JPH0218426A - 水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着方法 - Google Patents

水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着方法

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JPH0218426A
JPH0218426A JP63169885A JP16988588A JPH0218426A JP H0218426 A JPH0218426 A JP H0218426A JP 63169885 A JP63169885 A JP 63169885A JP 16988588 A JP16988588 A JP 16988588A JP H0218426 A JPH0218426 A JP H0218426A
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Hiroshi Matsuoka
宏 松岡
Susumu Onoe
尾上 勧
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 崖1f(2υ限引氷顆 本発明は、水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着方
法に関する。
瑛米■荻世 耐油性と耐熱性とを同時に有するゴムとして、水素化ニ
トリルゴムが知られている。この水素化ニトリルゴムは
、従来のニトリルゴムの利点である耐油性を保持しつつ
、耐熱性を改良し−たゴムであって、ニトリルゴムが含
有する二重結合を水素添加することによって、熱老化に
おけるイオウの再結合反応を起こり難くシ、かくして、
イオウの再結合反応に基づくゴム弾性の低下を防止した
ものである。
従来、一般に、ゴムと繊維との接着方法として、RFL
液と呼ばれるレゾルシン・ホルマリンとゴムラテックス
との混合液にて予め繊維を処理し、これを未加硫ゴムと
密着加硫させる方法がよく知られている。水素化ニトリ
ルゴムと繊維との接着に関しても、例えば、特開昭58
−45940号公報には、カルボキシル基を含むアクリ
ロニトリル・ブタジェンゴムラテックスとレゾルシン・
ホルマリンとからなる混合液で繊維を処理して、これを
水素化ニトリルゴムに密着加硫させる方法が提案されて
おり、また、特開昭61−207442号公報には、ハ
ロゲン含有重合体ラテックスとレゾルシン−ホルマリン
混合液にて繊維を処理し、これを水素化ニトリルゴムに
密着加硫させる方法が提案されている。
このように、繊維をレゾルシン・ホルマリン・ゴムラテ
ックスで処理することによって、水素化ニトリルゴムと
の間にある程度の接着を達成することができるが、しか
し、この方法では、圧縮や伸長によって繊維とゴム間に
大きい剪断が生じる用途に耐えるほどの十分な接着は、
達成することができない。
また、別の方法として、ポリイソシアネート化合物又は
ポリエポキシ化合物にて繊維を処理し、これを未加硫ゴ
ムと密着加硫させる方法も知られている0例えば、特開
昭62−133187号公報には、クロロスルホン化ポ
リエチレンゴムとポリイソシアネート化合物からなる接
着剤組成物にて炭素繊維を処理して、水素化ニトリルゴ
ムに加硫接着する方法が記載されている。更に、特公昭
49−14546号公報には、ポリイソシアネート、p
−ジニトロソベンゼン及びクロロスルホン化ポリエチレ
ンゴムを含む接着剤組成物にて繊維を処理し、これをゴ
ムに加硫接着させる方法が提案されている。
しかし、これらの方法によるときは、例えば、繊維コー
ドを水素化ニトリルゴムに接着する場合、ポリイソシア
ネートやエポキシ化合物を含む接着剤組成物が繊維コー
ド内に浸透し、繊維コードを硬くして、その屈曲性を著
しく損なう。
y力(”2 しようとする− 占 本発明は、水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着に
おける上記した問題を解決するためになされたものであ
って、圧縮や伸長によって繊維とゴム間に大きい剪断が
生じる用途にも、十分に耐える強力な接着を達成し、更
に、繊維コードの場合には、強力保持率が高(、且つ、
耐屈曲疲労性にすぐれる接着を与える水素化ニトリルゴ
ム配合物と繊維との接着方法を提供することを目的とす
