JPH02178713A - 温度検知素子による温度制御方法および温度制御装置 - Google Patents

温度検知素子による温度制御方法および温度制御装置

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JPH02178713A
JPH02178713A JP63334011A JP33401188A JPH02178713A JP H02178713 A JPH02178713 A JP H02178713A JP 63334011 A JP63334011 A JP 63334011A JP 33401188 A JP33401188 A JP 33401188A JP H02178713 A JPH02178713 A JP H02178713A
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    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、サーミスタ、サーモカップル等の温度検知素
子(温度センサ)の検知信号に基づいて加熱量、燃焼量
、冷却量を制御する温度制御装置に関し、主にマイクロ
コンピュータ(マイコン)によって加熱装置の加熱量、
燃焼量、冷房1をフィードバック比例制御する給湯器、
湯沸器、温水暖房機あるいは冷房機において効果的であ
る。
[従来の技術] 例えば、ガス給湯器では、熱交換器から流出する湯温が
目的温度になっているかどうかを、サーミスタ等の温度
センサによって検知して、その検知結果に基づいて、バ
ーナの加熱量を制御している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、被測定温度を検知するための温度検知素子とし
てのサーミスタやサーモカップル等では、−mに被測定
温度の変化に対する検出遅れがある。
このため、上述のように、湯温をサーミスタ等によって
検知して、その検知信号に応じて加熱量をフィードバッ
ク比例制御する場合、一定量の給湯が行われる場合には
、目的温度に対する出湯温度の偏差に基づいて加熱量を
制御すると、出湯温度は次第に安定し、目的温度に応じ
た出湯温度が得られるが、給湯量の変更や供給水温の変
化等の外乱によって制御量の変更が必要になった場合等
には、サーミスタの検出遅れ(応答遅れ)の影響を大き
く受けてしまい、検知信号をそのまま流出する湯の温度
として制御すると、加熱量の速やかな変更ができないと
ともに、実際の出湯温度に応じた適正な制御量で加熱が
できない。
すなわち、熱交換器からの流出温度(出湯温度)を検知
してフィードバック比例制御する場合には、水量変化が
あった場合にも、湯温が変化しないように制御するため
には、0.1秒以内の応答性が必要になるが、一般にサ
ーミスタでは、応答性を表す時定数は0.8程度で、約
1秒の検出遅れになるため、オーバーシュートやアンダ
ーシュートによってハンチングが発生し、水を目的の温
度に安定させることが困難になるという問題がある。
本発明は、温度検知素子の検知信号に応じて温度調節手
段を制御する温度制御装置において、被加熱体や冷房の
温度を速やかに必要温度に制御するとともに、外乱があ
った場合にも、その影響を受けにくい安定した温度制御
を行うことができることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、温度検知素子により被測定温度を検知して、
温度調節手段を制御する温度制御装置において、前記温
度検知素子により検知された前記被測定温度を所定時間
毎に読取る第1のステップと、該第1のステップにおい
て読取られた検知温度の前記所定時間毎の温度差を求め
る第2のステップと、該第2のステップにおいて求めら
れた前記温度差に応じて前記被測定温度を推定して、推
定温度を求める第3のステップとを具備し、該第3のス
テップにおいて求められた前記推定温度に基づいて温度
調節手段を制御することを技術的手段とする。
[作用コ 本発明の温度制御装置では、温度検知素子によって検知
された被測定温度は、所定時間毎に読取られ、読取られ
た検知温度についてその温度差が求められ、さらに、読
取られた検知温度の所定時間における温度差(温度変化
)に基づいて被測定温度が推定され、推定温度が求めら
れる。
従って、例えば、第3図において破線Aの時間t1以前
に示すように、被測定温度が安定していて、検知温度が
あまり変化しない場合には、検知温度をそのまま被測定
温度と推定して制御すれば、適止な制御量が与えられる
逆に、外乱等があって、被測定温度が、例えば第3図に
おいて時間t1に破線Aのように変化するときには、温
度検知素子による検知温度は、実線Bに示すとおり応答
遅れして変化するため、温度検知素子の検知温度は、そ
のまま実際の被測定温度とならない、しかし、このよう
な場合には、温度検知素子に検知される温度には、必ず
温度変化が現れるため、温度検知素子の応答遅れを考慮
して、その温度変化に基づいて被測定温度を推定するこ
とができる。
従って、温度検知素子の検知温度の温度差を求めれば、
被測定温度を推定することができる。
温度調節手段はこうして得られた推定温度に基づいて制
御される。
[発明の効果] 本発明では、温度検知素子の検知温度の温度差によって
、被測定温度が推定され、その推定温度に基づいて温度
調節手段が制御される。従って、外乱等によって被測定
温度が変化しても、温度検知素子による検知の応答遅れ
の彩管を受けることなく、温度調節手段を適正に制御す
ることができ、オーバーシュートやアンダーシュートに
よってハンチングが起こることがなく、安定した温度制
