JPH02189053A - Isdn端末装置 - Google Patents
Isdn端末装置Info
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- JPH02189053A JPH02189053A JP895389A JP895389A JPH02189053A JP H02189053 A JPH02189053 A JP H02189053A JP 895389 A JP895389 A JP 895389A JP 895389 A JP895389 A JP 895389A JP H02189053 A JPH02189053 A JP H02189053A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、I SDN (サービス統合デジタル網)
の端末装置に関する。
の端末装置に関する。
I SDNでは、端末から相手先電話番号を入力して発
信(発呼)を行うとき、既存のアナログ電話機のように
1桁毎のダイヤル情報(ダイヤルパルスやトーン信号)
を1桁入力毎に送るのではなく、相手側の電話番号を一
括してデータとして呼設定メツセージに含ませて送る。 そして、この呼設定メツセージに含まれる相手側電話番
号であるダイヤル情報を局側で判別して相手側の端末と
の接続動作を行なう。 このため、l5DNnA末では、一連の相手(Ill電
話番号のダイヤル情報を入力した後、ダイヤル情報入力
が完了したことを示す操作が必要になる。 この電話番号入力完了を示すため、電話番号入力完了の
後、#や*のような特殊なボタン操作をするようにして
いる。
信(発呼)を行うとき、既存のアナログ電話機のように
1桁毎のダイヤル情報(ダイヤルパルスやトーン信号)
を1桁入力毎に送るのではなく、相手側の電話番号を一
括してデータとして呼設定メツセージに含ませて送る。 そして、この呼設定メツセージに含まれる相手側電話番
号であるダイヤル情報を局側で判別して相手側の端末と
の接続動作を行なう。 このため、l5DNnA末では、一連の相手(Ill電
話番号のダイヤル情報を入力した後、ダイヤル情報入力
が完了したことを示す操作が必要になる。 この電話番号入力完了を示すため、電話番号入力完了の
後、#や*のような特殊なボタン操作をするようにして
いる。
したがって、従来−殻内に使用していた電話機に比べて
余分なボタン操作が必要になり面倒であると共に、従来
の操作に馴れたユーザには違和感がある。 また、いわゆるターミナルアダプタを回線終端装置と既
存のアナログ電話機との間に設けて実質的にI SDN
端末装置を楕成し、既存のアナログ電話機をそのままI
SDN端末装置のアナログ端末機として使用できるよ
うにすることが考えられているが、この場合のアナログ
端末機としてはブツシュボタンダイヤル電話機(以下P
B電話機という)だけでなく、ダイヤルリングを回転し
てダイヤル情報を入力する方式の電話81(以下DP″
@話機という)がある、このDP電話機の場合には、前
述した電話番号入力が完了したことを示す操作をどのよ
うにするかは問題である。 この発明は、アナログ端末機を有するl5DN端末装置
において、既存のアナログ電話機と同様に単にダイヤル
情報を入力するだけで、発呼ができるようにしたI S
DN端末装置を提供することを目自勺とする。
余分なボタン操作が必要になり面倒であると共に、従来
の操作に馴れたユーザには違和感がある。 また、いわゆるターミナルアダプタを回線終端装置と既
存のアナログ電話機との間に設けて実質的にI SDN
端末装置を楕成し、既存のアナログ電話機をそのままI
SDN端末装置のアナログ端末機として使用できるよ
うにすることが考えられているが、この場合のアナログ
端末機としてはブツシュボタンダイヤル電話機(以下P
B電話機という)だけでなく、ダイヤルリングを回転し
てダイヤル情報を入力する方式の電話81(以下DP″
@話機という)がある、このDP電話機の場合には、前
述した電話番号入力が完了したことを示す操作をどのよ
うにするかは問題である。 この発明は、アナログ端末機を有するl5DN端末装置
において、既存のアナログ電話機と同様に単にダイヤル
情報を入力するだけで、発呼ができるようにしたI S
DN端末装置を提供することを目自勺とする。
この発明によるl5DNR末装置は、
ダイヤル情報を受け付ける受付手段と、ダイヤル情報の
1桁毎の時間間隔を監視する監視手段と、 この監視手段で検出された時間間隔が、予め設定された
時間以上のとき、上記受付手段からのダイヤル情報を含
む呼設定メツセージを局側に送出する送出手段と、 局側からの解放完了メツセージを受信する受信手段と、 受信された解放完了メツセージ中の理由コードが無効番
