JPH02185766A

JPH02185766A - 情報記録再生装置

Info

Publication number: JPH02185766A
Application number: JP285589A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Iijima; 飯島　克己
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-01-11
Filing date: 1989-01-11
Publication date: 1990-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は情報記録再生装置に関し、よシ具体的には、情
報記録担体にセクタ単位で情報の記録再生を行う情報記
録再生装置におけるセクタのフォーマットに関する。

〔従来の技術〕

情報記録担体、例えば光ディスクは、トラックが同心円
状或いは、ス・臂イラル状等に設けられると共に、可変
長データを記録する事や、アクセスの高速化の点から、
各々のトラックは複数のセクタに分割され、セクタ単位
で光学的記録再生が行なわれる。

情報の記録は、半導体レーデから出射されたレーザ光を
デイ２り上の記録層上に集光し、記録層に穴とあける、
もしくは反射率や透過率を変化させることを起こす事に
よって記録ピットを形成すること等によりて行なわれる
。

データ記録密度の形態としては、上記記録ピットを線速
度一定で、ディスクに記録するＣＬＶ方式と、角速度一
定で記録するＣＡＶ方式の２種類に大別される。

ＣＡＭ方式では、角速度一定で記録される為、ディスク
の外周部はど内周部に比ベデータ記録密度が低く、記憶
容量の効率的利用といった点では劣る。又、ＣＬＶ方式
では、セクタが放射線状に彦らない為、又、位置により
て回転数が異なる為、アクセスの時間が長くなるという
欠点がある。

そこでＣＡｖ方式のアクセス容易な点とＣＬＶ方式の記
録密度の利点の両方を兼ね備えたＭＣＡＶ方式が特開昭
５９−１６７８７４などで提案されている。すなわちデ
ィスクを回転半径方向に複数のゾーンに分割し外周のゾ
ーンに行くほど回転数を下げて記録し、かつ各ゾーン内
では一定の回転数で記録し、これによ、９　ＣＡｖ方式
の欠点であった外周になるほど記録密度が下がる点を改
善した方式が提案されている。又、同様の効果をもたら
すＭＣＡＶ方式として、内・外周部のゾーン共に回転数
は一定で、外周部のゾーンに行くほど記録再生周波数を
上けて記録再生し、かつ各ゾーン内では一定の周波数で
記録再生し、これにより外周になるほど記録密度が下が
る点を改善した方式も提案されている。

ところで、これらの各方式において、ディスク上の欠陥
等のために、セクタに情報が記録されない場合が生ずる
。

これを回避するため、各トラックに１つの交替セクタを
設けておき、実際に情報セクタに記録動作を行なった後
に即座に再生動作を行い、情報記録再生装置が有するＥ
ＣＣの能力を超えたエラーが検出された場合、交替スク
タに書き変えるといった代替処理が一般に行なわれてい
る。

また、１トラツクに２つの欠陥セクタが生ずる場合に備
えて、２次交替セクタを同−又は他のトラック内に設け
る場合もある。更に、３つ以上の欠陥セクタが生ずる場
合に備えて、３次交替セクタ、４次交替セクタ、・・・
と予備領域を設ける場合もある。

更に、光ヘッドがトラックを追従して光記録を行う際に
、欠陥、振動等に起因するトラッキングはずれによって
エラーが生じる場合があり、この対策として、１トラツ
クそのものをトラッキングはずれ対策用の交替セクタと
して設ける場合がある。

一方、これらの交替処理において、どのセクタをどの交
替セクタに交替したかを示す管理情報を書き込むための
セクタを設けなければならない。

したがって、１記録再生単位であるセクタの使用法とし
ては、１）　通常のユーザデータ用２）　交替管理情報を記録するセクタ３）１次交替セクタ（１トラツク内にある交替セクタ）４）２次交替セクタ（１次交替セクタで収容しきれない
為の予備領域）５）トラッキングはずれ用交替セクタ等、種々のものが
挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように１セクタの使用法が多岐に亙る際に、セクタ
がどのように使用されているかを示す情報が必要となっ
てくる。

しかし、それらを示す情報を新たなエリアに設けること
は、更にセクタ用途を増加させることになるため、望ま
しくない。

本発明の目的は、このような問題点に鑑み、セクタ用途
を増加させないで、各セクタの使用種別の情報を得るこ
とが可能な情報記録再生装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、情報記録担体にセクタ単位
で情報の記録再生を行う情報記録再生装置において、前
記各セクタ内に前記セクタの使用の用途を示すセクタ種
別情報領域を設けたことを特徴とする情報記録再生装置
が提供される。

