JPH02185562A - 発泡用樹脂組成物,発泡体および構造体 - Google Patents

発泡用樹脂組成物,発泡体および構造体

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JPH02185562A
JPH02185562A JP1005537A JP553789A JPH02185562A JP H02185562 A JPH02185562 A JP H02185562A JP 1005537 A JP1005537 A JP 1005537A JP 553789 A JP553789 A JP 553789A JP H02185562 A JPH02185562 A JP H02185562A
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JP
Japan
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foam
weight
parts
resin composition
manufactured
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Pending
Application number
JP1005537A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Toyoda
勉 豊田
Masatsugu Sekiguchi
正継 関口
Etsuji Iwami
悦司 岩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は難燃特性等にすぐれた発泡体を生成する発泡用
樹脂組成物1発泡体および構造体に関する。
(従来の技術) 最近、建築用材料とくに住宅用外壁材に対する難燃性の
要求は厳しさを増してオリ、建設省告示第1231号準
不燃試験に同第1372号模型箱試験が追加されるに至
った。この建設省告示第1372号模型箱試験とは同第
1231号準不燃試験における残炎、温度時間面積9発
煙係数の規制値を満たした上で、試験体を大型化し、燃
焼時の発熱量、燃焼後の形状を判定するという大変厳し
いものである。
従来工業用ポリオールを原料として発泡させたインシア
ヌレート環を有するインシアヌレート発泡体(ポリウレ
タン発泡体の一株)、フェノール発泡体、炭水化物を原
料として発泡させた発泡体等が知られてbる。
(発明が解決しようとする課題) 工業用ポリオールを原料として発泡させたインシアヌレ
ート環を有する従来のイン7アヌレート発泡体を用いた
構造体は燃焼後の形状変化が著しく発熱量も大きいため
、前記の第1372号模型箱型試験に合格するのは難し
い。
一方、フェノール発泡体を用いた構造体は、燃焼後の形
状変化は少ないが、燃焼後の残炎時間が長いという欠截
を持つ。イソシアヌレート環を有するインシアヌレート
発泡体を成形するのに使用している製造設備を7工ノー
ル発泡体成形用に切替える場合は9発泡時及び発泡後の
加熱装置を高温で且つ長時間加熱できる装[K変更しな
ければならず、捷だ、この装置を用いたフェノール発泡
体の製造法も極めて作業性の悪いものである。また、フ
ェノール発泡体は鉄板との接着性が悪く。
もろく、吸水率が大きいなど物性面にも問題がある。一
方、炭水化物を原料として発泡させた発泡体を用いた構
造体は工業用ポリオールを原料とするインシアヌレート
発泡体を用いた構造体に比べ難燃性は幾分向上してきて
いるものの充分とは言えず、また難燃性を向上させた結
果として1強度(曲げ強さ)の低下、吸水率の増大など
の弊害が出て来ている。強度、吸水率を改善する試みと
しては炭水化物中の水分率を減量する方法がある。
この場合水分率が20重世係以Fになると粘度が著しく
高くなったり、経日により結晶化し、ペースト状になる
など取扱い作業性に著しい欠点が生じ1発泡機を使用す
る場合に発泡不能またはノズル内のつまり等の障害が生
じていた。
本発明は、かかる問題薇に鑑みてなされたものであり、
ポリウレタン並みの作業粘度(樹脂粘度)を有し、かつ
難燃性にすぐれ、高強度(高い曲げ強さ)で、低吸水率
の発泡体を与える発泡用樹脂組成物、これを用いた発泡
体および構造体を提供することを目的とする。
C課題を解決するための手段) 本発明は糖質類の水溶液及び/又はスラリーR=s ポリエステルポリオール、式RrO−P = 0 (R
+ 。
 R2 R2およびR3は炭素数が10以下のアルキル基でアリ
、ハロゲン、イオウ等のへテロ原子を含んでもよく、R
lIRzおよびRsは同じでも、異なってもよい。)で
表わされるフオスフオネート化合物9反応触媒、インシ
アネート化合物及び必要に応じて多価アルコール、整泡
