JPH02185245A - 後部脊髄装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は後部脊髄装置および方法に関する。従来技術に
おいて後部脊髄装置が知られている。これらの装置は、
脊柱のゆがみを矯正するために相互に連結される各種器
具を備えている。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕しかし
、従来からの技術では、特に、かかってくる応力に耐え
るスピナルロッドの能力について、またロッドに各種固
定器具を取り付け、それらをロッドに対して希望の位置
と方向に維持する能力について、問題が大きくなってい
た。

ロッドの滑らかな表面の改造、たとえば表面にローレッ
トを切ったりねじを切ったりすること、或いはロッドに
沿ってラチェットを備えることは、ロッドの外面に割れ
目を作り始める応力の作り手を創出することによって、
本質的にロッドの脆弱化をもたらすことが、すでに発見
されている。さらに、たとえば、ローレットの切られた
ロッドが、対応する小径の滑らかなロッドに匹敵する強
さを得るために、大きな直径を必要とすることが、注目
される。

さらに、ねじ付きのロッドを使う場合のように、外科医
がロッド上に各種器具を前辺って取り付けなければなら
ないことは、不都合であることが、わかっている。とい
うのも、外科医が計算を誤り、各種器具をロッドに付は
加えたり、ロッドから取り外したりする必要が生じた場
合に、外科医が、ロッドがすでに手術場に置かれた後に
器具の取り付けや取り外しのために患者からロッドを１
取り外さなければならないために、手術が複雑になるか
らである。

以上の次第で、もっと強いロッドを持ち、各種器具をロ
ッドに連結するために使われ、ロッドを体にあてる前に
予め組み立てて置く必要のない設計の連結装置を持つ後
部脊髄装置の必要が、大きくなった。

出願人は、以下の従来技術を知っている。

サウスロフに発行された米国特許第４，２０２，６４４
号は、回転軸に機素を取り付けるために使うように設計
された取付装置を開示している。この装置は、外側スリ
ーブに連結されたねじ付部材に噛み合うねじ付端部を持
つ内側スリーブ付の２つの連結割れ目スリーブを使って
おり、ねじ付部材の回転が、スリーブ相互間の相対的移
動を引き起し、この移動が円錐面を備えたインターフェ
ースのために組み合せスリーブの直径を増大させ、機素
上の開口部への軸の押込みを引き起す。これは、テーパ
の付けられた外側表面とねじ付端部を持つ単一のスリー
ブを使うロッキングスリーブアセンブリがあり、ロック
ナツトがねじ付端部にねじ込まれ、スリーブに挿入され
る滑らかなシャフトに固定される要素の側面に押し付け
られるフランジを持つ本発明の教えるところとは異なる
。

キーンに発行された米国特許第４，６２９．１７８号は
、各スリーブとナツトがねじで取り付けられるねじ付ロ
ッドを備えた、脊柱に取り付けるオープンバックのフッ
クアセンブリを開示している。フックはスリーブの上を
滑らせ、各ナツトを締めることによってロッドに取り付
けられる。これは、ロッド自体が全長にわたって滑らか
で、フックまたはその他の固定構造物の接続が各ロッド
に固定するための対応するロッキングスリーブアセンブ
リを備えたフックまたはその他のコンポーネントの間の
押込み作用によって達成される本発明の教えるところと
は異なる。ロッド間に、接続アセンブリを使うことがで
きる。したがって、本発明は、ねじ付ロッドよりも本質
的に強い表面の滑らかなロッドを備えている点で、また
フックその他のコンポーネントの着脱を容易にするロッ
キングスリーブアセンブリを備えている点で、有利であ
る。

ミスキューに発行された米国特許第４，２７４，４０１
号は．脊髄のゆがみを矯正する器具とその使用法を開示
している。ミスキューの各実施例で使われているロッド
は、ねじ付表面かまたは複数の調節停止表面のいずれか
を持つ（第２５図）。これは、表面の滑らかなロッドを
使うなどの点で、本発明の教えるところとは異なる。

タナ−に発行された米国特許第４，３６１，１４１号は
、間隔が置かれた２本のロッドを相互に定位置に維持す
るために引張り装置の役割を果たす側湾横断牽引アセン
ブリを開示している。引張り装置は、一方の端部にバス
ケットフックを持ち、他方の端部に向かって横断フック
を持つ横断ねじ付ロッドを備えでいる。横断フックの位
置は、横断ロッドに沿って調節できる。これは、本発明
のターンバックル型カンプラとは異なる。

ニドワードに発行された米国特許第４，５６７．８８４
は．脊髄矯正装置と共に使うように設計されているスピ
ナルフックを開示している。この脊髄矯正システムは、
ねじ付のロッドと表面が環状で突出している（ラヂエッ
ト）ロッドとの両方を備えている。ニドワードのフック
は、オープンバックを組み入れ、本発明のロッキングス
リーブを受は入れられるようにフックを改造することに
よって、本発明と共に使える。ただし、本発明は、ニド
ワードの教えるところとは異なる。

ダユーフの米国特許第４．６１１，５８２号は、推骨の
薄膜に連結することによって隣接する２つの推骨の間で
使われるように設計されている、椎骨クランプを開示し
ている。このクランプは、各推骨につき１つ、合計２つ
のクランプ部材、および望ましい空間的関係を達成する
ためにクランプ間の距離を調節できるように設計されて
いるねじ付カップリング部材を備えている。この教えと
は対照的に、本発明は、後部脊髄上の表面の滑らかな長
いロッドの位置を固定するために使うことができる正中
線クランプを備えている。

コットレルに発行された米国特許第４，６４Ｌ６３６号
は、脊柱を支持するための装置を開示している。

この発明には、この特許中に「多数の気合２１」を持つ
ものとして定義され、たとえばミリングや旋盤細工によ
って得られる、ローレットのある表面を持つロッド上で
支えられるクローズドバックとオープンバックのフック
を両方使うことを含んでいる。ねじ部材２５はローレッ
トのあるロッドにフックを固定するために使われる。こ
れは表面の滑らかなロッドを使うなどの相違点のある本
発明の教えるところとは異なる。

コットレルに発行されたフランス特許第２．１５Ｌ４７
５は、第７図から最もよく分るように、エンドフックの
使用によって脊柱上の大きく間隔の開いた２つの点の間
に連結されるように設計されているをｆｆ［具を開示し
ている。これは、１対の表面の滑らかなロッドを予め曲
げ．脊髄の望ましい形状と共に、ロッド間を分離するた
めに、複数のコンポーネントと器具を付着させることに
よって望ましい湾曲の得られる本発明の教えるところと
は異なる°コットレルに発行されたフランス特許第２．
２４４　、４４６号は、相互に間隔をあけた関係にある
２本のスピナルロッド（１本はラチェットのあるロッド
、１本はねじ付ロッド）を維持するねじ付横断ロッドを
開示している。これは、本発明のターンバックル型カッ
プラアセンブリとは異なる。たとえば、本発明における
表面の滑らかなロッドの使用など、他の相違点もある。

「ニドワードの脊髄固定装置」と題する１９８４年のシ
マーの刊行物は、チャールズシーエドワード博士と共同
で開発され、ロッドと、スリーブと、フックとを備えて
いるを詰装置を開示している。スリーブ（ニドワードに
発行された米国特許第４，３６９，７６９号にも記述さ
れている）は、スピナルロッドと脊髄の間のスペーサの
役割を果たしている。この刊行物に示されているニドワ
ードの解剖フックが、ニドワードに発行された米国特許
第４，５６７．８８４に対応する。

１９８４年に刊行されたデニスエス　ドルモンドと、ジ
ェームスキーン共著の［とげ状突起間分節脊髄計器・・
・外科技術」と題するシマーの刊行物は、脊髄手術に使
う計器と器具を開示している。この装置は、ワイヤが各
種スピナルロッドに結び付けられる１対のボタン／ワイ
ヤインブラントを使っている。本発明は、そうしたボタ
ン／ワイヤ技術を使っていない。

１９８０年刊行のｒ　ＫＮＯＤＴ分裂・融合計器」と題
するシマーの刊行物は、隣接する椎骨を予め定められた
距離に分離するように設計されたねじ付シャフトに取り
付けるフックの用法を開示している。

これは、オープンバックのフックと表面の滑らかなロッ
ドを使う本発明の教えるところとは異なる。

１９８０年刊行の「リュ〜り分節脊髄計器外科技術」と
題するシマーの刊行物は、エドワードアールリューク博
士と共同で開発した分節脊髄計器を開示している。リュ
ータの装置および技法では、望ましい間隔で滑らかな棒
を保持するために、より線と共に長いロッドが使われて
いる。これは、そうした配線技術を使わない本発明の教
えるところとは異なる。

「ライスコンシン圧縮装置」と題するシマーの刊行物は
、発明が公表される前に知られていた或いは知ることが
可能であったバリントン、キーン、ドルモンドの装置の
用法を開示している。前に検討した米国特許筒４，２６
９，１７８号で開示されているキーンフックが使われ、
ねじ付ロッド七連続的突起（ラチェット）を持つロッド
の用法が開示されている。本発明は、表面の滑らかなロ
ッドの用法を含み、ロッド上で各コンポーネントを保持
するために割れＨ付のスリーブロッキングアセンブリが
使われているため、この刊行物の教えるところとは異な
る。