る。
間 占を °するための 本発明による水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着
方法は、 ポリイソシアネート、ポリエポキシ化合物及びシランカ
ップリング剤から選ばれる活性化合物にて繊維を処理す
る第1工程、 レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液に浸漬
し、熱処理する第2工程、 ハロゲン含有量25〜70重量%の重合体1〜90重置
%とポリエポキシ化合物10〜99重量%とからなる接
着剤組成物にて処理する第3工程、及び 未加硫水素化ニトリルゴム配合物と密着加硫する第4工
程 とからなることを特徴とする。
本発明の方法において、第1工程にて用いる活性化合物
ポリイソシアネート、ポリエポキシ化合物及びシランカ
ップリング剤から選ばれ、かかる化合物にて繊維を処理
することによって、繊維は化学的に活性な官能基を付与
されて、活性化される。
上記ボ1人イソシアネート化合物としては、特に、限定
されるものではないが、例えば、トリレンジイソシアネ
ート、メタフェニレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフエニルジイソシアネート等のポ
リイソシアネートが好ましく用いられる。また、かかる
ポリイソシアネートにトリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等のように分子内に活性水素を2以上有
する化合物を反応させて得られる多価アルコール付加ポ
リイソシアネートや、前記ポリイソシアネートにフェノ
ール類、第3級アルコール類、第2級アミン類等のブロ
ック化剤を反応させて、ポリイソシアネートのイソシア
ネート基をブロック化したブロック化ポリイソシアネー
トも、ポリイソシアネート化合物として好適に用いられ
る。
ポリエポキシ化合物としては、エチレングリコール、ク
リセリン、ソルビトール、ペンタエリスリトール等の多
価アルコールや、ポリエチレングリコール等のポリアル
キレングリコールとエピクロルヒドリンのようなハロゲ
ン含有エポキシ化合物との反応生成物や、レゾルシン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメチルエタン、フェ
ノール・ホルムアミド樹脂、レゾルシン・ホルムアミド
樹脂等の多価フェノール類やフェノール樹脂とエピクロ
ルヒドリンのようなハロゲン含有エポキシ化合物との反
応生成物が好ましく用いられる。
また、シランカップリング剤としては、例えば、ビニル
トリクロロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエト
キシ)シラン、γ−メタクリ[2キシプロピルトリメト
キシシラン、γ−メタシクロキシプロピルトリス(β−
メトキシ)シラン、ビニルトリアセトキシシラン等を挙
げることができる。
第1工程において、上記活性化合物による繊維の処理は
、上記活性化合物を溶液とし、繊維をこれに浸漬した後
、必要に応じて、熱処理することによってなされる。こ
の熱処理は、用いる繊維の種類にもよるが、繊維に付着
させた上記活性化合物を反応定着させるに足る温度にて
行なえばよく、通常、100〜250℃にて数分間処理
すればよい。
第1工程における活性化合物による繊維の処理は、前述
したように、繊維に官能基を付与するので、以下に説明
する第2工程において、繊維をレゾルシン・ホルマリン
とゴムラテックスとの混合液(以下、レゾルシン・ホル
マリン・ゴムラテックス混合液という。)にて処理する
際に、それを強固に繊維に付着させ、延いては、繊維と
水素化ニトリルゴムとの間に強力な接着を形成する。
本発明の方法においては、次いで、第2工程として、繊
維をレゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液に
浸漬し、熱処理する。
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液に用い
られるレゾルシン・ホルマリンは、レゾルシン/ホルマ
リンモル比が1/3〜3/1の範囲にあるのが好ましく
、ゴムラテックス固形分/レゾルシン・ホルマリン固形
分重量比は1o/1〜1/3の範囲にあるのが好ましい
