JPH02188695A - インデューサを備えた遠心ポンプ - Google Patents

インデューサを備えた遠心ポンプ

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JPH02188695A
JPH02188695A JP775889A JP775889A JPH02188695A JP H02188695 A JPH02188695 A JP H02188695A JP 775889 A JP775889 A JP 775889A JP 775889 A JP775889 A JP 775889A JP H02188695 A JPH02188695 A JP H02188695A
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JP
Japan
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inducer
impeller
diameter
cylindrical member
suction pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP775889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisae Kawamura
川村 久栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
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Publication of JPH02188695A publication Critical patent/JPH02188695A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インデューサを備えた遠心ポンプに係り、
特にポンプケーシングの吸込口口径がインペラ直前の入
口部の直径よりも大径に形成されて、その吸込口が逆テ
ーパに絞られている場合等に低NPSHR(ポンプの必
要吸込ヘッド)を得ることのできるインデューサの改良
に関する。
[従来の技術] 一般に遠心ポンプの場合、NPSHA (利用し得る有
効吸込ヘヅド)がNPSHA≦NPSHRの状態でポン
プを運転するとインペラ入口部でキャビテーションを生
じ、激しいエロージョン(浸蝕作用)を発生する。
このため、例えばキャンドモータポンプの場合は、通常
軸受部にカーボンベアリングが使用されており、キャビ
テーションにより発生するガスの為ベアリングがドライ
状態となり、摩耗、焼付き等の現象を生じ、ついには運
転不能となってしまう問題がある。
この場合、第5図に示す通りポンプケーシング10吸込
み管12の吸込み日140径をインペラ16直前の入口
部18の直径よりも大径に形成した逆テーパのものを使
用してNPSHAがNPSHRに比べ充分に大きく取れ
るよう構成するか、または第6図に示す通すインペラ1
6人ロ部18にインデューサ20を取付けてNPSHA
>NPSHRとする方法が採られていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、インデューサの歴史はまだ浅く20年に
も満たない為、NPSHRを下げるための手段として、
以前から、前述したような吸込み管12の吸込みロロ径
14をインペラ16直前の入口部18の直径よりも大径
に形成した逆テーパのものが使用されていたが、このよ
うな場合でも、その口径比が少ないか、あるいは直管の
途中からテーパを形成したものでは充分な低NPSHR
が達成できないため、これにインデューサを取付けるこ
とが試みられている。
この場合、インペラ16人口部18に取付けられるイン
デューサ20の外径とインペラ16人口部18の内径と
の隙間が直径で3圓以上となると、インデューサで発生
した圧液はその隙間から圧力の低いインデューサ先端(
吸込側)に流出し、インデューサを取付けてもその効果
が充分に発揮できないという難点を有していた。
従って、本発明の目的は、ポンプケーシング吸込管の吸
込口口径をインペラ直前の入口部の直径よりも大径に形
成した逆テーバの吸込管内に挿入すべく、インペラ回転
軸端に外周縁全長にわたって円筒部材を挿嵌固定したイ
ンデューサを取付け、前記吸込口内径と円筒部材外径と
の隙間が微少隙間となるよう構成することにより、低N
 P S HRを得ることができ、さらに、既に使用さ
れている遠心ポンプケーシングの逆テーパに形成された
吸込管内に、改良インデューサを吸込管を改造すること
なしに、インペラ入口部の回転軸軸端に簡単な作業で取
付けることのできるインデューサを備えた遠心ポンプを
提供するにある。
[課題を解決するための手段1 前記の目的を達成するため、本発明においては、遠心ポ
ンプケーシングの吸込口内にあってポンプケーシング内
に回転自在に支持されたインペラの吸込側端部の回転軸
心にインデューサを設けてなるインデューサを備えた遠
心ポンプにおいて。
吸込口口径をインペラ直前の入口部の直径よりも大径に
形成したポンプケーシングの吸込管と、この吸込管内に
あって前記インペラの吸込側端部の回転軸心に取付けら
れると共に外周縁全長にわたって円筒部材を挿嵌固定し
たインデューサとからなり、前記吸込管内径と前記円筒
部材の外径との隙間が微少隙間となるよう構成すること
を特徴とする。
この場合、前記インデューサは、インペラ回転軸軸端に
