JPH021824Y2 - - Google Patents

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JPH021824Y2
JPH021824Y2 JP4547485U JP4547485U JPH021824Y2 JP H021824 Y2 JPH021824 Y2 JP H021824Y2 JP 4547485 U JP4547485 U JP 4547485U JP 4547485 U JP4547485 U JP 4547485U JP H021824 Y2 JPH021824 Y2 JP H021824Y2
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JP
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terminal
lance
connector housing
locking
connector
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JP4547485U
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は2重ロツクコネクタに係り、特にコネ
クタハウジングに対するターミナルの装着時に2
重のターミナル抜け止め処置が施されている2重
ロツクコネクタの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の一般的なコネクタは、コネクタハウジン
グ、ターミナルのいずれか一方にランスを設け、
他方に係止段部やランスホールを設けており、タ
ーミナル挿入によりランス係合を図つてターミナ
ル挿入後にその抜け止めを行う構造となつてい
る。
このランスをコネクタハウジング側に設けたも
のとして実開昭55−17268号公報に開示されてい
る。
しかし、上記ランス係合による単一ロツク構造
ではランスの折損があれば直ちにターミナルが抜
け落ちてしまう。このため、従来のコネクタにお
いて、通常のランス係止以外にターミナルの抜け
止めを図る2重ロツク構造としたものが提案され
ている。例えば、実公昭53−50866号公報には、
コネクタハウジングとターミナルとのランス係止
構造に加えて、ハウジングにターミナル挿入口入
口部を施蓋可能な蓋体を取り付け、該蓋体をター
ミナル後端縁のストツパとする構造としたものが
開示されている。これにより、ランスと蓋体とに
よる2重ロツクをなし、安全性を高めている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の2重ロツクコネクタでは、付
加したロツク構造の複雑に加えて、ロツク操作を
伴なうターミナル装着作業性が悪い問題がある。
すなわち、ランス係合はターミナルを差し込む
だけでランス自身の撓み動作が生じるため簡易に
行われるが、付加したロツク手段はランス係合操
作と別途に独立して操作しなければならず、ロツ
クに2工程を要してしまうので作業の効率悪化を
招いていたものである。
本考案は、上記従来の問題点に着目し、コネク
タハウジングに対してターミナルを差し込み操作
するだけでランス係合と同時に付加したロツクも
同時に行われ、作業効率を向上させることのでき
る構造とした2重ロツクコネクタを提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る2重
ロツクコネクタは、コネクタハウジング内にター
ミナル挿入孔を形成してターミナルを装着可能な
らしめるとともに、前記コネクタハウジングまた
はターミナルの一方にランスを設けて抜け止め係
止をなすコネクタにおいて、前記ランスとは別に
コネクタハウジングの外壁にターミナル挿入孔に
臨む窓を形成して該窓にターミナル挿入方向と直
交するトーシヨンアームを設け、このトーシヨン
アームにはターミナル挿通孔内に突出しターミナ
ル挿入動作により押圧回転されて窓の縁部に係合
可能な係止爪と、該係止爪の係合位置にてターミ
ナル挿入孔に突出されるロツク爪を設けた構成と
した。
〔作用〕
上記構成により、コネクタハウジングにターミ
ナルを差し込み挿入すると、ターミナル先端が係
止爪を押圧してトーシヨンアームの作用で回転さ
れ、該係止爪がハウジング窓に係止する。この回
転動作によりトーシヨンアームに設けたロツク爪
がターミナル挿入孔内に突出し、これをターミナ
ルに係合させることができる。一方、ターミナル
挿入は同時にランスを撓ませ、ランス係合も行わ
せる。したがつて、ターミナルの差し込み動作の
みで2つのロツク手段を同時に働かせることがで
き、単一操作での2重ロツクが可能となるのであ
らる。
〔考案の実施例〕
以下に本考案に係る2重ロツクコネクタの実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
第1、第2図は実施例に係る2重ロツクコネク
タのターミナル装着前後の断面図であり、このコ
ネクタはコネクタハウジング10とこれに装着さ
れるターミナル12から構成されている。コネク
タハウジング10はその内部にターミナル挿入孔
14を貫通形成したものであり、その一端開口を
ターミナル12の挿入口14Aとし、他端開を対
となる一方のコネクタの雄ターミナル受口14B
としている。ターミナル12は挿入口14Aから
差し込み装着されるが、該ターミナル12には装
着後の抜け止めを図るためにランスホール16が
形成され、これに対応してターミナル挿入孔14
にはランス18が設けられている。ランス18は
挿入孔14の内壁面に沿つて前記雄ターミナル受
口14B側に延在する弾性突片であり、背部の逃
げ隙間20側に撓み動作が可能となつている。そ
してランス18の先端上面には係合突起18Aが
設けられ、該突起18Aがターミナル12のラン
スホール16内に嵌入することで抜け止め係止が
図られる構造となつている。
ここで、当該実施例では前記ランス18による
係合手段と別にターミナル12の抜け止めをなす
係止手段が設けられている。この係合手段は第1
〜2図におけるコネクタハウジング10の上面部
にターミナル挿入孔14へ開口する窓22を設
け、この窓22に取り付けられている。すなわ
ち、第3図に示すように、窓22には短形断面の
トーシヨンアーム24をターミナル12の挿入方
向と直交する方向に設け、当該トーシヨンアーム
