JPH02182565A - 流体動力ブレーキ装置 - Google Patents

流体動力ブレーキ装置

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JPH02182565A
JPH02182565A JP1291430A JP29143089A JPH02182565A JP H02182565 A JPH02182565 A JP H02182565A JP 1291430 A JP1291430 A JP 1291430A JP 29143089 A JP29143089 A JP 29143089A JP H02182565 A JPH02182565 A JP H02182565A
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master cylinder
chamber
piston
booster
brake
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JP1291430A
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Jean-Jacques Carre
ジャン・ジャック・カレ
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Bendix France SA
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Bendix France SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流体動力ブレーキ装置に関するものである。
流体動力ブレーキ装置を装備した車両において、このブ
レーキ装置は通常端部同士を合わされたブースタとマス
ターシリンダを備えている。詳細には、ブレーキペダル
がブースタの制御口・ラドに作用し、このロッドの作用
はブースタ内でブースト装置を作動させてプッシュ口・
ラドを移動させ、プッシュロッドはマスターシリンダに
備えられていル少なくとも1つの駆動ピストンを駆動す
るのである。このコンパクトな構成はブースタ・マスタ
ーシリンダ組立体を比較的簡単な構造にできるため有益
である。
しかしながら、ブレーキペダルとマスターシリンダとの
間にブースタを直接配置することが不可能な場合がある
。この状況は右ノ1ンドル車において特に起こる。実際
に、ブースタの直径方向の寸法がブースタをブレーキペ
ダルとマスターシリンダとの間に設置することを不可能
にしている。
フランス国特許第2,629,033号には、ブレーキ
ペダルと、少なくとも1つの車輪ブレーキと、車輪ブレ
ーキを作動させるための少なくとも1つのピストンを密
封的且つ摺動自在に収容する孔を設けた本体を有するマ
スターシリンダと、流体圧力伝達装置のピストンを駆動
するプッシュロッドに作用するブースト装置を作動させ
る制御ロッドを有するブレーキブースタとを備えた流体
動力ブレーキ装置において、ブレーキペダルはマスター
シリンダの駆動ロッドに作用し、第1流体回路は駆動ロ
ッドと駆動ピストンとの間に形成されたマスターシリン
ダの制御室を、制御ロッドによって部分的に画定された
ブースタの制御室に連通させて、ブレーキペダルの作動
により制御ロッドを動かしてブースト装置を作動させる
ようにし、第2流体回路はブースタの駆動室を、駆動ピ
ストンによって部分的に画定されたマスターシリンダの
駆動室に連通させて、ブースト装置によって制御される
プッシュロッドの移動により駆動ピストンを動かしてブ
レーキを作動させるように構成された流体動力ブレーキ
装置が開示されている。
このように構成されたブレーキ装置では、ブレーキペダ
ルがマスターシリンダの延長線上に配置されるのに対し
、ブースタは車両のボンネット下のいかなる場所にも設
置できる。事実、ブレーキペダルの作動により生じる圧
力上昇は第1流体回路を介してブースタに伝えられ、そ
して、マスターシリンダに対してブースタがいかなる位
置にあっても、このブースタによって発生されたブース
ト力は第2流体回路を介してマスターシリンダに伝えら
れるのである。
しかしながら、このブレーキ装置は幾つかの欠点がある
。事実、ブースタとマスターシリンダは互いに離れてお
り、流体パイプラインを介して互いに連結される。ブレ
ーキペダルの作動中、これらパイプライン内の流体は高
圧力を受ける。この構成において設けられている多数の
加圧流体連結部は漏洩の危険性を相応して増すこととな
る。
更に、このようなブレーキ装置に備えられる特殊な設計
のマスターシリンダは、構成部品、密封摺動作用及び戻
しスプリングの数を増すこととなる。この結果、普通の
ブレーキ装置のブレーキペダルに発揮される力よりも大
