JPH02188089A

JPH02188089A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH02188089A
Application number: JP1005945A
Authority: JP
Inventors: Takao Kamei; 亀井　孝雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-01-17
Filing date: 1989-01-17
Publication date: 1990-07-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は磁気記録再生装置に関し、特に、ＳＥＣＡＭ方
式においてオンスクリーン表示をスーパーインボーズに
より行うようにしたものに好適の磁気記録再生装置に関
する。

（従来の技術）従来の磁気記録再生装置（以下、ＶＴＲともいう）にお
いては、タイマー予約情報及びカウンタ表示等を画面上
に表示（以下、オンスクリーン表示という）させる機能
を右したものがある。オンスクリーン表示においては、
キャラクタジェネレータを使用し、画面走査に基づいて
このキャラクタジェネレータから表示データを読み出し
、表示データを画面の所定位置に＊ａ白画面共に表示（
以下、スーパーインボーズという）させるようにしてい
る。

第６図はこのような従来の磁気記録再生！Ｉｉｍを示す
ブロック図であり、第７図はその動作を説明するための
タイミングチャートである。第７図（ａ）は出力端子５
に現れるスーパーインボーズされた映像信号を示し、第
７図（ｂ）はキャラクタジェネレータ１の出力パルスを
示している。

キャラクタジェネレータ１からは、第７図（ｂ）に示す
スーパーインボーズ用のローレベル（“Ｌ”という）又
はハイレベル（以下、′ト４”という）の出力パルスが
出力される。このパルスは抵抗Ｒ１を介してトランジス
タＱ１のベースに印加され、トランジスタＱ１は＃　Ｌ
　Ｈのパルスでオンとなる。トランジスタＱ１のエミッ
タは電源端子２から基準電圧＋Ｂが供給され、コレクタ
はコンデンサ０１コイルし及び抵抗Ｒ２の並列共振回路
の一端に接続される。コンデン＋ｔ　Ｃ、コイルし及び
抵抗Ｒ２による並列共振回路の他端（以下、Ａ点という
）はトランジスタＱ２のベースに接続されている。一方
、バッファトランジスタＱ３のベースには背景用の映像
信号が導入される。トランジスタＱ３のコレクタは基準
電位点に接続され、エミッタは電源端子３から抵抗Ｒ３
を介して電源電圧が供給されると共に、抵抗Ｒ４を介し
てＡ点に接続されている。

キャラクタジエネレ°−夕１からの出力パルスがＨＩＩ
である場合にはトランジスタＱ１はオフであり、Ａ点に
は背日用の映像信号が現れる。一方、キャラクタジェネ
レータ１からの出力パルスが“Ｌ　ＩＩである場合には
、へ点の電位は、背景用の映像信号の内容に拘らず基準
電圧子Ｂに固定される（第７図（ａ）、（ｂ）参照）、
ところで、ＳＥＣＡＭ方式の色信号はＮＴＳＣ及びＰＡ
Ｌ方式とは異なり周波数変調信号である。このため、映
像信号に色信号が含まれていない場合には、赤及び青の
色ノイズが画面上に現れてしまう。そこで、第６図の回
路ではコンデンサＣ、コイルＬ及び抵抗Ｒ２による並列
共振回路が設けられている。

いま、ＳＥＣＡＭ方式の色副搬送波の周波数をｆ　ＯＲ
（４，４０Ｈｔｌｚ　）　、　ｆ　ＯＢ　（４，２５Ｈ
Ｈ７）とし、Ａ点からトランジスタＱ１並びにコンデン
サ０１コイルし及び抵抗Ｒ２の並列共振回路を見たとき
の交流インピーダンスをＺｏとし、並列共振回路の並列
共振周波数をｆ、とする。ここで、下記（１）式を満足
するようにコンデンサＣ１コイルし及び抵抗Ｒ２の値を
決定する。

ｆｏ＝　（ｆＯＲ＋　ｆＯＢ）　Ｌ−（１）そうすると
、色信号帯域では交流インピーダンスＺｏは最大となり
、略Ｚｏ＝Ｒ２（但し、Ｒ２は抵抗Ｒ２の抵抗値）とな
る。Ｒ２＞＞Ｒ４（但し、Ｒ４は抵抗Ｒ４の抵抗値〉に
設定すれば、背景用の映像信号に含まれる色信号の減衰
量は小さい。

このため、キャラクタジェネレータ１がらＬ″のパルス
が出力され、トランジスタＱ１がオンとなり、輝度信号
が＋Ｂに固定されている場合でも、色信号成分はＡ点に
現れ、結局、Ａ点には電位＋Ｂに色信号成分が重畳され
た電圧が現れることになる。

