JPH02187521A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスタービン燃焼器に係り、特に、燃室比制御
手段を備えた予混合燃焼式低ＮＯｘ燃焼器に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置を第２図および第３図により説明する。これ
は−段目に拡散燃焼、二段目に低ＮＯｘ化に有利な予混
合燃焼方式を採用した気体燃料用低ＮＯｘガスタービン
燃焼器であり、大気１は圧縮機２により加圧され、燃焼
器ケーシング３内に導入される。ここで空気は一段目燃
焼器ライナ４゜二段目燃焼器ライナ５、及び、二段目予
混合流路６にそれぞれ明けられた空気孔から一段目燃焼
室７、二段目燃焼室８へ流入する。−段目の燃料（Ｆｌ
）９は燃料ノズル１０から燃焼室内に噴射され拡散燃焼
する。二段目の燃料（Ｆｚ）１１は燃料ノズル１２から
噴射され、予混合流路６内を流れながら空気と混合し適
当な比率の予混合気を形成し燃焼室８内へ流入して予混
合燃焼する。燃焼ガスはトランジションピース１３を通
りタービン１４へ導かれる。

燃焼する燃料の量はガスタービンの負荷に応じて変わる
。この時、予混合燃焼の安定性を保つため、第３図に示
すようなリング状のスライド弁１５の開度を燃料の量に
応じて調節し、予混合流路６の出口の燃室比を制御する
ようにしていた。

なお、図中１６は弁駆動装置、１７は弁制御装置である
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術はスライド弁１５の開閉に伴って生じる、
予混合流路６内の空気流のフローパターンの変化に対す
る配慮がされておらず、フローパターンの変化に起因す
る混合の均一性の低下、これに伴う一酸化炭素の発生な
どの問題があった。

本発明は、このような予混合流路内での空気流の偏流を
防止し、スライド弁の開度によらず一定なフローパター
ンを実現し、予混合気の均一性を保ち、安定な予混合式
低ＮＯｘ燃焼器を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、スライド弁１５の下流に整
流室を設けて空気流を、−旦、整流した後に予混合流路
へ導くようにしたものである。

〔作用〕

整流室を設けることにより、スライド弁１５の開度によ
らず、予混合流路内のフローパターンは大きく変わらず
、常に、均一な予混合気が得られる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図により説明する。

燃焼器ケーシング３と燃焼器ライナ５の間を流れてきた
空気１の一部はスライド弁１５によって負荷に応じて流
量調節されて整流室２０へ流入し、整流された後、予混
合流路６へ導びかれ、ここで燃料ノズル１２から噴出し
た燃料１１と混合され、均一な予混合気となって燃焼室
８へ噴出し、予混合燃焼する。

本実施例によれば、スライド弁１５を通過した空気は整
流室２０で整流された後、予混合流路６に導かれるので
、スライド弁１５の開度によらず予混合流路６内のフロ
ーパターンはほぼ一定となり、予混合気の均一性が保た
れ、有害な一酸化炭素の排出などを防止でき、広範囲で
安定な予混合燃焼が行える。

〔発明の効果〕

本発明によれば、広範囲で安定な予混合燃焼が行えるた
め、安定、かつ、低ＮＯｘ性能に優れた予混合燃焼式低
ＮＯｘ燃焼器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−・実施例の断面図、第２図は従来例
の全体説明図、第３図は従来例の断面図である。 ３・・・燃焼器ケーシング、５・・・燃焼器ライナ、６
・・・予混合流路、１２・・・燃料ノズル、１５・・・
スライド弁、２０・・・整流室。 第１図 ８２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、予混合燃焼用空気流入口の開口面積を変化させる弁
   、前記弁の下流の予混合流路、および前記予混合流路内
   に設けた燃料ノズルを含むガスタービン燃焼器において
   、 前記弁と前記予混合流路の間に整流室を設けたことを特
   徴とするガスタービン燃焼器。