１９８４年１０月刊行の「臨床整形外科・関連研究」第
１８９号１６８から１７７ページ所収のヤコブス等共著
の論文「骨折・脱臼の安定化のためのロッキングフッタ
スピナルロッドシステム」は、上下のフックに輪郭ロッ
ドを固定する目的でフック中の薄層板と網目状放射溝を
固定するためにロッキングカバーを使う脊髄装置を開示
している。これは、本発明の滑らかなロッド、オープン
バンクのフック、ロッキングスリーブとは異なる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は後部脊髄装置および方法に関する。発明された
装置は、以下の特徴を備えている。

（ａ）本発明の第１の特徴において、装置全体が、全長
にわたって滑らかな表面を持つ長いロッドの使用を中心
としている。本出願にあたって、滑らかなとは、ねじ切
り、ローレ・ノド切り、ラチェット切りなど、故意の機
械加工がないことと定義される。ただし、本出願にあた
って、滑らかなとは、研摩された表面や、旋削、研削、
鍛造、鋳造などの加工および乾式噴射加工、ショットピ
ーニングなどの軽い表面処理の結果である表面を含む。

前に記されたとおり、出願人は、長いロッドの表面がロ
ーレット切り、ねじ切り、ラチェット切りなどによって
改造されると、ロッドが必ず脆弱になることを発見した
。したがって、発明された装置の強さを最大限にするに
は、使われるロッドが全長にわたって滑らかな表面を持
たなければならない。

（ｂ）本発明の装置には、複数の器具とコンポーネント
が使われており、本発明の装置の中心は、それらさまざ
まな器具やコンポーネントを組立て、前記の表面の滑ら
かなロッドにする方法である。

この方法には、各器具およびもしくはコンポーネントと
各ロッドの各接続点にロッキングスリーブアセンブリを
使うことが含まれている。

（ｃ）各ロッキングスリーブアセンブリには、テーパの
付けられた端部とねじの切られた端部を持つ長いスリー
ブが備えられている。円周上に置かれ互いに角を形成し
ている割れ目が、スリーブの圧縮を可能にするために、
スリーブを通して備えられている。これらの割れ口のう
ちの１つは、スリーブの全長にわたって延びている。１
本のロックナツトをスリーブのねじ行端部に押し込むこ
とができ、このロックナツトには半径方向外側に延びて
いるフランジがある。スリーブは表面の滑らかなロッド
を摺動可能に受けるように設計された貫通孔を持つ。ロ
ッキングスリーブアセンブリの操作において、表面の滑
らかなロッドへの器具やコンポーネントの取り付けが希
望される場合には、スリーブをロッド上に置き、器具や
コンポーネントをスリーブのテーパ付端部に取り付ける
。場合によっては、スリーブのねじ行端部にロックナツ
トがねじ込まれるため、ロックナツトのフランジが器具
やコンポーネントの側壁と係合しそれによってテーパ端
部が器具やコンポーネントの開口部を通じて引っ張られ
、そのためその間の相互固定作用が創出され、それによ
ってスリーブのテーパ付端部が器具やコンポーネントの
開口部の内側テーパ壁と摩擦的に噛み合わせられる一方
で、スリ−ブの割れ目が、ロッド上の摩擦連結装置中で
スリーブがはさまれることを可能にする。

（ｄ）本発明の装置の一部を形成するもう１つのコンポ
ーネントは、前述のロッキングスリーブアセンブリのス
リーブのテーパ付端部上への連結を可能にするオープン
バックを持っボデーに連結されるシュー（フックの端部
部分）を持つ種々のスタイルのオープンバックスピナル
フックからなる。

スピナルフックは、第（ｃ）項に説明されている方法で
、表面の滑らかな各ロッドに連結することができる。多
くのスタイルのスピナルフックが、本発明のロッキング
スリーブアセンブリと共に使用するために、オープンバ
ンク特性を組み込む目的で改造できる。そうした特性を
組み込むために改造できるそうしたフックの例としては
、二叉フック、アンドルフック、「薄層板」またはニド
ワードのフックその他がある。

（ｅ）本発明の装置の不可分の一部を形成する今ひとつ
のコンポーネントは「正中線クランプアセンブリ」と呼
ばれ、その中心を後部脊髄上に垂直に取り付けるように
設定されている。正中線クランプアセンブリは、その望
ましい実施例において、小と大と呼ばれる２つのサイズ
で製作できる。各クランプアセンブリは２つのシューを
備え、そのそれぞれが、クランプハーフが摺動可能な連
結で一緒に取り付けられている状態で、各クランプハー
フに取り付けられる。各クランプハーフとシューは、「
上部（ｓｕｐｅｒｉｏｒ）　Ｊと「下部（ｉｎｆｅｒｉ
ｏｒ）　Ｊと呼ばれる。小さなりランプアセンブリでは
、下部クランプハーフが、上部クランプハーフと同じよ
うに、そこから垂直に延びる単一のスタッドを持つ。大
きい正中線クランプアセンブリでは、クランプハーフの
それぞれが、小さい正中線クランプアセンブリの場合よ
りも長く、大きい正中線クランプアセンブリでは、上部
クランプハーフが、間隔のあいた２木のそうしたスタッ
ドを持つ。

（ｆ）正中線クランプアセンブリは、組立にあたって、
オープンバックのフックボデーの使用を通じて、本発明
の装置に組み込まれる。そうした各フックボデーは、ク
ランプアセンブリの各クランプハーフから各スタッドを
分離可能な形で受けるように設計されている環状リセス
を備え、さらに、ロッキングスリーブアセンブリのスリ
ーブのテーパ付端部上への設置を可能にするオープンバ
ック１個を備えている。ロッキングスリーブアセンブリ
のロンクナントがひとたび、そのフランジがフックボデ
ーの側壁と係合し、それによってフックボデーのオープ
ンバック部分を通してそのスリーブのテーパ付端部を引
っ張り、それによって表面の滑らかなロッド上の取付位
置にフックボデーを固定する位置へねじ込まれると、前
記のスタッドはまた、フックボデーがロッキングスリー
ブアセンブリから取り外される時まで、除去できないよ
うに、環状リセスに固定されよう。オープンバックフッ
クボデーの環状リセスはまた、ペディクルスクリュー（
図には示されていない）のスタッド様ヘッドを受は取れ
るような寸法である。やはり、オープンバックのフック
ボデーが、ロッキングスリーブアセンブリの操作によっ
て、表面の滑らかなロッドに取り付けられると、ペディ
クルスクリューは、その環状リセスから取り外せなくな
る。

（ｇ）本発明の装置の意図された様式の使用においては
、１対の表面の滑らかなロッドが、前記の器具とコンポ
ーネントの使用によって、後部脊髄に取り付けられる。

後部脊髄上で本発明の装置の組立を完了するためには、
２本の表面の滑らかなロッドの間隔を維持し、安定性を
たかめる必要がある。その目的で、カップラアセンブリ
が提供され、そのそれぞれが１対のオープンバックボデ
ーを備え、そうしたボデーは、ターンバックル装置によ
って、互いに近づいたり、遠ざかったりできる。各ボデ
ーは、それぞれの場合に、前に詳しく説明されている方
法でロッキングスリーブアセンブリを使うことによって
、表面の滑らかなロッド上に取り付けることができる。

そうした取り付けが起こると、ターンバックル装置が回
転して、カップラアセンブリのボデーの間隔を調整する
。

本発明の後部脊髄装置を使う実際の外科手術においては
、以下のステップをとることができる。

（１）第１に、切開と、それに続くフックと正中線クラ
ンプを使う準備によって、手術部位の下準備が行なわれ
る。クランプの受取のために脊柱の各部位の準備が必要
な場合には、とげ状突起の切削と骨の控え目な切除がす
すめられる。

（２）各種のフックとクランプが、準備された部位の定
位置に置かれる。

（３）表面の滑らかなロッドが、手術が施される特定個
人の脊柱の正常な輪郭に沿って、ロンド曲げ装置を使っ
て置かれる。

（４）その後、ロッキングスリーブアセンブリが、定位
置に置かれたフックとクランプの位置に対して適切な位
置に、またはその付近に置かれる。

（５）フックおよびもしくはクランプが、ロッキングス
リーブアセンブリを使ってロッド上に取り付けられ、ロ
ッド間の間隔を画定するために、ロッキングスリーブア
センブリを介してカップラアセンブリがロッド上に取り
付けられる。

（６）その後、標準外科技術の使用を通じて部位が閉じ
られる。

（７）当然ながら、熟練者ならば理解できるように、た
とえばペディクルスクリューなど、追加コンポーネント
を前記の技術と共に使うことができる。当然ながら、関
連状況次第で、大型か小型の正中線クランプアセンブリ
、またはその両方を、使うことができる。

本発明の後部を詰装置は、特発性側湾症、胸腺部骨折、
亀背の治療用に設計されている。結節への隣接によって
、側面矯正、プローチ−ジョン、矢状面輪郭の確立が達
成される。同じロッド上で、伸延と圧縮の両方を同時に
使える。

したがって、後部脊髄システムとその用法を提供するの
が、本発明の第１の目的である。

強さとフレキシビリティをたかめるために、全表面が滑
らかなロッドを使うそうした後部脊髄システムを提供す
るのが、本発明のそのうえの目的である。

表面の滑らかなロッドに取り外し可能な形ですべてのコ
ンポーネントとアセンブリを取り付けられるように設計
されたコツキングスリーブアセンブリを備えた後部を詰
装置を提供するのが、さらにそのうえの目的である。

