JPH0218543Y2 - - Google Patents

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JPH0218543Y2
JPH0218543Y2 JP1985072167U JP7216785U JPH0218543Y2 JP H0218543 Y2 JPH0218543 Y2 JP H0218543Y2 JP 1985072167 U JP1985072167 U JP 1985072167U JP 7216785 U JP7216785 U JP 7216785U JP H0218543 Y2 JPH0218543 Y2 JP H0218543Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ICやLSI等の回路素子とその接続用
導体とを含むパツケージのような板状回路体を他
のプリント基板等に搭載接続するためのコネクタ
に関する。
〔従来の技術〕
ICやLSI等のパツケージとしては、端部に接続
用導体として、例えば接続用リード線を用いる代
わりに接続用コンタクトを設けたものがある。そ
のようなパツケージを他のプリント基板等に搭載
接続する際には、例えば第9図乃至第11図に示
すようなコネクタが用いられる。そのコネクタに
おいては、多数本の導電性かつ弾性を有するコン
タクト1と、これらのコンタクト1を組み込んだ
ソケツト本体2と、本体2の一端に枢着された押
え板3と、ソケツト本体2の他端に枢着された引
掛部材4とを含んでいる。ソケツト本体2は電気
絶縁材を用いて作られている。
接続に際し、コンタクト1の上にはパツケージ
7を載置する。パツケージ7は、ICやLSI等の回
路素子と多数の接続用導体とを有したものであ
る。パツケージ7の接続用導体は、コンタクト1
に一対一で対応して接触する。次にパツケージ7
の上に押え板3を押し当てる。その後に引掛部材
4を回動させて押え板3の先端に引掛ける。かく
して押え板3の押え部9がパツケージ7を押し、
その接続用導体をコンタクト1に確実に接触させ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、パツケージ7をソケツト本体2
へ装着するに際し、コンタクト1の反発力に対抗
した力で押え板3を強く押し下げつつ、引掛部材
4を押え板3の先端に係合させなければならない
ため、作業が困難であり、かつ大きな力を要する
という問題がある。
それ故に本考案の目的は、接続作業が容易でか
つそれに要する力も小さくてすむ板状回路体用コ
ネクタを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によれば回路素子と接続用導体とを有し
た板状回路体を接続するためのコネクタにおい
て、上記板状回路体を上面に受けるソケツト本体
と、上記接続用導体に接触するように上記ソケツ
ト本体に組み込まれたコンタクトと、上記ソケツ
ト本体の一端部に回動可能に枢着されて、上記板
状回路体の上面に対向可能な押え板と、両端が弾
性的に拡開可能で、かつ両端が互いに内向きにす
ぼまつたコ字状のレバーとを含み、上記レバーの
両端には外方に突出するピン状の枢着部材が設け
られ、該枢着部材は上記ソケツト本体の反対側の
両側に突設された軸受け部に回動可能に、かつ枢
着軸方向に摺動可能に枢着され、上記レバーは上
記枢着部材の近くにその枢着軸方向に対して放射
方向に突出した付加部を有し、上記押え板は上記
レバーの枢軸に至るまでの長さを有し、上記レバ
ーの両端間を弾性的に拡開通過させて上記付加部
の下側に上記押え板の先端近傍部分を対向させて
上記レバーを回動させることにより、上記付加部
で上記押え板を上記ソケツト本体の上面に上記板
状回路体の浮き上りを阻止しながら押圧保持する
ようにしたことを特徴とする板状回路体用コネク
タが得られる。
〔実施例〕
第1図乃び第2図は、本考案の板状回路体用コ
ネクタの一実施例を示している。図示のコネクタ
は、多数本の導電性かつ弾性を有するコンタクト
11とこれらのコンタクト11を組み込んだソケ
ツト本体12とを有している。ソケツト本体12
は電気絶縁材を用いて作られている。ソケツト本
体12の上面には、少し窪んだパツケージ装着部
16が形成されている。パツケージ装着部16の
周辺領域には、多数本のコンタクト11の接触部
が突出している。パツケージ装着部16には、パ
ツケージ17が装着される。パツケージ17は、
ICやLSI等の回路素子と、多数の接続用導体(図
示せず)とを有したものである。接続用導体は、
コンタクト11と互いに相対するように配列され
ている。パツケージ17がパツケージ装着部16
に装着されると、接続用導体18がコンタクト1
1に一対一で対応して接触される。