トランジスタＱ２のコレクタには電源端子４がらＳＩ　
Ｍ電圧が供給され、エミッタは抵抗Ｒ５を介して基準電
位点に接続されると共に、出力端子５に接続されており
、トランジスタ０２はベースに印加されるＡ点電圧を出
力端子５にスーパーインボーズされた映像信号として導
出する。第７図（ａ）に示すように、＋Ｂ電位は自レベ
ルよりも高く設定されてＪ３す、キャラクタジェネレー
タ１から“Ｌ　ＩＩのスーパーインボーズ用のパルスが
出力された場合には、画面−［では日立ら易い濃い白が
表示されることになる。

しかしながら、オンスクリーン表示される信号の輝度レ
ベルは＋８ｍ位に固定されており、スーパーインボーズ
によりオンスクリーン表示される映像を濃い自以外の輝
度レベルで表示させることができないという問題があっ
た。また、上述したように、トランジスタＱ１がオン、
オフすることにより画面上の輝度が変化してオンスクリ
ーン表示が行われており、トランジスタＱ１の応答速度
の制限から、比較的細かな表示は不可能であるという問
題もあった。

（発明が解決しようとする課題）このように、上述した従来の磁気記録再生装置において
は、オンスクリーン表示の輝度レベルを自由に設定する
ことができず、また、比較的細かい表示は不可能である
という問題点があった。

本発明ｔよかかる問題点に鑑みＣなされたらのであって
、オンスクリーン表示の輝度レベルを黒から白まで自由
に設定することができる共に、比較的細かい表示を行う
ことができる磁気記録再生装置を提供することを目的と
する。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、異なるレベルの信号を出力することができる
キャラクタジェネレータと、背景用の映像信号から色信
号成分を取出すバンドパスフィルタと、前記キャラクタ
ジェネレータの出力信号と前記バンドパスフィルタから
の色信号とを加算する加算回路と、前記キャラクタジェ
ネレータから信号が出力されている場合には前記加算回
路の出力を選択し前記キャラクタジェネレータから信号
が出力されていない場合には前記背景用の映像信号を選
択して出力するスイッチ手段とを具備したものである。

（作用）本発明においては、キャラクタジェネレータから信号が
出力されている場合には、この信号に色信号が重畳され
てオンスクリーン表示用の映像信号としてスイッチ手段
から出力される。キャラクタジェネレータの信号レベル
を変化させると、画面に表示されたオンスクリーン表示
の輝度も変化し、オンスクリーン表示を黒から白まで自
由に設定することができる。また、オンスクリーン表示
はスイッチ手段が加算回路の出力を選択することにより
画面上に表示されており、従来に比して比較的細かな表
示が可能である。

（実施例）以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。第１図
は本発明に係る磁気記録再生装置の一実施例を示すブロ
ック図である。

マイクロコンピュータ１０はギ１７ラクタジエネレータ
１１を制御して画面走査に基づいたタイミングでキャラ
クタジェネレータ１１からスーパーインボーズ用の信号
を出力さけるようになっている。キャラクタジェネレー
タ１１はオンスクリーン表示用の表示データが格納され
ており、マイクロコンピュータ１Ｇに制御されて、異な
るレベルで信号を出力することができるようになってい
る。キャラクタジェネレータ１１からの信号は加算回路
１２に与えられる。また、キャラクタジェネレータ１１
は、後述するスイッチＳを制御する挿入制御パルスも出
力している。

一方、入力端子１３には背景用の映像信号が導入される
。この映像信号はバンドパスフィルタ（以下、ＢＰＦと
いう）１４に導入されると共に、スイッチＳの端子ａに
供給される。バンドパスフィルタ１４はＳＥＣＡＭ方式
の色信号を通過させて加算回路１２に与える。加算回路
１２はキャラクタジェネレータ１１からの信号に５ｒ）
Ｆ１４を通過した色信号をＫｉ畳さＶ挿入信号としてス
イッチＳの端子すに出力する。スイッチＳはキャラクタ
ジェネレータ１１からの押入制御パルスにより制御され
、挿入制御パルスの１１　Ｌ　ＩＴで端子ａを選択し、
“ＨＩＩで端子すを選択するようになっている。スイッ
チＳのコモン端Ｃからスーパーインポーズされた映像信
号が出力される。

次に、このように構成された実施例回路の動作について
第２図のタイジングチ１シート及び第３図乃至第５図の
説明図を参照して説明りる。第２図（ａ）はキャラクタ
ジェネレータ１１からの挿入制御パルスを示し、第２図
（ｂ）は加算回路１２からの挿入信号を示し、第２図（
Ｃ）は入力端子１３に導入される背…用の映像信号を示
し、第２図（ｄ）はスイッチＳのコモン端Ｃから出力さ
れるスーパーインポーズされた映像信号を示している。

