JPH02187557A - 給湯器の温度制御装置 - Google Patents

給湯器の温度制御装置

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JPH02187557A
JPH02187557A JP551789A JP551789A JPH02187557A JP H02187557 A JPH02187557 A JP H02187557A JP 551789 A JP551789 A JP 551789A JP 551789 A JP551789 A JP 551789A JP H02187557 A JPH02187557 A JP H02187557A
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hot water
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outflow
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JP551789A
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Ikuro Adachi
郁朗 足立
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Rinnai Corp
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フィードフォワード制御によって決定された
制御量を、所定時間毎に読込まれる温度検知素子の温度
情報に基づいてフィードバック制御によって補正して常
に制御量を更新する、主にマイクロコンピュータ(マイ
コン)による給湯器の温度制御装置に関し、特に温度検
知素子の検知遅れによる応答遅れの改良に関する。
[従来の技術] 給湯器の温度制御装置では、例えば実開昭61−212
40号公報、特開昭63−83544号公報等に示され
るように、フィードフォワード制御の出力をフィードバ
ック制御の出力により補正するものがある。
これらの温度制御装置では、マイクロコンピュータ(マ
イコン)による制御が行われることが前提とされていて
、温度センサによる温度に応じた電圧信号をディジタル
信号に変換し、その温度情報に基づいて、各制御が行わ
れる。
また、一般にこうしたフィードバック制御では、単に出
湯温度と設定温度との偏差による比例動作の制御のみで
なく、給湯量の変更や熱交換器内への入水温度の変化等
の外乱があった場合にも、出湯温度に変化が少なく、応
答遅れのないようにするために、微分動作を組み合わせ
たPD動作(比例士微分動作)によって制御することに
よって、応答性に優れた出湯温度特性が得られる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、温度を検知するサーミスタの検知温度信号をデ
ィジタル信号にAD変換してマイコンに入力するとき、
例えば、温度情報が0.l5eC周期で読取られる場合
には、比例動作では、サーミスタ等の温度検知素子によ
って検知される被測定温度としての出湯温度が、0.5
℃稈度の差で検出できればよいが、出湯温度の変化によ
る微分動作を確実に行うためには、サーミスタによる検
知温度について、例えば0.03℃程度まで細分化され
て、その差が検出される必要がある。
このため、このように細分化してマイコンに入力するに
は、サーミスタの検知温度信号をディジタル信号にAD
変換して入力するための入力ボートが多数必要になり、
マイコンのハードの負担が多くなる。また、ボート数の
増加数に応じてプログラムも同時に複雑になるため、開
発期間が長くなり開発費用が増大するという問題がある
本発明は、温度変化に対応して速やかに温度調節ができ
、優れた温度特性が得られるとともに、そのためのフィ
ードバック微分制御を簡単な構成によって確実に行うこ
とができ、開発における費用や期間等の負担を減少させ
ることができる給湯器の温度制御装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の目的を達成するために、熱交換器へ供
給される水量を検知する水量検知手段と、前記熱交換器
への水の流入温度を検知する入水温度検知手段と、前記
熱交換器から流出する湯水の流出温度を検知する流出温
度検知手段とを備え、前記水量検知手段によって検知さ
れる水量と前記入水温検知手段によって検知される流入
