JPH02180342A - 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置 - Google Patents

遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置

Info

Publication number
JPH02180342A
JPH02180342A JP33157788A JP33157788A JPH02180342A JP H02180342 A JPH02180342 A JP H02180342A JP 33157788 A JP33157788 A JP 33157788A JP 33157788 A JP33157788 A JP 33157788A JP H02180342 A JPH02180342 A JP H02180342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shave
driven
movable
pulley
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33157788A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Ito
伊藤 道夫
Yutaka Furukawa
豊 古川
Takeshi Goto
剛 後藤
Touzou Okimoto
沖本 統蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd, Mazda Motor Corp filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP33157788A priority Critical patent/JPH02180342A/ja
Publication of JPH02180342A publication Critical patent/JPH02180342A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転速度に応じて変化する遠心力により遠心
ウェイトを移動させることで可変プーリのプーリ径を変
化させて変速するようにしたベルト式自動変速装置の改
良技術に関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種遠心ウェイトを備えた自動変速装置は
、例えば特開昭63−9762号公報等に示されるよう
に一般によく知られている。すなわち、この変速装置は
、回転軸上に摺動不能にかつ回転一体に固定された固定
シェイブと、回転軸上に上記固定シェイブとの間にベル
ト溝を形成するように回転一体にかつ摺動可能に支持さ
れた可動シェイブとからなる可変プーリを備えるととも
に、上記可動シェイブの背面側に可動シェイブと軸方向
に移動一体に配設され、所定方向に傾斜するテーパ状の
カム面を有するカム部材と、可動シェイブの背面側に配
設され、゛1屯径方向外側に向かって上記カム面に近付
くように延びる支持面を有するウェイト支持部材と、可
動シェイブの背面側に配設され、可動シェイブを固定シ
ェイブに近付く方向に付勢するスプリングと、上記カム
面と支持面との間に半径方向に転勤可能に挟持された遠
心ウェイトとを備え、回転軸の回転に伴う遠心力の変化
により遠心ウェイトを゛ト径方向に転動させて、そのカ
ム部材のカム面に対する抑圧により可動シェイブをスプ
リングの付彷力に抗して摺動させることにより、可変プ
ーリの半径を変化させて変速するようにしたものである
(発明が解決しようとする課題) ところで、近年、自動車用エンジンにおいては、その出
力トルクを増大させるために、エンジンのシリンダ内燃
焼室に供給される吸気を排気エネルギーを利用したター
ボ過給機により過給する過給システムが広く採用されて
いる。しかし、この過給システムでは、加速時にスロッ
トル弁を開いても排気熱エネルギー不足によりターボ過
給機の作動が遅れていわゆるターボラグが生じ、エンジ
ンの出力特性がドライバーの意思に正確に対応しないと
いう問題があることから、エンジンの出力軸に連結され
て、その出力により直接的に駆動される機械式過給機(
スーパーチャージャ)が注目されている。
そして、この機械式過給機により、特にエンジンの低速
域での出力トルクを増大させるようにした場合、過給機
の負荷特性は、回転数が上昇するとその負荷トルクが減
少する負荷特性となり、この負荷特性に正確にマツチン
グするようエンジンから過給機への変速特性を設定する
ことが要求される。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は
、上記の遠心ウェイトを有するベルト式自動変速装置を
利用して、そのエンジンに連結される駆動側と過給機に
連結される従動側との各可変プーリ及びその変速機構を
特定することにより、変速装置の変速特性を回転の上昇
に応じて負荷トルクが減少する負荷特性に正確に対応さ