御を行うことができる。
[実施例] 次に本発明の温度検知素子による温度制御方法および温
度制御装置を実施例に基づいて説明する。
第2図にその概略を示すガス給湯器1では、給湯器ケー
ス10の内部にバーナプレート11が配され、給湯器ケ
ース10によって燃焼室10aと混合室10bが形成さ
れて、給湯器ケース10の下方に、燃焼用空気を供給す
る送風機12を備えている。送風機12は、スクロール
ケーシング12a内に羽根車12bを備え、図示しない
モータによって羽根車12bを回転駆動する。
スクロールケーシング12aには燃料ガスを噴出するノ
ズル13が設けられ、給湯器ケース10およびバーナプ
レート11は、送風tl!112によって供給される・
−次空気のみで燃焼する全−次空気燃焼器を形成し、燃
焼ガスは図示しない排気口から給湯器ケース10外へ排
出される。
燃焼室10a内には、バーナプレート11の近傍に、火
花放電を行うスパーカ電極14、炎検知のためのフレー
ムロッド15がそれぞれ設けられている。
また燃焼室10a内には、図示しない水供給源および給
湯口とそれぞれ接続された熱交換器16が設けられ、熱
交換器16の下流には加熱された湯水の温度を検知する
サーミスタ17が備えられている。
なお、混合室10b内には、送風機12によって供給さ
れる混合気を均等にバーナプレート11へ供給するため
に、多数の穴が設けられた整流板18が配されている。
燃料ガスをノズル13へ供給する燃料管20には、上流
側から順に元電磁弁21、主電磁弁22、燃料ガスの下
流側の圧力を電流値に応じて調節するガバナ比例弁23
、燃料ガスを遮断するための電磁弁24がそれぞれ設け
られ、電磁弁24の上流と↑流とはオリフィス25を備
えたバイパス管20aによって連通されている。オリフ
ィス25は絞り性能を高めるために設けられたもので、
電磁弁24が開状態の場合には、ノズル13に代わって
オリフィス25によって燃料供給量が制限され、小燃焼
量が得られる。
制御装置40は、マイクロコンピュータ(以下「マイコ
ン」とする)を中心とするもので、使用者によって操作
され出湯温度を設定するためのコントローラ50と、図
示しない安全回路を備え、点火制御および燃焼制御を行
う。
点火制御では、熱交換器16の上流に設けられた図示し
ない水流スイッチからの通水信号により、送風機12を
緩点火制御させてプリパージを行い、送風機12の作動
が確認されると、スパーカ電極14により火花放電を行
い、元電磁弁21および主電磁弁22をともに開状態に
するとともに、ガバナ比例弁23を緩点火制御して点火
を行う。
点火作動によって着火すると、フレームロッド15によ
って炎検知され、着火検知後に燃焼状態が安定するため
の所定時間が経過すると、設定温度等に基づいて燃焼量
の制御が行われる。
燃焼量の制御は、サーミスタ17の温度信号に基づいて
フィードバック比例制御を行い、熱交換器16が水を目
的温度に加熱するために必要な燃焼IQを決定する。
ここでは、給湯1が変更された場合に、出湯温度の変化
をできる限り少なくするために、燃焼量Qを、コントロ
ーラ50による設定温度TSQtとサーミスタ17の抵
抗値から得られる温度信号とに基づいて次のとおり決定
している。
一般に、サーミスタ17により検知され、読取られる検
知温度T(t)は、熱交換器16から流出する実際の湯
温’routに対して応答遅れがあり、給湯量が変更さ
れて、例えば第3図におい゛C1時間t1に湯温’ro
utが破線Aに示すように湯温TOから湯温Taへ変化
したとすると、サーミスタ17の応答遅れは、一般に、 ’T’a−T (t、 ) = (Ta −’l’o 
) eXp −””の関係で示される。(τはサーミス
タの時定数)ここで、各値を時間ステップtの漸化式に
直して示すと、 実際の湯温’t’ ou tは、 ・’rout n−2”rout n−i 、TOut
 n検知温度’1’(t)は、 ・・・、Tn−2、Tn−1、Tn となり、またサーミスタ17による検知温度による温度
差ΔTnは、 ΔTn =’l’n −Tn−1 であるため、前式を湯温TOut nについて整理する
と、 ’rout n ==Tn−1+ (eXp ”’ −
1) ”XΔTnの関係が得られるため、これを今回の
湯温]’outnとしての推定値とする。
ここで、Bxp t/w −1は通常1より大きな定数
となり、時間ステップtが、t=0.1 [秒]の場合
には、定数r=(exa t/l −1) −1はr=
10程度となる。
従って、本実施例では、推定湯温’rout nを、前
回の時間ステップtの検知温度Tn−1と、温度差ΔT
nとから、 1’0tlt n =”l’n−1+10 XΔTnで
求め、これを湯温’routと見なして、フィードバッ
ク比例制御における燃焼ff1Qを、Q−c+ (’r
out −’rset ) Xdで決定する。
すなわち、本実施例では、第1図に示すとおり、所定の
時間Δt(0,1秒)を計時するステップ1と、時間Δ
を毎にサーミスタ17による検知温度’l’(t)を読
取るステップ2と、前回の検知温度Tn−1と今回の検
知温度Tnとの温度差ΔTnを求めるステップ3と、温
度差Δ]゛nに基づいて推定湯温TOut nを算出す
るステップ4とから、フィードバック比例制御における
燃焼量Qを決定することになる。
また、この燃#I量Qに応じて送風機12を制御し、送
風機12のモータの回転数を検出して送風機12の作動
に合わせ°ζ電磁弁24およびガバナ比例弁23を制御
する。
以上の構成からなる本実施例のガス給湯器1は、次のと
おり作動する。
使用者が図示しない水栓を操作して給湯を開始すると、
所定のシーケンスで燃焼が開始され、フレームロッド1