号フォーマットを示すものであるか否かを判別する手段
と、 理由コードが無効番号フォーマットを示すものであると
きは、上記ダイヤル情報をさらに、受け付け、理由コー
ドが他のフォーマットであったときは発信を断念する制
御手段とを備える。 報を受け付けるように制御手段が働り、そして、さらに
上述と同様にして発呼処理が行われる。 理由コードが他のフォーマットであったときは、発信を
断念するようにする制御手段が働く。
1桁毎の時間間隔を監視する監視手段と、 この監視手段で検出された時間間隔が、予め設定された
時間以上のとき、上記受付手段からのダイヤル情報を含
む呼設定メツセージを局側に送出する送出手段と、 局側からの解放完了メツセージを受信する受信手段と、 受信された解放完了メツセージ中の理由コードが無効番
号フォーマットを示すものであるか否かを判別する手段
と、 理由コードが無効番号フォーマットを示すものであると
きは、上記ダイヤル情報をさらに、受け付け、理由コー
ドが他のフォーマットであったときは発信を断念する制
御手段とを備える。 報を受け付けるように制御手段が働り、そして、さらに
上述と同様にして発呼処理が行われる。 理由コードが他のフォーマットであったときは、発信を
断念するようにする制御手段が働く。
監視手段でダイヤル入力情報の1桁毎の時間間隔が設定
された時間よりも長いと判定されたときは、ダイヤル情
報の入力が全桁完了しなと見做されて呼設定メツセージ
が送出手段から送出される。 このとき、ダイヤル情報の入力が不完全である(全桁入
力されていない)ときや使用されていない電話番号であ
った場合などのときには、電話局側でこの発呼は受け付
けられず、局側から解放完了メツセージが端末側に送ら
れてくる。 端末では、この解放完了メツセージを受信手段で受信す
る。そして、受信された解放完了メツセージの理由コー
ドが無効番号フォーマットを示すものであるときは、ダ
イヤル番号入力が未だ完了していないとして受付手段で
次のダイヤル入力情
された時間よりも長いと判定されたときは、ダイヤル情
報の入力が全桁完了しなと見做されて呼設定メツセージ
が送出手段から送出される。 このとき、ダイヤル情報の入力が不完全である(全桁入
力されていない)ときや使用されていない電話番号であ
った場合などのときには、電話局側でこの発呼は受け付
けられず、局側から解放完了メツセージが端末側に送ら
れてくる。 端末では、この解放完了メツセージを受信手段で受信す
る。そして、受信された解放完了メツセージの理由コー
ドが無効番号フォーマットを示すものであるときは、ダ
イヤル番号入力が未だ完了していないとして受付手段で
次のダイヤル入力情
第1図は、この発明によるI SDN端末装置の一実施
例を示すもので、この例は既存のアナログ電話機をアナ
ログ端末機として使用する場合の例のである。 同図において、10は、アナログ端末機であるアナログ
電話機、20はターミナルアダプタである。 アナログ端末機10はPBt話機であっても良いし、ま
た、DP電話機であっても良い。 このアナログ端末機10とターミナルアダプタ20との
信号の授受け、ターミナルアダプタ2Gのアナログ/デ
ジタルインターフェイス21を介して行われる。 アナログ/デジタルインターフェイス21は、この例の
ようにターミナルアダプタに内蔵されずに、アナログ電
話機10とターミナルアダプタ20との間に外付けで設
けられていてもよい。 アナログ/デジタルインターフェイス21に対しては、
送信信号形成及び受信信号処理回路22が接続される。 送信信号形成及び受信信号処理回路22では、回線を介
して送信する信号を形成し、また、回線を介して送られ
てきた信号を受信する0例えば、通話時はアナログ電話
l110からの通話音声がのPCM信号としてこれより
送信され、また、相手側からの通話音声のPCM信号が
受信され、インターフェイス21を介してアナログ音声
にされてアナログ電話R10に送られる0発呼時や着信
時、また、回線切断時等には種々の制御データの送受信
を行なう。 インターフェイス21を通じたアナログ電話機10から
の信号は、また、ダイヤル情報の検出回路23に供給さ
れる。この検出回路23では、電話機1oの出力からダ
イヤル入力情報を検出する。この場合、電話機10がP
Bt話機であるときは、数字ボタンを押している間の、
そのボタンの数字に応じた周波数のMP信号を検出し、
また、DP電話機であるときは、入力数字に応じて一定
周期で発生するパルス数を検出することによりダイヤル
情報を検出する。 検出回路23からのダイヤル情報は、ダイヤル情報入力
間隔検出回路24に供給されると共に、ダイヤル情報記
憶用レジスタ25に供給され、レジスタ25には、検出
