JPH02183665A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置に関し、更に詳述すれば、大
容量の記憶装置を有していて、送信すべき原稿の画像情
報複数を一旦記憶装置に記憶した後に送信するように構
成されているファクシミリ装置に関する。

〔従来の技術〕

送信すべき画像情報を記憶装置に蓄積記憶するように構
成されたファクシミリ装置では、記憶装置に蓄積されて
いる複数の画像情報に同一の宛先のものが存在する場合
、回線効率の向上を目的として、同一宛先の画像情報を
一括して送信する手法が提案されている。

そのような手法を採用したファクシミリ装置の一例とし
て、たとえば特開昭６２−１５７４６１号公報に開示さ
れている発明がある。

この発明では、第５図に示す如く、それぞれの画像情報
の送信宛先、具体的には電話番号と、同一宛先電話番号
内での画像情報の通し番号である画像情報ファイル番号
とを一つの画像情報を特定するための情報としてＣＰＵ
内のＲＡＭに記憶し、ある宛先への送信時に同一宛先の
未送信の画像情報を検索し、存在する場合にはその画像
情報を一括して送信するように構成されている。

たとえば第５図の例で、宛先電話番号が”ａ”である画
像情報を送信する際には、“ａｌ”、“ａ２”、“ａ３
″の画像情報が順次−括して送信され、送信が完了した
後は送信済みフラグが立てられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような構成では、ＲＡＭにはそれぞれの画
像情報の宛先とそれぞれの画像情報を特定する情報とが
一組の情報として各画像情報それぞれに対応して記憶さ
れるため、ＲＡ？Ｉの使用容量が大きくなるという問題
がある。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
比較的小容量のメモリにて同一宛先の画像情報を一括し
て送信し得るファクシミリ装置の提供を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、送信されるべき画像情報を記憶する画像情報
記憶手段と、送信されるべき画像情報にその宛先を付与
するための操作手段と、前記画像情報記憶手段に記憶さ
れている画像情報をそれぞれに付与されている宛先へ送
信する送信手段とを備えたファクシミリ装置において、
宛先及び各宛先別の画像情報を特定するファイル情報を
記憶する宛先記憶手段と、新たに前記画像情報記憶手段
に記憶されるべき画像情報に付与された宛先が前記宛先
記憶手段に既に記憶されているか否かを検出する手段と
、該検出手段が前記宛先記憶手段に既に記憶されている
宛先を検出した場合に、そのファイル情報のみを宛先と
関連付けて前記宛先記憶手段に記憶させる手段と、前記
送信手段による画像情報の送信に際して、同一の宛先に
関連付けて記憶されているファイル情報に従って前記画
像情報記憶手段から順次画像情報を読出して前記送信手
段に送信させる手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明のファクシミリ装置では、同一宛先の画像情報を
特定する情報が、それぞれの宛先単位で記憶手段に記憶
されるので、同一宛先の画像情報が複数ある場合には記
憶手段の容量が節減される。

〔発明の実施例〕

以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。

第１図は本発明に係るファクシミリ装置の一構成例を示
すブロック図である。

図中、■は画像読取装置であり、本発明装置により送信
されるべき原稿を光学的に読取り、ディジタルデータ化
してＣＰＵ５に送る。

２は操作部であり、具体的にはキーボードにて構成され
ている。この操作部２上のキーを操作することにより出
力される種々の信号はＣＰＩＪ５に与えられる。

３は符号・復号化回路であり、ＣＰＵ５から与えられる
圧縮符号化された画像のディジタルデータを復号化した
画像情報を画像メモリ４に記憶させ、またこの画像メモ
リ４に記憶されている画像情報を圧縮符号化してＣＰＩ
Ｊ５に与える。

５は上述の如＜　ＣＰＵであり、画像読取装置１から与
えられる画像のディジタルデータを送信のために圧縮符
号化する等の処理を実行する。またこのＣＰ［Ｉ５は、
後述する如く宛先記憶手段として機能する内部ＲＡＭ５
０を内蔵している。

６はモデムであり、外部回線９と接続されている。

７は表示部であり、８はプリンタ等の記録装置である。

このような構成の本発明のファクシミリ装置の動作につ
いて以下に説明する。

オペレータがまず、送信対象の原稿を画像読取装置１に
より読取らせた後、その宛先の電話番号を操作部２の操
作により入力す、る。

以上の操作により、原稿の画像は画像読取装置１により
読取られ、ＣＰＬＩ５．符号・復号化回路３を経てディ
ジタルデータ化された画像情報として画像メモリ４に一
つのファイルとして記憶される。

