JPH02182461A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH02182461A
JPH02182461A JP101489A JP101489A JPH02182461A JP H02182461 A JPH02182461 A JP H02182461A JP 101489 A JP101489 A JP 101489A JP 101489 A JP101489 A JP 101489A JP H02182461 A JPH02182461 A JP H02182461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared heater
recording sheet
recording paper
far
far infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP101489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Kawakami
和久 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP101489A priority Critical patent/JPH02182461A/ja
Publication of JPH02182461A publication Critical patent/JPH02182461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクジェット記録装置に係わり、更に詳細に
はインク液滴を噴射するインクジェットヘッドを有する
インクジェット記録装置に関する。
[従来の技術] 従来のインクジェット記録装置は特開昭62−1449
55号公報に開示されているように、記録紙に印字を行
う前にシースヒータを円筒形に形成したものを用いて、
接触伝熱により記録紙の両面を加熱していた。更に印字
後に記録紙の記録面あるいは非記録面を加熱するために
、ハロゲンランプが記録紙の近傍に設けられ、輻射熱に
よって印字されたインクを加熱・乾燥させていた。又、
ハロゲンランプの他に赤外線電球、石英管等を用いた装
置もあった。
[発明が解決しようとする課題] しかし前述の従来例では、シースヒータの場合は局部的
な加熱しかできないので効果が小さく、ハロゲンランプ
の場合は反射板を設けて広範囲に輻射する構成にしても
、記録紙搬送方向に対して均一な加熱・乾燥ができない
という問題があった。
更にハロゲンランプをはじめとして、赤外線電球、石英
管等の波長領域は主として0.4〜2μ内にあるため、
有機物のエネルギー吸収効率が悪いという欠点がある。
これは、有機物は一般に2〜50μの波長領域のエネル
ギーを吸収する特性による。したがってこのような波長
領域を持つヒータでは、インクの加熱・乾燥が悪い上、
記録紙や印字されたインク以外の近傍部材までも加熱し
てしまうという問題があった。又、ハロゲンランプは形
状が大きく装置全体の小型化を困難にしていた。
本発明は上記のような問題を解決するもので、その目的
とするところは、印字されたインクを均一に加熱して効
果的に乾燥させるために、2〜1000μの波長を有す
る遠赤外線ヒータを設け、市販上質紙等の汎用記録紙に
対して高品質な印字を実現することにある。これは、2
〜1000μの波長領域は記録紙・インク溶剤・水分等
の有機物の分子の振動波長と同一であるため、分子共振
現象を起こさせ、記録紙・インクを重点的に加熱・乾燥
できることによる。又、遠赤外線ヒータを板状にするこ
とにより、記録紙搬送方向に対して均一な加熱・乾燥の
実現と、装置全体の小型化を実現することにある。そし
て、遠赤外線ヒータの記録紙に対向する面以外を断熱材
で断熱することにより、加熱・乾燥効率の向上を実現す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のインクジェット記録装置は、インク液滴を噴射
するインクジェットヘッドを有し、記録紙に文字・線等
を形成するインクジェット記録装置に8いて、記録紙に
印字されたインクを加熱・乾燥させる2〜1000μの
波長を有する遠赤外線ヒータを設けたことを特徴とし、
更に遠赤外線ヒータが板状で構成されることを特徴とす
る。
[実施例] 第1図は本発明の第一の実施例における概略断面図であ
って、インクジェットヘッド101はプラテン102と
の距離を一定に保つためにキャリッジ103上に搭載さ
れている。キャリッジ103はプラテン102の長手方
向に往復運動可能なように2本のキャリッジ軸104に
保持され、図示していない駆動源により駆動力を受ける
。キャリッジ103の前後の2本の紙送りローラ105
は、図示していない駆動源から駆動力を受は記録紙10
6を矢印A方向に搬送する。紙送りローラ105に対向
する紙押えローラa107と紙押えローラb108は、
記録紙106を紙送りローラ105に押圧している。紙
押えローラb108は、印字直後に円筒ローラで押圧す
るとインクのにじみ・汚れがでるので、記録紙106と
の接触面積を小さくするために表面がギザギザしたロー
ラになっている。紙押えローラミ10フ側には、紙送り
ローラ105まで記録紙106を案内する給紙紙案内1
09が付属している。紙押えローラb108側には紙送
りローラ105から排紙された記録紙106を案内する
排紙紙案内110が付属している。板状の遠赤外線ヒー
タ111は、排紙紙案内110と平行に位置し、記録紙
106の記録面に2〜1000μの波長を有する遠赤外
線を輻射するように固定されている。遠赤外線ヒータ1
11は記録紙106の幅方向の印字領域全域をカバーす
る幅を持っている。本実施例では幅300〜500mm
、記録紙106の搬送方向の長さは10〜30mmであ
る。遠赤外線ヒータ111の記録紙106の反対側には
、遠赤外線ヒータ111からの輻射を効率よく記録紙1
06方向に輻射するために断熱材112が付属している
。本実施例では遠赤外線ヒータ111と記録紙106の
間隔は3〜20mmとし、インクジェットヘッド101
から遠赤外線ヒータ111までの距離は30〜200m
mとした。又、遠赤外線ヒータ111の電力としては0
.1〜I W / Cm ’″2とし、記録紙106へ
の輻射時間は0.2〜5秒程度とした。以上の構成にお
いて、遠赤外線ヒータ111はSiC系のセラミック材
、断熱材112は耐熱性が良好なバルクファイバーをフ
ェルト状にしたもの、排紙紙案内110は5PCC(冷