ソケツト本体12の一端部には、パツケージ1
7をパツケージ装着部16に押し込むための押え
板20が回動可能に枢着されている。押え板20
は、その一端に枢着部21を有している。押え板
20の枢着部21は枢支点22によつて、ソケツ
ト本体12の側壁面25に枢着されている。押え
板20は、パツケージ17をその上面から押し下
げて保持するための対の押え部27を有してい
る。押え板20の他端、即ち、枢着部21の反対
側の他端は、ソケツト本体12の上面より低く形
成された肩面部28に対向し得る平坦部29を含
んでいる。
肩面部28の上面には、ソケツト本体12と一
体に作られた対の軸受け部32が上方にのびてい
る。軸受け部32は、ソケツト本体12の互いの
側壁面25の近傍からのびている。対の軸受け部
32には、コ字状のレバー35が回動可能に枢着
されている。
レバー35は、対の側壁面25に対向し得る対
の側枠部37と、それらの側枠部37の回動端を
接続した前枠部38とを有している。対の側枠部
37の一端は、軸受け部32に枢着部材40を介
して枢着されている。即ち、夫々の枢着部材40
の一方の枢支点41は側枠部37の一端に枢着さ
れ他方の枢支点42は軸受け部32の貫通孔に枢
着されている。したがつてレバー35は枢着部材
40を支点として回動可能である。
また、枢着部材40は軸受け部32に対して、
回動可能にかつ枢着方向に摺動可能に枢着されて
いる。
さらにレバー35の対の側枠部37のうち、枢
支点41の近傍の側枠部37は、互いに内向きに
すぼまつたすぼみ部45を有している。これらの
すぼみ部45の相互間隔は、押え板20の平坦部
29の幅よりも狭く作られている。ただし、レバ
ー35はバネ性を有する材料より作られているた
め、すぼみ部45の相互間隔を押え板20の平坦
部29の幅よりも広げることは可能である。すな
わち、レバー35は両端が弾性的に拡開可能に作
られている。
レバー35の一端の枢支点41の近傍には、押
え板20の平坦部29を押し下げて保持するため
の付加部47が設けられている。付加部47と側
枠部37とは、枢支点41からみて互いにほぼ直
角をなす方向にのびている。また、付加部47は
枢着部材40の枢着軸方向に対して、放射方向に
突出している。付加部47の先端は、押え板20
に当接するカム面を構成している。
次に、第3図乃至第9図を参照しながら、ソケ
ツト本体12に対するパツケージ17の装着操作
を説明する。
先ず、第3図を参照して、押え板20及びレバ
ー35を起した状態で、ソケツト本体12にパツ
ケージ17を載置する。次に、押え板20を枢支
点22を支点として矢印a方向に回動して、押え
板20の平坦部29をレバー35の側枠部37の
間にまで入り込ませて、第4図及び第5図の状態
を得る。平坦部29を側枠部37のすぼみ部45
に係る状態から、更に押し下げると、側枠部37
が平坦部29によつて矢印c方向に押し広げられ
る。すなわち、平坦部29が側枠部37を弾性的
に拡開し通過する。最終的には、押え板20の平
坦部29がソケツト本体12の肩面部28の上面
と、レバー35の下端との間にまで入り込む。こ
の状態では、側枠部37の下端が自己の復元力に
よつて矢印c方向とは逆の方向に戻り、この結
果、第6図に示すように、付加部47が平坦部2
9の上面に対向している。次に、レバー35を枢
支点41を支点として矢印d方向に倒して、第7
図の状態を得ると、押え板20が付加部47のテ
コの原理によりソケツト本体12に向けて押しつ
けられ、その結果、ソケツト本体12に受けられ
ているパツケージ17をコンタクト11に押しつ
ける。最終的には、第8図及び第9図に示すよう
に、レバー35の付加部47の先端に形成された
直線部49が押え板20の平坦部29の上面に相
対して押しつけられていることから、レバー35
が戻る心配はない。
〔考案の効果〕
以上、実施例を用いて説明したように、本考案
の板状回路体用コネクタによれば、押え板をレバ
ーの下方にまで押し込んでレバーを回動させるこ
とで板状回路体の接続が行なわれるので、接続操
作が容易でかつそれに要する力も小さくてすむ。
また、パツケージの装着操作時において、押え
板をレバーの両端間に弾性的に拡開通過させるの
で、この弾性力の有無によつて最終的なレバーの
回動位置が容易に確認でき、パツケージの装着作
業中における誤操作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の板状回路体用コネクタの一
実施例を示し、ソケツト本体の上面から押え板及
びレバーを起した状態の斜視図、第2図は第1図
のソケツト本体の上面にパツケージを載せ受けて
押え板及びレバーを倒してパツケージをソケツト
本体に押圧保持した状態の斜視図、第3図乃至第
8図は、押え板及びレバーを起した位置から倒し
