JPS6224102B2 - - Google Patents

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JPS6224102B2
JPS6224102B2 JP59154480A JP15448084A JPS6224102B2 JP S6224102 B2 JPS6224102 B2 JP S6224102B2 JP 59154480 A JP59154480 A JP 59154480A JP 15448084 A JP15448084 A JP 15448084A JP S6224102 B2 JPS6224102 B2 JP S6224102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
patient
fixed
bed
support tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP59154480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6131133A (ja
Inventor
Tatsuhiko Shimane
Kyoshi Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEDEIKARU SAIENSU KK
Original Assignee
MEDEIKARU SAIENSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MEDEIKARU SAIENSU KK filed Critical MEDEIKARU SAIENSU KK
Priority to JP15448084A priority Critical patent/JPS6131133A/ja
Publication of JPS6131133A publication Critical patent/JPS6131133A/ja
Publication of JPS6224102B2 publication Critical patent/JPS6224102B2/ja
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は心臓の超音波診断に利用される医療
用ベツドに関するもので、特に心臓に超音波が到
達し易くしてよりよい解像性が得られるようにし
た医療用ベツドに関するものである。
〔従来技術〕
従従来心臓の診断は、聴音器による心臓の鼓動
の聴取とか、レンドゲンによる検査とかにより行
われていたが、いずれも精密に心臓の内部構造を
診断できるようなものではなかつた。そこで最近
はこのような方法に代えて超音波診断装置が普及
されてきた。この超音波診断装置を使用すること
により、患者に苦痛を与えずに心臓の内部構造が
明瞭に視認でき、心臓の診断に貢献している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでこのような超音波診断装置により、心
臓の内部構造を知るには、超音波診断装置に取付
けられている探触子を患者の胸部の皮膚面に接触
することが必要である。
ところがこの皮膚面に接触される探触子と心臓
との間には胸壁と肺が介在し、ここに含有される
空気が心臓の内部構造を知る解像性能に重大な支
障を与える。一方超音波診断を受ける患者は年令
性別等によりさまざまな体形があり、このような
胸部の個人差により胸壁と心臓との距離が遠い場
合、解像性能上認められたビーム到達距離を逸脱
することがある。したがつて従来ベツドに横臥し
ていた患者は自らベツド上を動いて上半身側を傾
斜して胸壁と心臓との距離を縮小したが、自ら上
半身側を動いて傾斜した位置に保つことは苦痛で
あり、殊に長時間は難しくそのため精密な心臓の
内部構造の解像が得られないという問題点があつ
た。
また、前記探触子は超音波診断装置本体にコー
ドにより接続され、心臓の検査中は検査者の手で
それを把持して患者の胸部の皮膚面に接触してい
るが、長時間その位置を保つことは検査者にとつ
ては苦痛であり、時には探触子の位置がずれたり
して精密な心臓の内部構造を適確に知ることは難
しいという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの発明は、このような従来の問題点に
着目してなされたものであつて、ベツドの床部を
その長手方向に患者の下半身側が横臥される固定
床部2と、その上半身側が横臥される可動床部3
とに二分割し、この可動床部3はさらに短手方向
に傾動部5と仰臥部6とに二分割し、前記傾動部
5は前記仰臥部6とともに患者の上半身側のみを
上昇させるために起伏自在にし、且つ患者の上半
身側を左側臥位に偏倚させるために長手方向に対
して直角方向に前記仰臥部6へ向けて傾動できる
ように形成し、前記固定床部2の下方に設けられ
ている補強枠の一端には左側臥位に偏倚させられ
た患者の上判身側の皮膚面に探触子の一端が接触
することができる探触子支持杆24を固設し、こ
の探触子支持杆24は基端部が前記補強枠に固設
された探触子支持筒24aと、この支持筒24′
a′の先端部に昇降自在に嵌挿されるとともに、支
持筒24a内を自由に回動してその先端に装着さ
れる探触子を患者の皮膚面の任意の位置に接触す
ることができる探触子操作杆よりなる。医療用ベ
ツドを提供して、超音波診断装置により心臓を検
査する際、心臓の内部構造の解像性能を向上さ
せ、上記の問題点を解決することを目的とするも
のである。
〔実施例〕
以下図面に従つて本発明の構成が実際上どのよ
うに具体化されるかをその作用とともに説明す
る。
第1図は医療用ベツド全体の斜視図で、この医
療用ベツド1は患者の下半身側が横臥される固定
床部2と、上半身側が横臥される可動床部3とに
その長手方向に二分割される。この固定床部2