剤、難燃剤、繊維材料及び/又は発泡剤を含有してなる
発泡用樹脂組成物、この発泡用樹脂組成物から得られる
発泡体ならびにこの発泡用樹脂組成物から得られる発泡
体の少なくとも片面に板又はシートを設けてなる構造体
に関する。
本発明において用いられる糖質類の水溶液及び/又はス
ラリーとは単糖類たとえば果糖(スラリドース)、フト
ウ糖(クルコース)、キシロース。
マンノース、三糖類たとえば、しよ糖、ばくが糖(マル
トース)、乳糖(ラクトース)、糖誘導体たトエハソル
ビトール(ソルビット)、マンニット、アラビトール、
キシリットなどの糖アルコール、メチルグリコシドなど
のグルコシド等を単独で又は2種以上組み合わせ水に溶
解させた水溶液。
これらを水に分散させたスラリー又は、その水溶液とス
ラリーとの混合物である。市販品として入手して得られ
るものとしては王子コンスターチ株式会社製異性化糖F
’−42,F−55,HC,参松工業株式会社製サンク
ラフト550などがある。
王子コンスターチ株式会社製HCは果糖、ぶどう糖およ
びその他の糖の水溶液であり、参松工業株式会社製、サ
ンクラフト550は果糖、ぶどう糖およびオリゴ糖の水
溶液である。
また第−工業製薬株式会社製レブロス5F−A(果糖の
水溶液)、レブロス20K(固形)東和化成工業株式会
社製ツルピッ)D−70,ソルビットW−70(ソルビ
ットの水溶液)、キシリット(d形)、 マンニットP
(固形)、マンニットS(固形)などの糖アルコール、
キシロースXL(固形)、マルチ乗和(かんげんばくが
糖水溶液)。
P〇−乗和(かんけんでん粉糖化物の水溶液)。
参松工業株式会社製クリスタ(ぶどう糖、固形)。
LG−85(ブドウ糖の水溶液)1日新製薬工業株式会
社製、しよ糖などがあり、固形で市販されているものも
あるが、これらを水溶液及び/又はスラリーにして用い
ても良く、果糖、異性化糖。
ソルビット、キシリットまたはこれらの混合物の水溶液
及び/又はスラリーが特に好ましい。
糖質類の水溶液及び/又はスラリーにおける水分含有率
には特に制限はないが、5〜25重址係であることが好
ましい。25重ii9を越えると発泡体の強度が低下し
、また5重量係未満になると粘度が高くなり作業性が低
下する傾向がある。
本発明のポリエステルポリオールは飽和酸と多価アルコ
ール、必要に応じてα、β−エチレン性不飽和二塩基酸
とを常法により縮合させて得られるものである。
tiポリエチレンテレフタレートをエチレングリコール
、ジエチレングリコールなどのグリコールでクツキング
した低分子量のオリゴマを使用することも可能である。
さらに必要に応じて、フタル酸、イソフタル酸。
テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、テ
トラヒドロフタル酸、5−メチル−シクロヘキセン−1
,2−ジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコ
ン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等の多塩基酸、
これらの無水物、安息香酸等の一塩基酸類なども用いる
ことができる。
多価アルコールとしては9例えばプロピレングリコール
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、フチレンゲリコール、水素添加形ビ
スフェノールA、iJメチロールフロパンなどが用いら
れベンジルアルコール、トリメチロールプロパンジアリ
ルエーテル等の1価のアルコールなどを併用してもよい
またポリエステルポリオールは不飽和又は飽和の何れで
も良く、固形又は溶液の何れの状態でも良い。ただし溶
液の場合、樹脂の濃度を75重量係以上とすることが好
ましい。溶液の場合は水溶性のポリエステル樹脂を用い
て水浴液とすることが好ましい。ポリエステルポリオー
ルの分子旨には特に制限はないが200〜4000の範
囲が好ましく、特に200〜1000の範囲が好ましい
ポリエステルポリオールの分子址が高くなると炭水化物
との相溶性が低下するため、流動性が低下し、密度が高
くなる傾向がある。
ポリエステルポリオールの酸価には特に制限はないが、
均一な発泡体とし9発泡速度を一定にするに?i酸価が
lθ以下であることが好ましく、酸価5以下がさらに好
ましい。
上記のポリエステルポリオールを加えることにより9発
煙係数や燃焼淵度を上げることl〈1発泡体の強度が高
くなり発泡体の吸水率が低下する等、特性が向上する。
なおポリエステルポリオールの市販品としては。
UCC社製APP−260,APP−315,xムディ
ー作成工業株式会社製PX−83,PX−84、PX’
−85,PX−86,帝人株式会社製テレ−)202.
