JP3487905B2 - 給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法 - Google Patents
給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法Info
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- JP3487905B2 JP3487905B2 JP13470894A JP13470894A JP3487905B2 JP 3487905 B2 JP3487905 B2 JP 3487905B2 JP 13470894 A JP13470894 A JP 13470894A JP 13470894 A JP13470894 A JP 13470894A JP 3487905 B2 JP3487905 B2 JP 3487905B2
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- combustion
- backup
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出湯時の湯温を安定化
するための給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法に関
し、更に詳しくは、燃焼停止時から所定のインターバル
時間(待機時間)が経過する毎に点火を行い、出湯時の
湯温の安定化に必要なバックアップ熱量を補充するバッ
クアップ燃焼補正を行う給湯器およびこれを用いた燃焼
制御方法に関する。
するための給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法に関
し、更に詳しくは、燃焼停止時から所定のインターバル
時間(待機時間)が経過する毎に点火を行い、出湯時の
湯温の安定化に必要なバックアップ熱量を補充するバッ
クアップ燃焼補正を行う給湯器およびこれを用いた燃焼
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の給湯器およびこれを用いた
燃焼制御方法としては、燃焼停止時から所定のインター
バル時間(待機時間)が経過する毎に点火を行い、バッ
クアップ熱量を熱交換器に補充するバックアップ燃焼補
正を行う給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法があ
る。
燃焼制御方法としては、燃焼停止時から所定のインター
バル時間(待機時間)が経過する毎に点火を行い、バッ
クアップ熱量を熱交換器に補充するバックアップ燃焼補
正を行う給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法があ
る。
【0003】この燃焼制御方法においては、所定のイン
ターバル時間(待機時間)毎に供給されるバックアップ
熱量(後沸き量を含む)に基づく熱交換器内の湯温が下
限設定値(下限温度)および上限設定値(上限温度)と
比較され、バックアップ熱量の演算値が許容範囲から上
または下に外れたときには、その都度、バーナによる燃
焼動作または燃焼ファンによる冷却動作が行われ、熱交
換器内の湯温は許容範囲内に収められていた。
ターバル時間(待機時間)毎に供給されるバックアップ
熱量(後沸き量を含む)に基づく熱交換器内の湯温が下
限設定値(下限温度)および上限設定値(上限温度)と
比較され、バックアップ熱量の演算値が許容範囲から上
または下に外れたときには、その都度、バーナによる燃
焼動作または燃焼ファンによる冷却動作が行われ、熱交
換器内の湯温は許容範囲内に収められていた。
【0004】熱交換器内の湯温が上限温度よりも高いと
判断されたときには、熱交換器内の湯温が所定の許容範
囲に入るために要する、燃焼ファンによる冷却動作の時
間(冷却時間)を演算していた。
判断されたときには、熱交換器内の湯温が所定の許容範
囲に入るために要する、燃焼ファンによる冷却動作の時
間(冷却時間)を演算していた。
【0005】一方、バックアップ熱量に基づく熱交換器
内の湯温が下限温度よりも低いと判断されたときには、
熱交換器に通水させずに、バーナの点着火(ちょい点火
と呼ばれている)を行い、所定の短時間(例えば2秒
間)だけバーナを燃焼させ、熱交換器内の湯水を加熱し
て熱交換器内の湯温を許容温度範囲内に高めていた。
内の湯温が下限温度よりも低いと判断されたときには、
熱交換器に通水させずに、バーナの点着火(ちょい点火
と呼ばれている)を行い、所定の短時間(例えば2秒
間)だけバーナを燃焼させ、熱交換器内の湯水を加熱し
て熱交換器内の湯温を許容温度範囲内に高めていた。
【0006】該バーナの点着火を用いた給湯器の燃焼制
御方法は、バックアップ燃焼補正と呼ばれる。
御方法は、バックアップ燃焼補正と呼ばれる。
【0007】このような従来技術のバックアップ燃焼補
正においては、所定のインターバル時間(待機時間)は
一定値に固定されており、また一回の点火の時間も固定
されていた。そのため所定のインターバル時間と点火の
時間との比であるバックアップ燃焼比もまた一定値に固
定されていた。
正においては、所定のインターバル時間(待機時間)は
一定値に固定されており、また一回の点火の時間も固定
されていた。そのため所定のインターバル時間と点火の
時間との比であるバックアップ燃焼比もまた一定値に固
定されていた。
【0008】このため、ガスの供給量を制御することに
よって、前記所定のインターバル時間(待機時間)毎に
供給されるバックアップ熱量(後沸き量を含む)を生成
していた。
よって、前記所定のインターバル時間(待機時間)毎に
供給されるバックアップ熱量(後沸き量を含む)を生成
していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法で
は、所定のインターバル時間(待機時間)や一回の点火
の時間やバックアップ燃焼比は一定値に固定されてお
り、前記所定のインターバル時間(待機時間)毎に供給
されるバックアップ熱量(後沸き量を含む)を生成する
ために、専らガスの供給量を制御していた。
うな従来の給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法で
は、所定のインターバル時間(待機時間)や一回の点火
の時間やバックアップ燃焼比は一定値に固定されてお
り、前記所定のインターバル時間(待機時間)毎に供給
されるバックアップ熱量(後沸き量を含む)を生成する
ために、専らガスの供給量を制御していた。
【0010】このようなガスの供給量を制御する従来技
術においては、バーナで生成されるバックアップ熱量を
熱交換器に伝達するとき、熱交換器表面および熱交換器
内部での熱伝導率の不均一性、または水との接触界面で
の熱伝達率の不均一性等の要因によって局部的な過熱箇
所が発生し易かった。
術においては、バーナで生成されるバックアップ熱量を
熱交換器に伝達するとき、熱交換器表面および熱交換器
内部での熱伝導率の不均一性、または水との接触界面で
の熱伝達率の不均一性等の要因によって局部的な過熱箇
所が発生し易かった。
【0011】このため、局部的な過熱箇所が発生した場
合、該過熱箇所の近傍の接触界面において、水のなかに
含まれるカルシウム成分が固形物として析出され、該固
形物が熱交換器内部や、給湯管および出湯管に介設され
た制御弁等に沈殿析出し易かった。また、該沈殿析出が
生じた熱交換器内部では沈殿析出プロセスにおける正帰
還が発生し、ますます過熱が生じやすくなり、給湯管お
よび出湯管の目詰まりや制御弁に不具合が発生するとい
う問題点があった。
合、該過熱箇所の近傍の接触界面において、水のなかに
含まれるカルシウム成分が固形物として析出され、該固
形物が熱交換器内部や、給湯管および出湯管に介設され
た制御弁等に沈殿析出し易かった。また、該沈殿析出が
生じた熱交換器内部では沈殿析出プロセスにおける正帰
還が発生し、ますます過熱が生じやすくなり、給湯管お
よび出湯管の目詰まりや制御弁に不具合が発生するとい
う問題点があった。
【0012】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、複数の燃焼面を適宜選択し、さら
に該選択した燃焼面でのバックアップ燃焼比を制御し、
所要のバックアップ熱量を複数回に分割して熱交換器に
与えることにより、熱交換器内部での過熱や、それに起
因して発生する沈殿析出を防ぐことができる給湯器およ
びこれを用いた燃焼制御方法を提供することを目的とし
ている。
してなされたもので、複数の燃焼面を適宜選択し、さら
に該選択した燃焼面でのバックアップ燃焼比を制御し、
所要のバックアップ熱量を複数回に分割して熱交換器に
与えることにより、熱交換器内部での過熱や、それに起
因して発生する沈殿析出を防ぐことができる給湯器およ
びこれを用いた燃焼制御方法を提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。
【0014】
【0015】
【0016】[1] 湯沸燃焼停止後、所定のインター
バル時間(22d)が経過する毎に点火してバックアッ
プ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の湯温を
所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正
を行う給湯器において、複数の独立した燃焼面(12
a)を有するバーナ(12)と、該バーナ(12)の燃
焼面(12a)を選択するバーナ切り替え部(21)
と、前記熱交換器(11)内の湯温を検出して前記バッ
クアップ熱量(22a)を演算し、該演算結果に基づい
て前記燃焼面(12a)を選択して該燃焼面(12a)
毎のバックアップ燃焼を制御するバックアップ燃焼補正
手段(20)と、該バックアップ燃焼補正手段(20)
