JPH02190603A - 優先回路型分流弁 - Google Patents
優先回路型分流弁Info
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- JPH02190603A JPH02190603A JP813989A JP813989A JPH02190603A JP H02190603 A JPH02190603 A JP H02190603A JP 813989 A JP813989 A JP 813989A JP 813989 A JP813989 A JP 813989A JP H02190603 A JPH02190603 A JP H02190603A
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 64
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は建設機械、荷投機械等の油圧式操舵装置に使用
される優先回路型分流弁に関する。
される優先回路型分流弁に関する。
一般にこの種の油圧装置は油圧ポンプにより操舵と共に
、荷役あるいはその他の作業に必要な作動圧油を供給す
る手段が採られている。この場合、一定の規定油量を荷
役その他の作業に関係なく優先的に操舵用油圧アクチュ
エータに供給し、残量を荷役等に供給する。このための
優先回路型分流弁の1例を第4図に示す。
、荷役あるいはその他の作業に必要な作動圧油を供給す
る手段が採られている。この場合、一定の規定油量を荷
役その他の作業に関係なく優先的に操舵用油圧アクチュ
エータに供給し、残量を荷役等に供給する。このための
優先回路型分流弁の1例を第4図に示す。
この分流弁50は弁本体51に供給される作動油を受は
入れる供給口52と優先回路への優先送り出し口53と
余剰油送り出し口54及びこれらに直交して分流用スプ
ール55を備える。
入れる供給口52と優先回路への優先送り出し口53と
余剰油送り出し口54及びこれらに直交して分流用スプ
ール55を備える。
このスプール55は押圧ばね56を取柄する有底のばね
孔57を穿孔し、押圧ばね56によりスプール55の先
端を一方の11111158に圧接し。
孔57を穿孔し、押圧ばね56によりスプール55の先
端を一方の11111158に圧接し。
このスプール先端と(IIIl!どの間にダンパ室59
を形成する。
を形成する。
上記供給口52はスプール周面に対向して形成した供給
通路60に接続し、優先送り出し口53は押圧ばね収納
室61に連通される。またスプール55には供給通路6
0に一端を開口しばね孔57に通ずるオリフィス穴62
と供給通路60とダンパ室59とを連通するダンパ通路
63を穿孔する。
通路60に接続し、優先送り出し口53は押圧ばね収納
室61に連通される。またスプール55には供給通路6
0に一端を開口しばね孔57に通ずるオリフィス穴62
と供給通路60とダンパ室59とを連通するダンパ通路
63を穿孔する。
なお、余剰油送り出し口54は上記スプール55のばね
56による押圧位置において、スプールのランド55a
により供給通路60と遮新されている。
56による押圧位置において、スプールのランド55a
により供給通路60と遮新されている。
上記構成において、供給口52から供給される作動油は
オリフィス穴62から押圧ばね収納室61を介して優先
送り出し口53に至り、操舵用油圧アクチュエータ(図
示省略)に供給される。同時に作動油はダンパ室59に
供給される。この場合、優先回路へ流れる作動油はオリ
フィス穴62により押圧ばね収納室61内の圧力は降下
する。しかしダンパ室59に対しては圧力降下は生じな
い、この圧力差によりダンパ室59はスプール55を上
記ばね収納室61rsに押圧する作用を有する。しかし
供給作動油の量が少ないときはこのスプール55を押圧
する圧力差よりも押圧ばね56によるばね圧が大であり
、スプール55は314図の状態I:#止し、全作動油
量は優先送り出し口53に供給され、余剰油送り出し口
54には供給されない。
オリフィス穴62から押圧ばね収納室61を介して優先
送り出し口53に至り、操舵用油圧アクチュエータ(図
示省略)に供給される。同時に作動油はダンパ室59に
供給される。この場合、優先回路へ流れる作動油はオリ