間圧延鋼板)を使用したがこれに限定されるものではな
い。
遠赤外線ヒータ111の材料は、SiC系のセラミック
材以外に、板状発熱体にZr○2塗料をコーティングし
たものやM n O2、Fe2O3、C。
○、T1°02、SiO2、A 1203等の材料を用
いたものが考えられている。
次に上記の構成の作用を説明すると、印字動作を行うべ
くインクジェット記録装置を作動させると、遠赤外線ヒ
ータ111は通電されて数十秒で設定温度まで加熱され
、遠赤外線を放射する。制御としては、通電初期は大電
力で加熱し、設定温度になったら低電力にすることで、
昇温特性の向上と温度コントロールを行う。キャリッジ
103の往復運動と紙送りローラ105による記録紙1
o6の搬送により、インクジェットヘッド101から噴
射されたインクの液滴は、記録紙106に付着して文字
・線等を形成する。このようにして所定の印字動作を繰
り返すと、記録紙106は遠赤外線ヒータ111直下に
到達し、遠赤外線の輻射によりインクと記録紙106は
加熱・乾燥され、インクジェット記録装置から記録紙1
06は排紙される。
本発明の第二の実施例として、第一の実施例に付加して
遠赤外線ヒータ111をBの位置にも取り付け、排紙紙
案内110の図示していない穴から記録紙106の被記
録面を加熱する。これは記録紙106の両面を加熱する
ことで、インクの加熱・乾燥が促進されることにつなが
る。
本発明の第三の実施例として、第一の実施例に付加して
遠赤外線ヒータ111をCの位置にも取り付ける。これ
は印字前の記録紙106を予熱することで、インクの加
熱−乾燥が促進されることにつながる。又、Dの位置に
付加して、プラテン102の図示していない穴から記録
紙106の被記録面を予熱しても同様の効果が得られる
。尚、第一・第二の実施例のように記録後の記録紙搬送
方向側に遠赤外線ヒータ111を設ける代わりに、C及
び又はDの位置にのみ遠赤外線ヒータを設は言己録紙1
06を予熱してもよい。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、2〜1000μの波
長を有する遠赤外線ヒータを設けたことにより、印字さ
れたインクを効果的に加熱・乾燥させることができ、印
字品質が飛躍的に向上するという効果を有する。更に、
遠赤外線ヒータを板状にしたことで、記録紙搬送方向に
対して均一な加熱・乾燥ができるという効果と、インク
ジェット記録装置の小型化が図れるという効果を有する
又、遠赤外線ヒータの記録紙に対向する面以外を断熱材
で断熱したことにより加熱・乾燥効率が向上したので、
加熱・乾燥が短時間になり、市販、上質紙等の汎用記録
紙でインクかにじみやすい記録紙にも、高品質な印字を
実現できるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェット記録装置の第一〜第三
実施例の概略断面図。 101・・・インクジェットヘッド 102・・・プラテン 103・・・キャリッジ ・キャリッジ軸 ・紙送りローラ ・記録紙 ・紙押えローラa ・紙押えローラb ・給紙紙案内 ・排紙紙案内 ・遠赤外線ヒータ ・断熱材 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木喜三部 他1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)インク液滴を噴射するインクジェットヘッドを有し
    、記録紙に文字・線等を形成するインクジェット記録装
    置において、記録紙に印字されたインクを加熱・乾燥さ
    せる2〜1000μの波長を有する遠赤外線ヒータを設
    けたことを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記遠赤外線ヒータが板状であることを特徴とする
    請求項1記載のインクジェット記録装置。 3)前記遠赤外線ヒータの記録紙に対向する面以外を断
    熱材で断熱していることを特徴とする請求項1記載のイ
    ンクジェット記録装置。
JP101489A 1989-01-06 1989-01-06 インクジェット記録装置 Pending JPH02182461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP101489A JPH02182461A (ja) 1989-01-06 1989-01-06 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP101489A JPH02182461A (ja) 1989-01-06 1989-01-06 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02182461A true JPH02182461A (ja) 1990-07-17

Family

ID=11489718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP101489A Pending JPH02182461A (ja) 1989-01-06 1989-01-06 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02182461A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0867301A3 (en) * 1997-03-25 1999-11-03 Canon Kabushiki Kaisha An ink jet recording apparatus and a fixing heater used for such apparatus
JP2001212948A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタおよびこれに用いる記録媒体
JP2001212952A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2001212950A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2001212954A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2001212953A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2009226812A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Fujifilm Corp 乾燥装置及び画像形成装置