せ得るようにすることにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成のために、本発明では2駆動側及び従動
側のいずれの可変プーリにおいても、その可動シェイブ
を固定シェイブに接近するようにスプリングで付勢する
一方、遠心ウェイトは駆動側に配置することとし、駆動
側回転数が上昇するのに伴って半径方向外側に移動する
遠心ウェイトによる押圧力及び従動側スプリングの付勢
力により可動シェイブを駆動側スプリングの付勢力に抗
して固定シェイブから離すように構成する。
すなわち、請求項(1)記・哉の発明では、ベル!・弐
自動変速装置は、駆動側回転軸に摺動不能にかつ回転一
体に固定された固定シェイブと、駆動側回転軸に上記固
定シェイブとの間にベルト溝を形成するように回転一体
にかつ摺動可能に支持された可動シェイブとからなる駆
動プーリ、上記駆動側回転軸と下行な従動側回転軸に摺
動不能にかつ回転一体に固定された固定シェイブと、従
動側回転軸に上記固定シェイブとの間にベルト溝を形成
するように回転一体にかつ摺動可能に支持された可動シ
ェイブとからなる従動プーリ、並びに上記駆動及び従動
プーリの各ベルト溝間に掛けられたベルトを基本的に備
える。
そして、上記駆動プーリにおける可動シェイブの背面側
に該可動シェイブと軸方向に移動一体に連設され、半径
方向外側に向かって可動シェイブに向かう方向に傾斜す
るカム面を有するカム部材と、駆動プーリの可動シェイ
ブ背面側に配置され、上記カム面に対向する支持面を(
−fするウェイト支持部材と、駆動プーリの可動シェイ
ブ背面側に配置され、該可動シェイブを固定シェイブに
接近させるように付勢する駆動スプリングと、上記カム
部(イのカム面とウェイト支持部4イの支持面との間に
挟持され、駆動側回転軸の回転に伴って該回転軸の半径
方向外側に転動し、上記カム面を押圧して上記駆動スプ
リングの付勢力に抗して可動シェイブを固定シェイブか
ら離隔させる遠心ウェイトとを設ける。
一方、上記従動プーリの可動シェイブ背面側には、該可
動シェイブをfi’il定シェイブに接近させるように
付勢する従動スプリングを配設する。
また、請求項(2)記載の発明では、上記構成のベルト
式「−1動変速装置の好適な用途として、変速装置の従
動側回転軸を、回転の上昇により負6:fトルクが減少
する負荷特性を持った機械式過給機)゛の被駆動機械に
駆動連結するtA’を成とする。
さらに、請求項(3)記載の発明では、各回転軸とプー
リとのトルク伝達部の壱耗や損傷等を低減するために、
駆動及び従動プーリにおける可動シェイブのボス部は回
転軸に回転可能に支持する構造とし、可動シェイブは回
転軸に対しスプリングよりも半径方向外側で回転一体に
係合させる。
また、請求項(4)記載の発明では、負荷変動の影農を
受けず、従動側の安定した回転が得られるようにし、か
つ回転上昇時と低下時との間のヒステリシスを小さくす
るために、駆動スプリングのばね定数は従動スプリング
のばね定数以上に設定する。
(作用) 上記の構成により、λj1求項(1)記載の発明では、
変速装置は、駆動側の遠心ウェイトに作用する遠心力と
、駆動及び従動スプリングの付勢力と、ベルトの張力と
がバランスされた状態で変速される。
例えば、駆動側回転軸の回転数が低いときには、遠心ウ
ェイトに作用する遠心力が低いので、該遠心力及び従動
スプリングのばね力を合わせても駆動スプリングの付勢
力の方が大きくなり、駆動プーリの可動シェイブが固定
シェイブに接近してプーリ径が増大する。また、この駆
動プーリのプーリ径の増大に伴いベルトが駆動プーリ側
に移動するため、従動プーリでは可動シェイブが固定シ
ェイブから離れてプーリ径が小さくなる。このことによ
り駆動プーリのプーリ径が従動プーリよりも大きくなり
、駆動側回転軸の回転が増速されて従動側回転軸に伝動
される。
そして、駆動側回転軸の回転数が上昇すると、上記遠心
ウェイトに作用する遠心力が増大するため、遠心ウェイ
トが半径方向外側に転動してカム部材のカム面を押圧し
、この遠心ウェイトによる押圧力及び従動スプリングの
付勢力によってカム部材と一体の可動シェイブが駆動ス
プリングの付勢力に抗して固定シェイブから離れる方向
にJi’l動し、このことにより駆動プーリのプーリ径
が減少変化するとともに、このプーリ径の減少に伴いベ
ルトが従動プーリ側に移動し、従動プーリの可動シェイ
ブが固定シェイブに接近してそのプーリ径が大きくなり
、このことにより駆動側回転軸の回転が減速されて従動
側回転軸に伝動される。
すなわち、駆動側回転軸の回転数の上昇に伴い、従動側
回転軸の回転数が低下するとどもに、従動プーリ゛にお
ける可動シェイブが固定シェイブ側へ移動して従動スプ
リングが伸長し、そのベルトに対する過推力が小さくな
り、この過推力の低下により従動側回転軸の伝動トルク
が低下することとなる。このため、請求項(2)記載の
発明のように、上記従動側回転軸に、回転の上昇により
負荷トルクが減少する負荷特性を持った機械式過給機等
の被駆動機械を駆動連結した場合には、その機械の負荷
特性に変速装置の出力トルク特性が正確に対応すること
となり、よってその被駆動機械の作動効率を向上するこ
とができる。
また、請求項(3)記載の発明では、駆動及び従動プー