フィス穴62により押圧ばね収納室61内の圧力は降下
する。しかしダンパ室59に対しては圧力降下は生じな
い、この圧力差によりダンパ室59はスプール55を上
記ばね収納室61rsに押圧する作用を有する。しかし
供給作動油の量が少ないときはこのスプール55を押圧
する圧力差よりも押圧ばね56によるばね圧が大であり
、スプール55は314図の状態I:#止し、全作動油
量は優先送り出し口53に供給され、余剰油送り出し口
54には供給されない。
供給作動油が規定流量を超え、かつ優先送り出し口53
m1の圧力が余剰油送り出し口54側の圧力よりも高く
なれば余剰油の分流を開始する。その状態を1!5・図
に示す、この場合、スプール55を押圧する上記圧力差
は押圧ばね56より大となり、スプール55は左方に移
動する。
m1の圧力が余剰油送り出し口54側の圧力よりも高く
なれば余剰油の分流を開始する。その状態を1!5・図
に示す、この場合、スプール55を押圧する上記圧力差
は押圧ばね56より大となり、スプール55は左方に移
動する。
これにより供給通路60と余剰油送り出し口54とは連
通し、作動油はランド55aにおける開き量に応じて作
動油が分流される。この分流が生じることによりオリフ
ィス穴62を通る油量は減少し、圧力降下量も減少する
。これによりスプール55は、ばね収納室61とダンパ
室59との圧力差とばね56によるばね圧とが平行する
位置に停止し、優先送り出し口53には一定の油量を供
給しつつ余剰油を分流する。
通し、作動油はランド55aにおける開き量に応じて作
動油が分流される。この分流が生じることによりオリフ
ィス穴62を通る油量は減少し、圧力降下量も減少する
。これによりスプール55は、ばね収納室61とダンパ
室59との圧力差とばね56によるばね圧とが平行する
位置に停止し、優先送り出し口53には一定の油量を供
給しつつ余剰油を分流する。
油圧ポンプからの供給油量が規定油量よりも多く、かつ
余剰油送り出し口54の圧力が優先送り出し口53の圧
力より高い場合(通常の余剰油回路作動状態)を第6@
に示す、この場合は、ダンパ室59の圧力は余剰油送り
出し口54の圧力と等しく、ばね収納室61の圧力は優
先送り出し口53の圧力と等しいので、スプール55は
左方に移動する。そしてスプール55のランドの他方の
端部35bがばね収納室61と優先送り出し口53の間
の通路をせばめる位置に到達すると流量を開削する。こ
のためばね収納室61の圧力が上昇し、ダンパ室59と
の圧力差が減少し、スプール55はばね56のばね圧と
平行する位置に停止し、優先送り出し口53には一定し
た油量が供給される。
余剰油送り出し口54の圧力が優先送り出し口53の圧
力より高い場合(通常の余剰油回路作動状態)を第6@
に示す、この場合は、ダンパ室59の圧力は余剰油送り
出し口54の圧力と等しく、ばね収納室61の圧力は優
先送り出し口53の圧力と等しいので、スプール55は
左方に移動する。そしてスプール55のランドの他方の
端部35bがばね収納室61と優先送り出し口53の間
の通路をせばめる位置に到達すると流量を開削する。こ
のためばね収納室61の圧力が上昇し、ダンパ室59と
の圧力差が減少し、スプール55はばね56のばね圧と
平行する位置に停止し、優先送り出し口53には一定し
た油量が供給される。
しかし優先送り出し口53における圧力が余剰油送り出
し口54の圧力よりも高い場合(第5図)、供給通路6
0から余剰油送り出し口54への分流は、ランド端部5
5a付近で噴流となりスプール55はこの噴流のため振
動を生じ、このため操舵あるいは荷役用油圧アクチュエ
ータに有害な振動を生じる等の問題がある。
し口54の圧力よりも高い場合(第5図)、供給通路6
0から余剰油送り出し口54への分流は、ランド端部5
5a付近で噴流となりスプール55はこの噴流のため振
動を生じ、このため操舵あるいは荷役用油圧アクチュエ
ータに有害な振動を生じる等の問題がある。
この振動防止として従来はダンパ通路63にオリフィス
穴を有する緩衝片65を取り付けてダンパ室59に出入
りする油の流量を駒間することによりスプール55の動
きに抵抗を与え。
穴を有する緩衝片65を取り付けてダンパ室59に出入
りする油の流量を駒間することによりスプール55の動
きに抵抗を与え。
