JPH0218530Y2 - - Google Patents

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JPH0218530Y2
JPH0218530Y2 JP1984123400U JP12340084U JPH0218530Y2 JP H0218530 Y2 JPH0218530 Y2 JP H0218530Y2 JP 1984123400 U JP1984123400 U JP 1984123400U JP 12340084 U JP12340084 U JP 12340084U JP H0218530 Y2 JPH0218530 Y2 JP H0218530Y2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気接続端子、さらに詳しくは、ピン
形の雄端子と嵌合する雌形のコネクタ端子の改良
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ピン形の雄端子と嵌合して電気的に接続
するようにした雌形のコネクタ端子としては、特
開昭58−23175号公報に開示された発明がある。
すなわちこの発明は、嵌合したピン形の雄端子を
上下方向(X方向)および左右方向(Y方向)か
ら弾性的に挾持して、ピンを安定に保持するとゝ
もに、良好な電気接触を保つことができる雌端子
を提供することを目的としたものであり、その一
実施例として、第4図に示す如き構成からなる円
筒体の雌端子が開示されている。
しかして、上記発明は、前記目的を達成する手
段として、円筒体40の耳片部41,42の弾性
力によつてピン21を、下方向にある軸方向に対
して平行な折曲部(第2図の205,206相当
部)へ圧接し、ピン21を上下方向から挾持する
するように構成するとゝもに、また、左右方向の
弾性力は、円筒体40の下方ほゞ中央で外方に突
出している屈曲された屈曲部403で与えられ、
円筒体の耳片部41,42以外の両側壁部(第2
図の201,202相当部)でピン21を左右方
向から挾持するように構成したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記発明の端子は、嵌合したピン形の雄端子を
上下方向(X方向)および左右方向(Y方向)か
ら弾性的に押圧挾持して、雄ピンを安定に保持す
ると共に、良好な電気接触を保つことができると
いつた点では有効である。
しかし、前記発明のものは、筒状体に左右方向
からの弾性力を付与する手段として、該筒状体の
下方に台形状の屈曲部を形成しているため、端子
の高さが大きくなり、小型化が図れないこと、ま
た下方向への弾性力を付与する手段として、円筒
体の耳片部に機能させているが、その屈曲支点が
近い位置にあるためバネ性が強くなり過ぎ、雄ピ
ンの挿脱が困難となること、更に雄ピンに対する
左右及び上下方向の接触圧は全て押圧力であるた
め、構造的にバネ性の劣化が大きく、耐久性の点
で問題があること、といつた諸問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き従来の問題点に鑑み、外形
ことに高さを大きくすることなく、且つバネ性の
向上を図つた端子を提供せんとして案出されたも
のであり、その要旨は、導電材料により形成した
一枚の端子板の両側縁から夫々前後に位置をずら
して一対の起立片を立設し、該起立片の上端部を
夫々中心方向に円弧状に丸めて正面視がほゞ円形
状の被接触子挿入孔を形成するとゝもに、その下
端部を互いに前後方向に突出せしめて対向する一
対の接触片を形成し、該両接触片の前記被接触子
挿入孔と直交する同一平面上部分に、夫々内方に
突出した複数個の接点部を形成したことを特徴と
するコネクタ端子にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
により詳細に説明する。
図において1は端子本体で、導電材料により形
成した一枚の長尺板をプレス成形等により屈曲せ
しめて成形したものであり、先端部にはその両側
縁を屈曲起立させて形成した一対の起立片2,3
が前後に夫々位置をずらして立設されている。
4,5は上記起立片2,3の上端部を夫々中心
方向に円弧状に屈曲せしめて形成した一対の円弧
片で、夫々が正円の約3/4の円弧から構成されて
おり、この両円弧片4,5により正面視がほゞ円
形状の被接触子挿入孔6が形成されている。
7,8は前記両円弧片4,5の隣接する端面部
分から互いに相手方向に夫々突出せしめた接触片
で、円弧片4,5の先端部の約1/2の大きさの弧
状部から構成されており、この対向する一対の接
触片7,8には、前記被接触子挿入孔6と直交す
る同一平面上部分に、夫々内方に突出した接点部
7a,8aが夫々2個づつ形成されている。
この接点部7a,8aは、雄ピンPとの電気的
接続を図る部分で、前記被接触子挿入孔6の中心
を通る鉛直軸(第4図A−A線)に対称で、且つ
雄ピン4との接触部における法線(同図X−X線
およびY−Y線)が被接触子挿入孔6の中心を通
り、この法線のなす角θ1が直角(θ1=90゜)とな
るよう、すなわち、上記A−A線とこの法線のな
す角θ2,θ3がそれぞれ45゜(θ3=θ4=45゜)となる