フック、クランプ、ねじその他の脊髄連結装置を備える
ことができる。そうした後部を詰装置を提供するのが、
本発明のさらにそのうえの目的である。

本発明の後部を詰装置を使う外科手術方法を提示するの
が、本発明のさらにそのうえの目的である。

本発明のあれやこれやの目的、側面、特徴は、付属図面
と共に読むべき以下の実施例の詳細な説明から、よりよ
く理解されよう。

Ｃ実施例〕 第１図及び第７図は、本発明の後部を詰装置の２つの使
用例を示している。

第１図は、それぞれが全長にわたって滑らかな表面１１
を持つ１対のロッド１０を示している。ロッド１０は複
数の正中線クランプ２０とカップラアセンブリ６０によ
って相互に間隔をあけて付着させられる。正中線クラン
プ２０とカップラアセンブリ６０は、各正中線クランプ
２０とロッキングスリーブアセンブリ１００の間に介在
するフックボデー１４０を用いる正中線クランプ２０を
備えたロッキングスリープアセノブ１月ＯＯの使用を通
じてロッド１０に付着させられる。

第７図の例では、ロッド１０がその全長にわたって滑ら
かな表面を持ち、カップラアセンブリの使用と二叉フッ
クＩ８０　、薄層板フック２２０の使用とを通じて、相
互に固定された関係で、脊柱に取り付けられる。カップ
ラアセンブリ６０とフック１８０゜２２０は、ロッキン
グスリーブアセンブリ１００の使用を通じて、ロッド１
０に連結される。

今後は、第１６図及び第１７図を参照すれば、ロッキン
グスリーブアセンブＩＪ１００が、長いスリーブ１０１
とロックナツト１０３を備えていることがわかる。スリ
ーブ１０１は、肩１０９で終るまで下方にテーパの付け
られた表面１０７を持つ端部１０５を持ち、７ｉ１１１
０９からスリーブ１０１のもうひとつの端部１１１が延
び、このもうひとつの端部１１１が、その全長にわたっ
て、ねじ１１３を備えている。

複数の割れ目１１５が、スリーブ１０１の延びている長
手方向に斜めに形成され、この割れ目は、スリーブ１０
１の端部１１７の少し手前で終っている。

割れ目１１５のこうした終端は、スリーブ１０１の構造
的保全を維持している。しかしながら、これらの割れ目
１１５のうちの１つは、スリーブ１０１の全長にわたっ
て延ばすことができる。割れ目は、隣接する割れ目の間
の帯域がオープンハックフックまたはフックボデーの開
口部にさらされる危険を減らすために斜めにした方がよ
い。

ロックナツト１０３は、できれば六角形である方がよい
外側表面１２３と半径方向外側に延びるフランジ１２５
からなり、その外側表面を貫通するねじ付通路１２１を
備えている。

もとに戻って第１７図のスリーブ１０１を参照すれば、
表面１０７が、ねじ部分から遠ざかるにつれて直径が増
す、小さな円錐台形テーパを持つことが、理解されなけ
ればならない。

本発明の望ましい実施例で、スリーブ１０１　は、たと
えば第３図及び第４図に図解説明されているとおり、間
隔を置かれた円周上の３つの割れ目１１５を備えている
。

前の説明から理解されるとおり、ロッキングスリーブア
センブリ１００は、表面の滑らかなワンド１０上のコン
ポーネントの位置を固定するのに有利である。第１６図
及び第１７図を参照すれば、コンポーネントがテーパ面
１０７上に置かれ、そのコンポーネントがテーパを付け
られた対応するリセスを持ち、その内径がスリーブ１０
１の表面１０８の外径よりも小さく、ロックナツト１０
３がスリーブ１０１のねじ１１３にねじ込まれ、そのフ
ランジがコンポーネントの側壁にもたれる時、そうした
相互作用が、スリーブ１０１のテーパ面１０７とコンポ
ーネントのリセスのテーパの付けられた内側表面（第１
６図、第１７図には示されていない）との係合を引き起
こし、それによって、コンポーネントのリセスの内側表
面上のスリーブ１０１の表面１０７の摩擦的保持だけで
なく、その割れ目１１５の存在のために、スリーブ１０
７の圧縮を引き起こし、スリーブ１０１の内側表面１１
０にロッド１０の滑らかな面１１の摩擦的に把握させ、
それによって、コンポーネントがロッキングスリーブア
セ７１１月００の固定位置に取り付けられた状態で、ロ
ッド１ｏ上の固定した関係におけるロッキングスリーブ
アセンブＩＪ１００の同時的保持を引き起こす。表面１
０７とコンポーネントのリセスに適していることがわか
ったテーパの程度の一例は、その縦軸から約６度である
。この相互作用は、以下のたとえば第２図、第４閃、第
１１図から第１３図などの図の説明から、より良く理解
されよう。

今度は、第１２図、第１３図、第２６図を参照すると、
本発明の一部を形成するフックの３つの例が示されてい
る。

第１２図は、ボデー２２１　とフックを形成するシュー
２２３を備えた薄層板フック２２０を示している。

ボデー２２１は、開口部２２９、シュー２２３がら離れ
る向きの開口部のある弓形壁２２７を持っリセス２２５
を備えている。

弓形壁２２７は、参照番号２３１のところのより小さい
直径から、参照番号２３３に隣接するより太きい直径ま
で、テーパが付けられている。しかし、望ましい場合に
は、逆方向のテーパ（第１２図は示されていない）を使
えることが注目される。希望される場合には、適切な器
具によるフック２２０の把握を促進するために、フック
２２０のボデー２２１の中に、リセス２３５を作ること
ができる。

薄層板フック２２０のシュー２２３は、フック２２０の
ボデー２２１のリセス２２５の長手方向にある程度実質
的に垂直に延びている第１の脚２２４、および第１の脚
２２４に実質的に垂直な第２の脚２２６を備えている。

第２の腓２２６の端部２２８は、第１０図から最もよく
分るとおり、ボデー２２１の端部を越えて延びている。

第１０図からさらに分るとおり、薄層板フック２２０は
、ロッキングスリーブアセンブリ１００を経由して、ロ
ッド１０に取り付けられている。スリーブ１０１の一方
の端部１０５のテーパ面１０７は、フック２２０のリセ
ス２２５のテーパ面２２７と同じように、第１０図の陰
の部分に見られる。第１０図から理解されるとおり、ロ
ッキングスリーブアセンブリのロックナツト１０３のフ
ランジ１２５が、フツク２２０の表面２３１に係合する
時、スリーブ１０１に対するロックナツト１０３の新た
な回転の結果として、スリーブ１０１の端部１０５が、
フック２２０のボデー２２１の中のリセス２２５を通じ
て、第１０図の上方に引っ張られ、それによって小表面
１０７と２２７の間の締めつけ作用と（２）ロッド１０
の滑らかな表面１１に対するスリーブ１０１の内側表面
１１０の押しっけを引き起こし、それによってフック２
２０をその上にしっかりと固定する。

第１３図は、ボデー１８１　とフックを形成するシュー
１８３を持つ二叉フック１８０を示している。ボデー１
８１は、その終端が開口部１８９を画定している内側表
面１８７を持つリセス１８５を備えている。リセス１８
５の表面１８７は、端部１９１のところのより小さい直
径から、端部１９３のところのより大きい直径まで、先
細になっている。この場合もまた、望ましい場合には、
逆方向のテーパも使える。

シュー１８３は、第１の脚１８４、およびそれに取り付
けられた第２の脚１８６を備え、その脚１８６は二叉に
わかれてリセス１８８を形成し、このリセス１８８は２
本の脚１９０．１９２を分離している。

第９図から最もよく分るとおり、脚１８４．１８６は、
第１０図から最もよく分る薄層板フック２２０の脚２２
４゜２２６の間の角を形成する関係と対照的に、実質的
に連続する曲線を形成している。

ロッド１０への二叉フック１８０の固定の方法は、特に
第１０図、第１２図を参照しながら以上で説明されたと
おり、ロッド１０への薄層板フ・ツク２２０の固定の方
法に似ている。

第２６図を参照すると、アンドルフックと呼ばれる新た
なフックが参照番号２００で示され、ボデー２０１とシ
ュー２０３を備えていることがわかる。

ボデー２０１は陰の部分に見られるリセス２０５を備え
、このリセス２０５は壁２１１に隣接するより小さな直
径から壁２１３に隣接するより大きな直径までテーパが
付けられている後退壁２２７を備えている。

リセス２０５の開口部（図には示されていない）は、Ｆ
［仮フック２２０と二叉フック１８０の各開口部２２９
．１８９に似ている。

シュ一部分２０３は、ボデー１８０と逆の方向を向いて
いる二叉フック１８０の脚１８６の形状とは対照的に、
第２６図に見られるとおり、脚部分２０６の終端が）・
ツク２００のボデー２０１の方を向いている点で、二叉
フック１８０のシュ一部分とは異なる、連続的カーブを
描く第１の脚２０４　と第２の腓２０６を備えている。