テレート2o3.播磨化成工業株式会社ハリボール)J
TT−15,ハリポールEII’l’−10,大日本イ
ンキ化学株式会社0DX−351,0DX−699等が
ある。
R・3 本発明の式R,+O−P = 0 (R1+ 、 FL
zおよびR3R2 は炭素数が10以下のアルキル基であり、ハロゲン、イ
オウ等のへテロ原子を含んでもよ< 、 R,1。
R2およびR3は同じでも、異なっていてもよい。)で
あられされるフオスフォネート仕合物(ルノ下フオスフ
オネート化合物と略す。)の例としてはジメチルメチル
フォスフォネh (R,I =R2=R11= CR3
) 、ジエチルエチルフォスフォネート(IIILI−
R,S! = R3= CH3CHa ) +  ジイ
ソプロピルイソプロビルフォスフォネートCR1+ =
 R2= R3冨(C1(3)2cHcHz] −ジェ
チルメチルフォスフォネ−トCRB = R,2=CH
5Ck−h 、 R,3=CH3〕、ジェチルプoビル
フオスフォ*  )[RI=R2=CH3CH2゜CH
2C0zCHs R3= CH3CH2CH2) 、  CH3CH20
−P = OCHsCIhO 〔R・1−R・2 = CH3(l(2、Ra = C
H2CO2CH3]等がある。市販されている例として
はボクスイ・フラウン株式会社製ドルカードD U M
 P (R+ = R,2= Ra= CHs )があ
る。
本発明で用いられるフォスフォネート化会物は糖質類と
相溶し難燃性を低下させず、がっ、糖質類の低粘度化と
発泡体の強度向上の目的で用いられる。
フオスフオネート化合物の使用量は糖質類の水溶液及び
/又はスラII −100重量部に対して2〜20重量
部であることが好オしい。20重量部を越えると強度が
低下する傾向があり、2重量部未満では粘度が高くなり
作業性が低下する。
本発明における反応触媒としては、ジブチルスズジラウ
レート、ジブチルスズジオクトエ−1・等のスズ仕合物
、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、トリエタ
ノールアミン、2−ジメチルアミノ−2−メチル−1−
プロパツール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツ
ール等のアミン化合物、ナフチ/酸コバルト、ナフテン
酸カルシウム、ナフテン酸銅、ナフテン酸マンカン、ジ
ブチルスズジラウレート等のM機金属系などが用いられ
る。
本発明Vこ分けるインシアネート化合物としては。
特に制限はなく1例えばフェニルイソソアネート等のモ
ノイン/アネート化合物、トリレンジイソシアネート、
ヘキサメチレ/ジイン7ア不−ト。
ナフタレ/ジイソシγネート、インホロンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシーr ネ
ート、バラフエニVノジイソシアネート等のジインシア
ネート化什9勿、トリフェニルメタン−4、4’ 4“
−トリイソシアネー)・等のトリイソシアネート化合物
及びこれらのイソシアネート類から導かrする低分子も
しくは高分子のNrO末端グレポJマーなどが使用さね
、る。
本発明において必要に応じて使用される整泡剤としては
ンリフーンボリマーがあり9日本ユニカー株式会社製L
−520,L−540,L−5340゜L−5350,
L−5410,L−5430,ダウコーニング株式会社
製190,191,193゜レートシリコン株式会社製
8H−193,8F2931.5H2933,5H−1
90,5RX298等がある。
本発明において必要に応じて用いられる多価アルコール
としては例えばプロピレングリコール。
エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、水素化ビスフェノールA。
1.3−ブチレングリコール、■、6−ヘキサンジオー
