JPH02181295A - 警報発出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信機の回線監視結果に基づいて警報を発出
する警報発出装置に関する。

〔従来の技術〕

例えばディジタル通信やデータ伝送を行う通信機では、
使用される回線が正常であるか否かが通信やデータ伝送
を行う上で重要なポイントとなる。

そこで、これら通信機には回線を監視しその監視結果を
収集、発出する警報処理機能が付されているものがある
。一般に、警報処理機能は回線の異常を検出し異常検出
信号を出力する異常検出装置と、この異常検出信号を受
けて警報を発出する警報発出装置とから構成されている
。

警報処理機能を構成する従来の警報発出装置は、例えば
１つの発光ダイオードで構成され、警報が発出されたと
きには発光ダイオードが発光することによって異常を知
らせていた。また、警報発出装置に警報信号が供給され
ていないときにはこの発光ダイオードは清澄して異常な
しを示していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、発光ダイオードが点灯しているときは警報が発
出されていることを示すが、清澄しているときは異常が
ないことを一義的に決めることはできなかった。すなわ
ち、発光ダイオードが清澄しているときの条件としては
、■警報自体が発生していない、■警報検出機能が故障
していて発光しない、■発光ダイオードの故障の３つの
場合が考えられる。従って発光ダイオードが清澄してい
るときに、これら■〜■のどの状態であるかを判別する
ためには別に外部試験機能が必要であった。

すなわち、検出機能の故障については、外部からの試験
をして初めて判別が可能となるという欠点があった。ま
た、発光ダイオードの故障を直ちに発見することができ
ないため、警報が発生してもこれを知ることができない
という欠点もあった。

そこで本発明の目的は、自己の故障をも検出することの
できる警報発出装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の警報発出装置は、（１）２値信号が入力される
入力端子と、（１１）　この入力端子に一端が接続され
、２値信号の論理を反転させる反転ゲートと、（ｉｉｉ
　）この反転ゲートの他端に接続され所定の論理で発光
する第１の発光ダイオードと、（ｉｖ）入力端子に一端
が接続され、第１の発光ダイオードと異なる論理で発光
する第２の発光ダイオードとを具備している。

すなわち、互いに相反する２つの状態を別々の発光ダイ
オードで表示することにより、警報発出装置の故障を自
己監視することができるようにしたものである。

〔実施例〕

以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例における警報発出装置の回
路構成を示したものである。

図示しない警報発出装置に接続される入力端子１１には
、警報信号が発出されていることを表示するための第１
の発光ダイオード１２のカソードが接続されている。第
１の発光ダイオード１２のＴノード側は、第１の抵抗器
１３を介し電源＋ＶＣＣに接続されている。入力端子１
１には反転ゲート１５のアノードが接続されている。反
転ゲート１５のカソードには、警報信号が発出されてい
ないことを表示するための第２の発光ダイオード１６の
カソードが接続されている。更に、第２の発光ダイオー
ド１６のアノードは、抵抗器１７を介して電源十Ｖｃｃ
に接続されている。抵抗器１３．１７は、電源＋Ｖｃｃ
から供給される電流を、各々に接続されている第１の発
光ダイオード１２、第２の発光ダイオード１６が発光す
るのに十分な電流値に調節するためのものである。

このように本実施例の警報発出装置では、図示しない警
報検出装置に対してＬＬレベルの信号を能動信号とする
アクティブロウに構成されている。

図示しない警報検出装置が警報を検出しないとき、入力
端子１１にはＨレベルの信号が供給されている。このと
き第１の発光ダイオード１２のカソードはＨレベルであ
るため電ｉｐ＋Ｖｃｃから電流は流れず、従って清澄し
ている。第２の発光ダイオード１６のカソードには、入
力端子１１から供給されたＨレベルの信号が反転ゲート
１５によりＬレベルの信号として供給される。従って第
２の発光ダイオード１６は、電源＋Ｖｃｃから抵抗器１
７を介して発光するのに十分な電流が供給されて発光す
る。

図示しない警報検出装置が警報を検出すると、入力端子
１１には警報を検出したことを示すＬレベルの警報検出
信号が供給される。このとき第１の発光ダイオード１２
のカソードには入力端子ＩＩから供給されたＬレベルの
信号が供給される。

従って第１の発光ダイオード１２は、電源＋ＶｃＣから
抵抗器１３を介して発光するのに十分な電流が供給され
て発光する。第２の発光ダイオード１６のカソードには
、入力端子１１から供給されたＬレベルの信号が反転ゲ
ー）１５によりＨレベルの信号として供給される。従っ
て、第２の発光ダイオード１６には電源＋Ｖｃｃから電
流が供給されず、清澄している。

以上のように、第１の発光ダイオード１２が清澄し、第
２の発光ダイオード１６が発光している場合には警報が
検出されていないことを示す。逆に、第１の発光ダイオ
ード１２が発光し、第２の発光ダイオード１６が清澄し
ている場合には警報検出装置から警報検出信号が出力さ
れていることを示す。

すなわち、第１の発光ダイオード１２、第２の発光ダイ
オード１６のいずれか一方が発光し他方が油溶している
ときには、警報発出装置が正常に動作していることを示
している。逆に第１の発光ダイオード１２、第２の発光
ダイオード１６の双方共に発光している場合、または双
方共に油溶している場合には警報発出装置自身の故障で
あることが検出される。

以上説明した実施例では、アクティブロウとなる回路構
成としたが、アクティブハイとなるように回路を構成し
てもよい。

〔発明の効果〕

このように本発明によれば、警報検出の有無を２つの表
示手段の一方を表示することとしたので、警報発出装置
自身の故障も検出することができ、信頼度が増加する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路構成図である。 １１・・・・・・入力端子、 １２・・・・・・第１の発光ダイオード、１５・・・・
・・反転ゲート、 １６・・・・・・第２の発光ダイオード。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２値信号が入力される入力端子と、 この入力端子に一端が接続され、前記２値信号の論理を
   反転させる反転ゲートと、 この反転ゲートの他端に接続され所定の論理で発光する
   第１の発光ダイオードと、 前記入力端子に一端が接続され、前記第１の発光ダイオ
   ードと異なる論理で発光する第２の発光ダイオード とを具備することを特徴とする警報発出装置。