JPH02182298A - 誘導加熱式アイロン - Google Patents

誘導加熱式アイロン

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JPH02182298A
JPH02182298A JP313589A JP313589A JPH02182298A JP H02182298 A JPH02182298 A JP H02182298A JP 313589 A JP313589 A JP 313589A JP 313589 A JP313589 A JP 313589A JP H02182298 A JPH02182298 A JP H02182298A
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coil
iron
heating
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magnetic flux
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Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Mizuo Hirota
泉生 弘田
Hideyuki Kominami
秀之 小南
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用する誘導加熱式アイロ
ンに関するものである。
従来の技術 最近、コードレスアイロンなるものが市場に現れてきた
が、これらはいずれも実際のアイロン掛は作業中にはア
イロン本体にパワーを供給できないものであり、本格的
なコードレスアイロンとはいえないものであった。そこ
で、誘導加熱を用いて実際のアイロン掛は作業中にもア
イロン本体にパワーを供給することができる誘導加熱式
アイロンの実現が望まれていた。そのため誘導加熱式ア
イロンにおいては、実際のアイロン掛は作業中に広範囲
に渡って充分にアイロン本体にパワーを供給するという
ことが重要な問題となる。その具体的な方法として、ア
イロン台側に設けられた加熱コイルをアイロンベースに
対して充分大きくするというものや、複数個の加熱コイ
ルをアイロン台側に設けてアイロン本体が載っている加
熱コイルを励磁するものが考えられている。
しかしながらここで問題になるのが加熱コイルから主に
発生ずる不要輻射ノイズである。この不要輻射ノイズは
加熱コイル面上を負荷で覆ってやればかなり低減できる
が、誘導加熱式アイロンでは加熱コイル面上を負荷(ア
イロン本体)が動き回るため、加熱コイル面」二でアイ
ロン本体が載っていない部分ができてしまい、ここから
の不要輻射ノイズが問題となる。すなわち前記加熱コイ
ルの大きさをアイロンベースに対して充分大きくすると
いう方法は不要輻射ノイズの点で実現が難しいといえる
。また複数個の加熱コイルを切り替える方法においても
、加熱コイル面上でアイロン本体が載っていない部分が
あればそこからの不要輻射ノイズが問題となる。そこで
その対策として、加熱コイルをアイロンベースで覆える
程度の大きさとして複数個用意し、この加熱コイルを切
り替えて使用して不要輻射ノイズを抑えるという方法や
、加熱コイルの周りにアルミなどの導電性材料を用いた
リングを設けて加熱コイルが発生する磁界を打ち消す方
法などがある。
発明が解決しようとする課題 しかしこれらの方法は実際に実現する上で様々な問題が
ある。以下、具体的にその問題について述べる。加熱コ
イルの大きさをアイロンベース面で覆える程度の大きさ
にする方法では、アイロン掛は作業中にアイロン本体を
誘導加熱できる範囲を充分に広く取ろうとする古、加熱
コイルが多数個必要きなる。このことにより大変複雑な
構成となり、またそのためにコスト高になるということ
で問題である。加熱コイルの周りにリングを設ける方法
では、ノイズを充分に低減しようきすると打ち消す磁界
を強(する必要があるため、リングに流れる電流が大き
くなり、この結果リングの発熱が重大な問題となる。こ
のように広い範囲でアイロン本体を誘導加熱でき、且つ
加熱コイルからの不要輻射ノイズを低減することは非常
に難しい問題であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡単な構成
で不要輻射ノイズの低減が出来、がっ電力損失が小さい
誘導加熱式アイロンを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための本発明の誘導加熱式アイロン
は、アイロン本体と、アイロン本体を誘導加熱する加熱
コイルおよび加熱コイルに高周波電流を供給するインバ
ータを含むアイロン台とがらなり、前記加熱コイルは、
渦巻状に巻かれた第1のコイルと、前記第1のコイルと
直列に接続され、かつ第1のコイルが作る磁界を打ち消
