JPH0331612A - ガスタービン燃焼器用予混合器 - Google Patents
ガスタービン燃焼器用予混合器Info
- Publication number
- JPH0331612A JPH0331612A JP16399589A JP16399589A JPH0331612A JP H0331612 A JPH0331612 A JP H0331612A JP 16399589 A JP16399589 A JP 16399589A JP 16399589 A JP16399589 A JP 16399589A JP H0331612 A JPH0331612 A JP H0331612A
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- Japan
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- air
- fuel
- premixing
- premixing device
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 33
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 abstract description 6
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- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 5
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガスタービン燃焼器における予混合器、並びに
、その整流装置に関する。
、その整流装置に関する。
ガスタービン燃焼器から発生するN Oxを抑制する。
いわゆる、低Noχガスタービン燃焼器として、従来か
ら予混合型燃焼器が研究、開発されている。代表的な予
混合型燃焼器の例として、ニー・ニス・エム・ニー、8
6−ジー・チー263(2986年)(ASME 8
6−GT−263(1986))において、旋回羽根を
用いた予混合器の火炎安定性や燃焼排出物特性が論じら
れている。また、他の例として、第14回ガスタービン
定期講演論文集(1986)PP51〜56に拡散燃焼
と予混合燃焼を組み合せた二段燃焼方式が論じられてい
る。従来装置の具体的例を第1図に示す、燃焼器は燃焼
器ライナ1と尾筒2より構成され、燃焼器ライナ1の頭
部には中心部に補助燃料ノズル8を有する予混合器3が
取付けられてあり、燃焼器は外筒9とエンドカバー10
により格納されている。かかる構成において、圧縮機デ
イフユーザ11より吐出された高圧空気100は一部燃
焼器ライナ1゛の冷却及びガス温度の調整用(図示せず
)として燃焼室12へ流入し、残りは燃焼用空気100
′として予混合器3へ入り、予混合器3の入口部に取付
けられた燃料ノズル7から供給される予混合燃料101
と混合し、予混合気流103として燃焼室12へ供給さ
れる。このような燃焼器構造では、ガスタービン高負荷
運転時は予混合気の燃料濃度を火炎の安定性が保て、か
つ、未燃分が増加しない限界近くの薄い条件で燃焼させ
ることにより、N Oxを抑制するものである。また、
補助燃料はガスタービンの起動用、ないしは、低負荷時
の予混合火炎の安定化のために作動させるものである。
ら予混合型燃焼器が研究、開発されている。代表的な予
混合型燃焼器の例として、ニー・ニス・エム・ニー、8
6−ジー・チー263(2986年)(ASME 8
6−GT−263(1986))において、旋回羽根を
用いた予混合器の火炎安定性や燃焼排出物特性が論じら
れている。また、他の例として、第14回ガスタービン
定期講演論文集(1986)PP51〜56に拡散燃焼
と予混合燃焼を組み合せた二段燃焼方式が論じられてい
る。従来装置の具体的例を第1図に示す、燃焼器は燃焼
器ライナ1と尾筒2より構成され、燃焼器ライナ1の頭
部には中心部に補助燃料ノズル8を有する予混合器3が
取付けられてあり、燃焼器は外筒9とエンドカバー10
により格納されている。かかる構成において、圧縮機デ
イフユーザ11より吐出された高圧空気100は一部燃
焼器ライナ1゛の冷却及びガス温度の調整用(図示せず
)として燃焼室12へ流入し、残りは燃焼用空気100
′として予混合器3へ入り、予混合器3の入口部に取付
けられた燃料ノズル7から供給される予混合燃料101
と混合し、予混合気流103として燃焼室12へ供給さ
れる。このような燃焼器構造では、ガスタービン高負荷
運転時は予混合気の燃料濃度を火炎の安定性が保て、か
つ、未燃分が増加しない限界近くの薄い条件で燃焼させ
ることにより、N Oxを抑制するものである。また、
補助燃料はガスタービンの起動用、ないしは、低負荷時
の予混合火炎の安定化のために作動させるものである。
上記従来技術は低NOxを最大限達成するために、ガス
タービンの定格負荷条件で火炎の安定性が保て、かつ、
未燃分が増加しない限界近くの燃料希薄条件に設定され
るので、部分負荷では予混合火炎の安定性が低下し、振
動燃焼が発生したり、未燃分の濃度が著しく高くなる問
題がある。一方、パイロット炎の作動域を広くすると、
この間、パイロット火炎からのN Oxが高くなる課題
がある。
タービンの定格負荷条件で火炎の安定性が保て、かつ、
未燃分が増加しない限界近くの燃料希薄条件に設定され
るので、部分負荷では予混合火炎の安定性が低下し、振
動燃焼が発生したり、未燃分の濃度が著しく高くなる問
題がある。一方、パイロット炎の作動域を広くすると、