は、第2図に示されるように、一対の相対向する
側枠4a,4bと、この側枠4a,4bを連結し
ている連結枠4cとで形成される固定床部支持枠
4に載置されている。
前記可動床部3は、第1図に示されるように、
さらにその短手方向に傾動部5と仰臥部6とに二
分割され、この傾動部5と仰臥部6はともに水平
の位置から上昇するとともに、傾動部5は左方の
仰臥部6に向つて偏倚即ちベツド1の長手方向に
対して直角方向に傾動するように構成されてい
る。
この傾動部5、仰臥部6の上昇機構を第2図に
従つて説明すると、前記可動床部3は一対の相対
向する側枠7a,7bと、この側枠7a,7bと
を連結している連結枠7c,7dとで方形に枠組
みされた可動床部支持枠7に載置される。そして
可動床部支持枠7の側枠7aの先端は前記固定床
部支持枠4の側枠4aの一端に、可動床部支持枠
7の側枠7bの先端は固定床部支持枠4の側枠4
bの一端にそれぞれ枢支され、可動床部支持枠7
は枢支枠8,9を中心として固定床部支持枠4に
対して昇降自在である。
この可動床部支持枠7を昇降させるのが昇降装
置10であつて、この昇降装置10の内周面に雌
ねじ部が刻設されている支持筒11と、この支持
筒11の雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有し、支
持筒11内を伸縮する移動杆12とから構成さ
れ、支持筒11は前記固定床部支持枠4の連結枠
4cに固定され、その一端にはハンドル13が添
設されている。また一端が支持筒11の他端部に
螺合されている移動杆12の他端は、前記可動床
部支持枠7の連結枠7dに垂下されている支持片
14に固定されている。
前記可動床部支持枠7の右側半分には方形の傾
動部支持枠15が収納され、この傾動部支持枠1
5に前記可動床部3の傾動部5が載置され、他方
可動床部支持枠7の左側半分には仰臥部6が載置
される。傾動部支持枠15はその両側枠15a,
15bの一端が前記可動床支持枠7の側枠7c,
7dに枢支され、その枢支軸16a,16bを中
心として左方即ち仰臥部6方向へ傾動することが
できる。
この傾動部支持枠15を傾動させる装置が傾動
装置17であつて、この傾動装置17は前記昇降
装置10と略同じ構造で、内周面に雌ねじ部が螺
刻されている支持筒18とこの雌ねじ部と螺合す
る雄ねじ部を外周面に形成し、支持筒18内を伸
縮する移動杆19とで構成され、支持筒18は前
記可動床支持枠7の側枠7bに固定され、その一
端にはハンドル20が添設されている。この支持
筒18の他端部の内周面には前記移動杆20の一
端部が螺合され、この移動杆19の他端部は前記
傾動部支持枠15の側枠15cに垂下されている
支持片21に固定されている。
22a,22b,22c,22dはベツド1の
脚であり、この脚22a,22cとの間に補強枠
23aが、脚22c,22dとの間には補強枠2
3bがそれぞれ介在されておる。この補強枠23
に探触子支持杆24が固設されておる。この探触
子支持杆はその基端部が前記補強枠23aに固定
されている探触子支持筒24aと、その先端に第
6図に示すように探触子25が装着される探触子
操作杆24bとから構成されている。前記探触子
支持筒24aの外周は、前記補強枠23aに固定
し易くするために略方形をなしているが、その内
周面は円形に形成され、円形の探触子操作杆24
bが回動可能に嵌挿されている。そしてこの探触
子操作杆24bは、第5図に示されるようにその
基端部は探触子支持筒24aに嵌挿され自由に支
持筒内を上下に第6図に示すように昇降自在で任
意の位置で図示しないストツパ等により固定でき
る。さらに探触子操作杆24bは、第5図に示す
ように、その先端部は略直角に屈曲されるととも
に、第6図に示すように、左右に360度回動自在
である。なお探触子支持杆24は補強枠23aに
固定されているが必ずしもこれに限定されるわけ
ではなく補強枠23bに固設されてもよいもので
ある。
次に上記のような構成の医療ベツド1の作用を
説明すると、先ず可動床部3を倒伏して固定床部
2と同一平面位置即ち水平位置に調整してから、
患者を医療用ベツド1に横臥させる。患者が医療
用ベツド1に横臥してから、昇降装置10のハン
ドル13を右方向即ち時計廻り方向に回転する
と、移動杆12は支持筒11と螺合しながら支持
筒11から伸長し、移動杆12が伸長すると、移
動杆12の先端部に固定されている可動床部支持
枠7は枢支軸8a,8bを中心として、第3図に
示すように上昇する。次いで傾動装置17のハン
ドル20を右方即ち時計廻り方向に回転すると、
傾動装置17の移動杆19は支持筒18と螺合し
ながら支持筒18から伸長し、移動杆19が伸長
すると移動杆19の先端部に固定されている傾動
部支持枠15が上昇即ち仰臥部6へ向けて第4図
に示すように傾動する。この傾動部支持枠15の
傾動によつて傾動部支持枠15に載置されてある
可動床部3の傾動部5は仰臥部6へ向つて傾動さ
せられ、患者の上半身側は60度ほど左側臥位に偏
倚させられる。
その結果心臓が左側に寄り、心臓と胸壁との距
離が近ずき、超音波が心臓に到達し易くなる。そ
してこのように偏倚させられた患者の胸部の皮膚
面に探触子25を接触して心臓の検査を行うが、
その際探触子25は昇降可能な探触子支持杆24
に装着されているので、患者の身体の大小に合わ
せて調整できる。さらに探触子支持杆24は自由
に360度回動可能であるので、探触子25は患者
の胸部の皮膚面の任意な位置に接触することがで
きる。
このようにして心臓の検査が終了すると、傾動
装置17のハンドル20がこんどは左方即ち反時
計廻り方向に回転すると、移動杆19は支持筒1
8の内周面と螺合しながら支持筒18へ縮小し、
この移動杆19が縮小すると傾動部支持枠15が
水平位置に戻り、傾動部支持枠15は可動床部支
持枠7に収納される。次いで昇降装置10のハン
ドル13は左方即ち反時計廻り方向に回転する