す方向に巻かれアイロン台の外周に沿うように設けられ
た第2の加熱コイルとにより構成したものである。
作用 上記した構成によれば、第2のコイルが、第1のコイル
から発生する磁束のうちアイロン台き鎖交しない磁束に
よる磁界を打ち消すために、輻射ノイズの低減ができる
ものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について添付図面を基に説明す
る。図において、■はアイロン本体、2はアイロン台で
、フェルト7と、アイロン本体1を誘導加熱する加熱コ
イル3と、加熱コイル3に高周波電流を供給するインバ
ータ4とを備えている。加熱コイル3は、渦巻状に巻が
れている第1のコイル5と、この第1のコイル5の磁界
を打ち消す方向に設けられた第2のコイル6の直列回路
によって構成されている。また、この第2のコイル6は
アイロン台2の外周に沿うように設けられている。
次に本実施例の構成の動作を説明する。インバータ4は
、第1のコイル5の上にアイロン本体1がきた場合に、
加熱コイル3に高周波電流を供給する。これによって、
第1のコイル5はアイロン本体1を誘導加熱する。この
時、第1のコイル5によって発生した磁束は、もちろん
アイロン本体1を誘導加熱するために作用するが、一部
の磁束はアイロン本体1とは結合せず、外界に放出され
る。しかし本実施例では、第1のコイル5と直列に、第
1のコイル5の磁束によって発生する磁界を打ち消すよ
うに、第2のコイル6を備えている。このため、第1の
コイル5によって外界に放出された磁束、つまり不要輻
射ノイズが第2のコイル6によって打ち消されるという
作用がある。
したがって、トータルの不要輻射ノイズの値を小さくす
ることが可能となるものである。
一般に、コイルによって発生する任意の観測点での磁界
の大きさは、その観測点から見たコイルの立体角と、そ
のコイルに流れる電流の積(アンペア面積〉に比例する
ことが学術的に証明されている。第2のコイル6が第1
のコイル5から発生する不要輻射ノイズを打ち消す作用
は、第2のコイル6のアンペア面積に比例する。本実施
例では、アイロン台2の外周に沿うようにこの第2のコ
イル6を設けており、その面積は実現可能な最大のもの
となっている。このため、前記アンペア面積を得るため
に必要な電流(アンペア数〉を少なく抑えることができ
るものである。また、第2のコイル6に必要なターン数
が少なくてもよく、第1図に示したように1ターンのコ
イルで実現することも可能である。
また本実施例では、第2のコイル6の面積が大きいこと
により、第2のコイル6での電力損失が小さく、そのた
め装置の効率が良いという効果もある。すなわち、第2
のコイル6に必要なアンペア面積が一定であれば、面積
がA倍になればターン数はA分の1、コイルの1ターン
の長さは、およそAの平方根倍となる。つまり、コイル
に必要な導線の長さはAの平方根の逆数となり、面積が
大きいほどコイルに必要な導線の長さは短くなる。した
がって一定の太さの導線を用いる場合には、第2のコイ
ル6の面積が大きいほど導線での電力損失が小さくなる
発明の効果 以上の実施例によっても明らかなように、本発明の誘導
加熱式アイロンは、アイロン本体と、アイロン本体を誘
導加熱する加熱コイルおよび加熱コイルに高周波電流を
供給するインバータを含むアイロン台とからなり、前記
加熱コイルは、渦巻状に巻かれた第1のコイルと、第1
のコイルと直列に接続され、かつ第1のコイルが作る磁
界を打ち消す方向に巻かれ前記アイロン台の外周に沿う
ように設けられた第2の加熱コイルとによって構成した
ことによって、第2のコイルが第1のコイルから発生す
る不要輻射ノイズを打ち消し、簡単な構成で効率よく不
要輻射ノイズの低減をはかることができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における誘導加熱式アイロン
の上面図、第2図は同断面図である。 1・・・アイロン本体、3・・・加熱コイル、4・・・
インバータ、2・・・アイロン台、5・・・第1のコイ
ル、6・・・第2のコイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アイロン本体と、アイロン本体を誘導加熱する加熱コイ
    ルおよび加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ
    を含むアイロン台とからなり、前記加熱コイルは、渦巻
    状に巻かれた第1のコイルと、第1のコイルと直列に接
    続され、かつ第1のコイルが作る磁界を打ち消す方向に
    巻かれ前記アイロン台の外周に沿うように設けられた第
    2の加熱コイルとにより構成した誘導加熱式アイロン。
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