表面の滑らかなロッド１０へのアンドルフック２００の
取付の方法は、各二叉フック１８０および薄層板フック
２２０の設置の方法と同一である。

各フックで、そこへのスリーブ１０７の挿入を最も容易
にするために、リセスの最も広い端部のところで、オー
プンバック部分が広げられている。

この側面は参照番号２２２（第１２図）と１８２（第１
３図）に描かれている。

今度は第１１図、第１４図、第１５図を参照しながら、
正中線クランプアセンブリの実施例が詳しく説明されよ
う。先ず第１に第１１図、第１５図を参照すると、小さ
な正中線クランプアセンブリ２０が、下部クランプハー
フ２３を備えていることがわかる。下部クランプハーフ
２３は、一方の端部にシュー２９を持つボデー２７と、
反対側の端部から外側に延びる下部横断スタッド３１を
備えている。

上部クランプハーフ２５は、一方の端部にシュー３５を
、また反対側の端部から外側に延びる上部横断スタッド
３７を、持つボデー３３を備えている。各参照番号２６
９．２７５で示されている類似の構造から理解できるよ
うに、シュー２９　、３５はフック様の形状をしている
。

特に第１５図を参照すると、上部クランプハーフ２５の
ボデー３３が、横断面がＬ字形のリセス３９を備えてお
り、このリセス３９の中に、ネック部分４３と横木４５
を持つ横断面がＬ字形のリブ４１が、摺動可能に受けら
れる。リセスとリブの相互作用は、上部クランプハーフ
２５と下部クランプハーフ２３の間の容易な摺動を可能
にする。丁字形横断面、ハトの尾形横断面その他の適切
な形状など、他の一対の摺動形態を使えることが理解さ
れる。

第１４図を参照すると、大きな正中線クランプアセンブ
リ２６０が図解説明されており、それは第１１図、第１
５図で最もよく図解説明されている小さい正中線クラン
プアセンブリに全くよく似ている。

大型正中線クランプアセンブリ２６０と小型正中線クラ
ンプアセンブリ２０の間の主な相違は、大型正中線クラ
ンプアセンブリ２６０のクランプハーフが、小型正中線
アセンブリ２０のクランプハーフに比較して長いという
事実にある。さらに、この延長のせいで、大型正中線ア
センブリ２６０の上部クランプハーフ２６５は間隔をあ
けられた２つの横断植込ボルト２７７、２７８を備えて
いる。

特に第１４図を参照すれば、大型正中線アセンブリ２６
０が下部クランプハーフ２６３と上部クランプハーフ２
６５を備えていることが分る。下部クランプハーフ２６
３は、ボデー２６７とフック様形状のシュー２６９を備
えている。第１４図から分るとおり、下部シュー２６９
は下部シュー２７５よりもかなり広い。

上部クランプハーフ２６５は、ボデー２７３とフック様
形状のシュー２７５を備えている。クランプハーフ２６
３．２６５は、小型正中線クランプアセンブリについて
、第１５図で最もよく図解説明され、参照番号３９　、
４１で示されているリセスおよびＬ字形リブ形状によっ
て、相互に摺動可能に連結されている。

下部クランプハーフ２６３には、シュー２６９が形成さ
れている端部と反対側のボデー２６７の端部上の外側に
延びている横断スタッド２７１が組み込まれている。上
部クランプハーフ２６５は、間隔をあけられ横に延びて
いる２本のスタッド２７７、２７８を備え、スタッド２
７８はシュー２７５の付近にあり、スタッド２７７はシ
ュー２７５が形成されている端部と反対側の上部クラン
プハーフ２６５のボデー２７３の端部に向かって配置さ
れている。上部クランプハーフ２６５上の２本のスタッ
ド２７７、２７８は、後部を粘土の大型正中線クランプ
アセンブリの取付を多様にするために備えられている。

以上で説明した他のコンポーネントの場合と同じように
、クランプ２０と２６０は、ロッキングスリーブアセン
ブリを使って表面の滑らかな各ロッド１０に取り外し可
能な形で連絡できる。スタッドは表面の滑らかなロッド
１０についてのクランプアセンブリのこの取付を容易に
するために備えられている。各スタッドと各ロッドの間
に介在するのは、フックボデー１４０である。その−例
が、第１８図から第２２図に図解説明されている。

第１８図から第２２図を参照すると、フックボデー４０
が、壁１４５の付近の大きな直径から壁１４７の付近の
小さな直径までテーパが付けられているリセス１４３に
つながるオーブンバンク１４１を備えていることがわか
る。特に第２２図を参照すると、開口部１４２が、適切
な外科器具によるフックボデー１４０の把握を可能にす
る目的で、フックボデー１４０の壁を貫通している。

リセス１４３と壁１４５を横切っているのは、湾曲した
壁１５１と、壁１４５との接合点の開口部１５３とを持
つ今ひとつのリセス１４９である。リセス１４９の寸法
と形状は、正中線クランプアセンブリの横断スタッドの
ひとつを受けられるようなものである。リセス１４３の
寸法と形状は、ロッキングスリーブアセンブ＋７１００
のスリーブ１０１の端部１０５のテーパ面１０７上に取
り付けることができるようなものである。

各スタッドは、開口部１５３を通じて各リセス１４９に
挿入され、そうした手続についての前段の詳しい説明か
ら理解できるように、フックボデー１４０がロンキング
スリーブアセンブリにしっかりと取り付けられた後、前
記のスタッドはリセス１４９の中にとらえられ、その後
ロッキングスリーブアセンブリがゆるめられるまで、取
り外せなくなる。

第１１図を参照すると、各スタッドに、スタッドがリセ
ス１４９の中で内側に押されて、そこからの取り外しを
可能にするように、狭められたネック９００があるため
、そうなっている。ロッキングスリーブ１００の端部１
０５のフックボデー１４０の後退部分１４３への挿入は
、後退部分１４９がらの除去を可能にするために必要な
植込ボルトの内側への動きを防ぐ。したがって、部品の
この相互作用は、フックボデー１４０上の各植込ボルト
のしっかりとした組立を可能にする。

第１１回を参照すれば理解できるとおり、２つのフック
ボデー１４０は、胸または腰の薄膜上の各正中線クラン
プの組立位置の固定のために、ロッキングスリブアセン
ブリ われる。

第５図、第６図、第１１図を参照すれば分るとおり、フ
ックボデー１４０は、表面の滑らかな各ロッド１０上で
反対方向を向き、シュー２９　、３５が相互に反対方向
に動くような形で植込ボルト３１．３７が各後退部分１
４９によってとらえられるようにやはり反対の向きに取
り付けられたロッキングスリーブアセンブリによって、
そこに付着させられている。

かくして、クランプアセンブリ２０は当初、胸または腰
の薄膜の正中線上に置かれ、ボデー２７．３３は、相互
に滑動し、シュー２９　、３５に薄膜の両方の表面を把
握させる。クランプアセンブリ２０がこうした位置にあ
る状態で、フックボデー１４０は、各植込ボルト３１　
、３７上に取り付けられ、ロッキングスリブアセンブリ
１００で締め付けられ、２本の表面の滑らかなロッド１
０に対する薄膜上の正中線クランプアセンブリの固定を
維持する。

胸または腰の椎骨の薄膜上の大型正中線クランプアセン
ブリ２６０の設置と固定、および２本の表面の滑らかな
ロッド１０に対するその固定にあたっても、同じ手続が
たどられる。

以上に説明したとおり、装置の安定性をたかめるために
、表面の滑らかな２本のロッドの間の間隔を維持するた
めの何らかの手段を備えることが、望ましい。その目的
で、ロッド間の望ましい分離のために、第１図、第７図
から分るとおり、カップラアセンブリ６０が備えられて
いる。そうしたカップラアセンブリの例は、第３図、第
４図、第２３図、第２４図、第２５図に見られる。

第２３図〜第２５図を参照すれば、カップラアセンブリ
６０が、第１のボデー６１、第２のボデー６３、スリー
ブ６５を備えていることがわかる。

ボデー６１は、オープンバックの保持器またはヘッド６
７と、右回りのねじ７１を持つロッドまたはシャフトを
、備えている。短く細いネック６８が、ロンドロ９と保
持器６７を連結している。

さらに、特に第２４図、第２５図を参照すれば、ボデー
６３は、オープンバンクの保持器７３、滑らかな外面を
持つロッド７５、左回りのねじを持つネック７７を備え
ている。ボデー６１のロッド６９は、ボデー６３のロッ
ド７５を滑動式で受は取る中央の盲孔７０を備えている
。

スリーブ６５は、一方の端部が右回りのねじ８３の短い
帯で終り、他方の端部が左回りのねじ８５の短い帯で終
る中央の孔８１を備えている。

さらに、特に第２４図、第２５図を参照すれば、ネック
７７が、その全長にわたってねじが切られておらず、そ
のねじ部分７９の幅に等しい表面の滑らかな部分８０を
備えていることがわかる。他方、スリーブ６５の外側表
面６６は、スリーブ６５の回転をはやめ、それによって
ボデー６１　、６３の相互の接近、離反の動きをはやめ
るための工具または外科医の指による把握を最もよく促
進する複数の平面を備えることができる。

第２３図、第２５図から分るとおり、保持器６７　、７
３は、各参照番号８７　、８９で示されている各開口部
を持つ。表面９１は、壁９５の付近の大きな直径から壁
９６の付近の小さな直径まで、テーパが付けられている
。表面９３ば、壁９７の付近の大きな直径から壁９８の
付近の小さな直径まで、テーパが付けられている。表面
９１　、９３のテーパは、本発明の装置の他のコンポー
ネントについて前に説明されたものと同じ目的を持つ。