に備えたバックアップ燃焼制御部(24)とを有し、前
記バックアップ燃焼制御部(24)は、前記熱交換器
(11)内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(2
2a)を演算し該演算結果に基づいて前記所定のインタ
ーバル時間(22d)と前記点火の時間(22e)との
バックアップ燃焼比(22c)を生成するバックアップ
燃焼比演算部(22)と、前記熱交換器(11)内の湯
温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を演算し
該演算結果に基づいて前記燃焼面(12a)を選択する
ための燃焼面選択データ(26a)を生成する燃焼面選
択部(26)とを備え、前記熱交換器(11)内の湯温
が所定の温度(25)に到達すると予想されたときは当
該温度に到達しないよう前記所定のインターバル時間
(22d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22
c)に基づく少なくとも1回の前記点火を実行して前記
バックアップ熱量(22a)を補充してバックアップ燃
焼を制御し、また前記熱交換器(11)内の湯温が所定
の温度(25)に到達しないと予想されたとき前記燃焼
面選択データ(26a)に基づいて前記バーナ切り替え
部(21)に前記燃焼面(12a)の選択を命令し、該
燃焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御すること
を特徴とする給湯器(10)。
バル時間(22d)が経過する毎に点火してバックアッ
プ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の湯温を
所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正
を行う給湯器において、複数の独立した燃焼面(12
a)を有するバーナ(12)と、該バーナ(12)の燃
焼面(12a)を選択するバーナ切り替え部(21)
と、前記熱交換器(11)内の湯温を検出して前記バッ
クアップ熱量(22a)を演算し、該演算結果に基づい
て前記燃焼面(12a)を選択して該燃焼面(12a)
毎のバックアップ燃焼を制御するバックアップ燃焼補正
手段(20)と、該バックアップ燃焼補正手段(20)
に備えたバックアップ燃焼制御部(24)とを有し、前
記バックアップ燃焼制御部(24)は、前記熱交換器
(11)内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(2
2a)を演算し該演算結果に基づいて前記所定のインタ
ーバル時間(22d)と前記点火の時間(22e)との
バックアップ燃焼比(22c)を生成するバックアップ
燃焼比演算部(22)と、前記熱交換器(11)内の湯
温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を演算し
該演算結果に基づいて前記燃焼面(12a)を選択する
ための燃焼面選択データ(26a)を生成する燃焼面選
択部(26)とを備え、前記熱交換器(11)内の湯温
が所定の温度(25)に到達すると予想されたときは当
該温度に到達しないよう前記所定のインターバル時間
(22d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22
c)に基づく少なくとも1回の前記点火を実行して前記
バックアップ熱量(22a)を補充してバックアップ燃
焼を制御し、また前記熱交換器(11)内の湯温が所定
の温度(25)に到達しないと予想されたとき前記燃焼
面選択データ(26a)に基づいて前記バーナ切り替え
部(21)に前記燃焼面(12a)の選択を命令し、該
燃焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御すること
を特徴とする給湯器(10)。
【0017】[2] 湯沸燃焼停止後、所定のインター
バル時間(22d)が経過する毎に点火してバックアッ
プ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の湯温を
所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正
を行い、バックアップ燃焼補正手段(20)が、バック
アップ燃焼制御部(24)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し、該演算結果に基づいて燃焼面(12a)を選択
して該燃焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御し
前記バックアップ燃焼制御部(24)は、バーナ切り替
え部(21)によりバーナ(12)の燃焼面(12a)
を選択し、バックアップ燃焼比演算部(22)により前
記熱交換器(11)内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量(22a)を演算し、該演算結果に基づいて前記
所定のインターバル時間(22d)と前記点火の時間
(22e)とのバックアップ燃焼比(22c)を生成
し、燃焼面選択部(26)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し該演算結果に基づいて前記燃焼面(12a)を選
択するための燃焼面選択データ(26a)を生成し、前
記熱交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到
達すると予想されたときは当該温度に到達しないよう前
記所定のインターバル時間(22d)が経過する毎に該
バックアップ燃焼比(22c)に基づく少なくとも1回
の前記点火を実行して前記バックアップ熱量(22a)
を補充してバックアップ燃焼を制御し、また前記熱交換
器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到達しない
と予想されたとき前記燃焼面選択データ(26a)に基
づいて前記バーナ切り替え部(21)に前記燃焼面(1
2a)の選択を命令し、該燃焼面(12a)毎のバック
アップ燃焼を制御することを特徴とする給湯器の制御方
法。
バル時間(22d)が経過する毎に点火してバックアッ
プ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の湯温を
所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正
を行い、バックアップ燃焼補正手段(20)が、バック
アップ燃焼制御部(24)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し、該演算結果に基づいて燃焼面(12a)を選択
して該燃焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御し
前記バックアップ燃焼制御部(24)は、バーナ切り替
え部(21)によりバーナ(12)の燃焼面(12a)
を選択し、バックアップ燃焼比演算部(22)により前
記熱交換器(11)内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量(22a)を演算し、該演算結果に基づいて前記
所定のインターバル時間(22d)と前記点火の時間
(22e)とのバックアップ燃焼比(22c)を生成
し、燃焼面選択部(26)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し該演算結果に基づいて前記燃焼面(12a)を選
択するための燃焼面選択データ(26a)を生成し、前
記熱交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到
達すると予想されたときは当該温度に到達しないよう前
記所定のインターバル時間(22d)が経過する毎に該
バックアップ燃焼比(22c)に基づく少なくとも1回
の前記点火を実行して前記バックアップ熱量(22a)
を補充してバックアップ燃焼を制御し、また前記熱交換
器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到達しない
と予想されたとき前記燃焼面選択データ(26a)に基
づいて前記バーナ切り替え部(21)に前記燃焼面(1
2a)の選択を命令し、該燃焼面(12a)毎のバック
アップ燃焼を制御することを特徴とする給湯器の制御方
法。
【0018】[3] 湯沸燃焼停止後、所定のインター
バル時間(22d)が経過する毎に点火してバックアッ
プ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の湯温を
所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正
を行い、バックアップ燃焼補正手段(20)が、バック
アップ燃焼制御部(24)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し、該演算結果に基づいて燃焼面(12a)を選択
して該燃焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御し
前記バックアップ燃焼制御部(24)は、バーナ切り替
え部(21)によりバーナ(12)の燃焼面(12a)
を選択し、バックアップ燃焼比演算部(22)により前
記熱交換器(11)内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量(22a)を演算し、該演算結果に基づいて前記
所定のインターバル時間(22d)と前記点火の時間
(22e)とのバックアップ燃焼比(22c)を生成
