JPH02190210A - 内刃円板フライス及びダイヤモンド形状のカッターインサート - Google Patents

内刃円板フライス及びダイヤモンド形状のカッターインサート

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JPH02190210A
JPH02190210A JP1310871A JP31087189A JPH02190210A JP H02190210 A JPH02190210 A JP H02190210A JP 1310871 A JP1310871 A JP 1310871A JP 31087189 A JP31087189 A JP 31087189A JP H02190210 A JPH02190210 A JP H02190210A
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cutter
cutting
insert
workpiece
axis
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JP1310871A
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Brian D Kaminski
ブリアン ダニエル カミンスキー
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Motors Liquidation Co
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    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/06Milling crankshafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/202Plate-like cutting inserts with special form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/08Rake or top surfaces
    • B23C2200/085Rake or top surfaces discontinuous
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/50Cutting inserts
    • B23C2210/503Cutting inserts mounted internally on the cutter
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2220/00Details of milling processes
    • B23C2220/68Whirling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は請求項1の序文に明記し、  US−A−4
,488,839に例示しているような内刃円板フライ
スすなわちカッターに関するものであり、改良したカッ
ターインサートを付けたフライスに特に関連するもので
ある。
良■豊宣I 自動車のクランク軸のメインジャーナルのように、被加
工物の円柱面の径が未加工になっているものを機械加工
する為1色々と違った方式が知られている。プランジ旋
削やブローチ旋削のような方法では、被加工物が軸回転
し、工具が回転面の方へ移動する。被加工物を回転させ
ることが実用上不向きで具合か悪い場合は、被加工物を
固定し1代わりに工具のほうを回転させて被加工物の方
へ移動させることができる。
これは内刃円板フライスとして知られるフライスの方法
を使用したものである。環状をした切削部の内径は1機
械加工される被加工物の外面よりも大きくしである。複
数の等間隔、円周配置のカッターインサートを等角度、
同方向に配置してカッター本体の内面に据え付ける。被
加工物はカッター本体を通り抜け、仕上げようとする面
かインサートに整合するまで移動させられて固定される
。その後で、カッター本体を被加工物の表面の軸線と対
称的に平行する軸線て回転させてカッターを動かし、2
本の軸線を平行に保ちながらカッター本体を被加工物の
方へ動かし、最初にプランジ加工させる。従ってインサ
ート・は切削のときいづれも切削される被加工物の表面
に関する小さい切削弧を描いて動く、プランジ加工動作
は仕上がりの径に達すると停止され、被加工物表面で、
カッターインサートの切削弧と重なり合った被加工物の
表面だけが削られる。結局、依然回転しているカッター
本体の軸は、被加工物の全面を仕−ヒかりの径に削り落
とすまて被加工物の軸の回りを周回する。
一例として、内刃円板フライスに使用されている従来の