と、移動杆12は支持筒11の内周面と螺合しつ
つ支持筒11内へ縮小し、この移動杆12が縮小
すると、上昇していた可動床部支持枠7は下降し
水平位置に戻ることになる。
(本発明の効果) 以上本発明によれば、ベツドを固定床部と可動
床部とに二分割し、この可動床部を起伏自在にし
たので、患者が自己の身体を動かすことなしに心
臓の超音波診断が可能になり患者にとつてらくに
なる。
またこの可動床部をさらに二分割し、この傾動
部を仰臥へ向けて傾動できるようにしたので、心
臓が左側に寄り、心臓と胸壁との距離が近づき、
超音波が心臓に到達し易くなり、その結果よりよ
い解像性が得られる。
さらに探触子が装着される探触子支持杆を設け
たので、超音波で診断中検査者が探触子を手で把
持して胸部の皮膚面に接触する必要がなくなり、
看護婦のロードが軽減されるとともに探触子が胸
部の皮膚面をずれるおそれがなくなり正確に探触
子を皮膚面に接触できる。
その上探触子支持杆を昇降自在にしたので、患
者の身体の大小に応じて適確に探触子を接触する
ことができる。
加えて探触子支持杆を回動自在にしたので、探
触子を任意な位置に動かすことが可能となり、皮
膚面に探触子を接触するのに便利である等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例であつて、第1図は医
療用ベツドの斜視図、第2図は固定床部、可動床
部を除去した医療用ベツドの斜視図、第3図は可
動床部を上昇したところの説明図、第4図は可動
床部の傾動部を傾動したところの説明図、第5図
および第6図は探触子支持杆の説明図である。 2……固定床部、3……可動床部、5……傾動
部、6……仰臥部、24……探触子支持杆、24
a……探触子支持筒、24b……探触子操作杆。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベツドの床部をその長手方向に患者の下半身
    側が横臥される固定床部と、その上半身側が横臥
    される可動床部とに二分割し、この可動床部はさ
    らに短手方向に傾動部仰臥部に二分割し、前記傾
    動部は前記仰臥部とともに患者の上半身側のみを
    上昇させるとともに起伏自在にし、且つ患者の上
    半身側を左側臥位に偏倚させるために長手方向に
    対して直角方向に前記仰臥部へ向けて傾動できる
    ように形成し、前記固定床部の下方に設けられて
    いる、補強枠の一端には左側臥位に偏倚させられ
    た患者の上半身側の皮膚面に探触子の一端が接触
    することができる探触子支持杆を固設し、この探
    触子支持杆は基端部が前記補強枠に固設された探
    触子支持筒と、この支持筒の先端部に昇降自在に
    嵌挿されるとともに、支持筒内を自由に回動して
    その先端に装着される探触子を患者の皮膚面の任
    意の位置に接触することができる探触子操作杆と
    よりなることを特徴とする、医療用ベツド。
JP15448084A 1984-07-25 1984-07-25 医療用ベツド Granted JPS6131133A (ja)

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JP15448084A JPS6131133A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 医療用ベツド

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JP15448084A JPS6131133A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 医療用ベツド

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Publication Number Publication Date
JPS6131133A JPS6131133A (ja) 1986-02-13
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ID=15585165

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JP15448084A Granted JPS6131133A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 医療用ベツド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190603A (ja) * 1989-01-17 1990-07-26 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 優先回路型分流弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8723621D0 (en) * 1987-10-08 1987-11-11 Eidawn Biosensors Ltd Monitoring of cardiac output

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JPH02190603A (ja) * 1989-01-17 1990-07-26 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 優先回路型分流弁

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JPS6131133A (ja) 1986-02-13

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