う構成されている。なお、図中9はランス、1
0,11は電線の芯線(図示せず)との電気的接
続をなすための圧接部、12はこの補強部、1
3,14は電線を抱持し、これに端子本体1を接
続するためのバレル部である。
次に、本考案の作用について説明するに、被接
触子挿入孔6内にその正面から雄ピンPを挿入す
ると、先ず雄ピンPは、前方の円弧片4内を通つ
て一対の接触片7,8内に侵入するが、両接触片
7,8によつて形成される被接触子挿入孔6の内
径は雄ピンPの外径よりやゝ小さくなるように設
定されているため、両接触片7,8内に挿入され
る際、雄ピンPの先端は夫々の接点部7a,8a
に衝当し、これにより両接触片7,8は夫々外方
向に押圧される。
しかして、一方の接触片7はこれと連続する起
立片2の弾性により、第3図において、その立ち
上がり基部2aを支点として右方向に変位移動す
るとゝもに、他方の接触片8もまた起立片3の弾
性によつてその立ち上がり基部3aを支点として
左方向に変形移動し、結果として左右の両接触片
7,8によつて形成される被接触子挿入孔6の内
径が拡大される為、雄ピンPの挿入を許し、雄ピ
ンPは同図の鎖線で示す状態で両接触片7,8間
に抱持されることになる。
すなわち、雄ピンPの外周の右半分は、その挿
入孔6の一方を構成する接触片7によつて約180゜
抱持され、又左半分は、挿入孔6の他方を構成す
る接触片8によつて約180゜抱持されるとゝもに、
両接触片7,8の起立片3,4の弾性復元力によ
つて、接触片7は左方向に、又接触片8は右方向
に夫々付勢され、雄ピンPはその軸心方向に左右
から強固に挟持されることになる。
そして、前記接触片7,8には、前記被接触子
挿入孔6と直交する同一平面上部分に、それぞれ
内方に突出した上下2つの接点部7a,8aが形
成されているため、該接点部7a,8aによる雄
ピンPへの弾性圧力が常にその軸心に集中して作
用し、曲げモーメント及び捩りモーメントの発生
を防止するとゝもに、この力の相殺を図つて、位
置ズレ・回転等の発生を防止するのである。
〔考案の効果〕 本考案に係るコネクタ端子は、上記のように、
導電材料により形成した一枚の端子板の両側縁か
ら夫々前後に位置をずらして一対の起立片を立設
し、該起立片の上端部を夫々中心方向に円弧状に
丸めて正面視がほゞ円形状の被接触子挿入孔を形
成するとゝもに、その先端部を互いに前後方向に
突出せしめて対向する一対の接触片を形成し、該
両接触片の前記被接触子挿入孔と直交する同一平
面上部分に、夫々内方に突出した複数個の接点部
を形成した構成であるので、軟らかく、しかも弾
性圧力の大きい小型のコネクタ端子を得ることが
出来るとゝもに、雄端子を安定に保持することが
できるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は平面図、第2図は同側面図、第3図は同
正面図、第4図は第1図−線断面図である。 1……端子本体、2,3……起立片、4,5…
…円弧片、6……被接触子挿入孔、7,8……接
触片、7a,8a……接点部、P……雄ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電材料により形成した一枚の端子板の両側縁
    から夫々前後に位置をずらして一対の起立片を立
    設し、該起立片の上端部を夫々中心方向に円弧状
    に丸めて正面視がほゞ円形状の被接触子挿入孔を
    形成するとゝもに、その先端部を互いに前後方向
    に突出せしめて対向する一対の接触片を形成し、
    該両接触片の前記被接触子挿入孔と直交する同一
    平面上部分に、夫々内方に突出した複数個の接点
    部を形成したことを特徴とするコネクタ端子。
JP12340084U 1984-08-10 1984-08-10 コネクタ端子 Granted JPS6138780U (ja)

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JP12340084U JPS6138780U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 コネクタ端子

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JP12340084U JPS6138780U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 コネクタ端子

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JPS6138780U JPS6138780U (ja) 1986-03-11
JPH0218530Y2 true JPH0218530Y2 (ja) 1990-05-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823175A (ja) * 1981-07-31 1983-02-10 株式会社エルコ・イェタ−ナショナル 筒体接続子

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JPS6138780U (ja) 1986-03-11

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