JPH02181626A - 容器口部の欠陥検査装置 - Google Patents

容器口部の欠陥検査装置

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JPH02181626A
JPH02181626A JP65489A JP65489A JPH02181626A JP H02181626 A JPH02181626 A JP H02181626A JP 65489 A JP65489 A JP 65489A JP 65489 A JP65489 A JP 65489A JP H02181626 A JPH02181626 A JP H02181626A
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JP
Japan
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container
pressure
pad
vacuum pressure
inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP65489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Obara
嘉昭 小原
Shuichi Kurata
倉田 周一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、化粧品、薬品、食品等に用いられる容器の口
部の欠損等を自動的に検査する容器口部の欠陥検査装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、瓶製造メーカーをこて出荷検査を受けた容器で
あってもその後の搬送巾着こ受ける衝撃、又は工場受入
れ時の取扱上の不備から、特に強度的に弱い口部が大き
く欠けることがある。これは液漏れなどの2次不良をひ
き起こすため不良品として排除しなければならない。
そこで、充填工程に於ては内容物を容器に充填する前に
容器の口部の欠損を検査した後、充填を行なっている。
従来、容器口部の欠陥検査装置として特開昭56−82
404号公報(以下、A方法)、特開昭61−2119
03号公報(以下、B方法)、及び特開昭6l−14E
lB18号公報(以下、C装置)が開示されている。
(4)方法は、検査すべきびんのびん口を平担なパッド
で押えてびんの中に気体を吹込み、びん内の圧力が予定
の限界値に達してから更に予定時間経過した時のびん内
圧力を測定し、その圧力が所定の許容範囲に達している
か否かによりびん口平滑度の良否を判定するものである
又、CB)方法は、2種類の蓋体を順次ガラス塩の口部
上面6ζ当接し、該蓋体に穿設された透気孔を介してガ
ラス塩の内部に各々圧縮空気を導入し、所定時間経過後
の各々の壜の内部圧力が基準圧力に達したか否かをもっ
て良否を判定するものである。
又、(0装置は、減圧用の吸引孔および圧力検出用の検
出孔との少なくとも2つの孔が形成された検査プレート
を用い、容器を該検査プレート上を搬送させながら前記
吸引孔に接続された定圧減圧源により容器内を減圧し容
器が検出位置を通過し終る直前での圧力を測定し良否判
定するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、これらの方法、装置では次の様な問題点、欠点
があった。(4)方法及びCB)方法は共に容器内に加
圧空気を供給し、容器内がどの程度まで加圧されるかを
測定することによって容器の良否を判定する構成である
ため、この方法によるとその測定時間中、容器の開口端
を密封するために、容器を加圧供給源に向けて押圧して
おく必要がある。
したがって、例えば容器がプラスチック成形品である場
合、開口端に付着したパリなどのような柔軟性のある欠
陥を有する場合は、前記押圧iこより押しつぶされてし
まい、これを検出することができなかった。
又、容器内部(こ空気を流入して測定するため、加圧供
給源に精密なフィルター、殺菌装置を設けて供給しない
と容器内部の汚染を引き起す危険性があった。
更をζ(1)方法によると、容器内に加圧空気を吹き込
み、容器内の圧力が限界値1こ達してから更に一定時間
後にどの程度の圧力変化があったかを測定することによ
り容器の良否を判定するものであるため、検査時間が長
くなり、オンライン検査装置として利用するには適して
いなかった。
一方、(0装置については、定圧減圧装置を用いて容器
の欠陥の有無を判定するため、前述した問題点は解決さ
れるが本装置に於ては、容器の開口端を押える検査プレ
ートに吸引孔と検出孔の少なくとも2つの孔を必要とす
る。このため容器の口部面積が小さい容器沓ζは適用が
困難であった。また、到達真空圧を測定するために容器
の容量の大きいものに対しては判定時間がかかるという
問題点があった。
又、容器を倒立状態で搬送させ、又は容器を重直に設け