カッタ−インサートは、USPN4,488,839(
ウアーウルフその他)に見ることができる。
USPN4,488,839の図面に示されているカッ
ターインサートは、側面が平らで均等の厚みかあり、カ
ッター本体に据え付けられていて、基本的に切削弧の方
向とは直角になって直線的切削エツジを有する。インサ
ートが疲弊すれば、それを回転させたり、指標をつけた
りして、液加Eelに新しい。
刃をあてがうことかできる。ある場合には、多角形のイ
ンサートか使用され、直線的切削エツジを多数使用でき
る。切削弧の方向と直角の方向に直線的切削エツジをそ
ろえることの利点は、切削弧の中の刃の動きにつれて、
基本的にインサートが切削エツジの線のまわりを旋回す
ることである。
従って、切削エツジは切削面に対して効果的な方向に変
えられることもなく、側部が平らな円柱状の面となるよ
うに適切に仕上げることができる。
そのような直線的切削エツジの方向を揃えることの大き
な欠点は、直線的切削エツジが被加工物の表面からエツ
ジの長さ分の幅の切り屑を削いでしまい、強い切削力を
与えたり、カッターインサートのエツジ摩耗を招来して
しまうことである。
面フライスの基本的な形式では他にスカイビング加工が
知られており、2つのエツジなVに配置したダイヤモン
ド形状のインサートを使用して、刃にかかる負荷を少な
くしている。最初にVの角か機械にかけられた面と接触
する0次いでVの側縁が接触し、金属を両側に切り分け
て進む、この形式では連続した薄片を作り出すのて、必
然的に切削力も弱い、インサートには切削エツジから続
く平らな外方面を有しているが、平らな面が加工片上を
引きずらないよう、後方に適当なすきま角を単純につけ
ている。しかし、これまでの設計のカッターインサート
かうまく働くのは、ブローチ旋削やプランジ旋削の場合
のように、インサートか加工される面とある方向をもっ
て接触し、基本的に被加工物と接触している間は方向を
変化させない場合だけである。内刃円板フライスでは、
カッターインサートは切削弧の中を動き、工作面に相応
して絶え間無く方向を変えるのて、従来のスカイピンク
インサートでは、後ろに隙間角をつけていても工作面を
掘り込んでしまい、むしろ側部が真っすぐなr平らな1
円柱面よりも、余計にV形の溝をつけてしまう、内刃円
板フライスのフライス部を適切に働かせるため、どのよ
うな形のスカイビングカッターにし、向きをつけること
かできたのか直ちに明らかとならない、今まで直線的切
削エツジにかかる高負荷をそのままにしてきたのは疑問
である。
え且五11 現在の発明によれば、内刃円板フライスの特徴は請求l
に明記した特徴の記述部分にある。
本願発明のカッターには従来のカッター本体があり、上
述の如く同じ形の被加工物に関しては。
同じ方法で動かされる。この発明の各カッターインサー
トはそれでれカッター本体の周部に等間隔で、かつカッ
ター本体の軸線に関して同一半径で据え付けられる。し
かしながら、この発明のカッターインサートはいづれも
新しい形をしており、カッター本体の持家の向きを与え
られていて、共同してスカイビング加工をさせる一方1
円柱面の側部は適切に平らになったままである。
この発明のカッターインサートは外表面か平らなものよ
りもむしろ一般的なくさびの形をしており、上部表面に
凹みをつけるために研磨または成形をし、切削地点の最
前部から相互に対称的な後退角をつけた一対の共面切削
エツジを創出している。カッターインサートを所定方向
に向けてカッター本体に据え付け、カッター本体の軸線
に対し、直角なカッター本体の中央平面上に切削点を置
くようになっている。カッターインサートに向きをつけ
ることについても、カッター本体の軸線からの半径方向
面でおおよそ垂直に2分されるように切削エツジを配置
する。開示した好適な実施例はカッターインサートの上
部面が一対の平らな三角形の頂面からてきており、該頂
面ばカッターインサートの中央に向かって浅い角度で下
に傾斜している。このようにして創られ、対になった刃
は概ねV形になった共面である。カッターを記述のよう
に操作すると、切削エツジはその方向性のため、切削す
る面に対し実質上正接したままとなる。切削エツジに続
くインサートの上部表面の凹みが、切り屑による妨害や
引きずりを起こさず、切削面をしっかりときれいにする
。41!ねV形にすると、刃かスカイビング作用を生み
、従来のカッターよりももっと弱い力で薄く連続した切
り屑を作る。しかしながら、カッターインサートの向き
と、切削面に対してカッターインサートを動かす方法に
より、切削エツジか適切なジャーナル面を作る。加えて
、好適な実施例では、カッターインサートは4分の1づ
つ機能する四つのくさび形にするため、全体を対称的な
ダイヤモンド形状にしてあり、摩耗して捨てるまてに4
倍も使用することかできる。
従って、内刃円板フライスにおいて、スカイビングの切
削作用をさせることか発明の目的である。
