このデユーティソレノイドの駆動周波数を、デユーテ
ィ率及びオイルポンプの吐出量に基づいて変更制御する
手段を備えたことを特徴とする。
従って、駆動周期が、デユーティ率若しくはポンプ吐出
量もしくはこれらの組合せに基づいて変更制御されるの
で、デユーティの中央に発生し易い脈動がよく低減され
る。さらに、ポンプ吐出量が大のときも、駆動周波数を
高くしているので、脈動は低減される。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の詳細な説明する図、第1B図及び第
1C図は、この発明に係る一実施例の制御の全体を示し
た図、 第2図はこの発明に係わるベルト式無段変速機のライン
圧制御装置の一実施例が適用される無段変速機の構成を
概略的に示すスケルトン図、第3図は第2図に示す無段
変速機に接続される油圧回路の構成を示す回路図、 第4図は油圧回路の制御回路の構成を示す配線図、 第5A図は、ロックアツプ動作の制御範囲を決定する特
性を示す図、 第5B図はロックアツプクラッチ用のソレノイドのデユ
ーティを算出するための制御を説明する図、 第6図はプライマリブーりの目標回転数を演算するとき
の制御を説明する図、 第7A図はエンジントルクTQPUMPを演算するとき
の制御を説明する図、 第7B図はタービントルクTQTRBNを演算するとき
の制御を説明する図、 第7C図は遠心力補正等を行なうときの制御を説明する
図、 第8A図乃至第8D図は遠心力補正を行なったときの不
都合が発生する様子を説明する図、第9図はデユーティ
ソレノイドの駆動周期を制御するときの手法を説明する
図、 第10図は実施例に係る制御をデジタルコンピュータに
より行なったときの、その制御手順な示図中、A・・・
エンジン、B・・・トルクコンバータ、C・・・前後進
切換機構、D・・・ベルト伝動機構、E・・・減速機構
、F・・・差動機構、RATIO−・・変速比、E・・
・速度比、TR・・・トルク比、Nt・・・エンジン回
転数、Np・・・プライマリ軸回転数、N8・・・セカ
ンダリ軸回転数、Nr・・・タービン回転数、P・・・
ライン圧、Q・・・油圧回路、R・・・電気制御回路、
Z・・・無段変速機、1・・・出力軸、2・・・タービ
ン軸、3・・・ポンプインペラ、4・・・タービンラン
ナ、5・・・ステータ、6・・・ロックアツプピストン
、7・・・ポンプカバー 7a・・・コンバータ室、8
・・・ワンウェイクラッチ、9・・・ステータ軸、1o
・・・ロックアツプ室、11・・・リングギヤ、12・
・・サンギヤ、13・・・第1ピニオンギヤ、14・・
・第2ピニオンギヤ、15・・・キャリヤ、16・・・
クラッチ、17・・・ブレーキ、18・・・アキュムレ
ータ、19・・・ミッションケース、20・・・ベルト
、21・・・プライマリブー9.21a・・・ベルト受
溝、22・・・プライマリ軸、23・・・固定円錐板、
24・・・可動円錐板、24a・・・外側面、25・・
・シリンダ、26・・・ピストン、27・・・プライマ
リ室、31・・・セカンダリプーリ、31a・・・ベル
ト受溝、32・・・セカンダリ軸、33・・・固定円錐
板、34・・・可動円錐板、34a・・・円錐状摩擦面
、34b・・・外側面、35・・・シリンダ、36・・
・ピストン、37・・・セカンダリ室、38・・・押し
付はスプリング、40・・・オイルポンプ、41・・・
ライン圧調整弁、41a・・・パイロット室、41b・
・・スプール、41c・・・スプリング、41d・・・
調圧ボート、41e・・・ドレインボート、42・・・
レデューシング弁、43・・・変速比制御弁、43a・
・・スプール、43b・・・スプリング、43c・・・
ライン圧ボート、43d・・・ドレインボート、43e
・・・パイロットボート、43f・・・パイロット室、
43g・・・リバースボート、44・・・切換弁、44
a・・・スプール、44b・・・スプリング、44c・
・・パイロットボート、44d・・・第1パイロツト圧
導入ボート、44e・・・第2パイロツト圧導入ボート
、44f・・・パイロット圧供給ボート、45・・・シ
フト弁、46・・・クラッチ圧調整弁、47・・・ロッ
クアツプコントロール弁、48−・・リリーフ弁、51
・・・第1電磁ソレノイド弁、52・・・第2電磁ソレ
ノイド弁、53・・・第3電磁ソレノイド弁、61・・
・ブレーキ室、62・・・ブレーキ室、70・・・弁ハ
ウジング室、71・・・流路1.72・・・分岐ライン
、73・・・リザーバタンク、74・・・戻りライン、
75・・・プランジャ、76・・・コイルスプリング、
77・・・電磁コイル、78・・・制御ユニット、82
・・・シフト位置センサ、83・・・プライマリ回転数
センサ、84・・・セカンダリ回転数センサ、85・・
・スロットル開度センサ、86・・・回転数センサ、8
7・・・タービン回転数センサ、lot、102.1o
3.104.105.106.107.108.109
・・・ラインである。 べS7八図 第8B図 第8C図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デューティソレノイドによつて制御弁のパイロッ
    ト圧を制御するようにした油圧作動式変速機において、 このデューティソレノイドの駆動周波数をデューティ率
    に基づいて変更制御する手段を備えたことを特徴とする
    油圧作動式変速機のデューティソレノイド制御装置。
  2. (2)デューティソレノイドによつて制御弁のパイロッ
    ト圧を制御するようにした油圧作動式変速機において、 このデューティソレノイドの駆動周波数を、オイルポン
    プの吐出量に基づいて変更制御する手段を備えたことを
    特徴とする油圧作動式変速機のデューティソレノイド制
    御装置。
  3. (3)デューティソレノイドによつて制御弁のパイロッ
    ト圧を制御するようにした油圧作動式変速機において、 このデューティソレノイドの駆動周波数を、デューティ
    率及びオイルポンプの吐出量に基づいて変更制御する手
    段を備えたことを特徴とする油圧作動式変速機のデュー
    ティソレノイド制御装置。
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