〔実施例〕

以下、本発明を光デイスク装置に適用した１実施例を図
面を参照して説明する。

第１図は本実施例に係るセクタのフォーマットの模式図
である。

本実施例に係るセクタ１０には、前方よシ順に、ＩＤ部
２０　、　ＧＡＰ　３０　＃データ部４０．セクタ穐別
情報部５０が設けられている。

１０部２０にはセクタマーク、アドレスマーク。

トラックナンバ、セクタナンバ等が予めプリフォーマッ
トされている。

ＧＡＰ　３０は光ビームの強さを再生から記録へ変える
等のために設けられた領域である。

データ部４０はユーザデータを書き込む場所であり、そ
の他、各種７ツグ、例えば書き込み済フラグ等を書き込
む場所ともなる。

セクタ種別情報部５０には各種セクタの使用状況を示す
情報等を記録する。

第２図はセクタ種別情報部５０の詳細を示す模式図であ
る。

セクタ種別情報部５０は、本実施例では、前方よシ順に
、自セクタのトラックナンバー５１．自セクタナンバー
５２．セクタ種別情報５３．交替セクタのトラックナン
ｐ４−５４　ｐ交替セクタナンバー　５５　ｓ予備領域
５６からなる。セクタ種別情報５３は、セクタ情報とし
て、例えば、１）　ユーザデータの場合・・・φφｈ２
）　交替管理情報セクタの場合・・・φ２ｈ３）　　１
次交替セクタの場合・・・１φｈ４）２次交替セクタの
場合・・・１ｌｈ５）トラッキングはずれ用交替セクタ
の場合・−１２ｈ等を書き込む（ｈは１６　数を示す記
号）。第３図は光ディスクにおけるセクタの配置の１例
を示した模式図でアシ、同図に示すように、例えば、光
ディスクの記録再生面が交替管理情報トラック６０．２
次交替セクタがあるトラック６１．１次交替セクタ６２
．及びユーザデータを記録するセクタの領押７０よシ構
成されている場合、交替管理情報トラック６０の各セク
タにはφ２ｈが、トラック６１の各セクタには１１ｈ、
セクタ６２にはそれぞれ１φｈ、領域７０の各セクタに
はφφｈが記録される。

次に本実施例を実施する場合の記録再生の動作について
説明する。

セクタ１０に情報を記録する場合には、まず光ビームを
１０部２０にトレースしてトラックナンバー、セクタナ
ンバー等を検知して情報を記録しようとするセクタであ
るか否か確認する。情報を記録しようとするセクタの場
合は、そのまま光ビームをＧＡＰ３０へ移動させて、光
ビームの強度全記録強度に変え、データ部４０に必要な
情報を記録する。そして、データ部４ｏをベリファイし
てエラーか否か判定する。次に、セクタ種別情報部５０
へ光ビームを移動させて、情報記録再生装置のコントロ
ーラ部の指令によシ自セクタのトラックナンバー５１．
自セクタナンバー５２をプリフォーマット部２０とは別
に新たに記録する。次に、セクタ種別情報５３をそのセ
クタの使用状況に応じて、上記符号によ少記録する。ま
た、データ部４０をベリファイした結果エラーとなった
場合には、交替して情報が書き込まれるセクタのトラッ
クナンバー５４．セクタナンバー５５が記録される。

次にセクタ１０の情報を再生する場合には、光ビームを
１０部２０．データ部４０にトレースして情報を得、ま
た、セクタ種別情報部５０に光ビームをトレースしてセ
クタ種別情報を得て、各セクタの使用状況を判別する。

本実施例は各セクタ内にセクタ種別情報を記録すること
としたため、セクタの再生時にそのセクタの使用状況を
判別することが可能となシ、煩雑なセクタ管理を行うフ
ァームウェアの負担を軽減することが可能となる。また
、セクタの配置が予め定められていた場合においても、
セクタ種別情報を確認することによシ、所望のセクタを
再生しているか否かの１つの新たな判断材料が提供され
ることとなシ、誤シのよシ少ない再生が可能となる。

更に本実施例では、セクタ種別情報部５０に自セクタの
トラックナンバー５１．自セクタナ゛ンノ４−５２を改
めて記録するため、所望のセクタを再生しているか否か
の判断の確実性等がよシ十分に達成される。

上記実施例に係るセクタ内のフォーマット（第１図）、
セクタ種別情報部５０の情報内容（第２図）、記録担体
におけるセクタの配置構成（第３図）等は、本発明の１
例であシ、本発明は他のセクタフォーマット、ディスク
フォーマット等にも適用できることはもちろんである。

また、上記実施例は光デイスク装置について述べたが、
本発明は、光カード装置、磁気的記録再生装置、光磁気
的記録再生装置等、他の記録再生方式にも適用可能であ
る。

〔発明の効果〕

本発明は、各セクタ内にセクタの使用の用途を示すセク
タ種別情報領域な設けたため、セクタがどのように使用
されているかを示す情報を記録するためのセクタを新た
に設ける必要がなく、すなわちセクタ用途が増加せず、
また、セクタの再生時にそのセクタの使用状況を判別す
ることが可能となシ、煩雑なセクタ管理を行うファーム
ウェアの負担を軽減することが可能となる。

また、セクタの配置が予め定められていた場合において
も、セクタ種別情報領域を確認することによシ、所望の
セクタを再生しているか否かの１つの新たな判断材料が
提供されることとカシ、誤シのよシ少ない再生が可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係るセクタのフォーマット
の模式図、第２図は第１図におけるセクタ種別情報部の
詳細を示す模式図、第３図は光ディスクにおける第１図
のセクタの配置の１例を示した模式図である。１０・・・セクタ、　５１−・・自セクタのトラックナ
ンＩ４−５２・・・自セクタナンバー　５３−・セクタ
種別情報、５４・・・交替セクタのトラックナンノ譬−
５５・・・交替セクタナンバー　５６−・・予備領域。代理人　弁理士　山　下　積　平

Claims

【特許請求の範囲】

（１）情報記録担体にセクタ単位で情報の記録再生を行
う情報記録再生装置において、前記各セクタ内に前記セ
クタの使用の用途を示すセクタ種別情報領域を設けたこ
とを特徴とする情報記録再生装置。
（２）前記セクタ種別情報領域は自セクタのトラックナ
ンバーと、自セクタナンバーと、セクタ種別情報と、交
替セクタのトラックナンバーと、交替セクタナンバーと
、予備領域とを有することを特徴とする請求項１記載の
情報記録再生装置。