JPH02190255A - 研磨方法 - Google Patents

研磨方法

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JPH02190255A
JPH02190255A JP888089A JP888089A JPH02190255A JP H02190255 A JPH02190255 A JP H02190255A JP 888089 A JP888089 A JP 888089A JP 888089 A JP888089 A JP 888089A JP H02190255 A JPH02190255 A JP H02190255A
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JP
Japan
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polishing
revolutions
media
grinding
binder
Prior art date
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Application number
JP888089A
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English (en)
Inventor
Yasuzane Yasumoto
安元 保眞
Toyoji Tanaka
田中 豊治
Koji Yamano
山野 康治
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MoonStar Co
Original Assignee
MoonStar Co
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上の利用 野 本発明は遠心バレルを用いた研磨方法に関する。
−衾五■青量− 公転しながら自転する遠心バレル研磨は、各方面で用い
られているが、ワークの粗研磨、中研磨仕上研磨と3段
階に仕上げて行き、そのたびに、粗、中、仕上用のメデ
ィアをバレルに入れ替えて加工されている。入替えなし
で加工できれば労力層が存在するので実現困難と云う問
題がある。
実公昭45−23275号公報には公転回転数Nlと自
転回転数N2.公転半径、バレル半径の変化によって研
磨條件が変化することを挙げ、結局Nz/r’J+=−
1が総合的に良いとしている。実際一般に行なわれてい
るのはNZ/N、=−1の加工法である。
特公昭60−43271号公報には、高速遊星旋回のあ
と、自転のみをさせ、連続して2工程でワークの表面ア
ラサを向上させることが提案されているが、やはり、粗
−中一仕上と段階的に行なう方が仕上面はよい。
発明者からは、これらの提案にもかかわらず、入替えな
しの粗−中一仕上の一貫加工に関して実用化するに足る
研磨方法を提供するには、機械装置のみならずメディア
の性質と加工プロセスの三者を総合しなければならない
との観点から研究を進め、目的を達したものである。
問題解ゞの手段 本発明は、遠心バレル研磨において、メディアを入れ替
えることなく粗研磨から仕上研磨まで一貫して加工する
ことを目的とする。
その手段は、湿式の遠心バレル研磨において、(1)弾
性率が1×104〜2 XIO’ kgf/cnfの材
料からなる結合材95〜70容量パーセント、砥粒5〜
30容量パーセントの砥石をメディアとし、(2)公転
回転数N1を経時的に、連続又は段階的に減少させ、 (3)自転回転数N2の公転回転数N、に対する比にあ
る。
効果 上記構成によって次の作用効果を発揮する。
(1)メディアに使用する砥石は、弾性率が1×104
〜2 XIO’ kgf/cAで、無機物の弾性率(7
)1/10以下であり、且つ、砥石の砥粒含量が30容
量パーセント〜5容量パーセントと低濃度であるために
、公転回転数Nlが小さいときは、砥石はワークにシャ
ープな疵を与えず、みがき性を発揮する。
(2)一方、公転回転数N、を大き咲すると、バレル内
容物が大きt遠心加速度を受け、たとえ弾的に連続又は
段階的にN1を減少させることによって粗研磨から仕上
研磨まで一貫して加工することが出来る。
(3)湿式で行なうから、粗−仕上研磨の長い加工時間
にも拘らず内容物の温度上昇を抑制し、砥石の目づまり
を防止する。
(4) N 2/ N lを経時的に変化させることに
よって、或いは、Nz/N+を−0,5〜−0,1の範
囲内の一定値に設定しておくことによってワークの表面
仕上げ度や光沢が良くなる。
(5)以上の総合効果によって、メディアを入れ替える
ことなく粗研磨から仕上研磨まで一貫して加工すること
ができ、省力化できる。
−見侠煎畿所一 本発明は遠心バレル研磨において入替えなしに、粗−中
一仕上と一貫加工するために、公転数及び自転数を各々
独立して変更できる機械を用いる。
但し、次善の策としてN2/N1を一定にして一貫加工
できる條件を設定する。
研削性は砥粒濃度の高い砥石で高加速度で加工するのが
よく、乾式ではバレル内の温度が上昇するので湿式で行
う。湿式では、更に粉塵の発生を防ぎ、砥石の目づまり
を防ぐ利点がある。みがき性は砥粒濃度の低い砥石で低
加速度で加工するのがよい。このとき、砥石はワークに
衝突、すりを与えたときシャープな疵をつけないものが
良く、砥石の結合材ないしマトリックスとしては無機物
よりも弾性率の低いもの、即ち、ワークよりも弾力性の
あるものがよい。弾性率が1×104〜2×10’ k
gf/cJ程度の有機物は、無機物よりも弾性率が17
10以下であり、通している。
一貫加工においては、先ず、みがき性を出す祿件を揃え
なければならない。砥石の寸法は大きすぎるとワークに
かかる力が大きくなるので、最大さしわたしで5 mn
以下が望ましい。使用砥粒の種類には特に制限はない。
砥石における砥粒濃度は30容量%以下でないとワーク
の仕上がりがよくない。望ましくは、20容量%以下が
よい。
みがき性のよい砥石をメディアにするので、これによっ
て研削性を出すためには、公転数を大きくして加速度を
上げる。重力加速度の100倍程度で研削を行い、順次