。また、上記ゴムラテックスとしては、アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合体ゴム(NBR)ラテックス、カ
ルボキシル化アクリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴ
ム(NBR)ラテックス、スチレン−ブタジェン共重合
体ゴム(SBR)ラテックス、ビニルピリジン(Vp)
ゴムラテックス、クロロブレンゴム(CR)ラテックス
、クロロスルホン化ポリエチレンゴムラテックス等が好
適に用いられる。
レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液に浸漬
後、繊維は、通常、100〜250”Cの範囲の温度に
数分間加熱し、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテック
ス混合液を繊維に定着させる。
上記レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液に
よる繊維の処理は、次に述べる接着剤組成物の繊維に対
する濡れ性を高めると共に、繊維コードとゴムとの接着
に際しては、接着剤組成物の繊維コードの内部への浸透
を防止し、かくして、少量の接着剤組成物にて有効な接
着を得ることができる。接着剤組成物の繊維コード内部
への浸透を防止することは、コードが硬くなることを防
ぐので、コードの屈曲疲労性を高めることができる。
次いで、本発明の方法においては、上述したように、繊
維をレゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス処理した
後、第3工程として、ハロゲン含有量25〜70重量%
の重合体1〜90重量%とポリエポキシ化合物10〜9
9重量%とからなる接着剤組成物にて処理する。
上記接着剤組成物におけるハロゲン含有重合体としては
、塩化ゴム、ポリ塩化ビニル、クロロプレンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレンゴム等が好適に用いられる。
本発明において用いるかかるハロゲン含有重合体は、ハ
ロゲン含有量が25〜70重量%の範囲にあることが必
要であって、ハロゲン含有量がこの範囲をはずれるとき
は、水素化ニトリルゴムと繊維との間の接着力が著しく
弱い。
接着剤組成物におけるポリエポキシ化合物も、特に、限
定されるものではなく、前述したように、エチレングリ
コール、グリセリン、ソルビトール、ペンタエリスリト
ール等の多価アルコールや、ポリエチレングリコール等
のポリアルキレングリコールとエピクロルヒドリンのよ
うなハロゲン含有エポキシ化合物との反応生成物や、レ
ゾルシン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメチルエ
タン、フェノール・ホルムアミド樹脂、レゾルシン・ホ
ルムアミド樹脂等の多価フェノール類やフェノール樹脂
とエピクロルヒドリンのようなハロゲン含有エポキシ化
合物との反応生成物が好ましく用いられる。
上記接着剤組成物による繊維の処理も、ハロゲン含有重
合体とポリエポキシ化合物とを適宜の有機溶剤に溶解さ
せて、溶液状の接着剤組成物とし、繊維をかかる接着剤
組成物に浸漬した後、必要に応じて、熱処理する。上記
有機溶剤としては、特に、限定されるものではないが、
通常、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、エーテル類等が好適に用いられる。上記熱処理も、
前述したと同様に、用いる繊維の種類にもよるが、繊維
に付着させた上記化合物を反応定着させるに足る温度に
て行なえばよく、通常、250℃以下の温度にて数分間
加熱すればよい。
この第3工程としての繊維の処理において、ハロゲン含
有重合体は、極性の高いハロゲン基を分子内に有するた
めに、前記ゴムラテックスとの相溶性が高く、また、そ
れ自体、繊維に強(吸着されるのみならず、水素化ニト
リルゴムに対しても高い相溶性を有し、更に、加硫接着
に際しては、加硫剤や接着剤組成物成分であるポリエポ
キシ化合物によって、ゴムラテックスや水素化ニトリル
ゴムに共架橋され、かくして、繊維と水素化ニトリルゴ
ムとの間に強力な接着を達成する。
接着剤組成物は、必要に応じて、カーボンブラック、充
填剤、軟化剤、老化防止剤、亜鉛華等、水素化ニトリル
ゴムに通常配合される種々の添加剤を含有していてもよ
