JPH02180666A - 接着剤除去方法及び接着剤除去装置 - Google Patents
接着剤除去方法及び接着剤除去装置Info
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- JPH02180666A JPH02180666A JP33492588A JP33492588A JPH02180666A JP H02180666 A JPH02180666 A JP H02180666A JP 33492588 A JP33492588 A JP 33492588A JP 33492588 A JP33492588 A JP 33492588A JP H02180666 A JPH02180666 A JP H02180666A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各種接着剤を用いた接着作業時に各所に付
着する厄介なその接着剤を効果的に取り除くことができ
る接着剤除去方法及び接着剤除去装置に関するものであ
る。
着する厄介なその接着剤を効果的に取り除くことができ
る接着剤除去方法及び接着剤除去装置に関するものであ
る。
例えばプリント基板上にF?5 aする各種電気部品に
ついては、その半田付は作業自動化が図られている。即
ち、この自動半田付は装置は、例えば第4図に示すよう
に、その電気部品の搭載作業後にプリント基板100を
フラクサ101を通過させて松脂等の接着剤(以下これ
をフラックスと呼ぶ)を接着部位に塗布し、次にプリヒ
ータ102を通過させて半田付は部位、即ち電子部品の
端子側及びプリント基板100のパターン配線(閃絡)
側の双方を加熱し、その後半田槽103を通過させて先
の半田付は部位に半田104を溶着し、最後に冷却ファ
ン105によってその溶着した半田を冷却固化させるよ
うな構成となっている。また、このような構成の自動半
田付は装置にあっては、一連の半田付は作業のためにそ
の電気部品を搭載するプリント基板を保持爪106によ
って固定保持しながら、チェーン等を用いたコンベア等
の搬送手段によって搬送させるようになっている。
ついては、その半田付は作業自動化が図られている。即
ち、この自動半田付は装置は、例えば第4図に示すよう
に、その電気部品の搭載作業後にプリント基板100を
フラクサ101を通過させて松脂等の接着剤(以下これ
をフラックスと呼ぶ)を接着部位に塗布し、次にプリヒ
ータ102を通過させて半田付は部位、即ち電子部品の
端子側及びプリント基板100のパターン配線(閃絡)
側の双方を加熱し、その後半田槽103を通過させて先
の半田付は部位に半田104を溶着し、最後に冷却ファ
ン105によってその溶着した半田を冷却固化させるよ
うな構成となっている。また、このような構成の自動半
田付は装置にあっては、一連の半田付は作業のためにそ
の電気部品を搭載するプリント基板を保持爪106によ
って固定保持しながら、チェーン等を用いたコンベア等
の搬送手段によって搬送させるようになっている。
ところで、プリント基板にフラクサ側を通過させる際に
、そのブ1月ノド基板の両側縁部を保持する保持爪にも
フラクサ内の7ラツクスが付着して汚損されることがあ
り、そのままこれを放置しておくと毎回フラクサを通過
するたびにフラ・ンクスの付着量が増大し、その結果プ
リント基板を正しく保持できな(なる虞れもある。そこ
で、プリント基板を搬送完了後毎回保持爪が初期位置に
戻るまでの通路上に、フロンやクロロセン等の溶剤を含
浸させたブラシ等を有する洗浄装置を設け、これによっ
て保持爪に付着するフラックスを取り除いていた。
、そのブ1月ノド基板の両側縁部を保持する保持爪にも
フラクサ内の7ラツクスが付着して汚損されることがあ
り、そのままこれを放置しておくと毎回フラクサを通過
するたびにフラ・ンクスの付着量が増大し、その結果プ
リント基板を正しく保持できな(なる虞れもある。そこ
で、プリント基板を搬送完了後毎回保持爪が初期位置に
戻るまでの通路上に、フロンやクロロセン等の溶剤を含
浸させたブラシ等を有する洗浄装置を設け、これによっ
て保持爪に付着するフラックスを取り除いていた。
ところが、このフラックス溶融させるために用いる溶剤
のうちフロンは地球をとりまく大気圏のオゾン層を破壊
させる有害物質として使用が規制されつつあり、またク
ロロセンは危険物として指定されているため、先のよう