温度とを所定時間毎に読取り、目標温度に応じた加熱量
を決定するフィードフォワード制御手段と、前記流出温
度と前記目標温度との偏差に基づいて、前記フィードフ
ォワード制御手段で決定された前記加熱量を所定時間毎
に補正して更新するフィードバック制御手段とにより加
熱量を制御する給湯器の温度制御装置において、前記フ
ィードバック制御手段は、前記流出温度検知手段の検知
温度を所定時間毎に読取り、該所定時間における温度差
を求める温度差算・山部と、該温度差に基づいて前記流
出温度の微分値を推定する微分値推定部とを有し、前記
フィードフォワード制御手段で決定された前記加熱量を
該微分値に基づいて所定時間毎に補正して更新すること
を技術的手段とする。
[作用] 本発明の給湯器の温度制御装置では、水量検知手段の検
知する水量と、入水温検知手段の検知する流入温度とが
所定時間毎に読取られ、フィードフォワード制御手段に
よる加熱量が決定される。
一方、流出温度検知手段によって検知される流出温度は
所定時間毎に読取られ、温度差算出部により所定時間に
おける検知温度の温度差が求められ、さらにこの温度差
に基づいて微分値推定部によって流出温度の微分値が推
定される。
そして、フィードフォワード制御手段により決定された
加熱量は、流出温度と目標温度との偏差と、推定された
微分値とに基づいて所定時間毎に、フィードバック制御
手段によって補正され更新される。従って、一定流量で
給湯が行われると、流出温度は次第に目標温度に接近す
る。
給湯中に、給湯量が変更されると、流出温度が変化する
。この変化は、検知温度に対して応答遅れを伴って現れ
るが、流出温度の微分値は、検知温度の温度差から求め
られるため、応答遅れを加味することによって実際の流
出温度の微分値を算出することができる。従って、加熱
量を速やかに変更することができる。
[発明の効果] 本発明では、所定時間における検知温度の温度差に基づ
いて流出温度の微分値が推定される。このため、流出温
度検知手段の検知温度を読取るための入力装置における
温度に対する細分化は、所定時間をおいて読取られたと
きに、検知温度の変化が識別できる程度であればよいた
め、比例制御に必要な程度の細分化をするだけで、フィ
ードバック微分制御を備えた応答性のよい温度制御を、
マイコンによって達成することができる。従って、流出
温度検知手段によって検知される検知温度信号をAD変
換してディジタル信号にするに際して、ボート数を多数
にする必要がないため、マイコンのハードにおける負担
を少なくすることができる。
また、それを処理するためのプログラムが簡略化される
ため、システムの開発期間が短縮でき、開発費用を削減
することができる。
また、上記の推定された微分値に基づいてフィードバッ
ク制御において微分制御が行われるため、流出温度検知
手段の検知遅れの影響を受けることなく、流出温度の変
化に対して速やかに反応して、加熱量を変更することが
でき、優れた応答性を得ることができる。
[実施例] 次に本発明の給湯器の温度制御装置を、実施例に基づき
説明する。
第2図にそのW4略を示すガス給湯器1では、給湯器ケ
ース10の内部にバーナプレート11が配され、給湯器
ケース10によって燃焼室10aと混合室10bが形成
されて、給湯器ケース10の下方に、燃焼用空気を供給
する送風8112を備えている。送風機12は、スクロ
ールケーシング12a内に羽根車12bを備え、図示し
ないモータによって羽根車12bを回転駆動する。
スクロールケーシング12aには燃料ガスを噴出するノ
ズル13が設けられ、給湯器ケース10およびバーナプ
レート11は、送風機12によって供給される一次空気
のみで燃焼する全−次空気燃焼器を形成し、燃焼ガスは
図示しない排気口から給湯器ケース10外へ排出される
燃焼室10a内には、バーナプレート11の近傍に、火
花放電を行うスパーカ電極14、炎検知のためのフレー
ムロッド15が設けられている。
また燃焼室10a内には、図示しない水供給源および給
湯口とそれぞれ接続された熱交換器16が設けられ、熱
交換器16の」ユ流には、熱交換器16へ流入する水の
流量と水温をそれぞれ検知する流量センサ17と入水温
サーミスタ18が、熱交換器16の下流には、加熱され
た湯水の温度を検知するための出湯温サーミスタ19が
それぞれ備えられている。
なお混合室10b内には、送風機12によって供給され
る混合気を均等にバーナプレート11へ供給するために
、多数の穴が設けられた整流板10cが配されている。
燃料ガスをノズル13へ供給する燃料管20には、上流