回路23からのダイヤル情報が書き込まれる。 ダイヤル情報入力間隔検出回路24では、ダイヤル情報
が到来する時間間隔、つまり電話番号の1桁毎の入力の
時間間隔が検出される。この検出回路24で検出された
1桁毎のダイヤル情報の入力時間間隔は、比較回路26
及び27に供給される。 比較回路26には時間定数発生手段28からのダイヤル
入力が完了したと通常見做せるような時間間隔であるn
秒、例えば2〜3秒に相当する時間情報が供給され、検
出回路24からのダイヤル入力の時間間隔と比較される
。そして、その比較出力が制御回路30に供給される。 また、比較回路27には、切断間隔時間発生手段29か
らのダイヤル入力を中止したと見做せるような時間間隔
であるm(m>n)秒、例えば10秒に相当する時間情
報が供給され、検出回路24がらのダイヤル入力の時間
間隔と比較される。そして、その出力が制御回路30に
供給される。 制御回路30では、比較回路26の比較出力によりダイ
ヤル入力時間間隔がn秒以内であるときは、レジスタ2
5へのダイヤル情報の書き込みを続けるようにする。ダ
イヤル入力時間間隔がn秒を越えたときは、レジスタ2
5に書き込まれているダイヤル情報が呼設定メツセージ
形成手段31に転送され、このダイヤル情報を含む呼設
定メツセージが形成される。このとき、レジスタ25の
記憶内容はそのまま保持される。 呼設定メツセージ形成手段31からの呼設定メツセージ
は送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給され、
送信信号フォーマットに適合した信号に変換されて、こ
の回路22から送出され、回線インターフェイス40を
介し、回線終端装置50を介して局側に送られる。 局側では、この呼設定メツセージを受け付けることがで
きるか否か判定し、受け付けるときは呼設定受付メツセ
ージを端末側に送り返す。受け付けないときは、その理
由を理由コードにして解放完了メツセージを端末側に送
り返す。 これら局側からのメツセージは、回線インターフェイス
40を介してターミナルアダプタ2oの送信信号形成及
び受信信号処理回路22に供給され受信される。そして
、受信されたメツセージはメッセデコード回路32でデ
コードされ、そのデコード出力が制御回路30に供給さ
れる。 制御回路30では、これを受けて局がらのメツセージが
呼設定受付メツセージであるときは、発信手順を続行す
る。また、局からのメツセージが解放完了メツセージで
あるときは、その理由コードをさらに参照し、理由コー
ドがダイヤル情報不完全であることを示す無効番号フォ
ーマットである時は、次のダイヤル情報入力を受け付け
る0例えばレジスタ25へのダイヤル情報の書き込みを
再び可能にする。 理由コードが、他の理由を示すものであるときは、発信
を断念し、レジスタ25の内容をクリアする。 また、比較回路27の出力に基づき、ダイヤル情報入力
がなされた後、m秒以上経過しても次のダイヤル情報入
力がないと判断されたときも、制御回路30は発信断念
の制御を行なう。 以上のターミナルアダプタ20の機能は、実際的にはこ
れに搭載するコンピュータで実現できる。 第2図は、この場合のコンピュータでの処理のフローチ
ャートで、以下このフローチャートを参照してその処理
手順を説明する。 アナログ電話I!10がオフフックされると、これを示
す信号がアナログ電話機10からターミナルアダプタ2
0に供給される。ターミナルアダプタ20では、アナロ
グ電話機10がオフフックされたか否が判別しくステッ
プ101)、オフフックされたことを判別すると、タイ
マーをスタート(ステップ102)した擾、ダイヤル情
報入力が有るか否か判別する(ステップ103)、そし
て、アナログ電話機10で入力されたダイヤル情報入力
を判別すると、タイマーをこの時点から再スタート(ス
テップ104)Lな後、そのダイヤル情報をメモリに記
憶する(ステップ105)。 ダイヤル情報が無い、つまりアナログ電話Iii。 でダイヤル情報入力がされていないときはタイマ7の時
間がn秒(2〜3秒)経過したか否か判別される。つま
り、ある桁のダイヤル情報が入力されてから次の桁のダ
イヤル情報が入力されるまでにn秒以上経過したか否か
判別される(ステップ106)、n秒経過していなけれ
ば、ステップ103に戻って次のダイヤル情報の入力を
待つ。 ステップ106で、n秒経過したことが判別されると、
メモリのダイヤル情報記憶内容に基いて呼設定メツセー
ジが形成され(ステップ107)、同じダイヤル情報を
含む呼設定メツセージが既に送出されたか否が判別され
る(ステップi os> 。 ステップ108で、既に同じダイヤル情報を含む呼設定
メツセージが送出されていたと判別されなときは、さら
