JPH02180898A - レニン阻害の、ジペプチドの尿素誘導体 - Google Patents

レニン阻害の、ジペプチドの尿素誘導体

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JPH02180898A
JPH02180898A JP1297790A JP29779089A JPH02180898A JP H02180898 A JPH02180898 A JP H02180898A JP 1297790 A JP1297790 A JP 1297790A JP 29779089 A JP29779089 A JP 29779089A JP H02180898 A JPH02180898 A JP H02180898A
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JP
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alkyl
amino
group
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fluorophenylalanine
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JP1297790A
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Wolfgang Rueger
ヴオルフガング・リユーガー
Hansjoerg Urbach
ハンスイエルク・ウルバツハ
Dieter Ruppert
デイーター・ルペルト
Bernward Scholkens
ベルンヴアルト・シエルケンス
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P9/12Antihypertensives
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヨーロッパ特許のEP−A  172,346、EP−
AI72,347、EP−A I89,203、EP−
A 229.667、EP−A230.266、EP−
A 255,082、EP−A 273.893および
EP−A 274.259の各明細書にはジペプチド誘
導体およびレニン阻害剤としてのその使用を開示してい
る。
インビボおよびインビトロにおいて酵素レニンを非常に
有効に阻害するジペプチドの新規尿素誘導体が、本発明
によって見出された。
本発明はつぎの式■ の化合物およびその生理学的に許容しうる塩に関する。
上記式中、 R薯はつぎの式■ Ra−NH−CO−(II ) の基を示し、ここで Raは水素、(C8〜C+a)−アルキル〔これは場合
により1個所または2個所で不飽和でありかつ場合によ
りヒドロキシル、(C8〜Cy)−アルコキシ、(C1
〜cy)−アルカノイルオキシ、カルボキシル、(C,
〜Cア)アルコキシカルボニル、C4,Br。
アミノ、(CI−Ct)−アルキルアミノ、ジー(Ct
〜C7)−アルキルアミノ、(C1〜C5)−アルコキ
シカルボニルアミノ、(cr〜C1,)−アラルコキシ
カルボニルアミノおよび9−フルオレニルメチルオキシ
カルボニルアミノからなる群より選択される3個までの
同一または相異なる基により置換されている〕または(
CS−Ca)−シクロアルキル、Ccs〜cm)−シク
ロアルキル−(C+〜cm)−アルキル、(cm〜C1
4)−アリール〔これはF。
CQ、 Br、  I 、ヒドロキシル、(C1〜CF
)−アルコキシ、(CI”Cr)−アルキル、(CI−
Ct)−アルコキシカルボニル、アミノ、場合により2
個までのハロゲンにより置換されているアニリノ、およ
びトリフルオロメチルからなる群より選択される1個ま
たは2個の同一または相異なる基によって場合により置
換されている);(C8〜CIa)−アリール−(C+
〜C6)−アルキル〔ここでアリール部分はF、C(1
,Br、  I、ヒドロキシル、(C+〜Cア)−アル
コキシ、(c+””cy)−アルキル、(C1〜Cア)
−アルコキシカルボニル、アミノ、(C,〜C7)−ア
ルキルアミノ、ジー(C+〜Ct)−アルキルアミノ、
カルボキシル、カルボキシメトキシ、アミノ−(C□〜
Cy)−アルキル、(Ct〜cy)−アルキルアミノ−
(01〜C1)−アルキル、ジー(Cr”Cy)−アル
キルアミノ−(C1−CF)−アルキル、(C,〜C7
)−アルコキシカルボニルメトキシ、カルバモイル、ス
ルファモイル、(Cs−C7)−アルコキシスルホニル
、スルホ−およヒクアニジノメチルからなる群より選択
される1個または2個の同一または相異なる基によって
場合により置換されている〕を示すか、または5−もし
くは6−負半環式または9−もしくはl〇−員二環式複
素環の基〔これは環員子として少なくとも1個の炭素原
子、1〜4個の窒素原子および/または1個の硫黄もし
くは酸素原子を有しかつF、Ca、 Br、ヒドロキシ
ル、(c I−Cy )−アルコキシ、(C+〜cr)
−アルキル、(ci〜cy)−アルコキシカルボニル、
アミノまたはトリフルオロメチルからなる群より選択さ
れる1個、2個または3個の同一または相異なる基によ
って場合により置換されている〕を示し、 Aはフェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプ
トファン、メチオニン、ロイシン、インロイシン、アス
パラギン、アスパラギン酸、β−2−チエニルアラニン
、β−3−チエニルアラニン、β−2−7リルアラニン
、β−3−7リルアラニン、リジン、オルニチン、バリ
ン、アラニン、2−4−ジアミノ酪酸、アルギニン、4
−クロロフェニルアラニン、メチオニンスルホン、メチ
オニンスルホキシド、2−ピリジルアラニン、3−ピリ
ジルアラニン、シクロヘキシルアラニン、シクロヘキシ
ルグリシン、llm−メチルヒスチジン、0−メチルチ
ロシン、〇−ベンジルチロシン、0−tert−ブチル
チロシン、フェニルグリシン、l−ナフチルアラニン、
2−ナフチルアラニン、4−ニトロフェニルアラニン、
ノルバリン、β−2−ベンゾ(b)チエニルアラニン、
β−3−ベンゾ(b)チエニルアラニン、2−フルオロ
フェニルアラニン、3−フルオロフェニルアラニン、4
− フルオロフェニルアラニン、ノルロイシン、システ
ィン、s−メチルシスティン、1,2.3.4−テトラ
ヒドロイソキノリン−3−カルボン酸、ホモフェニルア
ラニン、DOPA、 O−ジメチルドーパ、2−アミノ
−4−(2−チエニル)−酪酸、ベンゾジオキソル−5
−イルアラニン、N−メチルヒスチジン、2−アミノ−
4−(3−チエニル)酪酸、3−(2−チエニル)−七
リン、(Z)−デヒドロフェニルアラニンおよび(E)
−デヒドロフェニルアラニンからなる群より選択される
アミノ酸の基であって、そのN−末端がR1に結合しモ
してC−末端がBに結合しており、BはAに定義したア
ミノ酸の基であって、そのN−末端がAに結合しそして
C−末端が R2は水素、(Cr ” Cr 11) −7ルキシ、
(04〜c、)−シクロアルキル、(C1〜C7)−シ
クロアルキル−(C8〜C4)−アルキル、(Ca−C
14)−アリールまたは(cm〜C14)−アリール−
(C+〜C4)−アルキルを示し、 R工は水素、(C+〜Cta)−アルキル、(C@〜C
l4)−アリールまたは(cm〜C14)−アリール−
(C,〜Ca)−アルキルを示し、 2番はつぎの弐■ −(CHt)p−X (CHt)q−R’     C
m )〔式中所望により、Xは存在しないことができる
かまたは一〇−−S−−CF、−−Co−もしくは−C
HR’−を示し、 pおよびqは互いに独立していて、0,1.2.3また
は4を示し、 R@は水素、(c+”cy)−アルキル、(C,〜C1
)−アルコキシ、(C,〜C5)−アルキルチオ、(C
5〜C5)−アルキルアミノ、−OH,−Ns、−F、
−cg。
−Brまたは−■を示しそして R6は水素、 −OH,−NH!を示すかまたは部分的
もしくは完全に水素化されることもできるヘテロアリー
ルを示す〕 の基を示す。
R*、R3およびR′によって置換される各炭素原子は
それぞれRまたはSまたはR,S配置を有することがで
きる。
アルキルは直鎖状または分校鎖状であることができる。
例えばアルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノ、ジ
アルキルアミノ、アルカノイルおよびアラルキルのよう
なアルキルから誘導される基にも上記と同じことが適用
される。
またシクロアルキルはアルキル置換基例えば4−メチル
シクロヘキシルまたは2.3−ジメチルシクロペンチル
を意味する。
(C6〜014)−アリールは例えばフェニル、ナフチ
ル、ビフェニリルまたはフルオレニルであるが、フェニ
ルがより好ましい、同じことはアリールから誘導される
基例えばアリールオキシ、アロイル、アラルキルおよび
アラルキルオキシについても云える。アラルキルは(C
t〜cm)−アルキルに結合されている非置換または置
換(cm〜C14)−アリール基例えばベンジル、a−
およびβ−ナフチルメチル、ハロペンシルおよびアルコ
キシベンジルを意味するが、しかしアラルキルはこれら
の基に限定されるものではない。
環員として少なくとも1個の炭素原子、1〜4個の窒素
原子および/または1個の硫黄または酸素原子を有する
5−もしくは6−負半環または9−もしくは10−員二
環の複素環の基は、例えばKatritzky、  L
agovski、 Chea+1stry ofHet
erocycles、 Berlin、 Heidel
berg 1968゜pages 3−5に定義された
ヘテロ芳香族の基を意味する。腋へテロ芳香族基はF 
Th Cfi% Br% ヒドロキシル、(c+””c
y)−アルコキシ、(C,〜cy)−アルキル、(C+
〜C7)−アルコキシカルボニル、アミノまたはトリフ
ルオロメチルからなる群より選択される1個、2個また
は3個好ましくは1個または2fllの同一または相異
なる基によって置換されることができる。単環式へテロ
芳香族の例としてはチオフェン、7ラン、ビロール、イ
ミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミ
ジン、ピリダジン、1,2.4− )リアゾール、チア
ゾール、テトラゾール、インチアゾール、オキサゾール
およびイソアゾールを挙げることができる。二環式へテ
ロ芳香族の例としてはベンゾチオフェン、ベンゾフラン