この間、パイロット火炎からのN Oxが高くなる課題
がある。
これらの予混合火炎そのものがもつ安定燃焼範囲が狭い
という課題に対して、従来から予混合器に流入する燃焼
用空気量を燃料流量に対して概略比例的に調節する方法
が検討されている。具体的には、予混合器の空気流入面
積を機械的に変化させることにより、燃料流量に適した
予混合燃焼用空気の流入量を調節するものである。この
従来技術では、予混合器の空気流入面積を可変とするこ
とにより、空気の流速分布等の流れ特性が変化し、これ
による燃料と空気の混合の一様性が悪くなりN Oxが
高くなったり、混合気流の偏流等の発生により、火炎の
安定性が低下するなどの点に対する考慮がなされておら
ず、予混合空気量を可変とした割には前述したように予
混合火炎の安定燃焼範囲が十分には広く取れないとか、
未燃分の濃度が高いという問題があった。
という課題に対して、従来から予混合器に流入する燃焼
用空気量を燃料流量に対して概略比例的に調節する方法
が検討されている。具体的には、予混合器の空気流入面
積を機械的に変化させることにより、燃料流量に適した
予混合燃焼用空気の流入量を調節するものである。この
従来技術では、予混合器の空気流入面積を可変とするこ
とにより、空気の流速分布等の流れ特性が変化し、これ
による燃料と空気の混合の一様性が悪くなりN Oxが
高くなったり、混合気流の偏流等の発生により、火炎の
安定性が低下するなどの点に対する考慮がなされておら
ず、予混合空気量を可変とした割には前述したように予
混合火炎の安定燃焼範囲が十分には広く取れないとか、
未燃分の濃度が高いという問題があった。
本発明の目的は、このような予混合器内での空気量調節
に伴う空気流の偏流を防止し、予混合器流入空気面積に
よらず、予混合気の均一性を保ち、ガスタービンのより
広い作動域にわたって低N Ox燃焼が可能な予混合器
を提供することにある。
に伴う空気流の偏流を防止し、予混合器流入空気面積に
よらず、予混合気の均一性を保ち、ガスタービンのより
広い作動域にわたって低N Ox燃焼が可能な予混合器
を提供することにある。
上記の目的を達成するために、予混合器の空気流路部内
に整流装置を設置し、予混合器の流入空気面積が変化し
ても予混合器内の空気流れを一様に保つようにしたもの
である。
に整流装置を設置し、予混合器の流入空気面積が変化し
ても予混合器内の空気流れを一様に保つようにしたもの
である。
予混合器内の空気流路部内に整流装置を設けることによ
り、空気流れの整流が促進され、予混合器の空気流入面
積が変化しても、常に空気流の一様性が保たれるのを、
予混合器内での燃料と空気の混合の一様性や予混合出口
での混合気の流動特性を好ましい設計条件に保つことが
できる。
り、空気流れの整流が促進され、予混合器の空気流入面
積が変化しても、常に空気流の一様性が保たれるのを、
予混合器内での燃料と空気の混合の一様性や予混合出口
での混合気の流動特性を好ましい設計条件に保つことが
できる。
以下1本発明の一実施例を第2図、第3図により説明す
る。第2図は本発明の一実施徊を示す予混合器を含む燃
焼器頭部の断面を示す、予混合器3は燃焼器ライナ1の
上流側に設置されている。
る。第2図は本発明の一実施徊を示す予混合器を含む燃
焼器頭部の断面を示す、予混合器3は燃焼器ライナ1の
上流側に設置されている。
予混合器3は、燃焼器軸方向に延びる外周壁4と内周壁
5により区画された環状流路で形成され、上流端は燃焼
器軸方向に平行な面で予混合空気が流入する流入口を形
成し、下流端は燃焼室12に開口し、環状流路内には予
混合燃料101を供給する燃料噴射孔16を持つ燃料ノ
ズル7が同一円周上に複数本取付けられており、また、
燃料噴射孔16の上流側に環状の整流板が設けられてい
る。
5により区画された環状流路で形成され、上流端は燃焼
器軸方向に平行な面で予混合空気が流入する流入口を形
成し、下流端は燃焼室12に開口し、環状流路内には予
混合燃料101を供給する燃料噴射孔16を持つ燃料ノ
ズル7が同一円周上に複数本取付けられており、また、
燃料噴射孔16の上流側に環状の整流板が設けられてい
る。
更に、予混合器の上流端部の流入口の外周には、エンド
カバー10を介して油圧駆動装置15によって燃料器軸
方向に移動されるスライドリング14が取り付られてお
り、これにより流入口の開口面積が調節されるようにな
っている。また、予混合器3の内周部には、起動時、及
び、低負荷運転時に作動する補助バーナノズル8が設置
されており、補助燃料102を噴射する燃料噴孔17が
ノズル先端に開口している。第3図は、第2図の■−■
矢視断面を示す図である。かかる構成において、ガスタ
ービンの起動から低負荷運転時は補助バーナノズル8か
ら噴射される補助燃料102による拡散燃焼により運転
される。所定負荷以上になると予混合燃料101が供給
され、補助バーす火炎により着火、燃焼する。負荷の増
大とともに予混合燃料101は増大され、補助燃料は減
少され、所定負荷以上は予混合燃料101のみで運転さ
れる。この間、予混合器の流入口の面積はスライドリン
グ14により、予混合燃料101と予混合燃焼空気10
0′の流量比がほぼ一定となるように開口面積が調節さ
れる。この時、予混合空気100′は、予混合器環状流
路内に設けられた整流板13によって整流されるので、
特に入口面積な絞り込まれた条件でも、流れの一様性が
保て、従って、予混合器出口の燃料濃度分布と流速分布
の一様性が保てる。
カバー10を介して油圧駆動装置15によって燃料器軸
方向に移動されるスライドリング14が取り付られてお