5で炎検知されると、サーミスタ17により検知される
湯温に基づいて燃焼量Qが決定され、それに応じてガバ
ナ比例弁23等が制御され、必要な温度]゛0に加熱さ
れる。
給湯中に、例えば第3図に示すように、時間t1に使用
者によって給湯量が変更され、給湯量が減少すると、出
湯温度’routは、破線Aに示すように、時間t1に
おいて大きく」ユ昇し、温度Taを示す。
このとき、サーミスタ17によって検知される検知温度
T(t)は、湯温の変化には追随できず、実線Bに示す
とおり、緩やかに変化する。
このため、所定時間(0゜1秒)経過した時間t2にお
いて出湯温度TOutが、温度Taであるにも拘らず、
サーミスタ17の検知温度T(t)は、温度Tbを示す
しかし、本実施例では、フィードバック比例制御のため
の燃焼量Qは、時間t2の検知温度1゛bと時Et1の
温度変化する前の検知温度TOとの温度差ΔT2=’l
”b−’l’oに基づいて、TOut2 =T1 +1
0XΔT2 で求められる推定温度’1”0LIt 2を実際の温度
]゛aと見なして制御する。この推定温度Tout 2
は、第3図において破線Aで示される実際の湯温Ta非
常に近い値であるため、適正な制御量で燃焼させること
ができる。
以上のとおり、本実施例のガス給湯器では、サーミスタ
の検知温度の変化に基づいて実際の湯温を推定し、燃焼
量を実際の湯温に近い推定温度に基づいて変更できるた
め、サーミスタの応答遅れの影響を少なくできる。従っ
て、オーバーシュートやアンダーシュートによってハン
チングが起こることがなく、安定した燃焼制御を行うこ
とができる。
以上の実施例では、サーミスタを温度検知素子とするガ
ス給湯器を示したが、温水暖房機、温風暖房機等の他の
燃焼機器でもよく、加熱源はガス、石油等による燃焼機
器に限定されず、電気加熱によるものでもよい。
また、温度検知素子としては、サーミスタに限定されず
、サーモカップル等の他の温度検知素子を用いてもよい
以上では、加熱手段を備えたものについて述べたが、冷
房機等の冷却手段を備えた温度制御装置においても同様
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のガス給湯器における制御装置
の処理ステップを示す流れ図、第2図は本発明の実施例
を示すガス給湯器の概略構成図、第3図は本発明の作動
説明のためのタイムチャートである。 図中、17・・・サーミスタ(温度検知素子)、23・
・・ガバナ比例弁(温度調節手段)、40・・・制御装
′11(温度制御装fi)、SL・・・ステップ1(第
1のステップ)、S2・・・ステップ2(第1のステッ
プ)、S3・・・ステップ3(第2のステップ)、S4
・・・ステップ4(第3のステップ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)温度検知素子により被測定温度を検知して、温度調
    節手段を制御する温度制御方法において、前記温度検知
    素子により検知された前記被測定温度を所定時間毎に読
    取る第1のステップと、該第1のステップにおいて読取
    られた検知温度の前記所定時間毎の温度差を求める第2
    のステップと、 該第2のステップにおいて求められた前記温度差に応じ
    て前記被測定温度を推定して、推定温度を求める第3の
    ステップとを具備し、 該第3のステップにおいて求められた前記推定温度に基
    づいて温度調節手段を制御することを特徴とする温度検
    知素子による温度制御方法。 2)温度検知素子により被測定温度を検知して、温度調
    節手段を制御する温度制御装置において、前記温度検知
    素子により検知された前記被測定温度を所定時間毎に読
    取る第1のステップと、該第1のステップにおいて読取
    られた検知温度の前記所定時間毎の温度差を求める第2
    のステップと、 該第2のステップにおいて求められた前記温度差に応じ
    て前記被測定温度を推定して、推定温度を求める第3の
    ステップとを具備し、 該第3のステップにおいて求められた前記推定温度に基
    づいて温度調節手段を制御することを特徴とする温度検
    知素子による温度制御装置。
JP63334011A 1988-12-28 1988-12-28 温度検知素子による給湯手段の温度制御方法および温度制御装置 Expired - Fee Related JP2645448B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169908A (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 Youei Seisakusho:Kk 偏差原因判別装置
JPS61216293A (ja) * 1985-03-20 1986-09-25 松下電器産業株式会社 加熱調理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169908A (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 Youei Seisakusho:Kk 偏差原因判別装置
JPS61216293A (ja) * 1985-03-20 1986-09-25 松下電器産業株式会社 加熱調理装置

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KR900010523A (ko) 1990-07-07
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