JPH02184400A - スラリー吸引移送装置 - Google Patents

スラリー吸引移送装置

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JPH02184400A
JPH02184400A JP168889A JP168889A JPH02184400A JP H02184400 A JPH02184400 A JP H02184400A JP 168889 A JP168889 A JP 168889A JP 168889 A JP168889 A JP 168889A JP H02184400 A JPH02184400 A JP H02184400A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は活性汚泥法なとにより生した有機質汚泥の如き
粘稠なスラリー物を該汚泥タンクより真空ポンプを用い
て吸引移送するだめの汚泥タンクなど、スラリー物収容
タンクの排出部構造に関するものである。
(従来の技術) 我々の日常生活には必然的に流動性廃棄物と固形性廃棄
物が発生ずるが、かかる廃棄物に対して日常、その再生
化が進められている。
ところでこれら汚泥の処理対策には汚泥をその収容する
タンクより移送するための移送手段が必要であり、不可
欠の設備となっているが汚泥などは粘稠性をもつスラリ
ー状態であるため、移送には通常、第2図に示したよう
に真空ポンプ(2)を用いた吸引移送、あるいは吸湯移
送が一般に採用されており、ガス抜き(4)をもつスラ
リータンク(1)の排出口に真空ポンプに連なるホース
等の移送管(3)が連結されて移送されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の上記真空ポンプによる吸引移送におい
ては、スラリーが粘稠状態にあるためボス内が詰まり易
く、従って真空ポンプの容置に関係があり、上方へ吸湯
げようとするには、真空度ならびにポンプ容量が増大し
、コス1−高となって通常のポンプでは精々、1.5m
位まで、そしてポンプ容量を増大しても精々、4m位を
上昇させ得るにすぎない有様であった。しかも移送量も
3000β/minの真空ポンプを用いたとしても1分
間0゜2イしか移送できない状態であった。
本発明は上述の如き実状に対処し真空ポンプの容量を増
大するごとなくして移送量を増加−已しめ移送を円滑な
らしめることを課題とし、スラリ収容タンクの排出部に
改良を加えホース内におけるスラリーの動きを良好なら
しめることを1」的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的に適合する本発明装置はその特徴として汚泥な
どのスラリー物を収容したスラリータンクの排出口にホ
ースなど移送管を連結し、真空ポンプを用いてスラリー
物を吸引移送する従来の装置の前記排出部にホースを連
結したスラリー排出部において、圧縮空気管をスラリー
排出側に圧縮空気を噴出する如く開口設置すると共に、
該圧縮空気管の先端位置を中間としてその前後の位置に
夫々、送気孔を設けて空気を流入するようになしている
ここで、送気孔は通常、圧縮空気管の先端位置の前後に
設けられることが必要であり、先端位置よりの距離は異
なってもよいが、可及的、等圧β、lfに近づけること
が好ましい。
また、この送気孔にはバルブを備えた送気管を連結し、
空気流入量を調節、加減せしめることも好ましい態様で
ある。
(作用) 上記の如く構成するとき、排出部を通して排出される汚
泥などスラリー物は圧縮空気管よりの圧縮空気噴出によ
り強制的に送られて移行するが、このとき前後の送気孔
よりの空気流入によりスラリー物はカッ1−される状態
となって断Gi化され、第1図に見られるようにスラリ
ー物と、空気空間とが交互に発生ずる状態を呈して移行
し、断片的なスラリー物の移送となして、移送作用を容
易ならしめ、真空ポンプの容量を連続したスラリー物の
移送の如く大容量化する必要がなくなる。
従来のスラリー物の移送はスラリー物が連続づる故に、
移送管との間の摩擦抵抗が大きくなり、詰まりが生し易
いが本発明では前述の如くスラリー物の断片と空気空間
との交互存在となって摩擦抵抗は滅し、流れを円滑化す
ることが可能となる。
(実施例) 以下、更に添付同面を参照し、本発明装置の実施例を説
明する。
第1図は第2Mに示すスラリータンク(1)のスラリー
排出部を拡大して示した本発明の要部構成であり、スラ
リータンク(1,1下部の排出D(la)にホース等の
移送管(3)が連結されており、排出口(1a)内には
タンク外部のコンブレソザー(図示せず)に連なる圧縮
空気管(5)がバルブ(6)を有して挿入されていて、
その先端が排出口(1a)内に開口している。
そして、上記排出口(1a)には更に上記圧縮空気管(
5)の先端位置を挟め、その両側、即ち、前後に夫々、
バルブを有する送気管(7)、 f8)を介して送気孔
か設LJられている。
この場合、送気孔の位置は圧縮空気管(5)の先端位置
の+ti+後にあるごとが必要であり、先端位置より各
送気孔位置までの距離は問わないか略、等距離で中心軸
に対し対称的に開口させるのか最も有効である。
また、各送気管+71. (81にはバルブを配し、送
気量を調節、加減せしめることも効果的である。送給す
