JPH02187795A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH02187795A
JPH02187795A JP1006794A JP679489A JPH02187795A JP H02187795 A JPH02187795 A JP H02187795A JP 1006794 A JP1006794 A JP 1006794A JP 679489 A JP679489 A JP 679489A JP H02187795 A JPH02187795 A JP H02187795A
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tone signal
musical
musical instrument
electronic musical
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Takeo Shibukawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、演奏操作子の操作に応答して楽音信号を発生
する楽音信号発生手段を備えた電子楽器本体に、前記楽
音信号の音量を操作量に応じて変更制御するエクスプレ
ッションペダル、フントペダル等の音量制御用操作子を
着脱可能としてなる電子楽器に関する。 (従来技術1 従来、この種の電子楽器においては、音量制御用操作子
が電子楽器本体に接続されている場合には、演奏操作子
の操作に応答して発生される楽音信号の音量が音量制御
用操作子の操作量に応じて変更制御され、また音量制御
用操作子が電子楽器本体に接続されていない場合には、
前記楽音信号の音量は一定値に固定されるようになって
いた。 【発明が解決しようとする!It題] しかるに、通常の電子楽器においては、ピア人ギター等
の減衰系の楽音信号と、フルート、トランペット等の持
続系の楽音信号とが音色選択に応じて発生されるように
なっており、通常の演奏において、持続系の楽音信号を
発生させる場合には、楽音信号の発生中に発生楽音に表
現力を付与するために音量制御用操作子は[9に操作さ
れるが、減衰時間の短い減衰系の楽音信号を発生する場
合には、楽音の発生から停止までの時間が短いために、
音量制御操作子を操作して発生楽音の音量を変更制御す
ることが少なかった。特に、鍵の押鍵強さに応じて個々
の楽音信号のアタックレベルが制御されるタッチレスポ
ンス付きの電子楽器にあっては、−楽音信号の音量レベ
ルが前記押鍵強さに応じて制御されるので、音量制御用
操作子が楽器演奏に有効に利用されることがほとんどな
かった。 一方、電子楽器にあっては、操作パネル面上に設けた音
色等の操作子の数をなるべく少なくして、種々の楽音信
号を発生することが望まれているとともに、該楽音信号
の楽音要素が演奏者の意志に応じて変更制御されるよう
にして演奏表現力を豊かにした電子楽器の開発が常に望
まれている。 本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的は、
従来の電子楽器の利点を損なうことなく、前記希望に応
えるとともに音量制御用操作子を有効に利用するように
した電子楽器を提供しようとするものである。 【課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、第1発明(」1記請求項1
に係る発明)の構成上の特徴は、演奏操作子の操作に応
答して楽音信号を発生する楽音信号発生手段を備えた電
子楽器本体に、前記楽音信号の音量を操作量に応じて変
更制御する音量制御用操作子を着脱可能としてなる電子
楽器において、前記電子楽器本体内に、前記音量制御用
操作子の前記電子楽器本体に対する接続状態を検出する
接続検出手段と、前記接続検出手段により前記音量制御
用操作子の接続状態が検出されたとき、前記接続検出手
