JPH02190202A - 工具ホルダー - Google Patents

工具ホルダー

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JPH02190202A
JPH02190202A JP30943289A JP30943289A JPH02190202A JP H02190202 A JPH02190202 A JP H02190202A JP 30943289 A JP30943289 A JP 30943289A JP 30943289 A JP30943289 A JP 30943289A JP H02190202 A JPH02190202 A JP H02190202A
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JP
Japan
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tool
tool holder
clamping
tightening
eccentric
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Application number
JP30943289A
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English (en)
Inventor
Manfred Fietz
マンフレート・フィーツ
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Original Assignee
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B29/00Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
    • B23B29/03Boring heads
    • B23B29/034Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings
    • B23B29/03403Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable before starting manufacturing
    • B23B29/03407Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable before starting manufacturing by means of screws and nuts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも二つの主構成部品、すなわち工具
を錠止可能である工具収容部材と、工具収容部材から分
離された本体とを備え、工具収容部材が摺動ガイド内で
並進運動するよう案内され、この摺動ガイドが摺動方向
に対して横方向に遊びを生じないで案内するために案内
面を備え、この案内面を介して主構成部品を締めつけ固
定するために少なくともそれぞれ一つの締めつけ装置が
設けられている、工作機械に取付けるための工具ホルダ
ー、特に旋盤工具ホルダーに関する。
〔従来の技術〕
このような工具ホルダーは知られている。この工具ホル
ダーは二つの主構成部品、すなわち工具収容部材と本体
とからなっている。工具収容部材は工具、例えば旋盤工
具を固定する働きをし、本体上の摺動ガイド内で並進的
に案内されている。摺動ガイドとして、両主構成部品の
隣接する面が役立つ。この面は補完的な浅い歯状部とし
て形成され、互いに係合している。工具収容部材を固定
するために、締めつけ装置が役立つ。この締めつけ装置
は別体の締めつけ体を備え、この締めつけ体は摺動ガイ
ドを貫通し、その締めつけヘッドは工具収容部材に対す
る形状補完的な連結部を備えている。締めつけ体は摺動
ガイドと反対の側で本体から外へ突出し、そこで締めつ
けナツトによって締めつけ可能である。それによって、