し、燃焼面選択部(26)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し該演算結果に基づいて前記燃焼面(12a)を選
択するための燃焼面選択データ(26a)を生成し、前
記熱交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到
達すると予想されたときは当該温度に到達しないよう前
記所定のインターバル時間(22d)が経過する毎に該
バックアップ燃焼比(22c)に基づく少なくとも1回
の前記点火を前記燃焼面選択データ(26a)に基づい
て選択された前記燃焼面(12a)毎に実行して前記バ
ックアップ熱量(22a)を補充してバックアップ燃焼
を制御し、また前記熱交換器(11)内の湯温が所定の
温度(25)に到達しないと予想されたとき前記燃焼面
選択データ(26a)に基づいて前記バーナ切り替え部
(21)に前記燃焼面(12a)の選択を命令し、該燃
焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御することを
特徴とする給湯器の制御方法。
バル時間(22d)が経過する毎に点火してバックアッ
プ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の湯温を
所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正
を行い、バックアップ燃焼補正手段(20)が、バック
アップ燃焼制御部(24)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し、該演算結果に基づいて燃焼面(12a)を選択
して該燃焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御し
前記バックアップ燃焼制御部(24)は、バーナ切り替
え部(21)によりバーナ(12)の燃焼面(12a)
を選択し、バックアップ燃焼比演算部(22)により前
記熱交換器(11)内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量(22a)を演算し、該演算結果に基づいて前記
所定のインターバル時間(22d)と前記点火の時間
(22e)とのバックアップ燃焼比(22c)を生成
し、燃焼面選択部(26)により前記熱交換器(11)
内の湯温を検出して前記バックアップ熱量(22a)を
演算し該演算結果に基づいて前記燃焼面(12a)を選
択するための燃焼面選択データ(26a)を生成し、前
記熱交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到
達すると予想されたときは当該温度に到達しないよう前
記所定のインターバル時間(22d)が経過する毎に該
バックアップ燃焼比(22c)に基づく少なくとも1回
の前記点火を前記燃焼面選択データ(26a)に基づい
て選択された前記燃焼面(12a)毎に実行して前記バ
ックアップ熱量(22a)を補充してバックアップ燃焼
を制御し、また前記熱交換器(11)内の湯温が所定の
温度(25)に到達しないと予想されたとき前記燃焼面
選択データ(26a)に基づいて前記バーナ切り替え部
(21)に前記燃焼面(12a)の選択を命令し、該燃
焼面(12a)毎のバックアップ燃焼を制御することを
特徴とする給湯器の制御方法。
【0019】なお、バックアップ燃焼補正とは、燃焼停
止時から所定のインターバル時間(待機時間)が経過す
る毎に点火を行い、バックアップ熱量(22a)を補充
するためのバックアップ燃焼を行う給湯器(10)にお
ける燃焼制御方法である。該所定のインターバル時間
(待機時間)は、後沸き後の湯温が設定温度の下限許容
温度範囲内に定めた下限動作温度まで低下するのに要す
る時間を燃焼停止後の放熱条件に基づいて演算すること
によって求めることができる。また、前記バックアップ
熱量(22a)は、下限動作温度から設定温度の上限許
容温度範囲内に定めた所定の加熱上限温度まで、熱交換
器(11)内の湯温を上昇させるのに必要な熱量を演算
することによって求めることができる。また、前記熱交
換器(11)内の湯の後沸き量(後沸き温度)は、前記
給湯器(10)の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯
制御成績を演算することによって求めることができる。
止時から所定のインターバル時間(待機時間)が経過す
る毎に点火を行い、バックアップ熱量(22a)を補充
するためのバックアップ燃焼を行う給湯器(10)にお
ける燃焼制御方法である。該所定のインターバル時間
(待機時間)は、後沸き後の湯温が設定温度の下限許容
温度範囲内に定めた下限動作温度まで低下するのに要す
る時間を燃焼停止後の放熱条件に基づいて演算すること
によって求めることができる。また、前記バックアップ
熱量(22a)は、下限動作温度から設定温度の上限許
容温度範囲内に定めた所定の加熱上限温度まで、熱交換
器(11)内の湯温を上昇させるのに必要な熱量を演算
することによって求めることができる。また、前記熱交
換器(11)内の湯の後沸き量(後沸き温度)は、前記
給湯器(10)の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯
制御成績を演算することによって求めることができる。
【0020】
【作用】給湯器(10)は、湯沸燃焼停止後、所定のイ
ンターバル時間(22d)が経過する毎に点火してバッ
クアップ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の
湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃
焼補正を行う。
ンターバル時間(22d)が経過する毎に点火してバッ
クアップ熱量(22a)を補充し熱交換器(11)内の
湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃
焼補正を行う。
【0021】バーナ(12)は、燃焼ガス(12c)と
空気(12b)とを所定の予混合比(12d)に基づい
て、予混合して予混合ガス(12e)を生成する。
空気(12b)とを所定の予混合比(12d)に基づい
て、予混合して予混合ガス(12e)を生成する。
【0022】バーナ(12)に装置された複数の独立し
た燃焼面(12a)は、予混合ガス(12e)を燃焼さ
せて熱エネルギーを生成する。
た燃焼面(12a)は、予混合ガス(12e)を燃焼さ
せて熱エネルギーを生成する。
【0023】バックアップ燃焼補正手段(20)に装置
されたバックアップ燃焼比演算部(22)は、熱交換器
(11)内の湯温を検出してバックアップ熱量(22
a)を演算し該演算結果に基づいて所定のインターバル
時間(22d)と点火の時間(22e)とのバックアッ
プ燃焼比(22c)を演算する。
されたバックアップ燃焼比演算部(22)は、熱交換器
(11)内の湯温を検出してバックアップ熱量(22
a)を演算し該演算結果に基づいて所定のインターバル
時間(22d)と点火の時間(22e)とのバックアッ
プ燃焼比(22c)を演算する。
【0024】バックアップ燃焼補正手段(20)に装置
されたバックアップ燃焼制御部(24)は、該所定のイ
ンターバル時間(22d)が経過する毎に該バックアッ
プ燃焼比(22c)に基づく少なくとも1回の点火を実
行する。
されたバックアップ燃焼制御部(24)は、該所定のイ
ンターバル時間(22d)が経過する毎に該バックアッ
プ燃焼比(22c)に基づく少なくとも1回の点火を実
行する。
【0025】これにより、所要のバックアップ熱量(2
2a)をインターバル時間(22d)毎に一度に熱交換
器(11)に補充する代りに、該バックアップ熱量(2
2a)をインターバル時間(22d)毎に少なくとも1
回以上に分割して熱交換器(11)に補充することがで
きる。
2a)をインターバル時間(22d)毎に一度に熱交換
器(11)に補充する代りに、該バックアップ熱量(2
2a)をインターバル時間(22d)毎に少なくとも1
回以上に分割して熱交換器(11)に補充することがで
きる。
【0026】バックアップ燃焼補正手段(20)に装置
されたバーナ切り替え部(21)は、該バーナ(12)
の燃焼面(12a)を選択して、該選択された燃焼面
(12a)に予混合ガス(12e)が供給できるように
する。
されたバーナ切り替え部(21)は、該バーナ(12)
の燃焼面(12a)を選択して、該選択された燃焼面
(12a)に予混合ガス(12e)が供給できるように
する。
【0027】バックアップ燃焼補正手段(20)に装置
された燃焼面選択部(26)は、熱交換器(11)内の
湯温を検出してバックアップ熱量(22a)を演算し該
演算結果に基づいて燃焼面(12a)を選択するための
燃焼面選択データ(26a)を生成する。
された燃焼面選択部(26)は、熱交換器(11)内の
湯温を検出してバックアップ熱量(22a)を演算し該
演算結果に基づいて燃焼面(12a)を選択するための
燃焼面選択データ(26a)を生成する。
【0028】これにより、熱交換器(11)内の湯温の
上昇具合に応じて、複数の独立した燃焼面(12a)の
中から適宜燃焼を実行する燃焼面(12a)を選択する
ことができる。
上昇具合に応じて、複数の独立した燃焼面(12a)の
中から適宜燃焼を実行する燃焼面(12a)を選択する
ことができる。
【0029】バックアップ燃焼補正手段(20)に装置
されたバックアップ燃焼制御部(24)は、熱交換器
(11)内の湯温が所定の温度(25)に到達すると予
想されたとき、所定のインターバル時間(22d)が経
過する毎に該バックアップ燃焼比(22c)に基づく少
なくとも1回の点火を実行してバックアップ熱量(22
a)を補充するバックアップ燃焼を制御する。また、熱
交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到達し