インデューサを取付けたとき、前記円筒部材の一端がク
ローズ形インペラの吸込口内に挿入されると共に、挿入
された円筒部材の外径と前記インペラ吸込口内径との隙
間が微少隙間となるよう構成すれば好適である。
また、吸込管は、その内径部がテーパまたは段付穴部ま
たは折曲穴部で構成してもよい。
さらに、前記吸込管内径と前記円筒部材外径との隙間は
、直径で約3鰭以内になるよう構成すれば好適である。
[作用] 本発明に係るインデューサを備えた遠心ポンプによれば
、 ポンプケーシング吸込管の吸込口口径をインペラ直前の
入口部の直径よりも大径に形成した逆テーバの吸込管内
に挿入すべく、インペラ回転軸軸端に外周縁全長にわた
って円筒部材を挿嵌固定したインデューサを取付け、前
記吸込管内径と前記円筒部材外径との隙間が微少隙間と
なるよう構成することにより、低NPSHRを得ること
ができ、さらに、既に使用されている遠心ポンプケーシ
ングの吸込口が逆テーパに形成された吸込管内に、改良
インデューサをインペラ入口部の回転軸心に取付けるの
みの簡単な作業で行うことができる。従って、吸込管を
直管に改造することも無く、またインペラを取付けるた
めの追加工を不要とすることができる。
[実施例] 次に、本発明に係るインデューサを備えた遠心ポンプの
実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
なお、説明の便宜上第5図および第6図に示す従来の構
造と同一部分については同一参照符号を付しその説明を
省略する。
第1図は本発明のインデューサを備えた遠心ボン1の第
1の実施例を示す断面図である。
これは、ポンプケーシング吸込管が、この吸込管12の
吸込口14の口径をインペラ16直前の入口部19直径
よりも大径の逆テーパに形成すると共に、インペラ入口
側の一部が直管部22を形成したものを示し、前記直管
部22の内径と外径との隙間が微少隙間(直径で約3關
以内)となるよう、クローズ形インペラ16の回転軸2
6軸端部に円筒部材である円筒管24を外周縁全長にわ
たって挿嵌固定されたインデューサ2oを取付けたもの
である。
この様に構成されたインデューサは円筒と一体となって
回転するため、ポンプケーシング吸込口14の流れは従
来の流れと同じになり、このインデューサ20を取付け
ることによりインペラ入口部の圧力が高くなり、キャビ
テーションの発生を防止することができる。
また、第2図は第2の実施例を示す断面図であり、これ
は吸込管12の吸込口全体が直管部をもたない逆テーバ
を形成したもので、この場合、インペラ回転軸26軸端
にインデューサ20を取付けなとき、前記円筒部材24
の一端がクローズ形インペラ16の吸込口17内に挿入
されると共に、挿入された円筒管24の外径と前記イン
ペラ吸込口17内径との隙間が直径で約3rm以内にな
るように構成される。この場合の流体の流れも第1図と
同様になりキャビテーションの発生は防止できる。
次に、第3の実施例を示す第3図は、インペラ回転軸2
6に対し折曲した吸込口15内に挿入すべく、インデュ
ーサ2oをインペラ回転軸26軸端に取付けた場合を示
し、この場合は吸込管12がインペラ入口部から折曲し
て直管部をもたない場合でも、これに使用されるオープ
ン形インペラ21の回転軸26軸端にインデューサ20
を取付けた場合、円筒部材24の端面がインペラ17人
口の羽直前に来るよう構成することにより、流体の流れ
は前述した流れと同様の流れを得ることができる。
また、第4図は、第4の実施例を示すポンプケーシング
の断面図であり、これはボン1ケーシング10の吸込口
がその入口部に取付けられる大径の吸込配管28の内径
3oとで段差部を形成した場合で、インペラ回転軸26
の軸端にインデューサ2oを取付けた場合、このインデ
ューサ2oは、円筒部材24がゲージング10の吸込口
23の内径と円筒管24外径との隙間が約3rm以内に
なるよう構成すると共に、その一端が大径の吸込配管2
8内に臨むよう構成される。
このようにして、各種態様のボン1ケーシング吸込口に
本発明のインデューサを取付ける事により、インペラ入
口部の圧力が高くなりキャビテーションの発生を有効に
防止することができる。
[発明の効果] 前述した実施例から明らかなように、本発明のボン1ケ
ーシングのシールllI造によれば、ポンプケーシング
吸込管の吸込口口径をインペラ直前の入口部の直径より
も大径の逆テーパ状に形成した吸込管内に、外周縁全長
にわたって円筒部材を挿嵌固定したインデューサをイン
ペラ回転軸軸端に取付け、前記吸込管内径と前記円筒部
材外径との隙間が微少隙間となるよう構成することによ
り、ポンプ吸込口を改造することなく、既に使用されて
いる遠心ポンプのインペラ回転軸軸端に追加工なしに、
簡単な取付は作業のみで本発明のインデューサを取り付
ける事により、逆テーパに形成された吸込口を有する遠
心ポンプを改良して低NPSHRを得ることができる利
点を有する。
またパッケージシステムのように取付寸法に制限がある
場合、インデューサを配管内またはタンク内に挿入する
ことにより、ポンプ全長寸法の伸長を防止することがで
き、全体の#l造に影響を与えず改造を行うことができ
る効果を奏する。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明のシール構造は前述の実施例に限定されることなく、
本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変