他の発明の目的は、スカイビングの切削作用をすること
かできる新しいカッターインサートの形を規定すること
である。
他に発明の目的としては、カッターインサートに一定の
方向をつけ、新しいカッターインサートの形かスカイビ
ング作用を促すことで最終仕上げをした適切な円柱面を
造ることができるカッターを規定することである。
更に、他の発明の目的としては、カッターインサートの
ついたカッターを規定することであり、そのカッターイ
ンサートにはいづれも上部表面に凹みがあり、切削点の
最前部から後退角をつけた一対の共面の切削エツジがあ
る。また、切削箇所をカッター本体の中央面にくるよう
にし、カッター本体の軸線を通る平面が垂直に切削エツ
ジを2分するようにするため、カッターインサートはカ
ッター本体の上で向きをつけられていて、カッターイン
サートか切削弧の中を動くのに合わせ。
被加工物の面に対して実質的に正接させたままにしてお
いて、上部表面の凹みか被加工物を奇麗にする。
まず第1図と第2図において、本願発明の内刃円板フラ
イスすなわち切削機は、10で一般的に明示されており
、12で一般的に示されている鋳鉄の車両クランク軸で
ある被加工物の加工に使用される。加工される円柱面は
メインジャーナル14であり、両側的2.0ミリの仕上
げ代のため、約72.6ミリの未加工の径を68.6ミ
リに落す。軸14の軸線方向長は約23ミリである。円
柱状の被加工物の面についてはいづれも加工かできる。
切削機すなわちカッター10は、輪状をした、環形のカ
ッター本体16からなっていて、その内径は軸14より
もかなり大きくしである。複数のカッターインサートの
うちの一つか18で一般的に示され、円周上等間隔でか
つ同一半径で、後述するように、ある方向に向けて切削
機10に据え付けられている。
次の第2図においては、切削機10か従来の内刃円板フ
ライスの主構によって操作されている。
第2A図に示すように、クランク軸はまずカッター本体
16を通って移動させられ、ジャーナル14かインサー
ト18に整列すると停止する。図に示してはいないが、
その後、従来の円板フライス盤によりカッター本体16
は、対称軸の周りを高回転させられる。第2B図参照の
ように、カッター本体16の軸は、回転しながらクラン
ク軸12の軸と平行を保っていて、まずクランク軸12
の方へ垂直に移動する。切削機が、軸14とインサート
18の軌跡との重合部を軸の仕上げ径に削ぎ落してしま
うと、移動動作は停止する。最後に、第2C図に示され
ているように、依然として回転しているカッター本体1
6の軸は、クランク軸12の軸から等距離に保たれ、円
筒を描いて周りを回転する0以上で軸14に残った分を
削ぎ落とし、最後の仕上がり径にする。軸14から取り
除く仕上げ代の厚みか大きければ、何回も移動周回操作
をしても良い。
次に第7図において、インサート18は、おおよそダイ
ヤモンド形状をしていて、一連の装着台座20により、
カッター本体16に据え付けられている。各台座20は
、留め具で据え付けた3つで−組のインサートからなり
、該−組のインサートは、ジャーナル14の中央の大部
分を切削する中央インサート18と、一対の従来の直線
形インサート22からなる。インサート22は従来の方
法でジャーナル14の横側を切削する。インサート22
の切削角部から切削角部の距離Cは、ジャーナル14の
軸線方向長と同しで、おおよそ23ミリある0合計24
個の台座20をカッター本体の内面に取り付け、全く同
じようなインサートを同じ半径で周囲に等間隔に、先述
したように同じ方向に向けて置く、インサートの向きに
ついては、その形を述べた後で説明したい。
次の第3図から第6図において、インサート18がカー
バイドもしくは他の適当な材料から形成され、中央に取
り付は穴が配誼されている。インサート18の特定的な
形は複雑で、説明するためには色々と図面や寸法が必要
である。しかしながら、第4図に点線で示した輻X、長
さY方向を通る各平面については対称的となっているこ
とでもあり、その4分の1だけを詳しく説明すれば良い
し、その4分の1だけを機能させれば良い、第4図の垂
直平面図では、インサートは明らかにきちんとしたダイ
ヤモンド形状をしていて、長さY19.3ミリ、幅W1
4.2ミリある。第4図の平面図での対角はそれぞれ、
110度の2つの鈍角と、70度の2つの鋭角からなっ
ている。しかし、インサート18の形は第4図で明らか
にしたものより、もっと複雑である。従来のダイヤモン
ド形状をしたものとは違い、インサート18は均一の厚
みをしておらず、上の面(もしくは下の面)は平らにな
ってはいないし、平らに削ってもいなくて、くぼんでい
る、特に、インサート18の上の面の半分で、インサー
トの機能部分の4分の1は、2つの同寸法の三角面24
からなっており、内側に向かって傾斜し、インサートの
輻Xと長さYY通る両面に垂直になっている面に対し5
.6度の浅い角度、アルファ(α)でXを通る中央面に
