JPH02185755A - カートリッジ挿脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カートリッジ挿脱装置に関し、特に記録再生
装置等に複数のカートリッジを自動的に交換できる機能
を有するカートリッジ挿脱装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種のカートリッジ挿脱装置は、カートリッジ
を把持するためのハンドを備えている。

そして、このハンドの開閉機構は、その駆動源としてソ
レノイド等を使用していた。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、上述した従来のカートリッジ挿脱装置におい
ては、ハンド開閉運動に専用のソレノイド等の駆動源を
必要とするので、それだけ、カートリッジ挿脱装置の重
量が重くなり、これに伴い動作速度が遅くなったり、形
状が大きくなってしまうという欠点があった。

そこで、本発明の課題は、ハンド開閉用の駆動源にソレ
ノイド等の特別な装置を用いることなく、カートリッジ
の把持を可能にする点にある。

［Ｘ！題を解決するための手段］ このような課題を解決するための本発明の技術的手段は
、記録媒体を収納するカートリッジを把持してカートリ
ッジ収納棚、記録再生装置等に該カートリッジを挿入・
排出するカートリッジ挿脱装置において、後退位置、前
進位置及びカートリッジの把持位置に移動させられる支
持部材と、該支持部材に互いに所定の間隔を有して軸支
されカートリッジに係脱するように開閉しうる一対のハ
ンドと、各ハンドに夫々その一端が軸支される一対の連
結部材と、上記ハンド間にあって各連結部材の他端が軸
支されるとともに支持部材が上記前進位置から把持位置
に至るまでカートリッジに相対的に押圧されて連結部材
を介しハンドを閉じる押し台と、連結部材同士を引張し
てハンドに開閉力を付与するスプリングとを備えたもの
である。

［実施例］ 次に、本考案の実施例に係るカートリッジ挿脱装置につ
いて図面を参照して説明する。

第１図（ａ）および（ｂ）は実施例に係るカートリッジ
挿脱装置を示す平面図および側面図である。

このカートリッジ挿脱装置の基本的構成は、後退位置Ａ
（第１図（ａ））、前進位置Ｂ（第２図）及びカートリ
ッジ２０の把持位置Ｃ（第３図）に移動させられる支持
部材４と、該支持部材４に互いに所定の間隔を有して軸
支されカートリッジ２０に係脱するように開閉しうる一
対のハンド１と、各ハンド１に夫々その一端が軸支され
る一対の連結部材５と、上記ハンド１間にあって各連結
部材５の他端が軸支されるとともに支持部材４が上記前
進位置Ｂから把持位置Ｃに至るまでカートリッジ２０に
相対的に押圧されて連結部材５を介しハンド１を閉じる
押し台７と、連結部材５同士を引張してハンド１に開閉
力を付与するスプリング８とを備えている。

更に詳しく説明すると、第１図に示すように、２個の対
向した位置に配設したハンド１は、支持部材４に固定さ
れた回転ビン２に軸支されている。また、ハンド１は、
連結部材５に固定されたガイドビン３に軸支されている
。更に、押し台７の両側に配設した連結部材５は、これ
に固定された中央回転ビン６を介して該押し台７に軸支
されている。スプリング８は、２個の連結部材５に支持
ビン１７を介して跨設されている。

上述した構成要素からなるハンド開閉部１０は、その支
持部材４において、モータ２１を駆動源とし、合板１５
に設けたボールネジ１９を介しガイドシャフト１日を案
内にし摺動する。

又、台板１５には後退位置Ａで押し台７を前側に押圧し
てハンド１を開く突き当て板１３と、把持位置Ｃを検出
する前部センサ１１と前進位置Ｂを検出する後部センサ
１２とが固設されている。センサ１１，１２はセンサ支
持台１６に支持されており、支持部材４に設けたセンサ
フラグ９を検出する。尚、第１図（ｂ）中符号１４はボ
ールネジ１９に螺合する軸受部である。