更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインデューサを備えた遠心ポンプ
の第1の実施例を示し、逆テーパを形成した吸込口の一
部が直管部となる吸込口内に、本発明のインデューサを
取付けた状態を示すポンプケーシングの断面図、第2図
は本発明の第2の実施例を示し、全体が逆テーパを形成
した吸込口内に本発明のインデューサを取付けた状態を
示すポンプケーシングの断面図、第3図は本発明の第3
の実施例を示し、本発明のインデューサが挿入される吸
込口が折曲形成した場合のポンプケーシングの断面図、
第4図は本発明の第4の実施例を示し、本発明のインデ
ューサが挿入される吸込口内径が段付き部を形成した場
合のボン1ゲージングの断面図、第5図は吸込口が逆テ
ーバを形成した従来のポンプケーシングの断面図であり
、第6図は直管を形成した吸口内に従来のインデューサ
を設けた状態を示すボン1ケーシングの断面図である。 16.21・・・インペラ 20・・・インデューサ 24・・・円筒管 28・・・吸込配管 18、19・・・入口部 22・・・直管部 26・・・インペラ回転軸 30・・・内径 10・・・ポンプケーシング 12・・・吸込管 14.15,17.23・・・吸込口 図面の浄書(内容に変更なし) 手 続 ?ttl 正 御l(方式) 16事件の表示 平成1年 特許願 第7758号 2、発明の名称 インデューサを備えた遠心ポンプ 3、補正をする貰 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号名 称
  日 機 装 株式会社 代表者 鈴 木  勲 4、代 埋入 (1)図 面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遠心ポンプケーシングの吸込口内にあってポンプ
    ケーシング内に回転自在に支持されたインペラの吸込開
    端部の回転軸心にインデューサを設けてなるインデュー
    サを備えた遠心ポンプにおいて、 吸込口口径をインペラ直前の入口部の直径 よりも大径に形成したポンプケーシングの吸込管と、こ
    の吸込管内にあつて前記インペラの吸込側端部の回転軸
    心に取付けられると共に外周縁全長にわたって円筒部材
    を挿嵌固定したインデューサとからなり、前記吸込管内
    径と前記円筒部材の外径との隙間が微少隙間となるよう
    構成することを特徴とするインデューサを備えた遠心ポ
    ンプ。
  2. (2)前記インデューサは、インペラ回転軸軸端にイン
    デューサを取付けたとき、前記円筒部材の一端がクロー
    ズ形インペラの吸込口内に挿入されると共に、挿入され
    た円筒部材の外径と前記インペラ吸込口内径との隙間が
    微少隙間となるよう構成してなる請求項1記載のインデ
    ューサを備えた遠心ポンプ。
  3. (3)前記吸込管は、その内径部がテーパまたは段付穴
    部または折曲穴部で構成してなる請求項1または2記載
    のインデューサを備えた遠心ポンプ。
  4. (4)前記吸込管内径と前記円筒部材外径との隙間は、
    直径で約3mm以内に構成される請求項1または2記載
    のインデューサを備えた遠心ポンプ。
JP775889A 1989-01-18 1989-01-18 インデューサを備えた遠心ポンプ Pending JPH02188695A (ja)

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JP775889A JPH02188695A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 インデューサを備えた遠心ポンプ

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JP775889A JPH02188695A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 インデューサを備えた遠心ポンプ

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JPH02188695A true JPH02188695A (ja) 1990-07-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5067859A (en) * 1990-02-15 1991-11-26 Systems Division Incorporated Method for drilling small holes in printed circuit boards
US5785465A (en) * 1996-07-30 1998-07-28 Systems Division Incorporated Entry overlay sheet and method for drilling holes

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046276A (ja) * 1983-08-24 1985-03-13 Nec Corp 通電転写印字方式
JPS6336099A (ja) * 1985-07-29 1988-02-16 ロツクウエル インタ−ナシヨナル コ−ポレ−シヨン 通気型シユラウド付インデユ−サ−

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