ル、ネオベンジルグリコール、トリエチレングリコール
、グリセリン、ジグリセリン、トリメチロールプロパン
、ペンタエリットなどが用いられ。
これらを2種以上組み合わせても良い。
溶液又は固形のいずれの状態でもよいが、溶液がさらに
好ましい。
多価アルコールは糖質類やポリエステルポリオールの粘
度を任意に調整する場合に用いられ、多価アルコールの
添加量は特に制限はないが糖質類の水溶液及び/又はス
ラリー 100型針部に対して2〜20重量部であるこ
とが好−ましい。20重置部をこえると難燃性が低FL
、また2重量部未満になると粘度が高くなり作業性が低
下する傾向にある。
本発明において必要に応じて使用される難燃剤トシてハ
トリス(2−クロロエチル)フォスフェート、トリス(
2−クロロプロピル)フォスフェート、塩素化パラフィ
ン、ヘキサブロムベンゼン。
旭電化株式会社製F’C−450,)”C−330゜P
L−500,大八化学株式会社製CB−104゜大日本
インキ製R,F−420,8F−1020゜R,N−6
60,R,N−720,モービルケミカル株式会社Vi
rcol 82.ストウファーケミカル社製ファイロー
ル6、UCC社製N r ax R0350+化成アラ
193フ社製イソノール36.オーIJ 7社#R,F
−230等の有機系難燃剤、三酸化アンチモン、水酸化
アルミニウム、水利マグネシア。
酸化けい素、水ガラス等の紙機系難燃剤などがあり、こ
れらを単独で又は組み合わせて使用するととができる。
本発明において1発泡体の強度、難燃性を向上させる目
的で、必要に応じて繊維材料としてガラスミルドファイ
バー カラス繊維などの無機質繊維、ナイロン、ビニロ
ンなどの有機質繊維を加えて発泡させることも可能であ
る。
さらに組成物の粘度などの作業性を改善し、高発泡倍率
の発泡体を得るために、必要に応じて発泡剤として、モ
ノフルオルトリクロルメタン、トリフルオルトリクロル
エタンなどの低沸点溶剤を使用することも可能である。
市販品としては三片・デュポンフロロケミカル株式会社
製フレオン11(沸点23.8°C)、フ【/オン11
3(沸薇47.6℃)等がある。
また本発明になる発泡用樹脂組成物を用いて発泡体を得
ることができるが、さらにこの発泡体を備えた構造体を
得ることができる。構造体を造る場合に1発泡体の少な
くとも片面に板又はシートが設けられるがこの板又はシ
ートとC7ては、アルミクラフト紙、アルミニウム箔、
銅箔等の金属箔。
アルミアスベスト7−ト、木毛セメント板、鉄板。
鋼板、ステンレス板、アルミニウム板、銅板等の金属板
、スレート板、ケイ酸カルシウム板9石膏ボード、セメ
ント板、カラス繊維強化セメント板等の無機質不燃板、
カラス繊維強化プラスチックス(F’ R,P )板な
どの難燃若しくは不燃性の板またはソートが好ましい。
これら難燃若しくは不燃性の板又はシートは外観上又は
腐食防止等の理由で塗装をしても差し支えがない。塗装
に使用する塗料は難燃性を低下させないよう、その材質
又は塗膜の厚みを充分考慮する必要があるが、塗膜が薄
ければその材質に特に制限はなく1通常市販されている
カラー鉄板でも充分不燃性の板として使用できる。
配合割合には特に制限はないが (a)  糖質類の水溶液及び/又はスラリー50〜2
00重量部 (b)  ポリニスデルポリポール  5〜200重i
部(C1ノオスフオネート化合物 0.5〜100重量
部[d)  反応触媒          01〜6重
量部e置部インシアネ−1・化合物  50〜200重
量部f)多置部ルコール(選択的)0.5〜100重景
部g重重泡剤(選択的)0.1〜5重量部置部難燃剤(
選択的)0.1〜100重鎗部i 繊維材料(選択的)
    5〜ioo重量部J)発泡剤(選択的)   
  2〜150重葉部の割合で使用することが好ましく (a)  糖質類の水心液及び/又はスラリー10〜1