降りている。三角の面24はインサートの周辺で、対に
なって、概ねV上の共面の切削エツジ26を作って8つ
、切削角点28の最前部から、Yを通る面に向かって、
対称的に延びている。第5図で最も良く示されているよ
うに、切削エツジ26は、互いに共面となっており、X
、Y、の面に対して垂直になった面にはないが、その代
わり1次に述べる目的で4.6度の小角度、ベータ(β
)を作っている。つまり、インサート18は単一で均等
な厚みをしていない、下のXを通る面は均一の厚みがあ
り、端縁30における寸法T1で示され、6.35ミリ
となっている。また、Y面の厚みは最小6.35ミリか
ら直線的に変化して、Y面がX面を横切ったところの側
縁32で最大8.25ミリのT2となる。今の説明は、
インサートの他の4分の3の部分にもあてはまる。とい
うのも、これが完全に対称的だからである。従って、こ
のように4つの刃、もしくは4分されたくさびもしくは
鋤形は、それぞれ一対の切削エツジ26と切削角部28
からなっている。
次に第8図において、インサート18の複雑な形の目的
は、カッター本体16のインサートの向きを説明した後
の方が最も良く理解できるであろう。それは、インサー
トの形と向きについて工夫した2点か協調して切削効果
の改善をしているからである。環形をしたカッター本体
16は、特別このように描かれてはいないが、中央面が
軸と直角になって2等分しているような、頁の面だと考
えることができる。また、それは軸も含め、頁の面と直
角になった、垂直の点線で表される半径方向面があるの
だとも考えることができる。勿論このように、カッター
本体16の中心軸を通る半径方向面は多数ある。インサ
ート18をそれぞれカッター本体16へ据え付けて、切
削角部28が半径125.85ミリのRのところにあっ
て、中央面に位置し、前縁30がカッター本体16の半
径方向面と8度の角度、シータ(θ)を作るようにする
。直線形インサート22は先導のインサー)−18と同
一半径上にある切削角部で後に続き。
後ろへ所望の隙間角をつけられている。説明のように、
インサート18の寸法、形、R、シータ、カッター本体
上の位置、向きなどは、完全に決定されるものであると
当業者は認めるものである。
勿論、Rはカッター本体とフライス盤の寸法限度と経費
の許容範囲内で単純に決められている。
シータを決める要素を説明し、インサート18の基本作
用を述べた後でもっと良く説明すれば、発明の設計哲学
の基になっているものを一層理解できることになろう。
次に第9図において、ジャーナル14と接触する最初の
インサート18が切削のために接触する途中で、先に説
明した最初のプランジ動作をまさに始めようとしている
ところが示されている。直線形インサート22が点線で
示されており、ジャーナル14の仕上がり径も点線で示
されている。カッター本体16がその軸線の岡りを回転
するのにつれ、どのインサート18も弧になった長い点
線で示された半径Rの軌道を動く、切削エツジ26はジ
ャーナル14の短い弧の丘で面に接触し、そこで軌跡か
ジャーナル14の面と重なる。これを切削弧と名付ける
。重なりの度合いは、ジャーナル14の軸線からカッタ
ー本体16の軸線の距離次第である。切削弧を描く間は
どの時点でも、それぞれ切削エツジ26の僅かな部分だ
けが実際にジャーナル14の切削面に物理的な接触をす
るのだが、それを切削エツジ26の機能部分と呼ぶ0機
能部分の大きさはRとジャーナル14の相対寸法による
次の第11図と第12図において、切削エツジ26か切
削弧を描いて動くにつれ、実質的に切削面の周りを揺動
し旋回する。これは第12図で一連の点線で描かれてお
り、切削弧にわたって等間隔の時間を表している。前方
角部28は最初に軸14の面と係合し、後の切削エツジ
26の連続した機能部分か続く、これにより、長く薄く
つながった切り屑を作り、切削金属をいずれかの側に切
り分けて、望みのスカイピンク切削を行う。切削力は低
く、インサート18のうえで対称的に働く、後の切削エ
ツジ26の面24に浅い角度で作られたインサート18
の凹みは切削エツジ26が切削するとき、充分切削面を
奇麗にし続ける。
切削エツジ26の機能部分に相対する切り屑のうちの一
片が第12図に描かれている。これを、第11図で示さ
れた従来のインサート34で切削したときに作られた切
り屑と対比したい、インサート34のエツジの全体で、
その切削弧の全てに渡り、幅の広い切り屑を作っていて
、そのために強い切削力を必要としている。
次の第9図と第10図に3いては、シータ(θ)を決定
する要因を説明する。先に述べたように、従来のインサ
ートとは違い、ジャーナル面14に関する切削エツジ2
6の向きは切削される面の周りを揺動するのにつれ、連
続的に変化する。しかし、アーク状の動きの影響を少な
くするため、インサート18の向きを揃え、カッター本
体16の半径方向面、即ち、カッター本体16の軸線も