リにおける可動シェイブのボス部が回転軸に回転可能に
支持され、可動シェイブは回転軸に対しスプリングより
も半径方向外側で回転一体に係合されているため、その
回転軸と可動シェイブとのトルク伝達部が半径方向外側
へ位置して、両者間の伝動トルク授受面の面積を大きく
確保でき、かつ、伝動トルク授受面の面積当たりにかか
る荷重を小さくすることができる。すなわち、今、駆動
トルクによるモーメントをM、  トルク伝達部の半径
(回転軸中心からトルク伝達部までの距11iI)をr
として、上記トルク伝達部の伝動トルク授受面にかかる
荷重Fは、F−M/rとなる。従って、トルク伝達部が
半径方向外側に位置した場合、それが半径方向内側にあ
る場合に比べ、トルク伝達部の半径「が大きくなるので
、その分、荷重Fは小さくなる。
また、可動シェイブの軸方向の摩擦係数をμとすると、
可動シェイブの摺動を妨げる摩擦力fは、f−μ・F−
μ・ (M/r)となるが、トルク伝達部が半径方向外
側に位置した場合には、上記トルク伝達部の半径rの増
大に伴って摩擦力fは小さくなる。以上のことによって
可動シェイブの動きをスムーズにするとともに、各回転
軸とプーリとのトルク伝達部の磨耗や損傷等を抑えるこ
とができる。
さらに、請求項(4)記載の発明では、駆動スプリング
のばね定数が従動スプリングのばね定数以上に設定され
ているので、遠心ウェイトの押圧力、駆動及び従動スプ
リングの付勢力並びにベルト張力による3PI類の推力
がバランスした状態で、負荷変動によりベルト張力か変
化した場合、駆動スプリングのばね定数が大きい故にそ
の変位量が少なくなり、変速比の変動を抑えて従動側回
転軸の安定した回転を得ることができる。しかも、駆動
プーリ(駆動側回転軸)の回転数が変化したときには、
大きなばね定数の駆動スプリングにより、駆動プーリの
可動シェイブがその変化した回転数に対応する位置に迅
速に移動して、そのリアクションが速くなるので、従動
プーリもプーリ径がスムーズに変化することとなり、変
速時のハンチングを抑制することができるとともに、減
速状態での駆動プーリの回転の低下に伴う従動プーリの
回転変化を増速時と路間じとでき、両状態でのヒステリ
シスを抑制することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に乱づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るベルト式自動変速装置A
の全体構成を示す。1は自動車用エンジン(図示せず)
のクランク軸、2は該クランク軸1の側方に平行に配置
されてエンジンのシリンダブロック等に回転自在に支持
されたカウンタ軸であって、上記クランク軸1及びカウ
ンタ軸2の先端面にはその中心部にそれぞれねじ穴1a
、2aが形成されている。
また、3は中心孔3aを有する駆動側回転軸としての円
筒状の駆動軸であって、その基端部(図で上端部)には
他の部分よりも大径の大径部3bが形成されており、こ
の大径部3b内に上記クランク軸1の先端を嵌合してビ
ン44で回り止めすることにより、駆動軸3がクランク
軸1に同心状に回転一体に取り付けられている。4は上
記駆動軸3と平行に配設された従動側回転軸としての略
円筒状の従動軸であって、この従動軸4の中心孔4aに
はその基端(図で上端)から上記カウンタ軸2が嵌合さ
れており、この構造により従動軸4はカウンタ軸2に同
心状に取り付けられている。
上記駆動軸3上にはフランジ状の固゛定及び可動シェイ
ブ6,7からなる可変プーリで構成された駆動プーリ5
が設けられ、上記固定シェイブ6は、駆動軸3の基端部
(エンジンクランク輔1側の端部)に圧入により回転一
体にかつIII動不能に固定されている。また、可動シ
ェイブ7は、上記固定シェイブ6に対向するように駆動
軸3にボス部7aにてシール用パツキン43.43を介
してIトj動自在に支持されており、これら両シェイブ
6,7間には断面路V字状のベルト溝8が形成されてい
る。
一方、上記従動軸4上には、上記駆動プーリ5と同様に
フランジ状の固定及び可動シェイブ10゜11からなる
可変プーリて構成された従動プーリ9が設けられ、上記
固定シェイブ10はそのボス部10aにて従動軸4の先
端(図で下端)に回転一体にかつ摺動不能に固定されて
いる。すなわち、上記従動軸4の中心孔4a先端側には
一端にフランジ部13aを有する円筒状押付ねじ13が
螺合されており、この押付ねじ13によりそのフランジ
部1.3 aと従動軸4先端との間に、平行ピン14に
より従動軸4に回転一体に係合された固定シェイブ10
のボス部10aを挟持して、六角ボルトからなる取付ボ
ルト15を押付ねじ13及び従動軸4の中心孔4aを挿
通して上記カウンタ軸2の先端ねじ穴2aに螺合締結す
ることにより、固定シェイブ10が従動軸4に、また該
従動軸4がカウント軸2にそれぞれ回転一体にかつJ’
?I動不能に固定されている。一方、可動シェイブ11
は、上記駆動プーリ5における固定シェイブ6に対する
可動シェイブ7の対向方向と逆方向でもって固定シェイ
ブ10に対向するように、従動軸4にボス部11aにて
シール用パツキン16.16を介して摺動自在に支1!