きい力をブレーキペダルに発揮しなければならなくなり
、ブレーキ作動を援助する所期の目的とは矛盾するもの
である。
従って、本発明の目的は、特に右ハンドル車のような各
種の自動車に設置でき、しかも、流体連結部の数を減少
するとともに小さい入力だけを必要とするように特別に
設計された流体動力ブレーキ装置を提供することにある
この目的を達成するため、本発明は、 駆動ロッドに連結されるブレーキペダル。
プッシュロッドに作用する可動の可撓性隔壁によって分
けられた前方真空室と後方作動室とを有する空気圧ブレ
ーキブースタ、 上記プッシュロッドによって駆動されるピストンを有す
る第1の単式マスターシリンダ。
ブレーキペダルの作動に応答して第1室を第2室あるい
は大気に選択的に連通させる弁要素を有しているブース
タを制御するための制御装置、制御装置の第1室を有す
るブースタの作動室に連通させる第1パイプライン、 制御装置の第2室をブースタの真空室に連通させる第2
パイプライン、及び、 少なくとも1つの車輪ブレーキに連結された出口を有す
る第2のマスターシリンダ を備えている流体動力ブレーキ装置を主題としている。
本発明によると、第2マスターシリンダは、駆動ロッド
によって伝達されるとともに単式マスターシリンダによ
り発生されたブースト圧力によって増大される駆動圧力
を受ける。
本発明の実施例によると、ブースタを制御するための制
御装置は、パイプラインを介して単式マスターシリンダ
の作動室に連結される少なくとも1つの密封容積室を内
部に設けた本体を備えている。
好ましくは、制御装置は、本体に形成された孔内を密封
的に摺動し且つ孔の内部を後方側に形成された第1室と
前方側に形成された第2室とに区分するピストンを更に
備え、弁要素は、ピストン内を摺動するとともに駆動ロ
ッドに結合された弁プランジャとピストンとにそれぞれ
形成されている2つの同心的な弁座と選択的に相互作用
する前方環状作動部分を有する。
以下、本発明の好適な実施例について添付図面を参照し
て説明する。
第1図は、主としてブレーキペダルlO1制御弁12、
空気圧ブレーキブースタ14、ブレーキ流体リザーバ1
8を設けた流体圧力伝達装置16、及びブレーキ流体リ
ザーバ76を設けたマスターシリンダ74を備えている
流体動力ブレーキ装置を概略的に示す。
以下の説明において、用語「後方」は、可動の要素がそ
の休止位置に戻る時に向かう方向を表わし、用語「前方
」は、可動の要素が駆動された時に向かう方向を表わす
。後方は図中右側に指向されている。
第2図に詳細に示されているように、制御弁12は、段
付ピストン24が密封的に摺動する段付孔22を内部に
形成した本体20を備えている。
ピストン24は段付孔22の内部を、孔22の後方側に
おける小径の部分28内に形成された第1室26と、孔
22の前方側における大径の部分60−32内に形成さ
れた第2室30とに区分する。第1室26は総括的に符
号34で示す普通の環状弁要素によって第2室30ある
いは大気に選択的に連通されるようになっており、弁要
素34はピストン24の内部空所36内に配設され、且
つ、ピストン24の中央孔44内に摺動自在に嵌装され
るとともに制御弁12の駆動入力ロット46の端部に結
合された弁プランジャ42の後方端部に形成されている
第1弁座40と、弁プランジャ42の周りでピストン2
4に同心的に形成されている第2弁座48とに選択的に
相互作用する前方環状作動部分38を有する。
従って、弁要素34の前方環状作動部分38は弁座40
と48と相互作用することにより、制御弁12の後方側
の第1室26に連通するとともに中央孔44に開口して
いるピストン24に形成された半径方向通路50と、駆
動入力ロット46の周りで弁要素34の後方側に流通す
る大気、あるいは、ピストン24に軸方向に形成される
とともに内部空所36の内側端部と弁座48の外周部と
の連結区域に開口する少なくとも1つの通路52を介し
制御弁12の前方側の第2室30との間の連通を制御す
ることができる。
それ故、制御弁12は、一般に真空型ブースタの一体部
分であり且つコンパクトな構成を得るように該ブースタ
の可動隔壁のハブ内に配設される分配弁と同様に機能す
る。
空気圧ブレーキブースタはこの制御弁から離れた位置で
十分な収容容積を有するエンジン室内のあらゆる場所に
配置される。
このため、制御弁12の本体20には、第1室26に開
口するボート54が形成されるとともに、第2室30に
開口する他のボート56が形成される。
再び第1図において、流体動力ブレーキ装置は、可動の
可撓性隔壁(図示しない)によって内部を前方真空室1
02と後方作動室104とに画定されたシェル形状の外
部ケーシング100を慣習的に有する空気圧(真空型)
ブレーキブースタ14を備えており、上記可撓性隔壁は
密封ダイヤフラム(図示しない)を介してケーシング1
