JPH0218570Y2 - - Google Patents

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JPH0218570Y2
JPH0218570Y2 JP8285285U JP8285285U JPH0218570Y2 JP H0218570 Y2 JPH0218570 Y2 JP H0218570Y2 JP 8285285 U JP8285285 U JP 8285285U JP 8285285 U JP8285285 U JP 8285285U JP H0218570 Y2 JPH0218570 Y2 JP H0218570Y2
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antenna
holder
fitting
spring
antenna body
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、アンテナ本体を、アンテナを使用す
るアンテナ取付機器側に対し着脱可能とした着脱
式アンテナ装置に関するものである。
【従来の技術】
従来の着脱式アンテナ装置は、アンテナ本体に
組付けられた合成樹脂製のホルダをアンテナ取付
機器のキヤビネツトなどに対し押込み、引抜くこ
とで着脱するものであり、アンテナ素子を回動さ
せるものではホルダをキヤビネツトなどに回動可
能にしている。
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、前述のような従来の着脱式アンテナ装
置は、アンテナ本体にホルダが組付けられてお
り、これらを着脱できないので、全体を固定式ア
ンテナ装置とは別個のものとしなければならず、
とくにアンテナ素子を回動させるものではホルダ
とアンテナ取付機器のキヤビネツトとの間に所要
の回転トルクを得ることがむずかしく、その耐久
性が不十分であつたり、また、キヤビネツトなど
を傾けるアンテナ装置が自重で落下するおそれも
あるいう問題点があつた。 本考案は、前述した従来の問題点を解決して、
固定式アンテナ装置と同様なアンテナ本体を用い
ることができ、また、アンテナ使用機器に確実に
保持できる着脱式アンテナ装置を提供することを
目的としている。
【問題点を解決するための手段】
本考案の着脱式アンテナ装置は、アンテナ取付
機器に固定されるホルダと、このホルダの外周に
嵌着したブツシユとの間に、一対のばねを挟着
し、前記ホルダに軸方向に沿つて形成したアンテ
ナ嵌合孔に前記ばねに設けた係合突起を突出さ
せ、アンテナ本体の基端部を前記アンテナ嵌合孔
に嵌合させると共に、アンテナ本体の基端部の金
具に形成した係合溝を前記ばねの係合突起に係脱
可能に係合させたものである。
【作用】
本考案は、前述のように構成したので、アンテ
ナ取付機器に固定されるホルダにブツシユとばね
が組付けられて常にアンテナ取付機器側にあり、
これらに対しアンテナ本体だけを脱着させればよ
く、したがつて、アンテナ本体として固定式アン
テナ装置と同様のものを用いることができ、アン
テナ本体内でアンテナ素子を回動させることがで
きて所要の回転トルクを確保しやすく、またアン
テナ本体は、ホルダなどのアンテナ使用機器側に
ある部材に対し回動させる必要がないことによ
り、傾いた場合でもホルダなどの部材に対し自重
で落下するようなことがなく、確実に保持させる
ことができる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。 第2図において、符号1は多段伸縮アンテナ素
子2を備えたアンテナ本体であり、このアンテナ
本体1は固定式アンテナ装置と同様に次のように
構成されている。すなわち前記アンテナ素子2の
基パイプ2aに基底金具3の先端側部分が嵌合固
定され、基底金具3の基端側部が台金具4の先端
部に設けた切欠溝4aに嵌合されて、台金具4に
ねじ軸5と平ワツシヤ6を用いて屈折可能に枢着
されており、台金具4の基端部がアンテナ本体1
の基端部に位置するガイド金具7に軸回りの回動
可能に嵌合され、ガイド金具7とこれの先端部に
嵌合固定されたガイドパイプ8とによつて台金具
4の軸方向移動が拘束されている。また、ガイド
金具7の基端部外周に係合溝7aが形成され、こ