JP2013159045A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2013184383A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェット記録装置
US10723119B2 (en) 2017-03-17 2020-07-28 Ricoh Company, Ltd. Dryer, printer, and treatment liquid applicator

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1103697C (zh) * 1997-03-25 2003-03-26 佳能株式会社 喷墨记录装置
US6244700B1 (en) 1997-03-25 2001-06-12 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus and a fixing heater used for such apparatus
EP0867301A3 (en) * 1997-03-25 1999-11-03 Canon Kabushiki Kaisha An ink jet recording apparatus and a fixing heater used for such apparatus
JP4507329B2 (ja) * 2000-02-03 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ
JP4507331B2 (ja) * 2000-02-03 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ
JP2001212954A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2001212953A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2001212952A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP4590670B2 (ja) * 2000-02-03 2010-12-01 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ
JP4505921B2 (ja) * 2000-02-03 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタおよびこれに用いる記録媒体
JP2001212950A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP4507330B2 (ja) * 2000-02-03 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ
JP2001212948A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタおよびこれに用いる記録媒体
JP2009226812A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Fujifilm Corp 乾燥装置及び画像形成装置
JP2013159045A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2013184383A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェット記録装置
US9221278B2 (en) 2012-03-08 2015-12-29 Mimaki Engineering Co., Ltd. Ink jet recording apparatus
US10723119B2 (en) 2017-03-17 2020-07-28 Ricoh Company, Ltd. Dryer, printer, and treatment liquid applicator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4332234B2 (ja) 印刷方法および印刷装置
KR0141921B1 (ko) 프린터용 가열장치
JP7077567B2 (ja) 液体吐出装置、画像形成方法
US5754208A (en) Liquid ink printer having dryer with integral reflector
US9022510B2 (en) Recording apparatus
JP5623188B2 (ja) インクジェット装置および加熱装置
EP1627746B1 (en) Printing device with radiation source
JP5772382B2 (ja) 記録装置
JPH02182461A (ja) インクジェット記録装置
JPH11129462A (ja) 液体インクプリンタ
JPH11198362A (ja) 記録媒体に液体キャリアを含む着色剤を含む画像を印刷する印刷装置
WO2008075450A1 (ja) 立体印刷画像の制作方法
JPS62144955A (ja) インクジエツト記録装置
JP2012045855A (ja) プリント装置
CN105142917A (zh) 用于纸的选择性碳化的设备和方法
JPS62109645A (ja) インクジエツト記録装置
US6305796B1 (en) Thermal ink jet printer having dual function dryer
JP2003237049A (ja) 画像形成装置
JP2018030361A (ja) インクジェットプリンターおよびインクジェット印刷方法
US20180222215A1 (en) Printing system
JP2010042542A (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP2606190B2 (ja) インクジエツト記録装置
JPS62144954A (ja) インクジエツト記録装置
JP2002347226A (ja) インクジェットプリンタ
JPS5838177A (ja) 熱ビ−ム転写印字装置