り、これにより流入口の開口面積が調節されるようにな
っている。また、予混合器3の内周部には、起動時、及
び、低負荷運転時に作動する補助バーナノズル8が設置
されており、補助燃料102を噴射する燃料噴孔17が
ノズル先端に開口している。第3図は、第2図の■−■
矢視断面を示す図である。かかる構成において、ガスタ
ービンの起動から低負荷運転時は補助バーナノズル8か
ら噴射される補助燃料102による拡散燃焼により運転
される。所定負荷以上になると予混合燃料101が供給
され、補助バーす火炎により着火、燃焼する。負荷の増
大とともに予混合燃料101は増大され、補助燃料は減
少され、所定負荷以上は予混合燃料101のみで運転さ
れる。この間、予混合器の流入口の面積はスライドリン
グ14により、予混合燃料101と予混合燃焼空気10
0′の流量比がほぼ一定となるように開口面積が調節さ
れる。この時、予混合空気100′は、予混合器環状流
路内に設けられた整流板13によって整流されるので、
特に入口面積な絞り込まれた条件でも、流れの一様性が
保て、従って、予混合器出口の燃料濃度分布と流速分布
の一様性が保てる。
本発明によれば、スライドリング14の開度によらず予
混合空気の一様性が保て、燃料と空気の均一な混合が促
進され、予混合器103を燃焼室12内へ、流速分布、
濃度分布が−様なかたちで供給できるので、予混合燃焼
の作動域が拡大でき、低NOx燃焼域を拡大でき、未燃
分や燃焼振動の発生を抑制することができる。
混合空気の一様性が保て、燃料と空気の均一な混合が促
進され、予混合器103を燃焼室12内へ、流速分布、
濃度分布が−様なかたちで供給できるので、予混合燃焼
の作動域が拡大でき、低NOx燃焼域を拡大でき、未燃
分や燃焼振動の発生を抑制することができる。
(発明の効果〕
本発明によれば、広範囲で安定な予混合燃焼が行なえる
ため、燃焼振動が低く、未燃分の発生が少ない低N O
x性能に優れた予混合燃焼器を提供することができる。
ため、燃焼振動が低く、未燃分の発生が少ない低N O
x性能に優れた予混合燃焼器を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例の燃焼器軸と直交する而の断
面図、第2図は、第1図のロー■矢視断面図、第3図は
従来の断面図である。 1・・・燃焼器ライナ、3・・・予混合器、7・・・燃
料ノズ第2図 第1図
面図、第2図は、第1図のロー■矢視断面図、第3図は
従来の断面図である。 1・・・燃焼器ライナ、3・・・予混合器、7・・・燃
料ノズ第2図 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、圧縮機から吐出する空気の一部を取り入れる空気流
入部と燃料と空気との予混合物を燃焼室へ供給するため
の流出部とを設け、その間を区画された流路で形成し、
前記流路内に前記燃料を供給する手段を備えた予混合器
であり、前記空気流入部の面積を可変とすることにより
流入空気量を調節する予混合器において、 前記空気流入部と燃料供給手段の間の流路内に整流手段
を設けたことを特徴とするガスタービン燃焼器用予混合
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16399589A JPH0331612A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ガスタービン燃焼器用予混合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16399589A JPH0331612A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ガスタービン燃焼器用予混合器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0331612A true JPH0331612A (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=15784759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16399589A Pending JPH0331612A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ガスタービン燃焼器用予混合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0331612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07332114A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-22 | Sekiyu Sangyo Kasseika Center | 予蒸発予混合燃焼用燃料噴射弁 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16399589A patent/JPH0331612A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07332114A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-22 | Sekiyu Sangyo Kasseika Center | 予蒸発予混合燃焼用燃料噴射弁 |
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