、インドール、イソインドール、インダゾール、ベンズ
イミダゾール、キノリン、イソキノリンv7タラジン、
キノキサリン、キナゾリンおよびシンノリンを挙げるこ
とができる。同じことはへテロアリールから誘導される
基例えば完全にまたは部分的に水素化されたヘテロアリ
ール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリール8よびヘ
テロアリール−アルキルにも適用される。
式Iにおけるアミノ酸AおよびBはアミド結合によって
一緒に結合しており、これらはLまたはDまたはり、L
配置好ましくはL配置の天然または非天然σ−アミノ酸
である。
式Iの化合物の塩は特に薬学的に使用可能または無毒性
塩を意味する。
これらの型の塩は例えば酸性基例えばカルボキシルを含
有する式■の化合物からアルカリ金属またはアルカリ土
類金属例えばNa、 K、 MgおよびCa並びに生理
学的に許容しうる有機アミン例えばトリエチルアミンお
よびトリー(2−ヒドロキシエチル)−アミンを用いて
形成される。
塩基性基例えばアミノ基またはグアニジノ基を含有する
式■の化合物は、無機酸例えば塩酸、硫酸または燐酸お
よび有機カルボン酸またはスルホン酸例えば酢酸、クエ
ン酸、安息香酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸および
p−トルエンスルホン酸を用いて塩を形成する。
より好ましい式■の化合物はR1が式■において、 RSが水素、(Ct〜C+*)−アルキル、(Ct〜C
4)−アルコキシ−(C,〜C+*)−アルキル、カル
ボキシ−(C+”Cts)−アルキル、(C+=Ca)
−アルコキシカルボニル−(08〜C3゜)−アルキル
、アミノ−(CS−C3,)−アルキル、ジアミノ−(
Ct〜C+*)−アルキル、(Ct〜C4)−アルキル
アミノ−(C+〜C1゜)−アルキル、ジ(C+〜C4
)−アルキルアミノ−(C+”C*。)−アルキル、N
、N’−ジー(Ct〜C4)−アルキルジアミノ−(C
t〜C1,)−アルキル、N、N、N’、N’−テトラ
(Ct〜C4)−アルキルジアミノ−(C,〜C+a)
−アルキル、(Ct〜Ca)−アルコキシカルボニルア
ミノ−(C3〜C+*)−アルキル、(cy〜C0)−
アラルコキシカルボニルアミノ−(C3〜C+*)−ア
ルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チル、シクロペンチル−(C1〜C,)−アルキル、シ
クロヘキシル−(C+〜C6)−アルキル、フェニル〔
これはF、CI2、B「、■、ヒドロキシル、(C+〜
C4)−アルコキシ、(Ct〜C4)−アルキル、(C
+〜Ca)−アルコキシカルボニル、アミノまたはトリ
フルオロメチルからなる群より選択される1個または2
個の同一または相異なる基によって場合により置換され
ている〕または(C6〜C3,)−アリール−(C+〜
cm)−アルキル〔ここでアリール部分は前記フェニル
と同じように置換されることができる〕を示すか、また
は5−もしくは6−負半環式または9−もしくはl〇−
員二環式複素環の基〔これは環員として少なくとも1個
の炭素原子、1〜4個の窒素原子および/または1個の
硫黄もしくは酸素原子を有しかつF%CQ、 Br、ヒ
ドロキシル、(c I” c y )−アルコキシ、(
C+〜cy)−アルキル、(C+〜C7)−アルコキシ
カルボニル、アミノまたはトリフルオロメチルからなる
群より選択される1個、2個または3個の同一または相
異なる基によって場合により置換されている〕を示す基
を示し、 Aがフェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプ
トファン、β−2−チエニルアラニン、β−3−チエニ
ルアラニン、β−2−7!Jルアラニン、β−3−7リ
ルアラニン、4−クロロフェニルアラニン、2−ピリジ
ルアラニン、3−ピリジルアラニン、シクロへキシルア
ラニン、シクロヘキシルグリシン、iIm−メチルヒス
チジン、O−メチルチロシン、0−ベンジルチロシン、
0− tert −7’チルチロシン、フェニルグリシ
ン、l−ナフチルアラニン、2−ナフチルアラニン、4
−ニトロフェニルアラニン、2−フルオロフェニルアラ
ニン、3−フルオロ7二二ルアラニン、4−フルオロフ
ェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、DOPA、 
O−ジメチル−DOPA、 2−アミノ−4−(2−チ
エニル)−酪酸、ベンゾジオキソール−5−イル−アラ
ニン、N−メチルヒスチジン、2−アミノ−4−(3−
チエニル)−酪酸、3−(2−チエニル)−七リン、(
Z)−デヒドロフェニルアラニンまたは(E)−デヒド
ロフェニルアラニンからなる群より選択されるアミノ酸
の基であって、そのN−末端がR1に結合しモしてC−
末端がBに結合しており、 Bがフェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプ
トファン、メチオニン、ロイシン、インロイシン、アス
パラギン、アスパラギン酸、β−2−4エニルアラニン
、β−3−チエニルアラニン、β−2−7リルアラニン
、β−3−7リルアラニン、リジン、オルニチン、バリ
ン、アラニン、2,4−ジアミノ酪酸、アルギニン、4
−クロロフェニルアラニン、メチオニンスルホン、メチ
オニンスルホキシド、2−ビリジルアラニン、3−ピリ
ジルアラニン、シクロへキシルアラニン、シクロへキシ
ルグリシン、tm −メチルヒスチジン、0−メチルチ
ロシン、〇−ベンジルチロシン、0−tert−ブチル
チロシン、フェニルグリシン、l−す7チルアラニン、
2−す7チルアラニン、4−ニトロフェニルアラニン、
ノルバリン、β−2−ベンゾ(b)チエニルアラニン、
β−3−ベンゾ(b)チエニルアラニン、2−フルオロ
フェニルアラニン、3− フルオロフェニルアラニン、
4−フルオロフェニルアラニン、ノルロイシン、システ
ィン、S−メチル−システィン、1,2.3.4−テト
ラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸、ホモフェニル
アラニン、DOPA、 O−ジメチル−DOPA、 2
〜アミノ−4−(2−チエニル)−酪酸、ベンゾジオキ
ソール−5−イル−アラニン、N−メチルヒスチジン、
2−アミノ−4−(3−チエニル)−酪酸、3−(2−
チエニル)−七リン、CZ’)−デヒドロフェニルアラ
ニンおよび(E)−デヒドロフェニルアラニンからなる
群より選択されるアミノ酸の基であって、そのN−末端
がAにR鵞 OHR’ 結合しモしてC−末端が−N H−CH−CH−CH−
R4に結合しており、 R2が水素、(C6〜Cl4)−アルキル、(C4〜C
t)−シクロアルキル、(C4〜C7)−シクロアルキ
ル−(CI−C4)−アルキル、(C6〜Cl4)−ア
リールまたは(C,〜C+a)−アリール−(ca”c
a)−アルキルを示し、 R3が水素、(CI−C1,)−アルキル、(cm〜C
ta)−アリールまたは(CS−C8,)−アリール−
(Ct〜C4)−アルキルを示し、 R4が弐■において、 所望により、Xが存在しないことができるかまたは一〇
−1−S−1−CF、−1−CO−もしくは−CHR・
−を示し、 pおよびqが互いに独立していて、0.112.3また
は4を示し、 R6が水素、(C+〜C7)−アルキル、(CI”C1
)−アルコキシ、(C3〜C5)−アルキルチオ、(C
1〜C5)−アルキルアミノ、−OH,−N、、−F、
  −CI2、−Brまたは一■を示しそして R″が水素、−OH,〜NH,を示すかまたは部分的も
しくは完全に水素化されることもできるヘテロアリール
を示す 基を示す化合物およびその生理学的に許容しうる塩であ
る。
特に好ましい式Iの化合物はR1が弐■において、 Raが水素、(08〜Ca)−アルキル、カルボキシC
C1”CI)−アルキル、アミノ−(Ct〜C5)−ア
ルキル、ジアミノ−(C,〜aS)−アルキル、(C1
〜Ca)−アルキルアミノ−(C+〜C,)−アルキル
、ジー(C+〜Ca)−アルキルアミノ−(ct”cs
)−アルキル、N、N’−ジー(C+〜C4)−アルキ
ルジアミノ−CC+〜C5)−アルキル、N、N、N’
、N’−テトラ−(CI−C4)−アルキルジアミノ−
(ca”cs)−アルキル、(C+〜C4)−アルコキ
シカルボニルアミノ−(Ct〜C5)−アルキルまたは
フェニル〔これはF、CQ、 ヒドロキシルまたはアミ
ノからなる群より選択される1個または2個の同一また
は相異なる基によって場合により置換されている〕を示
す基を示し、 Aがフェニルアラニン、チロシン、β−2−チエニルア
ラニン、β−3−チエニルアラニン、4−クロロフェニ
ルアラニン、0−メチルチロシン、0−ベンジルチロシ
ン、l−ナフチルアラニン、2−フルオロフェニルアラ
ニン、3−7ルオロフエニルアラニン フェニルアラニンからなる群より選択されるアミノ酸の
基であって、そのN−末端がR1に結合しモしてC−末
端がBに結合しており、Bがフェニルアラニン、ヒスチ
ジン、ロイシン、アスパラギン、β−2−チエニルアラ
ニン、β−3−チエニルアラニン、リジン、ノルバリン
、2−フルオロフェニルアラニン、3−フルオロフェニ
ルアラニン、4−フルオロフェニルアラニン、ノルロイ
シン、S−メチルシスティンまたはN−メチルヒスチジ
ンからなる群より選択されるアミノ酸の基であって、そ
のN−末端がAに結合しモしてC−末端が R2がイソブチル、シクロヘキシルメチルまたはベンジ
ルを示し、 R3が水素でありそして R4が弐■において、Xが存在せず、pが0であり、q
が0,112.3または4を示しそしてRsが2−ピリ
ジル、4−ピリジル、2−イミダゾリルまたはl −(
c+〜C6−アルキル)−2−イミダゾリルを示す式■
の基を示す化合物およびその生理学的に許容しうる塩で
ある。
さらに本発明は式lの化合物の製造方法に関する。その
方法は、下記の一般式■ (式中A、B、R”、R3およびR4は一般式Iの場合
と同じ定義を有しモしてR1は水素を示すかまたは容易
に除去しうる保護基例えばメトキシメチル、メチルチオ
メチル、ベンジルオキシメチル、テトラヒドロピラニル
、tert、ブチル、アリル、ベンジルもしくは置換ベ
ンジル、ベンズヒドリル、トリチル、トリメチルシリル
、LerL。
ブチルジメチルシリル、アセチル、ピバロイル、ベンゾ
イル、メチルオキシカルボニル、エチルオキシカルボニ
ルまたはベンジルオキシカルボニルを示す)の化合物を a)適当な有機溶媒例えばベンゼン、トルエン、クロロ