ないと予想されたとき、燃焼面選択データ(26a)に
基づいてバーナ切り替え部(21)に燃焼面(12a)
の選択を命令して該燃焼面(12a)毎のバックアップ
燃焼を制御する。
されたバックアップ燃焼制御部(24)は、熱交換器
(11)内の湯温が所定の温度(25)に到達すると予
想されたとき、所定のインターバル時間(22d)が経
過する毎に該バックアップ燃焼比(22c)に基づく少
なくとも1回の点火を実行してバックアップ熱量(22
a)を補充するバックアップ燃焼を制御する。また、熱
交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に到達し
ないと予想されたとき、燃焼面選択データ(26a)に
基づいてバーナ切り替え部(21)に燃焼面(12a)
の選択を命令して該燃焼面(12a)毎のバックアップ
燃焼を制御する。
【0030】これにより、熱交換器(11)内の湯温を
検出してバックアップ熱量(22a)を演算し、該演算
結果に基づいて燃焼面(12a)を選択でき、燃焼ガス
(12c)の予混合比(12d)、またはバーナ(1
2)に送り込む予混合ガス(12e)の供給量を制御す
る。さらに、所定のインターバル時間(待機時間)(2
2d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22c)
に基づく少なくとも1回の点火を実行してバックアップ
熱量(22a)を補充する。
検出してバックアップ熱量(22a)を演算し、該演算
結果に基づいて燃焼面(12a)を選択でき、燃焼ガス
(12c)の予混合比(12d)、またはバーナ(1
2)に送り込む予混合ガス(12e)の供給量を制御す
る。さらに、所定のインターバル時間(待機時間)(2
2d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22c)
に基づく少なくとも1回の点火を実行してバックアップ
熱量(22a)を補充する。
【0031】さらに、バックアップ燃焼制御部(24)
は、熱交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に
到達すると予想されたとき、所定のインターバル時間
(22d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22
c)に基づく少なくとも1回の点火を燃焼面選択データ
(26a)に基づいて選択された燃焼面(12a)毎に
実行してバックアップ熱量(22a)を補充するバック
アップ燃焼を制御することもできる。
は、熱交換器(11)内の湯温が所定の温度(25)に
到達すると予想されたとき、所定のインターバル時間
(22d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22
c)に基づく少なくとも1回の点火を燃焼面選択データ
(26a)に基づいて選択された燃焼面(12a)毎に
実行してバックアップ熱量(22a)を補充するバック
アップ燃焼を制御することもできる。
【0032】これにより、該選択された各燃焼面(12
a)に対して所定のインターバル時間(待機時間)(2
2d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22c)
に基づく少なくとも1回の点火を実行してバックアップ
熱量(22a)を補充する。
a)に対して所定のインターバル時間(待機時間)(2
2d)が経過する毎に該バックアップ燃焼比(22c)
に基づく少なくとも1回の点火を実行してバックアップ
熱量(22a)を補充する。
【0033】さらに、該選択された燃焼面(12a)毎
に、独立したバックアップ燃焼比(22c)に基づい
て、各々独立した点火回数で各々独立したバックアップ
熱量(22a)を補充することもできる。
に、独立したバックアップ燃焼比(22c)に基づい
て、各々独立した点火回数で各々独立したバックアップ
熱量(22a)を補充することもできる。
【0034】つまり、熱交換器(11)表面および熱交
換器(11)内部での熱伝導率の不均一性、または水と
の接触界面での熱伝達率の不均一性等に起因する局部的
な過熱箇所の発生を防ぐことができる。
換器(11)内部での熱伝導率の不均一性、または水と
の接触界面での熱伝達率の不均一性等に起因する局部的
な過熱箇所の発生を防ぐことができる。
【0035】この結果、局部的な過熱箇所近傍の接触界
面において、水のなかに含まれるカルシウム成分の析出
を防ぐことができ、該析出物の熱交換器(11)内部
や、給湯管および出湯管に介設された制御弁等への沈殿
析出を防ぐことができる。
面において、水のなかに含まれるカルシウム成分の析出
を防ぐことができ、該析出物の熱交換器(11)内部
や、給湯管および出湯管に介設された制御弁等への沈殿
析出を防ぐことができる。
【0036】また、該沈殿析出が生じた熱交換器(1
1)内部における沈殿析出プロセスの正帰還を防ぐこと
ができ、ますます過熱の進行、給湯管および出湯管の目
詰まりや制御弁に不具合の進行を防ぐことができる。
1)内部における沈殿析出プロセスの正帰還を防ぐこと
ができ、ますます過熱の進行、給湯管および出湯管の目
詰まりや制御弁に不具合の進行を防ぐことができる。
【0037】さらに、過熱状態における水中の塩化物、
炭化物、硝化物、または硫化物等のラジカル化を防ぐこ
とができ、該ラジカルに起因する熱交換器(11)内部
の腐食を防ぐことができる。
炭化物、硝化物、または硫化物等のラジカル化を防ぐこ
とができ、該ラジカルに起因する熱交換器(11)内部
の腐食を防ぐことができる。
【0038】なお、バックアップ燃焼補正とは、燃焼停
止時から所定のインターバル時間(待機時間)が経過す
る毎に点火を行い、バックアップ熱量(22a)を補充
するためのバックアップ燃焼を行う給湯器(10)にお
ける燃焼制御方法である。該所定のインターバル時間
(待機時間)は、後沸き後の湯温が設定温度の下限許容
温度範囲内に定めた下限動作温度まで低下するのに要す
る時間を燃焼停止後の放熱条件に基づいて演算すること
によって求めることができる。また、バックアップ熱量
(22a)は、下限動作温度から設定温度の上限許容温
度範囲内に定めた所定の加熱上限温度まで、熱交換器
(11)内の湯温を上昇させるのに必要な熱量を演算す
ることによって求めることができる。また、熱交換器
(11)内の湯の後沸き量(後沸き温度)は、給湯器
(10)の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯制御成
績を演算することによって求めることができる。
止時から所定のインターバル時間(待機時間)が経過す
る毎に点火を行い、バックアップ熱量(22a)を補充
するためのバックアップ燃焼を行う給湯器(10)にお
ける燃焼制御方法である。該所定のインターバル時間
(待機時間)は、後沸き後の湯温が設定温度の下限許容
温度範囲内に定めた下限動作温度まで低下するのに要す
る時間を燃焼停止後の放熱条件に基づいて演算すること
によって求めることができる。また、バックアップ熱量
(22a)は、下限動作温度から設定温度の上限許容温
度範囲内に定めた所定の加熱上限温度まで、熱交換器
(11)内の湯温を上昇させるのに必要な熱量を演算す
ることによって求めることができる。また、熱交換器
(11)内の湯の後沸き量(後沸き温度)は、給湯器
(10)の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯制御成
績を演算することによって求めることができる。
【0039】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例にかかる給湯器の構成を
示すブロック図であり、図3は、本発明の一実施例にか
かる燃焼制御方法のタイムチャートである。
する。図1は本発明の一実施例にかかる給湯器の構成を
示すブロック図であり、図3は、本発明の一実施例にか
かる燃焼制御方法のタイムチャートである。
【0040】る。
【0041】給湯器10は、燃焼停止後、所定のインタ
ーバル時間(待機時間)が経過する毎に点火してバック
アップ熱量22aを補充し熱交換器11内の湯温を所定
の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正を行
うように装置されている。
ーバル時間(待機時間)が経過する毎に点火してバック
アップ熱量22aを補充し熱交換器11内の湯温を所定
の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正を行
うように装置されている。
【0042】また、給湯器10は、熱交換器11にはバ
ーナ12が設けられ、該バーナ12に連通するガス通路
には、ガスを流量を制御するためのガス弁17が装置さ
れている。
ーナ12が設けられ、該バーナ12に連通するガス通路
には、ガスを流量を制御するためのガス弁17が装置さ
れている。
【0043】熱交換器11の入口側には、水を供給する
ための給水管13が接続されている。給水管13には、
給水温度を検出するための入水温センサ15cと、入水
流量を検出するフローセンサ15eとが設けられてい
る。本実施例では、入水温センサ15cとしてサーミス
タ、熱電対等の温度測定素子を用いている。
ための給水管13が接続されている。給水管13には、
給水温度を検出するための入水温センサ15cと、入水
流量を検出するフローセンサ15eとが設けられてい
る。本実施例では、入水温センサ15cとしてサーミス
タ、熱電対等の温度測定素子を用いている。
【0044】熱交換器11の出口側には出湯管14が接
続され、出湯管14の出湯側には水栓(図示せず)が設
けられている。さらに出湯管14には出湯温度を検出す
るための出湯温度センサ15dが設けられている。
続され、出湯管14の出湯側には水栓(図示せず)が設
