JPH02183961A - ハロゲン白熱ランプおよびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、真空気密状にシールされ、軸を有し、各端部
に各１つの電流供給導体が貫通する第１シールと第２シ
ールを夫々有する管状のチップ無しのガラスランプ容器
と、このランプ容器内に軸方向に配された軸を有するフ
ィラメントと、各シール内に内蔵された第１および第２
箔状部とこれ等箔状部に接続され且つランプ容器より外
方に突出する外部部分を夫々有する第１および第２電流
供給導体と、ランプ容器内のハロゲン含有ガスとを有し
、前記の箔状部は夫々ランプ容器の軸を横切る幅寸法を
有するハロゲン白熱ランプに関するものである。

本発明は更に、軸を有するフィラメントを、該フィラメ
ントの軸を横切る幅寸法を夫々有する第１および第２箔
状部とこれ等箔状部に接続された外部部分とを有する第
１および第２電流供給導体に夫々接続し、 前記のフィラメントを、軸を有するガラス管内にその開
いた第１端部を通して導入し、フィラメントを管の軸方
向に位置させておく手段を設け、ガラス管を第１箔状部
の領域で加熱して該ガラス管に第１シールを形成し、こ
の第１シール内に第１箔状部を内蔵し、 ガラス管にハロゲン含有ガスを封入し、第２箔状部の領
域でガラス管を加熱することにより該ガラス管を真空気
密状にシールし、前記のシールから或る距離において軸
方向にガラス管に第２シールを形成し、第２箔状部をこ
の第２シールに内蔵するようにした、 真空気密状にシールされ、軸を有し、各端部に夫々第１
シールと第２シールを有する管状のチップ無しのガラス
ランプ容器を有するハロゲン白熱ランプの製造方法に関
するものである。

（従来の技術） このようなランプおよびこのようなランプの製造方法は
米国特許第３７５９６０１号により知られている。

この公知のランプの製造では、第２電流供給導体は、そ
の外部に、管の開いた第１端部の内径よりも大きく外径
よりも小さい長さの横材を有する。

この横材は、フィラメントが完全に前記の管内に導入さ
れた時、ランプの製造中フィラメントを管内で軸方向に
位置させておくように線管の開いた第１端部に接触せね
ばならない。管は普通約１ｍｍ厚のかなり薄い壁を有す
るので、前記の横材の長さは極めて狭い限度内になけれ
ばならない。けれども、フィラメントが管内に導入され
た場合この横材は管の軸に対して傾斜した位置になり易
く或いは管に対して完全に位置合わせされないことがあ
り、その結果横材が管内に滑り込む。横材を位置合わせ
するために、第２電流供給導体の外部部分はらせん状に
巻かれたワイヤの形を有し、このワイヤ上に、管の壁に
向かって延びるワイヤが回かれる。

この公知のランプの欠点は、その製造に複雑な補助構造
を有することである。第２電流供給導体の外部部分は該
外部部分が頻度フィラメントのようにらせん状に負かれ
ることができるように細くなければならないということ
もまた欠点である。

したがって、出来上がったランプのランプ容器から出て
いる部分は、該部分が燃えるのを防ぐために空気からし
ゃ断せねばならない。

米国特許第４６２３８１７号には、やはり両端にシール
をもった管状容器を有するハロゲン白熱ランプが開示さ
れている。けれども、その中に配設されたフィラメント
には、一方のシールだけを通して電流が供給される。し
たがってこのランプは、他方のシールが接続のため電源
に簡単には近づけないコピー装置に用いるのに適してい
る。前記の一方のシールを経て２つの電流供給導体がラ
ンプ容器内に通され、これ等の導体は夫々このシール内
に箔状部を有する。一方の電流供給導体はフィラメント
の隣接端に接続されるが、他方の電流供給導体は絶縁体
で取り囲まれて他方のシールに延在する。この他方のシ
ール内には比較的幅の広い金属箔が内蔵され、この金属
箔は、フィラメントの隣接した端を機械的に固定するた
めに導体を介して該フィラメントの隣接端と連結される
。

この導体は、ランプを流れる電流通路を形成するために
直接にまたは前記の金属箔を経て第２電流供給導体とも
接続される。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は、製造方法を簡単にする簡単な構造を有
する冒頭記載の種類のハロゲン白熱ランプを得ることに
ある。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、上記の目的は、第２箔状部の幅寸法を
第１箔状部の幅寸法よりも大きくすることによって達成
される。