入っている面が、事実E切削エツジ26を垂直に2等分
する。これは第9図に点線で示されており、長さが凡の
、長く薄い2等辺三角形に描かれていて、カッター本体
16の中央面(頁の面)に投影されたようなエツジ26
の長さの底辺を持つ、その後、切削エツジ26がその切
削弧の途上にあるときは、第9図に示したように、ジャ
ーナル14の切削面に対し、はとんど完全に正接する。
第1O図に示したように、切削弧の端で刃は切削面に完
全に正接したところからはずっと離れる。同しことが、
切削弧の始めでも一様に当てはまる。しかし、そのよう
に向きをつければ、切削弧全般を通じて切削エツジ26
はジャーナル14の切削面に理想的に正接する。ジャー
ナル14の中央面に投影された切削エツジ26の長さか
Rに比較してかなり小さいので、切削エツジ26は切削
弧全般を通じてジャーナル14の切削面に充分正接し続
け、最終的に「平ら1で、真っすぐな側部の円柱状の仕
上がり面を適切に作ることかできる。これを従来の平面
のあるダイヤモンド形状のインサートと対比すると、後
ろに隙間角をつけていても工作面を掘り込んで、V形の
刻みめをつけてしまうことになる。最もよいシータ(θ
)とは、2等辺三角形の先端であり、シータ−Tで表さ
れる傾きである。最適なシータ−Tは、Rと投影された
切削エツジ26の長さを知ることにより算出できる。幾
何学的に、どちらもシータ−Tの半分の鋭角を持つ2つ
の直角三角形を作るように三角形の底辺をカッター本体
16の半径方向面で2等分することにより、シータ−T
を算出できる。そうすれば、ここで数学を繰り返すこと
もなく、理想的なシータ−■の算出では約3.5度とな
ることかわかる。切削エツジ26の後ろの面24が、切
削面を確実に奇麗にするように、実際に使われる8度の
シータに、さらに4ないし5度の隙間角を加える。最適
条件の理論的な根拠とは別に、フライス分野の当業者は
あたりまえのこととして、理想的な向きの角度にr保険
j隙間角を加えることを知っている。
発明を変形したものが作られる。いつでもインサート1
8の4分の1のみが機能するので、最前部の負端28や
、一対の切削エツジ26.切削エツジ26の後ろにある
−組みの三角面24を1つもつけないようにすることも
ありうる。最大の利点は指標をつけることができるイン
サートを付けることだが、勿論、その場所と詰め込むこ
とを考えれば、恐らくインサートを小さくさせることで
あろう。また、インサート18はむしろ複雑な形をして
いるのにもかかわらず、これが4分の1の機能部分を4
つ作るのにはうまく役に立つ形なのである。すなわち、
4半分の各機能部分の三角形の面24は、隣の4半分の
機能部分のものと共面になっているので、インサート1
8はそれぞれ上の面と下の面の、大きい三角面2つで形
成され、Xの面と対称に同じ浅い角度のアルファ(α)
を作ることができる。切削エツジ26に対応するエツジ
が完全に真っすぐではなく、V形もしていなかったイン
サートについても、切削弧の全てを通し、同じスカイピ
ンク作用と最適な正接を得ることかできる0例えば、イ
ンサートの先端から後ろに払いのけている1枚の葉のよ
うに、恐らく切削エツジを僅かに曲げるか裂片状にした
だろう、切削角部の最前部から切削エツジを後ろに対称
的に伸ばし、インサートの外表面が切削エツジに続くよ
うに作れば、凹みが間違いなく切削エツジを奇麗にし、
要求されるスカイビング作用を生むために開示したよう
に、カッター本体の上でインサートに最適の向きを付け
ることかできる・従って、この発明を開示した特殊な具
体例のみに限定するつもりではないのだと分かるだろう
【図面の簡単な説明】
第1図は、発明を具体化させる作用部分と切削機の側面
図である。 第2A、B及び0図は、内刃円板フライスの工程での基
本段階を描いている図である。 第3図は、本願発明のインサートを単独で示す斜視図で
ある。 第4図は、第3図に示したインサートの平面図である。 第5図は、第3図に示したインサートの側面図である。 第6図は、第3図に示したインサートの端面図である。 第7図は、第3図に示したインサートの平面図で、カッ
ター本体に据え付けである状態を示している。 第8図は、据え付けたインサートの側面図で。 基本的な向きと切削弧の軌跡を示している。 第9図は、本願発明の切削機の側面図で、プライス工程
の最初のプランジ段階で動作しているところてあり、そ
の時にインサートの刃は切削弧の約半分を動いている。 第1θ図は、第9図の図面と同様に、切削弧を描く切削
エツジを示している。 第11図は、従前のインサートの技術によって切り屑か
形成されるところを示している。 第12図は、本願発明のインサートによって切り屑か形
成されるところを示している。 (主要部分の符号の説明) 14・・・ジャーナル 16・・・カッター本体 18・・・カッターインサート 26・・・切削エッジ FIG、4 FIG、11 FIG、5 FIG、12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状の被加工物の面(14)を未加工のものから