ベンゼン、脂肪族炭化水素、脂肪族塩素化炭化水素、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ア
セトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド中においてまたは溶媒のない状態でか
つ各場合所望により触媒としてのルイス酸またはルイス
塩基例えば第三アミン好ましくはトリエチルアミン、1
.4−ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン、シクロ
へキシルジメチルアミン、ベンジルジメチルアミン、4
−メチルモルホリン、テトラメチルグアニジンまたは4
−ジメチルアミノピリジンを添加するかまたは添加せず
に一般式%式%() (式中Raは一般式■の場合と同じ定義を有する)のイ
ンシアネートとを一80℃と溶媒の沸点との間の温度好
ましくは一30℃〜+80℃とにおいて反応させ、次い
で所望ならば保護基R′を再び除去するか、または b)引き続いて最初に一般式■ R薯−C−R’   ゛     (V1)〔式中R1
およびR1は互いに独立していて、ハロゲン、(at〜
Ct)−アルコキシ、(CS〜C+ 1)−アリールオ
キシ、(C8〜cy)−アルキルチオ、(C。
〜Cl2)−アリールチオまたは基HetもしくはHe
t−0−(ここでHetは単環式または二環式の複素環
である)を示すかまたはR1とR′はC−0基と一緒に
なってつぎの型 の単環式または二環式の複素環になる〕の炭酸誘導体と
、好ましくはホスゲン、1.1’−カルボニルジイミダ
ゾール、 1.1’−カルボニルジー(1,2,4) 
−)リアゾール、ジー(N−スクシンイミジル)カルボ
ネート、ジー(l−ベンゾトリアゾリル)カルボネート
、N、N’−カルボニルビス−(2−メチルイミダゾー
ル)または4.6−シフエニルチエノ(3,4−d )
 −1,3−ジオキソ−ルー2−オン5.5−ジオキシ
ド(ステグリツヒ(Stagl 1ch)試薬)を用い
て反応させ次に不活性有機溶媒好ましくはトルエン、メ
チレンクロライド、クロロホルム、テトラヒドロフラン
、ジメチルホルムアミドまたはアセトニトリル中におい
て補助塩基例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリ
エチルアミン、ピリジン、1.5−ジアザビシクロ(5
,4,0)−ウンデク−5−エンまたは1.5−ジアザ
ビシクロ(4,3,0)−ノン−5−エン好ましくはピ
リジンの存在下もしくは不在下に一般式■ Ra−NH,(■) (式中RJIは一般式■の場合と同じ定義を有する)の
アミンと一80℃ないしその特定溶媒の沸点との間の温
度好ましくは一80℃〜+50℃において反応させ、そ
して所望により知られた方法で保護基R1を再び除去し
同時に所望により、断片へおよびB中に一時的に導入し
た保護基を除去することからなる。
前記一般式■の化合物はつぎの一般式■(式中R1、R
3、R6、AおよびBは式Iに記載の場合と同じ定義を
有しモしてR1は容易に除去されうるアミノ保護基好ま
しくはtart、ブチルオキシカルボニルまたはベンジ
ルオキシカルボニルを示す)の化合物から、この保護基
を慣用の条件下で例えば酸もしくはアリカリ加水分解ま
たは水素化分解によって除去することにより得られる。
この際所望により式(■)の化合物中のヒドロキシル官
能基は、基R′を導入するのに適した慣用試薬の1種例
えばメトキシメチルクロライド、メチルチオメチルクロ
ライド、ベンジルオキシメチルクロライド、ジヒドロピ
ラン、イソブチン、アリルブロマイド、ベンジルブロマ
イド、ジフェニルジアゾメタン、トリチルクロライド、
トリメチルシリルクロライド、tart。
−ブチルジメチルシリルクロライド、無水酢酸、ピバロ
イルクロライド、ベンゾイルクロライド、クロロギ酸、
メチル、クロロギ酸エチルまたはクロロギ酸ベンジルで
あらかじめまたは後に保護しておくことができる。
前記式V、VIおよび■の各化合物は文献から知られて
いて、それらの大部分は購入することができる。式■の
化合物はヨーロッパ特許^255.082号明細書に開
示されている。
ヨーロッパ特許A 255.082号明細書にはさらに
式Iの化合物の製造方法が開示されている。
その方法は末端カルボキシル基を有する断片またはその
反応性誘導体を遊離アミノ基を有する対応する断片と結
合させ次いで所望により他の官能基を保護するのに一時
的に導入した保護基を除去しそしてこうして得られた化
合物を所望によりその生理学的に許容しうる塩に変換す
ることからなる。
しかしながら、本発明方法は慣用の手法とはいくつかの
点において有利に異なっている。
A)本発明方法と比較した場合、慣用手法ではアミノ酸
A−OHまたはジペプチドA−B−OHのC−末端にお
ける保護基の導入および除去のために基R1の導入に2
つのさらに別の反応工程が必要である。本発明方法では
鉄基R1は、さらに多量にかつ多種多様に入手しうるイ
ソシアネートまたはアミンとの反応によるジペプチドの
未保MN−末端において最終工程で導入される。
B)別のアミノ官能基を有する基R1は、本発明方法に
おいて保護されていない形態でのアミンR”−NH,(
式■)の形で直接導入されうる(実施例13参照)が、
一方慣用手法においてはこの別のアミノ基は最初に保護
されそしてその後に再び除去されなければならない。
C)本発明方法では反応順序の最終段階に結合補助剤が
ないためにモしてC−末端力ルボキシル官能性の活性化
がないために副反応の進行が回避される。
本発明の式Iの化合物は酵素阻害性質を示す。
特にそれらは天然酵素レニンの作用を阻害する。
レニンは、種々の刺激(容量減少、ナトリウム欠乏、β
−レセグター刺激)の結果として腎臓の系球体近接細胞
から血液循環中に分泌されるアスバルチルグロテアーゼ
群から選択されるタンパク質加水分解酵素である。そこ
でレニンは肝臓によって分泌されるアンギオテンシノー
ゲンからデカペプチドのアンギオテンシン■を排出する
。このデカペプチドはアンギオテンシン変換酵素(AC
E)によってアンギオテンシン■に変換される。アンギ
オテンシン■は血管収縮によって直接血圧を上昇させる
ので血圧調整に本質的な役割を果す。さらにそれは副腎
からアルドステロンの分泌を刺激しそしてそれによるナ
トリウム排出阻害によって細胞外液容量を増加させ次い
で血圧の上昇に寄与する。レニン酵素活性の阻害剤はア
ンギオテンシン■の生成を減少させそしてその結果、ア
ンギオテンシンパの生成が減少される。この活性ペプチ
ドホルモンの濃度低下が、血圧を降下させるレニン阻害
剤作用の直接原因である。
レニン阻害剤の活性はインビトロ試験によって調べるこ
とができる。これら試験は種々の系(ヒト血漿、精製ヒ
トレニン)に8けるアンギオテンシン■生成の減少を測
定することからなる。
1、試験の原理 レニンとアンギオテンシノーゲンの両方を含有する例え
ばヒト血漿を供試化合物とともに37℃でインキュベー
トする。この間にアンギオテンシン■がレニンの作用の
下でアンギオテンシノーゲンから遊離され、引続いて商
業的に入手しうる放射線免疫検定法で測定されうる。こ
のアンギオテンシン遊離がレニン阻害剤によって阻害さ
れる。
2、血漿の取得 血液を志願被検者から得て(1人当たり約0.5a)、
水中で冷却しながら部分的に排気した瓶中に集める。E
DTAの添加により凝固を防止する(最終濃度10mM
) 、遠心分離(HS 4 (Sorval1)ロータ
、3500rpm、0〜4℃、15分;必要により繰り
返す)の後に、血漿をピペットで慎重に取り出し、適当
ないくつかに分けて一30℃で凍らせる。十分に高いレ
ニン活性を有する血漿のみを試験用に用いる。レニンの
活性の低い血漿は冷却処理(−4℃、3日間)(グロレ
ニン→レニン)によって活性化される。
3、試験手法 アンギオテンシン■はレニンーマイア(Renin−M
aia ”’ )キット(スイス国の5erono D
iag−nostics S、A、社製)を用いて測定
される。血漿を下記の指示によってインキュベートする
インキュベーション混合物: 血漿(0〜4℃で解凍された)1000μaホスフエー
トバツフアー(pH7,4) 100μQ(10−’M
ラミプリレートの添加) PMSF溶液toua O,1%Genapol PFIC10JLQDMSO
または供試生成物12μQ 上記供試生成物は一般に、100%ジメチルスルホキシ
ド(DMSO)中に溶解した10−”M溶液に調製され
次いでDMSOで適当に希釈される。前記インキュベー
ション混合物は最高1%DMSOを含有する。
該混合物を水中で混合し次いでインキュベーションのた
めに水浴(37°C)中に1時間入れる。
使用される血漿の最初のアンギオテンシンI含量を測定
するために阻害剤を含まずかつその後のインキュベーシ
ョンもない別の混合物から全部で6個の試料(それぞれ
100μα)を採取する。
供試生成物の濃度は、10〜90%範囲の酵素阻害が適
当に包含されるように(少なくとも5種の濃度)選択さ
れる。インキュベーション時間の終りに、各混合物から
の100μQ試料3個をドライアイス上のあらかじめ冷
却されたエペンドルフ(Eppendorf)管中で凍
らせそして約−25℃に保存してアンギオテンシン■測
定(3個の態別の試料から得る平均)のために用いる。
アンギオテンシンIの放射線免疫検定法(RIA)RI
Aキット(前記のRenin−Maia ”’ kit
)の使用指示に正確に従う。
検量プロットは1m12当たりアンギオテンシン■の0
.2〜25.0ng範囲をカバーする。全測定値から血
漿の基準アンギオテンシンI含量を減する。血漿レニン
活性(PRA)はang I /m12X時間のngと
して報告される。供試物質の存在下におけるPRA値は
、阻害剤なしの混合物(100%)と比較しそして残留
する活性%として報告される。
IC5a値は、供試生成物の濃度(M)に対する残留活
性%のプロットから読みとられる(対数目盛による)。
本発明に記載の一般式Iの化合物は下記のIC6゜値を
示す。
実施例    ICs++CμM) 1        2.0 2         0.62 3        0.9 4          0.38 6        0.4 7         0.26 8        〉10 9         6.5 10          >1 110.9 12          5.5 13         0.34 29          0.65 「レニン阻害剤は塩の減少された動物において血圧の低