この際、操作部２から入力された宛先電話番号はｃｐｕ
ｓの内部ＲＡＭ５０に記憶される。

第３図は上述の内部ＲＡＭ５０に設定されている送信管
理テーブルの模式図である。

この送信管理テーブル６０は、宛先電話番号領域６１と
画像情報ファイル番号領域６２とに大別されている。そ
して、上述のようにして操作部２から入力された宛先電
話番号（ａ、ｂ、ｃ・・・）はこの送信管理テーブル６
０の宛先電話番号領域６１に記憶される。

但しこの際、ｃｐｕｓによりその宛先電話番号が既に送
信管理テーブル６０に記憶されているか否かが検出され
、未記憶の宛先電話番号であると検出された場合は宛先
電話番号領域６１の新たな欄にその宛先電話番号が記憶
される。そして、その宛先電話番号の画像情報の番号（
この場合“１°）が宛先電話番号領域６１と対応する画
像情報ファイル番号領域６２の欄に記憶される。

これに対して、宛先電話番号が既に送信管理テーブル６
０に記憶されている場合には、その宛先電話番号の掴の
末尾のファイル番号の続きにファイル番号のみが新たに
記憶される。

そして、上述のようにして送信管理テーブル６０に記憶
された宛先電話番号とファイル番号との組合わせ（たと
えばａｌ、　ａ２のように）がそれぞれの画像情報に付
加される。

第２図は画像メモリ４における画像情報の記憶状態を示
す模式図である。それぞれのファイルは画像メモリ４の
記憶領域７０にそれぞれの画像情報７１と、これに宛先
電話番号及びファイル番号とにて構成されるファイル情
報が付加されて構成されている。

以上のようにして順次送信対象の原稿の画像情報がファ
イルとして画像メモリ４に記憶され、第４図に示す如く
、それぞれの画像情報のファイル情報が内部ＲＡ？１５
０に設定されている送信管理テーブル６０に記憶される
。

このようにして画像メモリ４に記憶された原稿の画像情
報の送信は以下のようにして行われる。

オペレータがある原稿を送信するように操作部２の操作
により指示すると、ｃｐｕｓはその原稿に対応する宛先
電話番号を送信管理テーブル６０の宛先電話番号領域６
１から読出して回線９を接続する。

そして、同一宛先電話番号のファイル番号を画像情報フ
ァイル番号領域６２から読出し、対応する画像情報を画
像メモリ４から順次読出してモデム６を介して外部回線
９へ送信する。

〔発明の効果〕

以上のように本発明のファクシミリ装置では、比較的小
容量の記憶装置を宛先記憶手段として使用しているにも
拘わらず、回線を切断することなしに複数の原稿の画像
情報を一括送信することが可能であり、従って、宛先呼
出しあるいは回線接続のための処理回数が削減され、通
信効率が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図、第２図はそれぞれの画像情報の画像メモリに
おける記憶状態を示す模式図、第３図及び第４図はその
ＣＰＵの内蔵ＲＡＭに設定されている送信管理テーブル
の構成を示す模式図、第５、図は従来技術の説明のため
の送信管理テーブルの内容を示す模式図である。 ｌ・・・画像読取装置　　２・・・操作部メモリ　　５
・・・ＣＰｔ１　　６・・・モデム６０・・・送信管理
テーブル ４・・・画像 ５０・・・内部ＲＡＭ 特　許　出願人　　三洋電機株式会社 代理人　弁理士　　河　野　　登　夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、送信されるべき画像情報を記憶する画像情報記憶手
   段と、送信されるべき画像情報にその宛先を付与するた
   めの操作手段と、前記画像情報記憶手段に記憶されてい
   る画像情報をそれぞれに付与されている宛先へ送信する
   送信手段とを備えたファクシミリ装置において、宛先及
   び各宛先別の画像情報を特定するフ ァイル情報を記憶する宛先記憶手段と、 新たに前記画像情報記憶手段に記憶される べき画像情報に付与された宛先が前記宛先記憶手段に既
   に記憶されているか否かを検出する手段と、 該検出手段が前記宛先記憶手段に既に記憶 されている宛先を検出した場合に、そのファイル情報の
   みを宛先と関連付けて前記宛先記憶手段に記憶させる手
   段と、 前記送信手段による画像情報の送信に際し て、同一の宛先に関連付けて記憶されているファイル情
   報に従って前記画像情報記憶手段から順次画像情報を読
   出して前記送信手段に送信させる手段と を備えたことを特徴とするファクシミリ装 置。