工具収容部材は摺動ガイド、ひいては本体に対して遊び
のないように締めつけ固定される。
この公知の工具ホルダーは側方キャリッジ型工作機械に
のみ使用可能である。なぜなら、締めつけ体の締めつけ
ナツトが本体の下面から突出しているからである。他の
欠点は自動工作機械では往々にしてスパナを締めつけナ
ツトに当てかうために場所が狭すぎるということにある
スパナを斜めに係合させると、締めつけボルトが早く摩
耗し、それによって工具収容部材はもはや交換不可能と
なる。更に、弛めたり、その後締めつけたりすることは
、特に窮屈な場合、比較的に時間がかかる。工具の交換
の場合にも同じように時間がかかる。
〔発明の課題〕
本発明の根底をなす課題は、普遍的に使用可能であり、
かつ工具交換時間を大幅に短縮できるように、冒頭に述
べた種類の工具ホルダーを形成することである。
〔課題を解決するための手段〕 二の課題は本発明に従って、締めつけ装置がそれぞれ、
一方の主構成部品内で回転可能に軸承された偏心体と、
他方の主構成部品に設けられた締めつけ面を備え、各偏
心体が外側から操作可能であり、その偏心部分が、両主
構成部品を互いに締めつけ固定するために締めつけ面の
方へ移動可能であり、偏心部分と締めつけ面が、締めつ
け位置でセルフロッキング状態で互いに接触するように
形成されていることによって解決される。
〔発明の作用および効果〕
本発明により、主構成部品を連結するためにそれぞれ一
つの締めつけ装置が設けられる。この締めつけ装置の特
徴的な部品は偏心体と、この偏心体に付設された締めつ
け面である。偏心体を回転させることによって、締めつ
け面が偏心体の偏心部分と作用連結され、しかも他の主
構成部品に配置または連結された締めつけ面が締めつけ
方向に付勢され、その結果締めつけ面を備えたまたは締
めつけ面に連結された主構成部品は隣接する締めつけ面
の摺動ガイドに締めつけ固定される。その際、偏心部分
と締めつけ面をセルフロッキング(自縛)するように形
成すると、締めつけ固定は工作機のあらゆる振動やショ
ックに耐え、主構成部品の連結が弛まないことが判った
偏心体による主構成部品の締めつけ固定は非常に迅速に
行われる。工具交換時間は本工具ホルダーによって公知
のものよりも大幅に短くなる。偏心体が所属の主構成部
品から側方へかつ摺動ガイドに対して平行に案内されて
いると非常に有利である。なぜなら、本体の下面が工作
機械に固定するための接続装置の形成に関して自由であ
るからである。従って、工具ホルダーの使用範囲は限定
されない。更に、偏心体の側方への案内は、スペースが
狭い場合にも、取扱操作が良好であるという利点がある
〔他の発明とその効果〕
本発明の実施形では、本体と工具収容部材の間に、中間
体の形をした少なくとも一つの第3の主構成部品が設け
られ、工具収容部材が中間体上で第1の摺動ガイドに沿
って案内され、中間体が本体上で第2の摺動ガイドに沿
って案内され、両摺動ガイドの摺動方向が角度をなして
おり、工具収容部材を中間体に押しつけるために第1の
締めつけ装置が設けられ、中間体を本体に押しつけるた
めに第2の締めつけ装置が設けられている。この工具ホ
ルダーは非常に多方面で使用可能である。なぜなら、工
具収容部材が本体に対して二つの方向に移動可能であり
、しかも一方では中間体と相対的に摺動させることによ
って、他方では中間体を本体と相対的に摺動させること
によって移動可能であるからである。両者の場合、本発
明に従って形成された締めつけ装置は主構成部品の迅速
な取り外しと固定を可能にする。その際、特に摺動装置
が互いに直角である場合には、両締めつけ装置の偏心体
が互いに平行に支承され、かつ同じ側から取扱操作可能
にすべきである。
締めつけ面がそれぞれ他方の一生構成部品内に達する締
めつけ体に設けられ、この締めつけ体に偏心部分が嵌め
込まれていると合目的である。
その際、締めつけ体は所属の主構成部品と共に一体部品
を形成する。すなわち、工具収容部材を摺動させるとき
に締めつけ体は主構成部品と一緒に移動する。しかし、
締めつけ体がそれぞれ所属の主構成部品から分離された
構成部品として形成され、締めつけ体の締めつけヘッド