下をもたらす。ヒトレニンはその他の種のレニンとは異
なるので、例えばアカゲザルのような霊長類がレニン阻
害剤のインビボ試験において用いられる。霊長類レニン
とヒトレニンは実質的には相同な配列を有する。内因性
レニン放出は70セミド、の静脈内注射によって刺激さ
れる。供試化合物を引続き連続注入によって投与し次い
で血圧および心搏数に及ぼすそれらの作用を測定する。
本発明化合物はこの試験において静脈内投与の場合には
約0.1〜5IIIg/に9の用量でモして胃鏡による
十二指腸内投与の場合には約1〜50tx9/kgの用
量で活性である。
本発明に記載の一般式■の化合物は降圧剤としておよび
心不全の治療に使用することができる。
従って、本発明はまたこれらの化合物を含有する医薬お
よび製剤としての式Iの化合物の使用に関する。霊長類
特にヒトでの使用がより好ましい。
製剤は式Iの活性物質の有効量を製菓業で使用できる無
機または有機の賦形剤と一緒に含有する。
鼻内、静脈内、皮下、経口または静脈内使用が可能であ
る。活性物質の投与量は温血動物種、体重、年令および
投与法に左右される。
本発明の製剤はそれ自体知られている溶解、混合、顆粒
化またはコーティングの各方法で調製される。
経口用形態の場合、活性化合物をこのために慣用の添加
剤例えば賦形剤、安定剤または不活性希釈剤と混合し次
いで慣用法によって適当な剤層例えば錠剤、コーティン
グ錠剤、ハードゼラチンカプセル、水性、アルコール性
もしくは油性の懸濁液または溶液に′変換する。使用で
きる不活性ビヒクルの例としてはアラビアゴム、マグネ
シア、炭酸マグネシウム、燐酸カリウム、ラクトース、
グルコース、マグネシウムステアリルフマレートまたは
デンプン特にコーンスターチがある。この調製は乾式お
よび湿式の再造粒法として実施されうる。適当な油性の
賦形剤または溶媒の例としては植物性または動物性の油
例えばヒマワリ油および魚肝油がある。
皮下または静脈内投与の場合、活性化合物またはその生
理学的に許容しうる塩は所望によりこのために慣用の物
質例えば溶解剤、乳化剤またはその他の補助剤を用いて
溶液、懸濁液または乳液に変換される。適当な溶媒の例
としては水、生理学的塩化ナトリウム溶液またはアルコ
ール例tばエタノール、プロパンジオールもしくはグリ
セロール並びに糖溶液例えばグルコースもしくはマンニ
トール溶液または上記種々の溶媒の混合物を挙げること
ができる。
使用される略記表: Boc   Lert、−ブトキシカルボニルDC[脱
着化学イオン化 DNP   2.4−ジニトロフェニルEl    電
子衝撃 FAB   高速原子衝撃 M   分子ピーク MeOHメタノール MPLC中圧カラムクロマトグラフィーMS    質
量スペクトル R,T、   室温 o+、p、   融点 Thi   β−2−チエニルアラニンTHF   テ
トラヒドロフラン アミノ酸に関して使用するその他の略語は例えばEur
、 J、 Bioche+*、138.9−37(19
84)に記載のペプチド化学に慣用の3文字コードに相
当する。特記しない限り、アミノ酸は常にL配置である
以下に本発明を実施例により説明するが、本発明はそれ
らに限定されるものではない。
実施例1 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(エチルアミノ−カルボニル−Phe −Hls)
−アミノコ−33−ヘキサノールla) H−His(
DNP)−0H ジメトキシ工タン5mff中に溶解したBoc−His
(DNP)−OHO,429(1ミリモル)の溶液にH
C(l飽和されl;ジメトキシエタン4*Qを0〜5℃
テ滴加し、この混合物を0〜5℃で1時間および室温で
3時間撹拌した。反応溶液を真空中で濃縮し次いでトル
エンで2回以上蒸発させた。
収量:塩酸塩としての標記化合物0.59Rf(メチレ
ンクロライド/MeOH/AcOH/水70:30: 
1 : 1) −0,16 1b) Boc−Phe−His(DNP)−0■0.
25N炭酸水素ナトリウム溶液12.5mI2中におけ
るH−His(DNP)−0H塩酸塩0−5g(1ミリ
モル)にエタノール5IIQおよびTHF 5 mQ中
に溶解したBoc−Pheヒドロキシスクシンイミドエ
ステル0.3629 (1ミリモル)を室温で加えた。
この反応混合物を室温で3日間撹拌した。次にクエン酸
0.83gを加えたところ標記化合物が油状物として分
離した。生成物をメチレンクロライドで抽出し、有機相
を硫酸ナトリウムで乾燥しそして濃縮し、その残留物に
酢酸エチル少量を加えた。標記化合物をジイソプロピル
エーテルの添加により沈澱させ次いで吸引炉去した。
収量: 0.479 (83%) Rf(メチレンクロライド/MeOH7: 3 )= 
0.43M5(FAB)−569CM + 1 )IC
)2S−アミノ−1−シクロヘキシル−6−(2−ピリ
ジル)−35−ヘキサノール水浴中において、ジメトキ
シエタンl0mI2中における3 −Boc−4S−シ
クロヘキシルメチル−2,2−ジメチル−5−(3−(
2−ピリジル)−プロピル)−オキサゾリジン214r
xy (0,513ミリモル)にHCQ飽和のジメトキ
シエタン5m(2を滴加し、この混合物を0℃で1時間
および室温で5時間撹拌した。反応溶液を真空中で濃縮
しそしてトルエンで2回以上蒸発させた。収量ニジ塩酸
塩としての標記化合物179mg。
ld) l−シクロヘキシル−6−(2−ピリジル)−
2S −(N −(Boc−Phe−His(DNP)
)−アミノ)−35−ヘキサノール 2S−アミノ−I−シクロへキシル−6−(2−ピリジ
ル)−35−ヘキサノールジ塩酸塩(実施例IC) 1
.59 (3,18ミリモル)およびBoc−Phe−
旧5(DNP) −OH(実施例1b) 1.8g(3
,18ミリモル)を無水ジメチルホルムアミド15mf
f中に溶解した。これにl−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール水和物0.59g(6,36ミリモル)を加え、そ
の混合物を水浴中で約4℃に冷却した。引続き、この温
度でN−エチルモルホリン2.44mff (19,1
ミリモル)およびジシクロへキシルカルボジイミド0.
659(3,18ミリモル)を加え、その混合物を水浴
中で1時間そして室温で7時間撹拌した。
これを−夜放置後さらに別のBoa −Phe −H1
s(DNP)−OHO,99(1,59ミリモル)、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物0.28g(3
,18ミリモル)Iiよびジシクロへキシルカルボジイ
ミド0.32g(1,58ミリモル)を加え、その混合
物を室温でさらに10時間撹拌した。沈澱を吸引枦去し
、炉液を真空中で濃縮し、残留物を酢酸エチル中に溶解
し、その溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水および
飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し次いで濃縮し、粗生成物(3,89)をシリカゲル
上での中圧カラムクロマトグラフィー(メチレンクロラ
イド/MeOH98:2.95:5.9:1)により精
製した。標記化合物1−89 (68%)が得られた。
Rf(メチレンクロライド/MeOH9: 1 )0.
46M5CFAB)−827CM + 1 )Is) 
I−シクロヘキシルー6−(2−ピリジル)−25−(
N −(H−Pha−)1is(DNP))−アミノ)
−38−ヘキサノール 水冷トリフルオロ酢M2rs(lを1−シクロへキシル
−6−(2−ピリジル)−25−(N −(Boc−P
ha−旧5(DNP))−アミノ)3s−ヘキサノール
7211g上に0〜5℃で注ぎ、その混合物を室温で2
時間撹拌した。反応溶液を真空中で濃縮しそしてトルエ
ンで2回蒸発させた。収量:ビス(トリフルオロアセテ
ート)としての標記化合物83m+9゜ 101−シクロヘキシル−6−(2−ピリジル)−25
−(N−(エチルアミノ−カルボニル−Phe −Hi
s(DNP)−アミノ)−33−ヘキサノール 無水ジメチルホルムアミドZrmQ中に1−シクロへキ
シル−6−(2−(ピリジル)−23−(N −(H−
Phe−His(DNP))−アミノ)−33−へキサ
ノールビス(トリフルオロアセテート)(実施例1e)
 83119(0,087ミリモル)を溶解した。これ
にトリエチルアミン0.0365諺ff(0,26ミリ
モル)およびエチルイソシアネート0.Olma(0,
124ミリモル)を順次室温で加え、その混合物を室温
で一夜放置した。次にエチルイソシアネート0.01+
m12(0,124ミリモル)を再び加えそして1日経
過後にさらに別のエチルイソシアネート0.0511a
(0,62ミリモル)を加えそして混合物を室温でさら
に9時間撹拌し、氷−水上に注ぎ次いで酢酸エチルで抽
出した。合一した有機相を飽和炭化水素ナトリウム溶液
、水および飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥しそ
して濃縮し次に粗生成物(84119)をシリカゲル上
で中圧カラムクロマトグラフィー(メチレンクロライド
/MeOH98:2.95:5.9:1)により精製し
た。
収量:1llllll的48.6119 (70%)R
f(メチレンクロライド/MeOH9: 1 )=0.
29M5(FAB)−798(M + 1 )1g) 
l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(エチルアミノカルボニル−Pha−His)−ア
ミノ〕−35−へキサノール アセトニトリル5肩α中におけるl−シクロへキシル−
6−(2−ピリジル”)−2S−(N−(エチルアミノ
カルボニル−Phe −His(DNP))−アミノコ
−3S−ヘキサノール48.619(0,061ミリモ
ル)にチオフェノール0.1m<1(1ミリモル)を加
え、その混合物を室温で5時間撹拌した。
反応溶液を真空中で濃縮し、粗生成物をシリカゲル上で
の中圧カラムクロマトグラフィー(メチレンクロライド
/MeOH98: 2.95:5.9:1)により精製
した。
収量;標記化合物12.3肩2 M5(FAB)−632(M + 1 )実施例2 1−シクロヘキシル−6−(2−ピリジル)−2S−(
N−(イソグロビルアミノカルボニルーPhe −Nv
a)−アミノコ−35−ヘキサノール2a) Boa−
Pha−Nva−OMeBoc−Pha−OH15,0
9(0,056モル)およびNva−OMe塩酸塩9.