50重量部 b) ポリエステルポリオール 10〜ioo重z部C
) フオスフオネート化合物   1〜20重蝋部d)
反応触媒          0.5〜4重量部置部 
イソシアネート化合物  50〜150重量部f) 置
部アルコール(選択的)  1〜20重量部g)整泡剤
(選択的)0.5〜4重量部置部難燃剤(選択的)  
    5〜50重量部i置部維材料(選択的)   
 10〜80重量部j)置部剤(選択的)     5
〜100重量部の割合で使用することがさらに好ましい
。また作業性の関係で9例えば(a)、 (b)、 (
c)、 (dL (f)、 (g)。
(h)及び(j)の混合物と(e)を準備しておき、こ
の両者を混合し1反応させ発泡させることも可能である
反応温度は特に制限はないが10〜50℃が好ましく、
混合時の潰拌機の回転数も特に制限はな−が1.000
〜7.000回転/分が好ましい。発泡体又は構造体を
成形するに際しては、特に制限はないが型を使用するの
が好ましく1例えば、上部が開放され底を有する型を用
い、この下面に板又はシートを置き、型を均一な発泡体
を得るのに好筐しい30℃〜60℃に加温しておく。
繊維材料を(i)用いる場合は9例えばガラスミルドフ
ァイバーは(a)、 (b)、 (C1,(d)、げ)
、 (g)、 (h)及び(j)の混合物に直接加えて
から(e)を混合し発泡させることができる。一方、ガ
ラス繊維、有機質繊維を使用する場合は型にあらかじめ
繊維を置いておき、その後発泡用樹脂混合物を注入し繊
維と発泡体が一体となるように成形させる。
次に前記の各材料を攪拌し混合して、この型内に流し込
む。ついで板又はシートを備え、均一な発泡体を得るの
に好捷しい30°C〜60℃に加温しておいた上型をこ
の板又はシートの面を溶液の混合物に向けて載せ、型締
めし1発泡させることにより1発泡体と板又はシートと
が密層した構造体を得ることが出来る。ここで板又はシ
ートは発泡体の片面又は両面の何れに設けても良いが9
両面に設はサンドインチ構造にしたものの方が難燃特性
を高める上で好ましい。この場合9発泡体の両面に設け
る板又はシートは同一のものでも異種のものの組み合わ
せでも良い。
(実施例) 実施例により本発明を説明する。
実施例1 ポリエチレンテレフタレートのチップ(高安株式会社製
5IK−ABFフレークPET’)200重量部に、エ
チレングリコール100重量部、ジブチルスズジラウレ
ート0.2重量部を四つロフラスコに入れ180℃、1
0時間反応させポリエステルポリオールを得た。
このポリエステルポリオール25重量部、添加型難燃剤
) +7ス(2−クロロエチル)フォスフェート20重
量部、シリコーン整泡剤(ダウコーニング社製、商品名
整泡剤190)1.0重量部、トリエタノールアミン1
.0重量部、グリセリン7重址部を混合した溶液を20
℃に保温しながらフレオン11(三片デュポンフロロケ
ミカル社製、商品名)16重量部を加え、混合し溶液へ
を得た。
別に果糖82重量部、水道水11重葉部、フオスフオ不
−ト化合物ジメチルメチルフオスフオネート(R,+ 
=R,2=R,3=CH5) (ボックスイブラウン社
製、商品名ドルガードDMMP )6重量部。
トリエタノールアミン1.0重量部を混合し溶液Bを得
た。
溶液A70重量部と酸液880重址部とを混合し、この
混合物にジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリ
ウレタン社製、ミリオネートMFL−100)150重
量部を混合しタービン羽根の付いた攪拌機で6000回
転/分で5秒間攪拌混合したものを40℃に保温した上
部が開放され底を有する木型(220x220x高さ1
51I]ll1)内に流し込みこれに40℃に保温した
上型を載せて型締めした。10分後に脱型して発泡体(
厚さ15111m )を得た。この発泡体の密度は0.
