JPH02187019A - 半導体ウエハ - Google Patents

半導体ウエハ

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JPH02187019A
JPH02187019A JP718989A JP718989A JPH02187019A JP H02187019 A JPH02187019 A JP H02187019A JP 718989 A JP718989 A JP 718989A JP 718989 A JP718989 A JP 718989A JP H02187019 A JPH02187019 A JP H02187019A
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JP
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wafer
shaped
circle
orientation flat
length
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JP718989A
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Makoto Otsuki
誠 大槻
Tetsukazu Yokota
横田 哲一
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体結晶のインゴットを所定の方向に切り
出し、これを所定の形状に整形した半導体ウェハに関す
るものである。
[従来の技術] 従来、ボート法等によって結晶成長させた、GaAsお
よびInAsなどの化合物半導体ウェハは、インゴット
を所定方向に切り出し、これを正方形や長方形などの矩
形や、円形等に整形して使用されている。
円形に整形する場合、ウェハの各位置を見極めるための
目印としてオリエンテーションフラットと呼ばれる直線
部が設けられる。通常、インゴットのフラット部をこの
オリエンテーションフラットとなるように整形している
。従来は、このオリエンテーションフラットの長さが、
整形する円の直径の5〜20%程度の長さになるように
成形されている。
しかしながら、このようにオリエンテーションフラット
の部分以外の部分を完全な円形にしようとすると、ウェ
ハの面積のかなりの部分を廃棄しなければならず、面積
ロスが増大し、結果的にコストが高くなるという問題を
生じる。このような問題を解消するため、特開昭62−
12133号公報では、ウェハの外周のそれぞれがほぼ
1200をなす3箇所の部分を円に内接する形状である
擬似円形に整形することが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような擬似円形のウェハは、その形
が不規則であることから、エピタキシャル成長用のボー
トに入れた際、ボートの内面とウェハとの間に隙間が生
じ、エピタキシャル成長において異常成長が生じてしま
うという問題を生じる。
このように異常成長が生じた部分は、有効には使用でき
ず、このため結果的には面積ロスとなってしまう。
またインゴットを斜めに切り出した略半楕円形あるいは
0字形状のウェハをそのまま用いる場合にも、やはりエ
ピタキシャル成長用のボートとの間に隙間が生じ、異常
成長が発生するという問題があった。
この発明の目的は、エピタキシャル成長における異常成
長を少なくして、しかも面積ロスをできるだけ少なくす
ることのできる半導体ウエノ1を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明の半導体ウェハは、<111>方向に成長させ
た半導体結晶の半円筒状インゴットを径方向から55”
 ±5°傾斜した方向に切り出して得られる(100)
表面を有する略半楕円形のウェハを該ウェハのフラット
部がオリエンテーションフラットの部分となるようにそ
の他の部分を略円形に整形した半導体ウェハであり、オ
リエンテーションフラットの部分の長さが前記整形する
円の直径の65〜75%の長さであり、整形する円が略
半楕円形のウェハに内接するように略円形に整形された
ことを特徴としている。
[作用] 第7図は、この発明を説明するためウェハを座標軸上に
表わした図である。第7図において、インゴットから切
り出されたウェハは半楕円形の形状に近似されており、
短軸方向の幅は2aであり、長軸方向の長さはbである
。また、整形される円の半径はrであり、この整形され
る円の中心からy軸までの距離をpとしている。整形す
るウェハここで、円と楕円とが接する条件式である(2
)式を入れると、Sは(3)式のように表わされる。
・・・ (4) 半円筒状のインゴットを径方向から54.7゜傾斜した
方向に切り出す場合は、得られる半楕円形のa、bは、
次の(5)式で表わされる関係を有する。
したがって、(5)式を(3)式に代入して、微分すれ
ばウェハの面積Sの最大値を求めることができる。
ここでは、簡略化のため、aおよびbとして、適当な値
を代入して、整形する円の半径とウェハの面積との関係
を求める。第8図は、整形する円の半径と整形されたウ
ェハの面積との関係を示す図であり、Aは、am32.
b−55、Bはa−34、b−58の値を代入して面積
Sを算出しプロットしたものである。
第8図に示されるように、Aでは半径rが29mmのと
ころに最大値があり、Bでは半径rが31mmのところ
に面積Sの最大値がある。このことから、最大の面積の
円を与える直径は58〜62mmであり、概ね60mm
のときに面積Sが最大になると考えられる。この値は、
切り出したウェハの幅66mmのおよそ0.9倍である
ので、半径「とaとの間には、次の(6)式の関係があ
る。
r#0.9a       ・・・(6)(5)式およ
び(6)式の関係を、(2)式に代入してpを求めると
、p−0,62aという関係が得られる。この関係を、
オリエンテーションフラットの長さ(OFと略す)を表
わす式に代入すれば、次の(7)式のようにOFとして
1.38という値が得られる。
OF −2X n #1 、3 a   −(7)この
OFを整形する円の直径である2rで割れば、次の(8
)式のようになる。
と空」コ!!−=o、n        −(8)1?
   1.9Q このようにオリエンテーションフラットの長さと整形す
る円の半径との比が、およそ0.72であることがわか
った。種々の誤差を考慮して、オリエンテーションフラ
ットの部分の長さを整形する部分の直径の65〜75%
の長さにし、かつ整形する円が半楕円形のウェハに内接
するように整形すれば、最大の面積を有するウェハとし
て整形することができる。
[実施例] 半径33mmのボートにより、<111>方向にGaA
s半導体結晶を成長させ、半円筒状のGaAsインゴッ
トを得た。二のGaAsインゴットは、幅66mmであ