段により前記音量制御用操作子の接続状態が検出されな
いときに比べて、前記楽音信号発生手段にて発生される
減衰系の楽音信号の減衰時間を長くする減衰時間制御手
段とを設けたことにある。 また、第2発明(上記請求項2に係る発明)の構成上の
特徴は、前記第1発明の減衰時間制御手段に代えて、前
記接続検出手段により前記音量制御用操作子の接続状態
が検出されないとき前記楽音信号発生手段にて発生され
る楽音信号を減衰系に設定し、かつ前記接続検出手段に
より前記音量制御用操作子の接続状態が検出されたとき
前記減衰系の楽音信号を持続系の楽音信号に変更する楽
音信号変更制御手段を設けたことにある。 [発明の作用及び効果] 上記のように構成した第1発明においては、音量制御用
操作子が電子楽器本体に接続されていない場合には、接
続検出手段による検出の基に、減衰時間制御手段が演奏
操作子の操作に応答して楽音信号発生手段にて発生され
る減衰系の楽音信号の減衰時間を短く設定し、また音量
制御操作子が電子楽器本体に接続されている場合には、
接続検出手段による検出の基に、減衰時間制御手段が前
記減衰系の楽音信号の減衰時間を長く設定する。 その結果、この第1発明によれば、発生楽音信号の減衰
時間が短くて音量制御用操作子を有効に利用できない場
合には、演奏者は同操作子を電子楽器本体から外してお
けば、従来と同等の楽器演奏を行うことができる。また
、かかる状態で音量制御用操作子を電子楽器本体に接続
するようにすれば、前記楽音信号の減衰時間が長くなる
ので、音jkl制御用操作子の操作に応じて発生中の楽
音信号の音量を変更制御することができ、同操作子が有
効に利用されるとともに、前記短い減衰時間の楽音信号
とは異なる楽音信号を発生できて、音色等の選択操作子
の数を増やさなくても一つの電子楽器で種々の楽器演奏
が可能となる。 また、上記のように構成した第2発明においては、音量
制御用操作子が電子楽器本体に接続されていない場合に
は、接続検出手段による検出の基に、楽音信号変更制御
手段が演奏操作子の操作に応答して楽音信号発生手段に
て発生される楽音信号を減衰系に設定し、また音量制御
用操作子が電子楽器本体に接続されている場合には、接
続検出手段による検出の基に、前記楽音信号を持続系に
設定する。 その結果、この第2発明においても、演奏者は音量制御
用操作子を電子楽器本体から外しておけば、従来と同等
の楽器演奏を行うことができる。 また、音量制御用操作子を電子楽器本体に接続するよう
にすれば、発生楽音信号が持続系になるので、同操作子
が有効に利用されるとともに、音色等の選択操作子の数
を増やさなくても一つの電子楽器で種々の楽器演奏が可
能となる。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は本発明に係る電子楽器の全体をブロック図により
示している。 この電子楽器の本体側には鍵盤10及び操作パネル20
が設けられている。鍵盤10は複数の鍵からなり、これ
らの各線の押離鍵は鍵スイツチ回路10a内に各線に対
応して設けた複数の鍵スィッチの開閉成により検出され
るようになっているとともに、各線の押鍵時における鍵
タッチ(イニシャル鍵タッチ)が鍵タツチ検出回路10
b内に各線に対応して設けた複数の鍵タツチセンサによ
り検出されるようになっている。操作パネル2゜には、
音色を選択するためのN個の音色選択操作子219.2
1+・・・21N−1と、 トータル音量の変更、効果
の選択切り換え等のためのその他の操作子郡22が配設
されており、これらの各操作子2111.21+・・・
21ト1.22の操作は操作子スイッチ回K 20 a
内に各操作子に対応して設けられた複数の操作子スイッ
チの開閉成により検出されるようになっている。これら
の各スイッチ回路10 a、  20 a及び鍵タッチ
検出回g1obはバス30に接続されており、同バス3
0にはエクスプレッションペダル情報入力回路40及び