振動に対する減衰力を得る構造が採られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし荷役用油圧アクチュエータの作動圧が急激に変化
した場合、優先送り出し口53へ一定の油量を供給する
ためのスプール55の平行位置が急激に変化したとき、
スプール55がこの平行位置に移行する間は優先送り出
し口53への油量は規定流量よりも少ない油量になると
きがあり、操舵用油圧アクチュエータの操作に不都合を
生じる。従ってスプール55の急速な移動が望まれる。
した場合、優先送り出し口53へ一定の油量を供給する
ためのスプール55の平行位置が急激に変化したとき、
スプール55がこの平行位置に移行する間は優先送り出
し口53への油量は規定流量よりも少ない油量になると
きがあり、操舵用油圧アクチュエータの操作に不都合を
生じる。従ってスプール55の急速な移動が望まれる。
しかし前述のスプール55に取り付けた振動防止用の緩
衝片65の流通抵抗により、スプール55の移動速度が
制限され、操舵用油圧アクチュエータへの供給油量の制
御が遅れるので該油圧アクチュエータを円滑に操作する
ことができない等の問題がある。
衝片65の流通抵抗により、スプール55の移動速度が
制限され、操舵用油圧アクチュエータへの供給油量の制
御が遅れるので該油圧アクチュエータを円滑に操作する
ことができない等の問題がある。
本発明はかかる点に鑑み、上記スプールの振動を防止す
ると共に、スプールの平行位置への移行を急速に行なう
ことを目的とする。
ると共に、スプールの平行位置への移行を急速に行なう
ことを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の優先回路型分流弁は
1作動油供給口と優先送り出し口及び余剰油送り出し口
並びに分流用スプールを備え、スプールには上記供給口
と優先送り出し口とを連通ずるオリフィス穴並びにスプ
ール先端に形成されるダンパ室と上記供給口とを連通す
るダンパ通路とを備え、オリフィス穴による圧力降下し
た優先送り出し側とダンパ室との圧力差とスプール抑圧
用ばねのばね圧との平行を保持し、一定流量を優先して
優先送り出し口に供給し、余剰油を余剰油送り出し口に
分流する優先回・路型分流弁において、ダンパ室にはダ
ンパ通路に臨む突起を形成し、該突起はスプールの余剰
油分流限界位置付近においてはダンパ通路との間に微小
間隙を形成し、ダンパ室への油の流出入を制限するも、
余剰油分流位置においてはダンパ通路を離間し油の流出
入を許容する長さとしたものである。
1作動油供給口と優先送り出し口及び余剰油送り出し口
並びに分流用スプールを備え、スプールには上記供給口
と優先送り出し口とを連通ずるオリフィス穴並びにスプ
ール先端に形成されるダンパ室と上記供給口とを連通す
るダンパ通路とを備え、オリフィス穴による圧力降下し
た優先送り出し側とダンパ室との圧力差とスプール抑圧
用ばねのばね圧との平行を保持し、一定流量を優先して
優先送り出し口に供給し、余剰油を余剰油送り出し口に
分流する優先回・路型分流弁において、ダンパ室にはダ
ンパ通路に臨む突起を形成し、該突起はスプールの余剰
油分流限界位置付近においてはダンパ通路との間に微小
間隙を形成し、ダンパ室への油の流出入を制限するも、
余剰油分流位置においてはダンパ通路を離間し油の流出
入を許容する長さとしたものである。
(作 用〕
上記突起は側蓋に設けられ、これによりダンパ室への作
動油の流入を制御するようにしたもので、スプールが予
め設定した余剰油送り出し口への余剰油供給限界位置、
即ち該送り出し口への分流によりスプールの振動を生じ
易い位置にあるときは、ダンパ通路に嵌挿し、このダン
パ通路との間に形成する隙間により作動油のダンパ室5
9への流出入を制限し、これによりスプールの動きに抵
抗を与えて振動を防止する。
動油の流入を制御するようにしたもので、スプールが予
め設定した余剰油送り出し口への余剰油供給限界位置、
即ち該送り出し口への分流によりスプールの振動を生じ
易い位置にあるときは、ダンパ通路に嵌挿し、このダン
パ通路との間に形成する隙間により作動油のダンパ室5
9への流出入を制限し、これによりスプールの動きに抵
抗を与えて振動を防止する。
またスプールが上記限界位置以上に移動し余剰油を分流
する状態にあるときは突起はダンパ通路から外れており
、ダンパ室への作動油の流通を制限しないから、スプー