な構成の洗浄装置は使用できなくなってきている。
のうちフロンは地球をとりまく大気圏のオゾン層を破壊
させる有害物質として使用が規制されつつあり、またク
ロロセンは危険物として指定されているため、先のよう
な構成の洗浄装置は使用できなくなってきている。
このような事情から、現在専ら物理的手段例えばブラシ
等を用いて人の手作業等で強制的に接着剤を掻き落とす
こと等が行われているが、大きな効果が得られず、作業
効率は極め−C悪いため、有効な除去手段の開発が強く
望まれている。
等を用いて人の手作業等で強制的に接着剤を掻き落とす
こと等が行われているが、大きな効果が得られず、作業
効率は極め−C悪いため、有効な除去手段の開発が強く
望まれている。
そこで、この発明は、上記した従来の欠点鑑み、付着し
た接着剤を効果的に除去することができると共に環境破
壊をもたらす虞れ等のない完全な接着剤除去方法及び接
着剤除去装置を提供することを目的とするものである。
た接着剤を効果的に除去することができると共に環境破
壊をもたらす虞れ等のない完全な接着剤除去方法及び接
着剤除去装置を提供することを目的とするものである。
すなわち、この発明の接着剤除去方法は、接着剤塗布作
業の際にその接着剤が付着汚損した汚損部位を所定温度
以上に加熱してその接着剤を粉状化し、この粉状化した
粉状物を掻き落として接着剤の除去を行うものである。
業の際にその接着剤が付着汚損した汚損部位を所定温度
以上に加熱してその接着剤を粉状化し、この粉状化した
粉状物を掻き落として接着剤の除去を行うものである。
また、この発明の接着剤除去装置は、汚損部位に付着し
た接着剤を加熱しその接着剤を粉状化する加熱手段と、
この加熱手段によって粉状化された粉状物を掻き落とす
掻落手段とを備えたものである。
た接着剤を加熱しその接着剤を粉状化する加熱手段と、
この加熱手段によって粉状化された粉状物を掻き落とす
掻落手段とを備えたものである。
この発明の接着剤除去装置は、汚損部位に接着した接着
剤を加熱手段によって所定温度まで加熱し”C粉状化さ
せると、その接着剤は粉状化前の粘着力が完全に消失し
て簡単に細かく砕き落とすことができるような状態、即
ち脆弱な粉状物となってしまい、掻落手段によってこの
粉状物を簡単に掻き落として除去することができる。
剤を加熱手段によって所定温度まで加熱し”C粉状化さ
せると、その接着剤は粉状化前の粘着力が完全に消失し
て簡単に細かく砕き落とすことができるような状態、即
ち脆弱な粉状物となってしまい、掻落手段によってこの
粉状物を簡単に掻き落として除去することができる。
以下この発明の一実施例について添付図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図ないし第3図はこの発明に係る接着剤除表装置を
示すものであり、この接着剤除去装置1は自動半田付は
装置に適用されて後に説明するフラックスを除去するよ
うになっており、加熱手段2と掻落手段3とを備えた構
成となっている。なお、図中符号4は半田付けする電気
部品5を搭載したプリント基板、6はそのプリント基板
4を保持するため半田が付着しにくい材質のもの例えば
ステンレス等で形成した保持爪、7はその保持爪6を多
数個取付は一定方向に移動するチェーン等で形成された
コンベアから成る搬送手段、8は松脂等の樹脂とアルコ
ール等の溶剤とから成る接着剤であるスラックス、9は
そのフラックス8を湛えるフラクサ、10はプリヒータ
、11は溶解溶融した半田12を称える半田槽、13は
冷却ファンを示すものであり、これらは従来と同様のも
のが使用さている。
示すものであり、この接着剤除去装置1は自動半田付は
装置に適用されて後に説明するフラックスを除去するよ
うになっており、加熱手段2と掻落手段3とを備えた構
成となっている。なお、図中符号4は半田付けする電気
部品5を搭載したプリント基板、6はそのプリント基板
4を保持するため半田が付着しにくい材質のもの例えば
ステンレス等で形成した保持爪、7はその保持爪6を多
数個取付は一定方向に移動するチェーン等で形成された
コンベアから成る搬送手段、8は松脂等の樹脂とアルコ
ール等の溶剤とから成る接着剤であるスラックス、9は
そのフラックス8を湛えるフラクサ、10はプリヒータ
、11は溶解溶融した半田12を称える半田槽、13は
冷却ファンを示すものであり、これらは従来と同様のも
のが使用さている。