jされており、これら両シェイブ10.11間には断面
路V字状のベルh ’h’lj 12が形成されている
そして、上記駆動及び従動プーリ5,9のベルト溝8,
12間にはVベルト17が巻きl)けられており、両プ
ーリ5,9の可動シェイブ7,11をそれぞれ固定シェ
イブ6,10に対して互いに相反する方向に接離させる
ことにより°、両プーリ5.9のプーリ径(Vベルト1
7に対する有効半径)を可変1規整する。例えば駆動プ
ーリ5の可動シェイブ7を固定シェイブ6に接近させて
駆動プーリ5のプーリ径を大にしたときには、それに伴
うVベルト17の駆動プーリ5側への移動により、従動
プーリ9の可動シェイブ11を固定シェイブ10から離
隔させて、従動プーリ9のプーリ径を駆動プーリ5より
も小さくすることにより、両軸3.4Inの変速比を大
きくして増速状態とする。
一方、図で仮想線にて示す如く、駆動プーリ5の可動シ
ェイブ7を固定シェイブ6から離隔させて駆動プーリ5
のプーリ径を小にしたときには、Vベルト17の従動プ
ーリ9側への移動によって従動プーリ9の可動シェイブ
11を固定シェイブ10に接近させて、従動プーリ9の
プーリ径を駆動プーリ5よりも大きくすることにより、
両軸3゜4間の変速比を小さくして減速状態とするよう
にしている。
上記駆動プーリ5における可動シェイブ7背面側(図で
下側)の駆動軸3上には円板状のスプリング受け18が
回転一体にかっ摺動不能に取り付けられている。すなわ
ち、上記駆動軸3の中心孔3a先端側には一端にフラン
ジ部19aを有する円筒状押付ねじ19が螺合されてお
り、この押付ねじ19のフランジ部19aと駆動軸3他
端との間に、平行ビン20により駆動軸3に回転一体に
係合されたスプリング受け18を挟持して、六角ボルト
からなる取付ボルト21を押付ねじ19及び駆動軸3の
中心孔3aを通して上記クランク軸1のねじ穴1aに螺
合締結することにより、スプリング受け18が駆動軸3
に、また該駆動軸3がクランク軸1にそれぞれ回転一体
にかっ摺動不能に固定されている。
そして、上記スプリング受け18の外周にはウェイト支
持部材23がその一端の内周フランジ23aにてリベッ
ト22,22.・・・により固定されている。このウェ
イト支持部材23は、スプリング受け18から可動シェ
イブ7側に駆動軸3と所定間隔をあけて同心状に延びる
円筒状のリング部23bを有し、このリング部23bの
他端には半径方向外側に延びる外周フランジ部23cが
連設され、このフランジ部23c外周の複数箇所は部分
的に、半径方向外側に向かって可動シェイブから離れる
方向に傾斜していて、その傾斜部分の可動シェイブ7と
反対側の面(図で下側面)には支持面23dが形成され
ている。
また、上記可動シェイブ7のボス部7a外周にはリング
状のスプリングリテーナ24が一体的に接合され、該ス
プリングリテーナ24と上記スプリング受け18との間
には上記ウェイト支持部材23のリング部23b内周側
に位置する駆動スプリング25が縮装されており、この
駆動スプリング25のばね力により可動シェイブ7を固
定シェイブ6に接近する方向(図で上側)に付勢するよ
うにしている。
上記可動シェイブ7の外周縁部は固定シェイブ6と反対
側に駆動軸3と平行にリング状に延び、その延長部分の
内周にはリング状の係合部材26がリベット27,27
.・・・により一体的に固定されている。この係合部材
26にはその円周方向の等分位置に他の部分よりも厚肉
の複数の係合部26 a * 26 a 、・・・(1
つのみ図示する)が形成され、この各係合部26aには
、上記ウェイト支持部材23の外周フランジ部23cに
おいて傾斜部分以外の外周縁に取り付けた係1ヒバッド
28がそれぞれ係合している。すなわち、駆動プーリ5
における可動シェイブ7のボス部7a1.を駆動M3に
回転可能に支持されていて、可動シェイブ7は駆動軸3
に対し駆動スプリング25よりも半径方向外側で係合部
材26、係IFパッド28,28.・・・ウェイト支持
部材23及びスプリング受け18を介して回転一体に係
合されている。
また、上記係合部材26には、上記ウェイト支持部材2
3のリング部23b外周をシール用パツキン29を介し
て摺動するカムドラム31がその外周縁部にて取付ボル
ト30により一体的に取り付けられている。このカムド
ラム31において上記ウェイト支持部材23の支持面2
3dと対応する部分は、半径方向外側に向かって同支持
面23d(可動シェイブ7)に近付く方向に傾斜し、そ
の傾斜部分の支持面23dのとの対向部には、半径方向
外側に向かって可動シェイブ7に近付く方向に傾斜する
カム面31aが形成されている。
さらに、上記ウェイト支持部材23の各支持面23dと
カムドラム31の各カム面31aとの間には所定の質量
を有するローラからなる遠心ウェイト32が半径方向に
転勤可能に挟持されており、エンジンのクランク軸lの
回転に伴って発生する遠心力により各遠心ウェイト32
を駆動軸3の半径方向外側に移動させて、その遠心ウェ
イト32で上記カム面31aを押圧することにより、駆
動スプリング25の付勢力に抗して可動シェイブ7を固
定シェイブ6から離隔させるようになされている。
また、上記カムドラム31には各カム面31a以外の部
分に駆動軸3と平行な中心線を有するねじ孔33が貫通
形成されている。
一方、上記従動プーリ9における可動シェイブ11のボ
ス部11aにはフランジ状の係合部材35がリベット3
4.34、・・・により回転一体に固定され、該係合部
材35の外周には等1j:1隔位置に複数の係止バッド
36. 36.・・・(1つのみ図示する)が一体に取
り付けら゛れている。