49(0,056モル)を無水メチレンクロライド25
0m12中に溶解した。水中で冷却しながら、これに最
初に無水トリエチルアミン38.6m(2(0,28モ
ル)次に無水プロパンホスホン酸(メチレンクロライド
中の50%) 36.4mMを滴加した。
反応溶液を室温で3時間撹拌し次いで一夜放置した。加
水分解するためにそれを氷−水上に注ぎそして2時間激
しく撹拌し、有機相を分離し次にlO%強度クエン酸溶
液、飽和炭酸水素ナトリウム溶液および水で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥し次いで濃縮しI;。
収量:標記化合物20.8g(98%)Rf(メチレン
クロライド/MeOH9: l )−0,64M5(D
CI)−378(M +  1 ’)2b)Boa−P
ha−Nva−OR 水301およびジオキサン301中にBoc−Phe−
Nva−OMe(実施例2a) 20.19 (0,0
53モル)を懸濁した。水酸化リチウム2.59(0,
106モル)を室温で導入し、その混合物を室温で3時
間撹拌した。
反応溶液を105強度硫酸水素ナトリウム溶液で酸性に
し、生成物を吸引枦去し次いでジイソプロピルエーテル
とともに撹拌した。
収量: 19.1g(98%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )−0
,18M5(FAB) −365(M + 1 )2c
) 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25
−(N −(Boc−Phe−Nva)−アミノ)−3
S−ヘキサノール 実施例1d)に示した方法と類似の方法で標記化合物0
.89が、2S−アミノ−1−シクロへキシル−6−(
25−ピリジル)−35−へキサノールジ塩酸塩(実施
例1c) 1−79 (3,36ミリモル)およびBo
c−Phe−Nva−OH(実施例2b) 1.22g
(3,36ミリモル)から得られた。
Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )−0
,53M5(FAB)−623(M + 1 )2d)
1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23−(
N −(Phe−Nva)−アミノ)−35−ヘキサノ
ール 実施例1a)に示した方法と類似の方法で標記化合物9
219が、l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)
 −23−(N −(Boa−Phe−Nva) −ア
ミノ)−35−ヘキサノール(実施例2c)からジ塩酸
塩として得られた。
2e)1−シクロヘキシル−6−(2−ピリジル)−2
5−(N−(イソズロピルアミノ力ルポニルーPhe 
−Nva)−アミノコ−33−ヘキサノール 無水ジメチルホルムアミドSmff1中に1−シクロへ
キシル−6−(2−ピリジル)−25−(N−(H−P
he−Nva)−アミノ)−3S−ヘキサノールジ塩酸
塩(実施例2d) 92mg(0,155ミリモル)を
溶解した。トリエチルアミン0.104mQ(0,73
ミリモル)およびイングロビルイソシアネート0−01
90−0l9.19ミリモル)を順次室温で加えた。こ
の混合物を室温で週末にかけて放置し次いで真空中にお
いて濃縮し、残留物を酢酸エチル中に取り入れ、溶液を
飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水および飽和塩化ナトリ
ウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し次いで濃縮
し、粗生成物(98mg)をシリカゲル上で中圧カラム
クロマトグラフィー(メチレンクロライド/ MeOt
i95 : 5 )により精製した。
収量二標記化合物13.3禦9 Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )=0
.39M5(FAB)−608(M + 1 ’)実施
例3 1−シクロへキシル−8−(2−ピリジル)−2S −
(N−(2,2−ジメチルプロピルアミノカルボニル−
Pha −Nva)−アミノ>−gs−ヘキサノール 無水メチレンクロライドlOmQおよびピリジン0.0
26mQ(0,32ミリモル)中におけるジ(ベンゾト
リアゾリル)カルボネート126mg(0,32ミリモ
ル)に無水メチレンクロライド10m12中に溶解した
l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N −(H−Phe−Nva)−アミノ)−33−へキ
サノール(実施例2d、炭酸水素ナトリウムでの処理に
より塩酸塩から遊離された)84藁9(0,16ミリモ
ル)の溶液を−75〜−70℃で滴加し、その溶液をこ
の温度で1時間撹拌した。次にそれを室温にして3時間
撹拌し次いで再び一75℃に冷却した。2.2−ジメチ
ル−1−プロピルアミン0.0955mff(0,8ミ
リモル)を加え、その混合物を一75℃で2時間撹拌し
、室温で一夜放置した。反応溶液を真空中で濃縮し、残
留物を酢酸エチル中に取り入れ、その溶液を飽和炭酸水
素ナトリウム溶液、水および飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し次いで濃縮し、粗生成
物(1441119)をシリカゲル上で中圧カラムクロ
マトグラフィー(メチレンクロライド/MeOH100
: 0.98:2.95:5)により精製した。
収量:標記化合物3919(39%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )0.
32M5 (FAB) −636(M + 1 ’)適
当な出発物質および実施例1〜3に記載の方法を用いて
下記実施例4〜14に記載の化合物が得られた。
実施例4 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23−(
N−(エチルアミノカルボニル−Phe −Nva)−
アミノ)−35−ヘキサノール!?f(メチレンクロラ
イド/MeOH9: l )−0,42M5(FAB)
−594(M +  1 ’)実施例5 !〜シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N −(terk、ブチルアミノ−カルボニル−Phe
−His)−アミノ)−3S−ヘキサノールRf(メチ
レンクロライド/MeOH9: l )−0,25M5
(FAB)−660(M + 1 )実施例6 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23−(
N−(tert、−ブチルアミノカルボニル−Phe 
−Nva)−アミノ)−38−ヘキサノールRf(メチ
レンクロライド/MeOH9: 1 )=0.52M5
(FAB)−〇22(M+1) 実施例7 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S −
(N −(tart、ブチルアミノカルボニル−Thi
 −Nva)−アミノ)−33−ヘキサノールRf(メ
チレンクロライド/MeOH9: l )0.39M5
(FAB)−628(M + 1 )実施例8 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S −
(N−(tert、ブチルアミノカルボニル−Tyr(
OMe) −Nva)−アミノ)−3S−ヘキサノール Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )0.
38M5(FAB)−652(M + 1 )実施例9 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)2 S −
(N−(tart、ブチルアミノカルボニル−Phe−
Nva)−アミノ)−3R−ヘキサノールRf(1−ル
エン/EtOH9: l ) −0,33M5(FAB
) −622(M + 1 )実施例10 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N〜(LerL、ブチルアミノカルボニル−Phe −
His)−アミノ)−3R−ヘキサノールRf(メチレ
ンクロライド/MeOH9: l )−0,32M5C
FAB)−660(M + 1 )実施例11 1−?シクロヘキシル−6−(2−ピリジル)−25−
(N−(エチルアミノカルボニル−His)−アミノ)
−3R−ヘキサノールMS(FAB)− 632 ( 
M + 1 )実施例12 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23−(
N−(イソプロピルアミノカルボニル− Phe − 
Nva)−アミノ)−3R−ヘキサノールRf(メチレ
ンクロライド/MeOH 9 : l )=0.46M
S(FAB)− 608 ( M + 1 )実施例1
3 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25− 
(N− (2−アミノ−2−メチルグロピルーアミノカ
ルボニルーPha − Nva)−アミノ)−35−ヘ
キサノール Rf(メチレンクロライド/MeOH 7 : 3 )
=0.09MS(FAB)− 637 ( M + 1
 )実施例14 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23 −
 (N−(tert.プチルアミノ力ルボニ)レ−Ph
e − Asn)−アミノ)−3S−ヘキサノールRf
(メチレンクロライド/MeOH 9 : l )=0
.24MS(FAB)− 637 ( M +1 )下
記化合物15〜28はヨーロッパ特許A255 、 0
82号明細書に記載の慣用法と類似の方法で製造された
実施例15 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S−(
N−(エチルアミノカルボニル−Phe −Nva)−
アミノ)−35−ヘキサノール15a)  N−(エチ
ルアミノカルボニル)−Phe−H Phe p−トルエンスルホネート3.37g(10ミ
リモル)を無水テトラヒドロフラン1OI112中に溶
解し次いで室温において新しく蒸留したヘキサメチルジ
シラザン2.4mQ(12ミリモル)を加え、その混合
物を2時間撹拌した。この懸濁液にエチルイソシアネー
ト0.97mff1 (12ミリモル)を加え、それを
室温で一夜放置した。沈澱を吸引枦去し、炉液を水浴中
に冷却し、再び濾過し次いで濃縮し、残留物を水ととも
に撹拌した。沈澱を吸引枦去し次いで五酸化燐で乾燥し
た。
収量: 1−79 (72%) Rf(メチレンクロライド/MeOH/水/氷酢酸70
:30: l : l ’) −0,68M5(DCI
)−237(M + 1 )15b) N −(エチル
カルボニルアミノ)−Phe−Nva−OMe 無水メチレンクロライド30mg中に溶解した実施例1
5a)からのN−(エチルアミノカルボニル)−Phe
 −OH1,29(5,08ミリモル)およびL−Nv
a−OMe塩酸塩0.85g(5,08ミリモル)に無
水トリエチルアミン3.5IQ (25,4ミリモル)
および無水プロパンホスホン酸(メチレンクロライド中
の50%) 3.30m(+を水中での冷却下に順次加
え、その混合物を室温で6時間撹拌しそして一夜放置し
た。この反応混合物を加水分解するためにそれを氷−水
上に注ぎ、有機相を分離し次いでそれぞれ100mQず
つの10%強度クエン酸溶液、飽和次階水素ナトリウム
溶液および水でそれぞれ3回ずつ洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し次いで濃縮した。残留物を少量の冷ジイソプ
ロピルエーテル中に撹拌し、吸引枦去し次いで真空乾燥
した。
収量: 1.59 (84%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )=0
.4915c) N −(エチルアミノカルボニル)−
Phe−Nva−OH 水8w、Qおよびジオキサン8mQ中における実施例1
5b)からのN−(エチルアミノカルボニル)−Phe
 −Nva −OMe 1.5g(4,29ミリモル)
に水酸化リチウム0.2gを室温で加え、その混合物を
2時間撹拌した0反応溶液をlθ%強度硫酸水素ナトリ
ウム溶液で酸性にしそして沈澱を吸引炉去し、ジイソプ
ロピルエーテルとともに撹拌しついで乾燥した。
収量= 1.39 Rf(トルエン/エタノール8:2)冒0.02M5(
DCJ)−336(M + 1 )15d) 2 S−
アミノ−1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−
3S−ヘキサノールジ塩酸塩 水浴中においてジメトキシエタン10w+ff中に溶解
した3−Boc−43−シクロヘキシルメチル−2,2
−ジメチル−5−(3−(2−ピリジル)−グロビル)
−オキサゾリジン214119 (0,513ミリモル
)にHCQ飽和のジメトキシエタン5mff1を滴加し
、その混合物を0℃で1時間次に室温で5時間撹拌した
。この反応溶液を真空中で濃縮し次いでトルエンで2回
以上蒸発させた。
収量= 17919 15e) l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)
−2S−(N−(エチルアミノカルボニル−Phe −
Nva)−アミノ)−3S−ヘキサノール 実施例15d)からの25−アミノ−1−シクロへキシ
ル−6−(2−ピリジル)−38−ヘキサノールジ塩酸
塩160.5119 (0,513ミリモル)および実
施例15c)からのN−(エチルアミノカルボニル) 
−Phe−Nva−OH172m9(0,513ミリモ
ル)を無水ジメチルホルムアミド2aQ中に溶解した。
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール273m+9(1,
03ミリモル)を室温で加え、その混合物を0℃に冷却
した。この温度において最初にN−エチルモルホリン0
.65m12(5,13ミリモル)、次にジシクロへキ
シルカルボジイミド106119 (0,513ミリモ
ル)を加えそして混合物を室温で5時間撹拌した。次い
でさらに100119 (0−298ミリモル)のN−
(エチルアミノカルボニル) −Phe−Nva −O
Hを加え、その混合物を一夜放置した。ジシクロヘキシ
ル尿素を吸引枦去し、炉液を水中に注ぎそして混合物を
酢酸エチルで数回抽出した。
合一した有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水およ
び塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し次いで濃縮し、粗生成物(3351+9)をシリカゲ