楽音信号発生回路50が接続されている。 エクスプレッションペダル情報入力回路40はA/D変
換器41を備えており、同変換器41はインターフェー
ス回路42を介してバス30に接続されるとともに、電
源回路(図示しない)から電源電圧として基準電圧V 
r a Tを入力している。このA/D変換器41はエ
クスプレッションペダル装置60からのアナログ入力電
圧をディジタル形式のエクスプレッシゴンペダルデータ
EPDに変換するもので、同変換器41の入力端子41
aにはバッファアンプ43及び抵抗器44(抵抗値R)
を介して基準電圧V r s Lが供給され、かつ入力
端子41bは接地されている。 これらの入力端子41a、’41bにはエクスプレッシ
ョンペダル装置60内に設けた可変抵抗器61の両端が
接続されるようになっており、該接続は、第1図及び第
2図に示すように、電子楽器本体側に設けたプラグ45
にエクスプレッションペダル装置60から引き出された
コード62の一端に設けたジャック63を挿入すること
により行われるようになっている。可変抵抗器61の抵
抗値R×はペダル64の踏み込み量が増加するに従って
rOJからRnaxまで変化するようになっており、エ
クスプレッションペダル装置60を電子楽器本体に接続
した状態では、A/D変換器41の入力端子41aに供
給される電圧RX・■、。I/(RX十R)が、第3図
に示すように、ペダル64の踏み込み量が増加するに従
って「O」から踏み込み最大電圧Vpm11x= Rm
ax−Vra+/ (RMllX+ R)まで変化する
ようになっている。なお、エクスプレッションペダル装
置60を電子楽器本体から外した状態では、A/D変換
器41の入力端子41aに供給される電圧は、第3図に
示すように、常に基準電圧V r a Lに保たれる。 楽音信号発生回路50は例えば数個〜10数個の楽音信
号形成チャンネルを備え、各楽音信号形成チャンネルは
バス30を介して供給されるキーオン信号KON及びキ
ーオフ信号KOFに応じて発生が制御され、かつ同供給
されたキーコードKC、タッチデータTR1楽音形成パ
ラメータ、音量データvOL、効果データ等に応じて音
高、各音量の音量、音色、音量エンベロープ、トータル
音量、効果等が制御された楽音信号をそれぞれ形成出力
する。この楽音信号発生回路50にはアンプ51を介し
てスピーカ52が接続されている。 さらに、バス30には、前記楽音信号の発生を制御する
マイクロコンピュータ70と、発生楽音信号の音色、音
量エンベロープ等の楽音要素を決定するための楽音形成
制御データメモリ80とが接続されている。マイクロコ
ンピュータ70はプログラムメモリ71、タイマ回路7
2、CPU73及びワーキングメモリ74からなる。プ
ログラムメモリ71はROMで構成され、第4図及び第
5図のフローチャートにそれぞれ対応したメインプログ
ラム及びタイマインタラブドプログラムと、第6図〜第
8図のフローチャートにそれぞれ対応した前記メインプ
ログラムのサブプログラムとを記憶している。タイマ回
路72は時間計数回路で構成され、所定時間毎にCPU
73にタイマインタラブド信号TINTを供給する。C
PU73は電源スィッチ(図示しない)の開成に伴いメ
インプログラムの実行を開始するとともに同プログラム
を電源スィッチの開成まで繰り返し実行し、タイマ回路
72からのタイマインタラブド信号TINTの到来毎に
メインプログラムの実行を中断してタイマインタラブド
プログラムを割り込み実行する。ワーキングメモリ74
はRAMで構成され、前記プログラムの実行に必要な変
数データを一時的に記憶する。 楽音形成制御データメモリ80はROMにより構成され
、第1音色テーブル81、第2音色チープル82及び楽
音形成パラメータテーブル83に分割されている。第1
音色テーブル81はエクスプレッションペダル装置60
が電子楽器本体から外されている状態で利用されるもの
で、第9A図に示すように、音色選択操作子2111.