側から順に元電磁弁21、主電磁弁22、燃料ガスの下
流側の圧力を電流値に応じて調節するガバナ比例弁23
、燃料ガスを遮断するための電磁弁24がそれぞれ設け
られ、電磁弁24の上流と下流とはオリフィス25を備
えたバイパス管20aによって連通されている。オリフ
ィス25は絞り性能を高めるために設けられたもので、
電磁弁24が閉状態の場合には、ノズル13に代わって
オリフィス25によって燃料供給量が制限され、小燃焼
量が得られる。
制御装置40は、第1図に示すとおり、マイクロコンピ
ュータ(マイコン)としての中央処理装置(CPU)5
0、ROM41、RAM42、各センサおよびサーミス
タからのアナログ信号を処理するためのマルチプレクサ
やディジタル信号に変換するためのAD変換器等を有す
る入力インターフェース43、出力インターフェース4
4を主構成とし、使用者によって操作され希望する出湯
温度を設定するためのコントローラ40aと図示しない
安全回路を備え、点火制御、燃焼制御の各制御を行う。
CPU50は、ROM41内のプログラムによつて必要
な各制御動作を行うもので、入力インターフェース43
からの各入力に基づいた演算処理を行い、演算結果に応
じて出力インターフェース44を介して、各部を次のと
おり駆動制御する。
点火制御では、流量センサ17による通水信号が伝えら
れると、予め設定されたシーケンスで送風機12、スパ
ーカ電極14、元電磁弁21、主電磁弁22をそれぞれ
制御して点火を行う。
燃焼制御では、各サーミスタの抵抗値から得られる温度
信号と、熱交換器16を通過する水量に応じて発生され
る流量センサ17からのパルス信号およびコントローラ
40aによる設定温度に基づいて燃焼量Qを決定し、こ
の決定された燃焼量Qに基づいて送風機12、電磁弁2
4、ガバナ比例弁23を制御する。
ここでは、第1図に示すとおり、出湯温サーミスタ19
で検知される検知温度を処理するための機能部として、
実際の出湯温度を推定する温度推定部51と、出湯温度
の微分値を推定する微分値推定部52の各機能部とを備
え、これらの推定された微分値に基づいて、燃焼制御動
作を行って、給湯量が変更された場合に、出湯温サーミ
スタ19の応答遅れによって、出湯温度が不安定になら
ないように、その変化をできる限り少なくしている。
一般に、サーミスタにより検知される検知温度には被測
定温度に対して応答遅れがある。
このため、温度推定部51では、出湯温サーミスタ19
の検知温度の変化を利用して、実際の出湯温度を推定す
るものである。
すなわち、出湯温サーミスタ19で検知されて、読取ら
れる検知温度T(t)は、熱交換器16から流出する実
際の湯温TOutに対して応答遅れがあり、給湯量の変
更等によって、例えば第3図において、時間t1に湯温
TOutが破線Aに示すように湯温TOからTaへ変化
したとすると、実線日の出湯温サーミスタ19の応答遅
れは、一般に、T a−T (t ) ” (Ta−T
O) eXp −”’の関係で示される。(τはサーミ
スタの時定数)ここで、各位を時間ステップtの漸化式
に直して示すと、 実際の湯温’routは、 ・・・、Tout n−2、Tout n−1、Tou
t n検知温度T(t)は、 ・・・、Tn−2、Tn−1、Tn となり、また出湯温サーミスタ19による検知温度によ
る温度差ΔTnは、 ΔT n =Tn −’l’n−1 であるため、前各式を湯温’rout nについて整理
すると、 Taut n =Tn−1+ (exp ”’ −1)
 −’xΔTnここで、l’6)tp t/′l 、は
、通常1より大きな定数となり、時間ステップtがt=
0.1秒の場合には、定数r= (exp ” −1>
−’は、r=10程度とな・るため、 1”0LIt n ==’l”jl−1+10 XΔT
nの関係が得られ、これを今回の湯温’rout nと
しての推定値とする。
従って、本実施例では、時間tnにおける検知温度1゛
bを湯温とするのではなく、前回の時間ステップtの検
知温度Tn−1と、温度差ΔTnとから求めた推定温度
Toutnを実際の湯温と見なす。
また、微分値推定部52は、通常、・一定の時間ステッ
プt(0,1秒)で読取られる出湯温サーミスタ19の
検知温度からでは算出しにくい出湯温度の微分値を、上
述の検知温度による温度差ΔTnを利用して算出するも
のである。
すなわち、湯温Taut n 、検知温度]゛n、ステ
ップ間の検知温度の温度差ΔTnとしたとき、時間ステ
ップtについての湯温Tout n 、 ’rout 