ルの移行を急速に行なうことができる。
する状態にあるときは突起はダンパ通路から外れており
、ダンパ室への作動油の流通を制限しないから、スプー
ルの移行を急速に行なうことができる。
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示す。
優先回路型分流弁1は周知構造と同様に弁本体2には油
圧ポンプに連結される作動油供給口3と優先送り出し口
4及び余剰油送り出し口5を穿孔し、これらと直交する
分流用スプール6を備える。スプール6の一側には押圧
ばね7を挿入する有底のばね孔8を穿孔し、先端は若干
の凹陥部を形成し、弁本体2に螺着する側l!9との間
にダンパ室10を形成する。11はスプール6の局面に
対向して形成した供給通路であり、供給口3を接続する
。*た12は弁本体2に形成した押圧ばね収納室であり
、優先送り出し口4を連設する。
圧ポンプに連結される作動油供給口3と優先送り出し口
4及び余剰油送り出し口5を穿孔し、これらと直交する
分流用スプール6を備える。スプール6の一側には押圧
ばね7を挿入する有底のばね孔8を穿孔し、先端は若干
の凹陥部を形成し、弁本体2に螺着する側l!9との間
にダンパ室10を形成する。11はスプール6の局面に
対向して形成した供給通路であり、供給口3を接続する
。*た12は弁本体2に形成した押圧ばね収納室であり
、優先送り出し口4を連設する。
上記スプール6には供給通路11とばね孔8と′を連通
するオリフィス穴15と、供給通路11とダンパ室10
とを連通するダンパ通路16を穿孔する。
するオリフィス穴15と、供給通路11とダンパ室10
とを連通するダンパ通路16を穿孔する。
側蓋9にはこのダンパ通路16に対向して突起17を突
設し、ダンパ通路16にはこの突起17を挿入する突起
挿入孔18を形成する。この挿入孔18は突起17との
間に微小間隙aを形成する。この間隙aはオリフィスの
作用を行なわしめるものである。また上記突起17の長
さは、第2図に示す如くスプール6が左方に移動し、ラ
ンド端6aにおいて供給通路11と余剰油送り出し口5
とが小間隙を以て連通し、流出を開始した状態(以下余
剰油分流限界位置という)において挿入孔18と微小間
隙aを形成し、それ以上のスプール6の左方への移行は
第3図に示す如(突起17は挿入孔18から抜は出す長
さとする。
設し、ダンパ通路16にはこの突起17を挿入する突起
挿入孔18を形成する。この挿入孔18は突起17との
間に微小間隙aを形成する。この間隙aはオリフィスの
作用を行なわしめるものである。また上記突起17の長
さは、第2図に示す如くスプール6が左方に移動し、ラ
ンド端6aにおいて供給通路11と余剰油送り出し口5
とが小間隙を以て連通し、流出を開始した状態(以下余
剰油分流限界位置という)において挿入孔18と微小間
隙aを形成し、それ以上のスプール6の左方への移行は
第3図に示す如(突起17は挿入孔18から抜は出す長
さとする。
上記構成において、油圧ポンプから供給される作動油が
少ないときは、前述の周知構造と同様にオリフィス穴1
5による押圧ばね取納室12の圧力がダンパ室10の圧
力より小さく、かつその差圧より押圧ばね7の押圧力が
大であるときは、111図に示す如くスプール6の先端
は側蓋9に当接保持され、供給される作動油全量が優先
送り出し口4に供給される。
少ないときは、前述の周知構造と同様にオリフィス穴1
5による押圧ばね取納室12の圧力がダンパ室10の圧
力より小さく、かつその差圧より押圧ばね7の押圧力が
大であるときは、111図に示す如くスプール6の先端
は側蓋9に当接保持され、供給される作動油全量が優先
送り出し口4に供給される。
供給油量が増し、且つ優先送り比し口4の圧力が余剰油
送り出し口5の圧力より高い場合は規定流量を超え、ダ
ンパ室10の圧力が上昇し、押圧ばね取柄室12との差
圧が押圧ばね7に抗してスプール6を押圧し、左方に移
動して第2図に示す余剰油分流限界位置に至り、供給油
量の一部を余剰油送り出し口5側に流出する。この場合
、前述の如くランド端部6aを流れる作動油は噴流とな
り、スプール6は振動を生じ易い状態となる。しかしこ
の場合、前述の如く突起17と挿入孔18との間は微小
間隙aを形成しており、ダンパ室10を出入J・る流量
を制限する。これによりスプール6の動きに抵抗を与え