が締めつけ方向において、所属の主構成部品への係合の
ための形状補完的な形状部分を備え、この主構成部品が
締めつけられていない状態で締めつけ体と相対的に摺動
ガイドの方へ移動可能であると有利であることが判った
。すなわち、本発明ではそれぞれの締めつけ体が、締め
つけ方向に見て所属の主構成部品に形状補完的に連結さ
れている別個の部品である。この場合、この主構成部品
は締めつけ固定されていない状態で締めつけ体と相対的
に摺動可能である。その際、締めつけ体の締めつけヘッ
ドはそれぞれ丁字形に形成され、かつそれに適合する、
所属の主構成部品内の溝に装着されている。各締めつけ
体内体は締めつけ方向方向またはそれと反対方向にのみ
移動可能に、さもなければ移動不能に案内されるように
形成可能である。工具の交換のために、工具を装備した
工具収容部材は所属の締めつけヘッド上で摺動させるだ
けでよい。
所定の位置に固定した後で、締めつけ体は偏心体によっ
て締めつけ方向に移動し、それによって工具収容部材を
摺動ガイドに対して締めつけ固定可能である。その際、
各締めつけヘッドが所属の主構成部品内で締めつけ方向
と反対方向に遊びを有しているかまたは移動可能である
と有利である。それによって、締めつけヘッドをかぶせ
る際に主構成部品を充分に弛めるこができ、それによっ
て主構成部品の摺動が容易になる。
本発明の好ましい実施形では、締めつけ面がそれぞれ凹
部によって形成され、この凹部に偏心部分が嵌め込まれ
ている。この凹部は貫通孔として形成されている。なぜ
なら、これにより、偏心体を偏心部分の両側で支承する
ことができるからである。その際、各偏心部分は凹部内
で締めつけ方向と反対方向に遊びを有している。
本発明の他の特徴によれば、工具収容部材または締めつ
け体が締めつけ方向と反対方向にばねで付勢されている
。これは工具収容部材の取り外しを容易にする。なぜな
ら、工具収容部材が締めつけ装置を弛めた後で摺動ガイ
ドまたは締めつけ面から離れるからである。
本発明の実施形では、傾斜した案内面が歯状部として形
成されている。この歯状部は特に平らな平面内に位置し
ている。この歯状部は傾斜した多数の案内面を形成して
いるので、主構成部品は他の主構成部品と相対的に、摺
動方向に対して横方向に遊びな(案内される。斜めの案
内面によってその都度の主構成部品の遊びのない固定が
摺動方向に対して横方向に保証される場合には、歯状部
の代わりに、角柱ガイドまたは類似のガイドを設けるこ
とができる。
〔実施例〕
図に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
図に示した工具ホルダー1は本体2を備えている。この
本体は下側に成形された接続ピン3を備えている。接続
ピン3は平らな方向決め面4.5を備えている。本体2
はこの方向決め面を介して、工作機械の嵌合する収容部
に固定可能であり、しかも同じ位置に固定可能である。
所定の同じ高さ位置を定めるために、段差部6が役に経
つ。この段差部は、工具ホルダー1を工作機械の収容部
に挿入した際に、当接部に接触する。
本体2はほぼ直方体の形をしている。その上面は歯状部
7を備えている。この歯状部は第1図に示すように、本
体2の全長にわたって延びている。歯状部7は工具収容
部材8のための摺動ガイドを形成している。この工具収
容部材は基体2の上面に装着され、その下面に、対応す
る歯状部9を備えている。両歯状部7.9は互いに係合
している。歯はそれぞれ二つの斜めの面を有し、この面
は対向する斜めの面に対応している。これにより、工具
収容部材8は第1図の平面内で、すなわち両方向矢印り
方向に、水平摺動可能である。この場合、それと横方向
の案内は遊びがない。歯状部7,9の代わりに、他の案
内面を設けてもよい。しかし、この案内面は互いに傾斜
した案内面に基づいて、摺動方向に対して横方向におい
て遊びがないようにすべきである。
工具収容部材8は上側の範囲において、上側が開放した
凹部10を備えている。この凹部10は工具、例えば旋
盤工具を収容するために役立つ。工具はボルトを介して
錠止することが可能である。このボルトは貫通孔11.