ランプの製造中、幅の広い第２箔状部は、ランプ容器を
つくる管の狭窄部と協働する。この狭窄部は、フィラメ
ントを管内に導入すると第１電流供給導体とフィラメン
トを通過させるが、比較的幅の広い第２箔状部は通させ
ない。

第２箔状部の幅寸法は、第１箔状部の幅寸法の少なくと
も１．５倍であると有利である。

管の狭窄部は、管のくぼみの例えば連続したリブでもよ
い。けれども、この狭窄部は、比較的狭い管部分を突き
合わせ継ぎで広い管部分と融着することによって得るこ
ともできる。代わりに、アップセットすることにより、
狭い管の一部に比較的広い管を与えることもできる。

管内の狭窄部が管の壁厚の差による場合は、このことは
、出来上がったランプの第２シールが箔状部および電流
供給導体の領域においてほかの場所よりも小さい断面を
有することでわかる。

シールはピンチシールでもよく、この場合加熱により軟
化された管がピンチブロックでピンチされ、或いはまた
このシールは融着されてもよく、この場合には、関係の
シールを形成する時、加熱により軟化された管が管内よ
りも高い管外の圧力によって圧縮される。開いた第１端
部に対向した閉じた端部を有する管が用いられた場合に
は、第１シールはこのような融着シールとすることがで
きる。

（実施例） 図は本発明のハロゲン白熱ランプおよびその製造方法の
実施例を示す。

第１図において、ハロゲン白熱ランプは、真空気密にシ
ールされ且つ例えば石英ガラスのような少なくとも９５
重量％の５１０２成分を有するガラスより或るチップ無
しの管状ランプ容器を有する。

このランプ容器１は、軸２と、両端に夫々第１シール３
と第２シール４を有し、これ等のシールの夫々を各電流
供給導体が貫通している。軸６を有するタングステンフ
ィラメント５が軸方向に、図では同軸にランプ容器１内
に配設されている。第１電流供給導体７と第２電流供給
導体８とは前記のフィラメント５に接続され、これ等の
導体は、各シール３と４に内蔵された第１箔状部９と第
２箔状部１０を有する。これ等の箔状部に夫々接続され
た外部部分１１と１２がランプ容器１より外側に突出し
ている。前記の箔状部９．１０は、ランプ容器１の軸２
を横切って夫々幅寸法Ｌ　とＬを有する。ランプ容器１
は、０．１容量％のＣＨ２Ｂｒ２を含むハロゲン含有ガ
ス例えばキセノンを有する。

第２箔状部１０の幅寸法１ｌ１２は第１箔状部９の幅寸
法Ｗ、よりも大きく、図では約２倍大きい。

第２図では、第２箔状部１０の第２シール４の部分４ａ
は、第１シール３０部分３ａと全く同様に、ランプ容器
を形成する管がその領域でより大きな壁厚を有していた
ことによって、該シールの残りの部分よりも大きな横方
向寸法を有する（第４−７図参照）。

第３−７図は、第１および２図の部分に相当する部分は
それに２０を加えた符号を有する。

第３図は、フィラメント２５と該フィラメントに接続さ
れた電流供給導体２７．２．８のアセンブリを示す。

第４図のガラス管２１からランプ容器が形成される。こ
のガラス管は中央部３５を有し、大きな内径の端部３６
がこの中央部と突き合わせ継ぎで融着される。端部３７
もまた突き合わせ継ぎで中央部３５と融着される。

内径の差のために、管２１は狭窄部４０を有する。

管２１は開いた第１端部３８と閉じた第２端部３７を有
する。

第５図において、フィラメント２５が前記の開いた第１
端部３８を通って管２１内に導入される。前記の狭窄部
４０は、フィラメント２５と電流供給導体２７を通し、
第２箔状部３０を通さない。管２１の第１端部３８は製
品ホルダー６０に入れられる。

第１端部３８を通して管内に部分真空が作られ、管２１
が局部的に加熱されて第１シール２３が形成され、この
第１シール内に箔状部２９がシールされる（第６図）。

この方法の別の実施態様では開いた第２端部３７を用い
ることもできる。第１端部３８で入る不活性ガスの流れ
とともに、局部的な加熱の後にピンチシールがこの時第
１シール２３として形成されることができる。