にタイマーがm秒(例えば10秒)経過したか否か判別
する(ステップ109)、そして、m秒経過していなけ
れば、ステップ103に戻って、次のダイヤル情報の入
力を待ち、m秒経過したと判別したときは、発信を断念
し、例えば、メモリのダイヤル情報をクリアし、呼設定
メツセージを送出しない。 ステップ108で、同じダイヤル情報を含む呼設定メツ
セージが退出済みでないと判別されたときは、呼設定メ
ツセージが送出される(ステップ110)、このとき、
メモリのダイヤル情報は記憶したまま保持しておき、発
信断念したとき、あるいは発信が終了したときクリアす
る。 次に、局側からの呼設定受付メツセージが受信されたか
否が判別され(ステップ111)、呼設定受付メツセー
ジが受信されたと判別されたときは、発信手順が続行さ
れる。 呼設定受付メツセージが受信されないときは、解放完了
メツセージが受信されたが否か判別され(ステップ11
2)、解放完了メツセージも受信されないと判別された
ときは発信を断念する。 解放完了メツセージが受信されたときは、その理由コー
ドがデコードされ、理由コードが着番号(呼設定メツセ
ージに含まれていたダイヤル情報)が無効か、不完全で
あることを示す無効番号フォーマットであるか否か判別
される(ステップ113)、理由コードが無効番号フォ
ーマットでないと判別されたときは、発信を断念する。 理由コードが無効番号フォーマットであるときは、ステ
ップ103に戻り、次の桁のダイヤル情報を受け付け、
上記の動作を繰り返す。 以上述べた発呼時の動作の一例を、正しい相手先着番号
が“1パ2″ “3″ “4”5”である場合を例にと
って、第3図を参照しながら説明しよう。 アナログ電話機10ではオフフックに続いて、例えば“
1” 2″ 3”まで、n秒以下の時間間隔でダイヤル
入力がなされたとする。そして、“3″から“4″まで
の入力の時間にn秒以上がかったとする。上記の説明か
ら明らがなように、このときはターミナルアダプタ20
からは、着番号“1″ “2”3”を含む呼設定メツセ
ージが局側に送出される。 一方、局側からは無効番号フォーマットを理由コードの
内容とする解放完了メ・2セージが送られてくる。ター
ミナルアダプタ20では、この解放完了メツセージの無
効番号フォーマットを受けて、再びダイヤル情報を受け
付ける。このため、アナログ電話[110で、“4”5
”と入力され、その後n秒経過すると、正しい着番号“
1”2′。 “3″ “4“° “5”を含む呼設定メツセージが改
めて送出される。したがって、他の理由、例えば回線が
塞がっていなければ、局側から呼設定受付メツセージが
送られてくるので、ターミナルアダプタ20では発信子
I11.がなされる。 なお、以上の例はアナログ端末機であるアナログ電話機
を既存の電話機を用い、ターミナルアダプタと共にI
SDN端末装置を構成した場合であるが、l5DN端末
装置にアナログ電話機を備える場合であれば、この発明
が適用できることはいうまでもない。 【発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ダイヤル情報入力の
1lfj毎の時間間隔を監視すると共に、局側からの解
放完了メツセージの理由コードを利用することにより、
従来の既存の電話機のダイヤル情報入力方法と同じよう
に、単に、ダイヤル入力をするだけで、発信を行なうこ
とができる。したがって、例えばI SDN端末装置と
してターミナルアダプタと既存の電話機からなるものを
用いる場合に、アナログ電話機がDP電話機であっても
I SDN端末装置のアナログ端末機として容易に使用
が可能になる。
例を示すもので、この例は既存のアナログ電話機をアナ
ログ端末機として使用する場合の例のである。 同図において、10は、アナログ端末機であるアナログ
電話機、20はターミナルアダプタである。 アナログ端末機10はPBt話機であっても良いし、ま
た、DP電話機であっても良い。 このアナログ端末機10とターミナルアダプタ20との
信号の授受け、ターミナルアダプタ2Gのアナログ/デ
ジタルインターフェイス21を介して行われる。 アナログ/デジタルインターフェイス21は、この例の
ようにターミナルアダプタに内蔵されずに、アナログ電
話機10とターミナルアダプタ20との間に外付けで設
けられていてもよい。 アナログ/デジタルインターフェイス21に対しては、
送信信号形成及び受信信号処理回路22が接続される。 送信信号形成及び受信信号処理回路22では、回線を介
して送信する信号を形成し、また、回線を介して送られ
てきた信号を受信する0例えば、通話時はアナログ電話
l110からの通話音声がのPCM信号としてこれより
送信され、また、相手側からの通話音声のPCM信号が