従って、上述のように構成されたカートリッジ挿脱装置
によれば、モータ２１によりボールネジ１９を回転させ
、ハンド開閉部１０を第２図に示す如くセンサフラグ９
が後部センサ１２に検出されるまて前進させ前進位置Ｂ
に位置決めする。この時、第２図に示す様に、押し台７
がストッカ（図示せず）内に保持されるカートリッジ２
０に接触し停止する。

更に、第３図に示すように支持部材４をセンサフラグ９
が前部センサ１１に検出されるまで前進させ、把持位置
Ｃに位置決めする。この場合、中央回転ビン６を回転中
心として、連結部材５が回転することにより、ガイドビ
ン３の回転ビン２に対する相対的角度が変わり、第３図
に示す様にハンド１が閉じてハンド１の爪部がカートリ
ッジ２０の凹部に掛止する。又、連結部材５に支持ビン
１７により跨設されたスプリング８の力の作用線が押し
台７の中心を越えることにより、ハンド１はカートリッ
ジ２０を挟持する力を持つ。

カートリッジ２０を挟持したハンド開閉部室０は、後進
し、第１図（ａ）に示すように、押し台７が突き当て板
１３に接触させられて、後退位置Ａに位置決めされる。

更に、支持部材４が後進させられる。この場合、中央回
転ビン６を回転中心として連結部材５が回転することに
より、ハンド１が開き、ハンド１の爪部がカートリッジ
２０の凹部を掛止することを解除する。

次に、カートリッジ挿脱装置は、移送機構（図示せず）
により媒体の記録再生を行うデツキ（図示せず）に移動
させられる。

ここで、ハンド開閉部１０を第２図に示す様にセンサフ
ラグ９が後部センサ１２に検出される位置まで前進し、
カートリッジ２０はデツキ（図示せず）に挿入・保持さ
れる。次に、ハンド開閉部１０は後進し上述した動作を
繰り返しカートリッジの挿脱を行う。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のカートリッジ挿脱装置によ
れば、ハンド開閉運動に駆動源として電磁気部品等の特
別の部品を必要としないため、重量の軽減を図ることが
できるとともに、形状を小型化できる。そのため、電源
の負担が軽減され、かつ、動作速度を速くできる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の実施例に係るカートリッジ挿脱
装置を示す平面図、第１図（ｂ）はその側面図、第２図
はハンド開閉機構のセンサフラグが後部センサに検出さ
れ前進位置に位置決めされた状態を示す平面図、第３図
はセンサフラグが前記センサに検出され把持位置に位置
決めされた状態を示す平面図である。 １：ハンド ３ニガイドビン ５：連結部材 ７：押し台 ９：センサフラグ １１：前部センサ １３：突き当て板 １５：合板 １７：支持ビン １９：ボールネジ ２１：モータ ２：回転ビン ４：支持部材 ６：中央回転ビン ８ニスプリング １０：ハンド開閉部 １２：後部センサ １４：軸受部 １６：センサ支持台 １８ニガイドシヤフト ２０：カートリッジ 第１図 （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体を収納するカートリッジを把持してカートリッ
   ジ収納棚、記録再生装置等に該カートリッジを挿入・排
   出するカートリッジ挿脱装置において、後退位置、前進
   位置及びカートリッジの把持位置に移動させられる支持
   部材と、該支持部材に互いに所定の間隔を有して軸支さ
   れカートリッジに係脱するように開閉しうる一対のハン
   ドと、各ハンドに夫々その一端が軸支される一対の連結
   部材と、上記ハンド間にあって各連結部材の他端が軸支
   されるとともに支持部材が上記前進位置から把持位置に
   至るまでカートリッジに相対的に押圧されて連結部材を
   介しハンドを閉じる押し台と、連結部材同士を引張して
   ハンドに開閉力を付与するスプリングとを備えたことを
   特徴とするカートリッジ挿脱装置。