JPH02190123A - 株間二次元移動栽培装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は植物を人工的に栽培する植物工場に係り、特に
栽培する植物の密植効率を向上するのに好適な株間二次
元移動栽培装置に関するものであるＯ 〔従来の技術〕 従来の装置は特開昭６１−２０３０２０号に記載のよう
に、−次元の間隔調整を行っていた。即ち、植物を栽培
する容器（一般にトラフと呼ばれる）を−列毎に構成し
、その容器間の間隔を拡げたり、挾畷したりすることに
よって相対的に株間がａｌｌ整できるようになっていた
。また、栽培する容器を移動する場合、容器を積載して
いる台に勾配をつけ、重力で移動するようになっていた
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は植物の二次元の株間１１！Ｉに対する配
慮がされておらず、植物は生長につれてその占有面積が
二次元的に大きくなっていくので、植物が小さいときは
植物の株と株との間に隙間を生じ、無駄な面積を形成し
ていた。つまり、密植に対する効果が不十分なものとな
っていた。また、従来技術では植物を栽培する容器の数
が増えるとともに、それに付随する装置が増えることに
なり、高価な装置構成となつており、安価な装置を提供
することに対する配慮がされてなかった。

植物を栽培する容器を移動する場合、重力を利用し左右
のバランス等により、引つかかりを生じ、スムースに移
動しない場合がある等の不具合があったＯ 本発明の目的は栽培面に無駄なスペースが生じるのを防
止し、密植性を向上させ単位面積当りの収穫量を向上さ
せると共に、簡単な構造で廉価な林間二次元移動栽培装
置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は１ブロツクの栽培槽を単槽とし、その槽の一
辺が斜辺となるように決成し、檜の平行二辺の短い方よ
り、長い方に向って植物の株間な二次元的に拡大、連続
および間欠移動しながら栽培を進めることにより達成さ
れる。

株間な二次元に拡大する方法としては伸縮式リンク機構
を用い、栽培槽上に移動可能に設置する。

また拡大移動する方法としては、丸棒に不等ピッチとな
るように順次ネジを切り、そのネジにリンクの一端をカ
ットし、ガイドするように構成する。

〔作　　用〕

植物のうち葉菜類の占有面積は二次元的に拡大していく
が、その直径は一次元的に拡大していくので栽培槽の一
辺を斜辺とすることによって植物の生長に対応できるも
のである。即ち、栽培槽上に伸縮式のリンク機構を用い
、その滑節部に植物支持具を設置しているので、植物支
持具に小さい苗を植込み、リンクを縮めた状態で栽培槽
の平行二辺の短い方に載せる。この状態で植物の生長に
合わせて長い方の辺に向って移動させる。植物は日を経
過する毎に大きく生長するので葉がすれ合う程度にその
リンク装置の間隔を拡げることにより、二次元的に株間
間隔が拡がってい（ものであるＯ 〔実　施　例〕 以下、本発明の一実施例を′！Ｊ１図、第６図により説
明する。第６図は一辺が直斜辺を有する栽培装置Ａ２と
栽培装置１Ｂ３とを互い違いに同一面に配置したもので
ある。このように配置することにより矩形の建屋ｌの中
に納めたものである。本例は建屋１内のスペースを有効
に活用できる効果がある。

第１図は栽培装置Ａ２をとり出して詳細に図示したもの
である。栽培槽ｌＯにはリンク装置ｉＡ４　。

リンク装置Ｂ５．　　リンク装置ｔｃ　６．　　リンク
装置Ｄ７、を設けている。いずれのリンク装置も同寸法
にできている。なお、第２図は第１図をＡ−Ａ視から見
た図面である。栽培槽１０は合口に積載している。栽培
槽１０には溝９が設けてあり、リンク装置１ｆＡ４にビ
ン１１を介して取付けているローラ稔がその溝９内に係
合している。なおリンクｇｔｍ人４の中央滑節部は第３
図に表示断面図の如炙構成されている。第３図において
、上リンク１４の中に下リンクｂを挿入しナブト１６に
より保持する。また下リンク１５には上部より支持具１
７が取外し可能に挿入してあり、その中には培床１Ｂが
植物１９を植えた状態で挿入されている。植物１９は栽
培槽１０の中の養液１０に根が浸っており、養液■中の
養分を吸収して生長する。また第２図に示すように栽培
槽１０の片側には、台！３の上にブラケット４を介して
ボルトｎで軸受２３ｍ、２３ｂが取付けられている。