受信され、インターフェイス21を介してアナログ音声
にされてアナログ電話R10に送られる0発呼時や着信
時、また、回線切断時等には種々の制御データの送受信
を行なう。 インターフェイス21を通じたアナログ電話機10から
の信号は、また、ダイヤル情報の検出回路23に供給さ
れる。この検出回路23では、電話機1oの出力からダ
イヤル入力情報を検出する。この場合、電話機10がP
Bt話機であるときは、数字ボタンを押している間の、
そのボタンの数字に応じた周波数のMP信号を検出し、
また、DP電話機であるときは、入力数字に応じて一定
周期で発生するパルス数を検出することによりダイヤル
情報を検出する。 検出回路23からのダイヤル情報は、ダイヤル情報入力
間隔検出回路24に供給されると共に、ダイヤル情報記
憶用レジスタ25に供給され、レジスタ25には、検出
回路23からのダイヤル情報が書き込まれる。 ダイヤル情報入力間隔検出回路24では、ダイヤル情報
が到来する時間間隔、つまり電話番号の1桁毎の入力の
時間間隔が検出される。この検出回路24で検出された
1桁毎のダイヤル情報の入力時間間隔は、比較回路26
及び27に供給される。 比較回路26には時間定数発生手段28からのダイヤル
入力が完了したと通常見做せるような時間間隔であるn
秒、例えば2〜3秒に相当する時間情報が供給され、検
出回路24からのダイヤル入力の時間間隔と比較される
。そして、その比較出力が制御回路30に供給される。 また、比較回路27には、切断間隔時間発生手段29か
らのダイヤル入力を中止したと見做せるような時間間隔
であるm(m>n)秒、例えば10秒に相当する時間情
報が供給され、検出回路24がらのダイヤル入力の時間
間隔と比較される。そして、その出力が制御回路30に
供給される。 制御回路30では、比較回路26の比較出力によりダイ
ヤル入力時間間隔がn秒以内であるときは、レジスタ2
5へのダイヤル情報の書き込みを続けるようにする。ダ
イヤル入力時間間隔がn秒を越えたときは、レジスタ2
5に書き込まれているダイヤル情報が呼設定メツセージ
形成手段31に転送され、このダイヤル情報を含む呼設
定メツセージが形成される。このとき、レジスタ25の
記憶内容はそのまま保持される。 呼設定メツセージ形成手段31からの呼設定メツセージ
は送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給され、
送信信号フォーマットに適合した信号に変換されて、こ
の回路22から送出され、回線インターフェイス40を
介し、回線終端装置50を介して局側に送られる。 局側では、この呼設定メツセージを受け付けることがで
きるか否か判定し、受け付けるときは呼設定受付メツセ
ージを端末側に送り返す。受け付けないときは、その理
由を理由コードにして解放完了メツセージを端末側に送
り返す。 これら局側からのメツセージは、回線インターフェイス
40を介してターミナルアダプタ2oの送信信号形成及
び受信信号処理回路22に供給され受信される。そして
、受信されたメツセージはメッセデコード回路32でデ
コードされ、そのデコード出力が制御回路30に供給さ
れる。 制御回路30では、これを受けて局がらのメツセージが
呼設定受付メツセージであるときは、発信手順を続行す
る。また、局からのメツセージが解放完了メツセージで
あるときは、その理由コードをさらに参照し、理由コー
ドがダイヤル情報不完全であることを示す無効番号フォ
ーマットである時は、次のダイヤル情報入力を受け付け
る0例えばレジスタ25へのダイヤル情報の書き込みを
再び可能にする。 理由コードが、他の理由を示すものであるときは、発信
を断念し、レジスタ25の内容をクリアする。 また、比較回路27の出力に基づき、ダイヤル情報入力
がなされた後、m秒以上経過しても次のダイヤル情報入
力がないと判断されたときも、制御回路30は発信断念
の制御を行なう。 以上のターミナルアダプタ20の機能は、実際的にはこ
れに搭載するコンピュータで実現できる。 第2図は、この場合のコンピュータでの処理のフローチ
ャートで、以下このフローチャートを参照してその処理
手順を説明する。 アナログ電話I!10がオフフックされると、これを示
す信号がアナログ電話機10からターミナルアダプタ2
0に供給される。ターミナルアダプタ20では、アナロ
グ電話機10がオフフックされたか否が判別しくステッ
プ101)、オフフックされたことを判別すると、タイ
マーをスタート(ステップ102)した擾、ダイヤル情
報入力が有るか否か判別する(ステップ103)、そし
て、アナログ電話機10で入力されたダイヤル情報入力
を判別すると、タイマーをこの時点から再スタート(ス
テップ104)Lな後、そのダイヤル情報をメモリに記