接着剤除去装置1は、上部側及び両側方側に保持爪6が
通過する溝1a及び出入口1c、Idが形成された箱1
bから構成されており、粉状化したフラックス8が外部
に飛散するのを防止するようになっている。そして、こ
の接着剤除去装置1の下部側には、粉状化して落下する
フラックス8を回収するため引き出し式の回収部材14
が着脱自在に設けられている。なお、この接着剤除去装
置1は、プリント基板4に搭載した電気部品5に対し半
田付は作業完了させた後の保持爪6に所定の除去作業を
行わせるため、崖道手段7によって搬送される保持爪6
の搬送通路上所定位置に設けられている。
通過する溝1a及び出入口1c、Idが形成された箱1
bから構成されており、粉状化したフラックス8が外部
に飛散するのを防止するようになっている。そして、こ
の接着剤除去装置1の下部側には、粉状化して落下する
フラックス8を回収するため引き出し式の回収部材14
が着脱自在に設けられている。なお、この接着剤除去装
置1は、プリント基板4に搭載した電気部品5に対し半
田付は作業完了させた後の保持爪6に所定の除去作業を
行わせるため、崖道手段7によって搬送される保持爪6
の搬送通路上所定位置に設けられている。
加熱手段2は、保持爪6の汚損部位に付着したフラック
ス8を加熱して粘着力を消失させた掻き落とすのが容易
な粉状化したもの(以下これを粉状物とよぶ)8aにす
るものであり、つまりこの実施例の場合溶剤であるアル
コール等の気化温度以上であって、かつ樹脂である松脂
が粉状物8aとなるような温度以上に加熱させるもので
あり、加熱ヒータ及び冷却ファン(共に閃絡)等から構
成されており、送風ダクト2aを介して箱1bに向は強
制的に熱風を送り出すようになっている。
ス8を加熱して粘着力を消失させた掻き落とすのが容易
な粉状化したもの(以下これを粉状物とよぶ)8aにす
るものであり、つまりこの実施例の場合溶剤であるアル
コール等の気化温度以上であって、かつ樹脂である松脂
が粉状物8aとなるような温度以上に加熱させるもので
あり、加熱ヒータ及び冷却ファン(共に閃絡)等から構
成されており、送風ダクト2aを介して箱1bに向は強
制的に熱風を送り出すようになっている。
そして、この送風ダクト2は、箱lb内の保持爪6が入
り込む入口1c側近傍であって、特に保持爪6にフラッ
クス8が付着し汚損し易い汚損部位、例えば下部側に向
けて集中的に熱風が吹きつける配置状態で取付けられて
いる。
り込む入口1c側近傍であって、特に保持爪6にフラッ
クス8が付着し汚損し易い汚損部位、例えば下部側に向
けて集中的に熱風が吹きつける配置状態で取付けられて
いる。
掻落手段3は、加熱手段2によって予めフラックス8を
所定温度に加熱処理してアルコール等の溶剤を気化させ
たときに保持爪6に付着又は堆積している松脂等の樹脂
の燃えかすつまり粉状物8aを自動的に掻き落とすもの
であり、この実施例では箱1b内所定位置に配置した取
付は部材15に3方向に植設される金属製のブラシ16
から構成されている。即ち、このブラシ16は、箱lb
内であって保持爪6が入り込み入り口IC側を避けた中
間部側から出口Id側までに至る間に設けられており、
特に保持爪6のフラックス汚損が激しい下部側に集中的
に接触しながらその保持爪6の移動動作を利用して粉状
物8aを掃き落とすようになっている。
所定温度に加熱処理してアルコール等の溶剤を気化させ
たときに保持爪6に付着又は堆積している松脂等の樹脂
の燃えかすつまり粉状物8aを自動的に掻き落とすもの
であり、この実施例では箱1b内所定位置に配置した取
付は部材15に3方向に植設される金属製のブラシ16
から構成されている。即ち、このブラシ16は、箱lb
内であって保持爪6が入り込み入り口IC側を避けた中
間部側から出口Id側までに至る間に設けられており、
特に保持爪6のフラックス汚損が激しい下部側に集中的
に接触しながらその保持爪6の移動動作を利用して粉状
物8aを掃き落とすようになっている。
次に、先の実施例の接着剤除去装置を用いてこの発明に
係る接着剤除去方法の一実施例について説明する。
係る接着剤除去方法の一実施例について説明する。
1、自動半田付は装置によって半田付は作業を行わせる
ためフラックス8を通過中に保持爪6にスラックス8が
付着しているものとする。この場合、その保持爪6は、
接着剤除去装置lの箱1bの溝laを通過する際に、先