00の外周縁部に連結されている。
前方室102は連結装置及びパイプライン106を介し
て真空源(図示しない)に通常連通しており、可動の可
撓性隔壁はケーシング100の前方部分に当接する戻し
スプリングによって後方休止位置に戻される。可動の可
撓性隔壁はその中央部の前面を介し、ブースタ14内に
発生されたブースト力を流体圧力伝達装置16に伝える
ように働くプッシュロッドの後方端部に当接する。
ブースタ14の後方作動室104は第1パイプライン1
10及びボート54を介して制御弁12の第1室26に
連通し、ブースタの前方真空室102は第2パイプライ
ン112及びボート56を介して制御弁12の第2室3
0に連通ずる。
段付孔22は後方から前方に向がって順次径が増大する
股部分28.32と60を有する。これと関連して、段
付ピストン24は孔22の股部分6oの径に等しい股部
分62を有する。
段付ピストン24はまた、段付孔22の径に等しく且つ
該孔の段部分向をそれぞれ密封的に摺動する3つの股部
分を有する。更に、ピストン24の股部分62は、該股
部分62の後方側と孔22の股部分32の前方側との間
に環状容積室64を形成するように孔の股部分60の内
部を分けている。環状容積室64は股部分62のガスケ
ット66及び孔の股部分32内のガスケット67によっ
て密封される。従って、環状容積室64は孔22内での
ピストン24の位置に応じて容積が変化し得る。制御弁
の本体20には環状容積室64に常時開口するボート6
8が形成される。このボート68は、単式マスターシリ
ンダから成る流体圧力伝達装置16からの加圧ブレーキ
流体を給送するパイプライン114に連結される。
段付孔22は、マスターシリンダ74を本体20に装着
するための中間部材又はカラーとして働く部材31によ
って密閉される。
更に、ピストン24はその中央部にエラストマ材料で作
られた反動ディスク70を支持し、このディスクには、
ブレーキ装置によって発生されたブレーキ力をマスター
シリンダ74に伝えるように働くプッシュロッド72の
後方端部が当接する。このマスターシリンダ74は制御
弁の本体2oの前方部分に密封的に取付けられており、
段付孔22内に延在してプッシュロッド72に係合する
ピストン8oを備えている。マスターシリンダ74はブ
レーキ流体リザーバ76に連結され、この加圧液体をパ
イプライン78を介して少なくとも1つの車輪ブレーキ
(図示しない)に向けて圧送する。
上述した流体動力ブレーキ装置は次のように機能する。
休止状態において、すべての可動の要素は図中右方の後
方位置にある。この位置では、制御弁の弁要素34は第
1室26と第2室30とを連通させ、そしてパイプライ
ン110と112を介しブースタ14の作動室104と
真空室102とを連通させる。真空室102はパイプラ
イン106を介して真空源に常時連通しているので、作
動室104自体も真空室102と同じ圧力を受けて真空
状態にあり、可動の可撓性隔壁がその休止位置で釣合う
車両の運転者がブレーキペダル10を駆動すると、駆動
入力ロット46が前方に移動する。この移動により、弁
プランジャ42の弁座40が弁要素の前方環状作動部分
38から離隔し、そして該部分38がピストン24に形
成された弁座48に密封的に係合する。
この結果、第1室26と第2室30との連通が遮断され
、そして第1室26が外部大気に連通される。ブースタ
の作動室104自体がポート54及び第1パイプライン
110を介して大気圧を受けるのに対し、真空室102
は真空状態のままである。室102と104間のこの圧
力差が可動の可撓性隔壁に作用して該隔壁を移動させ、
ブースト力を発生することとなる。
このブースト力はブレーキ流体リザーバ18に連結され
た単式マスターシリンダから成る流体圧力伝達装置16
のプッシュロッドに伝えられ、この加圧された液圧流体
をパイプライン114に圧送する。
流体圧力伝達装置16の出力側におけるパイプライン1
14内の圧力上昇は、ポート68を介して制御弁の環状
容積室64に伝えられてこの室を膨張させ、ピストン2
4の前進移動を生じさせる。ピストン24はプッシュロ
ッド72そしてマスターンリンダ74のピストン80を
前進移動させ、ピストン80自体は車輪ブレーキに通じ
るパイプライン78内の液圧流体の圧力を上昇させるこ
ととなる。
制御弁あるいはブースタに故障が生じた場合、ブレーキ
ペダル10、駆動人力ロット46.ピストン24、反動
ディスク70、プッシュロッド72及びマスターシリン
ダ74のピストン80による機械的作用によってブレー
キ作動を行うことができる。勿論、故障時におけるブレ
ーキ作動は動力援助なしで、即ち、増大したペダルスト
ローク及びブレーキペダルに発揮される大きい力でもっ
て得られる。
従って、本発明によると、ブースタを空気圧で制御する
とともにマスターシリンダには液圧で動力援助を与える