憶する(ステップ105)。 ダイヤル情報が無い、つまりアナログ電話Iii。 でダイヤル情報入力がされていないときはタイマ7の時
間がn秒(2〜3秒)経過したか否か判別される。つま
り、ある桁のダイヤル情報が入力されてから次の桁のダ
イヤル情報が入力されるまでにn秒以上経過したか否か
判別される(ステップ106)、n秒経過していなけれ
ば、ステップ103に戻って次のダイヤル情報の入力を
待つ。 ステップ106で、n秒経過したことが判別されると、
メモリのダイヤル情報記憶内容に基いて呼設定メツセー
ジが形成され(ステップ107)、同じダイヤル情報を
含む呼設定メツセージが既に送出されたか否が判別され
る(ステップi os> 。 ステップ108で、既に同じダイヤル情報を含む呼設定
メツセージが送出されていたと判別されなときは、さら
にタイマーがm秒(例えば10秒)経過したか否か判別
する(ステップ109)、そして、m秒経過していなけ
れば、ステップ103に戻って、次のダイヤル情報の入
力を待ち、m秒経過したと判別したときは、発信を断念
し、例えば、メモリのダイヤル情報をクリアし、呼設定
メツセージを送出しない。 ステップ108で、同じダイヤル情報を含む呼設定メツ
セージが退出済みでないと判別されたときは、呼設定メ
ツセージが送出される(ステップ110)、このとき、
メモリのダイヤル情報は記憶したまま保持しておき、発
信断念したとき、あるいは発信が終了したときクリアす
る。 次に、局側からの呼設定受付メツセージが受信されたか
否が判別され(ステップ111)、呼設定受付メツセー
ジが受信されたと判別されたときは、発信手順が続行さ
れる。 呼設定受付メツセージが受信されないときは、解放完了
メツセージが受信されたが否か判別され(ステップ11
2)、解放完了メツセージも受信されないと判別された
ときは発信を断念する。 解放完了メツセージが受信されたときは、その理由コー
ドがデコードされ、理由コードが着番号(呼設定メツセ
ージに含まれていたダイヤル情報)が無効か、不完全で
あることを示す無効番号フォーマットであるか否か判別
される(ステップ113)、理由コードが無効番号フォ
ーマットでないと判別されたときは、発信を断念する。 理由コードが無効番号フォーマットであるときは、ステ
ップ103に戻り、次の桁のダイヤル情報を受け付け、
上記の動作を繰り返す。 以上述べた発呼時の動作の一例を、正しい相手先着番号
が“1パ2″ “3″ “4”5”である場合を例にと
って、第3図を参照しながら説明しよう。 アナログ電話機10ではオフフックに続いて、例えば“
1” 2″ 3”まで、n秒以下の時間間隔でダイヤル
入力がなされたとする。そして、“3″から“4″まで
の入力の時間にn秒以上がかったとする。上記の説明か
ら明らがなように、このときはターミナルアダプタ20
からは、着番号“1″ “2”3”を含む呼設定メツセ
ージが局側に送出される。 一方、局側からは無効番号フォーマットを理由コードの
内容とする解放完了メ・2セージが送られてくる。ター
ミナルアダプタ20では、この解放完了メツセージの無
効番号フォーマットを受けて、再びダイヤル情報を受け
付ける。このため、アナログ電話[110で、“4”5
”と入力され、その後n秒経過すると、正しい着番号“
1”2′。 “3″ “4“° “5”を含む呼設定メツセージが改
めて送出される。したがって、他の理由、例えば回線が
塞がっていなければ、局側から呼設定受付メツセージが
送られてくるので、ターミナルアダプタ20では発信子
I11.がなされる。 なお、以上の例はアナログ端末機であるアナログ電話機
を既存の電話機を用い、ターミナルアダプタと共にI
SDN端末装置を構成した場合であるが、l5DN端末
装置にアナログ電話機を備える場合であれば、この発明
が適用できることはいうまでもない。 【発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ダイヤル情報入力の
1lfj毎の時間間隔を監視すると共に、局側からの解
放完了メツセージの理由コードを利用することにより、
従来の既存の電話機のダイヤル情報入力方法と同じよう
に、単に、ダイヤル入力をするだけで、発信を行なうこ
とができる。したがって、例えばI SDN端末装置と
してターミナルアダプタと既存の電話機からなるものを
用いる場合に、アナログ電話機がDP電話機であっても
I SDN端末装置のアナログ端末機として容易に使用
が可能になる。
第1図は、この発明の一実施例のブロック図、第2図は
、この発明の一実施例の説明のためのフローチャート、
第3図は、この発明の詳細な説明に供するタイムチャー