い。
また、水素化ニトリルゴム配合物も、通常のゴム配合物
として知られてる種々の補強性充填剤、老化防止剤、可
塑剤、加硫助剤、加工助剤等の適宜量を含有してもよい
。また、上述した処理を施した繊維に水素化ニトリルゴ
ム配合物を糊ゴムとして塗布し、水素化ニトリルゴム配
合物と密着加硫することもできる。
本発明の方法において用いる水素化ニトリルゴムは、水
素添加率が80〜99%の範囲にあることが好ましい。
本発明の方法において、繊維としては、代表的には、綿
、人絹、ポリビニルアルコール繊維、脂肪族ポリアミド
繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ガラ
ス繊維、炭素繊維等を挙げることができるが、特に制限
されるものではなく、従来よりゴムとの接着に用いられ
るすべての繊維を含む。
以上のように処理した繊維は、次いで、水素化ニトリル
ゴム配合物と密着され、水素化ニトリルゴム配合物にお
いて知られている通常の処理条件にて加硫接着される。
光j廊と成果 以上のように、本発明の方法によれば、第1工程として
、繊維を活性化合物にて処理して活性化させ、かかる繊
維にレゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液を
付着結合させ、更に、水素化ニトリルゴムと相溶性の高
い接着剤組成物にて処理するので、水素化ニトリルゴム
と繊維との間に極めて強力な接着を達成することができ
る。更に、本発明の方法によれば、繊維コードと水素化
ニトリルゴムとの接着において、接着剤組成物が繊維コ
ードの内部まで浸透しないために、強力保持率が高く、
耐疲労性にすぐれる接着を得ることができる。
従って、本発明の方法は、例えば、動力伝達用ベルトや
コンベヤベルト、タイヤ等の動的な製品において、水素
化ニトリルゴムの補強体としての繊維の接着に好適であ
る。
去施舅 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 芳香族ポリアミド繊維コード(デュポン社製ケブラー、
1500D/2X3)を水溶性エポキシ樹脂(長瀬産業
■製デナコールEX313、グリセロールポリグリシジ
ルエーテル)5重量%を含む水溶液(以下、これを処理
液Aということがある。)に浸漬した後、200℃で2
分間熱処理した。
次いで、この繊維コードをレゾルシン5.0重量部、3
7%ホルマリン3.1重量部、NBRラテックス(日本
ゼオン■製N1pol 1562) 61.6重量部及
び水84.3重量部からなるレゾルシン/ホルマリンモ
ル比1.2 / 1のレゾルシン・ホルマリン・ゴムラ
テックス混合液(以下、これを処理液Hということがあ
る。)に浸漬した後、200℃で2分間加熱乾燥させた
この後、このように処理した繊維コードを第1表に示す
接着剤組成物W、X及びYのそれぞれに浸漬した後、1
10℃で2分間加熱乾燥させた。
ここに、接着剤組成物W、X及びYは、ハロゲン含有重
合体を含む(本発明1〜3)。
比較例として、上記において、ハロゲン含有重合体に代
えて、ハロゲンを含有しない重合体を成分として含む接
着剤組成物Zを用いた以外は、同様にして、繊維を処理
した(比較例1)。
更に、比較例として、上記と同じ繊維コードを処理液A
で処理した後、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテック
ス混合液による処理をせず、接着剤組成物W、X、Y及
びZにて処理した(比較例2〜6)。
以上のように処理したそれぞれの繊維コードを水素化ニ
トリルゴム(日本ゼオン■製Zetpol 2020、
水素添加率90%)100重量部、亜鉛華1号5重量部
、ステアリン酸1重量部、イオウ0.5重量部、SFR
カーボン40重量部、テトラメチルチウラムジスルフィ
ド2重量部及びメルカプトベンゾチアゾール0.5重量
部からなる未加硫水素化ニトリルゴム配合物からなるシ
ート上にコード間隔が約31Imとなるようにコードを
並べ、160°Cで20分間加硫接着した。
加硫接着後、試料を幅1インチに切断し、剥離試験機に
て剥離角度90″、引張速度50fi/分にて剥離接着
力を測定した。結果を第2表に示す。
また、第1図には、第1表に示した接着剤組成物におけ
るそれぞれの塩素含有重合体の塩素含有量と上記剥離接
着力との関係を示す。
実施例2 前記と同じ水素化ニトリルゴム配合物からなる厚さ1.