また、上記従動軸4の基端には半径方向外側に向かうフ
ランジ部4bが一体形成されている。そして、上記可動
シェイブ11のボス部11a外周にはリング状のスプリ
ングリテーナ37が一体的に接合され、該スプリングリ
テーナ37と上記従動軸4のフランジ部4bとの間には
係合部材35の内周側に位置する従動スプリング38が
縮装され、該従動スプリング38のばね定数は上記駆動
スプリング25のばね定数よりも低く設定されており、
この従動スプリング38のばね力により可動シェイブ1
1を固定シェイブ10に接近する方向(図で下側)に付
勢するようにしている。
さらに、上記従動軸4のフランジ部4b外周縁は従動軸
4と平行に延びるリング部4cに連設され、該リング部
4cの内周には部分的に、上記係合部材35の各係止バ
ッド36に係合する係合部4d、 4d、・・・(1つ
のみ図示する)が等角度間隔をあけて形成されている。
よって、従動プーリ9における可動シェイブ11のボス
部11aは従動軸4に回転可能に支持されていて、可動
シェイブ]1は従動軸4に対し従動スプリング38より
も半径方向外側で係合部祠35及び係止バッド36.3
6.・・・を介して回転一体に係合されている。
また、上記従動軸4のフランジ部4bにはりブプーリか
らなる増速プーリ39がリベット40゜40、・・・に
より回転一体に取り付けられ、この増速プーリ39には
リブベルト41が掛けられ、このリブベルト41は、図
示しないが回転の上昇により負荷トルクが減少する負荷
特性を持った被駆動機械としての機械式過給機の回転軸
に駆動連結されており、従動軸4の回転を増速プーリ3
9、リブベルト41を介して過給機に伝達するようにし
ている。
さらに、上記従動プーリ9における固定シェイブ10の
ボス部]Oaには従動軸4と平行な中心線を有するねじ
孔42が可動シェイブ11のボス部11aと対向して貫
通形成されている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
エンジンの運転時、そのクランク軸1の回転は変速装置
Aに伝達され、その駆動軸3上の駆動プーリ5からVベ
ルト17を介して従動軸4(カウンタ軸2)上の従動プ
ーリ9に伝えられてその間に変速される。この従動軸4
の回転は増速プーリ39及び該プーリ39に掛けられた
リブベルト41を介して過給機に伝達される。
そして、上記変速装置Aは、駆動側の遠心ウェイト32
に作用する遠心力と、駆動及び従動スプリング25.3
8の付勢力と、ベルト17の張力とによる3種類の推力
がバランスされた状態で変速される。すなわち、エンジ
ン回転数が低いときには、駆動スプリング25の付勢力
により、駆動プーリ5における各遠心ウェイト32はカ
ムドラム31のカム面31aに押されて半径方向内側に
あり、かつ可動シェイブ7は固定シェイブ6に近付いた
位置に移動しており、このため、駆動プーリ5のプーリ
径が増大する。一方、従動プーリ9においては、上記駆
動プーリ5のプーリ径の増大に伴ってベルト17が駆動
プーリ5側に引き寄せられるため、このベルト17の張
力により可動シェイブ11が固定シェイブ10から離れ
る方向に移動し、この移動により従動プーリ9のプーリ
径が減少する。その結果、駆動プーリ5のプーリ径が従
動プーリ9よりも大きくなるので、エンジンの回転は増
速されて過給機に伝達される。
これに対し、エンジン回転数が上昇すると、図で仮想線
にて示す如く、上記駆動プーリ5側の各遠心ウェイト3
2に作用する遠心力が増大するため、該遠心ウェイト3
2がウェイト支持部材23の支持面23dに沿って半径
方向外側に転動する。
この遠心ウェイト32の転勤に伴い、該ウェイト32を
支持面23dとの間で挟持しているカム面31aが押圧
され、カムドラム31が図で下方に押されて、該カムド
ラム31と一体の可動シェイブ7が上記駆動スプリング
25の付勢力に抗して下方に摺動して固定シェイブ6か
ら離れ、このことにより駆動プーリ5のIS径が減少す
る。
また、従動プーリ9側においては、上記駆動プーリ5の
プーリ径の減少に伴いベルト17の張力が低下するので
、従動スプリング38の付勢力により可動シェイブ11
が図で下方に摺動して固定シェイブ10に近付き、この
ことにより従動プーリ9の半径が上記駆動プーリ5の半
径の減少に対応して増大する。その結果、駆動及び従動
軸3゜4間の変速比が増進状態から等速状態を経て減速
状態に移行する。
この場合、エンジン回転数の」二昇に昨い、従動側たる
過給機の回転数が駆動側の回転数に対し相対的に低下す
るとともに、従動プーリ9における可動シェイブ11が
固定シェイブ10へ接近して従動スプリング38が伸長
し、そのべ・ルト17に対する過推力が小さくなり、こ
の過推力の低下により過給機への伝動トルクがffL下
する。すなわち、エンジン回転数の上昇により負6;f
トルクが減少する特性を持った機械式過給機の負荷特性
に変速装置の出力トルク特性が正WEに対応することと
なり、よって過給機の作動効率を向上させることができ
る。
また、駆動プーリ5における可動シェイブ7のボス部7
aが駆動軸3に回転可能に支持され、該可動シェイブ7
は駆動軸3に対し駆動スプリング25よりも半径方向外
側で回転一体に係合されて、その駆動軸3と可動シェイ
ブ7とのトルク伝達部分が半径方向外側へ位置している
ため、両者間の伝動トルク授受面の面積を大きく確保で
き、その結果、駆動軸3と駆動プーリ5とのトルク伝達
部分の磨耗や損傷等を抑えることができる。しかも、従
動プーリ9においても同様の構造で、その従動fIII
4と可動シェイゴ11とのトルク伝達部分が従ノ38よ