24の中央部の一面にはL字状に屈曲された係止
爪26を設けている。係止爪26は、通常ターミ
ナル挿入孔14内に延在されるようにトーシヨン
アーム24の下面に取り付けられ、屈曲方向を雄
ターミナル受口14B側に向けてなる。そして屈
曲先端には係止爪の係合面26Aを更に挿入孔1
4の中心側に向けてなり、、該係合面26Aが係
止爪26の回転動作により窓22の前縁部に係止
されるものとなつている、爪本体の係合面26A
の係合動作が円滑に行われるように、窓22の前
縁下面には勾配面22Aが設けられている。ま
た、前記トーシヨンアーム24における係止爪2
6の取付面と直交する面、具体的には窓22の後
縁に対向する面には、コネクタハウジング10の
壁面と同一面内にあるようにロツク爪28を突設
させている。
このロツク爪28は係止爪26の窓22への係
止状態において、ターミナル挿入孔14の中心に
向けて突設されるものであり、前記係止爪26の
係止に伴なうトーシヨンアーム24の戻り回転阻
止によつて装着されたターミナル12と係合し、
その抜け止めを図るものである。また、ロツク爪
28がターミナル12と係合し得るように、該タ
ーミナル12には係合段部12Aを設けている。
このようなトーシヨンアーム24、係止爪26
およびロツク爪28を含む係止手段は、コネクタ
ハウジング10と一体成形されるものであり、ト
ーシヨンアーム24の捩れ作用は素材として用い
る樹脂の弾性作用で行わせるものとしている。
このような構成に係る2重ロツクコネクタで
は、コネクタハウジング10にターミナル12を
装着する以前には、トーシヨンアーム24に何ら
の負荷も加わらないため、第1図および第3図A
に示すように、係止爪26がターミナル挿入孔1
4内に延在した状態となる。ターミナル12を挿
入すると、その先端上縁が係止爪26の後面を押
し付け、下縁がランス18を下方に捩ませる。こ
の挿入動作により、まずトーシヨンアーム24が
捩られ、係止爪26が勾配面22Aを滑動して窓
前縁を乗り越え、係合面26Aが窓前縁上面に係
止される。この回転動作に伴なつてトーシヨンア
ーム24の他面に設けられたロツク爪28がター
ミナル挿入孔14内に突出される。そして、完全
なターミナル12の装着状態において、第2図、
第3図Bに示されるように、ランス18がランス
ホール16と係合し、ロツク爪28が係合手段1
2Aに係合して、両者により2重に抜け止めが図
られた状態に装着固定されるのである。
斯かる実施例によれば、ランス係合に加えて、
トーシヨンアーム24に設けたロツク爪28をタ
ーミナル挿入孔14内に出入させ、かつ出入動作
をターミナル12の差し込み挿入に伴わせて行わ
せるようにしてあるので、2重ロツクが単一操作
で実現でき、組み付け作業性が極めて良好とな
る。
しかも、トーシヨンアーム24とこれに設けら
れた係止爪26、ロツク爪28はコネクタハウジ
ング10の成形時に同時成形するようにしたこと
により金型構造を若干変更するだけで簡易組み立
てができるコネクタハウジングとすることができ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば、ターミナルの単
純な差し込み挿入動作のみにより、コネクタハウ
ジングに対しターミナルを2重にロツクすること
ができ、ターミナルの確実な抜け止めと、組み立
て作業性の高能率化を実現できるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る2重ロツクコネクタのタ
ーミナル装着前の断面図、第2図は同装着後の断
面図、第3図A,Bはトーシヨンアームの回転前
後の状態を示す部分破断斜視図である。 10……コネクタハウジング、12……ターミ
ナル、14……ターミナル挿入孔、16……ラン
スホール、18……ランス、22……窓、24…
…トーシヨンアーム、26……係止爪、28……
ロツク爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタハウジング内にターミナル挿入孔を形
    成してターミナルを装着可能ならしめるととも
    に、前記コネクタハウジングまたはターミナルの
    一方にランスを設けて抜け止め係止をなすコネク
    タにおいて、前記ランスとは別にコネクタハウジ
    ングの外壁にターミナル挿入孔に臨む窓を形成し
    て該窓にターミナル挿入方向と直交するトーシヨ
    ンアームを設け、このトーシヨンアームにはター
    ミナル挿入動作により回転されて窓の縁部に係合
    する係止爪と、該係止爪の係合位置にてターミナ
    ル挿入孔に突出されるロツク爪を設けたことを特
    徴とする2重ロツクコネクタ。
JP4547485U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH021824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4547485U JPH021824Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4547485U JPH021824Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161973U JPS61161973U (ja) 1986-10-07
JPH021824Y2 true JPH021824Y2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=30559010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4547485U Expired JPH021824Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP (1) JPH021824Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503071Y2 (ja) * 1991-02-21 1996-06-26 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161973U (ja) 1986-10-07

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