ル上での中圧カラムクロマトグラフィー(移動相メチレ
ンクロライド/メタノールtoo:o、98:2.95
:5.9:1)により精製した。標記化合物9B+19
(32%)が得られた。
Rf(メチレンクロライド/MeOH9: 1 )−0
,41M5(FAB)−594(M + 1 )実施例
16 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S −
(N−(Lert、ブチルアミノカルボニル−Phe 
−His)−アミノ)−3S−ヘキサノール16a) 
N −(tart、ブチルアミノカルボニル)−Phe
−OH 標記化合物は実施例15a)と類似の方法でL−フェニ
ルアラニンp−1−ルエンスルホネート3.37gおよ
びtert、ブチルイソシアネートから得られた。
収量: 1.6g(60%) Rf(メチレンクロライド/MeOH/水/氷酢酸70
:3o: l : l )−0,76 M5(DCり−265(M + 1 ”)16b) 2
 S −(N −(Boc−His(DNP))−アミ
ノ)−1−シクロヘキシル−6−(2−ピリジル)−3
8−ヘキサノール メチレンクロライド5011a中におけるBoc−Hi
s(DNP)−OH1,9g、ピリジン0.36mMお
よびN−エチルピペリジン0.62mffにピバロイル
クロライド0.55mgを一5℃で滴加した。−5℃で
lO分経拳後にこの混合物を+10℃で10分間撹拌し
た。再び一5℃に冷却後メチレンクロライド20ma中
における2S−アミノ−1−シクロへキシル−〇−(2
−ピリジル)−35−ヘキサノール(実施例15d)か
ら得たジ塩酸塩より炭酸ナトリウムで遊離された) 1
.39を加えた。−5℃で1時間経過後に混合物を室温
で16時間放置した。飽和炭酸ナトリウム溶液50ma
を加え、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合一
した有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し次い
でシリカゲル上でのクロマトグラフィー(EE/MeO
H10:1)により精製した。
Rf (EE/MeOH10: l ) =0.25M
5(FAB)−680CM + 1 )16c) 2 
S −(N −Hts(DNP)−アミノ)−1−シク
ロへキシル−6−(2−ピリジル)−38−ヘキサノー
ルジ塩酸塩 ジメトキシエタン10mQ中に溶解した実施例16b)
からの25− (N −(Boc−His(DNP))
−アミノ)−1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル
)−3S−ヘキサノール170i*gにHC(l飽和の
ジメトキシエタン2611Qを0〜5℃で滴加し、その
混合物を水浴中で1時間そして室温で4時間撹拌した。
この反応溶液を濃縮し、トルエンを加えそして混合物を
2回以上濃縮した。
収量:標記化合物167肩9 16d) l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)
−23−(N −(tart、ブチルアミノカルボニル
−Phe −His(DNP))−アミノ)−38−ヘ
キサノール 標記化合物は実施例15e)に記載の方法と類似の方法
で25− (N −His(DNP)−アミノ)−1−
シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−3S−ヘキサ
ノールジ塩酸塩(実施例16c) 167mg(0,2
56ミリモル)およびN −tart、ブチルアミノカ
ルボニル−Phe −OH(実施例16a)68m9(
0,256ミリモル)から出発して得られた。
収量:標記化合物83.71119 (40%)Rf(
メチレンクロライド/MeOH9: l )= 0.4
4M5(FAB)−826(M + 1 )16e) 
l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S −
(N −(tart、ブチルアミノカルボニル−Phe
 −His)−アミノ)−38−ヘキサノール ■−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(Lert、ブチルアミノカルボニル−Pha −
His(DNP))−アミノ)−35−ヘキサノール(
実施例16d) 83m9(0,1ミリモル)をアセト
ニトリル5m12中に溶解し次いでチオフェノールQ、
l+1I2(1ミリモル)とともに室温で6時間撹拌し
た。この反応溶液を真空中で濃縮し、残留物をシリカゲ
ル上での中圧カラムクロマトグラフィー(メチレンクロ
ライド/ MeOH100: 0 。
98:2.95:5.9:1)により精製した。
収量:標記化合物51119 (77%)Rf(メチレ
ンクロライド/MeOH9: l )= 0.26M5
(FAB)−660(M + 1 )実施例17 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S −
(N−(tert、ブチルアミノカルボニル−Phe 
−Nva)−アミノ)−35−ヘキサノール17a) 
N−tart、ブチルアミノカルボニル−Phe−Nv
a−OMe 標記化合物は実施例15b)に記載の方法によってN 
−tart、ブチルアミノカルボニル−Phe−OH(
実施例16a) 2641119 (1ミリモル)およ
びNva−OMe塩酸塩167119 (1ミリモル)
から得られた。
収量: Q、359 (93%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )= 
0.69M5(DCI)−378(M +  1 ’)
17b) N −tart、ブチルアミノカルボニル−
Phe −Nva −OH 標記化合物は実施例15c)に記載の方法によってN−
tert、ブチルアミノカルボニル−Phe −Nva
 −OMe (実施例17a) 100100l11.
265ミリモル)から得られた。
収量: 901119 (93%) MS(DCI)−364(M + 1 )17c) l
−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23−(N
−tert、ブチルアミノカルボニル− サノール 標記化合物は実施例15e)に記載の方法によって28
−アミノ−l−シクロヘキシル−〇−(2−ピリジル)
−35−ヘキサノールジ塩酸塩(実施例15d) 16
619(0.529ミリモル)およびN−tert.ブ
チルアミノカルボニル−Nva−OH 192+9(0
.529ミリモル)から得られた。
収量: 121119 (37%) Rf(メチレンクロライド/MeOH 9 : l )
− 0.52MS(FAB)− 622 (M + 1
 )実施例18 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)’l S 
− (N−(tart.ブチルアミノカルボ二゛ルーT
hi − Nva)−アミノ)−33−ヘキサノール1
8a)N−tart.ブチルアミノカルボニル−hi−
OH 標記化合物は実施例15a)に記載の方法によってL−
チエニルアラニンp−1ルエンスルホネート1−59(
4.82ミリモル)およびLert.ブチルイソシアネ
ート0.68ra(t (5.78ミリモル)から得ら
れた。
収量: 0.7g Rf(メチレンクロライド/ MeOH/ AcOH/
水70:30: l : 1) −0.9 MS(FAB)−271(M +1 )18b)N−t
ert、ブチルアミノカルボニル−Th i −Nva
 −OMe 標記化合物は実施例15b)に記載の方法によってN−
tart、ブチルアミノカルボニル−Thi−0■(実
施例18a) 0.79 (2,6ミリモル)およびN
va−OMa塩酸塩0.449(2,6ミリモル)から
得られた。
収量: 0.89 (80%) MS(FAB)−384(M + 1 )18c) N
−tart、ブチルアミノカルボニル−Thi −Nv
a−OH 標記化合物は実施例15c)に記載の方法によってN−
tart、ブチルアミノカルボニル−Tht −Nva
 −OMe (実施例18b) 0.89 (2,1ミ
リモル)から得られた。
収量: 0.53g(69%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )= 
0.08M5(FAB)−369(M + 1 )18
d) l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2
S −(N −(tert、ブチルアミノカルボニル−
Thi−Nva)−アミノ)−35−ヘキサノール 標記化合物は実施例15e)に記載の方法と類似の方法
によってN−tert、ブチルアミノカルボニル−Th
i −Nva −OH(実施例18C) 921119
(0,25ミリモル)および2S−アミノ−1−シクロ
へキシル−6−(2−ピリジル)−35−ヘキサノール
ジ塩酸塩(実施例15d) 87119 (0,25ミ
リモル)から得られた。
収量: 59.6119 (38%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )= 
0.39M5(FAB)■628(M+1) 実施例19 (l−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−23−
(N−) tart、ブチルアミノカルボニル−Tyr
(OMe) −Nva)−アミノ)−39−ヘキサノー
ル 19a) N−tert、ブチルアミノカルボニル−T
yr(OMe) −OH 標記化合物は実施例15a)に記載の方法と類似の方法
によってL−(0−メチルチロシン)p−トルエンスル
ホネート3.09 (8,16ミリモル)およびter
t、ブチルイソシアネート1.15mM(9,79ミリ
モル)から製造された。
収量: 1.79 (70%) MSCFAB)−295CM + 1 )19b) N
−tert、ブチルアミノカルボニル−Tyr(OMe
) −Nva −OMe 標記化合物は実施例15b)に記載の方法と類似の方法
によりN−tert、ブチルアミノカルボニル−Tyr
(OMa) −OH0,7g(2,38ミリモル)およ
びNva−OMe塩酸塩0.49(2,38ミリモル)
から製造され Iこ 。
収量: 0.89(82%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: 1 )= 
0.66M5(FAB)” 408 (M + l )
19c) N−tart、ブチルアミノカルボニル−T
yr(OMe) −Nva −OH 標記化合物は実施例15c)に記載の方法と類似の方法
によってN−tert、ブチルアミノカルボ= ルー 
Tyr(OMe) −Nva −OMe (実施例19
b) 0.8g(1,96ミリモル)から得られた。
収量: 0.79 (91%) Rf(メチレンクロライド/MeOH9: l )−0
,13M5(FAB)−394(M + 1 ’)19
d) I−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2
S −(N −(tert、ブチルアミノカルボニル−
Tyr (OMe) −Nva)−アミノ)−35−ヘ
キサノール 標記化合物は実施例15e)に記載の方法と類似の方法
によってN−tert、ブチルアミノカルボニル−Ty
r(OMa) −Nva −OH(実施例19c) l
lOm9(0,28ミリモル)および2S−アミノ−1
−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−3S−ヘキ
サノール(実施例15d) 98mg(0,28ミリモ
ル、)から得られた。
収量二35.2mg(19%) Rr(メチレンクロライド/MeOH9: l )−0
,38M5(FAB) −652CM + 1 ”)下
記実施例20〜29に記載の化合物は適当な出発物質を
使用しそして実施例15〜19に記載の方法を用いて得
られた。
実施例20 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N −(tert、ブチルアミノカルボニル−Phe 
−Nva)−アミノ)−3R−ヘキサノールRfCトル
エン/エタノール9 : l ) −0,32M5(F
AB)■622(M+1) 実施例21 1−シクロへキシル−6−(3−ピリジル)−2S −
(N−(tert、ブチルアミノカルボニル−Phe 
−His)−アミノ)−3R−ヘキサノールRf(メチ
レンクロライド/MeOH9: l )= 0.32M
5(FAB)−660(M +1 ”)実施例22 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S−(
N−(エチルアミノカルボニル−Phe −Hls)−
アミノ)−3R−ヘキサノールMS(FAB)−632
(M + 1 )実施例23 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S−(
N−(イングロビルアミノカルボニル−Phe −Nv
a)−アミノ)−3R−ヘキサノールRf(メチレンク
ロライド/メタノール9:1)−0,46 M5(FAB)−608(M + 1 )実施例24 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(2−アミノ−2−メチルプロピルアミノカルボニ
ル−Phe −Nva)−アミノ)−35−ヘキサノー
ル Rf(メチレンクロライド/MeOH7: 3 )= 
0.09M5(FAB)−637(M + 1 )実施
例25 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(tert、ブチルアミノカルボニル−Phe −
Asn)−アミノ)−35−ヘキサノールRf(メチレ
ンクロライド/MeOH9: 1 )−0,24M5(
FAB)−637(M + 1 )実施例26 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(エチルアミノカルボニル−Phe −Hls)−
アミノ)−3S−ヘキサノールMS(FAB)−632
(M + 1 )実施例27 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S−(
N−(イングロビルアミノカルボニル−Phe −Nv
a)−アミノ)−35−ヘキサノールRf(メチレンク
ロライド/MeOH9: 1 )−0,39M5(FA
B)−608(M + 1 )実施例28 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−25−(
N−(2,2−ジメチルグロピルアミノ力ルポニルーP
he −Nva)−アミノ)−33−ヘキサノール Rf(メチレンクロライド/MeOH9: 1 )0.