n−1、・・・は、 Tout n =Tn−1+ (r xΔTn)−・・
■’l’out n−1=’l’n−2+(r xΔ’
l’n−1) 91.■(r:サーミスタの応答性に応
じて決まる定数)の関係で、上述のとおり推定すること
ができる。
従って、上記各式の差(■−■)より、湯温の微分値Δ
’i’outnは、 ΔTOUt n =TOut n −TOut n−1
=’l’n−1+ (rXΔTn) −(’f’n−2
+(r×ΔTn−1) )   ・・・■ここで、 Tn−1=Tn−2+ΔTn−1−・・■であるため、
式■を弐〇へ代入すると、Δ’routn=rΔTn+
(1−r)ΔTn−1となる。
このように、微分値ΔTOut nを、各時間ステップ
(所定時間毎)の検知温度の温度差Δ]゛nの関数とし
て求めることができる。
燃焼量Qを決定するためのCPU50の燃焼制御動作と
しては、フィードフォワード制御(FF制御)53と、
フィードバック制御(FB制御)54が行われる。
FF制御53は、運転開始後に上記の温度推定部51で
推定された湯温’t’outnと設定温度”i’set
との偏差dtが、1dtl≦yになるまでの間に行われ
る制御動作である。
FF制御53では、コントローラ40aによる設定温度
TSet 、入水温サーミスタ18で検知される入水温
度Tin、流量センサ17で検知される水量Wが所定時
間毎のサイクルでCPU50に読取られ、さらにあらか
じめ算出された熱交換率1/erfとから、 Q(FF)= (Tset −Tin) xW/eff
で燃焼量Q(FF)を決定する。
従って、FF制御53では、CPU50の読取り時間毎
に燃焼量Q(FF)が更新され、この燃焼量Q(FF)
に基づいて、送風機12およびガバナ比例弁23が制御
される。
FBitlJ御54は、湯温Taut nの変化に伴っ
て、前述の条件1dtl≦yになった場合に、出湯温度
を安定させ°るために行う燃焼量補正制御で、設定温度
T setと湯温との偏差による比例動作55と、外乱
による湯温Tout nの変化に応じて、燃焼量を速や
かに補正するための微分動作56が行われる。
これらの比例動作55、微分動作56は、CPU50に
よって所定時間毎に読込まれる出湯温サーミスタ19の
検知温度Tnに基づいて、上述の温度推定部51と微分
値推定部52によって推定された湯温TOut nと、
その微分値Δ’rout nとに基づいてそれぞれ得ら
れる比例補正IIP、微分補正IIkDを、前述のFF
制御53による燃焼量Q(FF)に対して、各補正量が
算出される毎に繰り返し加算する動作である。
FB制御54としての燃焼ff1Q(FB)は、Q (
FB) = Q (FF)+ P + Dで基本的に求
められ、時間ステップnについて燃焼量、比例補正量、
微分補正量をそれぞれQ(FB)n、Pn、Dnとする
と、 Q(FB)n−Q(FB)n−1+Pn+Dnで求めら
れ、各位が算出される毎に、逐次更新されるものである
ここで、比例動作55による比例補正11Pnは、設定
温度”i’setと湯温]’out nとの偏差と、水
量Wとから、 Pn=E (’rset −Tout n )  ・W
で求められる。ここでEは比例定数。
また、微分動作55による微分補正量Dnは、Dn=Δ
’1’0tlt n X d で求められる。ここでΔTOut nは、上記の微分値
推定部52で推定された出湯温度の微分値であり、dは
負の定数である。
燃焼制御では、こうして得られた燃焼量Qに対応するR
OM41内のデータに基づいて、送風機12を制御する
ここでは、決定された燃焼量Qに対応した送風機12の
制御電圧データが、ROM41に記憶されていて、燃焼
量Qが与えられると、それに対応したデータが使用され
るガス種に応じてCPU50の演算処理により読み出さ
れ、それに基づいた電圧が送風機12に印加される。
またガバナ比例弁23への通電電流値は、検出される送
風機12の回転数に基づいて決定される。
以上の構成からなる本実施例のガス給湯器1は次のとお
り作動する。
使用者がコントローラ40aによって出湯温度を設定し
、図示しない水栓を繰作して給湯を開始すると、所定の
シーケンスで点火が行われる。
着火がフレームロッド15によって検知されると、コン
トローラ40a、各センサおよびサーミスタの信号に基
づいてFF制御53の燃焼量Q(FF)が計算され、そ
れに基づいて送風機12とガバナ比例弁23が制御され
る。
その後、湯温”’t’out nが所定条件1dtl≦
yになると、湯温’rout nに基づいてFB制御5
4が行われ、比例動作55および微分動作56による各