た位置に至るまでの操作説明図を示し、第3図は
押え板及びレバーを起した状態の側面図、第4図
は押え板を倒した状態の正面図、第5図は第4図
のV−V断面図、第6図乃至第8図はカバーを倒
した位置に至るまでの断面図、第9図はレバーの
付加部を示す拡大側面図、第10図は従来の板上
回路体用コネクタを示し、ソケツト本体の上面か
ら押え板を起した状態の斜視図、第11図は第1
0図のソケツト本体の上面にパツケージを載せ受
けた状態の斜視図、第12図は第11図の押え板
を倒してパツケージをソケツト本体に押圧保持し
た状態の斜視図である。 1;コンタクト、2;ソケツト本体、3;押え
板、4;引掛部材、7;パツケージ、9;押え
部、11;コンタクト、12;ソケツト本体、1
6;パツケージ装着部、17;パツケージ、2
0;押え板、21;枢着部、22;枢支点、2
5;側壁面、28;肩面部、29;平坦部、3
2;軸受け部、35;レバー、37;側枠部、4
0;枢着部材、41;枢支点、45;すぼみ部、
47;付加部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回路素子と接続用導体とを有した板状回路体を
    接続するためのコネクタにおいて、上記板状回路
    体を上面に受けるソケツト本体と、上記接続用導
    体に接触するように上記ソケツト本体に組み込ま
    れたコンタクトと、上記ソケツト本体の一端部に
    回動可能に枢着されて、上記板状回路体の上面に
    対向可能な押え板と、両端が弾性的に拡開可能
    で、かつ両端が互いに内向きにすぼまつたコ字状
    のレバーとを含み、上記レバーの両端には外方に
    突出するピン状の枢着部材が設けられ、該枢着部
    材は上記ソケツト本体の反対端の両側に突設され
    た軸受け部に回動可能に、かつ枢着軸方向に摺動
    可能に枢着され、上記レバーは上記枢着部材の近
    くにその枢着軸方向に対して放射方向に突出した
    付加部を有し、上記押え板は上記レバーの枢軸に
    至るまでの長さを有し、上記レバーの両端間を弾
    性的に拡開通過させて上記付加部の下側に上記押
    え板の先端近傍部分を対向させて上記レバーを回
    動させることにより、上記付加部で上記押え板を
    上記ソケツト本体の上面に上記板状回路体の浮き
    上りを阻止しながら押圧保持するようにしたこと
    を特徴とする板状回路体用コネクタ。
JP1985072167U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0218543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985072167U JPH0218543Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JP1985072167U JPH0218543Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JPS61189581U JPS61189581U (ja) 1986-11-26
JPH0218543Y2 true JPH0218543Y2 (ja) 1990-05-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734382B2 (ja) * 1992-05-01 1995-04-12 山一電機株式会社 電気部品用ソケットにおける接触保持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072168A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Hitachi Maxell Ltd 固体電解質電池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022778U (ja) * 1983-07-22 1985-02-16 山一電機工業株式会社 Icソケツト

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JPS6072168A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Hitachi Maxell Ltd 固体電解質電池

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JPS61189581U (ja) 1986-11-26

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