けられている。さらに出湯管14には出湯温度を検出す
るための出湯温度センサ15dが設けられている。
【0045】なお、給湯器10の給湯運転をおこなうた
めの制御装置(図示せず)が装備されていてもよい。該
制御装置にはリモコン(図示せず)が接続され、このリ
モコン(図示せず)には給湯の設定温度を設定するボタ
ンや設定温度の表示部が設けられていてもよい。
めの制御装置(図示せず)が装備されていてもよい。該
制御装置にはリモコン(図示せず)が接続され、このリ
モコン(図示せず)には給湯の設定温度を設定するボタ
ンや設定温度の表示部が設けられていてもよい。
【0046】熱交換器11には、出湯温度を制御するた
めのバイパス流路16が並列に設けられている(このバ
イパス流路16は省略することも可能である)。
めのバイパス流路16が並列に設けられている(このバ
イパス流路16は省略することも可能である)。
【0047】また、熱交換器11には燃焼ファン15が
装備されており、燃焼ファン15から燃焼用の空気が供
給されるように装置されている。
装備されており、燃焼ファン15から燃焼用の空気が供
給されるように装置されている。
【0048】燃焼ファン15にはファン回転センサ15
aが設けられている。また、燃焼ファン15の周りに
は、外乱要因13(放熱条件)である燃焼用の空気の給
気温度を検出するための外気温度センサ15bが設けら
れている。本実施例では、外気温度センサ15bとし
て、サーミスタを用いている。
aが設けられている。また、燃焼ファン15の周りに
は、外乱要因13(放熱条件)である燃焼用の空気の給
気温度を検出するための外気温度センサ15bが設けら
れている。本実施例では、外気温度センサ15bとし
て、サーミスタを用いている。
【0049】図1において給湯器10は、湯沸燃焼停止
後、所定のインターバル時間22dが経過する毎に点火
してバックアップ熱量22aを補充し熱交換器11内の
湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃
焼補正を行うように装置されて成る。
後、所定のインターバル時間22dが経過する毎に点火
してバックアップ熱量22aを補充し熱交換器11内の
湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバックアップ燃
焼補正を行うように装置されて成る。
【0050】バーナ12は、燃焼ガス12cと空気12
bとを所定の予混合比12dに基づいて、予混合して予
混合ガス12eを生成するよう、給湯器10に装置され
て成る。
bとを所定の予混合比12dに基づいて、予混合して予
混合ガス12eを生成するよう、給湯器10に装置され
て成る。
【0051】複数の独立した燃焼面12aは、予混合ガ
ス12eを燃焼させて熱エネルギーを生成するよう、バ
ーナ12に装置されて成る。
ス12eを燃焼させて熱エネルギーを生成するよう、バ
ーナ12に装置されて成る。
【0052】バックアップ燃焼比演算部22は、熱交換
器11内の湯温を検出してバックアップ熱量22aを演
算し該演算結果に基づいて所定のインターバル時間22
dと点火の時間22eとのバックアップ燃焼比22cを
演算するよう、バックアップ燃焼補正手段20に装置さ
れて成る。
器11内の湯温を検出してバックアップ熱量22aを演
算し該演算結果に基づいて所定のインターバル時間22
dと点火の時間22eとのバックアップ燃焼比22cを
演算するよう、バックアップ燃焼補正手段20に装置さ
れて成る。
【0053】本実施例では、複数個の熱交換器センサ1
5gを熱交換器11の加熱面近傍、および熱交換器11
内に設けることによって、熱交換器11の表面温度や熱
交換器11内の湯温を検出し、過熱を監視している。熱
交換器センサ15gとしては、サーミスタ、熱電対等の
温度計測素子を用いている。
5gを熱交換器11の加熱面近傍、および熱交換器11
内に設けることによって、熱交換器11の表面温度や熱
交換器11内の湯温を検出し、過熱を監視している。熱
交換器センサ15gとしては、サーミスタ、熱電対等の
温度計測素子を用いている。
【0054】バーナ切り替え部21は、該バーナ12の
燃焼面12aを選択して、該選択された燃焼面12aに
予混合ガス12eが供給できるよう、バックアップ燃焼
補正手段20に装置されて成る。
燃焼面12aを選択して、該選択された燃焼面12aに
予混合ガス12eが供給できるよう、バックアップ燃焼
補正手段20に装置されて成る。
【0055】燃焼面選択部26は、複数個の熱交換器セ
ンサ15gを介して熱交換器11の表面温度や熱交換器
11内の湯温を検出してバックアップ熱量22aを演算
し該演算結果に基づいて燃焼面12aを選択するための
燃焼面選択データ26aを生成するよう、バックアップ
燃焼補正手段20に装置されて成る。
ンサ15gを介して熱交換器11の表面温度や熱交換器
11内の湯温を検出してバックアップ熱量22aを演算
し該演算結果に基づいて燃焼面12aを選択するための
燃焼面選択データ26aを生成するよう、バックアップ
燃焼補正手段20に装置されて成る。
【0056】本実施例の燃焼面選択部26は、熱交換器
11を過熱することなく、該演算して求めたバックアッ
プ熱量22aをあたえるために必要な燃焼面12aの位
置と面数を求めるための燃焼面選択データ26aを生成
するものである。
11を過熱することなく、該演算して求めたバックアッ
プ熱量22aをあたえるために必要な燃焼面12aの位
置と面数を求めるための燃焼面選択データ26aを生成
するものである。
【0057】バックアップ燃焼制御部24は、通常は、
図3(a)に示すように、所定のインターバル時間22
dに対して、所定の点火時間22e1だけ、所定の流量
の予混合ガス12e1を選択された燃焼面12aに与え
ることによって、所定のバックアップ熱量22aを生成
するものである。
図3(a)に示すように、所定のインターバル時間22
dに対して、所定の点火時間22e1だけ、所定の流量
の予混合ガス12e1を選択された燃焼面12aに与え
ることによって、所定のバックアップ熱量22aを生成
するものである。
【0058】バックアップ燃焼制御部24は、熱交換器
11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想された
とき、所定のインターバル時間22dが経過する毎に該
バックアップ燃焼比22cに基づく少なくとも1回の点
火を実行してバックアップ熱量22aを補充するバック
アップ燃焼を制御するよう、バックアップ燃焼補正手段
20に装置されて成る。本実施例では、所定のインター
バル時間22dを60〜120秒程度としている。ま
た、所定の温度25とは、過熱によるカルシウム成分等
の析出沈殿が発生し始めると考えられる温度であり、摂
氏90度程度と考えられている。
11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想された
とき、所定のインターバル時間22dが経過する毎に該
バックアップ燃焼比22cに基づく少なくとも1回の点
火を実行してバックアップ熱量22aを補充するバック
アップ燃焼を制御するよう、バックアップ燃焼補正手段
20に装置されて成る。本実施例では、所定のインター
バル時間22dを60〜120秒程度としている。ま
た、所定の温度25とは、過熱によるカルシウム成分等
の析出沈殿が発生し始めると考えられる温度であり、摂
氏90度程度と考えられている。
【0059】なお、バックアップ燃焼制御部24は、熱
交換器11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想
されたとき、バックアップ熱量22aは、所定のインタ
ーバル時間22dが経過する毎に該バックアップ燃焼比
22cに基づく少なくとも1回の点火を燃焼面選択デー
タ26aに基づいて選択された燃焼面12a毎に実行し
てもよい。
交換器11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想
されたとき、バックアップ熱量22aは、所定のインタ
ーバル時間22dが経過する毎に該バックアップ燃焼比
22cに基づく少なくとも1回の点火を燃焼面選択デー
タ26aに基づいて選択された燃焼面12a毎に実行し
てもよい。
【0060】また、バックアップ燃焼制御部24は、摂
氏90度程度の所定の温度を越えないようにするため、
図3(b)に示すように、所定の点火時間22e1の半
分の時間(=22d/2=22e2)だけ、所定の流量
の予混合ガス12e1を選択された燃焼面12aに与え
ることを2回、所定のインターバル時間22dが経過す
る毎に繰り返すことによって、所定のバックアップ熱量
22aを生成するものである。
氏90度程度の所定の温度を越えないようにするため、
図3(b)に示すように、所定の点火時間22e1の半
分の時間(=22d/2=22e2)だけ、所定の流量
の予混合ガス12e1を選択された燃焼面12aに与え
ることを2回、所定のインターバル時間22dが経過す
る毎に繰り返すことによって、所定のバックアップ熱量
22aを生成するものである。
【0061】さらに、図3(c)に示すように、所定の
点火時間22e1の半分(=22d/2=22e2)の
時間だけ、所定の流量の予混合ガス12e1の3分の1
の流量の予混合ガス(=12e1/3=12e2)を選
択された燃焼面12aに与えることを3回、所定のイン
ターバル時間22dが経過する毎に繰り返すことによっ
て、所定のバックアップ熱量22aを生成することも可
能である。
点火時間22e1の半分(=22d/2=22e2)の
時間だけ、所定の流量の予混合ガス12e1の3分の1
の流量の予混合ガス(=12e1/3=12e2)を選
択された燃焼面12aに与えることを3回、所定のイン
ターバル時間22dが経過する毎に繰り返すことによっ
て、所定のバックアップ熱量22aを生成することも可
能である。