ず加熱手段2によって汚損部位に付着したフラックス8
が所定温度即ちアルコール等の溶剤が気化する温度以上
であって、かつ松脂等が粉状化する温度以上に加熱され
る。
ためフラックス8を通過中に保持爪6にスラックス8が
付着しているものとする。この場合、その保持爪6は、
接着剤除去装置lの箱1bの溝laを通過する際に、先
ず加熱手段2によって汚損部位に付着したフラックス8
が所定温度即ちアルコール等の溶剤が気化する温度以上
であって、かつ松脂等が粉状化する温度以上に加熱され
る。
2、すると、その加熱されたフラックス8の溶剤が気化
すると共に松脂等が接着力を消失した粉状物8aに変化
する。
すると共に松脂等が接着力を消失した粉状物8aに変化
する。
3、その後その保持爪6が箱lb内を中間部側から出口
側工でつまり掻落手段3側を通過する際に、保持爪6が
付着している粉状物8aのうち例えば保持爪6下部側の
もの等は殆ど保持爪6への固着力を失ってそのまま自重
で落下していくが、そこに一部残留している粉体物8a
及び凹部6a等に堆積した粉体物8aが掻落手段3の金
属ブラシ16によって簡単に掻き落とされる。
側工でつまり掻落手段3側を通過する際に、保持爪6が
付着している粉状物8aのうち例えば保持爪6下部側の
もの等は殆ど保持爪6への固着力を失ってそのまま自重
で落下していくが、そこに一部残留している粉体物8a
及び凹部6a等に堆積した粉体物8aが掻落手段3の金
属ブラシ16によって簡単に掻き落とされる。
以上説明してきたように、この発明に係る接着剤除去方
法によれば、汚損部位に付着した接着剤を所定温度に加
熱させて粉状化してその粘着力を消失させた後、掻落手
段によって掻き落とすようになっており、有害なフロン
等の溶剤を用いなくとも簡単にかつ極めて能率良く接着
剤の除去作業が行えるため、接着剤除去作業に伴う危険
性や環境破壊等を招く虞れのない安全な接着剤除去方法
が提供できる。
法によれば、汚損部位に付着した接着剤を所定温度に加
熱させて粉状化してその粘着力を消失させた後、掻落手
段によって掻き落とすようになっており、有害なフロン
等の溶剤を用いなくとも簡単にかつ極めて能率良く接着
剤の除去作業が行えるため、接着剤除去作業に伴う危険
性や環境破壊等を招く虞れのない安全な接着剤除去方法
が提供できる。
また、この発明に係る接着剤除去装置によれば、汚損部
位に付着した厄介な接着剤を加熱手段によって加熱温度
まで加熱して粘着力が完全に消失するような状態まで粉
状化させ、この粉状化した粉状物を掻落手段によって物
理的に大きな力を加えずとも、つまりその粉状物に僅か
に接触する程度の力で掻き落として除去することができ
るため、例えば自動半田付は装置等に適用すると極めて
大きな効果が発揮できる。
位に付着した厄介な接着剤を加熱手段によって加熱温度
まで加熱して粘着力が完全に消失するような状態まで粉
状化させ、この粉状化した粉状物を掻落手段によって物
理的に大きな力を加えずとも、つまりその粉状物に僅か
に接触する程度の力で掻き落として除去することができ
るため、例えば自動半田付は装置等に適用すると極めて
大きな効果が発揮できる。
第1図はこの発明に係る接着剤除去装置を適用した自動
半田付は装置を示す概略斜視図、第2図はこの発明に係
る接着剤除去装置を示す構成斜視図、第3図はこの発明
に係る接着剤除去装置を示す概略断面図、第4図は自動
半田付は装置の構成を示す正面図である。 8・・・(接着剤)フラックス、 2・・・加熱手段、 3・・・掻落手段、7・・・(
搬送手段)コンベア、 4・・・プリント基板、6・・・保持爪、16・・・ブ
ラシ、 1b・・・箱、14・・・回収部材、
1a・・・溝。 出願人 日本電気ホームエレクト ロニクス株式会社 代理人 弁理士 増 1)竹 夫
半田付は装置を示す概略斜視図、第2図はこの発明に係
る接着剤除去装置を示す構成斜視図、第3図はこの発明
に係る接着剤除去装置を示す概略断面図、第4図は自動
半田付は装置の構成を示す正面図である。 8・・・(接着剤)フラックス、 2・・・加熱手段、 3・・・掻落手段、7・・・(
搬送手段)コンベア、 4・・・プリント基板、6・・・保持爪、16・・・ブ
ラシ、 1b・・・箱、14・・・回収部材、
1a・・・溝。 出願人 日本電気ホームエレクト ロニクス株式会社 代理人 弁理士 増 1)竹 夫
Claims (11)
- 1.接着剤塗布作業の際にその接着剤が付着汚損した汚