入力端子１３を介して導入された背理用の映像信号（第
２図（Ｃ））はＢＰＦ１４において帯域制限されており
、加算回路１２にはＳＥＣＡＭ方式の色信号のみが導入
される。キャラクタジェネレータ１１からの挿入制御信
号が“Ｌ”の場合には、スイッチＳは端子ａを選択し、
スイッチＳのコモン端からは第２図（Ｃ）、（ｄ）に示
すように、背景用の映像信号がそのまま出力される。

１水平周期（１日）の前半において、次第にレベルが増
加する信号がキャラクタジェネレータ１１から加飾回路
１２に出力されると、加算回路１２はこの出力に１３Ｐ
Ｆ１４からの色信号を重畳して、第２図（ｂ）に示す挿
入信号をスイッチＳの端子すに出力する。この期間には
、キャラクタジェネレータ１１からは“Ｈ”の挿入υ制
御パルスが出力されており（第２図（ａ））、スイッチ
Ｓは端子すを選択してコモン端Ｃからは、第２図（ｄ）
に示すように、色信号が重畳されたキャラクタジェネレ
ータ１１の出力信号が出力される。

また、同様に、水平走査期間の後半において、キャラク
タジェネレータ１１から信号が出力されると、スイッチ
Ｓのコモン端Ｃからはこの出力信号にＳＥＣＡＭ色信号
がｔＸ畳されて出力される。このようにして、スイッチ
Ｓのコモン！１！ｉｌＣからは第２図（ｄ）に示すスー
パーインボーズされた映像信号が得られる。第２図（ｄ
）に示すように、オンスクリーン表示される映像信号の
輝度レベルはキャラクタジェネレータ１１からの信号レ
ベルにより変化することになる。スイッチＳの端子ａに
供給される背景用映像信号のペデスタルレベルと端子す
に供給される挿入信号の最低電位とが同レベルとなるよ
うにすることにより、画面上では挿入信号の輝度を背景
用映像の黒から白までの輝度で表示させることができ、
更に、濃い白でも表示させることができる。

第３図乃至第５図は画面１５上のオンスクリーン表示を
示す説明図である。

第３図は、水平走査期間の前半において、キャラクタジ
ェネレータ１１から最低レベルの信号（画面１５上では
黒で表示）と高いレベルの信号（画面１５よでは白表示
）とが交互に出力されたものであり、画面１５上では、
白い文字を黒で縁どりした画像が得られる。これにより
、従来、背景によっては見にくいものであった表示を見
やすいものにすることができる。

第４図は時計をオンスクリーン表示させたものである。

本実施例においては、トランジスクのオン、オフ動作を
利用しておらず、スイッチＳの切換え及びキャラクタジ
ェネレータ１１からの出力信号のレベルの変化によりオ
ンスクリーン表示を行っており、第４図に示す時計等の
比較的細かい表示も可能である。

また、１１５図は、例えば、リモコン予約情報表をオン
スクリーン表示させたものである。裏全体く斜線部）を
灰色で表示させ、罫線を黒で表示させ、文字及び数字等
を白い表示としたものである。

このように、本実施例においては、オンスクリーン表示
の輝度レベルを変化さぼることができ、濃い白の表示だ
けでは見にくいものであったスーパーインボーズによる
オンスクリーン表示を、見やりいものに１にとができ、
更に、時計等の細かい表示も可能である。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、オンスクリーン表
示の輝度レベルを自由に設定することができ、オンスク
リーン表示を極めて見やＪいものにづ°ることができる
。また、比較的細かな表示も可能であり、オンスクリー
ン表示の内容を豊富なものにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気記録再生ＶＲ１の一実施例を
示すブロック図、第２図は実施例装置の動作を説明する
ためのタイミングチャート、第３図乃至第５図は実施例
装置を説明するための説明図、第６図は従来の磁気記録
再生装置を示す回路図、第７図は従来装鐸の動作を説明
するためのタイミングチャートである。１０・・・マイクロコンピュータ、１１・・・キャラクタジェネレータ、１２・・・加算回
路、１３・・・入力端子、１４・・・ＢＰＦ、Ｓスイッ
チ。

Claims

【特許請求の範囲】異なるレベルの信号を出力することができるキャラクタ
ジェネレータと、背景用の映像信号から色信号成分を取出すバンドパスフ
ィルタと、前記キャラクタジェネレータの出力信号と前記バンドパ
スフィルタからの色信号とを加算する加算回路と、前記キャラクタジェネレータから信号が出力されている
場合には前記加算回路の出力を選択し前記キャラクタジ
ェネレータから信号が出力されていない場合には前記背
景用の映像信号を選択して出力するスイッチ手段とを具
備したことを特徴とする磁気記録再生装置。