軸受２３ａから軸受２３ｂを通して、軸Ｕが取付けられ
ている。軸冴には不等ビーＩテのネジ５が設けである。

このネジ５にはリンク装置Ａ４に取付けられているピン
がか挿嵌されている。以上の構成はリンク装置Ｂ５．　
　リンク装置１ｃ　６．　　リンク装置Ｄ７も同様な構
造、取合となっている。また軸冴の一端にはハンドルｎ
を設けている。

上記のように構成したので栽培槽ｌＧの定植側のリンク
装置１Ａ４に植込まれた苗が株間ｗ、ｌ！の面積に相当
する大きさに生長したら、ハンドルｎを回すとビン謳に
よってリンク装置Ａ４はリンク装［Ｂ５の位置まで移動
する。このとき溝９の中のローラ臆によってリンク装置
Ｂ５はｗ’、　／’　　の大きさに拡げられるものであ
る。この操作を繰返すことにより、植物１９は収穫側に
達して収穫される。

植物１９を収穫したらリンク装置Ｄ７は、リンク装置Ａ
４のところに再セットすることにより、繰返し何回も使
用できるものである。植物１９の生長過程における占有
面積（植物の生長に阻害しない最小面積）から林間を求
め、それに応じたネジ２のビプチ、栽培ＷＩｌＯの斜辺
の傾きを設定しておくと、栽培槽１０の上面を有効に使
用することができる効果がある。

本−実施例は動力を使用しないで移動できるばかりでな
く、確実に移動できる。

また本発明の他の実施例として袖ス、軸受２３ａ。

２３ｂ、ハンドルｎ等を取り除くと手動でリンク装置４
〜７を任意に移動できるものである。本実は安価な装置
を提供できるものである。

さらに、本発明の他の実施例を第４図に示す。

第４図において、リンク１４の一片を図の如く半円に形
成し、その内面にピン器が突出るように取付ける。それ
をネジ５に差し込み下部よりサポート加にて軸スをはさ
み込み、ボルト２！ｌａ、２９ｂにて固定する０本−実
施例はピン器がネジ５から外れる二とがないので移動を
更に確実にする効果かある。

さらに、本発明の他の実施例を第５図に示す。

軸スの一端にハンドルｎの代わりにモータ３１を取付は
ケーブルｎでスイッチおと接続する。本実施例は自動遠
隔操作、移動が可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、植物の生長に合わせた株間の二次元の
移動栽培が可能で、栽培面積を有効に活用し、植物の生
長を阻害しない密植栽培が可能となり、単位栽培面積当
りの収穫量を飛躍的に向上させる効果がある。

さらに、本発明ではＩブロックで栽培槽が一つであるこ
とおよびリンクも同一品の大量生産ができるので、設備
として安価なものを提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の栽培装置の平面図。 第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は本発明のリ
ンク滑節部の断面図、ｆＪ４図は本発明の他の実施例を
示す説明図、第５図は同じ（他の実施例を示す説明図、
第６図は本発明の一実施例の全体を示す平面説明図であ
る。 ２・・・・・・栽培装置Ａ、３・・・・・・栽培ＮＩＢ
、４〜７・・・・・・リンク装置、ｌＯ・・・・・・栽
培槽、１７・・回文持具、１９・・・・・・植物、必・
・・・・・軸、５・・曲ネジ、々・・・・・・ビン、ｎ
・・・・・・ハンドル、３１・・・・・・モータ代理人
　弁理士　　小　川　勝　男 牙４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一辺が斜辺あるいは多次曲線を有する四角形形状を
   なす栽培槽と、該栽培槽の上面に複数の植物を支える支
   持具を持つ複数のリンク装置と、該複数のリンク装置を
   おのおの一方から他方に移動する移動機構とを備え、栽
   培槽二槽を対として同一平面で構成したことを特徴とす
   る株間二次元移動栽培装置。 ２、前記リンク装置において、リンク装置を案内するガ
   イドローラと、リンク装置を一方から他方へ移動する移
   動機構に係合する嵌入係合部とを、リンク装置の一端と
   他端とにそれぞれ設置したことを特徴とする請求項第１
   記載の株間二次元移動栽培装置。 ３、前記栽培槽を■屋内に複数個収納し、リンク機構を
   継続して移動するように構成したことを特徴とする請求
   項第１、又は請求項第２記載の株間二次元移動栽培装置
   。