12に挿入可能であり、かつ工具を凹部10の対向する
壁に締めつけ固定する。
工具収容部8は下側が開放しかつ摺動方向りに貫通する
横断面が丁字形の締めつけ溝13を備えている。この締
めつけ溝13には、締めつけ体14の同様に丁字形の締
めつけヘッド15が嵌め込まれている。締めつけ体14
は水平方向断面が長方形であり、かつ基体2の嵌合凹部
16に装着されている。従って、締めつけ体は垂直方向
だけしか動くことができない。締めつけされていない°
状態で、工具収容部材8は締めつけ体14または締めつ
けヘッド15に対して摺動方向りに移動可能である。
締めつけ体14は基体2の中の領域に、貫通孔17を備
えている。この貫通孔を偏心ピン18が通過している。
この偏心ピンは基体2の軸承孔19内で回転可能に支承
されている。偏心ピンはピンヘッド20を備えている。
このピンヘッドの外面には、六角形の溝21が形成され
ている。締めつけ体14の貫通孔17に装着された偏心
ピン18の部分は偏心部分22として形成されている。
この偏心部分も、それ以外の偏心ピン18のように、円
形横断面を有している。しかし、この偏心部分の長手軸
線は偏心ピン18のそれ以外の部分の長手軸線に対して
少しだけずらしである。すなわち、偏心ピン18を回転
させると、偏心部分22の長手軸線は偏心ピン18のそ
れ以外の部分、ひいては軸承孔19の長手軸線の回りに
動(。
締めつけ体14の下面にあ、圧縮ばねとして形成された
コイルばね24が接触している。このコイルばねは接続
ピン3内の下方が開放した通路25内に収容されている
。コイルばね24は下端が閉塞ねじ26に支持されてい
る。この閉塞ねじは通路25にねじ込まれ、その下面が
接続ピン3の下面と同一平面内に位置している。
コイルばねにより、締めつけ体14はその貫通孔17の
下側部分が常に偏心分22に押しつけられる。
第1図において本体2の左側の端部には、当接板27が
固定されている。工具収容部材8内には、2本の調節ね
し29.30が設けられ、この調節ねじはそれぞれ工具
収容部材8内のねじ穴に装着されている。調節ねじの外
周壁は同様にねじを備えている。調節ねし29.30は
それぞれ当接板27の側が、横断面が小さくてねじを備
えていない当接片33に接続している。
前記の工具ホルダー1は次のようにして使用する。
図示していない工具は、図示とは異なり、木端2との連
結の前に工具収容部材8に挿入される。同時に、外方へ
突出した調節ねじ29,30の部分が所望の寸法に一致
するように、調節ねじが調節される。そして、工具収容
部材8はその中に固定された工具と共に、次のように本
体2の上面に装着される。すなわち、両歯状部7.9が
互いに噛み合い、しかも第1図において締めつけヘッド
15の右側から噛み合うように装着される。そして、工
具収容部材8が左側へ摺動させられるので、工具収容部
材は締めつけヘッド15上を移動し、この締めつけヘッ
ドは締めつけ溝13内に入る。その際、偏心ピン18は
、偏心部分22の長手軸線が貫通孔19の長手軸線の上
方に位置するように回転させられる。同時に、コイルば
ね24が締めつけ体14の下面を偏心部分22に当接保
持するように作用するので、締めつけヘッド15は締め
つけ位置よりも幾分大きく外へ突出する。これは、締め
つけヘッド15上への工具収容部材8の摺動装着を容易
にする。なぜなら、締めつけ溝13が必要な高さよりも
幾分高く形成されているからである。締めつけヘッド1
5上への工具収容部材8の摺動装着は、調節ねし29.
30の突出端部が当接板27の方へ移動し、当接するま
で行われる。そのとき、工具収容部材8は本体2に対し
て所望の位置を占める。
この位置での工具収容部材8の固定は、偏心ピン18を
回転させることによって行われる。
この回転により、偏心部分22の長手軸線が貫通孔19
の長手軸線の下方へ移動する。これにより、締めつけ体
14はコイルばね24の作用に抗して下方へ移動させら
れる。そのとき、締めつけヘッド15は締めつけ溝13
のアンダーカット面に接触し、工具収容部材8を一緒に
移動させる。この移動により、工具収容部材の歯状部9
が本体2の歯状部7に対して予備締めつけ力で押しつけ
られる。偏心ピン18は、貫通孔17内での偏心部分2
2の装着部がセルフロッキング作用(自縛作用)を生じ
るように回転させられる。それによって、工具収容部材
8の位置が固定される。
工具収容部材8の取り外しは前記と逆に行われる。偏心
ピン18が反対方向に回転させられるので、その長手軸