0329/cm”+ 曲げ強さ2.3 kg /cm!
l*吸水率3チであった。
上部が開放され底を有する木型(内容積220mmx2
20+nmX15+mn)の下面にカラー鉄板(厚さ0
.27 trrrn )を置いて型を40℃に加温して
おく。
次に上記の溶液A70重量部に溶液880重量部、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン社製
、商品名ミリオネートMR,−100)150重量部を
加えタービン羽根の付いた攪拌機で6,000回転/分
で5秒間攪拌、混合し、これを上記型内へ流し込み、こ
れに、上面にアルミクラフト紙を貼り付け40℃に加温
した上型をアルミクラフト紙を溶液の混合物に向けて載
せ型締めした。10分後に脱型して発泡体(厚さ15価
)の表面にカラー鉄板(厚さ0.27mm)、裏面にア
ルミクラフト紙が接着した離燃性構造体を得た。
この構造体の芯材である発泡体の密度は0.0329 
/’am” 、曲げ強さ2.3 kg/cm” +吸水
率は3係であり、均一で微細なセル構造を有する発泡体
で。
従来の発泡体と比べ圧縮強さ、吸水率の点において遜色
ないものであった。この構造体を用いて建設省告示第1
231号に基づく不燃試験を行った結果を表1に示す。
表1から明らかなようにこの構造体は燃焼後の外観形状
、残炎1発煙係数、温度時間面積の各点において極めて
優れ、さらに溶液AとBの混合物の粘度は850 cp
sと通常の低圧式発泡機で容易に発泡し得る程度1で大
幅に低下し、ポリウレタン並みの取扱い作業性のあるこ
とが示される。
実施例2 実施例1で用いポリエステルポリオール35重量部、添
加型難燃剤トリス(2−クロロエチル)フォスフェート
20重量部、シリコーン整泡剤(ダウコーニング社製、
商品名整泡剤190)1.0重量部、トリエタノールア
ミン1.0重量部を混合した溶液を20℃に保温しなが
ら、これに7レオン11(三片デュポンフロロケミカル
社製。
商品名)16重量部を加え、混合し溶液Cを得た。
別に果糖82重量部、水道水11重量部、フ第スフオネ
ート化合物ジエチルエチルフォスフォネート(R1−R
2−R3=CH3CH2)6重量部、トリエタノールア
ミン2重量部を混合し溶液りを得た。
溶液C70重量部と溶液D80重量部とを混合し、この
混合物にジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリ
ウレタン社製、ミリオネートM几−100)150重量
部を混合しタービン羽根の付いた攪拌機で6000回転
/分で5秒間攪拌混合し、以下実施例1と同様にして発
泡体(厚さ15mm)の表面にカラー鉄板、裏面にアル
ミクラフト紙が接着した構造体を得た。この場合9発泡
体の密度は0.0366/cm3.曲げ強さ2.6kg
/cm”であり、均一で微細なセル構造を有する発泡体
で、従来の発泡体と比べ圧縮強さ、吸水率の点において
遜色ないものであった。この構造体を用いて建設省告示
第1231号に基づく不燃試験を行った結果を表1に示
す。表1から明らかなようにこの構造体は燃焼後の外観
形状、残炎9発煙係数、温度係数、温度時間面積の各点
において極めて優れていた。
なお溶液CとDの混合物の粘度は1100 C1)S(
20℃)であり1通常の低圧式発泡機において容易に発
泡し得る粘度である。
比較例1 果糖87重量部、水道水13重量部、トリエタノールア
ミン1.0重量部を混合し溶液Eを得た。
溶液E80重量部に実施例2で得た溶液Cを70重fu
ll、  ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポ
リウレタン社製、商品名ミリオネートMR−100)1
50重量部を混合し、タービン羽根の付いた攪拌機で6
000回転/分で5秒間攪拌混合し、以下実施例1と同
様にして発泡体(厚さ15柵)の表面にカラー鉄板、裏
面にアルミクラフト紙が接着した構造体を得た。
この場合1発泡体の密度は0.0369/cff13.