ことができ、動力援助を与える要素の一方が故障した場
合でもブレーキ作動を確保でき、しかも、ブースタをブ
レーキペダルの前方側に限定する必要なしにエンジン室
内のあらゆる場所に配置できるようにした流体動力ブレ
ーキ装置が提供される。
第3図は制御弁の他の実施例を示しており、第2図のも
のと同一の要素には同一の符号を付しである。
制御弁12は、段付ピストン24が密封的に摺動する段
付孔22を内部に形成した本体20を備えている。
前記実施例と同様に、ピストン24は段付孔22の内部
を、孔22の後方側に形成された第1室26と、孔22
の前方側に形成された第2室30とに区分する。
第1室26は総括的に符号34で示す普通の環状弁要素
によって第2室30あるいは大気に選択的に連通される
ようになっており、弁要素34はピストン24の内部空
所36内に配設されている。第1室26はパイプライン
を介してブースタ12の後方作動室104に連通され、
第2室30はブースタの前方真空室102に連通される
。ブースタ14は単式マスターシリンダから成る流体圧
力伝達装置16を駆動し、この伝達装置は発生したブー
スト圧力をマスターシリンダ74の駆動装置から液圧流
体に伝え、マスターシリンダはブースト圧力のブレーキ
流体を車輪ブレーキに圧送する。
段付孔22は2つの股部分200と202を有しており
、股部分202は股部分200の前方側に配置され、股
部分200の径よりも相当大きい径を有する。これら2
つの股部分200と202はそれらの間に、外径が股部
分202の径に等しく且つ内径が股部分200の径に等
しい環状面204を画成する。
本体20には、互いに等間隔に配置された軸方向の孔2
06が本体20の前方側から環状面204に対して直角
に形成される。番孔206はピストン208を密封的且
つ摺動自在に収容し、該ピストンはその後方端部におい
て孔206の底部に容積室212を形成するようにスタ
ッド210を支持する。本体20には、容積室212に
常時開口するポート214が形成される。
ピストン24の前方端部は、半径方向外方に延び股部分
202の径よりも僅かに小さい外径の環状部分216を
有する。図示の例では、環状部分216に取付けられた
要素218がピストン208と相互に作用して、環状部
分216に対するピストン20gの相対位置を常に適正
に保つ。
本体20に2つの孔206だけが形成されている場合、
孔の股部分202を円形にする必要はない。孔206が
2つの場合における例として、第4図に示すように、股
部分202は略長円形をなし、ピストン208の環状部
分216も適合する長円形をなす。
第3図に示す制御弁の機能は上述した制御弁のものと同
一である。ブレーキペダルの作動中、制御弁12はブー
スタ14の作動を指令し、ブースタは流体圧力伝達装置
16を作動させる。流体圧力伝達装置1116の出力側
におけるパイプライン114内の圧力上昇はボート21
4を介して孔206の後方側の容積室212に伝えられ
て、ピストン208を前方に移動させる。従って、ピス
トン24は駆動入力ロット46によって伝えられた駆動
力及びピストン208によって伝えられたブースト力を
受けて、これら力の合力をマスターシリンダ74のプッ
シュロッド72に伝え、マスターシリンダ自体は車輪ブ
レーキに通じるパイプライン78内のブレーキ流体にブ
ースト圧力を発生させる。
従って、本発明によると、ブレーキペダルを制御弁の駆
動人力ロットに直接作用させる一方、ブレーキブースタ
を車両のボンネット下のいかなる場所に配置できるよう
にした流体動力ブレーキ装置が提供される。このような
流体動力ブレーキ装置は、一般にブースタを通常の方法
でブレーキペダルとマスターシリンダとの間に配置する
ことが不可能な右ハンドル車に用いるように特別に設計
されたものである。しかしながら、このブレーキ装置は
、ブースタを慣習的に設置するに際してスペースの問題
が生じるような場合にも用いることができる。所望のブ
ースト圧力は従来の流体動力ブレーキ装置で必要とされ
る力よりも小さい力をブレーキペダルに加えることによ
り得られ、また加圧流体連結部の数は少なくてすむ。
勿論、本発明は例として記載した実施例に限定されるも
のではなく、あらゆる変形例をも包含する。
例えば、真空源に一端部を連結されたパイプライン10
6は他端部をブースタの前方真空室102に連結して示
しであるが、パイプライン112に連結したり、第2室
30に常時開口するように制御弁の本体に形成されたポ
ートを介してこの第2室に連結することもできる。
同様に、ブースタ14及び流体圧力伝達装置16によっ
て与えられるブースト圧力は、ピストン24の移動を援
助するため制御弁12に供給するようにして示しである
。勿論、このブースト圧力をマスターシリンダ74に供
給することが可能であり、この場合には、マスターシリ
ンダ74は前記フランス国特許におけるマスターシリン
