JPH0218098A - 旅行小切手発行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 旅行小切手を自動発行する装置に関し、所要の種類の旅
行小切手を所望の枚数だけ自動発行することができる旅
行小切手発行装置を提供することを目的とし、 旅行小切手の種類及び枚数を指定する手段と、投入され
た貨幣を鑑別、計数を行って貨幣収納部に収納する手段
と、該収納手段の鑑別、計数に基いて、該指定手段によ
って指定された旅行小切手の発行を指示する手段と、該
発行指示に基いて小切手収容部から旅行小切手を発行す
る手段とを設け、前記指定手段により指定された種類及
び枚数の旅行小切手を発行する、或いは顧客認証媒体を
読取る手段と、該読取手段により読取られた口座番号を
含む取引情報を上位装置に送信して代金の自動引落とし
を要求し、その応答に基いて旅行小切手の発行を指示す
る手段とを設け、前記指定手段により指定された種類及
び枚数の旅行小切手を、代金の自動引落としにより発行
するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、旅行小切手（トラベラーズチェック）を自動
発行する装置に関する。

近年、国際化社会を迎えて海外旅行者の数は年々、増加
する傾向にあり、それに伴って旅行小切手の使用も、紛
失、盗難に対する安全上の利点から益々、増加の一途に
ある。従って、顧客が希望する種類（１００ドルなど通
貨の種類及び額面）の旅行小切手を所要枚数だけ自動的
に発行することができる旅行小切手発行装置が望まれて
いる。

〔従来の技術〕 従来、旅行小切手の発行は、銀行等の窓口において係員
の手作業によって行われていた。即ち、係員が顧客の要
求する種類の旅行小切手を必要枚数だけ計数し、代金は
換金比率に基いて計算することにより発行するか、又は
予め数種の種類の旅行小切手を所定枚数分まとめてパッ
クしたものを所定の価格で販売していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のように従来方法によると、旅行小切手の発行は係
員による手作業に頼るため時間と手間が掛かる、又は顧
客の希望する任意の額面の小切手を組合せて発行するこ
とができないという問題点があった。

本発明は、所要の種類の旅行小切手を所望の枚数だけ自
動発行することができる旅行小切手発行装置を提供する
ことを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図（１）において、 ３は旅行小切手の種類及び枚数を指定する手段、４は投
入された貨幣を鑑別、計数を行って貨幣収納部２に収納
する手段、 ５は収納手段４の鑑別、計数に基いて、指定手・段３に
よって指定された旅行小切手の発行を指示する手段、 ６は発行指示に基いて小切手収容部ｌから旅行小切手を
発行する手段である。

従って、指定手段３により指定された種類及び枚数の旅
行小切手を発行するように構成されている。

図（２）において、 ７は顧客認証媒体を読取る手段、 ８は読取手段７により読取られた口座番号を含む取引情
報を上位装置に送信して代金の自動引落としを要求し、
その応答に基いて旅行小切手の発行を指示する手段であ
る。

従って、指定手段ｌにより指定された種類及び枚数の旅
行小切手を、代金の自動引落としにより発行するように
構成されている。

〔作用〕

本発明によれば、（１１指定手段３は旅行小切手の種類
及び枚数を指定し、収納手段４は投入された貨幣を鑑別
、計数を行って貨幣収納部２に収納し、指示手段５は収
納手段４の鑑別、計数に基いて指定手段３によって指定
された旅行小切手の発行を指示し、発行手段６は発行指
示に基いて小切手収容部１から旅行小切手を発行するの
で、指定手段３により旅行小切手の種類及び枚数を指定
して貨幣を投入することにより、所要の種類及び枚数の
旅行小切手を発行することができる。また、（２）読取
手段７は顧客認証媒体を読取り、指示手段８は読取手段
７により読取られた口座番号を含む取引情報を上位装置
に送信して代金の自動引落としを要求し、その応答に基
いて発行手段６に旅行小切手の発行を指示するので、指
定手段１により種類及び枚数を指定し、顧客認証媒体を
使用することにより所要の旅行小切手を代金の自動引落
としにより発行することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第２図及び第３図を参照して説
明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。第
２図で第１図に対応するものは一点鎖線で囲んである。