た検査プレートとシュートの間に通過させて容器口部の
欠陥を検出する構成であるから、背の高い容器は転倒の
恐れがあるため、搬送させることが出来ず使用できない
という問題点があった。このため、容器口部が広く、か
つ短円筒状の容器しか検査できないという欠点があった
更に、容器が検査位置を通過し終わる直前での圧力計測
値を所定値と比較するものであるから、正常な容器でも
その判定に常に所定時間を要していた。
そこで本発明は上述した問題点を解決する為になされた
もので、検査時に容器を押圧する必要がなく、また容器
の内部汚染を防ぎ、しかも内容量が大きく口部面積の小
さい容器に対しても短時間にかつ正確に口部欠陥を検査
する容器口部の欠陥検査装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために本発明は、吸着される容器口
部を閉塞する平担面を備えると共に減圧用の吸引孔が形
成された検査パッドと前記吸引孔に接続された定圧減圧
源と前記検査パッドと定圧減圧源との配管途中に設けら
れた圧力検出器とから構成され、容器口部を検査パッド
に当接しながら定圧減圧源にて減圧し、前記圧力検出器
の出力信号電圧が許容範囲に達しているか否かにより容
器口部の欠陥の良否を判定することとしたことにある。
(作 用) 本発明の容器口部の欠陥検査装置は減圧装置により検査
パッド蚤ζ吸着した容器の内部真空圧の変化を検査パッ
ドと減圧装置との配管途中に設けられた圧力検出器を用
いて調べ、基準真空圧暑ζ達しない場合には容器口部に
欠陥ありとする信号を発生するようにしたものである。
つまり容器暑ζ欠陥がある場合、そこからの外気の流入
により容器の内部真空圧上昇が妨げられる現象を利用す
るものである。そして正常な容器であればその真空度の
立上りが速いため容器内の真空圧がある目標値に達した
か否かが早期に分る。そのため、正常容器に対しては短
時間でその判定結果を得ることが出来る。従って、通常
は正常な容器がほとんどであるから、正常な容器に対し
ても常にその検査に所定時間をかけて検出する方法に比
して、著しく全体の処理時間を短縮させることが出来る
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面〔こ基づき説明する。
第1図番こおいて(4)は検査対象となる容器である。
該容器(4)はロボットハンド伐)Iこて把持している
ため背の高い容器だけでなく、あらゆる容器1こ対して
も適用できる。(2)はロボット(1)やピックアンド
プレース等の容器搬送装置のハンド部分であり、そのチ
ャック部(3)で容器(4)を把持し、検査パッド(6
)上に供給するものである。前記検査パッド(6)の表
面は平担なネオブレンまたはウレタン等の材質で形成さ
れ欠陥のない容器口5(11)を閉塞すると同時に欠陥
部分に割前しないものである。さらに容器口部(11)
を検査パッド(6)に当接した際にその時の衝撃による
口部(11)の破損を防ぐ役割も果たす。また、検査パ
ッド(5)(こは検査対象となる容器(4)内を減圧す
る減圧用の吸引孔(20)があけられており、配w(7
)を通じて定圧減圧装置1(8)と接続されている。(
6)は前記配管(7)内の圧力を検出する圧力検出器(
6)で空−電変換素子からなる。該圧力検出器(6)の
出力側は比較部(9)に接、続され、目標値と比較され
る。正常容器であれば、目標値にすぐに到達する為、そ
の結果が制御部(10)を介して外部に正常容器である
信号を出力する。逆に欠陥容器である場合は、所定時間
かかっても真空圧が上らないため該容器を排出すべき信
号を出力する。まずロボットハンド(2)にて容器(4
)を検査パッド(5)に当接させた状態で容器(4)を
保持しておく。
ただし、この時容器(4)を検査パッド(5)に強く押
しあてる必要はなく減圧装置(8)を当接前から作動さ
せておけば自然と容器(4)と検査パッド(δ)は吸着
する。ここで容器口部(11)に欠陥がない場合、検査
パッド(5)により口部(11)が閉塞されているため
容器内部の真空圧は上昇し、やがて一定値に達する。一
方、口部(11)に図2に示すような欠けや突起などが
ある場合、そこで検査パッド(5)との間にすき間が生
じ、そこからの外気の流入により容器(4)内部の真空
圧はほとんど上昇しない。このような容器(4)内部の
真空圧の変化を配管途中に設けた圧力検出器(6)によ
り検出する。
第3図に容器内部の真空圧に比例して圧力検出器(6)
から出力される電圧の変化例を示すが、(a)が正常な
容器口部(11)の場合で、(b)が容器口部(11)
に欠けがある場合を示す。
以上のように圧力検出器(6)Kより検出された電圧は
比較部(II)においてあらかじめ設定しておいた基準
真空圧を越えたか否かを判定し、容器口部(11)に欠
陥があるかないかを判定する。制御部(10)では前記
比較部@)に検出開始の信号を送ると同時に口部(11