線は再び貫通孔19の長手軸線の上方の位置に移動する
。コイルばね24の作用により、締めつけ体14は偏心
部分22の下面に接触し、それによって上方へ移動する
締めつけヘッド15はアンダーカット面から離れ、工具
収容部材8を解放するので、工具収容部材を第1図にお
いて右側へ摺動させて取り外すことができる。それによ
って、新しい工具を備付けた他の工具収容部材8を装着
することができる。
第4〜6図に示した工具ホルダー40は実質的に、本体
41、この本体の上に設けられた中間体42、およびこ
の中間体に装着した工具収容部材43からなっている。
この工具ホルダーは、本体41と工具収容部材43の間
に中間体42を中間接続配置した点が、第1〜3図に示
した実施例と異なっている。
本体41は下面側に歯を有する接続ピン44を備えてい
る。本体はこの接続ピンを介して、工作機械の嵌合収容
部に締めつけ保持可能である。工具ホルダー40を工作
機械に装着する際に対応するストッパーに当接する段差
部45が、それぞれ同じ高さ位置を定めるために役立つ
本体41はほぼ直方体の形をしている。この場合、その
上面はその表面全体にわたって延びる歯状部46を備え
ている。
歯状部46上には中間体42が装着されている。中間体
の下面は、対応する歯状部47を備えている。これによ
り、中間体42は両方向矢印Eの方へ本体41と相対的
に水平方向に摺動可能である。
中間体42は下方へ向かって開放した締めつけ溝48を
備えている。この締めつけ溝は摺動方向Eに貫通して延
び、横断面が丁字形である。
締めつけ溝48には、同様に丁字形に形成された、締め
つけ体49の締めつけヘッド50が嵌合挿入されている
。締めつけ体49は本体41の凹部51に嵌め込まれて
いる。締めつけされていない状態で、中間体42は締め
つけ体49または締めつけヘッド50と相対的に摺動方
向Eに移動可能である。
締めつけ体49は、本体41の中にある領域に、貫通孔
52を備えている。偏心ピン53がこの貫通孔を通過し
ている。この偏心ピンは本体41の軸承孔54内に回転
可能に軸承されている。偏心ピンはピンヘッド55を備
えている。
このピンヘッドの外面には、六角溝56が形成されてい
る。締めつけ体49の貫通孔52に装着された偏心ピン
の部分は、偏心部分57として形成されている。この偏
心部分も、それ以外の偏心ピン53と同様に、円形横断
面を有しているが、長手軸線がずれている。すなわち、
偏心ピン53を回転させると、偏心部分57の長手軸線
が偏心ピン53の他の部分の長手軸線、ひいては軸承孔
54の長手軸線回りに動く。
対応する締めつけ装置が工具収容部材53と中間体42
0間に設けられている。中間体42はその上面に、歯状
部58を備えている。この歯状部は工具収容部材43の
下面の歯状部59に係合する。両歯状部58.59は本
体41と中間体42の間の歯状部46.47に対して直
角に延びている。歯状部46.47または58゜59の
平面は平行である。歯状部59.59は中間体42と相
対的に両方向矢印Fの方へ工具収容部材43を摺動させ
ることを可能にする。
工具収容部材43を中間体42に締めつけ固定するため
に、同じ締めつけ装置が設けられている。すなわち、中
間体42に、しかも凹部60に、締めつけ体61が装着
されている。この締めつけ体の締めつけヘッド62は工
具収容部材43の丁字形の締めつけ溝63に嵌め込まれ
ている。締めつけ溝63は摺動方向Fに貫通形成されて
いる。
締めつけ体61は貫通孔64を備えている。
この貫通孔には、偏心ピン65の偏心部分66が挿入さ
れている。偏心ピン65は偏心部分66の両側で軸承孔
67に支承され、本体41内で偏心ピン43に対して平
行に延びている。偏心ピンのヘッド68は同様に、六角
溝69を備えている。両ヘッド55.68は中間体42
と本体41の同じ側へ向いている。
両締めつけヘッド50.62には、ばね締めつけ装置7
0.71が垂直方向にねじ込まれて固定装着されている
。この装置にはそれぞれ、下面から突出しかつ所属の偏
心部分57.66に接触する半球ヘッドが軸方向に摺動
可能に支承され、かつ圧縮ばねによって付勢されている
これにより、締めつけ体49.61はそれぞれ上方へ押
しつけられ、その貫通孔52.64のそれぞれ下側部分
が所属の偏心部分57.66に接触することになる。
中間体42と工具収容部材43はそれぞれ1個の調節ね
じ74.75を備えている。この調節ねじはねし穴に回
転可能に装着され、それぞれの摺動方向に対して平行に