第２図において、 主制御部１０は、マイクロプロセッサ（ＭＰＵ）、制御
プログラムを格納するメモリ　（ＲＯＭ）　、初期設定
情報や処理データを格納するメモリ　（ＲＡＭ）等から
成り、旅行小切手（以下、単に小切手という）の代金計
算、センタ計算機からダウンロードされる為替レート等
の設定情報の格納の他、装置の各部を制御して本発明に
成る自動旅行小切手発行装置の機能を遂行せしめる。

小切手発行部６ａは、１０ドル、５０ドル、１００ドル
の小切手を収容する収容箱１ａ〜ＩＣ１図示省略する小
切手の繰出／ｖａ送機構、小切手の識別番号を読取る磁
気インク文字読取部（ＭＩＣＲ）、小切手を封筒にパッ
クする包装部等を有する。

人出金部４ａは、貨幣の投入／払出口、貨幣の真偽、金
種の鑑別、及び枚数の計数を行う鑑別部、投入された貨
幣が真貨幣と鑑別されたものが一時留保されるプール部
、紙幣及び硬貨を金額別に収納する金庫２ａ、投入され
た貨幣を金庫２ａに収納する機構及び釣銭を金庫２ａか
ら繰り出す機構、及び投入された貨幣及び釣銭を鑑別部
等を経由して投入／払出口と金庫２ａとの間で循環式に
搬送する機構が設けられている。

操作表示部３ａは、発行、為替レート照会等の運用モー
ドの指定、小切手の代金を「現金」又は口座からの「自
動引落とし」によるかの支払方法の指定、小切手の種類
、枚数等の指定、暗証番号の入力等を行うキーボード、
及び小切手の種類、枚数、単価、合計金額やメニュー、
ガイダンスを表示する表示部を有する。

カード読取部７ａは、顧客認証媒体、例えばキャッシュ
カード等の顧客固有の情報が記録されたカードから顧客
の口座番号、暗証番号等を読取る。

レシート回収部１３は、印字部１２によって印字され、
顧客によってサインされ、投入口に投入された営業店の
控用のレシートを回収する。

回線制御部１１は、センタ計算機（又は端末装置等）に
接続され、回線等のインタフェース及びプロトコルに従
ってデータを送受信する。

取引制御部８ａは、為替レートを照会する電文、自動引
落としの可否を照会する電文等を編集して回線制御部１
１を経由して送信し、その応答電文を受信する。

印字部１２は、発行する小切手の種類、枚数、及び金額
等の明細をレシートやジャーナルに印字出力する。

第３図のフローチャートを参照して本発明の実施例の作
用を小切手発行について説明する。

■主制御部１０は運用開始前又は運用途中において、セ
ンタ計算機から為替レート、手数料、収容箱１ａ〜１ｃ
の各部に収容される小切手種類、枚数等の設定情報を回
線制御部１１経出で受信し、又は係員が操作入力するこ
とにより、図示省略するメモリにセットし、装置を運用
状態にする。

■顧客は操作表示部３ａにより、「発行」モードを選択
し、代金の支払方法（現金／自動引落とし）を指定する
。

■「自動引落とし」の場合、顧客はカードを挿入し、暗
証番号を入力する。また、「現金」による場合も、セン
タ計算機において顧客の認証を必要とするので、顧客は
カードを挿入する又は操作表示部３ａから顧客を識別す
る氏名等の顧客情報を入力する。

■操作表示部３ａから小切手の種類、枚数を指定する。

■主制御部１０は、為替レート、手数料を元に代金を計
算し、明細を操作表示部３ａに表示して顧客の確認を求
める。

■顧客は肯定の応答をし、支払方法が［現金ｊによる場
合は貨幣を投入し、人出金部４ａは貨幣を鑑別、計数し
、主制御部ｌＯは投入金額、代金内訳、釣銭、顧客情報
等の取引明細を操作表示部３ａに表示して顧客の確認を
求める。