211・・・21N−1に対応したN個の音色名をそれ
ぞれ表す音色テーブルデータTTI(0)、TTI(1
)・・・TTI (N−1)を記憶している。第2音色
テーブル82はエクスプレッションペダル装置60が電
子楽器本体に接続されている状態で利用されるもので、
第9B図に示すように、音色選択操作子2111. 2
1+・・・21N−1に対応したN個の音色名をそれぞ
れ表す音色テーブルデータTT2(0)、TT2(1)
・・・TT2(N−1)を記憶している。楽音形成パラ
メータメモリ83は前記2N個の各音色テーブルデータ
TTI (0) 、TTI(1)・・・TTI(N−1
)、TT2(0)、TT2(1)・・・TT2(N−1
)によりそれぞれ表された音色の楽音に対応して楽音形
成パラメータをそれぞれ記憶している。このらの楽音形
成パラメータは各楽音信号の音色(周波数スペクトラム
エンベロープ特性)、音量エンベロープ等の楽音要素を
設定制御するもので、少なくとも音量エンベロープは次
のように制御される。 例えば、音色テーブルデータTTI(0)により指定さ
れる楽音は、第10A図にて実線で示すように、短い減
衰時間を有する減衰系のものであり、かつ音色テーブル
データTT2(0)により指定される楽音は、第10A
図にて一点鎖線で示すように、長い減衰時間を有する減
衰系のものである。また、音色テーブルデータTTI(
1)により指定される楽音は、第10B図にて実線で示
すように、短い減衰時間を有する減衰系のものであり、
かつ音色テーブルデータTT2(1)により指定される
楽音は、第10B図にて一点鎖線で示すように、持続系
のものである。さらに、音色テーブルデータTTI(i
)及び音色テーブルデータTT2(i)によりそれぞれ
指定される楽音が共に減衰系のものであったり、共に持
続系のものであったりする場合もある。 次に、上記のように構成した実施例の動作を第4図〜第
8図のフローチャートに沿って説明する。 電源スィッチ(図示しない)が閉成されると、CPU7
3はメインプログラムの実行を第4図のステップ100
にて開始し、ステップ102における初期設定後、ステ
ップ104の鍵処理ルーチン、ステップ106の音色選
択操作子処理ルーチン及びステップ108のその他の操
作子処理ルーチンからなる循環処理を前記電源スィッチ
の開成まで実行し続ける。 まず、鍵盤10における押@鍵に応じた楽音の発音制御
動作及び操作パネル20における各種操作子の操作に応
じた楽音制御動作について説明する。鍵盤10にていず
れかの鍵が押鍵されると、前記メインプログラムの循環
処理中、ステップ104にて押鍵イベント有りとの判定
の基にキーオンイベントプログラムが読み出し実行され
る。このキーオンイベントプログラムは、第6図のフロ
ーチャートにその詳細が示されているように、ステップ
300にてその実行が開始され、ステップ302にて鍵
盤にて今回押鍵された鍵を表すキーコードKCがイベン
トキーコードEVKCとして設定された後、ステップ3
04にて楽音信号発生回路50内の複数の楽音信号形成
チャンネルのうちの空きチャンネルを捜す発音チャンネ
ル割り当て処理が実行され、ステップ306にて楽音信
号発生回路50内の前記捜し出された割り当て楽音信号
形成チャンネルへイベントキーコードEVKC、キーオ
ン信号KON、タッチデータTR及び楽音形成パラメー
タが送出されて、ステップ308にて該キーオンイベン
トプログラムの実行が終了される。なお、タッチデータ
TRは前記押鍵された鍵に関するものであって、鍵タッ
チ検出回路10bにより検出されかつ同回路1. Ob
から取り込まれたものである。 また、楽音形成パラメータは選択音色を表す音色データ
TC(後述の処理により設定)により指定され、楽音形
成パラメータメモリ83から読み出された楽音形成用の
パラメータである。 これにより、楽音信号発生回路50内の前記割り当て楽
音信号形成チャンネルは前記イベントキーコードKCに
より表された鍵すなわち鍵盤10にて新たに押鍵された
鍵に対応した音高の楽音信号をタッチデータTRに応じ
た音量で発生し始める。 かかる場合、発生楽音信号の音色及び音量エンベロープ
(減衰系又は持続系)は前記供給楽音形成パラメータに