ダに関して述べた方法で付加の環状駆動室を有すること
となる。また、ブレーキ装置の釣合いを得るため、ブー
スト圧力によって生起された力を反動ディスク70に作
用させるようにすることが好ましい。
ピストン24の移動を補助ピストン28によって援助す
る場合、要求されるブースト圧力及び制御弁の径に応じ
てこの補助ピストンを適数個設けることができる。
他方、必ずしも2つのリザーバ18と76を用いる必要
はなく、これらリザーバのうちの1つをマスターシリン
ダの一方に設けることが必要とされるだけで、他方のマ
スターシリンダをパイプラインを介して補給すればよい
最後に、ブースタを大気圧と真空とで機能するものとし
て記載したが、圧力差によって所望のブースト圧力を供
給できるようになっていれば、他の圧力を利用できるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体動力ブレーキ装置の概略図、
第2図は第1図のブレーキ装置の制御弁を示す縦断面図
、第3図は制御弁の他の実施例を示す縦断面図、第4図
は第3図のIV−4V線に沿う断面図である。 10・・ブレーキペダル、12・・制御弁、14・・空
気圧ブレーキブースタ、16・・流体圧力伝達装置(単
式マスターシリンダ)、20・・本体、22・・段付孔
、24・・段付ピストン、26・・第1室、30・・第
2室、34・・弁要素、38・・前方環状作動部分、4
0.48・・弁座、42・・弁プランジャ、46・・駆
動人力ロット、 64.212・・容積室、70・・反
動ディスク、72・・プッシュロッド、74・・マスタ
ーシリンダ、102・・真空室、104・・作動室、1
10.112.114・・パイプライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動ロッド(46)に連結されるブレーキペダル(
    10)、 プッシュロッドに作用する可動の可撓性隔壁によって分
    けられた前方真空室(102)と後方作動室(104)
    とを有する空気圧ブレーキブースタ(14)、 上記プッシュロッドによって駆動されるピストンを有す
    る第1の単式マスターシリンダ(16)、ブレーキペダ
    ル(10)の作動に応答して第1室(26)を第2室(
    30)あるいは大気に選択的に連通させる弁要素(34
    )を有しているブースタ(14)を制御するための制御
    装置(12)、 制御装置(12)の第1室(26)を有するブースタ(
    14)の作動室(104)に連通させる第1パイプライ
    ン(110)、 制御装置(12)の第2室(30)をブースタ(14)
    の真空室(102)に連通させる第2パイプライン(1
    12)、及び、 少なくとも1つの車輪ブレーキに連結された出口を有す
    る第2のマスターシリンダ(74)を備えている流体動
    力ブレーキ装置において、第2マスターシリンダ(74
    )は、駆動ロッド(46)によって伝達されるとともに
    単式マスターシリンダ(16)により発生されたブース
    ト圧力によって増大される駆動圧力を受けることを特徴
    とする流体動力ブレーキ装置。 2 ブースタ(14)を制御するための上記制御装置(
    12)は、パイプライン(114)を介して上記単式マ
    スターシリンダ(16)の作動室に連結される少なくと
    も1つの密封容積室(64、212)を内部に設けた本
    体(20)を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の流体動力ブレーキ装置。 3 上記制御装置(12)は、本体(20)に形成され
    た孔(22)内を密封的に摺動し且つ孔(22)の内部
    を後方側に形成された第1室(26)と前方側に形成さ
    れた第2室(30)とに区分するピストン(24)を更
    に備え、弁要素(34)は、ピストン内を摺動するとと
    もに駆動ロッド(46)に結合された弁プランジャ(4
    2)とピストン(24)とにそれぞれ形成されている2
    つの同心的な弁座(40、48)と選択的に相互作用す
    る前方環状作動部分(38)を有することを特徴とする
    請求項2記載の流体動力ブレーキ装置。 4 制御装置のピストン(24)は、上記第2マスター
    シリンダを作動するプッシュロッド(72)の後方端部
    が当接する反動ディスク(70)を支持していることを
    特徴とする請求項3記載の流体動力ブレーキ装置。 5 制御装置のピストン(24)と孔(22)は段付け
    られていることを特徴とする請求項4記載の流体動力ブ
    レーキ装置。
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