    仕上がり径に工作するための内刃円板フライス(10)
    であって、対称軸を持つ環状のカッター本体(16)と
    、前記の対称軸と直角になった中央面とからなっており
    、前記輪状のカッター(16)は対称軸の周りを回転さ
    せて動作するようになっており、一方前記の対称軸は前
    記被加工物の円筒状の面の軸に対して平行を保つように
    なっており、更に前記カッター本体(16)の周辺部に
    実質的に等間隔に据え付けられた複数のカッターインサ
    ート(18)からなり、それぞれのカッターインサート (18)が同一半径上で、前記対称軸に対して所定の同
    一の向きに配置されている内刃円板フライスにおいて、
    前記カッターインサート(18)はそれぞれ鋤状の形を
    し、かつ一対の共面切削エッジ(26)をきれいにする
    よう設けられた凹上面(24)を有しており、該凹上面
    が最前部の切削点(28)から前記カッター本体の中央
    面に対して対称的に後退し、前記カッター本体の軸線を
    通る半径方向面が、実質的に垂直に前記切削エッジ(2
    6)を2分するように前記カッターインサートの向きが
    所定方向になるようにし、それにより、該カッター本体
    (16)が動作されると、いづれの前記切削点も最初に
    前記被加工物の面に接触し、前記の一対の切削エッジ(
    26)が後に続くようになっており、該カッターインサ
    ートの向きを所定方向にすることにより、該カッターイ
    ンサートは切削しながら前記被加工物の面に実質的に正
    接して動き、一方前記凹上面(24)は前記被加工物の
    面(14)を奇麗にし続ける内刃円板フライス。 2、前記カッターインサート(18)の各々が、一対に
    なった同じ大きさの三角形の頂面 (24)からなる前記凹上面を有しており、該頂面は底
    辺に沿って一緒につながっており、該カッターインサー
    ト(18)の幅Xを通る面と該カッターインサート(1
    8)の長さYを通る面の両方に垂直になっている面へ浅
    い角度で緩やかに下降していて、前記最前部の切削点(
    28)から後ろへ対称的に伸びる上記の一対の共面直線
    切削エッジ(26)を形成する請求項1記載の内刃円板
    フライス。 3、前記カッターインサート(18)が、前記カッター
    インサート(18)の周辺に対称的に配置された4つの
    凹外表面を有しており、該凹外表面の各々が一対の同一
    の大きさの三角形の面(24)からなっており、該面は
    その底辺に沿ってつながっていて、カッターインサート
    (18)の幅(X)を通る面とカッターインサート(1
    8)の(Y)を通る面の両方に垂直になっている面から
    浅い角度で緩やかに下降しており、それにより最前部の
    切削点すなわち切削角部(28)から後ろへ対称的に伸
    びる一対の共面直線切削エッジ(26)を作っており、
    前記カッターインサート(18)が請求項1もしくは2
    による内刃円板フライスにおいて、前記内刃円板フライ
    ス(10)の軸線を通る半径方向面が実質的に垂直に前
    記それぞれ一対の切削エッジ(26)を2分するような
    向きをつけて配置され、前記の内刃円板フライス(10
    )が被加工物の面(14)を仕上げるために動作される
    ようになっており、前記各切削点 (28)が最初に前記被加工物の面に接触し、前記一対
    の切削エッジ(26)それぞれが後に続くようになって
    おり、カッターインサー トの向きにより、実質上前記の作用部分の面(14)と
    正接して動き、一方、三角形の面(24)は前記浅い角
    度によって、それぞれ前記被加工物の面(14)を奇麗
    にし続け、前記内刃円板フライス(10)の中の前記カ
    ッターインサート(18)の4つの切削点(28)全て
    と、前記の被加工物(14)にあてる前記一緒に対にな
    っている切削エッジ(26)を表すように指標をつけう
    る請求項1もしくは2記載の内刃円板フライスに使用さ
    れるダイヤモンド形状のカッターインサート。
JP1310871A 1988-12-02 1989-12-01 内刃円板フライス及びダイヤモンド形状のカッターインサート Pending JPH02190210A (ja)

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DE68912539D1 (de) 1994-03-03
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