る空気は特に圧縮空気がなくてもよいが圧縮空気を導入
するようにしても差支えない。
本発明装置ば叙]−のような構成からなり、次にこの装
置を用いてスラリー物の移送を行うときはスラリー物は
第1図に示すように断続的にスラリー物断片(9)とな
って中間に空気空間00)を介在させて移送管(3)内
を移行することとなる。
この場合、スラリー物(9)が断片となることに一つい
ての理由は明らかではないが、圧縮空気管(5)より噴
出される圧縮空気によってスラリー物が押し進められる
一方、第1の送気管(7)の送気孔よりの空気流入によ
りスラリー物の連続紐帯か一部弱化され、これが更に圧
縮空気によって進められると共に、第2の送気管(8)
よりの空気流入によって前記羽化がより進められ、遂に
は空気が流入して空気空間(10)をスラリー物断片(
9)の間に形成するものと思われる。
事実、ホース内部の状況を観察すればスラリー物(9)
か断片となって進行してゆくのが観察される。
なお、165 +u+φのボースと30007!/mi
n容量の真空ポンプを用い150 Torrの真空度で
食品加工工場で出た汚泥スラリーを吸湯移送したところ
、送気孔を設けないときは1.5m位で吸湯不能となっ
たが、本発明により8龍φの送気孔を設げた場合は61
r1位まて吸湯か可能であった。
また、吸湯可能範囲で両者の移送速度を調べたとごろ、
送気孔のないものでは精々1分間、0.2M位であった
が、送気孔を設けた場合には1分間Q、511’、2分
間で1Mの移送がなされ、本発明装置の効果は頗る大き
かった。
(発明の効果) 本発明装置は以上のようにスラリー物の吸引移送にあた
り、圧縮空気管を配設すると共に、該圧縮空気管の先端
位置の前後に送気孔を開設したものであり、送気孔の開
設乙3二より圧縮空気の噴出によって押し進められるス
ラリー物は断片状態となって移送管内を移動し移送管と
スラリー物との摩擦抵抗は従来の連続状態で移送するの
に比し大幅に減少して移送管内で抵抗少なく円滑な移動
を可能ならしめ、ポンプ容量の増大に伴うロス1−高と
なることなく、しかも吸湯効率、吸引移送速度を」二昇
させ、移送管内の詰まりを生じることがなく、スラリー
物の吸引移送装置として頗る有用かつ経済性に冨む顕著
な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部を示す断面略示図、第2図は
スラリー吸引移送装置の概要を示ず略示図である。 (1)・・・スラリータンク、 (1a)・・・排出口、 (2)・・・真空ポンプ、 (3)・・・移送管、 (5)・・・圧縮空気管、 (71,(8)・・・送気管、 (9)・・・スラリー物断片、 00)・・・空気空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、汚泥などのスラリー物を収容したスラリータンクの
    排出口にホースなど移送管を連結し、真空ポンプを用い
    てスラリー物を吸引移送する装置において、前記タンク
    排出部に圧縮空気を排出側に向けて噴出する如く圧縮空
    気管を開口設置すると共に、排出部の前記圧縮空気管先
    端位置を中間としてその前後に送気孔を夫々設けてなる
    ことを特徴とするスラリー吸引移送装置。
JP1001688A 1989-01-06 1989-01-06 スラリー吸引移送装置 Expired - Lifetime JPH06104235B2 (ja)

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JP1001688A JPH06104235B2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 スラリー吸引移送装置

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JPH02184400A true JPH02184400A (ja) 1990-07-18
JPH06104235B2 JPH06104235B2 (ja) 1994-12-21

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ID=11508458

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614727A (ja) * 1984-06-19 1986-01-10 モンテヂソン・エス・ピイ・エイ いかり機能を有する末端基を含むフルオロポリエーテルおよびその製造法
JPS614272A (ja) * 1984-06-19 1986-01-10 Toshiba Corp 密着型イメ−ジセンサ
JPS6331939A (ja) * 1986-07-28 1988-02-10 Amano Corp 粉粒体用高圧輸送装置

Patent Citations (3)

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JPS6331939A (ja) * 1986-07-28 1988-02-10 Amano Corp 粉粒体用高圧輸送装置

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