同じ目的とはすなわち、ロッキングスリーブアセンブリ
１００のスリーブ１０１のテーパ面１０７の保持器６１
　、６３の挿入を促進することである。これは、２本の
ロッド１０の間のカップラアセンブリ６０の取付の例を
示している第３図、第４図を参照すれば分る。

特に第２５図を参照すれば理解できるとおり、カップラ
アセンブリ６０が組立てられる時、ロッド７５は、ねじ
７９がスリーブ６５のねじ８５にねじ込まれるまで、ス
リーブ６５に挿入される。同じように、ボデー６１は、
ロッド６９の挿入とそのねじ７１のスリーブ６５のねじ
８３へのねじ込みによって、スリーブ上に取り付けるこ
とができる。ねじ８３を使ったロッド６９のねじの孔８
１へのねじ込みは、ロッド６９を孔８１の中で進ませる
であろう。同じように、ボデー６３のネック７７のねじ
７９のスリーブ６５のねじ８５へのねじ込みは、ボデー
６３の中の孔８１の方へのロッド７５の前進を引き起す
であろう。

以上に述べたとおり、ロッド７５の外径は、ロッド６９
の孔７０の内径よりも小さく、したがって、ボデー６３
のロッド７５は、ボデー６１のロッド６９の孔７０の中
で滑動し、それによって、各ボデー６１　、６３相互の
内側への、また外側への動きの案内を促進する。

重要な側面であるが、ネック７７のねじのない表面８０
は、ネック７７のねじ部分７９が、スリーブ６５の孔８
１のねじ部分８５を過ぎて、ねじ込まれることを可能に
する。これが達成されると、その後、スリーブ６５が、
それに対して往復運動をすることなく、ボデー６３に対
して回転することができる。かくして、スリーブ６５は
、スリーブ６５のねじ８５がネック７７の滑らかな表面
に重なるよう、相互に通り過ぎるねじ８５　、７９で、
ボデー６３に予め取り付けることができる。その後、ロ
ッド６９の孔７０がボデー６３の相対的に静止している
ロッド７５の上を進んでいる状態で、スリーブ６５は、
ボデー６１のねじ付の孔６９の孔８７の中への前進を引
き起しながら、ボデー６３に対して一定の方向へ回転す
ることができる。

この方法で、カップラアセンブリ６０の端部から端部ま
での長さを、スリーブ６５の回転によって容易に調節で
きる。

第３図、第４図から最もよく分るように、カップラアセ
ンブリ６０は、希望次第で同じ方向が反対の方向を向け
られる開口部８７　、８９で、２本のロッドの間に取り
付けられる。以上に説明されているとおり、表面９１　
、９３は、各ロンキングスリーブアセンブリ１００の一
部を形成するスリーブ１０１のテーパ面１０７の上に置
かれ、噛み合わせられる。その後、ロックナツト１０３
は、スリーブ１０１のねじ部分１１１に、そのフランジ
１２５が各ボデー６１　、６３の壁９６または９８にも
たれるまで（第２４図）、ねじ込まれる。スリーブ１０
１の各ねじ部分１１１にロックナツト１０３がさらにね
じ込まれると、スリーブ１０１のテーパ面１０７が各後
退部９１　、９３の中に引っ張られ、それによって、ボ
デー６１　、６３が、ロッキングスリーブアセンブリ１
００上の、そしてそれによってロッド１０上の取付位置
で締められる。各開口部８７　、８９の切除部分は、ス
リーブ１０１が、スリーブ１０１の肩が各壁９５　、９
８を完全に通り過ぎなくても、後退部分９１　、９３に
挿入されるように、備えられている。第２４圓に示され
ている切除部分６２に似た構造が、第１２図の参照番号
２２２、第１３図の参照番号１８２、第１８図の参照番
号９２２について見られる。

以上の次第で、本発明の後部を詰装置の一部を形成する
コンポーネントがすべて、詳しく説明された。そうした
説明に照らせば、第１図、第７図に示されている例が、
さまざまなゆがみその他前記の条件を矯正するために後
部を粘土の予め定められた相互関係で２本の表面の滑ら
かなロッドを取り付ける目的で組み合わせることができ
るコンポーネントの多数の組合せの単なる例にすぎない
ことが、理解されなければならない。

本発明の後部を詰装置を構成する各種コンポーネントが
以上に説明されているが、本発明の後部を詰装置を使う
手術方法の一例を詳しく説明することが有益である確信
される。

後部脊髄の２本の近接する表面の滑らかなロッドの間に
正中線クランプアセンブリを設置する際には、手術前の
計画が立てられ、そうした計画においては、標準外科手
続に従って、安全な矯正の曲線の程度の限度と関節癒合
レベルが決定される。

正中線クランプは、関節癒合の必要な部分の全体で、選
択されたレベルに置かれ、各コンポーネントの必要な数
と方向が決定される。

標準外科手続に従って、露出、剥皮、移植技術が使われ
る。

手術部位の下準備にあたっては、下部小関節面の基部の
横断平面で、第１の針状突起の切断が行なわれる。適切
なりランプ設置器が、器具の取り付けられる各レベルに
置かれ、針状突起の方への第２の切断を標準寸法に合わ
せるために、使われる。第２の切断は、薄膜の腹側表面
に平行に、それから約０．２インチ後で行なわれる。望
ましい操作様式においては、すべての切断は、ホールの
ミクロＥ矢状鋸を使ってすすめられる。クランプ設置器
の除去の前に、そこから必要なりランプの寸法が決定さ
れる。

納入のだめの適切な寸法の各クランプが適切なりランプ
保持器具の上に置かれ、その後、下部薄膜の下へ下部ク
ランプシューを滑らせ、上部薄膜の刻み目を通じて落と
し、締めて定位置に固定することによって、各椎骨上に
置かれる。そこから、クランプ保持器が、クランプハー
フの接合を維持するために、使われる。

脊髄の矯正と維持を促進するために適切な長さの２本の
表面の滑らかなロッドの輪郭が、アルミ型とロンド曲げ
器によって作られる。手術前に決定されたとおりの適切
な数のロッキングスリーブアセンブリが、正中線クラン
プ２０とカップラ６０の固定のための適切な方向に向け
て、ロッド１０上に置かれる。フックボデーが適切なフ
ックボデー保持器の上に置かれ、矯正中のフックボデー
１４０の操作のために、フックボデー保持器を定位置に
残して、正中線クランプ植込ボルト上に置かれる。

この目的で、第２２図に最も良く描かれているフックボ
デ−１４０の孔１４２が使われる。

側面の矯正は、フックボデー１４０を操作するためにフ
ックボデー保持器を使い、キャンティレバーローディン
グによって達成される。この時、ロッキングスリーブを
操作するために、ロッキングスリーブ導入器と外科スラ
イダーが使われる。必要に応じて機械的に有利にするた
めに、外科用のロンド押し器と側面アブロキシメータを
使うことができる。ロッキングスリーブは、フックボデ
１４０の中に置かれ、ロッキングスリーブ導入器と共に
設置され、そうして矯正を支える。

ロッキングスリーブは、フックボデー保持器、ロッキン
グスリーブ導入器、ロンド押し器、叉状アプロキシメー
タを必要に応じて使い、フックボデー１４０の中に置か
れる。ロッキングスリーブは、以上に説明されていると
おりに設置され、今度は新たな量の伸縮または圧縮が、
ロッドクランプとデイストラクタを使って、装置に加え
られる。ロッキングスリーブを完全に落着かせるために
適切なスパナを使って、ナンドが最終的に締められる。

ロッキングスリーブアセンブリによって口・ノド１０上
に置かれ、それによってロッド１０に向かって締められ
る必要な数のカップラアセンブリを使って装置が最終的
に固定される。力・ンプラアセンフリ６０のスリーブ６
５は、ロッド１０間を希望どおりの距離に分離しておき
、安定性を改善するためのボデーの薄膜接触を促進する
目的でボデー６１　、６３を相互に接近または分離させ
るために、希望の方向に回転させられる。

この方法で、カップラアセンブリはターンノ＼・ノクル
の役割を果たす。

その後、標準外科手続を使い、手術部位に接近する。第
１図が、表面の滑らかな２本の口・ノド１０上に組立て
られている正中線クランプ２０とカップラアセンブリ６
０の例を示しているため、第１図と関連図を参照しなが
ら、前記の手術過程をたどることができる。

今度は、第７図と関連図に示されている例を参照にし、
後部を粘土にフックを置く際に使われる技術が詳細に説
明されよう。

最初の側面において、手術前の計画が立てられ、標準外
科手続に従って、フック部位、カーブの規模、関節癒合
のレベルがすべて決定される。各コンポーネントの必要
な数と方向もまた、それによって決定される。