、!!動を防止する。
送り出し口5の圧力より高い場合は規定流量を超え、ダ
ンパ室10の圧力が上昇し、押圧ばね取柄室12との差
圧が押圧ばね7に抗してスプール6を押圧し、左方に移
動して第2図に示す余剰油分流限界位置に至り、供給油
量の一部を余剰油送り出し口5側に流出する。この場合
、前述の如くランド端部6aを流れる作動油は噴流とな
り、スプール6は振動を生じ易い状態となる。しかしこ
の場合、前述の如く突起17と挿入孔18との間は微小
間隙aを形成しており、ダンパ室10を出入J・る流量
を制限する。これによりスプール6の動きに抵抗を与え
、!!動を防止する。
更にポンプからの供給油量が増加し、余剰油送り出し口
5の圧力が優先送り出し口4の圧力より高い通常の余剰
油回路作動状態の場合には、前述の周知構造と同様にス
プール6は更に左行しくI!3図)、押圧ばね7のばね
圧と平行する位置に停止し、優先送り出し口4には前述
の如く一定した油量が供給される。
5の圧力が優先送り出し口4の圧力より高い通常の余剰
油回路作動状態の場合には、前述の周知構造と同様にス
プール6は更に左行しくI!3図)、押圧ばね7のばね
圧と平行する位置に停止し、優先送り出し口4には前述
の如く一定した油量が供給される。
しかし余剰油送り出し口5に接続される荷役等の油圧ア
クチュエータの作動圧は一定せず、急激に変化すること
がある。この場合、上記突起17は挿入孔18から第3
図に示す如く抜は出した位置にある。従ってダンパ通路
16からダンパ室10への油の流出入は自由となり、ス
プール6は上記変化に応じ平行位置への移動を速やかに
行なうことができる。これにより優先送り出し口4に対
する油量の変動を短時間に解消することができる。
クチュエータの作動圧は一定せず、急激に変化すること
がある。この場合、上記突起17は挿入孔18から第3
図に示す如く抜は出した位置にある。従ってダンパ通路
16からダンパ室10への油の流出入は自由となり、ス
プール6は上記変化に応じ平行位置への移動を速やかに
行なうことができる。これにより優先送り出し口4に対
する油量の変動を短時間に解消することができる。
本発明によるときは、ダンパ通路に臨む突起を設け、該
突起によりスプールが余剰油供給開始位置付近に移行し
た状態においてダンパ室への油の流出入を+Ii1限す
るようにしたから、上記開始位置付近における余剰油送
り出し口への噴呂によるスプールの振動を抑制すること
ができる。また供給油量が増し、余剰油送り出し口側の
圧力が優先送り出し口より高い場合の通常の作動状態に
あっては、上記突起はダンパ通路から離間し、ダンパ室
への油の流出入を自由状態としたから、余剰油供給口回
路側の急激な圧力変動に対しスプールは平行位置への急
速な復行を可能とし、従って上記変動に基づく優先送り
出し口に対する優先油量の変動を短時間に解消すること
ができる等の効果を有する。
突起によりスプールが余剰油供給開始位置付近に移行し
た状態においてダンパ室への油の流出入を+Ii1限す
るようにしたから、上記開始位置付近における余剰油送
り出し口への噴呂によるスプールの振動を抑制すること
ができる。また供給油量が増し、余剰油送り出し口側の
圧力が優先送り出し口より高い場合の通常の作動状態に
あっては、上記突起はダンパ通路から離間し、ダンパ室
への油の流出入を自由状態としたから、余剰油供給口回
路側の急激な圧力変動に対しスプールは平行位置への急
速な復行を可能とし、従って上記変動に基づく優先送り
出し口に対する優先油量の変動を短時間に解消すること
ができる等の効果を有する。
第1図乃至第3図は本発明の優先回路型分流弁に関し、
第1図はその縦断面図、第2図は余剰油分流限界位置に
おける説明図、第3図は余剰油回路の作動位置における
説明図、第4図乃至第6図は従来例の優先回路分流弁に
関し、第4図はその縦新面図、第5図は余剰油分流限界
位置における説明図、第6図は余剰油回路の作動位置に
おける説明図である。 1は優先回路型分流弁、3は供給口、4は優先送り呂し
口、5は余剰油送り出し口、6は分流用スプール、 1
5はオリフィス穴、 17は突起、aは微小間隙である
。 6:功′dL用ヌ7′−ル a:JI床小間託・
第1図はその縦断面図、第2図は余剰油分流限界位置に
おける説明図、第3図は余剰油回路の作動位置における