延びている。本体41には、当接板76が直立するよう
ボルト止めされている。中間体42に支承された調節ね
じ74の突出端部が前記当接板に接触する。中量体42
も直立した当接板77を備えている。
この当接板は工具収容部材43に支承された調節ねじ7
5を当接させるために役立つ。
工具収容部材43は上側の範囲に、工具を収容するため
の上方が開放した凹部78を備えている。錠止は図示し
ていない締めねじによって行われる。
3工具ホルダー40の機能は第1〜3図に示した実施例
と同じであるが、摺動方向が互いに直角であるので、相
応して摺動能力が大きくなっている。その際、工具収容
部材43は中間体42と共にあるいは単独で取り外すこ
とができる。
調節ねじ74.75により、交換可能な工具収容部材4
3の全装置が装着された工具と共に予め調節可能であり
、それによって交換を迅速に行うことができる。これは
、一方の側から偏心ピン53.65を良好に取扱操作で
きることによって補助される。この場合、締めっけとそ
の解除はこの偏心ピン53.65を短く回転さすること
によって行われる。その他、この工具ボルダ−40の使
用に関しては、工具ホルダー1に関する記載を参照され
たし。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の平面B−Bに沿って工具ホルダーを切
断した垂直断面図、第2図は第1図の工具ホルダーを9
0”だけ回転させて見た側面図、第3図は第1図と第2
図の工具ホルダーを第1図の平面A−Aに沿って切断し
た断面図、第4図は中間体を備えた工具ホルダーの側面
図、第5図は第4図の工具ホルダーを平面C−Cに沿っ
て切断した断面図、第6図は第4図と第5図の工具ホル
ダーの平面図である。 1.40・・・工具ホルダー  2,41・・・本体、
  3・・・接続ピン、 7,9.46.47.58.
59・・・歯状部、 8,43・・・工具収容部材、 
17,52.64・・・貫通孔、  1B、53.65
・・・偏心ピン、 22.57.66・・・偏心部分、
 42・・・中間体 FIG、2 FIG、3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも二つの主構成部品(2、8;41、42
    、43)、すなわち工具を錠止可能である工具収容部材
    (8;43)と、工具収容部材(8;43)から分離さ
    れた本体(2;41)とを備え、 工具収容部材(8;43)が摺動ガイド(7、9;46
    、47、58、59)内で並進運動するよう案内され、
    この摺動ガイドが摺動方向に対して横方向に、遊びを生
    じないで案内するために案内面を備え、 この案内面を介して主構成部品(2、8;41、42、
    43)を締めつけ固定するために少なくともそれぞれ一
    つの締めつけ装置が設けられている、 工作機械に取付けるための工具ホルダー (1;40)、特に旋盤工具ホルダーにおいて、締めつ
    け装置がそれぞれ、一方の主構成部品(2;41、42
    )内で回転可能に軸承された偏心体(18;53、65
    )と、他方の主構成部品(8、14;42、49、43
    、61)に設けられた締めつけ面(17;52、64)
    を備え、 各偏心体(18;53、65)が外側から操作可能であ
    り、その偏心部分(22;57、66)が、両主構成部
    品(2、8;41、42、43)を互いに締めつけ固定
    するために締めつけ面(17;52、64)の方へ移動
    可能であり、 偏心部分(22;57、66)と締めつけ面(17;5
    2、64)が、締めつけ位置でセルフロッキング状態で
    互いに接触するように形成されていることを特徴とする
    工具ホルダー。 2、本体(41)と工具収容部材(43)の間に、中間
    体(42)の形をした少なくとも一つの第3の主構成部
    品が設けられ、 工具収容部材(43)が中間体(42)上で第1の摺動
    ガイド(58、59)に沿って案内され、中間体(42
    )が本体(41)上で第2の摺動ガイド(46、47)
    に沿って案内され、両摺動ガイド(46、47、58、
    59)の摺動方向(E、F)が角度をなしており、 工具収容部材(43)を中間体(42)に押しつけるた
    めに第1の締めつけ装置が設けられ、中間体(42)を
    本体(41)に押しつけるために第2の締めつけ装置が