曲げ強さ2.0 kg/cm2であり、均一で微細なセ
ル構造を有する発泡体で、従来の発泡体と比べ圧縮強さ
吸水率の点において遜色ないものであった。この構造体
を用いて建設省告示第1231号に基づく不燃試験を行
った結果を表1に示す。表1から明らか々ようKこの構
造体は燃焼後の外観形状、残炎9発煙係数、温度係数、
温度時間面積の各点において極めて優れていた。
なお溶液C,!:Eの混合物の粘度が8.000 Cp
S(20℃)と高く、ポリウレタン用樹脂や実施例1に
比べ劣っていた。
比較例2 果糖75重量部、水道水25重量部K ) Uエタノー
ルアミン1.5重鎗部を加えよく混合し溶液りを得た。
ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン
社製、商品名ミリオネートMR−100)80重量部に
シリコーン整泡剤(ダウコーニング社製、商品名整泡剤
190)1.0重量部、トリス(2−クロロエチル)フ
ォスフェートを20重量部を加え混合し溶液Eを得た。
溶液D150重量部に溶液E100重量部を加え、ター
ビン羽根の付いた攪拌機で6.000回転/分で5秒間
攪拌、混合し以下実施例1と同様にして発泡体(厚さ1
5嗣)の表面にカラー鉄板。
裏面にアルミクラフト紙が接着した構造体を得た。
この場合9発泡体の密度は0.033 g/cm”、曲
げ強さ0.7kg/cm2であり、均一で微細なセル構
造を有する発泡体であった。またこの構造体を用いて建
設省告示第1231号に基づく準不燃試験を行った結果
を表1に示す。表1から明らかなように本比較例になる
構造体はインシアヌレート発泡体やフェノール発泡体を
用いた構造体に比べ燃焼後の外観形状9発煙係数、5分
後の排気温度の各点において向上しているものの1曲げ
強さの減少や吸水率の増大など構造体に求められる基本
特性が低下した。
また溶液CとDの混合物の粘度は900 CpS(20
℃)であった。
比較例3 ヘテロフオーム28264 (フッカ−社製ポリオール
、商品名)21.1重量部、ヘテロフオーム29696
 (フッカ−社製ポリオール、商品名)235重量部、
DC−193(ダウコーニング社製整泡剤、商品名)1
重量部、ポリキャット41−26= (サンアボット社製触媒、商品名)1.42重量部。
フレオン11(三片デュポンフロロケミカル社製。
商品名)25重量部を混合した溶液Fにイソネート58
0(アップジョン社製インシアネート化合物、商品名)
101重量部を加えタービン羽根の付いた攪拌機で2,
000回転/分で5秒間攪拌。
混合し以下実施例1と同様にしてイソシアヌレート発泡
体(厚さ15mm)の表面にカラー鉄板、裏面にアルミ
クラフト紙が接着した構造体を得た。
この場合1発泡体の密度は0.035 g/cm”、曲
げ強さ2.4 kg / cm”であった。またこの構
造体を用いて建設省告示第1231号に基づく準不燃試
験を行った結果を表1に示す。表1から明らかなように
本比較例になる構造体は曲げ強さや吸水率においては実
施例の発泡体と同等であったが、燃焼後の外観変化は著
しくほとんどの発泡体が焼失していた。
発煙係数、温度時間面積の点においても、いちじるしく
劣っていた。
また溶液Fの粘度は300 cps (20℃)であつ
た。
比較例4 ダンフェノンll0A(保土谷化学社製フェノール樹脂
、商品名)100重量部とフレオン113(三片テュポ
ンフロロケミカル社製発泡剤、商品名)15重量部を混
合した溶液にダンフェノ/110B硬化剤(保土谷化学
社製、商品名)40重量部、ダンフェノン110 C(