その後、標準外科技術によって、部位が露出させられる
。

その後、ＩｌａｒｒｉｎｇｔｏｎおよびＣｏｔｒｅｌ−
Ｄｕｂｏｕｓｓｅｔ手続によって、フック部位が下準備
される。

フックは、典型的な）ＩａｒｒｉｎｇｔｏｎおよびＣｏ
ｔｒｅｌＤｕｂｏｕｓｓｅｔ手続に従った方法で、フッ
ク保持器とスタビライザを使って設置される。

その後、適切な長さで表面の滑らかな２本のロッド１０
の輪郭が、望ましい脊柱の輪郭に合わせて、ロッド曲げ
器とアルミ型を使って、定められる。

各ロッド１０につき、適切な数のロッキングスリーブア
センブリが、各フックとカップラの位置に対して必要な
方向で、各ロッド１０上に置かれる。伸延、圧縮技術と
共に、キャンティレバー矯正を使うことができる。ロン
ド押し器および伸延器と共に、側面および叉状アプロキ
シメータが、それらの矯正モードを促進するために、提
供される。必要な場合には、Ｃｏｔｒｅｌ−Ｄｕｂｏｕ
ｓｓｅｔ矯正技術を使うことができる。矯正部位の各結
節点上で、適切なフック保持器、ロッキングスリーブア
センブリ導入器、外科スライダを用いて、フックのオー
プンバックボデーの後退部分にロッキングスリーブを置
くことができる。望ましい使用様式において、側面矯正
が叉状矯正に優先されよう。

その後、ロッキングスリーブは、口・ノキングスリーブ
締め器とスパナを使って、十分に落ち着かせられる。カ
ンプラアセンブリが適切なレベルに置かれ、ロン１１０
間の望ましい間隔を確立、維持するために必要で望まし
い場合には、伸延または圧縮される。そうした伸延や圧
縮は、構造的安定性を強化する。

その後、標準外科技術に従い、縫合される。

言うまでもなく、以上に説明されたいずれかの外科手続
において望ましい場合には、第１１図、第１５図の参照
番号３１　、３７で、また第１４図の参照番号２７１、
２７７、２７８で特に図解されているとおり、正中線ク
ランプアセンブリに組込まれている植込ボルトに構造が
似ている植込ボルトを持つペディクルスクリュー（図に
は示されていない）を使うことができる。かくして、そ
うした脊髄ペディクルスクリューを、理解できるとおり
、フックボデー１４０を使って、各ロッド１０に取り付
けることができる。

ところで、本発明の装置とその使用法が詳細に説明され
たが、今度は、個々のコンポーネントの好ましい詳細が
示されよう。

ここに開示されている正中線クランプアセンブリの２つ
の実施例が、検討の価値がある。

正中線クランプアセンブリの下部、上部シューが、薄膜
構造物の負荷保持能力を決定する死体試験を通じて、最
適化された。薄膜とフックボデーの接触を保証するよう
、植込ボルトが各クランプハーフ上で位置決めされる。

各植込ボルトのヘッドは、側面を最低限にするために、
平らである。

以上に説明されたとおり、小型正中線クランプアセンブ
リは、各クランプハーフ上に１本の植込ボルトを備えて
いるが、大型正中線クランプアセンブリは、上部クラン
プハーフ上に２本の植込ボルトを備えている。小型クラ
ンプが、その上への３木の植込ポル１−の設置を可能に
するのに適した寸法であることがわかった。たとえば、
第１４図に図解されている大型クランプ２６０など、小
型クランプより大きいクランプが使われるならば、３木
の植込ボルトを０７ｆｆえることができよう。

ここに説明されているとおり、ロッキングスリーブアセ
ンブリのテーパスリーブへのフックのテーパを付けられ
た後退部分の付着を可能にするような、テーパの付けら
れた後退部分を備えることによって、どのような適切な
スタイルのスピナルフックも、本発明のロッキングスリ
ーブアセンブリと共に使用するように、改造することが
できる。

本発明の特徴であるオーブンバックおよびテーパの付け
られた後退部分に適するように改造されたそうしたスタ
イルの３つのフックが、二叉フック１８０　、薄層板フ
ック２２０、アンドルフック２００　として、前段で説
明されている。

第９図、第１３図に最も良く見える二叉スタイルのフッ
ク１８０に関しては、このフックは、間隔のあいたフォ
ーク１８８を持つ。フォークは、ベディクルと、後部側
面を最低限にしながらフックのもっと後方への設置を可
能にするさまざまな高さの薄膜を収納するために備える
ことができる２つの寸法のシューとを締め付けるために
、テーパが付けられている。小関節面と薄膜の過度の切
り欠きは、神経骨を露出させ、挿入時に神経根が打たれ
る危険を発生させる。

薄層板フック２２０は、第１θ図、第１２図から最もよ
く分るが、エドヮーズ解剖フック（背景の項で言及され
ている）と同じ寸法のシューを持つように設計されてい
る。ただし、挿入時の管への侵入を最低限に抑えるため
に、シューは、もっと低い。

第２６図から最もよく分るアンドルフック２００のシュ
ーは、高さが同じの２つのフックの設置を可能にするた
めに、より狭いシューを使うことができる。

ロッキングスリーブアセンブＩＪ１００をカップラアセ
ンブリ６０に関しては、ロッキングスリーブ１００のロ
ックナラＦ１０３の放射状に外側へ延びるフランジ１２
５が、表面の滑らかな２本の隣接するロッド１０の間の
定位置にカップラアセンブリ６０を維持するためにロッ
キングスリーブが使われ、スリーブ１０１上でロックナ
ツト１０３が適切に締めつける時に、カップラアセンブ
リ６０のスリーブの前に定義されたターンバックル部分
６５を妨げ、それによってターンバックルのゆるみを防
ぐのに十分な直径を持つように設計されている。

言うまでもなく、本発明の装置の不可分な一部を形成す
るものとして以上に説明されたコンポーネントは、必要
な強さとフレキシビリティを持ち、不活性で体の拒否反
応を引き起さない限りにおいて、希望の材料で作ること
ができる。たとえば、表面の滑らかなロッドは、表面の
滑らかな形状のために、ねじやローレットの切られた表
面を持つはるかに直径の大きいロッドよりも優れた疲労
およびフレキシビリティ特性を発揮する冷間加ニステン
レス鋼で作ることができる。

以上の次第で、後部を詰装置が、表面の滑らかなロッド
、他の装置コンポーネントをロッドに取り付けるために
使うように設計されたロッキングスリーブアセンブリの
次元で、またフックボデーを備えた正中線クランプ、フ
ック、フックボデーを備えたねじ、カップラアセンブリ
、およびその他−切の適切な固定装置を含む装置コンポ
ーネントの次元で、開示された。

言うまでもなく、本発明の教えるところのさまざまな変
更、改造を、本発明の所期の精神と規模から離れること
なく、企てることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図、第７図は、本発明の後部を詰装置の一例を取り
付けた脊柱の２つの例を示している。第１図、第７図か
ら分るとおり、脊柱１は、頚部を推２、胸部を椎３、腰
部を椎、仙骨を備えている。 第１図は、本発明の後部を詰装置の第１の例が取り付け
られた人体の脊柱の後面図である。 第２図は、第１図の線２−２に沿った横断面図を示して
いる。 第３図は、第１図の線３−３に沿った横断面図を示して
いる。 第４図は、第１回の線４−４に沿った横断面図を示して
いる。 第５図は、第１図の線５−５に沿った横断面図を示して
いる。 第６図は、第１図の線６−６に沿った横断面図を示して
いる。 第７図は、本発明の後部を詰装置の第２の例が取り付け
られた人体の脊柱の後面図である。 第８図は、第７図の線８−８に沿った横断面図を示して
いる。 第９図は、第７図の線９−９に沿った横断面図を示して
いる。 第１０図は、第７図の線１０−１．０に沿った横断面図
を示している。 第１１図は、第１図の一部の拡大図を示している。 第１２図は、本発明の装置の一部を形成する薄層板フッ
クの透視図を示している。 第１３図は、本発明の装置の一部を形成する二叉フック
の透視図を示している。 第１４図は、本発明の装置の一部を形成する大型正中線
クランプの透視図を示している。 第１５図は、第１１図の線１５−１５に沿った横断面間
を示している。 第１６図は、本発明の装置の一部を形成するロッキング
スリーブアセンブリの分解透視図を示してなロッキング
スリーブ締め器が使われ、ロックナツトが指で締められ
る。必要な締つけ力の約８０％を得るために、クランプ
締め器を使って、ロッキングスリーブとナンドがさらに
締められる。適切いる。 第１７図は、第１１図の線１７−１７に沿った横断面図
を示している。 第１８図、第１９図、第２０図、第２１図、第２２図は
、本発明の装置の一部を形成するフックボデーをさまざ
まな視点から見た図を示している。 第２３凹は、本発明の装置の一部を形成するカップラア
センブリの側面図を示している。 第２４図は、カップラアセンブリの分解底面図を示して
いる。 第２５図は、本発明のカップラアセンブリの横からの横
断面図を示している。 第２６図は、本発明の一部を形成するアンドルフックの
側面図を示している。 ＩＯ・・・ロッド、 ２０・・・正中線クランプアセンブリ、２３　、２５・
・・クランプハーフ、　２７　、３３・・・ボデー２９
　、３９・・・シュー　　　　　　３１　、３７・・・
スタッド、６０・・・力・ノプラアセンブリ、 １００・・・ロンキングスリーブアセンブリ、１４０・
・・フックボデ− Ｆｉｇ、　１４ Ｆｉｇ、　２３ Ｆｉｇ、２５ Ｆｉｇ、　２４

Claims (66)