応じて設定される。このようにして発生された楽音信号
はアンプ51を介してスピーカ52に供給され、スピー
カ52からは前記楽音信号に対応した楽音が発音される
ようになる。 一方、鍵盤10にて前記押鍵中の鍵が離鍵されると、メ
インプログラム(第2図)のステップ104にて離鍵イ
ベント有りとの判定の基にキーオフイベントプログラム
が読み出し実行される。このキーオフイベントプログラ
ムは、第7図のフローチャートにその詳細が示されてい
るように、ステップ400にその実行が開始され、ステ
ップ402にて鍵盤にて離鍵された鍵を表すキーコード
KCがイベントキーコードEVKCとして設定された後
、ステップ404にて前記鍵に関する離鍵チャンネルサ
ーチ処理が実行され、ステップ406にて、前記サーチ
の結果、該当チャンネルが有ったか否かが判定される。 かかる場合、該当チャンネルが無ければ、ステップ40
6におけるrNOJ との判定の基に、ステップ410
にて該キーオフイベントプログラムの実行が終了され、
また該当チャンネルが有った場合には、ステップ406
におけるrYESJとの判定の基に、ステップ408に
て楽音信号発生回路50内の前記該当する楽音信号形成
チャンネルへキーオフ信号KOFが送出されて、ステッ
プ410にて該キーオフイベントプログラムの実行が終
了される。 これにより、楽音信号発生回路50内の前記該当する楽
音信号形成チャンネルは発生中の楽音信号のリリースを
開始しく第10A図及び第10B図の破線参照)、同楽
音信号の発生を徐々に停止するので、スピーカ52にて
発音中の楽音も徐々に減衰してその発音を停止する。 また、かかる発音制御中に、音色選択操作子部211+
、21+・・・21N−1のいずれかが操作されると、
メインプログラム(第2図)のステップ106にて、前
記音色選択操作子部21ρ、  21・・21N−1に
関するオンイベント有りとの判定の基に、音色イベント
イベントプログラムが読み出し実行される。この音色イ
ベントプログラムにおいては、第8図のフローチャート
に示すように、その実行がステップ500にて開始され
、ステップ502にて前記操作された音色選択操作子2
1s、21+・・・21N−1を表す値(0−N−1)
が音色番号データTNとして設定された後、ステップ5
04にてエクスプレッションペダルフラグEPFが”0
”であるか否かが判定される。このエクスプレッション
ペダルフラグEPFは、後述の処理により、エクスプレ
ッションペダル装置60の電子楽器本体に対する非接続
状態にて”0”に設定され、かつ同ペダル装置60の電
子楽器本体に対する接続状態にて”1”に設定されるも
ので、エクスプレッションペダル装置60が電子楽器本
体に接続されていなければ、前記ステップ504におけ
る「YESJ との判定の基に、ステップ506にて音
色番号データTNに基づき第1音色テーブル81を参照
することによって音色データTCが音色テーブルデータ
TTI(TN)に設定され、ステップ510にて該音色
イベントプログラムの実行が終了する。また、エクスプ
レッションペダル装置6oが電子楽器本体に接続されて
いれば、前記ステップ504における「N○」との判定
の基に、ステップ508にて音色番号データTNに基づ
き第2音色テーブル82を参照することによって音色デ
ータTCが音色テーブルデータTT2(TN)に設定さ
れ、ステップ510にて該音色イベントプログラムの実
行が終了する。 これにより、エクスプレッションペダル装置60が電子
楽器本体に接続されていなければ、音色データTCは音
色選択操作子郡219,21+・・・21卜、の操作に
応じて音色テーブルデータTTI (0)、TTI(1
)・・・TTI(N−1)に設定されるので、少なくと
も音色選択操作子2111.211が操作された場合に
は、楽音信号発生回路50にて発生される楽音信号は、
mlOA図及び第10B図にて実線でそれぞれ示すよう
に、共にそれぞれ短い減衰時間を有する減衰系のものと
なる。また、エクスプレッションペダル装置60が電子
楽器本体に接続されていれば、音色データTCは音色選
択操作子郡211+、21+・・・21N−1の操作に
応じて音色テーブルデータTT2(0) 、TT2(1
)・・・1ゴ2(N−,1)に設定されるので、少なく