a土谷化学社製。
インシアネート商品名)15重置部を混合した溶液を加
えタービン羽根の付いた攪拌機で2,000回転/分で
5秒間攪拌、混合し旬下実施例1と同様にしてフェノー
ル発泡体(jvさ15価)の表面にカラー鉄板、裏面に
アルミクラフト紙が接着した構造体を得た。フェノール
発泡体は硬化性が著しく劣るため100°C30分でア
フターキュアを行った。この場合1発泡体の密度はo、
o4og/cm” 1曲げ強さ1.2 kg/cm”で
あった。また該構造体は曲げ強さや吸水率の点において
は実施例と同様であったが、フェノール発泡体の表面に
フライアビリティ(ぼろぼろと欠けること)が生じるた
め該発泡体とアルミクラフト紙及びカラー鉄板との接着
は劣っていた。
発泡体の特性及び構造体を用いて建設省告示第1231
号に基づく準不燃試験を行った結果を表1に示す。
表1より明らかなように比較例の構造体は燃焼後の外観
は良好であったが残炎が長く劣っていた。
なおダンフェノン110Aの粘11は12,000Cp
S(20℃)であり5通常の低圧式発泡機では発泡困難
であった。
以下余白 接着性は発泡体とカラー鉄板との接着の状態を肉眼で観
察し、これらを手ではがして判定した。
吸水率は発泡体を24時間水建浸漬した後、その重量変
化により求めた。
曲げ強さはJIS A 9514に準じて測定した。
(発明の効果) 本発明になる発泡用樹脂組成物は、低粘度であるため作
業性や発泡密度にすぐれ、これにより難燃性の高い、高
強度(曲げ強さ)で低吸水率の発泡体およびこれを備え
た構造体を得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、糖質類の水溶液及び/又はスラリー、ポリエステル
    ポリオール、式▲数式、化学式、表等があります▼(R
    _1、R_2およびR_3は炭素数が10以下のアルキ
    ル基であり、ハロゲン、イオウ等のヘテロ原子を含んで
    もよく、R_1、R_2およびR_3は同じでも、異な
    つていてもよい。)で表わされるフォスフォネート化合
    物、反応触媒、イソシアネート化合物及び必要に応じて
    多価アルコール、整泡剤、難燃剤、繊維材料及び/又は
    発泡剤を含有してなる発泡用樹脂組成物。 2、糖質類の水溶液及び/又はスラリーの水分含有量が
    5〜25重量%である請求項1記載の発泡用樹脂組成物
    。 3、フォスフォネート化合物がジメチルフォスフォネー
    トである請求項1記載の発泡用樹脂組成物。 4、請求項1記載の発泡用樹脂組成物から得られる発泡
    体。 5、請求項1記載の発泡用樹脂組成物から得られる発泡
    体の少なくとも片面に板又はシートを設けてなる構造体
JP1005537A 1989-01-12 1989-01-12 発泡用樹脂組成物,発泡体および構造体 Pending JPH02185562A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270718A (ja) * 1990-08-24 1992-09-28 Bayer Ag 硬質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH04270718A (ja) * 1990-08-24 1992-09-28 Bayer Ag 硬質ポリウレタンフォームの製造方法

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