の係合溝7aより基端側に偏平断面の取付軸部7
bが形成されている。なお、この取付軸7bは、
アンテナ使用機器のキヤビネツトに対してアンテ
ナ本体1を廻り止めするためのものである。 第1図に示すように、前記アンテナ本体1のガ
イドパイプ8とガイド金具7とで構成される基端
部が、ホルダ9の軸方向に沿つて形成したアンテ
ナ嵌合孔9aに着脱可能に嵌合される。そしてホ
ルダ9は、第1図、第3図ないし第5図に示すよ
うに、合成樹脂の一体成形品からなり、傾斜した
先端面9bを有する先端大外径部9cの基端側外
周面にばね係止溝9dが環状に形成され、この係
止溝9dの基端外周面にブツシユ10の嵌合部9
eが形成され、軸方向中間部に相対向する一対の
ばね用孔部9f,9fが半径方向に開孔され、基
端部に段9gを介して取付ねじ部9hが形成され
ている。また、前記ホルダ9のばね係止溝9dに
一対のばね11,12の先端部11a,12aが
係止されて、ばね11,12はホルダ9の軸方向
への移動が拘束される。 一方のばね11は第6図ないし第8図にも示す
ように、断面円弧状の弾性金属板で形成され、幅
が広い側端部11aに続き、これにより幅が狭
く、かつ内周側に緩く傾斜してから外周側に急に
屈曲する係合突部11bが基端側に延び、この係
合突部11bからは、さらに幅が狭い接続端子部
11cが基端側に延びている。また、他方のばね
12は、第9図、第10図に示すように、一方の
ばね11と対称に先端部12aと係合突部12b
とが設けられているが、接続端子部がない形状に
形成されている。これらのばね11,12は、第
11図に示すように、内周面の軸方向の一部に多
数の圧入リブ10aが平行に突設された合成樹脂
製のブツシユ10が、ホルダ9の外周面のブツシ
ユ嵌合部9eに圧入嵌合されることで、先端部1
1a,12aがホルダ9とブツシユ10とで挟着
されると共に、係合突部11b,12bがホルダ
9のばね用孔部9fからアンテナ嵌合孔9a内に
突出し、一方のばね11の接続端子部11cが、
アンテナ嵌合孔9aの壁に沿つて基端側に延びて
ホルダ9の基端から突出する。 前述したように、ホルダ9にブツシユ10によ
つてばね11,12が組付けられた状態で、ホル
ダ9をブツシユ10を介してアンテナ取付機器の
キヤビネツト13に設けた凹部13aに隙間なく
嵌め、この凹部13aの底にホルダ9の段9gを
当接させ、キヤビネツト13の凹部13aに続く
取付孔13bにホルダ9の取付ねじ部9hを挿通
し、このねじ部9hのキヤビネツト13内側に突
出した端部にワツシヤ14を介してナツトを締付
けることで、ホルダ9をキヤビネツト13に固定
する。 このようにしてキヤビネツト13に固定された
ホルダ9のアンテナ嵌合孔9aに取付軸部7bを
ガイドとしてアンテナ本体1の基端部を嵌合さ
せ、アンテナ本体1のガイド金具7に設けた係合
溝7aを、ばね11,12の前記嵌合孔9a内に
突出している係合突部11b,12bに係脱可能
に係合させる。そしてアンテナ本体1を軸方向に
引張り、係合溝7aをばね11,12の係合突部
11b,12bから外し、アンテナ本体1の基端
部をホルダ9のアンテナ嵌合孔9aから引抜くこ
とで、アンテナ本体1だけをキヤビネツト13側
から外し、ホルダ9、ばね11,12およびブツ
シユ10は、キヤビネツト13側に常に残してお
く。 本実施例の着脱式アンテナ装置では、一方のば
ね11の接続端子部11cがホルダ9の基端から
突出しているので、前記接続端子部11cにリー
ド線など接続することで、アンテナ取付機器への
接続が容易にしかも確実にでき、また、アンテナ
本体1内でアンテナ素子2を回動させるようにし
たので、所要の回転トルクを容易に確保すること
ができる。さらに、従来はアンテナ取付機器に固
定していた固定式のものと同様なアンテナ本体1
が取外せるのでこれが破損するおそれがく、アン
テナ本体1によつて人体を傷つけることなく安全
であると共に、アンテナ収納スペースを考える必
要がないので、アンテナ使用機器をコンパクトに
できる。 なお、本考案は、アンテナ取付機器のキヤビネ
ツト13にホルダ9を固定するものに限られるこ
となく、ホルダ9をアンテナ使用機器のケース
や、キヤビネツト、ケースに固定される他部材に
固定するようにしてもよく、また、これらに対す
