JPH02178535A - 空気調和機の送風装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機等において、送風を行う送風装置
に関するものである。

従来の技術 近年、居室の有効利用や美観向上のため、空気調和機の
本体を天井の中へ埋込む、いわゆるビルトイン化が急速
に進んでいる。そのため空気調和機は、大きな部屋でも
、温度分布の良い二方向吹出しの室内ユニットが求めら
れ、天井の中に埋込むスペースを出来る限り少なくする
ために、必要性能をもつ送風装置を、小形に出来る構造
が必要となってきた。

従来、この種の送風装置は、例えば、第３図および第４
図のような構造になっていた。すなわち空気調和機１０
１の内部に２個の熱交換機１０２．１０３および熱交換
機１０２．　１０３に凝縮して発生したドレン水を受け
る２個の水受皿１０４．　１０５を具備している。送風
機室１０６に２個の電動機１０７．１０８を具備し、遠
心式多翼送風機１０９．　１１０を軸１１１゜１１２に
より電動機１０７．　１０８と連結している。風ｒｌ　
１１３．　１１４Ｌ！仕切板１１５．　１１６ニそれぞ
れ固定されている。電動機１０７．　１０８を回転され
ることにより、遠心式多翼送風機１０９．　１１０が駆
動して、送風することができる。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、２個の電動機、２
個以上の遠心式多翼送風機、２個以上の風胴が必要であ
り、部品点数が多く、コストが高くつき、送風機室を大
きくつくらなければならないため、空気調和機自体が太
き（なり、天井の中のスペースを多く占める課題があっ
た。

本発明は、上記課題に鑑み、従来の空気調和機の送風装
置に見られる欠点を除去するもので、組立時間の短縮、
送風機室の小形化、空気調和機の小形化、コストの低減
、制御ＵＳ化を実現することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決する本発明の技術的手段は、熱交換機、
水受皿を配置した２個の熱交換器室の中央に、遠心式多
翼送風機を軸により連結させて、駆動させる電動機を送
風機に具備し、遠心式多翼送風機の風胴を軸に直交する
面で二分割し、かつ仕切板を設け、風胴の片方を、軸を
中心に回転させて、熱交換器室と送風機室とを仕切る仕
切板にそれぞれ取付けたものである。

作用 かかる構成により、電動機が１個、遠心式多翼送風機が
複数個、遠心式多翼送風機の風胴が複数個ですみ、電動
機が１個なので、制御が簡単になる。また、送風機室自
体を小さくすることができ、空気調和機本体を小形化す
ることにより、天井の中のスペースを少な（することが
できる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図および第２図において、１は空気調和機本体で、
内部には、熱交換器２．３および、熱交換器２．３に凝
縮して発生したドレン水を受ける水受皿４，５を配置し
た２個の熱交換器室６．７と、これらの中央に、送風機
室８を具備している。

９は遠心式多翼送風機で、軸］０により連結されており
、軸１０の端を、電動機１１と接続して遠心式多翼送風
機９を駆動する。　１２．１３は遠心式多翼送風機９の
風胴で、軸１０と直交した面で二分割し、それぞれ仕切
板１４．１５を設け、片方の遠心式多翼送風Ｉ１９の風
胴１３を、軸１０を中心に１８０度回転させて、熱交換
器室６．７と送風機室８とを仕切る仕切板１６．１７に
それぞれ固定している。

上記構成において、遠心式多翼送風機９を駆動させ、送
風することについて説明する。

まず、電動機１１が回転することにより、軸１０に連結
された遠心式多翼送風４ｉ！９が駆動する。遠心式多翼
送風機９の風胴１２．１３は、同一断面形状で仕切板１
３．１４によって仕切られているため、遠心式多翼送風
機が駆動することにより、送風機室８より熱交換器室６
．７のそれぞれに送風される。

発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明の空気調和機の
送風装置によれば、２個の遠心式多翼送風機を軸で連結
し、軸の片端を１個の電動機と接続し、遠心式多翼送風
機の風胴は、軸と直交する面で二分割し、仕切板をつけ
て、風胴の片側を１８０度回転させ、仕切板に固定する
ことにより、部品点数を少なくして各熱交換器への送風
が可能となり、しかも作業性が向上し、組立工数の削減
が図れ、コストダウンにつながる。また電動機が１つの
ため、制御も簡単になり、送風機室の小形化が図れて、
空気調和機自体、小形化でき、天井の中のスペースが小
さくてすみ、裾付場所の制約が緩和されるとともに、電
動機のサービス作業も大巾に改善される等、種々の利点
を有するものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す送風装置を具備した空
気調和機の側面図、第２図は同送風装置を具備した空気
調和機の上面図、第３図は従来の送風装置を具備した空
気調和機の側面図、第４図は同送風装置を具備した空気
調和機の上面図である。 ９・・・・・・遠心式多翼送風機、１０・・・・・・軸
、１１・・・・・・電動機、１２．１３・・・・・・遠
心式多翼送風機の風胴、１４１５・・・・・・仕切板、
１６．１７・・・・・・仕切板。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名舷 刷

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱交換器、水受皿を配置した複数の熱交換器室の中央に
   、遠心式多翼送風機を軸により連結させ、前記遠心式多
   翼送風機を駆動させる電動機を具備した空気調和機にお
   いて、遠心式多翼送風機の風胴を軸に直交する面で二分
   割し、さらに前記二分割される風胴に軸に直交する面に
   、前記遠心式多翼送風機を収納した送風室と、この送風
   室の両側に位置する熱交換器室に仕切る仕切板を設け、
   前記二分割された風胴の一方を一方の熱交換器室へ、他
   方を他方の熱交換器室へそれぞれ開口した空気調和機の
   送風装置。