 Otmのシートをドラム上に巻き、この上に実施例1
において処理したそれぞれの繊維コードをスピニングし
、更に、その上に上記と同じ水素化ニトリルゴム配合物
シートを積層した後、6kg/dの加圧下に35分間、
蒸気加硫して、加硫接着物中に2本の上記繊維コードを
埋設した試料を調製した。
この試料を上下方向に位置する回転屈曲バーに巻き掛け
、処理の一端をフレームに固定し、他端に1.5 kg
の荷重を加え、上記回転屈曲バーを上下に10万回往復
運動させて、屈曲試験を行なった。
得られた強力保持率を第2表に示す。ここに、強力保持
率とは、屈曲状前の強力を試験後の強力にて除した値で
ある。
実施例3 実施例1の本発明の方法(第2表本発明1)において、
接着剤組成物におけるハロゲン含有重合体とポリエポキ
シ化合物との配合比率を種々に変えて繊維コードを処理
し、これを前記と同じ水素化ニトリルゴム未加硫ゴム配
合物を被着体として、実施例1及び2と同様に処理して
、接着試験及び屈曲試験を行なった。結果を第2図に示
す。
実施例4 実施例1の本発明の方法(第2表本発明l)において、
処理液Aに代えて、第3表に示すレゾルシン・ホルマリ
ン・ゴムラテックス混合液■、J及びKをそれぞれ用い
た以外は、実施例1及び2と同様にして前記と同じ繊維
コードを処理し、これを前記水素化ニトリルゴム配合物
からなるシートに接着した。実施例1及び2と同様にし
て、これら接着物について、剥離接着力及び強力保持率
を測定した。結果を第4表に示す。
第3表 2)日本合成ゴム■製 3)電気化学■製 実施例5 4.4−ジフェニルメタンジイソシアネートのフェノー
ルブロック体5重量部と水95重量部からなる処理液B
1及びα−アミノプロピルトリエトキシシラン5重量部
と水95重量部からなる処理液Cを調製した。
実施例1の本発明の方法(第2表本発明1)において、
前記と同じ繊維コードを上記処理液B及びCのそれぞれ
にて処理した後、実施例1及び2と同様にして、前記と
同じ水素化ニトリルゴム配合物からなるシートに加硫接
着して、剥離接着力及び強力保持率を測定した。結果を
第2表に示す。
実施例6 実施例1の本発明の方法(第2表本発明1)において、
第5表に示す繊維コードを用いた以外は、同様にして、
前記と同じ水素化ニトリルゴム配合物からなるシートに
加硫接着して、剥離接着力及び強力保持率を測定した。
結果を第5表に示す。
第5表 (注)1)aはポリビニルアルコール、bは脂肪族ポリ
アミド、Cはポリエステルを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水素化ニトリルゴム配合物と芳香族繊維コー
ドとの接着において、用いた接着剤組成物の塩素含有重
合体の塩素含有量と接着力との関係を示すグラフ(実施
例1)、第2図は、水素化ニトリルゴム配合物と芳香族
繊維コードとの接着において、用いた接着剤組成物にお
ける塩素含有重合体/ポリエポキシ化合物重量比と接着
力との関係を示すグラフ(実施例1)である。 第1図 特許出願人 バンド−化学株式会社 代理人 弁理士  牧 野 逸 部 繊景會q4(を童%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着方法に
    おいて、 ポリイソシアネート、ポリエポキシ化合物及びシランカ
    ップリング剤から選ばれる活性化合物にて繊維を処理す
    る第1工程、 レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス混合液に浸漬
    し、熱処理する第2工程、 ハロゲン含有量25〜70重量%の重合体1〜90重量
    %とポリエポキシ化合物10〜99.重量%とからなる
    接着剤組成物にて処理する第3工程、及び 未加硫水素化ニトリルゴム配合物と密着加硫する第4工
    程 とからなることを特徴とする水素化ニトリルゴム配合物
    と繊維との接着方法。
JP63169885A 1988-07-06 1988-07-06 水素化ニトリルゴム配合物と繊維との接着方法 Expired - Lifetime JPH0641527B2 (ja)

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DE8989112194T DE68903698T2 (de) 1988-07-06 1989-07-04 Verfahren zum kleben von fasern an hydrogeniertem nitrilkautschuk.
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