説明図、第4図乃至第6図は従来例の優先回路分流弁に
関し、第4図はその縦新面図、第5図は余剰油分流限界
位置における説明図、第6図は余剰油回路の作動位置に
おける説明図である。 1は優先回路型分流弁、3は供給口、4は優先送り呂し
口、5は余剰油送り出し口、6は分流用スプール、 1
5はオリフィス穴、 17は突起、aは微小間隙である
。 6:功′dL用ヌ7′−ル a:JI床小間託・
Claims (1)
- 作動油供給口と優先送り出し口及び余剰油送り出し口
並びに分流用スプールを備え、スプールには上記供給口
と優先送り出し口とを連通するオリフイス穴並びにスプ
ール先端に形成されるダンパ室と上記供給口とを連通す
るダンパ通路とを備え、オリフイス穴による圧力降下し
た優先送り出し側とダンパ室との圧力差とスプール押圧
用ばねのばね圧との平行を保持し、一定流量を優先して
優先送り出し口に供給し、余剰油を余剰油送り出し口に
分流する優先回路型分流弁において、ダンパ室にはダン
パ通路に臨む突起を形成し、該突起はスプールの余剰油
分流限界位置付近においてはダンパ通路との間に微小間
隙を形成し、ダンパ室への油の流出入を制限するも、余
剰油分流位置においてはダンパ通路を離間し油の流出入
を許容する長さとしたことを特徴とする優先回路型分流
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP813989A JPH02190603A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 優先回路型分流弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP813989A JPH02190603A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 優先回路型分流弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190603A true JPH02190603A (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=11684968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP813989A Pending JPH02190603A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 優先回路型分流弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02190603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100631067B1 (ko) * | 2004-05-04 | 2006-10-02 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 홀딩밸브의 응답성이 개선된 유압제어밸브 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6224102B2 (ja) * | 1984-07-25 | 1987-05-27 | Medeikaru Saiensu Kk |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP813989A patent/JPH02190603A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6224102B2 (ja) * | 1984-07-25 | 1987-05-27 | Medeikaru Saiensu Kk |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100631067B1 (ko) * | 2004-05-04 | 2006-10-02 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 홀딩밸브의 응답성이 개선된 유압제어밸브 |
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