■「自動引落とし」の場合、取引制御部８ａは口座番号
、代金の合計額等の取引情報を含み自動引落としの可否
を照会する電文をセンタ計算機に送信し、取引許可電文
が応答されたとき、主制御部ｌＯは受信した預金残高等
を含む取引結果を操作表示部３ａに表示して顧客の確認
を求める。

■肯定の確認により、小切手発行部６ａは収容箱１ａ〜
１ｃから所要枚数の小切手を繰り出すと共に、取引制御
部８ａはＭＩＣＲにより読取られた小切手の識別番号及
び顧客情報をセンタ計算機に送信することにより、顧客
及び発行小切手の計算機管理に資する。

■「現金」による支払の場合、投入された貨幣を金庫２
ａに収納し、金庫２ａから釣銭を払い出す。

［相］小切手発行部６ａは小切手を発行し、印字部１２
はレシートを印字して発行し、「自動引落とし」のとき
は読取部７ａはカードを排出する。

従って、操作表示部３ａから種類と枚数を指定し、現金
を投入、又は自動引落としを指定することにより、指定
した種類及び枚数の旅行小切手を自動的に発行するよう
に構成されている。

本実施例においては、センタ計算機に直接接続され、顧
客によって操作される旅行小切手の自動発行装置の構成
について説明したが、銀行等の係員によって操作される
オペレータ端末に小切手発行部６ａ、人出金部４８等を
入出力装置の形態で接続する構成等、幾多の構成方法が
考えられるが、どの構成においても本発明は同様に適用
でき、同様の効果を奏する。

また、複数種の旅行小切手を所定枚数ずつ封入したバッ
クを複数組、収容箱に用意して自動発行する方式にも本
発明は同様に適用可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、操作表示部３ａに
より旅行小切手の種類及び枚数を指定し、代金の現金を
投入するか、又はカードによって預金口座から自動引落
としにより、銀行等の係員の手間と時間を掛けることな
く所要の種類の旅行小切手を所望の枚数だけ自動発行す
ることができるという効果がある。

を示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は本
発明の実施例のフローチャートである。 図において、 ｌは小切手収容部、 ２は貨幣収納部、 ３は指定手段、 ４は収納手段、 ５は指示手段、 ６は発行手段、 ７は読取手段、 ８は指示手段、 ｌＯは主制御部、 １２は印字部、 ｌａ〜１ｃは収容箱、 ２ａは金庫、 ３ａは操作表示部、 ４ａは人出金部、 ７ａは読取部、 ８ａは取引制御部、 １１は回線制御部、 １３はレシート回収部 本臂明り兜杷例Σ示す１０１２図 ％　２　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）旅行小切手の種類及び枚数を指定する手段（３）
   と、 投入された貨幣を鑑別、計数を行って貨幣収納部（２）
   に収納する手段（４）と、 該収納手段（４）の鑑別、計数に基いて、該指定手段（
   ３）によって指定された旅行小切手の発行を指示する手
   段（５）と、 該発行指示に基いて小切手収容部（１）から旅行小切手
   を発行する手段（６）とを設け、前記指定手段（３）に
   より指定された種類及び枚数の旅行小切手を発行するこ
   とを特徴とする旅行小切手発行装置。
2. （２）顧客認証媒体を読取る手段（７）と、旅行小切手
   の種類及び枚数を指定する手段（３）と、 該読取手段（７）により読取られた口座番号を含む取引
   情報を上位装置に送信して代金の自動引落としを要求し
   、その応答に基いて旅行小切手の発行を指示する手段（
   ８）とを設け、 前記指定手段（３）により指定された種類及び枚数の旅
   行小切手を、代金の自動引落としにより発行することを
   特徴とする旅行小切手発行装置。