【特許請求の範囲】
1. １．正中線クランプアセンブリであって、（ａ）相互に
   摺動可能に連結された下部及び上部クランプハーフを備
   え、 （ｂ）該各クランプハーフがボデー部分と該ボデー部分
   に接続されるシューとを有し、 （ｃ）該各クランプハーフがそのボデー部分に接続され
   且つ外側に延びるスタッドを備え、 （ｄ）該クランプハーフは該シューをクランプ位置へ相
   互に近接する向きに動かせる方向に摺動可能であり、該
   スタッドは該クランプハーフの相互の位置を固定するた
   めのアタッチメント手段に接続することができるように
   したクランプアセンブリ。
2. ２．該クランプハーフの１つが長いリセスを備え、他の
   クランプハーフが該リセスと相補的でその中に摺動可能
   に挿入できる突起を備え、該リセスと該突起が該クラン
   プハーフを摺動可能に連絡するように相互作用する請求
   項１に記載の正中線クランプアセンブリ。
3. ３．該リセスと該突起の横断面がＬ字形である請求項２
   に記載の正中線クランプアセンブリ。
4. ４．該クランプハーフのうちの一方が間隔をあけた２つ
   のスタッドを有する請求項１に記載の正中線クランプア
   センブリ。
5. ５．該一方クランプハーフが上部クランプハーフとなる
   請求項４に記載の正中線クランプアセンブリ。
6. ６．該アタッチメント手段が長いロッドで該スタッドの
   少くとも１つ連結する請求項１に記載の正中線クランプ
   アセンブリ。
7. ７．該長いロッドが滑らかな表面を持つ請求項６に記載
   の正中線クランプアセンブリ。
8. ８．該アタッチメント手段が該スタッドに接続されるフ
   ックボデーと、該フックボデーを該ロッドに接続するロ
   ッキングスリーブアセンブリから成る請求項６に記載の
   正中線クランプアセンブリ。
9. ９．該フックボデーが一側に開口部を持ち且つ該開口部
   を通して該スタッドを受けるのに適したリセスを備え、
   該フックボデーがさらに、該リセスに接続され且つ該ロ
   ッキングスリーブアセンブリ上への取付に適した形にさ
   れ、そのように取り付けられた時に（ａ）該スタッドを
   該リセスにロックし、（ｂ）該ロッキングボデーを該ロ
   ッキングスリーブアセンブリにロックするオープンバッ
   クテーパ孔を含む請求項８に記載の正中線クランプアセ
   ンブリ。
10. １０．該ロッキングスリーブアセンブリが該テーパ孔へ
    の挿入に適したテーパ部分を備え、該ロッキングスリー
    ブアセンブリがさらに、該スリーブのねじ面に螺着され
    るロックナットを含み、該ロックナットがフックボデー
    との相互作用が、該テーパ孔の内側表面と該スリーブの
    該テーパ部分の干渉摩擦相互連結を引き起す請求項９に
    記載の正中線クランプアセンブリ。
11. １１．該スリーブが孔を有し、該スリーブの孔が該ロッ
    ドに取り付けられ、該スリーブが割れ目を設けられ、そ
    れによって該ロックナットとフックボデーの前記の相互
    作用の結果として該スリーブが圧縮され且つ該ロッドに
    固定位置で摩擦的に保持される請求項１０に記載の正中
    線クランプアセンブリ。
12. １２．長いロッドを、テーパの付けられた通路と該通路
    の端部に隣接する側壁を有する構造と連結するためのロ
    ッキングスリーブアセンブリであって、 （ａ）連続的な孔を持つ長いスリーブを備え、該スリー
    ブがテーパの付けられた外側表面を有する第１の端部と
    、第２のねじが切られた端部とを有し、 （ｂ）該スリーブには少くとも１つの割れ目が設けられ
    、該割れ目は少くとも第１の端部と該第２の端部の各々
    の一部分に延び、 （ｃ）該第２の端部のねじに合うねじを備えた内部通路
    を有するロックナットを備え、 （ｄ）該孔が該ロッドを摺動可能に受ける寸法孔になっ
    ており、 （ｅ）該ロッドが該孔に入って、該スリーブのテーパを
    付けられた外面が該構造の該テーパを付けられた通路に
    挿入できるようにしたロッキングスリーブアセンブリ。
13. １３．該ロックナットが該側壁と係合するまで該スリー
    ブの該第２の端部に螺着され、該ロットナットのさらな
    る回転が、該少なくとも１つの割れ目を狭くして、該ス
    リーブをして該ロッドを摩擦的につかませ、該ロッドと
    該構造を連結する、請求項１２に記載のロッキングスリ
    ーブアセンブリ。
14. １４．該通路が、該通路に置かれた該外側テーパ面のテ
    ーパと同じ方向のテーパを付けられている請求項１３に
    記載のロッキングスリーブアセンブリ。
15. １５．該ロックナットが、該構造の該側壁と係合するの
    に適した、半径方向外側に延びているフランジを備えて
    いる請求項１３に記載のロッキングスリーブアセンブリ
    。
16. １６．該少なくとも１つの割れ目が周方向に間隔をあけ
    た複数の割れ目からなり、該割れ目のうちの１つが該ス
    リーブの縦方向の全長にわたって延びている請求項１３
    に記載のロックングスリーブアセンブリ。
17. １７．該スリーブが長手軸線を有し、該割れ目が該長手
    軸線に対して斜めである請求項１６に記載のロッキング
    スリーブアセンブリ。
18. １８．該スリーブの第１及び第２の端部を分離する肩を
    備えている請求項１３に記載のロッキングスリーブアセ
    ンブリ。
19. １９．該通路がオープンバックである請求項１３に記載
    のロッキングスリーブアセンブリ。
20. ２０．該構造がフックボデーからなる請求項１３に記載
    のロッキングスリーブアセンブリ。
21. ２１．該構造がカップラアセンブリからなる請求項１３
    に記載のロッキングスリーブアセンブリ。
22. ２２．該構造がフックシューを持つフックからなる請求
    項１２に記載のロッキングスリーブアセンブリ。
23. ２３．該構造がフックボデーからなる請求項１９に記載
    のロッキングスリーブアセンブリ。
24. ２４．該構造がカップラアセンブリからなる請求項１９
    に記載のロッキングスリーブアセンブリ。
25. ２５．該構造がフックを備えている請求項１９に記載の
    ロッキングスリーブアセンブリ。
26. ２６．外向きに延びるスタッドを有する構造を長いロッ
    ドに連絡するのに適したフックボデーであって、 （ａ）該ボデーにリセスが設けられ、該リセスは一側に
    開口部を持ち、且つ該開口部を通して該スタッドを受け
    るのに適し、 （ｂ）該ボデーにオープンバックテーパ孔が設けられ、
    該テーパ孔が該リセスと接続され且つ該ロッドを受ける
    のに適し、 （ｃ）該フックボデーを該スタッド及び該ロッドにロッ
    クするためのロック手段を備えたフックボデー。
27. ２７．該ロック手段が、該ロッドと該孔の間に介在され
    且つ該スタッドを該リセスにロックするのに適した表面
    を含むロッキングスリーブアセンブリからなる請求項２
    ６に記載のフックボデー。
28. ２８．該構造が正中線クランプアセンブリからなる請求
    項２６に記載のフックボデー。
29. ２９．間隔をあけた２本のロッドの間で連結されるのに
    適したカップラアセンブリであって、（ａ）第１のヘッ
    ドと該第１のヘッドに接続される第１のシャフトとを有
    する第１のボデーを備え、該第１のヘッドが左回りと右
    回りのねじのうちの一方を有し、 （ｂ）第２のヘッドと該第２のヘッドに接続される第２
    のシャフトとを有する第２のボデーを備え、該第２のシ
    ャフトが左回りと右回りのねじの他方を有し、 （ｃ）孔有するスリーブを備え、該孔が一端部に左回り
    のねじを有し且つ他端部に右回りのねじを有し、 （ｄ）該孔の左回りまたは右回りの一方のねじが狭い帯
    域にあり、該第１または第２のシャフト上の左回りまた
    は右回りのねじのうちの対応するものが、該第１または
    第２のボデーから滑らかなネックを画定する該狭い帯域
    の幅と少くとも等しい距離だけ間隔をあけて狭いリング
    として設けられ、それによって、該狭い帯域が該狭いリ
    ングを過ぎて該狭い帯域と該狭いリングとが非係合とな
    り且つ該狭い帯域が該滑らかなネックに重なる位置へね
    じこまれ、該狭いリングを備えたボデーが該スリーブに
    関して往復運動をしない間に、該狭いリングのないボデ
    ーの直線方向の位置を調整するために、該スリーブが回
    転されることができるようにしたカップラアセンブリ。
30. ３０．該各ヘッドが該ロッドのうちの１本を受けるのに
    適した貫通通路と、該各ボデーを該各ロッドにロックす
    るために該各通路と該各ロッドの間に介在されるロック
    手段とを備えている請求項２９に記載のカップラアセン
    ブリ。
31. ３１．該各通路はテーパを付けられている請求項３０に
    記載のカップラアセンブリ。
32. ３２．該各通路がオープンバックを有する請求項３０に
    記載のカップラアセンブリ。
33. ３３．該各ロック手段が該通路に挿入されるのに適した
    テーパ部分を有するスリーブからなり、該スリーブのね
    じ面にロックナットが螺着され、該ロックナットが該ヘ
    ッドとの間の相互作用によって一方では該ヘッドと該ス
    リーブの間の、他方では該スリーブと該ロッドの間のし