りも半径方向外側へ位置して いるため、両者間の伝動トルク授受面の面積を大きく確
保でき、よって従動軸4と従動プーリ9とのトルク伝達
部分の磨耗や損傷等を低減することができる。
さらに、駆動スプリング25のばね定数が従動スプリン
グ38のばね定数以上に設定されているノテ、各遠心ウ
ェイト32、駆動及び従動スプリング25.38並びに
ベルト17の張力による3種類の推力がバランスした状
態から負荷変動によりベルト17の張力が変化しても、
ばね定数の大きい駆動スプリング25の変位量は少なく
、変速比の変動を抑えて過給機の回転を安定して保持す
ることができる。しかも、大きなばね定数の駆動スプリ
ング25により、エンジン回転数が変化しても、駆動プ
ーリ5の可動シェイブ7がその変化した回転数に対応す
る位置に迅速に移動し、そのリアクションが速いので、
従動プーリ9もプーリ径がスムーズに変化することとな
り、変速時のハンチングを抑制することができるととも
に、減速状態での駆動プーリ5の回転の低下に伴う従動
プーリ9の回転変化を増速時と略同じとして、両状態で
のヒステリシスを抑制することができる。
また、駆動プーリ5が駆動軸3に対し取付ボルト21に
より、また従動プーリ9が従動軸4に取付ボルト15に
よりそれぞれ締結固定されているため、変速装置Aの組
立作業及び変速装置へをエンジンに装着している状態で
のベルト17の交換作業を容易に行うことができる。す
なわち、駆動プーリ5側を組み立てる場合、駆動軸3に
対し、先ず、駆動プーリ5の固定シェイブ6を圧入し、
次いで可動シェイブ7を駆動スプリング25、スプリン
グ受け18、ウェイト支持部材23、各遠心ウェイト3
2等と共に嵌合し、駆動スプリング25の付勢力に抗し
て上記スプリング受け18を押付ねじ19の螺合により
駆動軸3に締結しながら取付ボルト21をエンジンクラ
ンク軸1のねじ穴1aに螺合締結することにより、駆動
プーリ5側が組み立てられる。一方、従動プーリ9側を
組み立てる場合においては、従動軸4に対し、先ず、従
動プーリ9の可動シェイブ11を従動スプリング38、
係合部材35等と共に嵌合し、次いで、従動スプリング
38の付勢力に抗して固定シェイブ10を押付ねじ13
の螺合により従動軸4に締結しながら取付ボルト15を
カウンタ軸2のねじ穴2aに螺合締結することにより、
従動プーリ9側が組み立てられる。こうして取付ボルト
21゜15をクランク軸1及びカウンタ軸2のねじ穴1
a、2aに螺合締結するだけで、駆動及び従動ブー95
,9を駆動及び従動スプリング25.38の付勢力に抗
して組み立てることができるので、スプリング25.3
8を自由長から圧縮するためのプレス装置や治具が全く
不要であり、変速装置Aの組立てを容易に行うことがで
きる。
一方、ベルト17の交換を行うときには、特に、従動プ
ーリ9側の取付ボルト15を弛めて固定シェイブ10を
取り外し、ベルト17を交換した後、上記固定シェイブ
lOを挿通支持した取付ボルト15の先端をカウンタ軸
2のねじ穴2aに螺合させ、その後は該取付ボルト15
を捩じ込むだけで従動スプリング38の付勢力に抗して
固定シェイブ10を正規の位置に組み付けることが可能
となり、よってベルI・17の交換作業を容品に行うこ
とができる。
加えて、駆動プーリ5を駆動軸3に、また従動プーリ9
を従動軸4にそれぞれ組み付けた状態で、その各可動シ
ェイブ7.11を固定シェイブ6゜10から離してプー
リ5.9を開いてベルト17を組み付ける場合には、次
の■又は■の2つの方法により容易にプーリ5,9を開
くことができる。
すなわち、■の方法では、従動プーリ9における固定シ
ェイブ10のねじ孔42にボルト(図示せず)を螺合し
てそれを捩じ込む。このボルトの螺動に伴い、その先端
がねじ孔42に対向する可動シェイブ11のボス部11
aに当接し、その後、さらにボルトを螺動させると、可
動シェイブ11が従動スプリング38を圧縮しながら固
定シェイブ]0から離れ、このことによって従動プーリ
9を開くことができる。また、■の方法では、駆動プー
リ5における可動シェイブ7背面側に治具(図示せず)
を固定して、その治具にボルト(図示せず)を回転可能
にかつ軸方向に移動不能に係合し、そのボルトの先端を
カムドラム31のねじ孔33に螺合する。このボルトの
ねじ孔33での螺動によりボルトとカムドラム31とが
相対移動し、その相対移動によりカムドラム31が駆動
スプリング25の付勢力に抗して治具側(図で下側)に
引っ張られ、該カムドラム31と一体の可動シェイブ7
が固定シェイブ6から離れる方向に移動し、このことに
よって駆動ブー95を開くことができる。そして、この
ように駆動又は従動プーリ5.9が開いた状態では両プ
ーリ5,9間へのベルト]7の装着が容易となるので、
よって駆動軸3と従動軸4との間のいわゆる軸間距離の
変更が可能となり、よって変速装置Aのエンジンへの装
着を容易に行うことができる。
尚、上記実施例では、エンジンのクランク軸1から機械
式過給機に至る動力伝達系に介設される変速装置Aを示
したが、本発明は、その他、エンジン用ウォータポンプ
等の補機駆動系や、2輪i1j或いは各種の走行運搬機
の車輪駆動系等にも適用することが可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)及び(2)記載の発
明によると、駆動側及び従動側の1対の回転軸にそれぞ
れ可変プーリからなる駆動及び従動プーリを配設し、駆
動側に駆動スプリング及び遠心プリを、従動側に従動ス
プリングをそれぞれ設け、上記駆動及び従動スプリング
によりそれぞれ駆動及び従動プーリの可動シェイブを固