損部位を所定温度以上に加熱してその接着剤を粉状化し
、 この粉状化した粉状物を掻き落として接着剤の除去を行
うことを特徴とする接着剤除去方法。 - 2.接着剤が半田溶着に先立って接着部位に塗布する松
脂等の樹脂を含有することを特徴とする請求項1に記載
の接着剤除去方法。 - 3.汚損部位に付着した接着剤を加熱しその接着剤を粉
状化する加熱手段と、 この加熱手段によって粉状化された粉状物を掻き落とす
掻落手段と を備えたことを特徴とする接着剤除去装置。 - 4.汚損部位に接着剤を付着させた部材が搬送手段側に
取付けられ、その部材が加熱手段及び掻落手段の順でこ
れらの近傍を通過・移動するようにしたことを特徴とす
る請求項3に記載の接着剤除去装置。接着剤除去装置。 - 5.汚損部位に接着剤を付着させた部材がプリント基板
固定用の保持爪であることを特徴とする請求項4に記載
の接着剤除去装置。 - 6.接着剤が半田溶着に先立って接着部位に塗布する松
脂等の樹脂を含有することを特徴とする請求項2又は3
に記載の接着剤除去装置。 - 7.加熱手段が熱風を送り出すように構成されたことを
特徴とする請求項3又は4に記載の接着剤除去装置。 - 8.掻落手段が金属製のブラシで形成されたことを特徴
とする請求項3又は4に記載の接着剤除去装置。 - 9.掻落手段が箱内に設けられたことを特徴とする請求
項3,4又は8に記載の接着剤除去装置。 - 10.箱内に設置された掻落手段によって掻き落とされ
た粒状物をその箱下部に着脱自在に設けた回収部材によ
って回収させるように構成したことを特徴とする請求項
9に記載の接着剤除去装置。 - 11.箱上部側及び側方側に保持爪が通過する溝が形成
されたことを特徴とする請求項10に記載の接着剤除去
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33492588A JPH02180666A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 接着剤除去方法及び接着剤除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33492588A JPH02180666A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 接着剤除去方法及び接着剤除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180666A true JPH02180666A (ja) | 1990-07-13 |
Family
ID=18282775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33492588A Pending JPH02180666A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 接着剤除去方法及び接着剤除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02180666A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6187645B1 (ja) * | 2016-07-26 | 2017-08-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
EP3215446A4 (en) * | 2014-11-17 | 2018-07-11 | Curt G. Joa, Inc. | Adhesive contamination resistant web processing unit |
JP2021045707A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 東芝デバイス&ストレージ株式会社 | 清掃キット及び収納キット |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP33492588A patent/JPH02180666A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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