JPH02178625A - 強誘電性液晶表示装置 - Google Patents

強誘電性液晶表示装置

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JPH02178625A
JPH02178625A JP33443988A JP33443988A JPH02178625A JP H02178625 A JPH02178625 A JP H02178625A JP 33443988 A JP33443988 A JP 33443988A JP 33443988 A JP33443988 A JP 33443988A JP H02178625 A JPH02178625 A JP H02178625A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は強誘電性液晶表示装置に関するものである。
従来の技術 液晶表示装置は薄型化・軽量化・低電圧駆動可能などの
長所により腕時計や電卓等に利用されている。しかし現
在使用されているネマティック液晶は応答速度が数ミリ
−数十ミリ秒と遅いために高速応答が不可能であり、利
用分野は限られている。一方強誘電性液晶はマイクロ秒
単位の応答速度及びメモリ効果のために高速表示素子、
メモリ形デイスプレィ、液晶シャッターなどの分野に適
用が可能である。しかし、強誘電性液晶は従来のネマテ
ィック液晶と違い、層構造を形成しているために小さな
衝撃を加えただけで配向が大幅に乱れてしまう。
発明が解決しようとする課題 従来の液晶表示装置はネマティック液晶を用いているた
めに外部からの衝撃に対して強く、配向部れに対する防
止策は考えられていなかった。
本発明は外部からの衝撃に弱い強誘電性液晶を用いた液
晶表示装置強誘電性液晶の配向部れを防止することを目
的としている 課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために強誘電性液晶パネル
を透明で箱型の外枠で覆い、強誘電性液晶パネルと外枠
との間に弾力性のある緩衝材を複数個設置するものであ
る。あるいは強誘電性液晶パネルを透明で箱型の外枠で
覆い、強誘電性液晶パネルの表示部分以外の強誘電性液
晶パネルと外枠との間を発泡性の接着剤で固めるもので
ある。
作用 この構成により外部からの衝撃が緩衝材によシ吸収され
強誘電性液晶パネルにまで伝達されにくくなるので1強
誘電性液晶の配向膜れを防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例による強誘電性液晶表示装置に
ついて図面を用いて説明する。なお、第2図〜第7図に
おいてi1!1図と同一箇所については同一番号を付し
ている。
(実施例1) 配置された2枚のガラス基板1.2の間に強誘電性液晶
3が封入されている。すなわち、ガラス基板1.2の間
の縁部はシール樹脂4でシールドされており、強誘電性
液晶3は完全に封止されている。またガラス基板1とガ
ラス基板2との間隔はスペーサ6によって一定に保たれ
ている。ガラス基板1.2の対向している面には配向膜
6,7が設けられ、強誘電性液晶3の配向処理が施され
ている。配向膜6,7の上には、透明な電極8.9が設
けられている。またガラス基板1.2のもう一方の面に
は各々偏光板10.11が配置されている。以上の構成
の強誘電性液晶パネルは、透明なアクリル樹脂からなる
箱型の外枠12に覆われている。この強誘電性液晶パネ
ルの偏光板10の上面の縁部と外枠12との間、及び偏
光板11の下面の縁部と外枠12との間には、複数個の
ゴムからなる緩衝材13が設置されている。
本実施例によれば、外部からの衝撃がパネルに伝わるよ
りも先に緩衝材13に伝わシ、外部からの衝撃を緩衝材
13が吸収する。これにより、従来外部からの衝撃で配
向膜れをおこしてい九強誘電性液晶パネルは配向膜れが
なくなり、均一な配向を維持できるようになる。なお、
上記の実施例において緩衝材13としてゴムを用いたが
、ゴムの代わりにバネなどでも良く、すなわち弾力性の
ある緩衝材ならば可能であり、またゴムボールのような
球状中空体よシなる物質でも可能である。
また、その球状中空体内に液体が充填された物質でも可
能である。
また本実施例は透過型1反射型いずれの強誘電性液晶表
示装置にも利用できる。
なお、第2図a、bに示すように、ゴムチ二プ状の環状
中空体を緩衝材14として用いて、強誘電性液晶表示パ
ネルの表示部分以外の縁部と外枠12との間に緩衝材1
4ft充填してもよい。また第3図a、bに示すように
、板状の緩衝材16を用いて1強誘電性液晶表示パネル
の側面から偏光板10.11の縁にかけて外枠12との
間に緩衝材16を充填してもよい。これらの緩衝材14
゜16も弾力性のある材料なら何でも良い。
(実施例2) 第4図a、bに本発明の第2の実施例を示す。
本実施例は反射型強誘電性液晶表示装置である。