定シェイブに接近させるように付多さする構成とし、遠
心ウェイトは駆動側回転数の上昇に伴って増大する可動
シェイブを固定シェイブから離隔させるように構成して
、駆動側回転数の上昇に応じて従動側回転軸の回転数を
減速させるようにしたことにより、駆動側回転軸の回転
上昇により、従動側回転軸の回転を駆動側の回転数に対
して相対的に低下させ、かつ従動スプリングの伸長によ
って従動プーリにおけるベルトの過推力を小さくして、
従動側回転軸の伝動トルクを低下させることができる。
このため、従動側回転軸に、回転の上昇により負荷トル
クが減少する負荷特性を持った機械式過給機等の被駆動
機械に駆動連結すると、その機械の負6:f特性に変速
装置の出力トルク特性が正確に対応することとなり、よ
ってその機械の作動効率の向上を図ることができる。
また、請求項(3)記載の発明によると、駆動及び従動
プーリにおける可動シェイブのボス部を回転軸に回転可
能に支持し、可動シェイブを回転軸に対しスプリングよ
りも半径方向外側でIi、iJ転一体に係合したことに
より、その回転軸と可動シェイブとの間の伝動トルク授
受面の面積を大きく確保でき、伝動トルク授受面の面積
当たりにかかる荷重を小さくでき、よって可動シェイブ
の動きをスムーズにすることができるとともに、各回転
軸とプーリとのトルク伝達部の磨耗や損傷等を低減する
ことができる。
さらに、請求項(4)記載の発明によると、駆動スプリ
ングのばね定数を従動スプリングのばね定数以上に設定
したことにより、負荷変動によりベルト張力が変化して
も、駆動スプリングの変位量が少なくなり、従動側回転
軸の安定した回転を得ることができる。しかも、駆動プ
ーリの回転数が変化したときにも、可動シェ・rブが迅
速に移動して、そのリアクションを速くすることができ
、従動プーリのプーリ径をスムーズに変化させて、変速
時のハンチングを抑制することができるとともに、減速
状態での駆動プーリの回転の低下に伴う従動プーリの回
転変化を増速時と略同じFして、両状態でのヒステリシ
スを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
ff11図は本発明の実施例に係る自動変速装置の断面
図である。 A・・・変速装置、3・・・駆動軸(駆動側回転軸)、
4・・・従動軸(従動側回転軸)、5・・・駆動プーリ
、6・・・固定シェイブ、7・・・可動シェイブ、7a
・・・ボス部、8・・・ベルト溝、9・・・従動プーリ
、10・・・固定シェイブ、11・・・可動シェイブ、
lla・・・ボス部、12・・・ベルト溝、17・・・
■ベルト、23・・・ウェイト支持部材、23d・・・
支持面、25・・・駆動スプリング、26・・・係合部
材、28・・・係止パッド、31・・・カムドラム(カ
ム部材)、31a・・・カム面、32・・・遠心ウェイ
ト、35・・・係合部材、36・・・係止バッド、38
・・・従動スプリング。 特許出願人 バンド−化学株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動側回転軸に摺動不能にかつ回転一体に固定さ
    れた固定シェイブと、駆動側回転軸に上記固定シェイブ
    との間にベルト溝を形成するように回転一体にかつ摺動
    可能に支持された可動シェイブとからなる駆動プーリと
    、 上記駆動側回転軸と平行な従動側回転軸に摺動不能にか
    つ回転一体に固定された固定シェイブと、従動側回転軸
    に上記固定シェイブとの間にベルト溝を形成するように
    回転一体にかつ摺動可能に支持された可動シェイブとか
    らなる従動プーリと、 上記駆動及び従動プーリの各ベルト溝間に掛けられたベ
    ルトと、 上記駆動プーリにおける可動シェイブの背面側に該可動
    シェイブと軸方向に移動一体に連設され、半径方向外側
    に向かって可動シェイブに向かう方向に傾斜するカム面
    を有するカム部材と、 駆動プーリの可動シェイブ背面側に配設され、上記カム
    面に対向する支持面を有するウェイト支持部材と、 駆動プーリの可動シェイブ背面側に配設され、該可動シ
    ェイブを固定シェイブに接近させるように付勢する駆動
    スプリングと、 上記カム部材のカム面とウェイト支持部材の支持面との
    間に挟持され、駆動側回転軸の回転に伴って該回転軸の
    半径方向外側に転動し、上記カム面を押圧して上記駆動
    スプリングの付勢力に抗して可動シェイブを固定シェイ
    ブから離隔させる遠心ウェイトと、 上記従動プーリの可動シェイブ背面側に配設され、該可
    動シェイブを固定シェイブに接近させるように付勢する
    従動スプリングとを備えたことを特徴とするベルト式自
    動変速装置。
  2. (2)従動側回転軸は、回転の上昇により負荷トルクが
    減少する負荷特性を持った被駆動機械に駆動連結されて
    いることを特徴とする請求項(1)記載の遠心ウェイト
    を備えたベルト式自動変速装置。
  3. (3)駆動及び従動プーリにおける可動シェイブのボス
    部は回転軸に回転可能に支持されていて、可動シェイブ
    は回転軸に対しスプリングよりも半径方向外側で回転一
    体に係合されていることを特徴とする請求項(1)又は
    (2)記載の遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装
    置。
  4. (4)駆動スプリングのばね定数は従動スプリングのば
    ね定数以上に設定されていることを特徴とする請求項(