    まり摩擦結合を引き起す請求項３０に記載のカップラア
    センブリ。
34. ３４．該第１のシャフトが盲孔を有し該第２のシャフト
    が、該スリーブが該シャフトに取り付けられ該シャフト
    を案内する時に該盲孔に摺動可能に受けられる寸法の端
    部を有する請求項２９に記載のカップラアセンブリ。
35. ３５．該スリーブがグリッビングフラットを備えた外側
    表面を有する請求項２９に記載のカップラアセンブリ。
36. ３６．（ａ）ロッド手段と、 （ｂ）テーパの付けられた外側表面を有し、且つ該ロッ
    ド手段に沿って摺動可能なスリーブ手段と、 （ｃ）該スリーブ手段のテーパの付けられた外側表面を
    係合して受けるためのテーパの付けられた空洞を有する
    アタッチメント手段と、該スリーブ手段を該ロッドにし
    っかりと圧縮せしめるために該スリーブ手段に関連して
    設けた手段とからなる脊髄移植装置。
37. ３７．該スリーブ手段を該ロッド手段に圧縮せしめる手
    段が該スリーブ手段に含まれる割れ目からなる請求項３
    ６に記載の脊髄移植装置。
38. ３８．該ロッド手段がその全長にわたって滑らかな表面
    を有する請求項３６に記載の脊髄移植装置。
39. ３９．該アタッチメント手段が該テーパ空洞を含むボデ
    ーと脊髄との係合のためにそこから延びるフックシュー
    部分とを有する脊髄固定フックである請求項３６に記載
    の脊髄移植装置。
40. ４０．該アタッチメント手段が正中線クランプの少くと
    も一側部に保持されたフックボデーからなる請求項３６
    に記載の脊髄移植装置。
41. ４１．該ロッド手段が、間隔をあけた２本のロッドから
    なり、該アタッチメント手段が第１の端部と第２の端部
    を有するカップラからなり、該カップラの各端部が該ス
    リーブ手段を受けるためのリセスを備えている請求項３
    ６に記載の脊髄移植装置。
42. ４２．脊髄に取付けるための脊髄移植装置であって、ロ
    ッドと、脊髄とロッドの間に延びる接続手段とを備え、
    該ロッドはその全長にわたって滑らかな外側表面を含み
    、該接続手段は該ロッドへ固定された時に該ロッドの滑
    らかな外側表面と摩擦的に係合する脊髄移植装置。
43. ４３．該接続手段が２つ以上のコンポーネントを含み、
    そのうちの１つが、該接続手段が該ロッドに固く保持さ
    れた時に該ロッド内に半径方向に後退する請求項４２に
    記載の脊髄移植装置。
44. ４４．（ａ）相互に摺動可能に連絡された下部及び上部
    クランプハーフを備え、 （ｂ）該各クランプハーフはボデー部分と該ボデー部分
    から延びるシューとを有し、 （ｃ）該クランプハーフは該シューをクランプ位置へ相
    互に近接させる方向へ動かさせる方向に摺動可能であり
    、 （ｄ）該各シューを所望の距離だけ間隔をあけた位置に
    該クランプハーフを保持する手段を備えた外科移植装置
    。
45. ４５．該クランプアセンブリを後部脊髄上の所望の位置
    に維持するための手段を備えた請求項４４に記載の外科
    移植装置。
46. ４６．該維持手段及び保持手段が該クランプハーフのひ
    とつから外側に延びるスタッドからなる請求項４５に記
    載の外科移植装置。
47. ４７．該維持手段及び保持手段が該クランプハーフの各
    々から外側に延びるスタッドからなる請求項４５に記載
    の外科移植装置。
48. ４８．以下のステップを含む脊柱上で手術を行なう方法
    であって、 （ａ）該脊柱が露出するように切開を行なうことによっ
    て手術部位を準備し、 （ｂ）長いスピナルロッドを提供し、 （ｃ）複数の脊柱器具を間隔をあけた配置の位置に設置
    し、該各器具は部分的に環状のスペースを作るために該
    ロッド上に円周方向に間隔をあけて配置できるテーパを
    付けられたオープンバックリセスを含む関連したインタ
    ーフェース手段を備え、 （ｄ）テーパの付けられたロック手段を該各部分的に環
    状のスペースに挿入し、 （ｅ）該各器具を該ロッドにロックするために該各ロッ
    ク手段を作動させることを特徴とする方法。
49. ４９．該準備のステップが、該器具の該配置のための準
    備のために少くとも１つの脊柱の椎骨上でとげ状突起切
    削を行なうというステップを含む請求項４８に記載の方
    法。
50. ５０．該切削が、スピナルフックの装着のために該椎骨
    の準備を行なうことである請求項４８に記載の方法。
51. ５１．該スピナルフックが該インターフェース手段を内
    蔵している請求項５０に記載の方法。
52. ５２．該切削が、該椎骨の正中線上にクランプを装着す
    るための該椎骨の準備を行なうことであり、該クランプ
    が該椎骨上への該クランプの装着のために相互に近接す
    る方向へ移動できる２つの相対移動のクランプハーフを
    有する請求項４９に記載の方法。
53. ５３．該クランプがアタッチメント手段を有し、該イン
    ターフェース手段が、該アタッチメント手段とテーパの
    付けられた該ロック手段の間に介在される別のフックボ
    デーからなる請求項５２に記載の方法。
54. ５４．該長いロッドが第１の長いロッドからなり、さら
    に該第１のロッドから離れた位置に第２の長いスピナル
    ロッドを提供するステップとを含み、該クランプがさら
    に該クランプを新たなフックボデーと新たなテーパを付
    けられたロック手段を経由して該第２のロッドに連結す
    るさらなるアタッチメント手段を備えている請求項５３
    に記載の方法。
55. ５５．間隔の維持のために該ロッドの間に少くとも２つ
    のカップラアセンブリを接続するステップを含む請求項
    ５４に記載の方法。
56. ５６．各カップラアセンブリが２つのボデーを含み、該
    ２つのボデーは、２つのボデーを相互に近接する方向に
    移動させるための一方向と、該ボデーを相互に引き離す
    ために別の方向とへ回転できるターンバックルスリーブ
    によって相互に連結されている請求項５５に記載の方法
    。
57. ５７．該各ボデーが該リセスを有するヘッドを有する請
    求項５６に記載の方法。
58. ５８．該テーパの付けられたロック手段が、該テーパの
    付けられたリセスに挿入できるテーパ部分を有するスリ
    ーブと、該スリーブのねじ面にねじ込むことができるロ
    ックナットと、該ロックナットが支承されて、該スリー
    ブと該ロッド並びに該リセスとの間に摩擦的連結を引き
    起す該リセスに隣接した表面とからなる請求項４８に記
    載の方法。
59. ５９．該スリーブが該スリーブのほぼ長手方向にある程
    度に沿って延びる少くとも１つ割れ目を有する請求項５
    ８に記載の方法。
60. ６０．該ロッドが滑らかな表面を有する請求項４８に記
    載の方法。
61. ６１．該各ロック手段の作動のステップが、テーパの付
    けられた各ロック手段を該各部分的環状スペースへ押し
    込む、したがって該各ロック手段をロッドへ押し付ける
    ステップを含む請求項４８に記載の方法。
62. ６２．該テーパの付けられた各ロック手段が、該テーパ
    の付けられたリセスに挿入できるテーパ部分を持つスリ
    ーブからなり、該各スリーブが、該リセスの中に部分的
    環状スペースに押入れられた時にスリーブがロッドを押
    すことができるようスリーブのほぼ長手方向のある程度
    に沿って延びる少くとも１つ割れ目を有する請求項６１
    に記載の方法。
63. ６３．以下のステップを含み、脊柱で手術を行なう方法
    であって、 （ａ）表面が滑らかなロッドを該脊柱付近に設置し、 （ｂ）脊髄器具を該脊柱の椎骨の上に設置し、該器具は
    該ロッド上に置けるテーパの付けられたリセスを有し、 （ｃ）該ロッドに沿ってロック手段を滑らせ、 （ｄ）該ロッドと該リセスの間のスペースのなかで該ロ
    ック手段の位置決めを行ない、 （ｅ）該器具を該ロッド上に固定するために該ロック手
    段をロックするステップからなる方法。
64. ６４．該ロック手段がテーパの付けられた該リセスに挿
    入できるテーパ部分を持つスリーブと、該スリーブのね
    じ面にねじ込むことができるロックナットと、該ロック
    ナットが押して該スリーブと該ロッド並びに該リセスの
    間に摩擦的連結を引き起こす該リセスに隣接する表面か
    らなる請求項６３に記載の方法。
65. ６５．該スリーブが、該スリーブのほぼ長手方向のある
    程度に沿って延びる少くとも１つの割れ目を有する請求
    項６４に記載の方法。
66. ６６．以下のステップを含む、脊柱上で手術を行なう方
    法であって、 （ａ）該脊柱に隣接してロッドを設置し、 （ｂ）脊髄器具を該脊柱の椎骨上に設置し、該器具は該
    ロッド上に置けるテーパの付けられたリセスを有し、 （ｃ）該ロッドに沿ってロック手段を滑らせ、該ロック
    手段はスリーブと、該スリーブにねじ込めるロックナッ
    トとからなり、 （ｄ）該ロッドと該リセスの間のスペースのなかで該ロ
    ック手段の位置決めを行ない、該ロック手段を作動させ
    、該ロッド上に該器具を固定するために該ロックナット
    を該スリーブにねじ込むステップからなる方法。