【0062】なお、バックアップ燃焼補正とは、燃焼停
止時から所定のインターバル時間待機時間が経過する毎
に点火を行い、バックアップ熱量22aを補充するため
のバックアップ燃焼を行う給湯器10における燃焼制御
方法である。該所定のインターバル時間待機時間は、後
沸き後の湯温が設定温度の下限許容温度範囲内に定めた
下限動作温度まで低下するのに要する時間を燃焼停止後
の放熱条件に基づいて演算することによって求めること
ができる。また、バックアップ熱量22aは、下限動作
温度から設定温度の上限許容温度範囲内に定めた所定の
加熱上限温度まで、熱交換器11内の湯温を上昇させる
のに必要な熱量を演算することによって求めることがで
きる。また、熱交換器11内の湯の後沸き量後沸き温度
は、給湯器10の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯
制御成績を演算することによって求めることができる。
止時から所定のインターバル時間待機時間が経過する毎
に点火を行い、バックアップ熱量22aを補充するため
のバックアップ燃焼を行う給湯器10における燃焼制御
方法である。該所定のインターバル時間待機時間は、後
沸き後の湯温が設定温度の下限許容温度範囲内に定めた
下限動作温度まで低下するのに要する時間を燃焼停止後
の放熱条件に基づいて演算することによって求めること
ができる。また、バックアップ熱量22aは、下限動作
温度から設定温度の上限許容温度範囲内に定めた所定の
加熱上限温度まで、熱交換器11内の湯温を上昇させる
のに必要な熱量を演算することによって求めることがで
きる。また、熱交換器11内の湯の後沸き量後沸き温度
は、給湯器10の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯
制御成績を演算することによって求めることができる。
【0063】次に作用を説明する。
【0064】図2は本発明の一実施例にかかる給湯器の
燃焼制御方法を示すブロック図であり、図3は本発明の
一実施例にかかる燃焼制御方法のタイムチャートであ
る。
燃焼制御方法を示すブロック図であり、図3は本発明の
一実施例にかかる燃焼制御方法のタイムチャートであ
る。
【0065】図1に示す給湯器10において、フローセ
ンサ15eは、水栓(図示せず)を開けることにより、
熱交換器11に流入する水の流れを検出してフローセン
サ信号を生成する。
ンサ15eは、水栓(図示せず)を開けることにより、
熱交換器11に流入する水の流れを検出してフローセン
サ信号を生成する。
【0066】前記制御装置(図示せず)は、該フローセ
ンサ信号を受けてガスの供給とイグナイタ(図示せず)
に点火動作を命令し、バーナ12に燃焼命令を与える。
また、熱交換器11における湯沸し制御およびバックア
ップ燃焼補正制御を行う。
ンサ信号を受けてガスの供給とイグナイタ(図示せず)
に点火動作を命令し、バーナ12に燃焼命令を与える。
また、熱交換器11における湯沸し制御およびバックア
ップ燃焼補正制御を行う。
【0067】該湯は出湯管14を通過して、水栓(図示
せず)から出湯される。さらに、前記制御装置(図示せ
ず)は、水栓(図示せず)を閉めてフローセンサ15e
が水の流れを検出しなくなったとき、該フローセンサ1
5eからのオフ信号を受けてバーナ12の燃焼停止制御
を行う。
せず)から出湯される。さらに、前記制御装置(図示せ
ず)は、水栓(図示せず)を閉めてフローセンサ15e
が水の流れを検出しなくなったとき、該フローセンサ1
5eからのオフ信号を受けてバーナ12の燃焼停止制御
を行う。
【0068】熱交換器11内の湯の後沸き量(後沸き温
度)は、給湯器10の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の
給湯制御成績を演算することによって求めることができ
る。
度)は、給湯器10の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の
給湯制御成績を演算することによって求めることができ
る。
【0069】る。
【0070】更に詳しく本実施例の給湯器およびこれを
用いた燃焼制御方法の作用について説明する。
用いた燃焼制御方法の作用について説明する。
【0071】給湯器10は、湯沸燃焼停止後、所定のイ
ンターバル時間22dが経過する毎に点火してバックア
ップ熱量22aを補充し熱交換器11内の湯温を所定の
許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正を行
う。
ンターバル時間22dが経過する毎に点火してバックア
ップ熱量22aを補充し熱交換器11内の湯温を所定の
許容温度範囲内に制御するバックアップ燃焼補正を行
う。
【0072】バーナ12は、燃焼ガス12cと空気12
bとを所定の予混合比12dに基づいて、予混合して予
混合ガス12eを生成する。
bとを所定の予混合比12dに基づいて、予混合して予
混合ガス12eを生成する。
【0073】バーナ12に装置された複数の独立した燃
焼面12aは、予混合ガス12eを燃焼させて熱エネル
ギーを生成する。
焼面12aは、予混合ガス12eを燃焼させて熱エネル
ギーを生成する。
【0074】バックアップ燃焼補正手段20に装置され
たバックアップ燃焼比演算部22は、熱交換器11内の
湯温を検出してバックアップ熱量22aを演算し該演算
結果に基づいて所定のインターバル時間22dと点火の
時間22eとのバックアップ燃焼比22cを演算する。
たバックアップ燃焼比演算部22は、熱交換器11内の
湯温を検出してバックアップ熱量22aを演算し該演算
結果に基づいて所定のインターバル時間22dと点火の
時間22eとのバックアップ燃焼比22cを演算する。
【0075】本実施例では、複数個の熱交換器センサ1
5gを熱交換器11の加熱面近傍、および熱交換器11
内に設けることによって、熱交換器11の表面温度や熱
交換器11内の湯温を検出し、過熱を監視している。熱
交換器センサ15gとしては、サーミスタ、熱電対等の
温度計測素子を用いている。
5gを熱交換器11の加熱面近傍、および熱交換器11
内に設けることによって、熱交換器11の表面温度や熱
交換器11内の湯温を検出し、過熱を監視している。熱
交換器センサ15gとしては、サーミスタ、熱電対等の
温度計測素子を用いている。
【0076】バックアップ燃焼補正手段20に装置され
たバックアップ燃焼制御部24は、該所定のインターバ
ル時間22dが経過する毎に該バックアップ燃焼比22
cに基づく少なくとも1回の点火を実行する。
たバックアップ燃焼制御部24は、該所定のインターバ
ル時間22dが経過する毎に該バックアップ燃焼比22
cに基づく少なくとも1回の点火を実行する。
【0077】これにより、所要のバックアップ熱量22
aをインターバル時間22d毎に一度に熱交換器11に
補充する代りに、該バックアップ熱量22aをインター
バル時間22d毎に少なくとも1回以上に分割して熱交
換器11に補充することができる。
aをインターバル時間22d毎に一度に熱交換器11に
補充する代りに、該バックアップ熱量22aをインター
バル時間22d毎に少なくとも1回以上に分割して熱交
換器11に補充することができる。
【0078】バックアップ燃焼補正手段20に装置され
たバーナ切り替え部21は、該バーナ12の燃焼面12
aを選択して、該選択された燃焼面12aに予混合ガス
12eが供給できるようにする。
たバーナ切り替え部21は、該バーナ12の燃焼面12
aを選択して、該選択された燃焼面12aに予混合ガス
12eが供給できるようにする。
【0079】バックアップ燃焼補正手段20に装置され
た燃焼面選択部26は、複数個の熱交換器センサ15g
を介して熱交換器11の表面温度や熱交換器11内の湯
温を検出してバックアップ熱量22aを演算し該演算結
果に基づいて燃焼面12aを選択するための燃焼面選択
データ26aを生成する。
た燃焼面選択部26は、複数個の熱交換器センサ15g
を介して熱交換器11の表面温度や熱交換器11内の湯
温を検出してバックアップ熱量22aを演算し該演算結
果に基づいて燃焼面12aを選択するための燃焼面選択
データ26aを生成する。
【0080】本実施例の燃焼面選択部26は、熱交換器
11を過熱することなく、該演算して求めたバックアッ
プ熱量22aをあたえるために必要な燃焼面12aの位
置と面数を求めるための燃焼面選択データ26aを生成
する。
11を過熱することなく、該演算して求めたバックアッ
プ熱量22aをあたえるために必要な燃焼面12aの位
置と面数を求めるための燃焼面選択データ26aを生成
する。
【0081】これにより、熱交換器11内の湯温の上昇
具合に応じて、複数の独立した燃焼面12aの中から適
宜燃焼を実行する燃焼面12aを選択することができ
る。
具合に応じて、複数の独立した燃焼面12aの中から適
宜燃焼を実行する燃焼面12aを選択することができ
る。
【0082】バックアップ燃焼補正手段20に装置され
たバックアップ燃焼制御部24は、通常は、図3(a)
のタイムチャートに示すように、所定のインターバル時
間22dに対して、所定の点火時間22e1だけ、所定
の流量の予混合ガス12eを選択された燃焼面12aに
与えることによって、所定のバックアップ熱量22aを
生成する。
たバックアップ燃焼制御部24は、通常は、図3(a)
のタイムチャートに示すように、所定のインターバル時
間22dに対して、所定の点火時間22e1だけ、所定
の流量の予混合ガス12eを選択された燃焼面12aに
与えることによって、所定のバックアップ熱量22aを
生成する。
【0083】本実施例では、所定のインターバル時間2
2dを60秒、所定の点火時間22e1を2秒と設定し
た結果、給湯温度の偏差を摂氏±3度以内に抑えられ、
十分な制御成績が実現できた。
2dを60秒、所定の点火時間22e1を2秒と設定し
た結果、給湯温度の偏差を摂氏±3度以内に抑えられ、