51M5(FAB)−636(M + 1 )実施例2
9 1−シクロへキシル−6−(2−ピリジル)−2S−(
N−((1−カルボキシ−1−メチルエチルアミノカル
ボニル) −Phe−Nva)−アミノコ−35−ヘキ
サノール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)つぎの式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) の化合物およびその生理学的に許容しうる 塩。 上記式中、 R^1はつぎの式II R^a−NH−CO−(II) の基を示し、ここで R^aは水素、(C_1〜C_1_0)−アルキル〔こ
    れは場合により1個所または2個所で不飽和でありかつ
    場合によりヒドロキシル、(C_1〜C_7)−アルコ
    キシ、(C_1〜C_7)−アルカノイルオキシ、カル
    ボキシル、(C_1〜C_7)アルコキシカルボニル、
    Cl、Br、アミノ、(C_1〜C_7)−アルキルア
    ミノ、ジ−(C_1〜C_7)−アルキルアミノ、(C
    _1〜C_5)−アルコキシカルボニルアミノ、(C_
    7〜C_1_5)−アラルコキシカルボニルアミノおよ
    び9−フルオレニルメチルオキシカルボニルアミノから
    なる群より選択される3個までの同一または相異なる基
    により置換されている〕または(C_3〜C_8)−シ
    クロアルキル、(C_3〜C_8)−シクロアルキル−
    (C_1〜C_6)−アルキル、(C_6〜C_1_4
    )−アリール〔これはF、Cl、Br、I、ヒドロキシ
    ル、(C_1〜C_7)−アルコキシ、(C_1〜C_
    7)−アルキル、(C_1〜C_7)−アルコキシカル
    ボニル、アミノ、場合により2個までのハロゲンにより
    置換されているアニリノ、およびトリフルオロメチルか
    らなる群より選択される1個または2個の同一または相
    異なる基によって場合により置換されている〕;(C_
    6〜C_1_4)−アリール−(C_1〜C_6)−ア
    ルキル〔ここでアリール部分はF、Cl、Br、I、ヒ
    ドロキシル、(C_1〜C_7)−アルコキシ、(C_
    1〜C_7)−アルキル、(C_1〜C_7)−アルコ
    キシカルボニル、アミノ、(C_1〜C_7)−アルキ
    ルアミノ、ジ−(C_1〜C_7)−アルキルアミノ、
    カルボキシル、カルボキシメトキシ、アミノ−(C_1
    〜C_7)−アルキル、(C_1〜C_7)−アルキル
    アミノ−(C_1〜C_7)−アルキル、ジ−(C_1
    〜C_7)−アルキルアミノ−(C_1〜C_7)−ア
    ルキル、(C_1〜C_7)−アルコキシカルボニルメ
    トキシ、カルバモイル、スルファモイル、(C_1〜C
    _7)−アルコキシスルホニル、スルホ−およびグアニ
    ジノメチルからなる群より選択される1個または2個の
    同一または相異なる基によって場合により置換されてい
    る〕を示すか、または5−もしくは6−員単環式または
    9−もしくは10−員二環式複素環の基〔これは環員子
    として少なくとも1個の炭素原子、1〜4個の窒素原子
    および/または1個の硫黄もしくは酸素原子を有しかつ
    F、Cl、Br、ヒドロキシル、(C_1〜C_7)−
    アルコキシ、(C_1〜C_7)−アルキル、(C_1
    〜C_7)−アルコキシカルボニル、アミノまたはトリ
    フルオロメチルからなる群より選択される1個、2個ま
    たは3個の同一または相異なる基によって場合により置
    換されている〕を示し、 Aはフェニルアラニン、ヒスチジン、チロ シン、トリプトファン、メチオニン、ロイシン、イソロ
    イシン、アスパラギン、アスパラギン酸、β−2−チエ
    ニルアラニン、β−3−チエニルアラニン、β−2−フ
    リルアラニン、β−3−フリルアラニン、リジン、オル
    ニチン、バリン、アラニン、2−4−ジアミノ酪酸、ア
    ルギニン、4−クロロフェニルアラニン、メチオニンス
    ルホン、メチオニンスルホキシド、2−ピリジルアラニ
    ン、3−ピリジルアラニン、シクロヘキシルアラニン、
    シクロヘキシルグリシン、im−メチルヒスチジン、O
    −メチルチロシン、O−ベンジルチロシン、O−ter
    t−ブチルチロシン、フェニルグリシン、1−ナフチル
    アラニン、2−ナフチルアラニン、4−ニトロフェニル
    アラニン、ノルバリン、β−2−ベンゾ〔b〕チエニル
    アラニン、β−3−ベンゾ〔b〕チエニルアラニン、2
    −フルオロフェニルアラニン、3−フルオロフェニルア
    ラニン、4−フルオロフェニルアラニン、ノルロイシン
    、システイン、S−メチルシステイン、1,2,3,4
    −テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸、ホモフ
    ェニルアラニン、DOPA、O−ジメチルドーパ、2−
    アミノ−4−(2−チエニル)−酪酸、ベンゾジオキソ
    ル−5−イルアラニン、N−メチルヒスチジン、2−ア
    ミノ−4− (3−チエニル)酪酸、3−(2−チエニル)−セリン
    、(Z)−デヒドロフェニルアラニンおよび(E)−デ
    ヒドロフェニルアラニンからなる群より選択されるアミ
    ノ酸の基であって、そのN−末端がR^1に結合しそし
    てC−末端がBに結合しており、BはAに定義したアミ
    ノ酸の基であって、そのN−末端がAに結合しそしてC
    −末端が▲数式、化学式、表等があります▼に結合 しており、 R^2は水素、(C_1〜C_1_0)−アルキル、(
    C_4〜C_7)−シクロアルキル、(C_4〜C_7
    )−シクロアルキル−(C_1〜C_4)−アルキル、
    (C_6〜C_1_4)−アリールまたは(C_6〜C
    _1_4)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキル
    を示し、 R^3は水素、(C_1〜C_1_0)−アルキル、(
    C_6〜C_1_4)−アリールまたは(C_6〜C_
    1_4)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキルを
    示し、 R^4はつぎの式III −(CH_2)_p−X−(CH_2)_q−R^5(
    III)〔式中所望により、Xは存在しないことができる
    かまたは−O−、−S−、−CF_2−、−CO−もし
    くは−CHR^6−を示し、 pおよびqは互いに独立していて、0、1、2、3また
    は4を示し、 R^6は水素、(C_1〜C_7)−アルキル、(C_
    1〜C_5)−アルコキシ、(C_1〜C_5)−アル
    キルチオ、(C_1〜C_5)−アルキルアミノ、−O
    H、−N_3、−F、−Cl、−Brまたは−Iを示し
    そして R^5は水素、−OH、−NH_2を示すかまたは部分
    的もしくは完全に水素化されることもできるヘテロアリ
    ールを示す〕 の基を示す。 2)R^1が式IIにおいて、 R^aが水素、(C_1〜C_1_0)−アルキル、(
    C_1〜C_4)−アルコキシ−(C_1〜C_1_0
    )−アルキル、カルボキシ−(C_1〜C_1_0)−
    アルキル、(C_1〜C_4)−アルコキシカルボニル
    −(C_1〜C_1_0)−アルキル、アミノ−(C_
    1〜C_1_0)−アルキル、ジアミノ−(C_1〜C
    _1_0)−アルキル、(C_1〜C_4)−アルキル
    アミノ−(C_1〜C_1_0)−アルキル、ジ(C_
    1〜C_4)−アルキルアミノ−(C_1〜C_1_0
    )−アルキル、N,N′−ジ−(C_1〜C_4)−ア
    ルキルジアミノ−(C_1〜C_1_0)−アルキル、
    N,N,N′,N,−テトラ(C_1〜C_4)−アル
    キルジアミノ−(C_1〜C_1_0)−アルキル、(
    C_1〜C_4)−アルコキシカルボニルアミノ−(C
    _1〜C_1_0)−アルキル、(C_7〜C_1_5
    )−アラルコキシカルボニルアミノ−(C_1〜C_1
    _0)−アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
    シクロヘブチル、シクロペンチル−(C_1〜C_6)
    −アルキル、シクロヘキシル−(C_1〜C_6)−ア
    ルキル、フェニル〔これはF、Cl、Br、I、ヒドロ
    キシル、(C_1〜C_4)−アルコキシ、(C_1〜
    C_4)−アルキル、(C_1〜C_4)−アルコキシ
    カルボニル、アミノまたはトリフルオロメチルからなる
    群より選択される1個または2個の同一または相異なる
    基によって場合により置換されている〕または(C_6
    〜C_1_0)−アリール−(C_1〜C_6)−アル
    キル〔ここでアリール部分は前記フエニルと同じように
    置換されることができる〕を示すか、または5−もしく
    は6−員単環式または9−もしくは10−員二環式複素
    環の基〔これは環員として少なくとも1個の炭素原子、
    1〜4個の窒素原子および/または1個の硫黄もしくは
    酸素原子を有しかつF、Cl、Br、ヒドロキシル、(
    C_1〜C_7)−アルコキシ、(C_1〜C_7)−
    アルキル、(C_1〜C_7)−アルコキシカルボニル
    、アミノまたはトリフルオロメチルからなる群より選択
    される1個、2個または3個の同一または相異なる基に
    よって場合により置換されている〕を示す基を示し、 Aがフェニルアラニン、ヒスチジン、チロ シン、トリプトファン、β−2−チエニルアラニン、β
    −3−チエニルアラニン、β−2−フリルアラニン、β
    −3−フリルアラニン、4−クロロフェニルアラニン、