    1)又は(3)記載の遠心ウェイトを備えたベルト式自
    動変速装置。
JP33157788A 1988-12-29 1988-12-29 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置 Pending JPH02180342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33157788A JPH02180342A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33157788A JPH02180342A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02180342A true JPH02180342A (ja) 1990-07-13

Family

ID=18245210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33157788A Pending JPH02180342A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02180342A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070956A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Jtekt Corp 動力伝達装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154158A (ja) * 1974-11-06 1976-05-13 Hitachi Ltd Shutsuryokujikuteisokugatajidohensokuki
JPS5839868A (ja) * 1981-09-04 1983-03-08 Honda Motor Co Ltd ベルト式自動変速機
JPS6252253B2 (ja) * 1979-05-12 1987-11-04 Idemitsu Kosan Co

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154158A (ja) * 1974-11-06 1976-05-13 Hitachi Ltd Shutsuryokujikuteisokugatajidohensokuki
JPS6252253B2 (ja) * 1979-05-12 1987-11-04 Idemitsu Kosan Co
JPS5839868A (ja) * 1981-09-04 1983-03-08 Honda Motor Co Ltd ベルト式自動変速機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070956A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Jtekt Corp 動力伝達装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7037226B2 (en) Dual cam surface clutch
US6248035B1 (en) Rotary device of variable diameter
CN113357361B (zh) 无级变速器
US20020042313A1 (en) Pulley having progressively variable sheave angle
US4997074A (en) CVT hydraulic start clutch
CA2455546C (en) Automatic, mechanical, continuously variable transmission, particularly for a heavy-duty vehicle
AU2009217760B2 (en) Planetary transmission
JPH09112641A (ja) それぞれ1つの変速機軸上に設けられる2つのvベルト車を持つ無段変速機
US5580324A (en) Driven pulley with a clutch
JPH02180342A (ja) 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置
JP2004257458A (ja) ベルト式無段変速機
JP3601868B2 (ja) 遠心クラッチ
JPH05332156A (ja) 補機駆動装置
JPH04121566U (ja) 変速プーリ
JPH0324348A (ja) Vベルト式無段変速機
JP2895864B2 (ja) Vベルト無段変速機
JPH02180344A (ja) 遠心ウェイトを備えたベルト式自動変速装置
JPH08121497A (ja) バックトルクリミッター付クラッチ
JPS61233252A (ja) ベルト駆動型動力伝達装置
JP2003184972A (ja) 車載用vベルト式無段変速機
WO2014194461A1 (en) Continuously variable transmission with variable rate of change pulley sheaves
JPH0314957A (ja) 車両用補機駆動装置
JP2006064121A (ja) 可変プーリを備える伝動装置
JPH0531018B2 (ja)
JPH026296Y2 (ja)