第1の実施例と同一の部分は説明を略すと、本実施例の
強誘電性液晶表示パネルは、反射型なので偏光板11の
下面に反射板16が設けられている。
またもう一方の偏光板10は本実施例では有していない
。このような構成の強誘電性液晶パネルのガラス基板1
の上面の縁部と外枠12との間には複数個のゴムからな
る緩衝材13を配置し、一方、反射板16の後部には第
2図すに示すような板状のゴムからなる緩衝材17が配
置されている。この緩衝材17は強誘電性液晶パネルの
後部全面を覆っているので、反射型のみに使用できる。
緩衝材17の材質は緩衝材13と同様であり、実施例1
で示した様な種々の物質が考えられる。
本実施例によると、第1の実施例よりも衝撃を吸収する
緩衝材170面積が広いので強誘電性液晶の配向膜れを
より一層防止することができる。
(実施例3) 第6図と第6図に本発明の第3の実施例を示す。
本実施例では強誘電性液晶表示パネルは、第1の実施例
と同一である。まず第5図を用いて説明すると、この構
成の強誘電性液晶パネルの偏光板10の上面の縁部と外
枠12との間、及び偏光板11の下面の縁部と外枠12
との間に帯状に発泡性の接着剤1Bを配設し、外枠12
に強誘電性液晶表示パネルを弾性支持して配設したもの
である。
発泡性の接着剤18として、例えばK X 52人・B
(信越シリコーン社製)などを用いる。この発泡性の接
着剤18は数分後にスポンジ状となりクツション効果を
もたらす。
本実施例によれば、外部からの衝撃がパネルに伝わるよ
りも先にスポンジ状となった発泡性の接着剤18に伝わ
り、その衝撃を発泡性の接着剤18が吸収することによ
り、従来配向部れをおこしていた強誘電性液晶パネルは
配向部れがなくなり均一な配向を維持できるようになる
また本実施例は透過型9反射型いずれの強誘電性液晶表
示装置にも利用できる。
なお第6図に示すように、強誘電性液晶表示パネルの側
面全体と外枠12との間に発泡性の接着剤18を配設し
ても、同様の効果が得られる。
(実施例4) 第7図に本発明の第4の実施例を示す。本実施例は反射
型強誘電性液晶表示装置である。本実施例では強誘電性
液晶パネルは、第2の実施例と同一である。この構成の
強誘電性液晶パネルのガラス基板1の上面の縁部12と
の間に帯状に発泡性の接着剤18を配設し、一方、反射
板16の後部には全面に発泡性の接着剤18を配設した
ものである。
本実施例によると、第3の実施例よシも発泡性の接着剤
18の衝撃を吸収する面積が広いので強誘電性液晶の配
向部れをより一層防止することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、外部からの衝撃を緩衝材
または発泡材が吸収するため、衝撃により強誘電性液晶
の配向が乱れるのを防止でき、これによシ均一な配向を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における強誘電性液晶表
示装置を一部を断面で示す斜視図、第212・・・・・
・外枠、13,14,15.17・・団・緩衝材、18
・・・・・・発泡性の接着剤。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名は緩
衝材14の上面図、第3図1は本発明の第1の実施例に
おける強誘電性液晶表示装置を一部を断面で示す斜視図
、第3図すは緩衝材16の上面図、第4図1は本発明の
第2の実施例における強実施例における強誘電性液晶表
示装置を一部を断面で示す斜視図、第6図は本発明の第
3の実施例における強誘電性液晶表示装置を一部を断面
で示す斜視図、第7図は本発明の第4の実施例における
強誘電性液晶表示装置を一部を断面で示す斜視図である
。 1.2・・・・・・ガラス基板、3・・・・・・強誘電
性液晶、4−・− 5−・・ 6.7−・− 8、?−・ InI3−・− 12−・− 13−・− シール相聞 スペーサ 配向順 WI 肩′L@ 外   梓 繍*a (α) 第 r 図 R 第 図 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強誘電性液晶パネルを透明で箱型の外枠で覆い、
    強誘電性液晶パネルと外枠との間に弾力性のある緩衝材
    を複数個設置することを特徴とする強誘電性液晶表示装
    置。
  2. (2)強誘電性液晶パネルの表示部分以外の強誘電性液
    晶パネルと外枠との間に弾力性のある緩衝材を充填する
    ことを特徴とする請求項1記載の強誘電性液晶表示装置
  3. (3)強誘電性液晶パネルを透明で箱型の外枠で覆い、
    強誘電性液晶パネルの表示部分以外の強誘電性液晶パネ
    ルと外枠との間を発泡性の接着剤で固めることを特徴と
    する強誘電性液晶表示装置。
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