り、深さ方向の長さが33mmであった。このGaAs
インゴットを径方向から54.7°傾斜した方向にウェ
ハを切り出した。このウェハは(100)表面を有する
半楕円形のウェハであり、短軸方向の長さが66mmで
あり、長軸方向の長さが57mmであり、面積は29.
6cm2であった。
実施例1 整形する円の直径を60mmとし、オリエンテーション
フラットの部分の長さがこの直径の65%である39m
mとなるようにして整形した。なお、オリエンテーショ
ンフラットの部分は襞間ることなく、フリー面とした。
整形されたウェハの面積は29.4cm2であり、面積
の収率は84%であった。この実施例の平面図を第1図
に示す。
実施例2 整形する円の直径を60mmとし、オリエンテーション
フラットの部分の長さをこの整形する円の直径の75%
である45mmとなるようにして整形した。オリエンテ
ーションフラットは、実施例1と同様にフリー面とした
。整形されたウェハの面積は23.7cm2であり、面
積の収率は80%であった。この実施例の平面図を第2
図に示す。
比較例1 整形する円の直径を50mmとし、オリエンテーション
フラット部分の長さをこの整形する円の直径の32%で
ある16mmとなるように整形した。得られたウェハの
面積は19.5cm2であり、面積の収率は66%であ
った。なお、オリエンテーションフラットの部分は襞間
して形成した。
この比較例1の平面図を第3図に示す。
比較例2 整形する円の直径を60mmとし、オリエンテーション
フラット部分の長さをこの整形する円の直径の56%で
ある34mmとなるように整形した。この場合、整形す
る円が半楕円形ウェハからはみ出してしまい、類似円形
となった。オリエンテーションフラット部分はフリー面
とした。得られたウェハの面積は23.4cm2であり
、面積収率は79%であった。この比較例2の平面図を
第4図に示す。
第1図〜第4図において、1はインゴットから切り出さ
れた半楕円形のウェハを、2は整形される円形状をs2
aはオリエンテーションフラットを示している。
以上のようにして得られた実施例1および2ならびに比
較例1および2のウェハを用いて、エピタキシャル成長
させた。実施例1および2ならびニ比較例1のウェハの
場合には、第5図に示すように異常成長が起こる部分は
オリエンテーションフラットの部分のみであった。これ
に対して、比較例2の類似円形に整形したウェハでは、
第6図に示すようにオリエンテーションフラットの部分
のみならず、他の円形に整形されていない部分にも異常
成長が起こった。なお、第5図および第6図において、
3はウェハ、4はオリエンテーションフラット、5は異
常成長部分を示す。
これらの異常成長の部分を除外した、エピタキシャル成
長後の有効面積およびその面積率を以下に示す。
実施例1:有効面積 23.0cm2 (78%)実施
例2:有効面積 21.6cm2 (73%)比較例1
:有効面積 17.9cm2 (60%)比較例2:有
効面積 20.0cm2 (68%)以上のように、こ
の発明に従う実施例1および2では、異常成長が少ない
ので、エピタキシャル成長後の有効面積を向上させるこ
とができる。
なお、実施例1および2では、オリエンテーションフラ
ットの部分をフリー面としているが、これを襞間面とし
た場合にも同様の結果が得られた。
このように、オリエンテーションフラットの部分は、フ
リー面としてもよいし、自然臂開面としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の半導体ウェハでは、オ
リエンテーションフラット部分の長さを整形する円の直
径の65〜75%の長さにし、整形する円が略半楕円形
のウェハに内接するよう整形されている。このように整
形することにより、ウェハの面積を最も大きくとること
ができ、しかも、オリエンテーションフラット部分以外
は円形であるので、従来の擬似円形状のウェハのように
、異常成長が多く発生することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に従いオリエンテーションフラット
の長さが円の直径の65%になるように整形した例を示
す平面図である。第2図は、この発明に従いオリエンテ
ーションフラットの長さが円の直径の75%になるよう
に整形した例を示す平面図である。第3図は、オリエン
テーションフラットの長さが円の直径の32%になるよ
うに整形した比較例を示す平面図である。第4図は、オ
リエンテーションフラットの長さが円の直径の56%に
なるように整形した比較例を示す平面図である。第5図
は、この発明の実施例を半導体ウェハを用いてエピタキ
シャル成長させたときの異常成長部分を示す平面図であ
る。第6図は、従来の半導体ウェハを用いてエピタキシ
ャル成長させたときの異常成長部分を示す平面図である
。第7図は、この発明を説明するためウェハを座標軸上
に表わした図である。第8図は、整形する円の半径と整
形されたウェハの面積との関係を示す図である。 図において、1は切り出した略半楕円形のウェハ、2は
整形する円形状、2aはオリエンテーションフラット、
3は整形されたウェハ、4はオリエンテーションフラッ
ト、5は異常成長部分を示す。 第5 図 第6図 第8図 半径r −?Fl)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)〈111〉方向に成長させた半導体結晶の半円筒
    状インゴットを径方向から55°±5°傾斜した方向に
    切り出して得られる(100)表面を有する略半楕円形
    のウェハを該ウェハのフラット部がオリエンテーション
    フラットの部分となるようにその他の部分を略円形に整
    形した半導体ウェハであって、 前記オリエンテーションフラットの部分の長さが前記整
    形する円の直径の65〜75%の長さであり、前記整形
    する円が前記略半楕円形のウェハに内接するように略円
    形に整形されたことを特徴とする、半導体ウェハ。
JP718989A 1989-01-13 1989-01-13 半導体ウエハ Expired - Lifetime JP2683602B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016192462A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社東京精密 ウェーハ位置決め検出装置、方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016192462A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社東京精密 ウェーハ位置決め検出装置、方法およびプログラム

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