トである。 10、アナログ電話機 ターミナルアダプタ 送信信号形成及び受信信号処理回路 ダイヤル情報の検出回路 ダイヤル情報入力間隔検出回路 ダイヤル情報記憶用レジスタ 制御回路 呼設定メツセージ形成回路 受信メツセージのデコード回路 代理人 弁理士 佐 藤 正 美 第3図
、この発明の一実施例の説明のためのフローチャート、
第3図は、この発明の詳細な説明に供するタイムチャー
トである。 10、アナログ電話機 ターミナルアダプタ 送信信号形成及び受信信号処理回路 ダイヤル情報の検出回路 ダイヤル情報入力間隔検出回路 ダイヤル情報記憶用レジスタ 制御回路 呼設定メツセージ形成回路 受信メツセージのデコード回路 代理人 弁理士 佐 藤 正 美 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ダイヤル情報を受け付ける受付手段と、 上記ダイヤル情報の1桁毎の時間間隔を監視する監視手
段と、 上記監視手段で検出された時間間隔が、予め設定された
時間以上のとき、上記受付手段からのダイヤル情報を含
む呼設定メッセージを局側に送出する送出手段と、 局側からの解放完了メッセージを受信する受信手段と、 上記解放完了メッセージ中の理由コードが無効番号フォ
ーマットを示すものであるか否かを判別する手段と、 理由コードが無効番号フォーマットを示すものであると
きは、上記ダイヤル情報をさらに受け付け、理由コード
が他のフォーマットであつたときは発信を断念する制御
手段とを備えるISDN端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008953A JPH077981B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | Isdn端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008953A JPH077981B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | Isdn端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02189053A true JPH02189053A (ja) | 1990-07-25 |
JPH077981B2 JPH077981B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=11707037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008953A Expired - Lifetime JPH077981B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | Isdn端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077981B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04273747A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-09-29 | Tamura Electric Works Ltd | Isdn電話装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01236847A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電話機 |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP1008953A patent/JPH077981B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01236847A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電話機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04273747A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-09-29 | Tamura Electric Works Ltd | Isdn電話装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH077981B2 (ja) | 1995-01-30 |
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