とも音色選択操作子2111.211が操作された場合
には、楽音信号発生回路50にて発生される楽音信号は
、第1. OA図及び第10B図にて一点鎖線でそれぞ
れ示すように、長い減衰時間を有する減衰系のもの又は
持続系のものとなる。 さらに、トータル音量の変更、効果の選択切り挨え等の
ためのその他の操作子郡22が操作されると、メインプ
ログラム(第2図)のステップ108の処理により、楽
音信号発生回路50にて発生される楽音信号のトータル
音量、同信号に対する効果付与等が変更制御されるよう
になる。 次に、エクスプレッションペダル装置60の操作に応じ
た楽音の音量制御動作について説明する。 前述のような鍵盤10における押離m操作に伴う楽音信
号の発生制御中、タイマ回路72がタイマインタラブド
信号TINTをCPU73に出力すると、CPU73は
前記メインプログラムの実行を中断して前記タイマイン
タラブド信号TINTの発生毎に、第5図のフローチャ
ートに対応したタイマインタラブドプログラムを割り込
み実行する。このタイマインタラブドプログラムの実行
はステップ200にて開始され、ステップ202にてA
/D変換器41からインターフェース回路42を介して
エクスプレッションペダルデータEPDが取り込まれ、
ステップ204にて該取り込みデータEPDが所定値J
l[L以上であるか否かが判定される。なお、この所定
値JILは、第3図に示すように、ペダル64の踏み込
み最大電圧Vρ1^Xに対応する値と基準電圧V+af
に対応する値との間の値に設定されている。 今、エクスプレッションペダル装置6oが電子楽器本体
に接続されていなければ、A/D変換器41の両入力喘
子4.1a、4.1b間が切り離されるので、同人力端
子41aの電圧が基準電圧V + efとなり、前記エ
クスプレッションペダルデータEPDは基準電圧に対応
した値に設定される。その結果、かかる場合には、前記
ステップ204にて「YESJすなわちエクスプレッシ
ョンペダルデータEPDが所定値JIL以上であると判
定され、ステップ206以降の処理が実行されて、ステ
ップ226にて該タイマインタラブドプログラムの実行
が終了する。 ステップ206においては、エクスプレッションペダル
フラグEPFが”1”であるか否か、すなわち以前エク
スプレッションペダル装置60が電子楽器本体に接続さ
れていたか否かが判定される。 かかる場合、以前エクスプレッションペダル装置60が
電子楽器本体に接続されていてエクスプレッションペダ
ルフラグEPFが”1”に設定されていれば、前記ステ
ップ206における「YES」との判定の基に、ステッ
プ208にて、上記ステップ506(第8図)の処理と
同様、第1音色テーブル81が参照されて音色データ1
’Cが音色テーブルデータTTI(TN)に設定され、
ステップ210にてエクスプレッションペダルフラグE
PFがII O”に設定され、ステップ212にて音量
データVOLが所定の固定値VOL[Iに設定されて、
ステップ214にて楽音信号発生回路50へ前記音量デ
ータVOLが送出される。これにより、楽音信号発生回
路5oは前記供給音量データVOLを記憶保持して各楽
音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号の音量レ
ベルを前記音量データVOL値に制御するので、前記各
楽音信gの音量レベルが前記固定値VOLI]に設定さ
れる。 また、以前もエクスプレッションペダル装置60が電子
楽器本体に接続されていなくてエクスプレッションペダ
ルフラグEPFが前記ステップ210の処理により”0
″に設定されていれば、前記ステップ206におけるr
NOJ との判定の基に、プログラムはステップ226
へ進められて、前記ステップ208〜214の処理が実
行されない。 これにより、楽音信号発生回路50内の各楽音信号形成
チャンネルにて形成される楽音信号の音量レベルは前記
固定値VOLsに維持される。 このように、エクスプレッションペダル装置60が電子
楽器本体に接続されていない場合には、各楽音信号の音
量レベルは固定されるが、かかる場合には、ステップ2
08及びステップ506(第8図)の処理により、例え
ば音色選択操作子21 [l、21 +の操作に対応し