第７図では、管２１が局部的に加熱され、管内に低圧の
封入ガスを得るために液管の大部分が冷媒例えば液体窒
素内に浸されて、第２シール２４を形成するために融着
される。この最後のステップの間、製品ホルダー６０は
、選択された容積を有するガス容器と開放連結され、こ
のガス容器内には、選択された温度および圧力条件の下
で封入ガスが存する。冷媒のために管が帯びてきている
低温の影響の下で、封入ガスは第２シールが形成される
前に管内に流入している。

他の可能性は、第５図のアセンブリを、管２１の第１の
端部３８（第４図）において、選択された容積のガラス
容器と融着し、該容易と管２１の排気後に封入ガスを選
択された温度および圧力条件下で導入することである。

このガラス容器はこの場合製品ホルダー６０のガス容器
に取って代わる。

第８図では、第３図と４図の部分に相当する部分はそれ
に２０を加えた符号を有する。管４１の狭窄部６０はこ
の図面ではくぼみである。

【図面の簡単な説明】

第１図はハロゲン白熱ランプの側面図、第２図は９０°
回した第１図のランプの側面図、第３図から第７図はハ
ロゲン白熱ランプの各製造過程における中間製品の側面
図、 第８図は第５図の変形を示す。 １・・・ランプ容器 ２・・・ランプ容器の軸 ３．２３・・・第１シール ４．２４・・・第２シール ５、２５．４５・・・フィラメント ６・・・フィラメントの軸 ７、２７．４？・・・第１電流供給導体８、２８．４８
・・・第２電流供給導体９、２９．４９・・・第１箔状
部 １０、３０．５０・・・第２箔状部 １１、１２・・・外部部分 ３７・・・第２端部 ３８・・・第１端部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、真空気密状にシールされ、軸を有し、各端部に各１
   つの電流供給導体が貫通する第１シールと第２シールを
   夫々有する管状のチップ無しのガラスランプ容器と、こ
   のランプ容器内に軸方向に配された軸を有するフィラメ
   ントと、各シール内に内蔵された第１および第２箔状部
   とこれ等箔状部に接続され且つランプ容器より外方に突
   出する外部部分を夫々有する第１および第２電流供給導
   体と、ランプ容器内のハロゲン含有ガスとを有し、前記
   の箔状部は夫々ランプ容器の軸を横切る幅寸法を有する
   ハロゲン白熱ランプにおいて、第２箔状部の幅寸法は第
   １箔状部の幅寸法よりも大きいことを特徴とするハロゲ
   ン白熱ランプ。 ２、第２箔状部の幅寸法は第１箔状部の幅寸法の少なく
   とも１．５倍である請求項１記載きハロゲン白熱ランプ
   。 ３、軸を有するフィラメントを、該フィラメントの軸を
   横切る幅寸法を夫々有する第１および第２箔状部とこれ
   等箔状部に接続された外部部分とを有する第１および第
   ２電流供給導体に夫々接続し、 前記のフィラメントを、軸を有するガラス 管内にその開いた第１端部を通して導入し、フィラメン
   トを管の軸方向に位置させておく手段を設け、 ガラス管を第１箔状部の領域で加熱して該 ガラス管に第１シールを形成し、この第１シール内に第
   １箔状部を内蔵し、 ガラス管にハロゲン含有ガスを封入し、 第２箔状部の領域でガラス管を加熱するこ とにより該ガラス管を真空気密状にシールし、前記のシ
   ールから或る距離において軸方向にガラス管に第２シー
   ルを形成し、第２箔状部をこの第２シールに内蔵するよ
   うにした、 真空気密状にシールされ、軸を有し、各端 部に夫々第１シールと第２シールを有する管状のチップ
   無しのガラスランプ容器を有するハロゲン白熱ランプの
   製造方法において、第２箔状部の幅寸法を第１箔状部の
   幅寸法よりも大きくし、ガラス管に、第１電流供給導体
   とフィラメントは通し第２箔状部を通さない狭窄部を設
   けることを特徴とするハロゲン白熱ランプの製造方法。 ４、狭窄部は管のくぼみである請求項３記載のハロゲン
   白熱ランプの製造方法。 ５、第２の内部の広い管部分と突き合わせ継ぎによって
   融着した少なくとも部分的に内部が狭い第１の管部分で
   狭窄部を形成したガラス管を用いる請求項３記載のハロ
   ゲン白熱ランプの製造方法。