十分な制御成績が実現できた。
【0084】バックアップ燃焼制御部24は、熱交換器
11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想された
とき、所定のインターバル時間22dが経過する毎に該
バックアップ燃焼比22cに基づく少なくとも1回の点
火を実行してバックアップ熱量22aを補充するバック
アップ燃焼を制御する。
11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想された
とき、所定のインターバル時間22dが経過する毎に該
バックアップ燃焼比22cに基づく少なくとも1回の点
火を実行してバックアップ熱量22aを補充するバック
アップ燃焼を制御する。
【0085】本実施例では、所定のインターバル時間2
2dを60〜120秒程度としている。また、所定の温
度25とは、過熱によるカルシウム成分等の析出沈殿が
発生し始めると考えられる温度であり、摂氏90度程度
と考えられている。
2dを60〜120秒程度としている。また、所定の温
度25とは、過熱によるカルシウム成分等の析出沈殿が
発生し始めると考えられる温度であり、摂氏90度程度
と考えられている。
【0086】なお、バックアップ燃焼制御部24は、熱
交換器11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想
されたとき、バックアップ熱量22aは、所定のインタ
ーバル時間22dが経過する毎に該バックアップ燃焼比
22cに基づく少なくとも1回の点火を燃焼面選択デー
タ26aに基づいて選択された燃焼面12a毎に実行し
てもよい。
交換器11内の湯温が所定の温度25に到達すると予想
されたとき、バックアップ熱量22aは、所定のインタ
ーバル時間22dが経過する毎に該バックアップ燃焼比
22cに基づく少なくとも1回の点火を燃焼面選択デー
タ26aに基づいて選択された燃焼面12a毎に実行し
てもよい。
【0087】図3(b)のタイムチャートに示すよう
に、所定の点火時間22e1の半分の時間(=22d/
2=22e2)だけ、所定の流量の予混合ガス12e1
を選択された燃焼面12aに与えることを2回、所定の
インターバル時間22dが経過する毎に繰り返すことに
よって、所定のバックアップ熱量22aを生成するもの
である。
に、所定の点火時間22e1の半分の時間(=22d/
2=22e2)だけ、所定の流量の予混合ガス12e1
を選択された燃焼面12aに与えることを2回、所定の
インターバル時間22dが経過する毎に繰り返すことに
よって、所定のバックアップ熱量22aを生成するもの
である。
【0088】本実施例では、所定のインターバル時間2
2dを60秒、所定の点火時間22e2を1秒と設定し
て、所定の流量の予混合ガス12e1を選択された燃焼
面12aに2回与えた結果、給湯温度の偏差を摂氏±4
度以内に抑えられ、十分な制御成績が実現できた。
2dを60秒、所定の点火時間22e2を1秒と設定し
て、所定の流量の予混合ガス12e1を選択された燃焼
面12aに2回与えた結果、給湯温度の偏差を摂氏±4
度以内に抑えられ、十分な制御成績が実現できた。
【0089】さらに、図3(c)のタイムチャートに示
すように、所定の点火時間22e1の半分(=22d/
2=22e2)の時間だけ、所定の流量の予混合ガス1
2eの3分の1の流量の予混合ガス(=12e1/3=
12e2)を選択された燃焼面12aに与えることを3
回、所定のインターバル時間22dが経過する毎に繰り
返すことによって、所定のバックアップ熱量22aを生
成することも可能である。
すように、所定の点火時間22e1の半分(=22d/
2=22e2)の時間だけ、所定の流量の予混合ガス1
2eの3分の1の流量の予混合ガス(=12e1/3=
12e2)を選択された燃焼面12aに与えることを3
回、所定のインターバル時間22dが経過する毎に繰り
返すことによって、所定のバックアップ熱量22aを生
成することも可能である。
【0090】本実施例では、所定のインターバル時間2
2dを60秒、所定の点火時間22e2を1秒と設定し
て、所定の流量の予混合ガス12e2を選択された燃焼
面12aに3回与えた結果、給湯温度の偏差を摂氏±4
度以内に抑えられ、十分な制御成績が実現できた。
2dを60秒、所定の点火時間22e2を1秒と設定し
て、所定の流量の予混合ガス12e2を選択された燃焼
面12aに3回与えた結果、給湯温度の偏差を摂氏±4
度以内に抑えられ、十分な制御成績が実現できた。
【0091】なお、ここでいう制御成績とは、熱交換器
11内の湯温の追値制御や定値制御を実行するときの制
御結果つまり目標湯温と制御湯温との偏差の評価結果で
あって、具体的にはセットリング時間、オーバーシュー
ト量、アンダーシュート量、オフセット量等を意味する
ものである。
11内の湯温の追値制御や定値制御を実行するときの制
御結果つまり目標湯温と制御湯温との偏差の評価結果で
あって、具体的にはセットリング時間、オーバーシュー
ト量、アンダーシュート量、オフセット量等を意味する
ものである。
【0092】また、バックアップ燃焼制御部24は、熱
交換器11内の湯温が所定の温度25に到達しないと予
想されたとき、燃焼面選択データ26aに基づいてバー
ナ切り替え部21に燃焼面12aの選択を命令して該燃
焼面12a毎のバックアップ燃焼を制御する。
交換器11内の湯温が所定の温度25に到達しないと予
想されたとき、燃焼面選択データ26aに基づいてバー
ナ切り替え部21に燃焼面12aの選択を命令して該燃
焼面12a毎のバックアップ燃焼を制御する。
【0093】これにより、該選択された各燃焼面12a
に対して所定のインターバル時間待機時間22dが経過
する毎に該バックアップ燃焼比22cに基づく少なくと
も1回の点火を実行してバックアップ熱量22aを補充
する。
に対して所定のインターバル時間待機時間22dが経過
する毎に該バックアップ燃焼比22cに基づく少なくと
も1回の点火を実行してバックアップ熱量22aを補充
する。
【0094】さらに、該選択された燃焼面12a毎に、
独立したバックアップ燃焼比22cに基づいて、各々独
立した点火回数で各々独立したバックアップ熱量22a
を補充することもできる。
独立したバックアップ燃焼比22cに基づいて、各々独
立した点火回数で各々独立したバックアップ熱量22a
を補充することもできる。
【0095】つまり、熱交換器11表面および熱交換器
11内部での熱伝導率の不均一性、または水との接触界
面での熱伝達率の不均一性等に起因する局部的な過熱箇
所の発生を防ぐことができる。
11内部での熱伝導率の不均一性、または水との接触界
面での熱伝達率の不均一性等に起因する局部的な過熱箇
所の発生を防ぐことができる。
【0096】この結果、局部的な過熱箇所近傍の接触界
面において、水のなかに含まれるカルシウム成分の析出
を防ぐことができ、該析出物の熱交換器11内部や、給
湯管および出湯管に介設された制御弁等への沈殿析出を
防ぐことができる。
面において、水のなかに含まれるカルシウム成分の析出
を防ぐことができ、該析出物の熱交換器11内部や、給
湯管および出湯管に介設された制御弁等への沈殿析出を
防ぐことができる。
【0097】また、該沈殿析出が生じた熱交換器11内
部における沈殿析出プロセスの正帰還を防ぐことがで
き、ますます過熱の進行、給湯管および出湯管の目詰ま
りや制御弁に不具合の進行を防ぐことができる。
部における沈殿析出プロセスの正帰還を防ぐことがで
き、ますます過熱の進行、給湯管および出湯管の目詰ま
りや制御弁に不具合の進行を防ぐことができる。
【0098】なお、バックアップ燃焼補正とは、燃焼停
止時から所定のインターバル時間待機時間が経過する毎
に点火を行い、バックアップ熱量22aを補充するため
のバックアップ燃焼を行う給湯器10における燃焼制御
方法である。該所定のインターバル時間待機時間は、後
沸き後の湯温が設定温度の下限許容温度範囲内に定めた
下限動作温度まで低下するのに要する時間を燃焼停止後
の放熱条件に基づいて演算することによって求めること
ができる。また、バックアップ熱量22aは、下限動作
温度から設定温度の上限許容温度範囲内に定めた所定の
加熱上限温度まで、熱交換器11内の湯温を上昇させる
のに必要な熱量を演算することによって求めることがで
きる。また、熱交換器11内の湯の後沸き量後沸き温度
は、給湯器10の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯
制御成績を演算することによって求めることができる。
止時から所定のインターバル時間待機時間が経過する毎
に点火を行い、バックアップ熱量22aを補充するため
のバックアップ燃焼を行う給湯器10における燃焼制御
方法である。該所定のインターバル時間待機時間は、後
沸き後の湯温が設定温度の下限許容温度範囲内に定めた
下限動作温度まで低下するのに要する時間を燃焼停止後
の放熱条件に基づいて演算することによって求めること
ができる。また、バックアップ熱量22aは、下限動作
温度から設定温度の上限許容温度範囲内に定めた所定の
加熱上限温度まで、熱交換器11内の湯温を上昇させる
のに必要な熱量を演算することによって求めることがで
きる。また、熱交換器11内の湯の後沸き量後沸き温度
は、給湯器10の燃焼停止時毎に該燃焼停止以前の給湯
制御成績を演算することによって求めることができる。
【0099】
【発明の効果】本発明にかかる給湯器およびこれを用い
た燃焼制御方法によれば、熱交換器内の湯温を検出して
バックアップ熱量を演算し、該演算結果に基づいて燃焼
面を選択ガスの供給量を制御する。さらに、該選択され
た各燃焼面に対して所定のインターバル時間が経過する
毎に該バックアップ燃焼比に基づく少なくとも1回の点
火を実行してバックアップ熱量を補充する。
た燃焼制御方法によれば、熱交換器内の湯温を検出して
バックアップ熱量を演算し、該演算結果に基づいて燃焼