て選択される楽音は、第10A図及び第10B図にて実
線で示すように、短い減衰時間を有する減衰系のもので
あり、ステップ306(第6図)の処理により個々の楽
音の音量レベルは鍵タッチに応じて制御されるので、演
奏に支障なく楽音の発音制御ができる。 一方、エクスプレッションペダル装置60が電子楽器本
体に接続されていれば、A/D変換器41の両入力端子
41a、4.1b間にはペダル64の踏み込み操作に応
じて抵抗値RXを変更する可変抵抗器61が接続される
ことになる。そのため、入力端子41aの電圧はペダル
64の踏み込み操作量に応じて「0」から踏み込み最大
電圧■ρMAMまで連続的に変化するようになるが、こ
の踏み込み最大電圧Vρ10)Xに対応した値は前記所
定値JILより小さいので、前記ステップ204にてr
NOJと判定され、ステップ216以降の処理が実行さ
れて、ステップ226にて該タイマインタラブドプログ
ラムの実行が終了する。 ステップ216においては、前記ステップ206の場合
とは逆に、エクスプレッションペダルフラグEPFが1
′01′であるか否か、すなわち以前エクスプレッショ
ンペダル装置60か電子楽器本体に接続されていなかっ
たか否かが判定される。かかる場合、以前エクスプレッ
ションペダル装置60が電子楽器本体に接続されていな
くてエクスプレッションペダルフラグEPFが0”に設
定されていれば、前記ステップ216におけるrYEs
Jとの判定の基に、ステップ218にて、上記ステップ
508(第8図)の処理と同様に、第2音色テーブル8
2が参照されて音色データTCが音色テーブルデータT
T2(7N)に設定され、ステップ220にてエクスプ
レッションペダルフラグEPFが”1”に設定され、ス
テップ222にて音量データVOLがエクスプレッショ
ンペダルデータEPDに応じて演算(エクスプレッショ
ンペダルデータEPDの増加に従って音量データVOL
は増加)されて、ステップ224にて楽音信号発生回路
50へ前記音量データVOLが送出される。これにより
、楽音信号発生回路50は前記供給音量データVOLを
記憶保持して各楽音信号形成チャンネルにて形成される
楽音信号の音量レベルを前記音量データVOL値に制御
するので、前記各楽音信号の音量レベルが前記取り込ん
だエクスプレッシ目ンペダルデータEPDすなわちペダ
ル64の踏み込み操作量に応じて制御される。 また、以前もエクスプレッションペダル装置60が電子
楽器本体に接続されていてエクスプレツシゴンペダルフ
ラグEPFが前記ステップ220の処理により”1″に
設定されていれば、前記ステップ216におけるrNO
Jとの判定の基に、ステップ218,220の処理が実
行されないで、プログラムはステップ222,224へ
進められる。 これにより、音色データTCの変更制御はなされないが
、かかる場合も前記場合と同様に、楽音信号発生回路5
0内の各楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信
号の音量レベルが前記取り込んだエクスプレッシロンペ
ダルデータEPDすなわちペダル64の踏み込み操作量
に応じて制御される。 このように、エクスプレッションペダル装置60が電子
楽器本体に接続されている場合には、各楽音信号の音量
レベルはエクスプレッションペダル装置60の操作に応
じて変更制御され、かかる場合には、ステップ218及
びステップ508(第8図)の処理により、例えば音色
選択操作子21[1,21+の操作に対応して選択され
る楽音は、第10A図及び第10B図にて一点鎖線で示
すように、長い減衰時間を有する減衰系のもの又は持続
系のものに設定されるので、発音中の楽音の音量レベル
がエクスプレッションペダル装置60の操作により制御
されることになり、演奏表現力が向上する。 このように、上記実施例によれば、エクスプレッション
ペダル装置60を電子楽器本体に対して着脱することに
より、音色選択操作子21e、211・・・21N−1
の数を増やさなくても、種々の楽音が発生させることが
可能となる。 また、上記実施例においては、バンファアンプ43及び
抵抗器44を介して基準電圧V。fをA/D変換器41
の入力端子41aに接続するとともに、両入力端子41