)欠陥の有無の信号を受けとり検査終了後に容器(4)
を検査パッド(5)上から運び出すロボット(1)等の
排出装置にその結果を伝え、欠陥品を取り除く。
上記実施例において基準真空圧は欠陥品として排除した
い容器(4)の口部(11)を検査パッド(6)で閉塞
し、吸引孔(20)より減圧した場合の到達真空圧、あ
るいはある一定時間後(ここではtlとしておく)の内
部真空圧に設定しておけば良い。
そうすれば正常な容器(4)を検査した場合、その内部
真空圧は、前者では到達真空圧に達するまでに、また、
後者ではt1以前に基準真空圧を越えるため、検査時間
はその分短縮されることになる。ここで当然のことなが
ら到達真空圧あるいはt1後の内部真空圧が基準真空圧
を越えないものは欠陥品と判定されるわけである。
第4図に本発明を用いたシステムの概略図を示す。検査
される容器(4)は口部(11)を上に向けたまま送り
動作の制御可能な搬送ベルト(12)等により検査パッ
ド(5)下方へ運ばれてくる。そして容器が光電スイッ
チ(13)等の検出器により検査パッド(5)下方に運
ばれてきたことが確認されると、そこで搬送ベルト(1
2)を停止させ次に、図示しない昇降装置により検査パ
ッド(6)を下降させ容器口部(11)に当接させる。
その後は前述と同様に容器内部の真空圧を圧力検出器(
6)を用いて測定し、欠陥の有無を検出する。検査後、
検査パッド(5)を上昇させ、再び搬送ベルト(12)
を作動させるとともに次の容器(4)が送られてくるの
を待つ。
尚、本実施例に於ては、検査パッド(5)と定圧減圧装
置(8)との間に真空バルブを設けないで述べたが、必
要に応じて圧力検出器(6)の上流側、すなわち定圧減
圧装置(8)側へ設けても良い。
又、検査パッド(5)の吸引孔(20)に対し直角方向
に連通ずる穴をあけ、この穴に圧力検出器を取付けても
良い。こうすることにより、全体をコンパクトにできる
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、容器内部を減圧すること
により容器口部の欠陥を検出するため検査時に検査パッ
ドを該容器に押さえつける必要がないため、容器内部の
汚染を防止できる。また検査パッドは一本の吸引口のみ
を設ければよいから、該吸引孔の径を大きくすることが
可能となり排気速度が向上し検出速度を上げることが出
来る。さらに正常な容器の場合真空度の立上りが速い為
、内部真空圧が一定値に到達するまで待つ必要がないの
で検査時間の短縮に結びつく。この場合、通常、正常な
容器がほとんどであるので全体の処理能力が著しく向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の概略図、第2図は容器の欠
陥を示す外観図、第3図は圧力検出器の出力図、第4図
は本発明に係る装置を用いたシステムの概略図を示す。 (1)・・・ロボット本体、()・・・ロボットハンド
、(3)・・・チャック、(4)・・・容器、(6)・
・・検査パッド、  (6)・・・圧力検出器、(8)
・・・定圧減圧装置、 (8)・・・比較部、(10)
・・・制御部、   (11)・・・容器口部。 第 図 −〉t

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸着される容器口部を閉塞する平担面を備えると
    共に、減圧用の吸引孔が形成された検査パッドと、前記
    吸引孔に接続された定圧減圧源と、前記検査パッドと定
    圧減圧源との配管途中に設けられた圧力検出器とから構
    成され、容器口部を検査パッドに当接しながら定圧減圧
    源にて減圧し、前記圧力検出器の出力信号電圧が許容範
    囲に達しているか否かにより容器口部の欠陥の良否を判
    定する容器口部の欠陥検査装置。
JP65489A 1989-01-05 1989-01-05 容器口部の欠陥検査装置 Pending JPH02181626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019151380A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 三菱重工機械システム株式会社 液体充填システムおよび制御方法

Citations (2)

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JPS5682404A (en) * 1979-12-10 1981-07-06 Toyo Glass Kk Inspecting method of bottle opening smoothness
JPS5934131A (ja) * 1982-08-20 1984-02-24 Ckd Corp 瓶の口欠け検知方法及び装置

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