面を選択ガスの供給量を制御する。さらに、該選択され
た各燃焼面に対して所定のインターバル時間が経過する
毎に該バックアップ燃焼比に基づく少なくとも1回の点
火を実行してバックアップ熱量を補充する。
【0100】これにより、熱交換器表面および熱交換器
内部での熱伝導率の不均一性、または水との接触界面で
の熱伝達率の不均一性等に起因する局部的な過熱箇所の
発生を防ぐことができる。
内部での熱伝導率の不均一性、または水との接触界面で
の熱伝達率の不均一性等に起因する局部的な過熱箇所の
発生を防ぐことができる。
【0101】この結果、局部的な過熱箇所近傍の接触界
面において、水のなかに含まれるカルシウム成分等の析
出を防ぐことができ、該析出物の熱交換器内部や、給湯
管および出湯管に介設された制御弁等への沈殿析出を防
ぐことができる。
面において、水のなかに含まれるカルシウム成分等の析
出を防ぐことができ、該析出物の熱交換器内部や、給湯
管および出湯管に介設された制御弁等への沈殿析出を防
ぐことができる。
【0102】また、該沈殿析出が生じた熱交換器内部に
おける沈殿析出プロセスの正帰還を防ぐことができ、ま
すます過熱の進行、給湯管および出湯管の目詰まりや制
御弁に不具合の進行を防ぐことができる。
おける沈殿析出プロセスの正帰還を防ぐことができ、ま
すます過熱の進行、給湯管および出湯管の目詰まりや制
御弁に不具合の進行を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例にかかる給湯器の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる給湯器の燃焼制御方
法を示すブロック図である。
法を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる燃焼制御方法のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
10…給湯器
11…熱交換器
12…バーナ
12a…燃焼面
12b…空気
12c…燃焼ガス
12d…予混合比
12e…予混合ガス
13…給水管
14…出湯管
15…燃焼ファン
15a…ファン回転センサ
15b…外気温度センサ
15c…入水温センサ
15d…出湯温度センサ
15e…フローセンサ
15g…熱交換器センサ
16…バイパス流路
17…ガス弁
20…バックアップ燃焼補正手段
21…バーナ切り替え部
22…バックアップ燃焼比演算部
22a…バックアップ熱量
22b…バックアップ熱量演算結果
22c…バックアップ燃焼比
22d…所定のインターバル時間(待機時間)
22e…点火の時間
24…バックアップ燃焼制御部
25…所定の温度
26…燃焼面選択部
26a…燃焼面選択データ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−159671(JP,A)
特開 昭62−288449(JP,A)
特開 平3−79952(JP,A)
特開 昭61−3946(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F24H 1/10
F23N 5/02
F24D 19/00
Claims (3)
- 【請求項1】湯沸燃焼停止後、所定のインターバル時間
が経過する毎に点火してバックアップ熱量を補充し熱交
換器内の湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバック
アップ燃焼補正を行う給湯器において、 複数の独立した燃焼面を有するバーナと、該バーナの燃
焼面を選択するバーナ切り替え部と、前記熱交換器内の
湯温を検出して前記バックアップ熱量を演算し、該演算
結果に基づいて前記燃焼面を選択して該燃焼面毎のバッ
クアップ燃焼を制御するバックアップ燃焼補正手段と、
該バックアップ燃焼補正手段に備えたバックアップ燃焼
制御部とを有し、 前記バックアップ燃焼制御部は、 前記熱交換器内の湯温を検出して前記バックアップ熱量
を演算し該演算結果に基づいて前記所定のインターバル
時間と前記点火の時間とのバックアップ燃焼比を生成す
るバックアップ燃焼比演算部と、前記熱交換器内の湯温
を検出して前記バックアップ熱量を演算し該演算結果に
基づいて前記燃焼面を選択するための燃焼面選択データ
を生成する燃焼面選択部とを備え、 前記熱交換器内の湯温が所定の温度に到達すると予想さ
れたときは当該温度に到達しないよう前記所定のインタ
ーバル時間が経過する毎に該バックアップ燃焼比に基づ
く少なくとも1回の前記点火を実行して前記バックアッ
プ熱量を補充してバックアップ燃焼を制御し、また前記
熱交換器内の湯温が所定の温度に到達しないと予想され
たとき前記燃焼面選択データに基づいて前記バーナ切り
替え部に前記燃焼面の選択を命令し、該燃焼面毎のバッ
クアップ燃焼を制御することを特徴とする給湯器。 - 【請求項2】湯沸燃焼停止後、所定のインターバル時間
が経過する毎に点火してバックアップ熱量を補充し熱交
換器内の湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバック
アップ燃焼補正を行い、 バックアップ燃焼補正手段が、バックアップ燃焼制御部
により前記熱交換器内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量を演算し、該演算結果に基づいて燃焼面を選択し
て該燃焼面毎のバックアップ燃焼を制御し、 前記バックアップ燃焼制御部は、バーナ切り替え部によ
りバーナの燃焼面を選択し、バックアップ燃焼比演算部
により前記熱交換器内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量を演算し該演算結果に基づいて前記所定のインタ
ーバル時間と前記点火の時間とのバックアップ燃焼比を
生成し、燃焼面選択部により前記熱交換器内の湯温を検
出して前記バックアップ熱量を演算し該演算結果に基づ
いて前記燃焼面を選択するための燃焼面選択データを生
成し、 前記熱交換器内の湯温が所定の温度に到達すると予想さ
れたときは当該温度に到達しないよう前記所定のインタ
ーバル時間が経過する毎に該バックアップ燃焼比に基づ
く少なくとも1回の前記点火を実行して前記バックアッ
プ熱量を補充してバックアップ燃焼を制御し、また前記
熱交換器内の湯温が所定の温度に到達しないと予想され
たとき前記燃焼面選択データに基づいて前記バーナ切り
替え部に前記燃焼面の選択を命令し、該燃焼面毎のバッ
クアップ燃焼を制御することを特徴とする給湯器の制御
方法。 - 【請求項3】湯沸燃焼停止後、所定のインターバル時間
が経過する毎に点火してバックアップ熱量を補充し熱交
換器内の湯温を所定の許容温度範囲内に制御するバック
アップ燃焼補正を行い、 バックアップ燃焼補正手段が、バックアップ燃焼制御部
により前記熱交換器内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量を演算し、該演算結果に基づいて燃焼面を選択し
て該燃焼面毎のバックアップ燃焼を制御し、 前記バックアップ燃焼制御部は、バーナ切り替え部によ
りバーナの燃焼面を選択し、バックアップ燃焼比演算部
により前記熱交換器内の湯温を検出して前記バックアッ
プ熱量を演算し該演算結果に基づいて前記所定のインタ
ーバル時間と前記点火の時間とのバックアップ燃焼比を
生成し、燃焼面選択部により前記熱交換器内の湯温を検
出して前記バックアップ熱量を演算し該演算結果に基づ
いて前記燃焼面を選択するための燃焼面選択データを生
成し、 前記熱交換器内の湯温が所定の温度に到達すると予想さ
れたときは当該温度に到達しないよう前記所定のインタ
ーバル時間が経過する毎に該バックアップ燃焼比に基づ
く少なくとも1回の前記点火を前記燃焼面選択データに
基づいて選択された前記燃焼面毎に実行して前記バック
アップ熱量を補充してバックアップ燃焼を制御し、また
前記熱交換器内の湯温が所定の温度に到達しないと予想
されたとき前記燃焼面選択データに基づいて前記バーナ
切り替え部に前記燃焼面の選択を命令し、該燃焼面毎の
バックアップ燃焼を制御することを特徴とする給湯器の
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13470894A JP3487905B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13470894A JP3487905B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085142A JPH085142A (ja) | 1996-01-12 |
JP3487905B2 true JP3487905B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=15134747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13470894A Expired - Fee Related JP3487905B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 給湯器およびこれを用いた燃焼制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3487905B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP13470894A patent/JP3487905B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH085142A (ja) | 1996-01-12 |
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