補正値Pn、Dnが求められ、FB制御54における燃
焼量Q(FB)が決定され、必要な温度TOに加熱され
る。
給湯中に、例えば第4図の実&ICに示すように、時間
L1に使用者によって給湯量が変更され、給湯量が減少
すると、実際の出湯温度は実線りに示すとおり上昇する
このとき、出湯温サーミスタ19によって検知される検
知温度T(t)は、湯温には追随できず、破線Eに示す
とおり、絹やかに上昇する。
この湯温の変化を示す微分値Δ’rout nは、本実
施例では、湯温からではなく、検知温度T(t)の変化
量に基づいて算出されるため、実線Fに示すとおり、実
際の湯温の変化に応じた微分値が得られ、破線Gで示し
た従来の場合のように、微分値に遅れが生ずることがな
い、従って、時間t1から時間t2において、実線■(
に示すとおり、微分補正量D1が得られ、フィードバッ
ク制御54における微分動作56が速やかに行われる。
この結果、破線Iに示す従来の場合のように、微分補正
;IDIが遅れるようなことがなく、燃焼量を速やかに
補正することができ、出湯温度を安定させることができ
る。
以上のとおり、本実施例では、フィードバック制御にお
いて微分制御が行われるため、フィードフォワード制御
において、流量の変化等の検知量が十分に検知されにく
い場合であっても、出湯温度の変化に基づいて燃焼量が
速やかに変更され、出湯温度を設定温度に確実に近付け
ることができる。
また、この微分制御のための出湯温度の微分値は、サー
ミスタに検知された検知温度の変化値に基づいて推定さ
れるため、出湯温サーミスタに検知される検知温度をマ
イコンに入力するための入力ボート数を、フィードバッ
ク比例制御において必要な程度に細分化するだけでよい
ため、入力ボート数を少なく設定でき、マイコンのハー
ドの負担を少なくすることができる。また、それを処理
するためのプログラムが簡略化されるため、開発期間が
短縮でき、開発費用を削減することができる。
本実施例では、ガス給湯器を示したが、温水式暖房機、
床暖房、セントラルヒーティングでもよい また、加熱源はガス、石油等による燃tn機器に限定さ
れず、電気加熱によるものでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス給湯器の制御装置の
l!能的楕成を示す機能ブロック図、第2図は本実施例
のガス給湯器の構成を示す概略図、第3図は被測定温度
と検知温度との関係を示すタイムチャート、第4図は本
発明の作動説明のためのタイムチャートである。 図中、17・・・流量センサ(水量検知手段)、18・
・・入水温サーミスタ(入水温度検知手段)、19・・
・出湯温サーミスタ(流出温度検知手段)、51・・・
温度推定部(温度差算出部)、52・・・微分値推定部
、53・・・フィードフォワード制御(フィードフォワ
ード制御手段)、54・・・フィードバック制御(フィ
ードバック制御手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱交換器へ供給される水量を検知する水量検知手段
    と、前記熱交換器への水の流入温度を検知する入水温度
    検知手段と、前記熱交換器から流出する湯水の流出温度
    を検知する流出温度検知手段とを備え、前記水量検知手
    段によって検知される水量と前記入水温検知手段によっ
    て検知される流入温度とを所定時間毎に読取り、目標温
    度に応じた加熱量を決定するフィードフォワード制御手
    段と、前記流出温度と前記目標温度との偏差に基づいて
    、前記フィードフォワード制御手段で決定された前記加
    熱量を所定時間毎に補正して更新するフィードバック制
    御手段とにより加熱量を制御する給湯器の温度制御装置
    において、 前記フィードバック制御手段は、前記流出温度検知手段
    の検知温度を所定時間毎に読取り、該所定時間における
    温度差を求める温度差算出部と、該温度差に基づいて前
    記流出温度の微分値を推定する微分値推定部とを有し、
    前記フィードフォワード制御手段で決定された前記加熱
    量を該微分値に基づいて所定時間毎に補正して更新する
    ことを特徴とする給湯器の温度制御装置。
JP551789A 1989-01-12 1989-01-12 給湯器の温度制御装置 Pending JPH02187557A (ja)

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