a、41b間にエクスプレッションペダル装置60の可
変抵抗器61を接続するようにして、該入力端子41a
の電圧値に応じてエクスプレッションペダル装置60の
電子楽器本体に対する着脱が検出されるようにしたので
、該着脱検出のための回路が簡単になる。 なお、上記実施例においては、音量制御用操作子として
エクスプレッションペダル装置60を用いた例について
説明したが、同操作子として前記ペダル装置60と同種
のフット操作子、又は手により操作される操作子を用い
てもよい。また、息圧を検出するプレスコントローラを
音量制御用操作子として利用するようにしてもよい。 また、上記実施例においては楽音の発生を制御する演奏
操作子として鍵盤10を有する電子楽器を例として示し
たが、本発明は演奏操作子として複数のキーを備えた電
子管楽器等にも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電子楽器の全体ブロッ
ク図、第2図は第1図のエクスプレッションペダル装置
の電子楽器本体への着脱状態を示す概略図、第3図は第
1図のエクスプレッションペダル装置の操作特性グラフ
、第4図〜第8図は第1図のマイクロコンピュータにて
実行される各プログラムにそれぞれ対応したフローチャ
ート、第9A図及び第9B図は第1図の音色テーブル内
のデータフォーマット図、第10A図及び第1OB図は
楽音信号の音量エンベロープ波形図である。 符  号  の  説  明 10・・・鍵盤、 10a・・・鍵スィッチ回路、10
b・・・鍵タッチ検出回路、20・・・操作パネル、2
0a・・・操作子スイッチ回路、40・・・エクスプレ
ッションペダル情報入力回路、41・・ ・A/D変換
器、45・・・プラグ、 50・・・楽音信号発生回路
、60・・・エクスプレッションペダル装置、61・・
・可変抵抗器、63・・・ジャック、64・・・ペダル
、70・・・マイクロコンピュータ、80・・・楽音形
成制御データメモリ、 81 ・ ・第1音色テーブル、 82 ・ ・ ・第2音色テーブル、 83 ・ ・楽音形 成パラメータテーブル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)演奏操作子の操作に応答して楽音信号を発生する
    楽音信号発生手段を備えた電子楽器本体に、前記楽音信
    号の音量を操作量に応じて変更制御する音量制御用操作
    子を着脱可能としてなる電子楽器において、 前記電子楽器本体内に、 前記音量制御用操作子の前記電子楽器本体に対する接続
    状態を検出する接続検出手段と、 前記接続検出手段により前記音量制御用操作子の接続状
    態が検出されたとき、前記接続検出手段により前記音量
    制御用操作子の接続状態が検出されないときに比べて、
    前記楽音信号発生手段にて発生される減衰系の楽音信号
    の減衰時間を長くする減衰時間制御手段と を設けたことを特徴とする電子楽器。
  2. (2)演奏操作子の操作に応答して楽音信号を発生する
    楽音信号発生手段を備えた電子楽器本体に、前記楽音信
    号の音量を操作量に応じて変更制御する音量制御用操作
    子を着脱可能としてなる電子楽器において、 前記電子楽器本体内に、 前記音量制御用操作子の前記電子楽器本体に対する接続
    状態を検出する接続検出手段と、 前記接続検出手段により前記音量制御用操作子の接続状
    態が検出されないとき前記楽音信号発生手段にて発生さ
    れる楽音信号を減衰系に設定し、かつ前記接続検出手段
    により前記音量制御用操作子の接続状態が検出されたと
    き前記減衰系の楽音信号を持続系の楽音信号に変更する
    楽音信号変更制御手段と を設けたことを特徴とする電子楽器。
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JP2010256408A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Yamaha Corp 電子打楽器

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