段階的に公転数を低下して行くと中研磨、什 、l/i
磨に移行する。仕上研磨ではふつう、重2ノ加速度の2
倍位にする。自転数と公転数の比rLz/N+は、個々
の加工時に選定される。
一般には、N 、/N +=−0,8以下で加工する方
が−貫加工に適するCNz/N+の符号は、公転と自転
の方向が異なるとき負号とし、h’h/Nlの大小を論
じるときは符号を考慮しないものとする)。
Nz/N+を変化させるには、機械的に複雑となるので
、次善の策として一定値にするときは、N、/N、・−
0,5〜−0,1の範囲にするのが多くの場合に良好で
ある。望ましくは−0,3〜−0,2程度である。
尚、N + 、 N Z/ N +の変化は、連続した
電気制御プログラムとして制御されるようにするのが望
ましい。
砥石の結合材として一般に用いられるフェノール樹脂は
、弾性率が6 8 XIO’ kgf/cJ程度で本発
明の砥石の結合材として適している。弾性率があまり低
いものはみがき性に良くても研削性に劣るため、フェノ
ール樹脂は大体中庸の位置にある。
しかし、砥石中に、フェノール樹脂が70容量%にもな
ると1.フェノール樹脂と砥粒との配合物を小粒に成形
して加熱硬化させるとき、フェノール樹脂の軟化点で変
形がおこる。これを防止するには、フェノール樹脂75
〜45重量部とエポキシ化合物25−55重量部の組成
をもつ結合材を使用するとよい。
研磨條件については、ワークの種類や状態でそれぞれ対
応して変化させることが必要゛であることは言をまたな
い。
一大東桝一 実施例1 公転半径6 、6 cffi、バレル半径3.75cm
、バレルの容量11で、公転と自転をそれぞれ独立のモ
ーターで駆動する遠心バレル研磨機を用い、一貫加工ワ
ーク:歯科用のクラウン。ニッケルークロム合金でクラ
ウンを鋳造し、埋没材をブラスト加工により除去したも
のをワークとして、バレルに3個人れる。
メディア:レジトップPG(八)−2473(群栄化学
工業側の商品名。硬化剤を含むノボラック型フェノール
樹脂)を66重量部、 5R−GLG (板本薬品工業
−の商品名。三官能のエポキシ化合物)を33重量部及
びアルミナ” 400を40重量部を混合し、シート状
に圧延して分割し、丸めて2鶴径に成形したものを18
0℃で加熱硬化して径2nの球状砥石とする。
メディアを容量でバレルの173入れ、水をl/3゜ト
サリットコンパウンドAM−98Kを7g入れてN+=
1.000 、 N2= 25Orpmで1時間加工後
、N1= 500 、 Nz=15Orpmに変化させ
て1時間加工。
更にN+= 250 、 Nz=5Orpmに変化させ
て2時間加工した。バレ)b、0)充填容量1/3は、
いずれもおよその値である。
(比較例1) ワーク:実施例1と同じ。
研磨機:実施例1と同じ。終始N、= 600゜Nz=
−60Orpm  (Nz/N+=−1)で運転する。
トサリットR−1をメディアとしてバレルの約173容
量入れ、本釣173容量、トサリットコンバウンドAM
−98Kを7g入れて20分間粗研磨加工を行い、排出
する。次で、トサリッl−u p #16を約173.
  本釣1/3. トサリットコンバウンドAM−98
Kを7gバレルに入れて1時間中研磨加工のあと排出。
次で、ドサリソトソフトメディア110を約273容量
、トサリットコンパウンドAM−50を7g入れて乾式
で2時間仕上研磨する。
(比較例2) ワーク、研磨機:実施例1と同じ。
メディア:無機物質を結合材とする砥粒濃度90−95
%の直径2鶴の球状砥石。
加工プロセス:実施例1と同じ。
これらの研磨加工結果は表1に示す如く、実施例1.比
較例1は良好であったが比較例2は良くなかった。
表1 ワーク 表面ブラリ(Rmaス )   光  沢加工
前  加工後 実施例1 比較例1 比較例2 7μh 0.5μm 0.5 な  し 実施例2 実施例1において、Nz/N+・−0,3及びN z/
 N I =−0,2とそれぞれ一定にして設定し、そ
の他は同様に行う。結果は、実施例1とほぼ同様であっ
た。
実施例3 ワーク:直径5龍、長さ5重重の円筒に加工したt′。
5US303をワークとし、バレノL/AO個人れる。
メディア:機械:実施例1と同じ。
加工プロセス:N +=lO00,N 2= 25Or
pmで30分間。
その後N+=500 、 Nz= 25Orpmで1時
間、更にN。
・250.  N2・50rpmで1.5時間加工した
。その他の條件は実施例1と同じ。ワーク表面アラサは
、加工前9μmが加工後0.5μmになり表面光沢があ
った。
実施例4 次の加工プロセスを除いて実施例3と同じである。
加工プロセス: N +=1000. N z= 25
Orpmで20分間。
N、=750 、  N2= 25Orpmで20分間
、 N、=500.NZ=25Orpmで20分間、 
N +=350. N 2= 1100rpで30分間
N+=250 、 Nz= 5Orpmで30分間と多
段階に変更した。その結果、実施例3よりも短い総時間
で同じ結果を得た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)公転回転数N_1〔rpm〕で水平面を公転しつ
    つ自転回転数N_2〔rpm〕で自転する遠心バレル機
    のバレル内にメディアとワークを投入し水を添加して湿
    式で研磨する方法において、弾性率1×10^4〜2×
    10^5kgf/cm^2の材料を結合材とし、結合材
    が95−70容量%、砥粒が5−30容量%である砥石
    をメディアとし、N_1を経時的に連続的又は段階的に
    減少させ、N_2/N_1を経時的に変化させるか或い
    はN_2/N_1を−0.5〜−0.1に設定すること
    を特徴とする研磨方法。
  2. (2)砥石の結合材がフェノール樹脂とエポキシ化合物
    の組成体である請求項(1)記載の研磨方法。
  3. (3)バレルの中心における加速度が重力加速度の10
    0倍程度から経時的に2倍程度まで低下する請求項(1
    )及び(2)記載の研磨方法。
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