るホルダ9の固定手段は適宜変更できる。さら
に、アンテナ素子2を回動させないアンテナ本体
1を備えたものにも適用できる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、アンテ
ナ使用機器に固定されるホルダとこのホルダの外
周に嵌着したブツシユとの間にばねを挟着し、前
記ホルダに形成したアンテナ嵌合孔に前記ばねに
設けた係合突部を突出させ、アンテナ本体の基端
部をアンテナ嵌合孔に嵌合させると共に、アンテ
ナ本体の基端部に設けた金具の係合溝をばねの係
合突部に係脱可能に係合させたので、アンテナ取
付機器側にホルダ、ブツシユおよびばねを常に取
付けておき、アンテナ本体だけを着脱させればよ
く、アンテナ本体として固定式アンテナ装置と同
様のものを用いることができることにより、安価
に着脱式アンテナ装置を提供でき、部品管理も容
易であり、アンテナ本体を取付機器に対し回動可
能にすることなく、アンテナ本体内でアンテナ素
子を回動させることができ、したがつて、所要の
回転トルクを確保しやすく、また、アンテナ本体
がアンテナ使用機器に対し傾いた場合でも、アン
テナ本体を自重などで落下させるおそれなく確実
に保持させることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の着脱式アンテナ装置を示し、第
1図は要部の一部を断面した側面図、第2図はア
ンテナ本体の一部切欠き側面図、第3図はホルダ
の半截側面図、第4図は同一部切欠き正面図、第
5図は同端面図、第6図は一方のばねの側面図、
第7図は第6図の−線断面図、第8図は一方
のばねの端面図、第9図は他方のばねの側面図、
第10図は第9図の−線断面図、第11図は
ブツシユの縦断面図である。 1……アンテナ本体、2……アンテナ素子、2
a……基パイプ、3……基底金具、4……台金
具、4a……切欠溝、5……ねじ軸、6……平ワ
ツシヤ、7……ガイド金具(アンテナ本体の基端
部の金具)、7a……係合溝、7b……取付部、
8……ガイドパイプ、9……ホルダ、9a……ア
ンテナ嵌合孔、9b……先端面、9c……大外径
部、9d……ばね係止溝、9e……ブツシユ嵌合
部、9f……ばね用孔部、9g……段、9h……
取付ねじ部、10……ブツシユ、10a……圧入
リブ、11,12……ばね、11a,12a……
先端部、11b,12b……係合突部、11c…
…接続端子部、13……アンテナ取付機器のキヤ
ビネツト、13a……凹部、13b……取付孔、
14……ワツシヤ、15……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナ取付機器に固定されるホルダと、この
    ホルダの外周に嵌着したブツシユとの間に、一対
    のばねを挟着し、前記ホルダに軸方向に沿つて形
    成したアンテナ嵌合孔に前記ばねに設けた係合突
    起を突出させ、アンテナ本体の基端部を前記アン
    テナ嵌合孔に嵌合させると共に、アンテナ本体の
    基端部の金具に形成した係合溝を前記ばねの係合
    突起に係脱可能に係合させたことを特徴とする着
    脱式アンテナ装置。
JP8285285U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0218570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285285U JPH0218570Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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JP8285285U JPH0218570Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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Publication Number Publication Date
JPS61199907U JPS61199907U (ja) 1986-12-15
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