    設けられていることを特徴とする、請求項1記載の工具
    ホルダー。 3、両締めつけ装置の偏心体(57、66)が互いに平
    行に支承され、かつ同じ側から取扱操作可能であること
    を特徴とする、請求項2記載の工具ホルダー。 4、締めつけ面(17;52、64)がそれぞれ他方の
    主構成部品(2;41、42)内に達する締めつけ体(
    14;49、61)に設けられ、この締めつけ体に偏心
    部分(22;57、66)が嵌め込まれていることを特
    徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか一つに
    記載の工具ホルダー。 5、締めつけ体(14;49、61)がそれぞれ所属の
    主構成部品(8;42、43)から分離された構成部品
    として形成され、締めつけ体の締めつけヘッド(15;
    50、62)が締めつけ方向において、所属の主構成部
    品(8;42、43)への係合のための形状補完的な形
    状部分を備え、この主構成部品(8;42、43)が締
    めつけられていない状態で締めつけ体(14;49、6
    1)と相対的に摺動ガイド(7、9;46、47;58
    、59)の方へ移動可能であることを特徴とする、請求
    項4記載の工具ホルダー。 6、締めつけ体(14;49、61)の締めつけヘッド
    (15;50、62)がそれぞれT字形に形成され、か
    つそれに適合する、所属の主構成部品(8;42、43
    )内の溝(13;48、63)に装着されていることを
    特徴とする、請求項5記載の工具ホルダー。 7、各締めつけ体(14;49、61)が締めつけ方向
    (D;E、F)方向またはそれと反対方向にのみ移動可
    能に案内されていることを特徴とする、請求項5または
    請求項6記載の工具ホルダー。 8、各締めつけヘッド(15;50、62)が所属の主
    構成部品(8;42、43)内で締めつけ方向と反対方
    向に遊びを有しているかまたは移動可能であることを特
    徴とする、請求項5から請求項7までのいずれか一つに
    記載の工具ホルダー。 9、締めつけ面がそれぞれ凹部(17;52、64)に
    よって形成され、この凹部に偏心部分(22;57、6
    6)が嵌め込まれていることを特徴とする、請求項1か
    ら請求項8までのいずれか一つに記載の工具ホルダー。 10、凹部が貫通孔(17;52、64)として形成さ
    れていることを特徴とする、請求項9記載の工具ホルダ
    ー。 11、各偏心部分(22;57、66)が所属の凹部(
    17、52、64)内で締めつけ方向と反対方向に遊び
    を有していることを特徴とする、請求項9または請求項
    10記載の工具ホルダー。 12、偏心体(18;53、65)が偏心部分(22;
    57、66)の両側で支承されていることを特徴とする
    、請求項1から請求項11までのいずれか一つに記載の
    工具ホルダー。 13、各締めつけ面(17;52、64)が締めつけ方
    向と反対方向にばねで付勢されていることを特徴とする
    、請求項1から請求項12までのいずれか一つに記載の
    工具ホルダー。 14、傾斜した案内面が歯状部(7、9;46、47、
    58、59)として形成されていることを特徴とする、
    請求項1から請求項13までのいずれか一つに記載の工
    具ホルダー。 15、工具収容部材(8;43)の移動範囲内に、場合
    によっては中間体(42)の移動範囲内に、少なくとも
    一つのストッパー(27;76、77)が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1から請求項14までのい
    ずれか一つに記載の工具ホルダー。 16、ストッパー(27;76、77)に当接するとき
    の工具収容部材(8;43)または中間体(42)の位
    置を変えるために、調節装置(29;74、75)が設
    けられていることを特徴とする、請求項15記載の工具
    ホルダー。
JP30943289A 1988-12-01 1989-11-30 工具ホルダー Pending JPH02190202A (ja)

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