    2−ピリジルアラニン、3−ピリジルアラニン、シクロ
    ヘキシルアラニン、シクロヘキシルグリシン、im−メ
    チルヒスチジン、O−メチルチロシン、O−ベンジルチ
    ロシン、O−tert−ブチルチロシン、フェニルグリ
    シン、1−ナフチルアラニン、2−ナフチルアラニン、
    4−ニトロフェニルアラニン、2−フルオロフェニルア
    ラニン、3−フルオロフェニルアラニン、4−フルオロ
    フェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、DOPA、
    O−ジメチル−DOPA、2−アミノ−4−(2−チエ
    ニル)−酪酸、ベンゾジオキソール−5−イル−アラニ
    ン、N−メチルヒスチジン、2−アミノ−4−(3−チ
    エニル)−酪酸、3−(2−チエニル)−セリン、(Z
    )−デヒドロフエニルアラニンまたは(E)−デヒドロ
    フェニルアラニンからなる群より選択されるアミノ酸の
    基であって、そのN−末端がR^1に結合しそしてC−
    末端がBに結合しており、 Bがフェニルアラニン、ヒスチジン、チロ シン、トリプトフアン、メチオニン、ロイシン、イソロ
    イシン、アスパラギン、アスパラギン酸、β−2−チエ
    ニルアラニン、β−3−チエニルアラニン、β−2−フ
    リルアラニン、β−3−フリルアラニン、リジン、オル
    ニチン、バリン、アラニン、2,4−ジアミノ酪酸、ア
    ルギニン、4−クロロフェニルアラニン、メチオニンス
    ルホン、メチオニンスルホキシド、2−ピリジルアラニ
    ン、3−ピリジルアラニン、シクロヘキシルアラニン、
    シクロヘキシルグリシン、im−メチルヒスチジン、O
    −メチルチロシン、O−ベンジルチロシン、O−ter
    t−ブチルチロシン、フェニルグリシン、1−ナフチル
    アラニン、2−ナフチルアラニン、4−ニトロフェニル
    アラニン、ノルバリン、β−2−ベンゾ〔b〕チエニル
    アラニン、β−3−ベンゾ〔b〕チエニルアラニン、2
    −フルオロフェニルアラニン、3−フルオロフエニルア
    ラニン、4−フルオロフェニルアラニン、ノルロイシン
    、システイン、S−メチル−システイン、1,2,3,
    4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸、ホモ
    フェニルアラニン、DOPA、O−ジメチル−DOPA
    、2−アミノ−4−(2−チエニル)−酪酸、ベンゾジ
    オキソール−5−イル−アラニン、N−メチルヒスチジ
    ン、2−アミノ−4−(3−チエニル)−酪酸、3−(
    2−チェニル)−セリン、(Z)−デヒドロフェニルア
    ラニンおよび(E)−デヒドロフェニルアラニンからな
    る群より選択されるアミノ酸の基であって、そのN−末
    端がAに結合しそしてC−末端が▲数式、化学式、表等
    があります▼に結合して おり、 R^2が水素、(C_1〜C_1_0)−アルキル、(
    C_4〜C_7)−シクロアルキル、(C_4〜C_7
    )−シクロアルキル−(C_1〜C_4)−アルキル、
    (C_6〜C_1_4)−アリールまたは(C_6〜C
    _1_4)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキル
    を示し、 R^3が水素、(C_1〜C_1_0)−アルキル、(
    C_6〜C_1_4)−アリールまたは(C_6〜C_
    1_4)−アリール−(C_1〜C_4)−アルキルを
    示し、 R^4が式IIIにおいて、 所望により、Xが存在しないことができる かまたは−O−、−S−、−CF_2−、−CO−もし
    くは−CHR^6−を示し、 pおよびqが互いに独立していて、0、1、2、3また
    は4を示し、 R^6が水素、(C_1〜C_7)−アルキル、(C_
    1〜C_5)−アルコキシ、(C_1〜C_5)−アル
    キルチオ、(C_1〜C_5)−アルキルアミノ、−O
    H、−N_3、−F、−Cl、−Brまたは−Iを示し
    そして R^5が水素、−OH、−NH_2を示すかまたは部分
    的もしくは完全に水素化されることもできるヘテロアリ
    ールを示す 基を示す請求項1記載の式 I の化合物およびその生理
    学的に許容しうる塩。 3)R^1が式IIにおいて、 R^aが水素、(C_1〜C_8)−アルキル、カルボ
    キシ−(C_1〜C_6)−アルキル、アミノ−(C_
    1〜C_6)−アルキル、ジアミノ−(C_1〜C_6
    )−アルキル、(C_1〜C_4)−アルキルアミノ−
    (C_1〜C_6)−アルキル、ジ−(C_1〜C_4
    )−アルキルアミノ−(C_1〜C_8)−アルキル、
    N,N′−ジ−(C_1〜C_4)−アルキルジアミノ
    −(C_1〜C_6)−アルキル、N,N,N′,N′
    −テトラ−(C_1〜C_4)−アルキルジアミノ−(
    C_1〜C_6)−アルキル、(C_1〜C_4)−ア
    ルコキシカルボニルアミノ−(C_1〜C_6)−アル
    キルまたはフェニル〔これはF、Cl、ヒドロキシルま
    たはアミノからなる群より選択される1個または2個の
    同一または相異なる基によって場合により置換されてい
    る〕を示す基を示し、 Aがフェニルアラニン、チロシン、β−2 −チエニルアラニン、β−3−チエニルアラニン、4−
    クロロフェニルアラニン、O−メチルチロシン、O−ベ
    ンジルチロシン、1−ナフチルアラニン、2−フルオロ
    フエニルアラニン、3−フルオロフェニルアラニンまた
    は4−フルオロフェニルアラニンからなる群より選択さ
    れるアミノ酸の基であって、そのN−末端がR^1に結
    合しそしてC−末端がBに結合しており、 Bがフェニルアラニン、ヒスチジン、ロイ シン、アスパラギン、β−2−チエニルアラニン、β−
    3−チエニルアラニン、リジン、ノルバリン、2−フル
    オロフエニルアラニン、3−フルオロフェニルアラニン
    、4−フルオロフェニルアラニン、ノルロイシン、S−
    メチルシステインまたはN−メチルヒスチジンからなる
    群より選択されるアミノ酸の基であって、そのN−末端
    がAに結合しそしてC−末端が▲数式、化学式、表等が
    あります▼に結合してお り、 R^2がイソブチル、シクロヘキシルメチルまたはベン
    ジルを示し、 R^3が水素でありそして R^4が式IIIにおいて、Xが存在せず、pが0であり
    、qが0、1、2、3または4を示しそしてR^5が2
    −ピリジル、4−ピリジル、2−イミダゾリルまたは1
    −(C_1〜C_4−アルキル)−2−イミダゾリルを
    示す式IIIの基を示す請求項1〜2のいずれかに記載の
    式 I の化合物およびその生理学的に許容しうる塩。 4)請求項1〜3のいずれかに記載の式 I の化合物の
    製造において、つぎの一般式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中A、B、R^2、R^3およびR^4は請求項1
    に記載のと同じ定義を有し、そしてR^7は水素を示す
    かまたは容易に除去しうる保護基を示す)の化合物と a)適当な有機溶媒中においてまたは溶媒のない状態で
    かつ各場合所望により触媒としてのルイス酸またはルイ
    ス塩基を添加するかまたは添加せずに一般式V R^a−N=C=O(V) (式中R^aは請求項1に記載のと同じ定義を有する)
    のイソシアネートとを−80℃と溶媒の沸点との間の温
    度において反応させ、次いで所望ならば保護基R^7を
    再び除去するか、または b)引き続いて最初に一般式VI ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中R^8およびR^9は互いに独立していて、ハロ
    ゲン、(C_1〜C_7)−アルコキシ、(C_6〜C
    _1_2)−アリールオキシ、(C_1〜C_7)−ア
    ルキルチオ、(C_6〜C_1_2)−アリールチオま
    たは基HetもしくはHet−O−(ここでHetは単
    環式または二環式の複素環である)を示すかまたはR^
    8とR^9はC=O基と一緒になってつぎの型 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ の単環式または二環式の複素環になる〕の炭酸誘導体と
    、好ましくはホスゲン、1,1′−カルボニルジイミダ
    ゾール、1,1′−カルボニルジ−(1,2,4)−ト
    リアゾール、ジ−(N−スクシンイミジル)カルボネー
    ト、ジ−(1−ベンゾトリアゾリル)カルボネート、N
    ,N′−カルボニルビス−(2−メチルイミダゾール)
    または4,6−ジフエニルチエノ〔3,4−d〕−1,
    3−ジオキソール−2−オン5,5−ジオキシド(ステ
    グリツヒ(Steglich)試薬)を用いて反応させ
    次に不活性有機溶媒中において補助塩基の存在下もしく
    は不在下に一般式VII R^a−NH_2(VII) (式中R^aは請求項1に記載のと同じ定義を有する)
    のアミンと−80℃ないしその特定溶媒の沸点との間の
    温度において反応させ、そして所望により知られた方法
    で保護基R^7を再び除去し同時に所望により、断片A
    およびB中に一時的に導入した保護基を除去することか
    らなる前記式 I の化合物の製造方法。 5)請求項1〜3のいずれかに記載の式 I の化合物の
    、医薬としての使用。 6)請求項1〜3のいずれかに記載の式 I の化合物の
    、高血圧治療用としての使用。 7)請求項1〜3のいずれかに記載の式 I の化合物を
    含有する製剤。
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